よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 《死に狂い》の侍が勇者のパーティーをクビになったので魔王をサクッと倒して自由に生きようかと思います
2018年05月02日(Wed) 
読書記録:
■《死に狂い》の侍が勇者のパーティーをクビになったので魔王をサクッと倒して自由に生きようかと思います〜 第68話 お約束すら人がやる
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885098239

異世界を海兵隊と〜と同じ作者さんの作品。連載中。
やはりタイトルですべてが語られている通り、西洋ヨーロッパ的世界観で、東方の蛮族とみなされている江戸時代に入ったばかりの日本っぽい国「八州」の侍が、価値観の違いから勇者パーティーから追い出しをくらい、なら義理を果たしてしまえば自由の身になれるだろうと、さっさと単身魔王を討伐しちゃってからの冒険者ぶらり旅的な感じ。
魔王軍は統率を失いはしたけれどまだ残っているし、国としては魔物ごときの相手で国力を減らしたくないから、軍は温存して勇者パーティーに押し付けちゃえ的な思惑もあったり。そして八州側は八州側で、大陸が自分達を蛮族と侮るなら、国内に置いておくと火種になる厄介者一人を差し出すことで、密かに国内で力を蓄えようと考えていたりと、いろいろ入り乱れています。
が、戦国時代が終わっても戦うことを止められない《死に狂い》のバトルジャンキーさんは、それら全てを余所に、強者と戦うことが楽しくて仕方なく、ひたすら「面白そうだから」という理由で死合いに突っ込んでいくというww
けして脳筋ではなく、ちゃんと頭が回って理性の働く、超凄腕の戦闘狂ってタチ悪いよね……という。
しかも成り行きで一国あげての壮大な陰謀に巻き込まれたあげく、なんだかんだでほだされたっぽく。気ままな冒険ぶらり旅から、また新たな局面が? と言ったところで四章目が始まってます。
……勇者パーティー……いや、勇者へのザマアっぽいものが、三章目ラストの幕間でようやく出てきましたが……これどちらかと言うとフラグが立ってる『彼女』のほうがアレで、勇者は精神的に……的な流れっぽいですよね……あんなののおつきに選ばれたパーティーメンバーが気の毒過ぎる……
No.328 (読書)


 料理は、魔法!?
2018年04月18日(Wed) 
読書記録:
■料理は、魔法!? 〜私は央の支配者
 https://ncode.syosetu.com/n9818be/

唐突に異界の森へと放り出された女性が、ひたすら森に引きこもって、そこに育つ「食物(誤字にあらず)」を、日本人的感性で調理して食べているお話。
なおその成果物は、現地の人達の感覚では食べ物とも思えない、恐ろしい代物な模様。
異界ゆえの認識のズレがあることを悟りつつも、詳しく知ってしまうと生きていけそうにないからと、主人公はひたすらマイペースに己を貫いてます。
割と残虐描写ありの綱渡り生活。一歩間違えば一瞬で死ねる世界。
本編完結済。番外編がポツポツと。
No.297 (読書)


 スキルトレーダー【技能交換】 〜辺境でわらしべ長者やってます〜 他2作
2018年04月06日(Fri) 
読書記録:

ここ一ヶ月ぐらい、読み上げアプリで作業BGMにしていたやつ、取り合えずメモ。

■スキルトレーダー【技能交換】 〜辺境でわらしべ長者やってます〜 129その後 → 報告
 https://ncode.syosetu.com/n3671de/

テンプレトラック転生を経て、異世界で10歳の子供に憑依転生……しかけた中2病の高校生。
しかし転生先の子供は【早熟】の才覚を持ち、固有技能【鑑定】と【技能交換】を駆使して強くなろうと修行していた結果、抵抗に成功。中2な高校生は彼が飼っていたスライムへと転生。
他者との間でスキルを同レベルなら確実に、レベル差があってもそれなりの確率で交換できる技能を持つ少年が、すぐに取得できる採取2や料理1などを剣術2だの回復魔法1だのと交換しつつ、冒険者目指して成り上がっていくお話。
一度間に自分を挟めば、他者←→他者とか魔法品←→他者とかとも交換できるので、いろいろパズルみたいになっていってます。
幼馴染の猫耳少女やエルフ奴隷、中2の魂入りスライムらと共にようやく冒険者になって、ひとつの大きな戦いを終えたあたり。
残虐描写有り、幼馴染とか奴隷その他女性の登場率高し、ステータス表記が頻繁など、いろいろ地雷となりそうな要素がありそうなので要注意(苦笑)
連載中で、更新頻度は月1〜2回ぐらいな模様。

