よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 辺境の老騎士 バルド・ローエン 4巻
2018年12月29日(Sat) 
読書記録:

なろうで連載され、書籍化もされたスーパー爺ちゃんの食い倒れ珍道中(母談ww)の、コミカライズ。4巻目です。なお小説家になろうの原作は完結済で、ダイジェスト化もされずに全文ちゃんと読めます。
今回収録されているのは、鉈剣の購入から三つ目熊の魔獣との戦い、騎士志願の少年に騎士の現実を語りながらの過去回想。そしてゴドンと出会って一人旅が二人旅に変わったところまででした。
巻末書き下ろしSSは、バルドがスタボロスを乗馬にすると決めて、初めて一緒に戦った時のエピソード。
……そうだよね、アイドラ様が輿入れする寸前に贈られた馬なんだから、複雑な想いを抱いてて当然だよね若バルド…… ・゜・(ノД`)・゜・

そして毎回言ってますが、このコミカライズは本当に作画が素晴らしくて(しみじみ)
特に子バルドに剣の稽古をつけてくれた、流れの騎士様が……脱ぐとすごいんです系、ナイスミドルなオジサマなことは判るんですが、顔はほぼ出てこないんです。でもね、髪型とか肌の色とか……そしてほんの1コマだけ描かれている、耳の形が!
もーーーー、絵師さん判ってらっしゃる〜〜《o(>▽<)o》
あ、でも意外と快活な話し方してたのには、ちょっとびっくりしました(笑)
ってか、この人の後継者(ネタバレ配慮)とバルドって、確か実年齢同じぐらいですよね。そう思うと、いろいろ重ねわせてたのかなあとか思ってみたり。


2018/12/30 追記:

この「辺境の老騎士」、作者様の活動報告によれば、カクヨムの方にも転載されるそうです。

■辺境の老騎士(支援BIS) - カクヨム
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887903142

それだけならば、まあふーんという話なのですが。

>  「カクヨム」では、まず「辺境の老騎士」を投稿し、外伝を順次投稿します。この外伝は、「小説家になろう」ではばらばらの状態で投稿したものや、小説版の特典付録として刊行したSSなども含めて一かたまりにして公開するものです。
>
>  小説の第一巻、第二巻、第三巻にそれぞれ特典SSがあり、特に第二巻は四種類のSSがありましたが、相当に時間も経過し、今なら無償で公開しても、購入したかたが不満に思われることもないだろうと、編集とも相談のうえ判断した次第です。

な、な、な、なんですとーーーーー!?
刊行当時、どうしても揃えることはできないからと、泣く泣くあきらめた各特典SSを、公開してくださるですって Σ(゜ロ゜ノ)ノ

まだそこまでは到達していないようですが、これは要チェック! ですぜ ΣG(`・ω・´)
……いや私はその前に、まず最後の二章を読まねばならぬのでしょうが。
なんで書籍版、3巻以降がなかなか出ないんだろう(´・ω・`)<できれば完成度の高い書籍版の方で、結末を知りたい
No.931 (読書)


 神子姫様()シリーズ
2018年12月28日(Fri) 
読書記録:
■神子姫様()シリーズ
 https://ncode.syosetu.com/s5312c/

テンプレ召喚されて、逆ハー状態で溺愛されまくって国を傾けていた、ゆるふわで脳味噌お花畑ないわゆる乙ゲーヒロイン系神子姫さんの、その心に秘めた真意は……? という短編と、そんな彼女を観察していた、転生者で第一王子の婚約者の、いわゆる悪役令嬢フラグ立っちゃったポジションの人視点の短編。
神子姫さんの、いっそ突き抜けたまでの自己分析と、その純粋さがすごいと思いました。こういう子は嫌いじゃないです。
No.930 (読書)


 コミカライズが始まってた!
2018年12月19日(Wed) 
小説家になろうから書籍化された、WEBタイトル「休暇だと思って楽しみます。」、書籍版「穏やか貴族の休暇のすすめ。」。
マンガになることは知っていたのですが、一向に公開日がお知らせされないので、いつなんだろう……? と悠長に思っていたら、もう始まってました!?

