よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 辺境の老騎士 バルド・ローエン 3巻
2018年05月19日(Sat) 
読書記録:

なろう発、引退した老騎士の死出の旅から始まる壮大なるエピックファンタジー(ただし普段は食べ歩き珍道中)、コミカライズの3巻目。
行動範囲内の本屋さんで掲載誌が扱われなくなり、立ち読みできていた部分まで追いついてしまいました(しょぼん)
原作小説では第一部が終わって、第二部が始まったあたり。コエンデラ家の一件が片付いて新たに旅立ったバルドが、愛馬との別れを経て新たなる道連れ鉈剣と出会うところまでです。
巻末書き下ろしSSはバルド29歳、アイドラ姫15歳のみぎり。鈍感バルドと年頃でお料理修業をしているアイドラ姫との初々しすぎる交流でした。
微笑ましい気持ちになりながらも、ああもうカルドスさえ余計なことをしなければ、この二人は……っって切なくなってしまいます。でもそうするとジュールランは生まれないし、その後の世界の命運は……とか考えると複雑なんですけど!
っていうか、アイドラ様の気持ちが本当に判らない……あの世界のどうしようもない柵(しがらみ)の中で、自分に可能な精一杯を生ききった彼女は素晴らしい人だと思うのだけれど。それでも彼女自身に選択の自由があったのならば、本当の本当のところは誰を選びたかったのか。そして最後までその心の奥底にいたのは、果たして誰だったのだろうと、そう思ってしまいます。

そしてバルドがカルドスの城に乗り込んで、すべての真相を明らかにするべく静かに話を続けた、その最後の最後。
憤怒を爆発させる場面は実にお見事でした。
その回は、バルドの表情がまったく出てこないんですよ。常に逆光になっていたり、目元や口元が隠れている。でも、だからこそ伝わってくる感情の強さがたまらんです。
それとは逆に、そんなバルドに対して喜色満面で向かってゆくジョグ=ウォード。こちらも期待を裏切らない対決シーンでした。
他にも王子の髪の長さで時間の経過を表してるところとか、ワインを飲む金属製のゴブレットの彫り模様の質感とか、細かいところまで実に行き届いてますし。
いやあ、このコミカライズは本当に、相性の合う絵師さんに担当してもらえたなあとしみじみと。
No.367 (読書)


 人狼への転生、魔王の副官9 〜魔王の花嫁〜
2018年05月17日(Thr) 
読書記録:


296話「黒狼卿の不在、魔人公の憂鬱」〜320話「未来への投資(下)魔王養成コース」までが収録されていました。
相当前に伏線が張られていた、何故追放された元老院の面々が一つの方向を目指していたのか……が回収されつつ、シリアスさんが大仕事? と思いきや、あっという間に片付いて元老院涙目ww
そして残された最終兵器がアイリアを乗っ取って、すわ!? かーらーーの、鈍感主人公ようやく気持ちを自覚してフィニッシュですよ。
ほぼ一冊、まさにヴァイトが幸せになるためだけのお話みたいな感じでした(笑)

巻末書き下ろしはヴァイトとアイリアの新婚旅行。その他パーカーやウォーロイの過去が伺える語りなどちまちま増えていましたが……事ここに至ってもやっぱりフォルネ視点がない(´・ω・`)

1巻と表紙のデザインが揃えてあるのも面白いはからいですvv



1巻ではお互いに武装状態だし視線も合っていないのが、9巻ではどう見てもラブラブ状態なのがまた★
「魔王『の』花嫁」という、ダブルミーニング的なサブタイトルも非常に好みでした。

さて次回からはクォール編ですね。
どうやら脇役艦長〜の書籍化と〜クイーンメーカーの続刊も決まったそうですし、今後が楽しみです。
人狼〜読者で脇役艦長〜未読の方は、いろいろと損しておりますぜ?
脇役艦長〜には、あの人についての情報がいろいろと小出しにされているのですよ、ふふふふふ。
No.364 (読書)


 航宙軍士官、冒険者になる
2018年05月13日(Sun) 
読書記録:
■航宙軍士官、冒険者になる 〜061.クラン始動
 https://ncode.syosetu.com/n3490ee/

