《死に狂い》の侍が勇者のパーティーをクビになったので魔王をサクッと倒して自由に生きようかと思います
2018年05月02日(Wed)
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読書記録: ■《死に狂い》の侍が勇者のパーティーをクビになったので魔王をサクッと倒して自由に生きようかと思います〜 第68話 お約束すら人がやる https://kakuyomu.jp/works/1177354054885098239
異世界を海兵隊と〜と同じ作者さんの作品。連載中。 やはりタイトルですべてが語られている通り、西洋ヨーロッパ的世界観で、東方の蛮族とみなされている江戸時代に入ったばかりの日本っぽい国「八州」の侍が、価値観の違いから勇者パーティーから追い出しをくらい、なら義理を果たしてしまえば自由の身になれるだろうと、さっさと単身魔王を討伐しちゃってからの冒険者ぶらり旅的な感じ。 魔王軍は統率を失いはしたけれどまだ残っているし、国としては魔物ごときの相手で国力を減らしたくないから、軍は温存して勇者パーティーに押し付けちゃえ的な思惑もあったり。そして八州側は八州側で、大陸が自分達を蛮族と侮るなら、国内に置いておくと火種になる厄介者一人を差し出すことで、密かに国内で力を蓄えようと考えていたりと、いろいろ入り乱れています。 が、戦国時代が終わっても戦うことを止められない《死に狂い》のバトルジャンキーさんは、それら全てを余所に、強者と戦うことが楽しくて仕方なく、ひたすら「面白そうだから」という理由で死合いに突っ込んでいくというww けして脳筋ではなく、ちゃんと頭が回って理性の働く、超凄腕の戦闘狂ってタチ悪いよね……という。 しかも成り行きで一国あげての壮大な陰謀に巻き込まれたあげく、なんだかんだでほだされたっぽく。気ままな冒険ぶらり旅から、また新たな局面が? と言ったところで四章目が始まってます。 ……勇者パーティー……いや、勇者へのザマアっぽいものが、三章目ラストの幕間でようやく出てきましたが……これどちらかと言うとフラグが立ってる『彼女』のほうがアレで、勇者は精神的に……的な流れっぽいですよね……あんなののおつきに選ばれたパーティーメンバーが気の毒過ぎる……
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No.328
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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