■物語の裏側で
 https://ncode.syosetu.com/n6735cw/

冤罪により着の身着のまま王都を追放され行き倒れていた公爵令嬢を拾ったのは、小さな街で本屋を営む青年。彼は前世の記憶を残したまま転生した異世界人だった。
なおこの世界に魔法はない。
身に覚えのない罪で、王子から一方的に婚約破棄されたという事情を聞いた青年は、大体の事情を察する。そうして彼女を保護して一緒に暮らし始めるが、悪役令嬢の追放が終わった王都では、いろいろとおかしなことが起こり始めていて……

ヤンデレヒロインを拾ったのは、ヤンデレごちそうさまです的な感性を持つ転生ヒーロー。
一見普通人のようでいて立派なチートバグキャラですが、作者様いわく「ヤンデレ同士をぶつけると唯のあまあまカップルになる」とのことで、なんだかんだでほんわかした話運びになってます。よく考えるといろいろエグい部分もあるんですけどね。
ザマア要素は少なめ。ある意味では非常に残酷かつ、一生を針のむしろの中で贖罪に捧げろとも取れる決着なんですが、本編終了後の次世代ストーリー(エタり気味)を見る感じ、王子とヒロインもそれなりに幸せになっている模様。


■フロンティアダイアリー 〜元貴族の異世界辺境生活日記 〜291コロックとティレの商業都市ホープ訪問 その3
 https://ncode.syosetu.com/n7622cy/

人種至上主義がまかり通る異世界で、領民に重税を科しまくっている悪徳貴族の父親に諫言した結果、勘当された青年。
魔法学校の教職も奪われ、領地や近隣の都市全てに立入禁止措置を取られてしまった彼は、慕ってついてきてくれたエルフ女性の元同僚や猫人メイドらと共に、辺境で廃村になっていた村跡地にひとまず居を定める。元々亜人種に対して偏見のなかった彼が、近くの村に住む亜人達や遺跡に残っていた過去の思念体、眠っていたところを質の悪い兵士に叩き起こされ暴れていたサラマンダーらと交流してゆくうちに、廃村だった土地は少しずつ発展していって……

連載中、書籍化済、ダイジェスト化なし。
……超長い、女性比率が異様に高い、しかも高確率で主人公にアプローチしまくり、でも主人公が難聴系鈍感タイプ、誤字脱字表現被り多数、ってかあの時の設定どうなった? いったい誰がどの情報把握してるんだよ、そもそも偽名と変装使って二重生活してるはずなのに、その情報隠す気ねえでしょ。それに時系列、一年そこそこでこれだけいろいろ環境変わるってさすがに無理だろう!?
……などなど、ツッコミどころははありまくりなのですが。
なんかふわーーーっとした緩い雰囲気と、大量に出てくるキャラがちゃんと区別がつくと言うか、再登場時にいろいろこれまでのことを説明してくれることもあり、それこそ作業BGMとして聴き続けてしまいました(苦笑)

世界観を同じくする話が他にもたくさんあって、たまにそれぞれが行き来しているようなので、そちらの方にも手を出してみようと思います。
No.274 (読書)


 休暇だと思って〜書籍化決定
2018年04月01日(Sun) 
超読み返していると言うか、読み上げアプリで作業BGMヘビロテ中の「休暇だと思って楽しみます。」が、書籍化決定だそうです〜〜 ワ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━イ!!