300近い惑星と、2000に及ぶその植民星が加盟する人類銀河帝国。彼らは謎の生命体バグスとの長き戦争を続けていた。
人類の肉を好む昆虫型生命体バグスとの間に、和平などありえない。
帝国暦二千二百五十八年、航宙軍艦イーリス・コンラートは、長い探査任務についていた。その目的は、人類の悲願であるバグスの母星発見だ。一定間隔でワープアウトしては探索を行ないマッピングしていくという、地味で果てしない任務を続けてもう二年になる。
そんな航宙艦イーリスは、超空間内部を航行中に何の前触れもなくありえない攻撃を受けた。強制ワープアウトさせられた船は激しい衝撃を受け大破。艦内にいた人間もみな壁や天井に叩きつけられ、全員がほぼ即死した。
唯一生き残ったのは、たまたまメンテナンスで狭い通路内にいた、アラン・コリント中尉ただ一人。しかも運の悪いことにワープアウトしたすぐ側に惑星が存在しており、船体は今にも墜落しようとしている。
イーリスに搭載されたAIは、船体を分解し修復不可能なセクションを廃棄するための直接命令が必要だと判断した。そのためには『艦長』による第一級非常事態の宣言がいる。
かくしてその場に生存する最上級士官であるアラン・コリント中尉は、急遽艦長 アラン・コリント准将へと昇格することになったのだった。
彼の命令により船体の立て直しを開始したイーリスだったが、それでも再構築が成功する可能性は、五四パーセントしかない。なによりアランがいる場所は生命維持セクションとの接続が断たれ、酸素が尽きようとしている。
幸いにも眼下の惑星には、人類が呼吸できる大気が存在していた。一時的に脱出ポッドで艦を離れ、再構築が終了した段階で再び回収するより他に、彼が助かる方法はない。
そんな訳でアランは、最低限の装備だけを持ってイーリスから出た。
しかしその脱出ポッドは不良品で、彼は不時着とすら呼べない状態でかろうじて九死に一生を得る。そして見上げた空には流星雨のように降り注ぐ船体の破片。
「あぁ…ダメだったのか」
そこはイレギュラーでワープアウトした先にある、どことも知れぬ惑星だった。救助が来る可能性は無きに等しい。もはや死ぬまでこの惑星で過ごすしかない。
そう判断した彼は、持ち出せたわずかな物資と、体内で共生・培養している軍用ナノマシン ―― 一種のマルチシステム ―― を頼りに生きていくことを決意する。
そうして移動を開始し始めたアランだったが、発見した道らしきものを進むうちに、巨大な狼に似た生き物に襲われている、人類にしか見えない一団と遭遇して……


SF世界から剣と魔法の中世FT世界への転移……じゃなくて漂着してからの、技術と料理チートで無双的な? 連載中。
人類銀河帝国は、何故か同じ遺伝子構造を持ちながら、個々の惑星で独自に文明を発達させていった人類種族の集合体。最初は「同盟」でしかなかったのが、いろいろあって「帝国」として統一されてます。『地球』もその中のひとつに属していますが、別に主流という訳ではなく、むしろ最近発見されたばかりの辺境で保護領扱い。その文化が物珍しいということで、一部でもてはやされているという程度に過ぎません。……単に主役が作る料理の類を、読者の馴染み深いものにするための設定だろうなぐらいです。
で、まあなんというか……御都合主義かつチートの無双でハーレム気味鈍感難聴主人公の勘違い要素ありと、地雷な人にはとことん地雷な系統なので要注意。
特にナノマシンはもう反則技。栄養さえ取っていれば欠損した手足も生えてくるし、身体能力UPもお手の物。情報の収集や記憶分析、シミュレートによる発展研究まで全部丸投げして、結果だけ受け取れるわで、主役の努力? なにそれ美味しいの?? 状態です(苦笑)
ただまあ主役が鈍感なのは、士官訓練を受けた先進国の軍人として当然の行動を取ったのが、治安がアレで女性の扱いもアレな世界においては超紳士的で、結果あちこちで秋波を向けられても、本人の意識上「任務中」でスルーしちゃうのも無理ないかなとか。
多数の惑星国家だの植民惑星だのが存在している世界で生きてきた人間の価値観なら、いくら相手が一国の元王女とは言え、「ゆくゆくは共同統治で」という発案がイコール求婚になっていると気付かないのも当然かなあとか。
そもそもベテラン軍人にとって、未開惑星の16〜7歳なんて、子供も良いとこでしょうし。ましてや実年齢が1年どころか下手すりゃ一ヶ月にも満たないような存在達なんて、恋愛対象には見ないでしょう。
そういう意味では、現代日本からのトリップ系鈍感主人公よりは納得がいくかと。
あとまあ、もしこれで主役の倫理観がアレだとほんとにやりたい放題になるんでしょうけど、そういう意味では主役、かなり意識が高いんですよね。本人は平凡な中尉だとか言ってますし、お調子者の行き当たりばったりな部分はありますけれど、その倫理観はかなりのもの。しかも軍人ですから盗賊とかには一切容赦しないので、安易に助命してやれば……とかの甘ちゃんな判断をしないのが良い感じ。
偶然助けた相手助けた相手、みんながそれなりの有力者なのと、あと食材関係の都合が良すぎるのは……まあスルーってことで。
ただ川魚とか野生動物のレバーの生食は、いくらナノマシンのOKが出てたとしても、止めといた方が良いと思うんだ……
No.357 (読書)


