よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 ぼっちの最強暗殺者は、娘と出会って人生を取り戻す
2018年10月17日(Wed) 
■ぼっちの最強暗殺者は、娘と出会って人生を取り戻す
 https://ncode.syosetu.com/n4919ev/

最強の暗殺者。殺された者の関係者は愚か、暗殺ギルドのトップですら正体を知らないその青年は、今日もいつものように仕事を終えていた。途中でターゲットの娘と思しき少女と使用人に姿を見られたが、何も問題はない。
返り血を落とすべく近くの川へ向かった彼は、しかしそこで信じられないものを見つけた。
それは、倒れている女の子だった。年は六歳ぐらいだろうか。紺色のスニーカーに、やや幅広のデニム地のサロペット。下に着ているTシャツはまぶしいほどに白い。
「う、嘘だろ。まじかよ」
その服装は、彼がこの世界にやってくる……十年ほど前まで暮らしていた、日本のものであったのだ。
この子供も、転移者なのか。
十八でトラックに轢かれそうになって、そのままこの世界に飛ばされた。原因も判らず、理由も判らない。ただ突然投げ出された世界で、必死になって生きてきた。そのための力 ―― ギフトは与えられていたからだ。しかし、その代償はあまりにも大きかった。そのギフト故に彼は暗殺者となり、十年間を全くの孤独に過ごしてきたのだ。
そんな彼が出会った、同郷の思い出を纏う子供。それを放置して行くことなどできなかった。たとえ ―― すぐに別れが来るのだと判っていても。
そうして彼 ―― シンは、高藤麗と名乗る子供を拾い、宿へと連れ帰った。どうやらこの少女は親から虐待を受けていたようで、実際の年齢は八歳だという。明らかに肉体の発育が遅く、家に帰りたいとも言わない。むしろ帰りたくないとすがってくる。
懐かしい元の世界、そして他人との関わり。一晩経てば失われるだろう、けれどかけがえのない一晩。
しかし……夜が明けても、その関わりは失われなかった。驚愕、戸惑い ―― そして喜び。
シンはレイの希望を聞き、彼女の保護者となることを決める。
『流れるもの』 ―― 川を流れる葉のように、誰の注意も引かず誰の記憶に残ることもなく、その視界から外れれば、すぐさま道行く人の流れに紛れてしまう。どこにいても認識はされるが、危険だとは思われない ―― そんなギフトを授かっていた彼を、この同郷の少女は一晩経っても過たず見分け、その名を呼んでくれたのだから。
そしてその日から、彼は他の人々の記憶にも残るようになった。他人と普通に言葉を交わし、忘れていた人との関わり方を思い出してゆく。
暗殺者として稼いだ金はあるが、娘には働くお父さん格好良いと言われたい。寝るだけの埃まみれだった家もきちんと手入れをしなければ。
そうして暗殺者を廃業し、冒険者としての生活を始めた彼だったが、その実力は十年間の暗殺者生活で無自覚なままに上がりまくっていて ――

トラック転移でものすごく苦労した青年が、拾った子供によって心を救われ、そのまま親馬鹿街道を爆走していくお話。シリアス二割、ほのぼの五割、恋愛三割とのこと。中編・完結済。
終盤、暗殺者だったことによるしっぺ返しもありますが、ほのぼの五割ですから、それなりに収束してます。……ってか、事情ある程度判っててやらかした騎士団長とか司法取引できたんだろうあちこちの上層部はまだしも、報酬目当てで思い切り殺しにかかって来た一般冒険者達とか傍観してた門番とかとの和解は、ちゃんとできたのか……?
あと、これ娘の身になにかあったりしたら、シンさん再び同じ孤独に落ちるんじゃ。
エピローグで既に、年頃になった娘に「おとーさんなんて!」って言われて _| ̄|○ ってなってるし(苦笑)
終盤、いくらかスキルをコントロールできるようになってたから、それでなんとかなるんですかね?
No.783 (読書)


 穏やか貴族の休暇のすすめ。 2巻
2018年10月16日(Tue) 
読書記録:
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