■【6/9発売】穏やか貴族の休暇のすすめ。 - TOブックス オンラインストア
 https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=129683448

まだイラストとか公開されてませんけど、どんな絵柄になるのかなあ……私は読書時に脳内フルカラー展開させるタイプなので、どんなに好きな話でもイラストがアレだと購入に踏み切れないんですよね……あ、絵師さんの名前で検索してみたら、けっこう好みな感じかも……

■310box sando​ works
 https://310pit.wixsite.com/mysite

ありがちなお名前なので、本当にこの方なのかは未確定ですが。
この方の絵柄で、「ぼくのかんがえたさいきょうのまもの」コスしたシャドウ伯爵とか、すごく楽しいかもしれないww
要チェックですね!


2018/06/03 追記:

書影が出ましたね!!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

穏やか貴族の休暇のすすめ。 [ 岬 ]
価格:1399円(税込、送料無料) (2018/6/3時点)



おおお、ジルがちゃんとジルだ!!
個人的にはリゼルさんもうちょい背が高いほうが好み……というか、バルロとナシアス的に同じぐらいの背丈の方が対等っぽくて萌えたんですが、これはこれでvv
この表紙は休暇な冒険者バージョンとして、仕事モードのお貴族様バージョンの挿絵はあるのかなあ。
あとイレヴンは、1巻目ではまだ登場しないらしいので残念です。
これは続刊も出るよう、お布施しなければ……
No.263 (読書)


 やっぱり本が好き
2018年03月12日(Mon) 
先日、タティングレースの洋書につぎ込んだら、入荷しなかったからとまるまる返ってきた上に、お詫びまでつけてもらえた楽天ポイント。
さてじゃあ、改めて何を買おうか……と。いずれ買いたいものを順次登録してある、お気に入り画面を眺めていたはずなのですが。
何故か気がついてみれば、こんなものが手元にあったりしてww



ヨハン・ダビット・ウィース著、宇多五郎 訳、「スイスのロビンソン」上下巻です。
「家族ロビンソン漂流記」という題名か、あるいはアニメ「ふしぎな島のフローネ」の原作と言ったほうが判りやすいでしょうか。
もっともこちらはアニメと異なり、子供達は男の子ばかり4人です。

思い返せばもう12年も前のこと。
何故か不意に子供の頃、ジュヴナイル版ハードカバーで読んだ「家族ロビンソン漂流記」を読み返したくなった私。当時は地元図書館でも見つけられず、ネットで古本をあさってもどれも絶版とか、せいぜいフローネの子供向けノベライズばかり。なんとか見つかるものはプレミア付きで、下手すりゃ万単位という状態……でも、読みたいとなったらもういても立ってもいられず、もう中身さえ読めればいいやと、当時の底値3000円ぐらいでポチったのが、1984年発行の第4刷でした。
状態は控えめに言って文字通り、「読めれば良い人向け」。トレペのカバーもなければ、日焼けスレヨレ折れどころか、本体全体が水濡れで波打っている状態のものが届きました。

そしてなによりびっくりしたのが、中身が旧字体だったこと。
仮名遣いこそ現代文と同じ表記ですが、それこそ「醫者が晝に鹽味の瓣當を持って、繪を畫きに臺地へ行った(医者が昼に塩味の弁当を持って、絵を画きに台地へ行った)」みたいな文章で書かれているんですよww しかもフリガナほぼまったく無し。

当時、旧字文章なんてまったく読んだことのなかった私は、当然頭を抱えてしまった訳ですが。
しかしそれでもなお、私はこれが読みたかったんです!

いやあ、頑張りましたとも。

当時はまだスマホなんか持ってなかったので、パソコンのマウスで手書き入力して検索したり、ネットで見つけた新旧字体対照表とにらめっこしたり。それでも駄目な時は母に聞きに行ったり(「ちょっと懐かしいと思うけど、普通に読めるわよ?」とあっさり言う母に、そうかこれがジェネレーションギャップというやつかと実感)しつつ。
なんとか上下巻を読み終えた時には、ほぼノンストレスで文面を追えるようになっていたのだから、人間の適応力すげえと言うべきか、好きこそものの上手なれというべきか(苦笑)

これをきっかけに古い翻訳の魅力へ目覚めた私は、黒岩涙香の「巌窟王」や「白髪鬼」や「幽霊塔」、森田思軒の「十五少年漂流記」、そしてホームズさんの明治大正期の翻案などへと手を伸ばしていった訳で。

