穏やか貴族の休暇のすすめ。 4巻
2019年04月20日(Sat)
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読書記録:
WEB版「休暇だと思って楽しみます。」の4巻目。 収録内容は「46:それは99%の」〜「59:しばらくそのまま」まででした。チョコレート屋さんの警備から、Sランクパーティにさらっと恩を着せるところまで。 「閑話:その頃元の世界では(33話前後)」はすでに収録されているから良いとして、「閑話:憲兵長の真面目な一日」って、まだですよね……? あとリゼルさんけっこうフリーダムが発覚した、「32:もう一人の年下は犬」が忘れられてるのもちょっと寂しい……(´・ω・`) なお、3巻目の終わりからして、次は読書禁止言い渡されていきなり禁断症状&限りなくブラックに近いグレイゾーンなリゼルさんとはこれまた濃いな!? とか思っていたら、そちらはいったんとばしておいて、閑話として後ろの方に回されてました(苦笑) ……いやはや、「女が男にすりゃ何でも手に入んじゃねぇのっつぅ顔」がまさかイラスト化されるとは! これがまたすごいぞ さんど さんvv 今回は特にイラストがすごかったです。作者様もおっしゃってましたが、まずジル祭り。表紙の焚き火前で剣抱えてるシーンも素晴らしいですが、チョコレート屋さんに呼び出されて渋々ガラス叩いていくジル、リゼルのいないところで伏し目がちにタバコに火をつけるジル、そしてそして! あのパーティー会場での誓いの場面! いやあ、判ってらっしゃる 《o(>▽<)o》 カラー口絵の今昔貴族組(作者様談)もすごかったです。何このキラキラ(笑) あとはなんと言ってもヒスイさんですね。挿絵での、眉を寄せながらも不機嫌ではないという絶妙な表情もお見事でしたが、巻末書き下ろし短編で明かされた内面のぶっ飛びっぷりに、なんかいろいろ持ってかれましたww 二度目に会ったとき、さらっと「リゼル君」呼びしてると思ったら、その背景であんなにいろいろ考えてたとは。さすが「テンポが独特な自己完結型」ww 書き下ろし短編を読む感じ、この人主役にしても充分、追放系成り上がり小説が成り立つんじゃないかと思いました。 そして挿絵のリゼルが、徐々に外見年齢上がってきてるっぽいのが本当に嬉しいです。 リゼルとジルは、絶対同年代だと思うのですよ……
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No.1182
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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