よしなしことを、日々徒然に……
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 翼の帰る処 番外編 ―君に捧ぐ、花の冠―
2019年02月09日(Sat) 
読書記録:
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翼の帰る処番外編 君に捧ぐ、花の冠 [ 妹尾ゆふ子 ]
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全5巻(10冊)で完結したシリーズの、番外編集。長らく積んでいましたが、本編のラスト四冊ほどをようやく読み返し終えて、満を持しての読了です★
後書き冒頭ではっきり明言されている通り、ヤエトの「その後」は出てきません。
5話収録されているうち最初の1話は、砂漠越えが出立した直後、すなわち20年以上前の時系列でヤエトの妹視点のSSでしたが、残りの4話 ―― 特に終盤の3話は、最終巻のラストでヤエトがいよいよ本格的に隠居かと長期療養していた「大乱」の時期に、他の場所で起きていたあれこれを別視点で綴ったもので、つまり「その後」どころか本編終了以前のお話ばかりです。
唯一、時期がはっきり確定できない2話目も、北方のルシル達のお話なので、ヤエトのことは思い出すだけ。
……でもどの話でもおおむね皆がヤエトのことを考えているあたり、さすがは愛され主人公vv<ちょっと違う

3話目は、二の君とその伝達官のちょっとした会話という、まあ普通の番外短編。
で、4話目にして表題作である「君に捧ぐ、花の冠」は、本編でいつの間にかフェードアウトしていて消化不良が残った、タナーギン(声の大きい、貴族出身の尚書官)がメインのお話でした。174ページとボリュームもたっぷり。
皇妹や華の騎士様ことルーギン、初登場時には一発ゲストキャラで終わるだろうと思っていたスーリヤなども活躍していて面白かったです。
もともとヤエトの知らないところで、さまざまな事件が起き、絡み合っているこのシリーズ。
本当に重要なことが、あちこちでいろいろ起きていたんだなあと、しみじみと。
本編ではあれだけ悪巧みをやらかしておいて、結局お咎めなしでしれっと逃げ切りかとモヤるものがあった三の君についても、ちゃんと皇妹が手を打ってくれてましたしvv ざまあみやがれ、三の君ww
最後の5話目は、ほぼ4話目の続き。なんと皇妹殿下視点です。びっくり!
本編ではあれだけ「何を考えているか判らない人」と連呼されていた彼女ですが、そんな皇妹殿下をして「 ―― わたしだって、疲れているのだから」と言わしめる状況があるなんて!? と。
……そしてそんな状況にあって、ひとり浮き世離れ(文字通り)していた尚書卿がまた(苦笑)
っていうか、本編ラストのヤエト視点を読んでいる段階では「いつもよりちょっと重態かな」ぐらいの印象だったんですが、周囲から見るとめっちゃ重篤だったと言うか、むしろ一部の親しい面子を除いては、もう再起不能の廃人って認識になってたんですね……(汗)
むしろ姫様が訪ねてきた時には最初から会話が成立していたあたり、あの段階では相当回復していたのだと判って、そりゃ周囲が気を揉むはずだと大いに納得してみたり。

あとは赤犬家のギスケルさんもフェードアウトしてましたけど、この人は出てきませんでした。
いったいどうなったんでしょうね、あの人……
No.1022 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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