 最強パーティーの雑用係〜おっさんは、無理やり休暇を取らされたようです〜
2018年05月05日(Sat) 
読書記録:
■最強パーティーの雑用係〜おっさんは、無理やり休暇を取らされたようです〜 62おっさんは、少女を奮い立たせる。
 https://ncode.syosetu.com/n8910em/

依頼達成率は100%。最強と名高い大規模パーティー【ドラゴンズ・レイド】は、その功績の大きさから、世界規模で一目置かれた存在であった。リーダーであるリュウなどは創造神の祝福を受け魔王を倒し、世界に平和をもたらしたという、文字通りの最強パーティーである。
クトーはそんなパーティーで雑用係をしている、三十代のおっさんだった。リュウとは田舎の村で共に育ち、一緒に冒険者になった幼馴染だ。
しかし彼が普段している仕事と言えば、メンバーのスケジュール管理や対外折衝と言った雑用ばかり。ギルドに顔を出せば、他の冒険者からは『インテリメガネ』『最強パーティーの雑用係』などと揶揄される状態である。クトー自身はそれを気にしていない。まったくもって事実だと思っているし、適材適所や効率重視というのがクトーの好きな言葉だ。
自分が出来る事務処理ばかりをやらせてもらい、最前線に立つのは常にリュウや他のメンバー。とても楽をさせてもらっていると思っていたのだ。
そんなクトーに、ある日リュウが告げた。
「お前に、休暇を命じる」
「……それは、解雇という意味か?」
淡々と問い返したクトーに対し、幼馴染の男は眉をひそめる。
「いやちげーよ。なんでそうなるんだよ」
「他にどういう意味に取れるんだ?」
「どういう意味もクソも、俺はお前にそのまんまの意味で『休暇を取れ』って言ってんだよ」
その言葉とともに、他のパーティーメンバー達も必死で休んでくれと言い募ってくる。
どうも、あまりにも休みをとらないクトーを見かねて、皆が心配しているらしい。無理をして倒れられでもしては大変だ、と。
しかしクトー自身は、まったく無理をしているつもりなどない。いつもモンスターと戦っている仲間達と異なり、自分は普通に街で暮らしているだけだ。仲間達の稼いだ金によって、冒険食よりははるかに質の良い食事と、毎日ベッドで寝る生活を甘受している。楽をしているのだから、他の面々より休みが少ないのは当然だ。疲労が溜まっている感覚もないのだから、別段休暇を取る必要を覚えない。
そう断言したクトーだったが……数日後、パーティーハウスへ向かうと、内部はもぬけの殻になっていた。残されていた手紙には、全員が一ヶ月の休暇を取るので、その間クトーはクサッツの温泉旅館でのんびりする任務を与える、と書かれている。
【ドラゴンズ・レイド】の任務達成率は100%だ。メンバー達の努力で保たれているその数字を、クトーが下げる訳にはいかない。
かくして彼は、温泉旅館でのんびりするという【任務】を達成するべく、休暇の旅に出発する。
たとえ、歩くついでに討伐や採集を片付けてみたり、途中で拾った見どころのある少女に冒険者としての心得を叩き込んでみたり、潰れかけている旅館の経営を立て直しつつ、営業妨害をしてくる組織を片手間で叩き潰したりしていたとしても。
ゆっくり湯に浸かって美味いものを食べ、可愛いものを愛でているのだ。これで休んでいなければ、もうどう休めば良いのか判らない。
そんな無自覚チートなワーカーホリックの彼を、事情を知る者達は『人材育成のエキスパート』『経営管理・兵站確保のプロフェッショナル』『単騎でパーティーの前線を支える、勝利と策謀の鬼神』と呼んでいるのであった……