穏やか貴族の休暇のすすめ。(2) [ 岬 ]
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なろうの「休暇だと思って楽しみます。」の2巻目。
はい、イレヴンの登場です★ 帯にまで「赤い嵐イレヴン、襲来!!」とか書かれてますしww
もう表紙をご覧の通り、イレヴンまじイレヴンでしたww もうちょっと派手な赤髪の方がと思ったぐらいで、現実的にはあれで充分「鮮やかな赤毛」なんでしょうし。
そして本文挿絵にまさかの精鋭Aが! しかも持ってる炭酸水のストローを、リゼルがくわえてるあの場面! よもやこうも早々と彼をイラストで拝める日が来るとはvv
はい、目隠し有能常識人と見せかけて実はぶっ壊れ系、大好物です。たとえ逆さになってぶら下がっても、その顔が露わにならない、そんな精鋭Aさんは正統派目隠し系だと思いますww
あ、あとカラー口絵には団長さんもいました。なるほどこちらも紛れもなく団長さん。

収録は「16:人の恋路に関わらない」〜「29:全部は拾えなかった」まで。
例によってちょっと順番が入れ替えられて、最後に「閑話:他からみた彼ら」で締めて、巻末書き下ろしには、新モブキャラ細工師さん視点のクエストがひとつ。
そして全体的に、かなり文章の修正や、ちょっとした場面の書き足しなどがありました。ストーリー的な変化はほぼないんですが、たとえばスタッドがリゼル見つけると半ば職務放棄に近い状態で受付窓口に来ていたのが、ちゃんと仕事を終わらせてからに変更されていたり、リゼルが超ぶっつけでバイオリン奏者の代役やっていたのが、団長とそれなりに打ち合わせをしてからになっていたりとか、多少は常識的なフォローが入っていたかな、と。
ただWEB版ヘビロテ読者としては、リゼルがちら見しただけの台本をほぼ暗記していたとことか、「神が来たぞ全員拝め!」の台詞が変更されていたりといったのが、ちょっと残念だったかなあって。
あと「ニィサン最ッ高!」「グローブしてなきゃ許してねぇぞ」の場面、ジルが手を伸ばすタイミングなんで変えたんだろう……? なんだか逆にやりとりに違和感が<細けえよ
ジャッジに迷惑かけた臨時スタッフの末路表現も、多少マイルドになっていた気がします。いや末路自体は変わってはないんですけどね。そこは暗黙の了解的な感じで、あえて口には出していないというか。
そのあたりはやはり、大人の事情だったんですかねえ(苦笑)

挿絵で気になったのは、イレヴンの新しい装備もへそ出しだった点。いや似合ってるけど!
でもほんの数ページ前に、「前みたいにお腹出してたら〜」ってリゼルの台詞があるんですもん。完全に矛盾してるやん。
そうそう、リゼルとスタッドが、一巻目よりも少し年上っぽくなっている感じがしたのは嬉しかったです。特にリゼルは ―― あくまで個人的イメージですが ―― ジルと同年代の20代後半だと思っていたので。もう5〜7、8歳ぐらい上だと理想なのになあ(´・ω・`)

残念といえば、本文の各章タイトルがなくなっているのもです。
「埋めたやつは回収済」とか「全部は拾えなかった」とか、読み終わってから改めてタイトル確認したら、思わずくすりってなったり、ちまちまフォローが入っているのも、この作品の醍醐味のひとつだと思うので。

そして最後に。
これが最大の気になりどころ。
……多少てにをはがおかしかったり、誤字脱字ぐらいはまだ許せますよ?
でもさ、わざわざふりがな振っといて、それが間違ってるのだけはさすがにどうかと。
……だって「胡乱」に「うらん」、「瞠り」に「つむり」ってルビが、あえてつけられてるんですもん。思わず自分の勘違いかって、辞書ひいちゃいましたよ。まったく、校正さんなにやってんのさ……

とかまあ、文句ばかりつけているように見えるでしょうが、それもまた愛★ ゆえですww
三巻目とコミカライズも決定しているそうで、お布施はまだまだ続きそうなぐらいには満足しておりますので。
三巻目は元教え子陛下の御登場と、商業国での大侵攻あたりでしょうか。今回はなかったインサイさんの挿絵と、陛下のイラストを期待したいです。美中年の暗い方も、きっといっぱい見られると信じてますvv
No.781 (読書)


 続刊の可能性!?
2018年10月12日(Fri) 
えっ、あの、橘瑞樹さんと櫻林子さんのシリーズ「JANE」が、紙書籍で出直してるんですか!?

