飾り格子〜もだいぶ進んできたことだし、そろそろ別のものに手を着けるのもいいかなあと思い始めたのですよ。 そんな訳で……
Tatting by the Bay さんで配布されている、魔方陣フリーパターン、「 Mary Konior's "Patchwork" as a magic square 」の試作を開始★ ■Tatting by the Bay: Mary Konior's "Patchwork" as a magic square http://tattingbythebay.blogspot.jp/2016/10/ mary-koniors-patchwork-as-magic-square.html 配布ページを拝見していた時は、正直あまりそそられずにいたのですが……しかしレタスなお方のブログで、すごく大きいサイズをいろいろな糸で作られているのを拝見したら……なんだかすっごく楽しそうで(笑) うん、食わず嫌いはよろしくないねと、まずは試しに2×2に挑戦してみることにしました。 しかし……ううむ……とりあえず、両手×14+糸玉で開始したのですよ。 少しでも在庫を減らして行こうという(半ば無駄な)心がけに基づき、もしかしたら芯が透けて見えてきているかもしれない気がする、オリムパスのプラチナレース糸を使用。これ、買った時は超でかい200g大玉だったんですが、ようやく終りが見えてきたかな…… 閑話休題。 配布ページでは特に言及されていません(推定)が、結び図を見る感じ、おそらくは本来シャトル2個使うタイプなんだと思います。しかしレタスなお方はSLT(糸の交差)を駆使して、シャトル1個+糸玉で結っておられるとのことで、私もそちらで始めてみたのです。 このやり方なら、うちの「花鞠の魔方陣」も、シャトル1個でできますよね……シャトルに糸巻く手間が半分になりますし、最初にシャトル用の糸を巻き取るか糸玉ふたつ用意しておけば、糸繋ぎの手間も格段に抑えられるはずです。必要なシャトル糸長の計算も楽そう。 ただなあ……う〜ん(悩) チェインの向きを変えるつどSLTを入れてると、各チェインの長さがめっちゃ揃えにくいッス(−ー;) あと進む方向に、どうも混乱をきたしてしまうというか。特に最初のまだ形が見えてこない段階だと、かなり悩んじゃいます。 これも修行というか、慣れてくれば意識せずにできるようになるのか、それとも多少の手間や糸のロスは飲み込んで、さくさく結えるシャトル2個使用で行くか……これは人それぞれ、やりやすい方法で行けば良いのでしょうが……とりあえず、この第一試作はこのまま行ってみますけど。 何にせよ、最大限優先すべきは「結っていて楽しめるか」、なのでねww 意外と強度がしっかりしてそうですし、飾りピコも少なめだから、在庫が山になっている柔らかめのPuPuとか、あるいは撚りが甘くてピコ割れしがちな Le Cotton あたりを使ってみるのも良いかも……?
No.125
(創作 >> タティングレース)
更新情報(2018/02/02)
2018年02月02日(Fri)
閲覧室の「その他書架 」で、著作権切れテキスト「斑 《 まだら 》 の蛇」の五話目をUPしました。 原作はシャーロック・ホームズの『まだらの紐( The Adventure of the Speckled Band )』です。 やはり火掻き棒のエピソードは外せませんよねww ……しかし「レザーヘッド」の「サリー」が、「國府津」の「都築郡」になっているのとかはまあともかく、御者の人の話しているセリフが、『た「〜〜」』という表記になっているのは、いったい何の略なんでしょう? 原文を見る感じ、御者は「 driver 」なんですよね。なぜに『た』……?
No.126
(更新)
なんのために結うのか
2018年02月03日(Sat)
お昼休みなどの空き時間や、自宅でテレビを見ながらシャトルを動かしていると、よく向けられる質問があるのですよ。 いわく、 「で、それは何になるの?」 と。 ……うん、確かに訊きたくなるのはよく判ります。 そこでさらっと「花瓶敷きです」とか「コースターです」とか答えられるうちは、まあ良いんですが……30cmオーバーの真四角とかを作っていると、その答えもいささか苦しく。 最近の定番返答は「テーブルセンターです」なんですが……我が家にそんな大量のテーブルはない(苦笑) タティングをされる方の動機はいろいろ、作りたいものも様々あることでしょう。 でも私はぶっちゃけ、ひたすら無心で手を動かして、あとは出来上がってくる模様を見てうっとりしたいという、ただそれだけというのが正直なところなんですよねえ(^ー^;;)ゞ タティングレースって強度がいまいちですから、ショールとかにも向かないし、そもそもそんなお洒落な服装なんてしないからなあ…… 次の更新で、花冠シリーズのレシピをUPするべく、鋭意編集作業中です。
透け感を出そうとしたら、うっかり40目チェインとか阿呆な目数を連発してしまったデザインですが……せっかくだから公開しようかと。 誰か一人でも、琴線に触れてくれたら良いなあ……(苦笑) そして以下は私信につき畳みます。
No.130
(創作 >> タティングレース)
悪徳領主ルドルフの華麗なる日常
2018年02月04日(Sun)
読書記録: ■悪徳領主ルドルフの華麗なる日常〜56 悪徳領主の慈善事業 https://ncode.syosetu.com/n6464dj/ 魔の領域に囲まれた、最果ての地、ファーゼスト領。その土地を治めているファーゼスト辺境伯一族には、恐るべき秘密が存在していた。かの一族の初代は、はるかな昔、神々によって封印された大悪魔を見つけ出し、人々の怨嗟を捧げることで富と名声を得るという契約を結んでいたのだ。 かくして魔の領域を領地として得たファーゼスト家は、子々孫々この秘密を受け継ぎ、屋敷の地下に存在する悪魔へ負の感情を捧げるべく、代々悪事の限りを尽くしていた。 ことに現当主ルドルフ=ファーゼストは、若いながらも傑出した、王国内でも知らぬ者はないと言われる程の存在である。 黒麒麟とすら称される彼は、放っておけば勝手に増える平民(かちく)を、適当に召し上げては他の土地へ売り飛ばし、他の貴族から金貨1万枚を貸してくれと頭を下げられれば、5万枚にして返せという契約書を叩きつける。