閑話休題。
その水濡れしてヨレまくった1984年刷は、ちょうどその頃、本の置き場に困って自炊PDF化作業に勤しんでいたこともあり、思い切って裁断・PDF化してしまいました。
……さらにはそれをOCRにかけ、不完全ながらもテキストファイル化も行い、その後も何度か読み返していたりしたのですが。

しかし、それでも!
……やっぱり紙書籍の魅力には叶わないのですよね……特にこういう旧字体表記のものは、未だパソコンでは表示できない文字も多く、またフォントの雰囲気自体も独特で、電子化してしまうと風情が大幅に失われてしまうのです(´・ω・`)

その後何年かして再版されたらしく、今では状態さえ問わなければ、2000円以下で上下巻購入できるようです。
でもなあ……一応はデータとして持ってるしなあ……そもそも置き場に困ったから電子化したのに、また買い直してどうするよと思ったんですが。
です、が。

送料無料で上下巻合わせて999円なんて見つけちゃったら……そりゃ逃すまじ! と手が動いちゃうじゃないですか ┐(´〜`;)┌
しかも今ならポイント11倍で、実質900円。全部ポイントでまかなえたから懐痛まないしー?

……欲しいものなんて他にもいくらでもあるのに、やっぱり私は本に関してはいろいろと緩んじゃうんだなあ、ははは(苦笑)

今では地元図書館にも収蔵されているのですけれど、こういうのは手元に置いておいて、気が向いた時に数ページずつめくっては、お気に入りシーンを楽しむのが良いんですよねww
最近、バス通勤のお供にと、文庫サイズの紙書籍の読み返し頻度も増えてきていますし。

今回は、ちゃんと普通の紙カバーがついた2002年発行第5刷が届きました。多少のページ折れや日焼け折れスレはありますけれど、まあ許容範囲。
とりあえず速攻でクリアカバーを装着しました★
一度自炊したけど買い直すほどのお気に入り本には、もうクリアカバーかけないと安心できないのです(苦笑)


そして本に関して、もうひとつ。
通りすがりに査定中の古本を覗いてみたら、それこそ子供向けジュヴナイル版のシャーロック・ホームズ本を見つけてしまい、思わず手にとってチェック(笑)



いや、「悪魔のダイヤ」ってなんぞ? そんな邦題つけられる話なんてあったっけ? って思ったんですよ。

で、目次やら解説文やらを見てみたところ、表題作「悪魔のダイヤ」は「青い紅玉( The Adventure of the Blue Carbuncle )」、残りふたつ収録されていたうち、「12時15分の惨劇」は「ライゲートの大地主」、「恐怖の棺桶」は「フランシス・カーファクス夫人の失踪」とのことでした。
なるほど、言われてみればそれぞれに判らなくもないのですが。
でもダイヤって……ただでさえ「 Carbuncle (丸く研磨された赤い宝石もしくはガーネット)」を、日本語訳では「ルビー」とされがちで、「青いルビーって要するにサファイアじゃん」と突っ込みたくなるあの話を、さらにダイヤと翻訳するって、本文ではどういう扱いになってるんだ、この翻訳ww<中身まではチェックしなかった
いやまあ原典にも「四十グレインの重さの炭素の結晶」という記述があるので、ブルーダイヤという説もあるそうで。このあたりはシャーロキアンにとっても、長年論議の的でもあるらしいんですが。

……しかしこの表紙はまた、青い紅玉っぽくないなあ……フランシス〜の方をイメージしたイラストなのでしょうか? いやでもテーブルの上に、宝石っぽいものが置いてある??
実はライゲイト〜の方の内容は、あんまり覚えていない私です(苦笑)
だから私はシャーロキアンじゃないんだってばっっっ
No.215 (読書)


 まりんこ!〜立ち塞がる敵はすべて倒す! 不屈の悪役令嬢は異世界を海兵隊と駆け抜ける〜
2018年03月07日(Wed) 
読書記録:
■まりんこ!〜立ち塞がる敵はすべて倒す! 不屈の悪役令嬢は異世界を海兵隊と駆け抜ける〜 第63話
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884156287