魔王を倒した勇者パーティーのその後を描いた、無自覚チートなおっさん(とは言っても、クールな細身のイケメンで、銀髪インテリ眼鏡な三十代)と愉快な仲間達。第一章の温泉街休暇編は終了して、第二章の連載が始まっています。書籍化決定済な模様。
最初はよくある勇者パーティー追放モノかと思わせて、実は逆ww
事務処理どころか戦闘面でもNo.2あるいは影の黒幕と認められている自覚なきワーカーホリックを、なんとか休ませようとする周囲の面々は、みんなクトーさんのこと好き過ぎだと思います(笑)
話が進むにつれて明らかになっていくその過去(特に魔王討伐のあたり)は、けっこうシリアスと言うか、いろいろヘヴィなこともあったようで……そして今後に向けて不穏な気配も匂わせつつ、でもクトーとリュウならどうにか片付けちゃうんだろうなあという安心感があります。
クールなイケメンキャラなのに、可愛い物大好きで着ぐるみを部屋着にしちゃうギャップも良い感じ。って言うかクトーさん、実はめっちゃ天然ww
メインキャラ達の多くが、ドラゴンにちなんだ名前になっている遊び心も面白いですね。
でもクトーさんの場合、名前(九頭竜)も見た目も考え方も、どちらかと言うと魔王よりって気がするんだよな……いつか悪堕ちしそうな怖さもありつつ、きっとリュウやレヴィやその他これまで絆を築いてきた面々が、ちゃんと引き戻してくれるんだと信じられます。
……っていかん、なんか「これ(可愛いもの)着てあげるから!」ってレヴィが叫んだ途端、しれっと「言質は取ったぞ」ってダークサイド回避するクトーさんの姿が幻視されるww
No.333 (読書)


 《死に狂い》の侍が勇者のパーティーをクビになったので魔王をサクッと倒して自由に生きようかと思います
2018年05月02日(Wed) 
読書記録:
■《死に狂い》の侍が勇者のパーティーをクビになったので魔王をサクッと倒して自由に生きようかと思います〜 第68話 お約束すら人がやる
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885098239

異世界を海兵隊と〜と同じ作者さんの作品。連載中。
やはりタイトルですべてが語られている通り、西洋ヨーロッパ的世界観で、東方の蛮族とみなされている江戸時代に入ったばかりの日本っぽい国「八州」の侍が、価値観の違いから勇者パーティーから追い出しをくらい、なら義理を果たしてしまえば自由の身になれるだろうと、さっさと単身魔王を討伐しちゃってからの冒険者ぶらり旅的な感じ。
魔王軍は統率を失いはしたけれどまだ残っているし、国としては魔物ごときの相手で国力を減らしたくないから、軍は温存して勇者パーティーに押し付けちゃえ的な思惑もあったり。そして八州側は八州側で、大陸が自分達を蛮族と侮るなら、国内に置いておくと火種になる厄介者一人を差し出すことで、密かに国内で力を蓄えようと考えていたりと、いろいろ入り乱れています。
が、戦国時代が終わっても戦うことを止められない《死に狂い》のバトルジャンキーさんは、それら全てを余所に、強者と戦うことが楽しくて仕方なく、ひたすら「面白そうだから」という理由で死合いに突っ込んでいくというww
けして脳筋ではなく、ちゃんと頭が回って理性の働く、超凄腕の戦闘狂ってタチ悪いよね……という。
しかも成り行きで一国あげての壮大な陰謀に巻き込まれたあげく、なんだかんだでほだされたっぽく。気ままな冒険ぶらり旅から、また新たな局面が? と言ったところで四章目が始まってます。
……勇者パーティー……いや、勇者へのザマアっぽいものが、三章目ラストの幕間でようやく出てきましたが……これどちらかと言うとフラグが立ってる『彼女』のほうがアレで、勇者は精神的に……的な流れっぽいですよね……あんなののおつきに選ばれたパーティーメンバーが気の毒過ぎる……
No.328 (読書)


 料理は、魔法!?
2018年04月18日(Wed) 
読書記録:
■料理は、魔法!? 〜私は央の支配者
 https://ncode.syosetu.com/n9818be/