飢饉による不作から食糧援助を願ってきた貧乏貴族へは、豚の餌ならくれてやろうと毒の芋を売りつけ、領内で暗躍する麻薬組織に密かに渡りをつけては、人々を虜にする『魔法の白い粉』を入手する。 悪徳の限りを尽くす領主の元には、今日も富と名声と人々の『涙』が集まってくるのであった(※嘘は言っていない)。 領主視点と他者視点が交互に語られてゆく、一種の勘違いモノ(笑) 基本は読み切り連作で、アース・スターノベルから書籍化済。ダイジェスト化なし。 普通の勘違いは、特に考えなく適当なことをやったら良い方向に勘違いされて……というパターンですが、こちらの場合、積極的に悪事をしようと画策し、当人自身その悪事が成功したと思っているのに、第三者から見ると、どれもこれもが素晴らしい善行にしか思えない結果に収まっているという感じ。 それがルドルフだけではなく先祖代々の傾向で、当の大悪魔からすら「この一族は毎回、予想の斜め上を行く」「因果を捻じ曲げるかのごとく、我が儘放題、好き勝手する度に、方々から感謝の念を集めまくる」と評される始末ww なまじ当人がものすごく真面目に悪事を働いているだけに、なぜそれに気付かない!? と、だんだん笑えてきます。ってか執事さんとかは、どこまで判ってルドルフに従ってるんだろう……ドクイモのくだりあたりからして、彼もやっぱり代々の当主をただのツンデレだと思ってるのかなあ(苦笑) ……そして、 最近、オンライン小説はもっぱら、読み上げアプリ使って読んで(聴いて)いるのですが。 テキスト読み上げに使用している Android タブレットの、イヤホンジャックが壊れちゃいました _| ̄|○ イヤホン自体には問題ないのに、どれを挿しても音が聞こえてこない…… Bluetooth イヤホンが充電切れになったら、その充電が終わるまでの最低一時間は、有線イヤホンが頼みの綱だったのに(しくしくしく) 車の廃車と言いこれと言い、ダメージが続く……
No.133
(読書)
明日どうしよう(汗)
2018年02月05日(Mon)
少し前の、積雪量自体は少ないけれど、パウダースノーが舞う寒波も厳しかったですが、昨日から積もり始めた雪が、湿った重たい系でなかなかやばいことになっています(汗) スノーブーツの履き口越えるほどの量が積もるわ、中途半端に溶けては凍り直すわ……自室の窓に氷柱できてるの見たのなんて、何年ぶりだ?? ……ってか、天気予報見たら、今日の午後から明日にかけて、湿雪から乾雪に変わってる……(((( ;゜Д゜)))) ガクガクブルブル しかも明日の予想最『高』気温−1度って、ここらだと何年に一度レベルだぞ……明日の病院、どうしよう。車使えなくなったから、自転車しか選択肢ないのに、絶対に無理だ…… あ、タブレットのイヤホンジャックは、なんか直ったっぽいです。 あきらめきれず、着け心地が微妙なふっるいモノラルイヤホンを挿してみたら、かすかだけど音が聞こえたのですよ。本体を最大音量にしても、耳澄まさないと聞き取れないレベルだったんですが。それでもこれでなんとかなる!(・∀・)!と喜びつつ、さらにあきらめ悪く今までうんともすんとも言わなかったカナル式ステレオイヤホンをもう一度挿してみたら……あれ、聞こえる!? その他のステレオモノラル変換プラグや、イヤホンマイクなども、まるで何事もなかったかのように動作するようになりました。 いったい何だったんだ……まあ、結果オーライということで。これからも作業しながらいろいろ聞けそうでほっとしました(ため息)
No.137
(日常)
凶器になりそうww
2018年02月06日(Tue)
今日も今日とて、青空が見えたかと思えば、すぐまた吹雪。 おかげで軒先の氷柱がどんどん成長中です。
……自室の軒先でこの長さを見るのは初めてすよ。 軒まで手が届かないんで断言はできませんが、それでも長いやつとか、たぶん80cm近いです<一応巻き尺伸ばしてみた 路面もアスファルト見えるどころか、いったんシャーベット状になったあと凍り直した上にパウダースノーが降り積もって、車が通るたびにガリッゴリッベキッて音が鳴ってる状態です(汗) 病院は……とりあえず行きは次兄が車を出してくれましたが、迎えを頼むのは駄目っぽかったので、病院の受付で相談した結果、なんとかバスで帰宅できるルートを見つけ出すことができました。 ……一時間に二本しかない上、バス停まで歩いてどれぐらいかかるか読めない&雪でバスが遅れた結果、めっちゃ吹雪いてる吹きっさらしのバス停で、ぽつんと一人、三十分近く待つ羽目になりましたが。こうと判っていたら、革手袋とかロングコート……あるいはせめて、傘を装備して行ったのに(−ー;) ほんと、こういう時にタブレット&ワイヤレスイヤホンで小説読み上げはありがたいですよ……少しでも気が紛れる……(遠い目) ちなみにバスのドアも寒さと雪でおかしくなっていたらしく、開くは開くけど閉まらないので、お客さんが乗ってくるたび、運転手さんが席立って、雑巾片手に閉めに行ってたって、どんだけ…… ともあれ、雪のせいでいつもは混んでいる病院に全然人がおらず、結果帰路に時間をかけてもそれなりにいつもと変わらない時刻に帰宅できたのは良かったです。あと、今後の見通しが経ったことも。 とりあえず、これからもバスで動くことを鑑みて、乗り換え検索できるサイトをφ(..)メモメモ。 ■バス乗換案内 - NAVITIME https://www.navitime.co.jp/bustransit/?fromlink=footer 父がうるさいので、基本スマホでネットできない私ですが……雪とかの日に帰宅ルート調べるぐらい、頼むから勘弁してくれ…… 途中で別のものに寄り道しつつも、ちまちまと進めていた飾り格子は、ついにメインシャトル最後の糸継ぎまで到達しました。
3度目の糸継ぎで、残り8分の1.5強。 両手を広げた長さ×(15+20+20+20)で全体の8分の6.5弱まで来れましたから、あとは75÷6.5×1.5で、両手×17.5強ぐらいで足りますかね? どのみちサブシャトル側でもう一回継がなきゃならないっぽいですから、何ならそちらも少し多めに見積もって、どちらか足りなくなったらSLTで最後まで保たすってことで。
No.142
(日常)
自室のパソコン前に座ると、ちょうど目に入る位置にある、軒下のつらら。 どうも目算で1mを超えていそうな気配が<既に先端が窓枠と同じ高さに届きかけている