悪役令嬢断罪の場で異変を生じたのは、彼女の従者であった。
公爵家に代々仕える護衛を出してきた、伯爵家の次男坊。幼馴染である主の護衛兼従者として、共に貴族子弟たちが集まる学園に入学していた彼は、主である少女が次期国王たる第二王子から婚約破棄を言い渡されたまさにその場において、己が何者であるかを把握したのだ。
アメリカ合衆国海兵隊武装偵察部隊、第五武装偵察中隊に所属する、カイル・デヴィッドソン少佐。
何故かは判らないが、現在の彼は伯爵家次男アベル・ナハト・エルディンガーと……かつて妻と娘に付き合って乙女ゲームをやりこんでいた、海兵隊士官(マリーン)の意識が融合している状態なのだと。
どんな不思議が起きて、このような現象に陥ったのかは判らない。しかしこの“現実”がそのまま進んでいけば、あとに待っているのは最低でも少女の幽閉。最悪の場合は彼女の父公爵が引き起こす内乱からの、派閥壊滅。お家も取り潰しになり、主ともども断頭台行きのバッドエンドである。
何より彼は、プレイ中にかの悪役令嬢へ同情していたのだ。客観的に見れば、婚約者に横恋慕され、それでも貴族社会での序列だとか風紀だとか諸々を乱すヒロインをどうにか諌めようとした、ごく常識的な行動しかしていないのに。それが物語の都合上かことごとく裏目に出てしまい、不遇の人生へと転がり落ちていく。貧乏くじ以外の何物でもない。
ひとまず、この場でそのまま王子派に幽閉されたりなどしないよう、取り急ぎ戦略的撤退を成功させたアベルは、矜持にかけて高位貴族令嬢の名に恥じない優雅な一礼を残した少女の美しさを ―― 間近で見なければ判らない、その溢れる寸前の涙と身体の震えを目にして、思う。
このお嬢様であれば、失った祖国(ステイツ)の代わりに仕える価値が、あるかもしれないと。
そうして彼は、もはや国自体が詰んでいるとも言える王国の中で、主人共々生き延びるべく行動を開始する。
「いいか、縦ロール! 口からクソを垂れる最初と最後に“サー”をつけろ!!」「ふえっ!?」


婚約破棄から始まる悪役令嬢モノ。カクヨムにて連載中。
魔法ありの世界で、もともとアベル少年が持っていた“使役するための生物を異世界より召喚する”というレアな魔法が、カイルの意識が覚醒することで“アメリカ合衆国海兵隊にまつわるものであれば、なんでも呼び出せる謎の能力”に変化。ただし何らかの制約があるらしく、物語開始時には日用品を含む備品と小火器、細かい機械類のみに限定されています。
それらを使ってまず行うのが、深窓の公爵令嬢を地獄の新兵訓練(ブートキャンプ)に叩き込むことというのが(笑)
いや国の次期上層部が軒並み脳味噌ピンクのお花畑に成り果てているので、仮に国内問題が解決したとしても、遠からず周辺諸国に呑み込まれそうなぐらいに詰んだ状態のため、とりあえず死んだ目をしているお嬢様に発破をかけるのは正しいのでしょうが。明らかに方法を間違えていますww
そんなこんなで10話目あたりから、お嬢様は立派な海兵隊員に★
あ、一応ブートキャンプが終わってからは、アベル=カイルもまた従者としての言動に戻ってます。戦友的な感じで親密にはなりますが、根底にある主従関係は逆転したりしません。
話が進むにつれていろいろ制限が解除されていき、召喚できるものが増えていくのはお約束。
まだカイルがこんなことになった理由とか、ヒロインが何者で、何故ゲームでは存在しなかった逆ハールートに入っているのかとかは語られていませんが、とりあえずお嬢様とアベルの関係が前進したので良し!
……って、カイルさん、元少佐で難しい年頃の娘がいた妻帯者って……意識的にお幾つなのかとか。ロ、ロリ……?
No.209 (読書)


 文官ワイト氏と白き職場。
2018年02月25日(Sun) 
読書記録:
■文官ワイト氏と白き職場。
 https://ncode.syosetu.com/s0240d/