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

JANE ーRepose- (クロフネコミックス) [ 橘瑞樹 ]
価格:648円(税込、送料無料) (2018/10/12時点)

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調べてみたら、Kindle 版では、とっくに NULLALIVE の2冊目=既刊分まで出てるらしいじゃないですか!?

■NULLALIVE 2 ―JANE 10― (クロフネデジタルコミックス) | 橘瑞樹, 櫻林子 | マンガ | Kindleストア | Amazon
https://www.amazon.co.jp/NULLALIVE-2-―JANE-10―-クロフネデジタルコミックス-ebook/dp/B06WLLQPBX/

うわあ、マジかこれ、今さらながらに続刊期待してもOKってこと!?
え、ってか新作描き下ろし入ってるの!? むしろその方がページ多いの??
このシリーズ、単行本になる前から雑誌で追いかけていて、ドラマCDも買っちゃったぐらい大好きだったんですよ。 つーかうちの某シリーズは、完全にこれの影響を受けている(^ー^;;)
それなのにものすごく中途半端な事件の途中で掲載誌がなくなったんだっけ? ぶつっと連載が止まっちゃって、移籍の話も聞かなくて完全に諦めてたんです。
ええと、クロフネコミックさま? どうかどうか、続きまで刊行お願いします〜〜〜《o(><)o》
No.773 (読書)


 ヤクザな退魔外伝 四十九月の爪あと
2018年10月04日(Thr) 
読書記録:
■ヤクザな退魔外伝 四十九月の爪あと
 https://ncode.syosetu.com/n5133ds/

「ヤクザな退魔 怨芸無」をプレイし始めて、しばらくしてから気づきました。
流し読みはもったいないと、いつか集中できる時に読むものリストに入れたっきり放置していた、ヤク退外伝その3です。ゲーム冒頭で行方不明になる工藤が、電車事故に巻き込まれて、見知らぬ女子高生と共に異界に投げ出されてゾンビと戦うお話。……工藤、初めてじゃなかったんですね、こういう経験。
『神社生まれのHさん』も、もちろんご登場。
……すまん、工藤。実は今まであんたのこと、ほとんど個体認識してなかったよ!
普通にクズで普通に怖いろくでなしのヤクザだけど、でもちゃんと黒澤組の漢だった! 命がけの場面で初対面のカタギの女子高生に、己のエゴだと理解しつつ手を差し伸べることが出来る男だったんだね。
最後は……最後は、判っていたけど! それでもこれは、ハッピーエンドだったと信じたい・゜・(ノД`)・゜・

とりあえず、九十九屋さんの素敵ファンアートをば。

■九十九屋さんのツイート
 https://twitter.com/99ya01/status/816346471947640832

あとついでに、公開当時のモロクっちさんの関連ツイートをまとめて下さっているブログさんを発見したので、ありがたくメモメモ。

■お年玉新作 | 戯れ言
 https://ameblo.jp/7kisaragi/entry-12234453139.html

そうそう、工藤が紳士になった理由(笑)
うっすら記憶にあった、このツイートを確認したかったんですww
No.743 (読書)


 異世界屋台めし えにし亭
2018年10月03日(Wed) 
読書記録:
■異世界屋台めし えにし亭 〜【番外編 ご縁があって料理腕自慢コンテスト その3】
 https://ncode.syosetu.com/n0580ep/