透明度も高くて、なんだかとっても綺麗。 本当なら、安全のためにも早いうちに叩き落とすべきなのでしょうが……ここまで来ると、なんだかどこまで成長するか見てみたくなってくる気持ちがww 駐車場の真上のとかは昨日のうちに落とした(そして今日の夕刻には何事もなかったかのように再生していた)のですが、真下が我が家の庭のこれは、まあ通行人や車を傷つけることもないだろうとそのままにしています。 明日あたりから寒さも緩むそうですから、きっとこれが最大サイズでしょう。たぶん、きっと…… そんな本日は、バス通勤デビューしてみました。 現状自転車で動くのが不可能なのは無論のこと、近年の積雪はなんとか徒歩でしのいできたものの……さすがに今回ばかりは無理(汗) そこで市内の地図とバスの路線図と、昨日メモした乗換案内サイトを頼りに検索しまくって、なんとか必要なバス停とバス名を割り出しました。 バスなんてまともに乗っていたのは小学生の時ぐらいで、しかも今は引っ越した上に市内の路線も道路事情も大幅に変わっているので、当時の知識なんてほとんど役に立ちません(−ー;) それでもどうにか、やはり一時間二本程度しかないバスをうまく乗り継げば、いつも自転車で通勤しているのと比べて、10分オーバーぐらいの所要時間で出勤できそうな感じ。 ……帰りは最寄りバス停を通る路線が最終を過ぎているため、三番目ぐらいのバス停を選ぶ結果、歩く時間がいささか増えますが……それでもまあ数百m分程度の違いです。 で、もって。 朝は三十分に1本のバスがちょうど三十分遅れたのか(苦笑) 時刻表より5分ほど早く来たバスに乗り、本来なら10分ぐらい乗り換えを待つバスも、最初のを降りるのとほぼ入れ替わりに来てくれたので、大慌てで乗り込んだ結果、いつもの自転車出勤とほぼ変わらないぐらいの時間で到着することができました。 ……ただ、帰りが(−ー;) もうどれがどれだか判らないぐらいバスが遅れまくったうえ、降りたバス停から自宅まで吹雪の中、凍りついた道をよろよろしながら歩いた結果、普通の天気なら自転車で20分、全行程歩いても30分ちょいぐらいの道のりに、一時間四十分かかりましたよ……うちバスに乗ってた時間なんて20分ぐらいだし(遠い目)<ほとんど雪の中で立ってるか歩いてるか それでもまあ、あの雪の中をフルで歩き続けるのは確実に無理ゲだったので、良しとしますかね……ふふふ…… 飾り格子〜その2の4×4サイズは、ついにサブシャトルも最後の糸継ぎに。
こちらは2度目に繋いだシャトルを使い切って、全体の8分の6.75に少し足りないぐらい。 私は基本、FR( Floating Ring )を作成する方をサブシャトルと呼称しているのですが、サブの方が減りが早いって、割りと珍しくないですかね……って、花鞠〜と花冠〜確認したら、意外とそうでもなかった(苦笑) まあ、ともあれ。 少し多めに見積もって両手×12を巻いて繋いだので、あとは最後まで突き進むのみです★
No.144
(日常)
これはここまでか
2018年02月10日(Sat)
ニュースによれば、昨日の最低気温は−7度に達したそうで。 ……過去の記憶で一番気温が低かった時が、確か−5だか6だかだった気がするんですが。あの時はさすがに「今日は早く帰れ」って言われて、定時より一時間以上早く退社させられて、しかも道路がブラックバーン状態になっていて非常に怖かったんですが。 それをさらに下回ったとは……(汗) しかも市内にあるけっこう大きめの湖の、湖面が凍ったというニュースを見て、さらにビビりました。 あの湖に氷が張ったのなんて、昔話でしか聞いたことねえよ……と思ったら案の定、半世紀ぶりのことだそうです。沿岸部だけじゃなくけっこう沖合まで凍っていて、漁船の漁師さんが棒で氷を叩き割りながら、後ろに亀裂を残しつつ進んでいく映像がすごいインパクトありました。 ……週明けはまた「今シーズン最大の寒波」が来るって予報が出てますけど、本当に大丈夫なのか……(汗) で、魔方陣化前提で考えていた、先日のスクエアモチーフ。 目数を調整したり、複数枚繋いだ時の強度を増すために、接続用リングを外周に追加したりとか、いろいろ試行錯誤してみたのですが。
……やっぱり形がいまいち整わないし、どうも画像アプリで四枚並べてみた結果、やはりデザイン上『ひっくり返し』て基礎モチーフその2化するのが(少なくとも私の技術では)無理っぽいので、諦めることにしました。 ううむ、オニオンリングは基礎モチーフ1の四方に配置しないと、ひっくり返せないみたいだなあ(´・ω・`) 未だに、魔方陣化できる条件が、いまいち把握できていません。 とりあえず、「繋ぐこと前提のスクエアモチーフ」で「一段で終わること」という条件が外せないのは確かなのですが……難しいです。 とりあえず、初心に返って、もう少しシンプルな感じで、
スマホが充電切れたので、EveryPad で撮影してみたら、いつもにもまして画質がアレなことになっちゃってますが(苦笑) なんというか、今まで作ったデザイン3つを全部足して3で割ったような雰囲気になりつつ……とりあえずダブルピコは止めました。あれやると結う手間が三倍ぐらいになるんですよね……
No.150
(創作 >> タティングレース)
初心に戻ったシンプルなスクエアモチーフ(魔方陣化前提)。 ひとまず形にはなりました。
基礎モチーフその1。 使用糸はPuPuのCol.15マリンブルーで、モチーフ1枚につき、メイン・サブ共に両手×2.25必要といったところでしょうか。
サイズはおおよそ5.5cm四方。 だいたい花鞠〜と同じぐらいの大きさです。 中心に向かうピコがなかなか均等な間隔になってくれなくて、目数調整に手間取りました。あとなんちゃってJan’sメソッドにも挑戦してみたのですが、やたら混乱する上に、締め具合やピコサイズの手加減がこれまでと全然変わってくるので、今回は導入をあきらめました(´・ω・`) とりあえず、四枚繋ぐと、こんな状態。
中央がかなりぽっかり空いてしまいますが、まあ強度的にはたぶん大丈夫でしょう。 さて、まずはどんなふうに第一魔方陣化してやりましょうかね……ふふふふふ……
No.151
(創作 >> タティングレース)
10歳を全力で束縛しようとする25歳の伯爵次男。
2018年02月12日(Mon)