あまりにブラック環境な魔王城での事務仕事にブチ切れたあげく、魔王に辞表を叩きつけるついでに一発入れた、魔族の文官ワイト。種族的には一度もランクアップせず、最底辺に近い彼だったが……実は戦場に行きたくないがためにあえて変異を拒んでいただけで、レベルは魔王をとうに凌駕していたのである。
そうして城をあとにしようとした彼を、ちょうどまさに魔王相手に戦い、敗北を喫しようとしていた勇者パーティーの一人が呼び止めた。
聖女であるその女性は、骸骨姿のアンデッドに対し、こう叫んだのだ。
「私はヒト族最大の国家の王女! ですから、貴方の新たな雇用主になることができます! 週休二日! ボーナスも保証します! 給料も手取りで300ゴールドを約束いたします! どう、共に魔王と戦ってくださいませんか!?」
ワイトは、アンデッドという睡眠や三大欲求とは無縁な種族特性故に、昼夜を問わぬ過酷な労働を強いられていた。休みなどなく、他の上級種族である同僚達からは、当然のように仕事や失敗を押し付けられ……減給に継ぐ減給で、今や一月の給料など100ゴールド程度しかない。
「………社長とお呼びすれば宜しいでしょうか?」
「はい! では社長命令です! 魔王を倒しなさい!」
その瞬間、彼の心は決まった。
「食らえよ魔王様………ッ! これが貴様が冷房の効いた部屋で心地よく座っている間に、冷房の配備されていない部屋でデスクに向かい合って手にいれた力だ!」
かくして魔王は倒され、そして ――


アース・スターノベルさんの刊行予定に入っていたので、WEB版をチェックチェック。
ワイトというといまいちピンときませんが、要するにスケルトン的な、見た目骸骨の雑魚アンデッドのことなようです。
……しかし人狼〜副官といい、アース・スター編集部さんにはどなたか、ブラック企業に思うところがある方でもおられるのでしょうか(笑)
あと二話目以降の職場環境がブラックじゃないのかというと、むしろこれ典型的なブラック企業なんじゃって疑惑が濃厚なんですが(^ー^;;) いや上司も同僚も、良い人たちではあるんですけど。
しかもWEB版は短編7本ほどで、書籍版では7万字書き下ろしって、それってもはや別物なんじゃ(汗)
活動報告の表紙ラフを拝見する感じ、これ誰? ってキャラもいるみたいですし。
中盤から登場する、ニイト・フリィタ氏については賛否が別れるでしょうが……ずっとじゃなくたまになら、こういうのもありだと私は思ってます。
……け、けして表紙ラフで、めっちゃ好みタイプだったからじゃないんだからねっっっ
No.190 (読書)


 最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます
2018年02月21日(Wed) 
読書記録:
■最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます〜第二章26話
 http://ncode.syosetu.com/n4045ed/

内容はほぼタイトル通りの、スキルだの神から与えられる職業だのがあって、何故か職種とステータスが合致せず主役が無双するタイプのお話。書籍化&コミカライズ済、ダイジェスト化なし。現在第二章目を連載中。
……主役が転職しなければならなかった詳しい理由とか、初級職に転職したのにステータスが下がらなかった訳とか、そもそもなんで最初はいきなり最上級の職に付いていたのか。その頃にはどんなふうに活動していたのか。トータル62話の段階で、そのあたりがまだほとんど説明されないままなのが少々もどかしいです。
っていうか、あらすじと本文の内容が噛み合ってなくないかこれ?
書籍版の表紙が割りと好みだったのでWEB版読んでみて……それなりに面白くはありますが、そろそろあれやこれやの説明がほしいところです。
あとコミカライズ版の方は、絵面とかが青年向け過ぎて正直ちょっと……(^ー^;;)
No.180 (読書)


 捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る
2018年02月20日(Tue) 
読書記録:
■捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る
 https://ncode.syosetu.com/s5014d/

