よしなしことを、日々徒然に……
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 C.M.B.森羅博物館の事件目録 38巻
2020年08月27日(Thr) 
読書記録:


恋人との別れ話に逆上し、ナイフで切りつけ後遺症を負わせたとして、懲役7年を求刑された青年。無実を訴えるも判決は懲役4年。刑期を終え、何故4年も無駄な時間を過ごさねばならなかったのかと頭を抱えていた彼の前に現れた男は、彼の証言通りの光景を ―― 恋人が自分で自分の腕を傷つけたのを、目撃した者がいると告げた。世界中を旅して回るその男を見つけることができれば、無実を証明することができる。協力は惜しまないと持ちかけられた青年は、3年にわたってその目撃者の足取りを追い続けるのだが……『目撃証言』
両親が離婚し、写真家として海外を飛び回っている父の親戚に預けられた中学生 友永亮太は、その親戚からも邪魔者扱いされ、身の置き所がない状態だった。そんな彼の元へと父からの小包みが届く。実際には叔父宛てだったそれを渡すに渡せなかった彼は、同封されていた手紙に従い森羅博物館を訪れようとし ―― そこで怪しい外国人に拉致されてしまう。かつて父からもらった十徳ナイフを使ってなんとか逃げ出し森羅のもとへとたどり着いた彼は、小包みに入っていた四角い物体と謎のメモを見せる。森羅は彼の父が助けを求めていること、そしてその居場所と敵が何者であるのかまでを即座に看破した。すぐに出発しようという森羅と立樹に、亮太はとっさに自分も行くと告げる。それに対し森羅は、「いいことは起きないかもしれないし、逆に辛いことは間違いなく起こる。それでもいいなら」と答えて……『光の巨人』

今回は二作収録。最初の方はいつもの加藤さん節。苦めの真相ではありましたけれど、因果応報と言う意味で、後味は悪くなかったです。
「光の巨人」の方は、前中後編と長めの三部作でした。800年前に北欧神話エッダを編纂した、アイスランドの政治家兼詩人スノッリの物語と、現在の森羅達がその遺産を探すあれこれとが、同時進行で語られるタイプ。
……ちょっと最後の仕掛けは突っ込みどころが多いというか、逃走中にどうやって作ったんだあれ木製で800年は保たんだろうとか、あの構造でなんで棚のものが無事に並んでるんだとかいろいろ気になりますが、まあそこはそれ(苦笑)
スノッリとオルンの主従関係が良いなあ。自分の欲望に忠実で、やりたいことをやりたいようにやるスノッリ老人は確かに魅力的で、なんだかんだ遠慮なく言いつつも、それに付き従うオルン青年がまたたまらない。一国のトップになったスノッリが、風邪をこじらせた従者の元へ一人でやってきて、手ずから面倒見てやるのとかもうね……
そして現代の方では、普通の中学生が同行することで、いかに立樹ちゃんの肝が座っているというか、やっぱり彼女の戦闘やコミュニケーション能力明らかにおかしいやろ? という部分が改めて実感されましたww
海外(しかも英語圏ですらない、人里離れた北欧の荒野)で、ライフル持った騎馬の成人男性(ネオナチ)3人相手に無双する女子高生……女子高生ってなんだっけ……?
No.2122 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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