読書記録: ■10歳を全力で束縛しようとする25歳の伯爵次男。〜エンライ様と狩り。 https://ncode.syosetu.com/n3276da/ 三歳の誕生日に前世の記憶を思い出した、侯爵家の双子の姉妹。隣のベッドで眠っていた姉は、いきなり叫びだした。 「何で私がリュールなのよ! 本来なら私がミーニャであるべきでしょう!? あのゲームで描かれていた様に第3王子と結婚して王妃になるのも、エレーナ学園で逆ハーレムを作るのも私であるべきよ! なのに、何で私がリュールなの! 爺共の勝手な約束でツヴェイン伯爵家の馬鹿な脳筋の四男に嫁ぐなんて!絶対に嫌!」 どうやら姉 ―― リュールは現状を乙ゲーの世界への転生だと把握したようで、そんなマシンガントークをかましている。 「何で私がお前を虐めて追放されなきゃならないのよ! そうだわ! 反対になれば良いのよ! 私がお前の行動をそのまま実行すれば良いんじゃない! 私が明日から賢くて儚げで控えめな、花や自然を愛する、純粋な良い子になれば良いのよ! 私って天才ね♪ あの馬鹿はお前にあげるから安心して。それじゃあ、おやすみ〜♪ 子供でお馬鹿なミーニャ」 一方的にそんなことを言って、再び寝てしまう。彼女の独り言をまとめると、彼女はこの世界についてある程度の知識があり、妹 ―― ミーニャは王子様と婚約して学園で逆ハーレムを築き王妃になる。そして姉の方はいろいろやらかして追放の挙句、伯爵家の脳筋四男と否応なく結婚させられる、と。 それを知った、既に精神年齢が大人になっているミーニャは思った。 面倒くせぇーーー!! 王子様の婚約者なんて、大金もらってもやりたくない。淑女教育とか周囲の目とか大変だし、女の戦いもごめんだ。 それぐらいなら馬鹿な脳筋四男とやらの嫁の方がいい。姉が王家に嫁ぐのであれば、その四男とやらを婿に取ることになるだろうから、自分が領地の運営を担当して、脳筋は領地の魔物狩りや、自警団の稽古にでも行かせていればよろしかろう。 そう決めた彼女と姉は、翌日から己の目的に向けて邁進し始めた。 姉は母のもとで立ち振る舞い、マナー、国の歴史、お花、ダンス、お茶会の主催者としての心得、流行の研究といった淑女教育を受け。 妹は父のもとで、魔法や剣や領地の運営を学びつつ、前世で培った料理の腕を磨き直す。 そうして迎えた、十歳の誕生日。祝いの席で発表されたのは、姉のリュールが王子様の、妹のミーニャが伯爵家の次男の、婚約者に決まったということ。 【何で次男? ゲームと違うじゃない。……ああ、ミーニャが変になったからバグったのか。フフフっ あんなオッサンが相手とか笑える】 小声でそんなことを呟いている姉をよそに、ミーニャは目を輝かせていた。 何故なら、分厚い筋肉に潰れた耳と鋭い目付きをして、口元がへの字に歪んでいる厳つい顔のオッサン ―― にしか見えない二十五歳の青年は、モロに彼女の好みどストライクだったのである。 悪役令嬢……を姉に持つ妹に転生した主人公が、ヒロインなんてごめんだわとさっさと姉に譲り渡し、領地運営に役立つよう努力邁進した結果、性格を変えすぎて婚約者が年下の少年から15歳年上の筋肉野郎に変わってしまいました。しかも相手はかなりストーカー気味に執着してきてます。でも自分も同じぐらい相手が好きだから問題ないよね★ なお話。連載中かつ半年以上更新止まってます。 見た目四十代の脳筋男(25歳)と、早熟で聡明だと認識されている中身は三十代の少女(10歳)が、婚約発表翌日にもう結婚しちゃってラブラブビーム振りまきまくりという、非常に犯罪臭いところがなんともかんとも(苦笑) 狂犬というか凶犬と言っても良さげな相手を、大型犬みたいで可愛いvv とか思ってる主役も相当にアレな精神構造してるよなと、一周回って面白いというか。 あとお父様とその悪友の領主補佐のキャラが楽しいです。 姉と母? なんかもうよその世界で好きにやってて下さいというか、いつかザマアされてね、主役達に関係ない場所でって感じです。
No.155
(読書)
なんとかひっくり返せそう
2018年02月12日(Mon)
4枚繋ぎが波打たない程度に整ったので、いよいよ魔方陣(その1)化に着手。 メイン・サブ共に、PuPuを両手×8.5ずつ巻いて開始してます。ノーマルシャトルではちょっと厳しいので、早々とみん100大&クロバーLサイズの出番。 とりあえず四分の一まで進んだ段階で、こんな感じになりました。
このまま通常通りに進めば、魔方陣その1になりますが、逆方向(赤矢印側)に進めば、基礎モチーフその2になるはずです。 うん、この感じだと、ちゃんと『ひっくり返』せそうですね。四隅に位置する内向きのピコなしリングが、真っ二つになってしまうんじゃないかと懸念していたのですが……なんとかなりそうな気配で一安心。 ……モチーフ移動の方法が、またいつもと変わらぬただのロングチェインなのがアレですけど(苦笑) でもきちんと一周すれば、これはこれで面白い雰囲気になるはずなんですよ。中心部分だけ結ってシミュレートした感じでは! むう……頑張ります……
No.157
(創作 >> タティングレース)
オリジナルなマジックスクエモチーフ第四弾、ひとまずその1魔方陣化に成功しました★
使用糸はPuPuのCol.15マリンブルー。 メインシャトルが両手×8.5、サブシャトルが両手×7.25ぐらいで行けました。 中央部分に現れた四角い模様が、今までと違って花っぽくはない雰囲気で個人的には◎vv
普通に基本モチーフを4枚繋いだ状態(左側)と比較。 隙間がなくなってみっちりしちゃいましたが、そのぶん強度は大幅UPししたかと。 4×4サイズにするか、あるいはこれを1枚のモチーフと考えて複数繋げば、また大きく空いた部分が現れてくるので、それなりにコントラストが効いてくれるでしょう。 ……ううむ、今回はこのまま『ひっくり返』さず、魔方陣その1のまま大きくしていったほうが、私好みになるかもですねえ。魔方陣その2にすると、この中央が詰まった部分が4×4サイズにしないと現れてこない上、それでも4箇所しか出ないんですもん。 今まで魔方陣その1の方は2×2までしか作ってこなかったですけど、今回はその1の方を大きく作ってみようかしら……? そしてひとまず自分用メモをまとめているのですが、
進み順が地味に面倒臭くて、他人様に判りやすく説明できる自信がない(汗) そしてなんという呼び名にしようかも悩み中です。 ぶっちゃけこれも、飾り格子にしか見えないんですよねえ。アイアンワークよりもタイル製とかの、ほらなんというか……アラベスク的な<どちらも既に使用済の呼称 ううむ、なにかいい呼び名はないものか……?