唐突に異界の森へと放り出された女性が、ひたすら森に引きこもって、そこに育つ「食物(誤字にあらず)」を、日本人的感性で調理して食べているお話。
なおその成果物は、現地の人達の感覚では食べ物とも思えない、恐ろしい代物な模様。
異界ゆえの認識のズレがあることを悟りつつも、詳しく知ってしまうと生きていけそうにないからと、主人公はひたすらマイペースに己を貫いてます。
割と残虐描写ありの綱渡り生活。一歩間違えば一瞬で死ねる世界。
本編完結済。番外編がポツポツと。
No.297 (読書)


 スキルトレーダー【技能交換】 〜辺境でわらしべ長者やってます〜 他2作
2018年04月06日(Fri) 
読書記録:

ここ一ヶ月ぐらい、読み上げアプリで作業BGMにしていたやつ、取り合えずメモ。

■スキルトレーダー【技能交換】 〜辺境でわらしべ長者やってます〜 129その後 → 報告
 https://ncode.syosetu.com/n3671de/

テンプレトラック転生を経て、異世界で10歳の子供に憑依転生……しかけた中2病の高校生。
しかし転生先の子供は【早熟】の才覚を持ち、固有技能【鑑定】と【技能交換】を駆使して強くなろうと修行していた結果、抵抗に成功。中2な高校生は彼が飼っていたスライムへと転生。
他者との間でスキルを同レベルなら確実に、レベル差があってもそれなりの確率で交換できる技能を持つ少年が、すぐに取得できる採取2や料理1などを剣術2だの回復魔法1だのと交換しつつ、冒険者目指して成り上がっていくお話。
一度間に自分を挟めば、他者←→他者とか魔法品←→他者とかとも交換できるので、いろいろパズルみたいになっていってます。
幼馴染の猫耳少女やエルフ奴隷、中2の魂入りスライムらと共にようやく冒険者になって、ひとつの大きな戦いを終えたあたり。
残虐描写有り、幼馴染とか奴隷その他女性の登場率高し、ステータス表記が頻繁など、いろいろ地雷となりそうな要素がありそうなので要注意(苦笑)
連載中で、更新頻度は月1〜2回ぐらいな模様。

■物語の裏側で
 https://ncode.syosetu.com/n6735cw/

冤罪により着の身着のまま王都を追放され行き倒れていた公爵令嬢を拾ったのは、小さな街で本屋を営む青年。彼は前世の記憶を残したまま転生した異世界人だった。
なおこの世界に魔法はない。
身に覚えのない罪で、王子から一方的に婚約破棄されたという事情を聞いた青年は、大体の事情を察する。そうして彼女を保護して一緒に暮らし始めるが、悪役令嬢の追放が終わった王都では、いろいろとおかしなことが起こり始めていて……

ヤンデレヒロインを拾ったのは、ヤンデレごちそうさまです的な感性を持つ転生ヒーロー。
一見普通人のようでいて立派なチートバグキャラですが、作者様いわく「ヤンデレ同士をぶつけると唯のあまあまカップルになる」とのことで、なんだかんだでほんわかした話運びになってます。よく考えるといろいろエグい部分もあるんですけどね。
ザマア要素は少なめ。ある意味では非常に残酷かつ、一生を針のむしろの中で贖罪に捧げろとも取れる決着なんですが、本編終了後の次世代ストーリー(エタり気味)を見る感じ、王子とヒロインもそれなりに幸せになっている模様。


■フロンティアダイアリー 〜元貴族の異世界辺境生活日記 〜291コロックとティレの商業都市ホープ訪問 その3
 https://ncode.syosetu.com/n7622cy/

人種至上主義がまかり通る異世界で、領民に重税を科しまくっている悪徳貴族の父親に諫言した結果、勘当された青年。
魔法学校の教職も奪われ、領地や近隣の都市全てに立入禁止措置を取られてしまった彼は、慕ってついてきてくれたエルフ女性の元同僚や猫人メイドらと共に、辺境で廃村になっていた村跡地にひとまず居を定める。元々亜人種に対して偏見のなかった彼が、近くの村に住む亜人達や遺跡に残っていた過去の思念体、眠っていたところを質の悪い兵士に叩き起こされ暴れていたサラマンダーらと交流してゆくうちに、廃村だった土地は少しずつ発展していって……

連載中、書籍化済、ダイジェスト化なし。
……超長い、女性比率が異様に高い、しかも高確率で主人公にアプローチしまくり、でも主人公が難聴系鈍感タイプ、誤字脱字表現被り多数、ってかあの時の設定どうなった? いったい誰がどの情報把握してるんだよ、そもそも偽名と変装使って二重生活してるはずなのに、その情報隠す気ねえでしょ。それに時系列、一年そこそこでこれだけいろいろ環境変わるってさすがに無理だろう!?
……などなど、ツッコミどころははありまくりなのですが。
なんかふわーーーっとした緩い雰囲気と、大量に出てくるキャラがちゃんと区別がつくと言うか、再登場時にいろいろこれまでのことを説明してくれることもあり、それこそ作業BGMとして聴き続けてしまいました(苦笑)