かつては天才ともてはやされ、若くして大阪の一等地に店を構えるほどだった料理人 斉藤剛。マスコミにも何度も紹介され、多くの著名人が訪れる人気店となっていた。しかし十六の頃から料理のことしか知らなかった彼は、経営に関することを任せていた男に騙され、店の金をすべて持ち逃げされてしまった。仕入れに関してもあちこちで支払いが滞っており、債権者が一斉に押し寄せて来る。それまでちやほやしてきた常連客は一斉に姿を消し、マスコミもスキャンダルの取材陣へと早変わり。従業員は全ていなくなり、将来を誓いあった女性までもが、置き手紙すら残すことなく姿を消した。
それから二十年余り。四十をこえた彼は、各地で雇われ料理人をしながら少しずつ金をため、どうにか小さな店「めし屋えにし亭」を開店した。立地は多少悪かったが、自分の料理の腕さえあればなんとかなる。そう信じていた。確かに来た客はみな満足して帰っていく。しかしその客が再び訪れることは稀であった。
「なんでこうなるんだ?」
料理の腕は落ちていないはずだ。価格だって高くしてはいない。安くてうまくて腹一杯に慣れる店を目指して経営している。
なのに、ビル向こうにあるコンビニには客が殺到している時間でも、えにし亭には閑古鳥が鳴いている。
「この店、確かに美味いんだけど、店主が無愛想だし、居心地がよくないというか……また来たいって感じの店じゃないんだよなぁ……」
帰っていく数少ない客の、そんなつぶやきが聞こえてきた。
今日もため息を付いて片付けを始めた剛を、ふいに暗闇が包み込む。そして巨大な黒い手が現れ、どこかへ引きずり込もうとしてきた。
慌てる彼を救ってくれたのは、クリアノという怪しい関西弁を名乗る少女であった。いわく「通りすがりの魔法使い」らしい。彼女は謎の手から剛を救ってくれたものの、不時着した先は見たこともない森の中であった。なんでもそこはリリッカという異世界だとのこと。そして何らかの事情により、剛を今すぐ地球世界へ戻すことはできないのだという。
頭を抱えた剛だったが、幸いクリアノが手持ちの魔法袋をえにし亭の内部と繋げてくれた。おかげで食材や調味料だけでなく、流し台や調理器具まで使えるようになった。いったいどういう構造になっているのか、蛇口をひねれば水が出てくるし、コンロの火もちゃんとつく。
とりあえず、料理さえできればなんとかなる。
かくして剛はクリアノとともに最寄りの街へと向かったのだが、その途中で巨大な魔獣に襲われている馬車に遭遇して……

N-Star での連載につき、MFで書籍化済、ダイジェスト化なし、完結済……と思ったら、第二部の連載が始まった模様。
フロンティアダイアリーや異世界コンビニおもてなし等、world of Palma シリーズの鬼ノ城ミヤさんの作品ですが、このシリーズはパルマ世界が舞台じゃないです。でもカウドンとかジャルガンイモとか食材の名前は共通してる感じ。
でまあ、ざっくりまとめると、口下手で人間不信な職人気質のおっさんが、異世界トリップした先で屋台を営業。料理を食べて笑顔になってくれる人達を間近で見ているうちに、客商売の大事さを思い出す的な?
……相変わらず登場女性キャラにツルペタ合法ロリはいますが、今回は普通に十八歳がヒロイン。
とは言え主役が四十代のおっさんなので、やっぱり犯罪臭は免れませんが(苦笑)

そして読み上げアプリで音読させていたせいか、キャラ名シーレインが、どうにも「仕入れ員」と脳内変換されてしまう罠ww
No.739 (読書)


 捨てた騎士と拾った魔術師 他一作
2018年09月30日(Sun) 
読書記録:
■捨てた騎士と拾った魔術師 〜変貌
 https://www.alphapolis.co.jp/novel/536350070/74207943

貴族の庶子に転生した元OLが、家族からの虐待を経て家出して、庶民として暮らしていたらエリート騎士に惚れこまれて事実婚。妊娠が発覚したところで相手の騎士は、お家の事情で説明も何もなしにドロン。
憑き物が落ちたようにスッキリした彼女は、良い種もらったと何の未練も残さず、一人で産んだ子供と一緒に生活していたら、その類稀れな治癒魔法を必要とした国一番の魔術師にスカウトされて……という、普通ならめでたしめでたしで終わりそうなシチュエーションから始まる、無自覚チートな母は強し的お話。
やっぱりラストは国一番の魔術師様と……でしょうかね。クール系かと思いきや、いきなり赤ん坊のお馬さんとかやらかす子煩悩ぶりを発揮してますし。元エリート騎士様は……なんかもうどうしようもない男です。優柔不断とかお家の事情とかいろいろあるけど、あまりにすべてが中途半端すぎて、もう気持ち悪い。
最新話である意味ザマア? にはなってますが、でもこれ本人は何も罪悪感も無ければ自覚もないまま楽になっただけなんじゃね? と思うと微妙にもにょる……


■婚約破棄されましたが、特に問題ありませんでした 〜32話
 https://www.alphapolis.co.jp/novel/706207730/517199891

