よしなしことを、日々徒然に……
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 察知されない最強職《ルール・ブレイカー》
2019年05月24日(Fri) 
読書記録:
■察知されない最強職《ルール・ブレイカー》 〜372コウの置き土産
 https://ncode.syosetu.com/n5475dz/

交通事故で死んだ中学生ヒカルは、死後の世界に来ていた。周囲にいるのは死後の裁きを待つ死者たちばかり。
知識欲の塊でもある彼は、あまり周囲と馴染むこともせず、さりとて法を犯すような危険な行動をすることもなく、ごく地味に過ごしてきていた。それがこんなにもあっさり死ぬとは思いもしなかった。
(人間なんて簡単に死ぬのだと、この身をもってわかったことだけが収穫だったな)
そんなことを考えていたヒカルに、ひとりの少年が話しかけてきた。周囲にいる死者はみな黒髪黒目の日本人ばかりだったが、ヒカルと同年代の彼は、金髪に青い目をしている。しかも服装が時代がかっており、まるで美術の教科書に載っている油絵の貴族のようだ。
何でも少年は、まだ死んではいないらしい。暗殺者によって腹を刺されて瀕死の重傷となり、この天界の入口、『魂の裁き』を受ける場所へと、異世界からやってきたのだという。
ある理由から、異世界へ渡る術を研究していた彼は、しかし『異世界の天界』までしか来ることができなかったのだと。
「詳しく話している時間はないんだ。僕の世界に来てくれ。そして、僕の願いをひとつだけ叶えてくれ。そうしたら君は生き返ることができる。正確には、転生できる」
少年はヒカルにそう告げる。
「生き返ったら好きに生きてくれて構わない。どうだ?」
「……わかった」
ヒカルはその取り引きを了承した。それまでに貯め込んだ知識も、考えていた様々な考察も、「魂の裁き」とやらでリセットされるのは耐えられなかったのだ。
そうしてヒカルは異世界へと転生し、少年、ローランド=ヌィ=ザラシャの肉体に入り込んだ。ヒカルという新たな魂が入ったことで、死にかけていた身体は急速に回復し、髪や目の色、顔立ちなどもじょじょに変化し始める。
そしてローランドの記憶をも得たヒカルは、彼の願いを知った。
それは奸計によってローランドの両親を死に追いやり、そして彼自身へも暗殺者を送り込んできた、モルグスタット伯爵への復讐。
ローランドの魂は、あと一時間ほどで完全に天へと召される。それまでの間にモルグスタット伯爵を殺せなければ、ヒカルは魂ごと消滅するのだと。
死後の世界などもとより信じてはいなかったが、それが存在すると理解してから奪われると言われれば、話は別だった。
あとたった一時間で、厳重に警戒されているだろう屋敷にいる、その当主を殺す。どうやればそんなことが可能だというのか。
思案を巡らせるヒカルの前に浮かび上がったのは、【ソウルボード】と書かれた薄緑に発光する石版のようなもので ――


異世界転生というか、乗っ取りでスキルポイント極振りで無双系。連載中で書籍化済、ダイジェスト化なし。書籍版は話の展開がまったく違うとのこと。
現時点ですでにテキスト3MB近くある作品で、読み上げアプリでちまちま聴いていたら、最新話に追いつくまでに一ヶ月ぐらい?かかりました。
自分と他人のステータスボードを確認、操作できる能力を持って転生して、最初にまず要人を殺さないと生き延びられないからと、スキルポイントを気配遮断方面と暗殺に極振り。MAXまで上げた状態でまんまと成功したは良いけれど、この世界のスキルMAXって実は限りなくチートに近かったという、無知故の突き抜けステータスに的展開。
で、そこから冒険者になって活動していたら、自分がやった暗殺の犯人として別の少女が前線送りにされそうになっていたので、それを助けて仲間になってみたり、せっかくだからほとぼりを冷ますついでに他の国を見て回っていたら、なんだかんだで次々と国家規模のトラブルに関わってみたりといった感じ。
なんというかまあ、割とお約束な展開ではあるんですが、ある意味突き抜けていて面白いです。主役の能力が隠密と暗殺にどんどん特化していっていて、どんな場所でも侵入して情報拾い放題だし、どんな強い敵でもなんだかんだでどうにかしちゃうあたり安心感があります。
でもたまに容赦ない人死にとか挟まるんで予断を許さないんですが(っていうか、ドゥインクラーの仇の銀竜はどうしたヒカル)……あと最初の頃に出てくるギルド受付嬢とか、たまたま助けてあげた新人パーティー(♀)が非常にうっとおしいタイプなので、そこを乗り越えられるかがネックかも?
回復役のサブヒロイン(主役はあくまでパーティーメンバーとしてしか見てない)も、感情移入できるようになったのがかなり最近で、それまではほんとにもう……だったし。

かなり長い上にあちこち移動しまくり、コネやら伝手やら作りまくる話の割に、読み上げアプリで聴いていても混乱が少ないと言うか、あれこれ誰だったっけ? どこだったっけ? ということがほとんどなかったのはありがたかったです。
No.1254 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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