よしなしことを、日々徒然に……
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 巻き込まれ召喚された賢者は追放メンツでパーティー組んで旅をする。
2019年10月22日(Tue) 
読書記録:
■巻き込まれ召喚された賢者は追放メンツでパーティー組んで旅をする。
 https://www.alphapolis.co.jp/novel/484323767/496224178

いつも通りの朝、バスに乗って学校へ行こうとしていた普通の女子高生 聖 光留(ひじり ひかる)は、突然異世界へと召喚されていた。隣に立っていた、他校の制服を着た可愛らしい少女と共に。
……そしてまあいろいろと失礼なことも言われたが、要約すると「喪女はいらん」とのことで。お金の価値も常識も判らない異世界の町へと、数枚の貨幣を持たされただけで放り出された。
一緒に召喚された美少女? 「ようこそ聖女よ!」の言葉とともに一瞬で連れて行かれて、顔もろくに見ていませんが。そして元の世界に帰すのも無理だそうです。
さてどうしてくれようか。テンプレ通りザマアを目指すにしても、まずは生きていくのが第一だ。
そう考えた彼女は、ガタイの良い大人の男は怖かったので、たまたま通りかかった線の細い少年に話しかけた。
「あの、この町(世界)って冒険者ギルドありますか?」
偶然にもその少年 ―― ケントは、まさに冒険者を目指して田舎から出てきたところであった。
しかも勇者パーティーの剣士と同じ村の出身かつ幼馴染でありながら、ステータスの職業欄が「無職」であったために、村の恥だと放逐された結果の冒険者志願であるらしい。
さらに言うなら、彼の第一職業は「無職」であったが、判定が出た後に努力を重ねた結果、既に勇者の職業「剣豪」をも上回る剣士系最強職「剣神」などを含む第四職業まで得ており、それに付随して様々な能力(スキル)も持っているという。しかし誰もそれを信じてはくれず、教会に証明書を発行してもらう金もなかったため、どうしようもなかったのだと。
そんなケントが自身の能力で鑑定した結果、ヒカルの職業は「賢者」だった。魔術師、治療師の上級職であり、後衛職のエキスパートと言える、ほとんどおとぎ話の中の職業らしい。
共に勇者パーティーに含みを持ち、そして「無職(やくたたず)」「異世界人(せけんしらず)」という事情から他の冒険者達にもまともに相手してもらえない二人は、自然とパーティーを組むこととなった。
そして嘲笑ばかりが投げつけられる冒険者ギルドの中で、そんな二人に声をかけてきたのは、すらりと細身で背の高い、スライムを連れた男性で。途端にケントや周囲の表情が驚愕に染まる。
「魔物使いのイマル!?」
「ああ、昨日までは確かに勇者パーティーに所属するテイマーだったが、私は聖女をお迎えするには力不足と言われてな。――勇者パーティーは昨日付けで脱退させられたのだ。……良ければ君達のパーティーに入れて貰えないか?」
絶句する一同をよそに、さらにもうひとり、今度はゴージャスな美人が現れる。
「あらあら、それでは私にも一枚噛ませてくださいな♪」
勇者パーティーの魔術師の、婚約者である伯爵令嬢マリーであった。
「聖女様のお供をすれば、私が嫉妬に狂って嫌がらせをするからと、婚約破棄を言い渡されましたの」
しかも、そんな訳の分からぬこじつけで婚約破棄されるなど家の恥だと、伯爵家からも勘当された身だという。
えええええ、勇者パーティーって……と呆れ返るヒカルだったが、一流のベテラン冒険者であるイマルと、冒険者としては初心者だが元は人の上に立つ貴族で、かつ勇者パーティーの一員の婚約者としてふさわしくあるべく勉強と鍛錬を重ねてきたマリーによって、事態はさくさくと進み ―― 彼らは四人でパーティーを組むこととなった。
第一職業「賢者」、第二職業「聖女」の、巻き込まれ召喚で追放された異世界人。
鑑定で無職判定され村を追放された、剣神の少年。
実力不足だからと勇者パーティーを追放された、「死角無し(パーフェクター)」の二つ名持ちテイマー。
悪役令嬢として婚約破棄からの実家追放を受けた、魔法とハルバードを使いこなす元貴族女性。
彼ら追放メンツはそれぞれの事情からザマアを目指し、パーティー「銀の剣」として冒険者活動を開始する ――


巻き込まれ召喚から、目指すはザマアな異世界もの。本編・外伝・番外編ともに完結済。
悪役令嬢・パーティー追放・無職チートのタグも入っている、パーティー面子それぞれみんなが主役でおかしくない事情持ちの、盛り沢山なお話です(笑)
しかしチートとは言え、努力は必要で。最初にベテラン冒険者であるイマルさんに加入してもらえたのがもっけの幸運。彼の超スパルタな詰め込み教育に、脱落せず必死についていくヒカル他2名はすごいです。
特にヒカルはまず、一日中徒歩で旅をできる体力をつけるところからだし、生き物を殺すことへの忌避感を乗り越えるのにも一苦労。だって当たり前の女子高生ですもん。
途中でたまに挟まるもう一方の「聖女」さんは、そのあたりかなり優遇されていると言うか、召喚(と書いて拉致と読む)をした国から、かなり偏った一方的な情報しか与えられないまま、移動には上等な馬車使って、戦闘には参加しないでイケメンメンバーにちやほやされつつ……それでもやっぱり、血まみれになって平気でゴブリンとか殺す勇者達を見て、自分は間違った道を選んだのでは……とガクブルしていたりします。
途中でイマルさんの予想外な背景(過去)が明らかになったり、その結果からザマアの方法がどんどん大事になっていったりも。
あとこれ恋愛タグも入れといたほうが良かったんじゃないですかね。あ、逆ハーにはなりません。どちらかと言うと溺愛系です、うん。でもスパルタww
それとちょっと気になったんですが、この世界の暦って、1ヶ月が4週間で、1年が8ヶ月設定なんですよね。ってことは1年が224日で、365日のおおよそ61%。
……だったら26歳のイマルさんって、地球年齢だと16歳ぐらいってことになりませんか?<1日24時間、1週間が7日なのは同じ
でもヒカルの鑑定結果は17歳のままだし……なんで暦をわざわざ8ヶ月にしたのやら……
No.1548 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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