タイトル通り、傲慢で浪費家だと悪名高い侯爵令嬢が、伯爵子息から婚約破棄を言い渡されるけれど、実は彼女はやり手の実業家で、現状伯爵家の収入のかなりの部分が彼女の手によって稼がれてるという事実を子息は知らず。伯爵本人は、女ごときに大きな顔をされていたくないと、彼女の商売の伝手だけ奪って追い出すつもりでことを画策。そして伯爵子息を寝取った男爵令嬢は、この世界を乙ゲーだと思い込んでる転生ヒロイン的な? 主役は現地主人公です。
伯爵家没落ルートかつ転生ヒロインも強制的に一蓮托生の手配りをしてから実家に戻った彼女は、義兄に新たな婚約を言い渡されて……というあたりまで。
彼女自身は実家にひどく負い目を持っていて、実家のためなら何でもすると思っている。周囲はそれに心を痛めているので、あとはもう周囲が寄ってたかって幸せにしてあげるだけかと。
No.735 (読書)


 人狼への転生、魔王の副官 はじまりの章 2巻
2018年09月24日(Mon) 
読書記録:

人狼〜副官のコミカライズ。二つあるうちの後発版2巻です。
……何故か一巻目の読書記録がありませんが、こちらのシリーズも買ってました。
こっちは最初、絵柄が微妙というか、なんだかほんわかしすぎかなあという印象だったんですけど、慣れるとこれが、じわじわ癖になるvv
そして上着の裾のなびき具合とか、戦闘シーンとか人狼時の細かい動きとかが妙に格好良く、気がついたらツボってて。
ストーリーの進み具合も、原作に忠実かつ齟齬を感じず、ああ人狼〜のマンガ版だなあと思える作品です。

原作者様による巻末の書き下ろしSSは、一巻がファーン視点でアイリアを観察したり女子会したり。二巻は先々代魔王様とモヴィちゃん師匠の馴れ初めでした。
……ああ、若かりしフリーデンリヒター様ぁぁぁああ( T ^ T )
あなたの理想は果たされましたよと、原作ラストまで読んだ読者として、ものすごく言って差し上げたい!!
あと脇役艦長〜の14章を読んだ後だと、さらにニヨニヨできますww
No.710 (読書)


 四天王最弱だった俺。転生したので平穏な生活を望む
2018年09月13日(Thr) 
読書記録:
■四天王最弱だった俺。転生したので平穏な生活を望む 〜宿怨
 https://ncode.syosetu.com/n9030ey/

効率厨〜などの謙虚なサークルさんの新連載。
まあタイトル通り。主人公十歳スタートで、いきなり忠誠心MAXなヤンデレ副官(元女吸血鬼)とか現れてます。
主役の言うこと聞かないヤンデレ怖い……
No.684 (読書)


 ドラグーンズ・メイル
2018年09月05日(Wed) 
読書記録:
■ドラグーンズ・メイル
 https://ncode.syosetu.com/n5472w/

かつての大英雄アレイド・アークやその弟子達も通っていたという、由緒正しい戦力育成機関、ユミル学院。そこへ入学するため父の反対を押し切って子爵家を飛び出したカインド・アスベル・ソーベルズは、入学式へ向かう旅の途中で、盗賊に捕まりアジトまで連れて行かれるという、最高に素敵なクライマックスを迎えていた。
父親は身代金など絶対に出してくれないだろう。ならば待っている未来は作業的な奴隷か、性的な奴隷か、あっさり死亡か。どれも歓迎できるものではない。しかし武器を取り上げられ、両手も縛られている状態では逃げることもままならなかった。そもそもまだ入学前 ―― つまり戦闘訓練など全く受けていない彼は、たとえ自由の身であろうとも、大勢の盗賊を相手になどできるはずもなかった。
宴会に興じている盗賊達が、酔いつぶれてくれればあるいは……と。そんなヘタレたことを考えていた彼の前で、いきなり耳が馬鹿になるほどの轟音が響き渡る。
盗賊のアジトへと単身乗り込んできたのは、いかにも使い慣れた様子の鎧と、身長と同じほどもある巨大な剣を装備した細身の若者であった。まるで絵画から抜け出たかのような整った顔立ちをしたその人物は、凄まじい剣技と魔法を駆使し、またたくまに盗賊達を制圧してゆく。
その立ち回りの最中、カインドは盗品の山の中から子供の頭ほどもある黒い球体を見つけた。何かのアイテムだろうかと顔を近づけた途端、それはぱきりと音を立てて割れる。中から現れたのは、トカゲのようなモノ。体色は黒で、背中に蝙蝠のような小さな翼、頭にはやはり小さな二本の角が ―― って、これどう見てもドラゴンじゃねぇか!
愕然とするカインドの前で、その可愛らしい子ドラゴンは、小さくくしゃみをする。
次の瞬間、彼の耳元を赤い光の筋が通り過ぎ ―― 残っていた盗賊共を巻き込んで、あたり一帯が爆発炎上した。
それが、とてつもなく強いのに世間知らずな魔法剣士ルースと、謎のドラゴンとの出会い。
そして彼ら二人と一匹が、魔獣騎兵を主戦力とするルークセント王国の、上層部を揺るがす巨大な陰謀へ巻き込まれることとなる、最初のきっかけだった ――