公爵令嬢シルフ・ビーベルは、友人だと思っていた少女に嵌められ、国外追放された。王子の婚約者として様々な義務を課せられることに不満を抱きもせず、ただひっそりと本を読むことだけを楽しみに日々を過ごしていた彼女は、ある日いきなり、同じように物語を愛するたった一人の友人だと信じていた男爵令嬢 ―― カンナ・コピエーネによって、身に覚えのない罪を着せられたのだ。
一方的に弾劾され婚約を破棄された彼女は、そのまま訳も判らぬまま隣国との国境にある森へと、檻に入れられ放置された。
隣国ダーゲンヘルム王国は、死に最も近い場所、黄泉の国だと伝説のように語られていた。暗い森に囲まれた立地からほぼ鎖国状態となっているその国の民は、みな悪鬼羅刹に等しく。特に国王などは、夜な夜な国外に出ては乙女を食らっていると言う。そうやってダーゲンヘルム王は、何千年も生き続けている怪物なのだ、と。
つまり拘束された状態で森に捨てられた彼女は、そのまま『怪物』に食われてしまえということなのだ。仮に一夜が明けてまだ生きていたとしても、状況を確認に来た兵達の手で改めて殺されるのだろう。
何故自分がこんな目に合わなければならないのか、シルフにはどうしても判らなかった。牢に繋がれた彼女へと会いに来たカンナ嬢にそれを問えば、返って来たのは、
「ヒロインの邪魔をする悪役令嬢は、婚約破棄されて、皆の前で断罪されて、それから国外追放されるのよ。悪役令嬢として生まれたのが運の尽きね」
という、まったく理解できない言葉でしかなく。
自分は悪役だったのか? 自分は彼女に何をした? どうすれば、自分は『悪役令嬢』にならずにすんだのだ?
考えても考えても判らない。そして助かる気もしない。
それでも彼女は一縷の望みを持って、格子の間から手を伸ばし、落ちていた枯れ枝を拾い上げる。
そうして『悪役令嬢』シルフ・ビーベルが地面に書き記した文字は……


本編完結済。後日談的番外編が、5話ほどの中編2本と、別ページに短編1本ほどあります。
タイトルだけ見れば、ありがちな冤罪着せられる悪役令嬢モノ。
最初の方だけ読んでいれば、やはりごくありがちな、空気読めない転生ヒロインがはた迷惑にやらかしちゃったテンプレ物語。
さらに読み進めれば、めっちゃ有能だけれど壊れたところのある『怪物』に拾われて気に入られた主人公が、溺愛されて幸せを掴みつつザマアな復讐を遂げる、見返し系シンデレラストーリー。
しかしさらにそこから先の展開が予想外で、ちょっと内容を確認するだけのつもりが、最終話通り過ぎて番外編まで一気に行ってしまいました。
なんというか、謎はいろいろ残っていて、カンナが転生した理由とか、それでこの世界って結局は何だったの? といった根源的な部分は不明なままだったりもするのですが……でも本来人生ってそういうものよね? みたいな。全てを語り尽くすのはむしろ蛇足だろうと思わせられて、これはこれで良いんだと感じました。
そして純真無垢な人なんてどこにもいないし、誰もが打算で、自分の幸せのために動く。それが当たり前のことよねと突きつけてくるというか。それでもみんなで幸せが良いよね、というか。
もう誰が主役で誰が悪役令嬢で、誰がヒロインで誰が怪物なのか。
とにかく、二転三転するキャラクター達の印象や立場や物の考え方に引き込まれました。いやもう脱帽。
巷にあふれかえる『悪役令嬢』という題材を、こういうふうに料理されたお話は初めてです。
面白かった。

あ、ちなみに誇張でなく残虐表現注意です。人死に出まくってますし、ある意味、振り回された側の王国上層部とか、それに巻き込まれた国民達の扱いは気の毒というか、かなり理不尽です。
主人公が『正しい』と、いつから錯覚していた? 的展開なので、読む人はかなり選ぶと思われます。読まれる方は覚悟の上でどうぞ。
No.179 (読書)


 悪役令嬢様と用務員さん
2018年02月18日(Sun) 
読書記録:
■悪役令嬢様と用務員さん
 https://ncode.syosetu.com/s9720d/

悪役令嬢が婚約破棄される場面を眺めていた、窓掃除中の用務員さんのお話。
あと令嬢サイドと後日談の短編3本からなっています。むしろ令嬢サイドのほうがインパクトあってww
No.171 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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