No.160
(創作 >> タティングレース)
まだ呼称が決まらない、オリジナルマジックスクエア第四弾。 無事に『ひっくり返』し終えて、基礎モチーフ2も目数が決まりました。
引き続き超極細PuPuを使用で、メインシャトル両手×5.75、サブシャトル両手×3.75ぐらい。……実はメインシャトル側を少なく見積もりすぎて、本来ならノーマルシャトルで充分作れるサイズのモチーフなのに、わざわざ糸継ぎする羽目になっちゃってました(−ー;)
基礎モチーフ1を四枚繋いだ時の真ん中の模様が、中央に現れてくるのが基礎モチーフ2の特徴。 今回は思い切って空けすぎたかなあとも思うのですが……さて。 この基礎モチーフその2を、さらに2×2サイズで魔方陣化すると、このぽっかり空いた四角い部分が交差を描いて五箇所に出てくるんですよね……それはそれでコントラストは映えそうなんですけど、やっぱりせっかくだから、魔方陣その1化した際の中央みっちり四角も配置したい……
ひとまず、基礎モチーフ1〜2(右側ふたつ)と、魔方陣その1(左側)の一揃い。 ここまで出来ていれば、魔方陣その2他の組み合わせはもう目数調整とか不要で、ひたすら時間をかけて結っていくだけです。 うーん、魔方陣その2の場合、4×4サイズにしないと、みっちり四角模様は現れてこないし、ここはまず基礎モチーフその2を4枚繋ぎするほうがお手軽かなあ……あとPuPu糸も消費していきたいのはやまやまなれど、まだ封も開けられていない、ミルフローラ黒も使ってみたいんだよ〜〜《o(><)o》 ……とりあえず、次の魔方陣の目処はついたので、心置きなく Aroma Lace(黒)版「飾り格子〜」の4×4サイズを終わらせるのがまず最初ですかね。 あと山化粧のリベンジもしたい。それこそミルフローラ黒の試し結いも兼ねるとか良いかも……? 昨夜は早めにと23時半に布団へ入ったのに、結局寝付けたのは3時過ぎてました(−ー;) 最近また睡眠の質をスマホアプリでトラッキングしてみてるんですが、そもそも4時間以上寝ないと計測できないんですよね、あのアプリ……もともと100ポイント中50ポイント超えたことなんて、一度もないんですけどさ ┐(´〜`;)┌ そしてうっかり魔が差したというか、寝不足ハイテンションの勢いで、↓こちらをポチッとしてみたりとか。 メーカー取り寄せ品だから、入手できるかどうかは博打ってことで……もしキャンセルが3月に入ってからになったら、来月の会員グレードが下がっちゃうなあ……<気にするところはそこか
No.164
(創作 >> タティングレース)
シナリオ通りに退場したのに、今さら何の御用ですか?
2018年02月15日(Thr)
読書記録: ■シナリオ通りに退場したのに、今さら何の御用ですか? 〜約束の二年後 https://ncode.syosetu.com/n6340cu/ 子供の頃に前世の記憶を取り戻して、自分が乙ゲーの悪役令嬢だったことに気がついて絶望。どうせ実家から絶縁され追放になって無駄になるからと、貴族としての礼儀作法や家族との関わりも全てあきらめきり、粛々と婚約破棄を受け入れた公爵令嬢。 しかし周囲は、そんな無気力な未来の王妃と、婚約者以外にうつつを抜かし身近な者の声しか聞こうとしない王子の目を覚まさせ、それぞれの成長を促すために、あえて事態を見守っていたのだと教えられ…… 悪役令嬢モノですが、ザマアはほとんどありません。 貴族としての義務を果たしていなかった己の至らなさを自覚した主役と、あれが将来この国統治するの? この国終わったなと周囲から冷たい目で見られるようになった攻略対象者達が、改めて己を見つめ直しつついろいろ努力するお話です。あ、主役と王子様はより戻しません。念のため。 連載中ですが、一応47話でいったんエンドマークついてます。書籍化済、ダイジェスト化なし。 主人公がなんというか……本当に等身大の女子高生的年齢なだけに、読んでいてイラッとくる場面もちょっと(^ー^;;) 幼少期からのあれこれもあるのでしょうが、いわゆる鈍感系も過ぎるだろうというぐらいに、ヒーローのあからさまなアプローチをスルーや否定しまくっていて、お相手が不憫過ぎる……・゜・(ノД`)・゜・
No.165
(読書)
異世界で、看板娘を募集したら・・・。
2018年02月17日(Sat)
読書記録: ■異世界で、看板娘を募集したら・・・。 https://ncode.syosetu.com/n6919dz/ ■オッサン専用店 https://ncode.syosetu.com/s0901d/ 10歳を全力で束縛しようとする〜の作者さんの短編二本。 ……ってか、この作者さんの作品、他にもけっこう読んでたわ(苦笑) あ、それと☆1魔法使い〜の最新話で、主役のあまりにも度を超えたネガティブ思考と言うか、俺なんかどうせ〜〜的考え方に、実は原因があると判明してちょっとすっきりしました。
No.167
(読書)
悪役令嬢様と用務員さん
2018年02月18日(Sun)
読書記録: ■悪役令嬢様と用務員さん https://ncode.syosetu.com/s9720d/ 悪役令嬢が婚約破棄される場面を眺めていた、窓掃除中の用務員さんのお話。 あと令嬢サイドと後日談の短編3本からなっています。むしろ令嬢サイドのほうがインパクトあってww
No.171
(読書)
良かったはずなのに(苦笑)
2018年02月19日(Mon)
一昨日の記事 で、変な糸が出てきていると書いた、ミルフローラ40の黒玉ですが。 他所様のブログで、やはりミルフローラを、玉が大きいから小さく巻き直していたら、途中で切れていた。でも40g玉ふたつになって扱いやすくなったから許す的な記事を拝見して、そういう見方があったか! と目から鱗が落ちまして。 確かに小玉に巻き替えてしまえば、どこで糸が切れているかと戦々恐々しながら作業せずに済むうえ、かさばるからモバイルタティングには向かないと思っていた難点も消えます。 よし、私も切れているところまで別玉として巻き替えよう! と。 そう決心して、まず空になったダイソーレース糸の紙芯を用意。 そしてどれぐらい巻き取ったのか大体の目安がつけられるように、電子秤を出してきて、まずは空芯の重さを計測したのですよ。 うむ、11gか φ(..)メモメモ ではいざ、巻き取り開始!