世界観を同じくする話が他にもたくさんあって、たまにそれぞれが行き来しているようなので、そちらの方にも手を出してみようと思います。
No.274 (読書)


 休暇だと思って〜書籍化決定
2018年04月01日(Sun) 
超読み返していると言うか、読み上げアプリで作業BGMヘビロテ中の「休暇だと思って楽しみます。」が、書籍化決定だそうです〜〜 ワ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━イ!!

■【6/9発売】穏やか貴族の休暇のすすめ。 - TOブックス オンラインストア
 https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=129683448

まだイラストとか公開されてませんけど、どんな絵柄になるのかなあ……私は読書時に脳内フルカラー展開させるタイプなので、どんなに好きな話でもイラストがアレだと購入に踏み切れないんですよね……あ、絵師さんの名前で検索してみたら、けっこう好みな感じかも……

■310box sando​ works
 https://310pit.wixsite.com/mysite

ありがちなお名前なので、本当にこの方なのかは未確定ですが。
この方の絵柄で、「ぼくのかんがえたさいきょうのまもの」コスしたシャドウ伯爵とか、すごく楽しいかもしれないww
要チェックですね!


2018/06/03 追記:

書影が出ましたね!!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

穏やか貴族の休暇のすすめ。 [ 岬 ]
価格:1399円(税込、送料無料) (2018/6/3時点)



おおお、ジルがちゃんとジルだ!!
個人的にはリゼルさんもうちょい背が高いほうが好み……というか、バルロとナシアス的に同じぐらいの背丈の方が対等っぽくて萌えたんですが、これはこれでvv
この表紙は休暇な冒険者バージョンとして、仕事モードのお貴族様バージョンの挿絵はあるのかなあ。
あとイレヴンは、1巻目ではまだ登場しないらしいので残念です。
これは続刊も出るよう、お布施しなければ……
No.263 (読書)


 やっぱり本が好き
2018年03月12日(Mon) 
先日、タティングレースの洋書につぎ込んだら、入荷しなかったからとまるまる返ってきた上に、お詫びまでつけてもらえた楽天ポイント。
さてじゃあ、改めて何を買おうか……と。いずれ買いたいものを順次登録してある、お気に入り画面を眺めていたはずなのですが。
何故か気がついてみれば、こんなものが手元にあったりしてww



ヨハン・ダビット・ウィース著、宇多五郎 訳、「スイスのロビンソン」上下巻です。
「家族ロビンソン漂流記」という題名か、あるいはアニメ「ふしぎな島のフローネ」の原作と言ったほうが判りやすいでしょうか。
もっともこちらはアニメと異なり、子供達は男の子ばかり4人です。

思い返せばもう12年も前のこと。
何故か不意に子供の頃、ジュヴナイル版ハードカバーで読んだ「家族ロビンソン漂流記」を読み返したくなった私。当時は地元図書館でも見つけられず、ネットで古本をあさってもどれも絶版とか、せいぜいフローネの子供向けノベライズばかり。なんとか見つかるものはプレミア付きで、下手すりゃ万単位という状態……でも、読みたいとなったらもういても立ってもいられず、もう中身さえ読めればいいやと、当時の底値3000円ぐらいでポチったのが、1984年発行の第4刷でした。
状態は控えめに言って文字通り、「読めれば良い人向け」。トレペのカバーもなければ、日焼けスレヨレ折れどころか、本体全体が水濡れで波打っている状態のものが届きました。

そしてなによりびっくりしたのが、中身が旧字体だったこと。
仮名遣いこそ現代文と同じ表記ですが、それこそ「醫者が晝に鹽味の瓣當を持って、繪を畫きに臺地へ行った(医者が昼に塩味の弁当を持って、絵を画きに台地へ行った)」みたいな文章で書かれているんですよww しかもフリガナほぼまったく無し。

当時、旧字文章なんてまったく読んだことのなかった私は、当然頭を抱えてしまった訳ですが。
しかしそれでもなお、私はこれが読みたかったんです!

