コミック シャーロック・ホームズ The BEST
2018年01月08日(Mon)
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読書記録: JETさんによるシャーロック・ホームズのコミカライズ。総集編ではありませんが、描き下ろしや単行本未収録作を多く含む、お得なコンビニ廉価版です。 未収録作品に関しては、「緋色の研究」128P、「ボヘミアの醜聞」52P、「曲がった男」58P、「赤毛連盟」42P、「踊る人形」56Pと半分以上。 他のも「まだらの紐」、「銀星号事件」、「青い紅玉」、「瀕死の探偵」、「六つのナポレオン胸像」と、ファンにはたまらないラインナップvv JETさんのツイッターいわく、作品の並び順を作中年月に合わせてあるそうです。 ああ、やっぱりJETさんのコミカライズは、原作に対する『愛!』が溢れてますねえ(しみじみ) 一気に読むのがもったいなくて、少しずつじっくりページをめくっていたら、年をまたいでしまいました。 「緋色の研究」は、言わずと知れたホームズさんとワトソン先生の出会い話。 なんとホームズ先生、28歳ですよ。 以前フリートークで、うっかり御大(ホームズさんのこと)を年配に描き過ぎては、担当さんに修正液で皺を消されるとか仰っていたJETさんですが、さすがに28歳ともなると若い! ワトソン先生もまだ(当社比)細身で、ああ過去話なんだなあとしみじみと。まあそれでも、一般的な少女漫画に比べると、どちらもしっかり大人の成人男性なんですが(そこが良い)。 そして知らない人なら「腐った目で解釈してるんじゃねえよ」と一蹴しそうな、でも実はしっかり原作に存在している記述「このホームズ、自分の推理術を賞賛されると、まるで美貌を褒められた小娘よろしく、はにかんでしまうのである(深町眞理子 訳)」と頬を上気させるホームズさんも、ちゃんと成人男性の姿でしっかり描かれている外さなさvv 懸念していた第二部(犯人による動機の告白)も、ちゃんとそれなりにページを割いて描写されていました。モルモン教についての、コナン・ドイルの誤った認識が云々という注意書きつきで。 ……うん、正直原作でも、この話の流れだと最初に約束破ったのあんたらの方じゃんっていう思いがなくもないんですよね(苦笑) あ、毒薬のテスターが、そこらへんで捕まえてきたドブネズミになっていたのは、やはりさすがに原作通りだとまずかったのかww 「ボヘミア〜」では馬丁に変装するホームズさんや、時計の鎖につけたコイン。そしてラストシーンの男装してすれ違うアイリーン・アドラーと、やっぱりファン心をくすぐる描写が随所にあります♪ 「この婦人と陛下とでは、確かに釣り合いが取れません」という、一見陛下を立てているようでディスりまくりな発言もバッチリですし(笑) ……ただ最後にホームズさんが時計を引き出しにしまう場面で、鎖の先にコインがついてないように見えるのがちょっと。金具の形も他のコマとは違っているようなんだよなあ……?
って、ひとつひとつ書いていたら、ものすごく長くなりそうなので、とりあえずこのへんで(笑)
そうそう、この緋色〜やボヘミア〜を含めて今回初読だった作品は、コンビニペーパーバックが初出だという理由からか、猟奇描写が少なめだったと思います。 JETさんってホラー雑誌出身なせいか、作品によっては死体とかすごい描かれ方するんですよね……六つのナポレオン〜とか瀕死の探偵とか、うっかり子供が読んだらトラウマ化するかも……(汗)
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No.55
(読書)
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路線変更するべきか否か……
2018年01月08日(Mon)
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ミルフローラ#40で結っている、オリジナルデザイン「花冠の魔方陣」、その2の4×4バージョン。 ロングチェインを整えるのがけっこう厳しいので、一段階小さいその1の4×4サイズに変更しようかどうか考え中です。
メインシャトルの糸(両手×15)がなくなった段階で、ここまで。 その2バージョンならまだ四分の一足らずですが、次の角で逆に曲がってその1バージョンにするなら、ほぼ半分まで行ったことになります。 ううむ、悩む……せっかくだから大きく作りたい気持ちはあるし、デザイン的にもその2の方が好み。しかし大量の40目チェインはやっぱり厳しい……(−"ー;)
そして、
せっかくブログを新しくしたことだし、と。 読書記録のタイトルを書名にするとか、更新情報の日付を「きょう」で変換できて桁数が揃う書式にしようとか、ちまちまと書き込みルールやカテゴリ分けを調整しているうちに……勢い余ってうっかり、「にほんブログ村」のタティングレースカテゴリに登録してしまいました(てへ)
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うち本来は創作小説サイトで、ここもただの更新お知らせと読書記録と、あと覚え書きメモのはずだったんですが……タティングレース始めてからの、レース編み記事増加率が半端ないので(^ー^;;)ゞ 先輩タッターのみなさまには、どうぞよしなによろしくお願いいたします。
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No.57
(創作 >> タティングレース)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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