……( ゚д゚)ポカーン 巻き始めて早々、30cmほどの端切れ糸2本が出てきて、そこで糸が切れていました。 いや、そのなんというか……いくらこれの前に山化粧3段分ほど使っていたとは言え、それでも早すぎるだろうよ。 このやる気満々でいろいろ準備した気持ちを、いったいどこにやれば良いのか(苦笑) 改めて巻き取った長さを測ってみたら、だいたい両手×4.5ほどでした。 ううむ、中途半端だ……せめて両手×8強ぐらいあれば、山化粧の次の段(2シャトルデザイン)に使えたのに。 ……いやまあ、手間がほとんどかからなかった訳ですし、むしろこのまま次のシャトルを巻き始めていたら、確実に足りない位置で切れていたのだから、ベストなタイミングではあったんでしょうけど。 でもなんかこう、釈然としないと言うか……この程度なら、最初から変な端切れ糸とか巻き込まないで下さい、人騒がせな >メーカーさん とでも言うか……ううむ。 まあ、なんですか。 せっかく秤を用意したのだから、こないだ完成した Aroma Lace 版「飾り格子の魔方陣」その2の4×4サイズを測定してみたりとか。
23gでした。 Aroma Lace は公称50gで450mですから、207m計算……おお、両手で測った概算の長さ(メインシャトル両手×92.5+サブシャトル両手×67で、両手×1≒1.3m計算)と綺麗に一致してるじゃないですか。 もちろん偶然が重なっているのでしょうが、それでもやっぱりマジックスクエア(一筆書き技法)だと、常にシャトルの残りギリギリまで使ってから次の糸を繋げるので、ロスが少ないというのも要因のひとつなんだと信じたいです。
No.174
(創作 >> タティングレース)
ここまで続くってことは誤差じゃないのか……?
2018年02月20日(Tue)
定期的(三ヶ月ごとぐらい)にやってる血液検査の、前回の結果が出ました。 ……ずーーーーっと何年も高めだった血中脂質とかコレステロール値とかが平均値の範疇内に収まった代わりに、貧血度合いがちょっと増してきてるという。 まだ誤差の範疇と言える程度のわずかな下回り具合とはいえ、結果表を並べて見比べてみると、去年の5月ぐらいから傾向が現れてきてて、それで少しずつですが着実に数値が下がってきてるんですよね……今やヘモグロビン値・ヘマトクリット・MCV・MCH・MCHCが軒並み平均値以下です。 徒歩や自転車での通勤が億劫になったのとか、最近休日の昼間にやたら眠いのとか、案外そこらへんが原因なのかなあ……ってか、そういえばこのところ……特に立ち上がった直後に頭痛がするのとか、完全に貧血の症状じゃん Σ(゜ロ゜) 学生時代とか、よく立ちくらみしてた時と同じ痛みだよ。目の前が紫色になるのとか耳鳴りとかがなかったから気づいてなかったわ……集中し辛いのとかも、これが原因なのかなあ(汗) アズレージョさんその2の2×2サイズは、ようやく模様のひとつが形になってきたぐらい。
リングの根元から出る4本チェインの位置が、微妙にリング中心からずれちゃうのが気になるなあ……
No.178
(日常)
捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る
2018年02月20日(Tue)
読書記録: ■捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る https://ncode.syosetu.com/s5014d/ 公爵令嬢シルフ・ビーベルは、友人だと思っていた少女に嵌められ、国外追放された。王子の婚約者として様々な義務を課せられることに不満を抱きもせず、ただひっそりと本を読むことだけを楽しみに日々を過ごしていた彼女は、ある日いきなり、同じように物語を愛するたった一人の友人だと信じていた男爵令嬢 ―― カンナ・コピエーネによって、身に覚えのない罪を着せられたのだ。 一方的に弾劾され婚約を破棄された彼女は、そのまま訳も判らぬまま隣国との国境にある森へと、檻に入れられ放置された。 隣国ダーゲンヘルム王国は、死に最も近い場所、黄泉の国だと伝説のように語られていた。暗い森に囲まれた立地からほぼ鎖国状態となっているその国の民は、みな悪鬼羅刹に等しく。特に国王などは、夜な夜な国外に出ては乙女を食らっていると言う。そうやってダーゲンヘルム王は、何千年も生き続けている怪物なのだ、と。 つまり拘束された状態で森に捨てられた彼女は、そのまま『怪物』に食われてしまえということなのだ。仮に一夜が明けてまだ生きていたとしても、状況を確認に来た兵達の手で改めて殺されるのだろう。 何故自分がこんな目に合わなければならないのか、シルフにはどうしても判らなかった。牢に繋がれた彼女へと会いに来たカンナ嬢にそれを問えば、返って来たのは、 「ヒロインの邪魔をする悪役令嬢は、婚約破棄されて、皆の前で断罪されて、それから国外追放されるのよ。悪役令嬢として生まれたのが運の尽きね」 という、まったく理解できない言葉でしかなく。 自分は悪役だったのか? 自分は彼女に何をした? どうすれば、自分は『悪役令嬢』にならずにすんだのだ? 考えても考えても判らない。そして助かる気もしない。 それでも彼女は一縷の望みを持って、格子の間から手を伸ばし、落ちていた枯れ枝を拾い上げる。 そうして『悪役令嬢』シルフ・ビーベルが地面に書き記した文字は…… 本編完結済。後日談的番外編が、5話ほどの中編2本と、別ページに短編1本ほどあります。 タイトルだけ見れば、ありがちな冤罪着せられる悪役令嬢モノ。 最初の方だけ読んでいれば、やはりごくありがちな、空気読めない転生ヒロインがはた迷惑にやらかしちゃったテンプレ物語。 さらに読み進めれば、めっちゃ有能だけれど壊れたところのある『怪物』に拾われて気に入られた主人公が、溺愛されて幸せを掴みつつザマアな復讐を遂げる、見返し系シンデレラストーリー。 しかしさらにそこから先の展開が予想外で、ちょっと内容を確認するだけのつもりが、最終話通り過ぎて番外編まで一気に行ってしまいました。 なんというか、謎はいろいろ残っていて、カンナが転生した理由とか、それでこの世界って結局は何だったの? といった根源的な部分は不明なままだったりもするのですが……でも本来人生ってそういうものよね? みたいな。全てを語り尽くすのはむしろ蛇足だろうと思わせられて、これはこれで良いんだと感じました。 そして純真無垢な人なんてどこにもいないし、誰もが打算で、自分の幸せのために動く。それが当たり前のことよねと突きつけてくるというか。それでもみんなで幸せが良いよね、というか。 もう誰が主役で誰が悪役令嬢で、誰がヒロインで誰が怪物なのか。 とにかく、二転三転するキャラクター達の印象や立場や物の考え方に引き込まれました。いやもう脱帽。 巷にあふれかえる『悪役令嬢』という題材を、こういうふうに料理されたお話は初めてです。 面白かった。 あ、ちなみに誇張でなく残虐表現注意です。人死に出まくってますし、ある意味、振り回された側の王国上層部とか、それに巻き込まれた国民達の扱いは気の毒というか、かなり理不尽です。 主人公が『正しい』と、いつから錯覚していた? 的展開なので、読む人はかなり選ぶと思われます。読まれる方は覚悟の上でどうぞ。
No.179
(読書)
最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます
2018年02月21日(Wed)
読書記録: ■最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます〜第二章26話 http://ncode.syosetu.com/n4045ed/ 内容はほぼタイトル通りの、スキルだの神から与えられる職業だのがあって、何故か職種とステータスが合致せず主役が無双するタイプのお話。書籍化&コミカライズ済、ダイジェスト化なし。現在第二章目を連載中。 ……主役が転職しなければならなかった詳しい理由とか、初級職に転職したのにステータスが下がらなかった訳とか、そもそもなんで最初はいきなり最上級の職に付いていたのか。その頃にはどんなふうに活動していたのか。トータル62話の段階で、そのあたりがまだほとんど説明されないままなのが少々もどかしいです。 っていうか、あらすじと本文の内容が噛み合ってなくないかこれ? 書籍版の表紙が割りと好みだったのでWEB版読んでみて……それなりに面白くはありますが、そろそろあれやこれやの説明がほしいところです。 あとコミカライズ版の方は、絵面とかが青年向け過ぎて正直ちょっと……(^ー^;;)
No.180
(読書)
糸継ぎは集中できる環境で
2018年02月22日(Thr)
やらないとミスしがちなので、自宅で慎重に作業をば。 まずはアズレージョさんの1回目の糸継ぎ……に、必要な糸長を計算 φ(..)