いやあ、頑張りましたとも。

当時はまだスマホなんか持ってなかったので、パソコンのマウスで手書き入力して検索したり、ネットで見つけた新旧字体対照表とにらめっこしたり。それでも駄目な時は母に聞きに行ったり(「ちょっと懐かしいと思うけど、普通に読めるわよ?」とあっさり言う母に、そうかこれがジェネレーションギャップというやつかと実感)しつつ。
なんとか上下巻を読み終えた時には、ほぼノンストレスで文面を追えるようになっていたのだから、人間の適応力すげえと言うべきか、好きこそものの上手なれというべきか(苦笑)

これをきっかけに古い翻訳の魅力へ目覚めた私は、黒岩涙香の「巌窟王」や「白髪鬼」や「幽霊塔」、森田思軒の「十五少年漂流記」、そしてホームズさんの明治大正期の翻案などへと手を伸ばしていった訳で。

閑話休題。
その水濡れしてヨレまくった1984年刷は、ちょうどその頃、本の置き場に困って自炊PDF化作業に勤しんでいたこともあり、思い切って裁断・PDF化してしまいました。
……さらにはそれをOCRにかけ、不完全ながらもテキストファイル化も行い、その後も何度か読み返していたりしたのですが。

しかし、それでも!
……やっぱり紙書籍の魅力には叶わないのですよね……特にこういう旧字体表記のものは、未だパソコンでは表示できない文字も多く、またフォントの雰囲気自体も独特で、電子化してしまうと風情が大幅に失われてしまうのです(´・ω・`)

その後何年かして再版されたらしく、今では状態さえ問わなければ、2000円以下で上下巻購入できるようです。
でもなあ……一応はデータとして持ってるしなあ……そもそも置き場に困ったから電子化したのに、また買い直してどうするよと思ったんですが。
です、が。

送料無料で上下巻合わせて999円なんて見つけちゃったら……そりゃ逃すまじ! と手が動いちゃうじゃないですか ┐(´〜`;)┌
しかも今ならポイント11倍で、実質900円。全部ポイントでまかなえたから懐痛まないしー?

……欲しいものなんて他にもいくらでもあるのに、やっぱり私は本に関してはいろいろと緩んじゃうんだなあ、ははは(苦笑)

今では地元図書館にも収蔵されているのですけれど、こういうのは手元に置いておいて、気が向いた時に数ページずつめくっては、お気に入りシーンを楽しむのが良いんですよねww
最近、バス通勤のお供にと、文庫サイズの紙書籍の読み返し頻度も増えてきていますし。

今回は、ちゃんと普通の紙カバーがついた2002年発行第5刷が届きました。多少のページ折れや日焼け折れスレはありますけれど、まあ許容範囲。
とりあえず速攻でクリアカバーを装着しました★
一度自炊したけど買い直すほどのお気に入り本には、もうクリアカバーかけないと安心できないのです(苦笑)


そして本に関して、もうひとつ。
通りすがりに査定中の古本を覗いてみたら、それこそ子供向けジュヴナイル版のシャーロック・ホームズ本を見つけてしまい、思わず手にとってチェック(笑)



いや、「悪魔のダイヤ」ってなんぞ? そんな邦題つけられる話なんてあったっけ? って思ったんですよ。

で、目次やら解説文やらを見てみたところ、表題作「悪魔のダイヤ」は「青い紅玉( The Adventure of the Blue Carbuncle )」、残りふたつ収録されていたうち、「12時15分の惨劇」は「ライゲートの大地主」、「恐怖の棺桶」は「フランシス・カーファクス夫人の失踪」とのことでした。
なるほど、言われてみればそれぞれに判らなくもないのですが。
でもダイヤって……ただでさえ「 Carbuncle (丸く研磨された赤い宝石もしくはガーネット)」を、日本語訳では「ルビー」とされがちで、「青いルビーって要するにサファイアじゃん」と突っ込みたくなるあの話を、さらにダイヤと翻訳するって、本文ではどういう扱いになってるんだ、この翻訳ww<中身まではチェックしなかった
いやまあ原典にも「四十グレインの重さの炭素の結晶」という記述があるので、ブルーダイヤという説もあるそうで。このあたりはシャーロキアンにとっても、長年論議の的でもあるらしいんですが。

……しかしこの表紙はまた、青い紅玉っぽくないなあ……フランシス〜の方をイメージしたイラストなのでしょうか? いやでもテーブルの上に、宝石っぽいものが置いてある??
実はライゲイト〜の方の内容は、あんまり覚えていない私です(苦笑)
だから私はシャーロキアンじゃないんだってばっっっ
No.215 (読書)


