10歳を全力で束縛しようとする25歳の伯爵次男。
2018年02月12日(Mon)
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読書記録: ■10歳を全力で束縛しようとする25歳の伯爵次男。〜エンライ様と狩り。 https://ncode.syosetu.com/n3276da/
三歳の誕生日に前世の記憶を思い出した、侯爵家の双子の姉妹。隣のベッドで眠っていた姉は、いきなり叫びだした。 「何で私がリュールなのよ! 本来なら私がミーニャであるべきでしょう!? あのゲームで描かれていた様に第3王子と結婚して王妃になるのも、エレーナ学園で逆ハーレムを作るのも私であるべきよ! なのに、何で私がリュールなの! 爺共の勝手な約束でツヴェイン伯爵家の馬鹿な脳筋の四男に嫁ぐなんて!絶対に嫌!」 どうやら姉 ―― リュールは現状を乙ゲーの世界への転生だと把握したようで、そんなマシンガントークをかましている。 「何で私がお前を虐めて追放されなきゃならないのよ! そうだわ! 反対になれば良いのよ! 私がお前の行動をそのまま実行すれば良いんじゃない! 私が明日から賢くて儚げで控えめな、花や自然を愛する、純粋な良い子になれば良いのよ! 私って天才ね♪ あの馬鹿はお前にあげるから安心して。それじゃあ、おやすみ〜♪ 子供でお馬鹿なミーニャ」 一方的にそんなことを言って、再び寝てしまう。彼女の独り言をまとめると、彼女はこの世界についてある程度の知識があり、妹 ―― ミーニャは王子様と婚約して学園で逆ハーレムを築き王妃になる。そして姉の方はいろいろやらかして追放の挙句、伯爵家の脳筋四男と否応なく結婚させられる、と。 それを知った、既に精神年齢が大人になっているミーニャは思った。 面倒くせぇーーー!! 王子様の婚約者なんて、大金もらってもやりたくない。淑女教育とか周囲の目とか大変だし、女の戦いもごめんだ。 それぐらいなら馬鹿な脳筋四男とやらの嫁の方がいい。姉が王家に嫁ぐのであれば、その四男とやらを婿に取ることになるだろうから、自分が領地の運営を担当して、脳筋は領地の魔物狩りや、自警団の稽古にでも行かせていればよろしかろう。 そう決めた彼女と姉は、翌日から己の目的に向けて邁進し始めた。 姉は母のもとで立ち振る舞い、マナー、国の歴史、お花、ダンス、お茶会の主催者としての心得、流行の研究といった淑女教育を受け。 妹は父のもとで、魔法や剣や領地の運営を学びつつ、前世で培った料理の腕を磨き直す。 そうして迎えた、十歳の誕生日。祝いの席で発表されたのは、姉のリュールが王子様の、妹のミーニャが伯爵家の次男の、婚約者に決まったということ。 【何で次男? ゲームと違うじゃない。……ああ、ミーニャが変になったからバグったのか。フフフっ あんなオッサンが相手とか笑える】 小声でそんなことを呟いている姉をよそに、ミーニャは目を輝かせていた。 何故なら、分厚い筋肉に潰れた耳と鋭い目付きをして、口元がへの字に歪んでいる厳つい顔のオッサン ―― にしか見えない二十五歳の青年は、モロに彼女の好みどストライクだったのである。
悪役令嬢……を姉に持つ妹に転生した主人公が、ヒロインなんてごめんだわとさっさと姉に譲り渡し、領地運営に役立つよう努力邁進した結果、性格を変えすぎて婚約者が年下の少年から15歳年上の筋肉野郎に変わってしまいました。しかも相手はかなりストーカー気味に執着してきてます。でも自分も同じぐらい相手が好きだから問題ないよね★ なお話。連載中かつ半年以上更新止まってます。 見た目四十代の脳筋男(25歳)と、早熟で聡明だと認識されている中身は三十代の少女(10歳)が、婚約発表翌日にもう結婚しちゃってラブラブビーム振りまきまくりという、非常に犯罪臭いところがなんともかんとも(苦笑) 狂犬というか凶犬と言っても良さげな相手を、大型犬みたいで可愛いvv とか思ってる主役も相当にアレな精神構造してるよなと、一周回って面白いというか。 あとお父様とその悪友の領主補佐のキャラが楽しいです。 姉と母? なんかもうよその世界で好きにやってて下さいというか、いつかザマアされてね、主役達に関係ない場所でって感じです。
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No.155
(読書)
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なんとかひっくり返せそう
2018年02月12日(Mon)
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4枚繋ぎが波打たない程度に整ったので、いよいよ魔方陣(その1)化に着手。 メイン・サブ共に、PuPuを両手×8.5ずつ巻いて開始してます。ノーマルシャトルではちょっと厳しいので、早々とみん100大&クロバーLサイズの出番。
とりあえず四分の一まで進んだ段階で、こんな感じになりました。
このまま通常通りに進めば、魔方陣その1になりますが、逆方向(赤矢印側)に進めば、基礎モチーフその2になるはずです。 うん、この感じだと、ちゃんと『ひっくり返』せそうですね。四隅に位置する内向きのピコなしリングが、真っ二つになってしまうんじゃないかと懸念していたのですが……なんとかなりそうな気配で一安心。 ……モチーフ移動の方法が、またいつもと変わらぬただのロングチェインなのがアレですけど(苦笑) でもきちんと一周すれば、これはこれで面白い雰囲気になるはずなんですよ。中心部分だけ結ってシミュレートした感じでは!
むう……頑張ります……
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No.157
(創作 >> タティングレース)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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