えー、メインシャトル側を両手×13巻いた状態で、全体の8分の5.5強まで結えたから……13÷8×(8−5.5)≒あと両手×4ってところでしょうか。ちょい余裕を見ても4.25ぐらい? って、盛大に間違えてるやん(汗) 13÷5.5 ×(8−5.5)で、両手×6だろ _| ̄|○ もう×4.25で繋いで続き始めちゃったよ……ああ、もう一度糸継ぎしないと駄目じゃないか(しくしくしく) サブシャトル側はまだ比較的残ってるんですけど、不透明シャトルだといまいち残量が判りにくくてですね。 基礎モチーフその2を結った時が、メインシャトルの65%ぐらいの消費量でしたから、両手×17.25 19の6割5分……なんとか最後まで足りてくれるか……? そしてミルフローラ版「山化粧」の4段目。
こちらはメインシャトル両手×2.5、サブシャトル両手×6で開始しました。 「山化粧」はこの次の段からシャトル+糸玉(でかい)で進めることになるので、モバイルタティングできるのはここまでですねえ。 あ、それと今後に向けて、二段目の時の接続ピコは、大きめに作ったほうが良いとメモメモ。 以前作った時も、三段目を結い終えた段階で少しお椀気味になったのを、ロングチェインの締めすぎかなあと思って今回は気をつけてみたのですが……むしろそこよりも、2つのピコをひとつのリングで繋ぐ部分でお椀化してるっぽかったので。 ……一段目のチェインの長さが不揃いになっちゃうのは……すっごく気を付けたはずなのに、何でまたなるかなあ(遠い目) あとなんか、このところマウスの調子がおかしい気がするのですよ。 いろんなアプリがなんか妙な動作すると思ったら、どうもクリック一回しかしてないのにダブルクリックとして認識されてる場合があるような。あと右クリックの反応も微妙におかしいような。 なまじ毎回じゃないだけに、気付くのが遅れました。 ううう……またマウス買い直しか(泣)
No.181
(創作 >> タティングレース)
更新情報(2018/02/23)
2018年02月23日(Fri)
「閲覧室」の「オリジナル小説書架 」に、「鵺の集う街でII ―― The binding cover to crack-pot.」第十章「二人の関係」をUPしました。 シリーズ目次はこちら 。 ドクター激おこ&常連達のストレス発散回。 あと常連全員が突っ込みたかったであろう、なんでお前らそんだけイチャイチャしまくってるのに付き合ってないとか言ってんだという思いへの、回答がなされております。 しかし、このシリーズ中ではドクターが一番多くの情報と言うか、それぞれの過去とか事情を把握しているので、どうしても諸々のまとめにはこの人を頼ってしまいますね……実質、キメラ居住区では一番力を行使しやすい人ですし。 で、次回更新で第十一章とエピローグをUPし、この二話目も連載終了となります。 長々と続けてきましたが、お付き合い下さった方々には、どうぞ最後までよろしくお願いいたしますです <( _ _ )> あ、三話目も既に手を付けてますので(苦笑) まだまだ、いろいろと語り足りていないのです……
No.182
(更新)
黒だと写真が撮りにくい……
2018年02月23日(Fri)
ミルフローラ(黒)で「山化粧」、4段目が終了しました。
今回は繋ぐ場所間違えてないです! ……たぶん<プラチナレース糸(白)版では、この段でミスりまくってる
4段目の消費糸長は、メインシャトル両手×2.5強、サブシャトル両手×6ぐらい。 そして現段階での直径は12.5cmと、プラチナレース糸時 の14.5cmより二回り程度小さめです。 密度が高めに見えるのは、糸の太さの割りにピコが大きめだからでしょうか? あと白背景にすると、どうしても影が写り込んでしまうし、ダブルステッチが黒の中に埋没してしまって、なかなかうまく撮影できないです(しょぼん) とは言え、やっぱりここで止めても充分ひとつの作品として成立しそうなこのデザイン。ほんとに素敵ですよねえ(しみじみ)
No.183
(創作 >> タティングレース)
……母からは、「まるで請負仕事のようにずーーーーっとやってるね」とか言われますが。
いまのところこれが一番、精神安定に効果あるんだから仕方ないじゃないか……(苦笑) そんな訳で、ダイソーで購入した200円の保冷バッグは、ミルフローラ大玉用ヤーンホルダーとして、良い感じに活躍しています。 アルミ箔で内張りされているから、摩擦が少なくてちゃんと玉が転がるし、大きいマチ部分から糸を出すことで、ファスナーなどに糸が引っかからず、かつ作りかけのものを糸玉と繋いだまま出し入れできるのもありがたいんですよねえ。そもそもがバッグですから、持ち歩きもしやすいですし(しみじみ) うむ、良い買い物をした。
No.189
(創作 >> タティングレース)
文官ワイト氏と白き職場。
2018年02月25日(Sun)