2014年あたりに書籍化の話は出たけれど、なんだかんだでその後は音沙汰がないらしい作品。完結済・ダイジェスト化なし。
全60話+おまけと一見少ない話数に見えるものの、一話一話が長めなので、全体で文庫3冊分ぐらいはありました。
腕っぷしはからっきしだけど、ちょこちょこと機転が利いて頭の回る主人公と、一人で軍隊ぐらい軽く相手しそうなチートレベルの魔法剣士(ただしちょい天然かつ肉体言語系)の凸凹コンビが織りなす珍道中……と言うには移動距離も経過日数も少なめでしょうか。あと何故か主人公に懐いちゃったちびドラゴンも、そこらにいるワイバーンなどとはレベルが違う、世界の成り立ちから存在する真龍らしく。
終盤の方は国家の存亡クラスのゴタゴタに巻き込まれていくのですが……そこでの主人公の立ち回りっぷりは、なんだか某GSの横島を思い出すというかww
いやカインドはそこそこ誠実で生真面目で、場の空気を読むしド助平でもないんですが……なんか口八丁手八丁で、その場にあるもの全部利用しつつ、少々汚い手でもしれっと使って……それでもなお、譲っちゃいけないところでは、恐怖に震えながらも譲らない。そんなところがすごく私好み。
っていうかカインド、きみどう考えても平凡じゃないからね?
あと完璧超人に見せかけてぽややんな魔剣士(作者談)ルースに関しては、最初の秘密こそ割と早いうちに予測できたものの、その後はけっこう意外な話運びでした。
もっとルースの過去とか追いついてきたしがらみについても語られるのかなあというか、最終的にはそれもカインド『で』解決するのかなって思ってたんですけど、そこらについてはご想像におまかせします的な感じでした。
続編を期待したい雰囲気の終わり方で、活動報告などでも前向きな姿勢を見せているようなのですが……前述通りで望み薄なのが残念です。
No.664 (読書)


 シャバの「普通」は難しい
2018年09月02日(Sun) 
■シャバの「普通」は難しい 〜《閑話》 「普通」の酔っぱらい
 https://ncode.syosetu.com/n0641eh/

この世の地獄と称される、一度入ったら二度と出てこれない監獄で産まれ、囚人たちによって育てられた少女が、『普通』を知ってこいと送り出され、そのズレた感覚と英才教育によるとんでも技術でやらかしまくるお話。
監獄は少女の母親(魔族と通じたとされる傾国の娼婦)やその相方(元勇者で諫言したら王家に疎まれ監獄送り)などなどの手によってとっくに掌握されており、その居住環境は実は王宮にも匹敵するほど。
そしてうまいものを食べたいために禁猟となっている幻獣などを狩りまくった狂戦士や、貴族によって壊された妹を救うため人体実験を繰り返したマッドドクターなどなどにあれこれ叩き込まれた少女は、「まさか『シャバ』ではこんなこともできないのですか?」「これぐらいは『普通』ですよね」と言いつつ、周囲の常識を破壊していくという。
なおギャグww
こう、一国の王家を巡る陰謀とか、少女の『義父』らが物思ってるあれこれとかはかなりシリアスなんですけど、少女がやらかす行動で全てが台無し(笑)
最初は色男枠で登場したはずの第二王子様が、すっかり苦労症の保護者ポジションになっているのが哀れですww

書籍化済、ダイジェスト化なし。現在三章目を連載中。
とりあえず二章目の終わりまで読了。
No.657 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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