 まりんこ!〜立ち塞がる敵はすべて倒す! 不屈の悪役令嬢は異世界を海兵隊と駆け抜ける〜
2018年03月07日(Wed) 
読書記録:
■まりんこ!〜立ち塞がる敵はすべて倒す! 不屈の悪役令嬢は異世界を海兵隊と駆け抜ける〜 第63話
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884156287

悪役令嬢断罪の場で異変を生じたのは、彼女の従者であった。
公爵家に代々仕える護衛を出してきた、伯爵家の次男坊。幼馴染である主の護衛兼従者として、共に貴族子弟たちが集まる学園に入学していた彼は、主である少女が次期国王たる第二王子から婚約破棄を言い渡されたまさにその場において、己が何者であるかを把握したのだ。
アメリカ合衆国海兵隊武装偵察部隊、第五武装偵察中隊に所属する、カイル・デヴィッドソン少佐。
何故かは判らないが、現在の彼は伯爵家次男アベル・ナハト・エルディンガーと……かつて妻と娘に付き合って乙女ゲームをやりこんでいた、海兵隊士官(マリーン)の意識が融合している状態なのだと。
どんな不思議が起きて、このような現象に陥ったのかは判らない。しかしこの“現実”がそのまま進んでいけば、あとに待っているのは最低でも少女の幽閉。最悪の場合は彼女の父公爵が引き起こす内乱からの、派閥壊滅。お家も取り潰しになり、主ともども断頭台行きのバッドエンドである。
何より彼は、プレイ中にかの悪役令嬢へ同情していたのだ。客観的に見れば、婚約者に横恋慕され、それでも貴族社会での序列だとか風紀だとか諸々を乱すヒロインをどうにか諌めようとした、ごく常識的な行動しかしていないのに。それが物語の都合上かことごとく裏目に出てしまい、不遇の人生へと転がり落ちていく。貧乏くじ以外の何物でもない。
ひとまず、この場でそのまま王子派に幽閉されたりなどしないよう、取り急ぎ戦略的撤退を成功させたアベルは、矜持にかけて高位貴族令嬢の名に恥じない優雅な一礼を残した少女の美しさを ―― 間近で見なければ判らない、その溢れる寸前の涙と身体の震えを目にして、思う。
このお嬢様であれば、失った祖国(ステイツ)の代わりに仕える価値が、あるかもしれないと。
そうして彼は、もはや国自体が詰んでいるとも言える王国の中で、主人共々生き延びるべく行動を開始する。
「いいか、縦ロール! 口からクソを垂れる最初と最後に“サー”をつけろ!!」「ふえっ!?」


婚約破棄から始まる悪役令嬢モノ。カクヨムにて連載中。
魔法ありの世界で、もともとアベル少年が持っていた“使役するための生物を異世界より召喚する”というレアな魔法が、カイルの意識が覚醒することで“アメリカ合衆国海兵隊にまつわるものであれば、なんでも呼び出せる謎の能力”に変化。ただし何らかの制約があるらしく、物語開始時には日用品を含む備品と小火器、細かい機械類のみに限定されています。
それらを使ってまず行うのが、深窓の公爵令嬢を地獄の新兵訓練(ブートキャンプ)に叩き込むことというのが(笑)
いや国の次期上層部が軒並み脳味噌ピンクのお花畑に成り果てているので、仮に国内問題が解決したとしても、遠からず周辺諸国に呑み込まれそうなぐらいに詰んだ状態のため、とりあえず死んだ目をしているお嬢様に発破をかけるのは正しいのでしょうが。明らかに方法を間違えていますww
そんなこんなで10話目あたりから、お嬢様は立派な海兵隊員に★
あ、一応ブートキャンプが終わってからは、アベル=カイルもまた従者としての言動に戻ってます。戦友的な感じで親密にはなりますが、根底にある主従関係は逆転したりしません。
話が進むにつれていろいろ制限が解除されていき、召喚できるものが増えていくのはお約束。
まだカイルがこんなことになった理由とか、ヒロインが何者で、何故ゲームでは存在しなかった逆ハールートに入っているのかとかは語られていませんが、とりあえずお嬢様とアベルの関係が前進したので良し!
……って、カイルさん、元少佐で難しい年頃の娘がいた妻帯者って……意識的にお幾つなのかとか。ロ、ロリ……?
No.209 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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