読書記録: ■文官ワイト氏と白き職場。 https://ncode.syosetu.com/s0240d/ あまりにブラック環境な魔王城での事務仕事にブチ切れたあげく、魔王に辞表を叩きつけるついでに一発入れた、魔族の文官ワイト。種族的には一度もランクアップせず、最底辺に近い彼だったが……実は戦場に行きたくないがためにあえて変異を拒んでいただけで、レベルは魔王をとうに凌駕していたのである。 そうして城をあとにしようとした彼を、ちょうどまさに魔王相手に戦い、敗北を喫しようとしていた勇者パーティーの一人が呼び止めた。 聖女であるその女性は、骸骨姿のアンデッドに対し、こう叫んだのだ。 「私はヒト族最大の国家の王女! ですから、貴方の新たな雇用主になることができます! 週休二日! ボーナスも保証します! 給料も手取りで300ゴールドを約束いたします! どう、共に魔王と戦ってくださいませんか!?」 ワイトは、アンデッドという睡眠や三大欲求とは無縁な種族特性故に、昼夜を問わぬ過酷な労働を強いられていた。休みなどなく、他の上級種族である同僚達からは、当然のように仕事や失敗を押し付けられ……減給に継ぐ減給で、今や一月の給料など100ゴールド程度しかない。 「………社長とお呼びすれば宜しいでしょうか?」 「はい! では社長命令です! 魔王を倒しなさい!」 その瞬間、彼の心は決まった。 「食らえよ魔王様………ッ! これが貴様が冷房の効いた部屋で心地よく座っている間に、冷房の配備されていない部屋でデスクに向かい合って手にいれた力だ!」 かくして魔王は倒され、そして ―― アース・スターノベルさんの刊行予定に入っていたので、WEB版をチェックチェック。 ワイトというといまいちピンときませんが、要するにスケルトン的な、見た目骸骨の雑魚アンデッドのことなようです。 ……しかし人狼〜副官といい、アース・スター編集部さんにはどなたか、ブラック企業に思うところがある方でもおられるのでしょうか(笑) あと二話目以降の職場環境がブラックじゃないのかというと、むしろこれ典型的なブラック企業なんじゃって疑惑が濃厚なんですが(^ー^;;) いや上司も同僚も、良い人たちではあるんですけど。 しかもWEB版は短編7本ほどで、書籍版では7万字書き下ろしって、それってもはや別物なんじゃ(汗) 活動報告の表紙ラフを拝見する感じ、これ誰? ってキャラもいるみたいですし。 中盤から登場する、ニイト・フリィタ氏については賛否が別れるでしょうが……ずっとじゃなくたまになら、こういうのもありだと私は思ってます。 ……け、けして表紙ラフで、めっちゃ好みタイプだったからじゃないんだからねっっっ
No.190
(読書)
今度こそ慎重に計算
2018年02月26日(Mon)
アズレージョさん、魔方陣の4×4サイズに着手したのですよ。
どっちにしようか迷いましたが、結局はいつも通りその2バージョンの方を選択しました。こちらの方が、やっぱり外周が安定しますし。 問題は糸が足りるかどうかなんですが……現状、基礎モチーフ1(両手×4.5)、基礎モチーフ1の4枚繋ぎ(両手×18)、基礎モチーフ2(両手×9.5)、魔方陣1(両手×17)、魔方陣2の2×2サイズ(両手×31)を作ったから、105mぐらい使用している、はず。 その前にも小さなモチーフを1〜2枚作りましたけど、それはまあ誤差範疇として……PuPu1玉が一応288mだから、残量180mぐらいとすれば……うん、ミスらなければ足りる、はず。 ……これで最後にちょっとだけ足りなくなって、また同じ色買い足す羽目になったりとかしたら……む、無限ループ……(汗)<なんとか在庫を減らしていきたい ともあれ今回は、メインシャトル両手×13で、全体の8分の1.5弱まで行き、新たに×13を接続。 サブシャトルはまだ両手×13を継続中なので、ひとまず出先でも繋げるよう、別シャトルに×13巻いたものを準備してあります。 まあ、今の段階ではまだ、どちらもMAX巻きを準備すれば間違いはないですね。 ただそれでどれだけ結えるかをちゃんと記録しておかないと、最後のシャトルに巻く量を算出できないですから。 メインとサブそれぞれの必要量が算出さえできたなら、2個目以降のシャトルからは、SLT使って同時に糸がなくなるように調整していったほうが、糸処理を両方まとめて出来るぶん、いっそ手間は省けるかも?追記: サブシャトルもなんとか、1度目の糸継ぎまで到達。
両手×13で、全体の8分の2強。 ……つまり8分の1を結うのに、メインシャトル両手×9、サブシャトル両手×6.5≒15.5必要とすれば、全体の必要量は両手×15.5×8≒124≒162m(両手を広げた長さを1.3m換算)……ぐらい? 良し、足りる! 足りる……はず……!! この角でこっち向きに曲がっちゃった以上、もはや魔方陣その1(小さい方)で終わらせる選択肢は消えたからなあ(遠い目)
No.191
(創作 >> タティングレース)
細糸でアクセサリー系とか作れる人すごい
2018年02月27日(Tue)
ミルフローラ40(黒)版「山化粧」は、五段目を終了して、六段目に入りました。
グルグル地獄のターンです(笑) 前回はここでアイロンでも調整しきれないぐらい波打ってしまったので、今回は接続ピコをぎりぎりまで小さくしてみました。
ピコ位置をかろうじて確認できるサイズ。 これ以上小さくするのは、私の伎倆では不可能なので、これで駄目なら目数を調整するしかない……でも3p2p2p3をこれ以上小さくして、なおかつカーブを保たせるって、いったいどうすれば(汗) と言うか、これ以上小さいリングを作ること自体、私には無理ゲっぽいし、さりとてリング自体の数を減らすと、今度は次以降の段との接続位置が狂ってくるし……むうう、奥が深い…… あ、五段目の使用糸長は、両手×4+糸玉でした。 六段目は両手×8.25+糸玉で開始しています。 ああそれにしても眠い……昨夜、人の声が辛い時の対応策として、ホワイトノイズ音声を探していたら、またも寝るのが二時過ぎてたのがまた(−ー;) YouTube の雨音動画とかだと、途中でいきなり雷鳴なんかが混じってて、それが突き刺さる場合があるんですよね……
No.192
(創作 >> タティングレース)
プロフィール
神崎 真 (かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
にほんブログ村