■穏やか貴族の休暇のすすめ。@COMIC - ニコニコ静画 (マンガ)
 http://seiga.nicovideo.jp/comic/38686

作画は百地さんとやら。キャラクターのデザインは、書籍版挿絵の さんど さんのそれに準拠しています。
なので絵柄自体は悪くない。むしろ小説挿絵より、リゼルの外見年齢上がってるのと、ジルが本当に全力でガラ悪いのが、個人的には非常にGOOD!
……ただ、シナリオが(苦笑)
一話ラストをあの台詞で終わらせたいが故に一気に詰め込んだのでしょうが、いろいろ削られすぎていて、原作知らない人にはよく判らないだろう構成に。
特にリゼルの状況が異世界 → 異世界の転移だとか、それでも恐ろしいほどに冷静に現状を分析し、時に大胆に行動しているように見せて、でも実際はすべてが計算ずくなんじゃ? という凄まじい情報処理を行っているのが、全然表現されきっていません(´・ω・`)
そもそもリゼルの素性だとか、世界の異なる部分(空間魔法と転移魔術や、傭兵と冒険者のこととか)がバサッと切られているので、本当にこれだけ読むと何がなんだか?
絵柄は好みだけに、次回以降に期待したいところです。
No.910 (読書)


 スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった
2018年12月17日(Mon) 
読書記録:
■スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった 〜第39話
 https://www.alphapolis.co.jp/novel/479463403/315220672

お約束の、複数人同時召喚されて、ステータスがしょぼいからと放り出された主人公が、実は一番伸び代がありつつ、パーティーメンバーの成長にも役立つ存在だったけれど、気づいた頃には後の祭り的なお話。連載中。
最初にテイムしたスライムが有能すぎます(笑)
そして召喚された面子が、主人公含めてあっさり現状に順応して、誰も元の世界に戻りたいとか思ってないあたりが、ちょっと気になりどころ。
ただ王様自体は、もし役に立たない存在だったとしても、その時はちゃんと転移で戻すつもりでいたのを、宰相が勝手にやらかしちゃったというあたり、まだ同情の余地はありますかね……?
No.907 (読書)


 ツンデレ情報屋は、とある警官を殺したい
2018年12月14日(Fri) 
読書記録:

人殺しが神父さんに一目惚れ」の続編で、悪人面だけどめっちゃ良い人(でもある意味めっちゃお馬鹿)な警察官と、イケメンでツンデレで人の悪い情報屋さんのお話。あ、BLもの注意。
一巻目は、何を考えてるのか正直よく判らない物静かな鉄面皮神父さんが、最後の最後で見せる感情の発露が見せ場な感じでしたが、今回は警官も情報屋も感情豊かに言いたいこと言いまくる感じでした。そしてお互いすんごい奥手……一巻目は神父さん相手だから判らなくもないけど、でもハグとかはけっこうしてるってのに、良い年した大人二人が憎まれ口叩きながら手を重ねるのがやっとって……ww
畜生、可愛いじゃねえか!

とまあ、そんなこんなで、こちらの方が感情移入はしやすかったです。情報屋さんも、前作主人公ほど致命的な犯罪は……少なくとも表向きはしていないし。
あと、前半は情報屋さんが理解できない感情にワタワタしてますが、後半はいろいろ自覚した警官のほうがあたふたしているので、どっちもどっちでお似合いですね爆発しろ感すごいと言うかww
そして警官さんの意外にヘヴィな過去にびっくりと言うか、アンタそんな過去持ってて、よく姫くん(前作主人公)に肩入れできたな……ほんとに心底良い人や……

あ、あと実は、二巻目読み始めてしばらくしてから、ようやく情報屋さんにオッドアイ属性が付いてるのに気がついたんですが。



表紙カラーとか、目の陰影が細かく描き込まれてるシーンではむしろはっきりしないのに、シンプルなコマだとほぼ全て同じ方向(右目)にだけトーンが貼られてないので、一部の貼り忘れとか光の具合って訳じゃあないんでしょう。でも話の中では特に理由(視力に異常とか)も、目の色変わってんな? みたいなやり取りすら存在しない……どういうことなんでしょうね?
No.899 (読書)


 おっさん、天才役者になる
2018年12月12日(Wed) 
読書記録:
■おっさん、天才役者になる 〜2章の6
 https://ncode.syosetu.com/n2201eg/

冴えない役者だったおっさんがTS転生して、天才子役を経て、生きる伝説とさえ言われる女優に成り上がっていくお話。連載中。
……うーん、元が冴えない役者だったのに、なんで転生しただけで天才女優になれるのかが、いまいち納得いきませなんだ?
No.895 (読書)


 北海道の現役ハンターが異世界に放り込まれてみた
2018年12月10日(Mon) 
読書記録:
■北海道の現役ハンターが異世界に放り込まれてみた
 https://ncode.syosetu.com/n7280en/

祖父の跡を継いで、北海道で猟友会のハンターをやっていた二十一歳の役場職員が、ヒグマから小学生を守って死亡 → 異世界へ神様転生。もらったチートはマジックバッグ(いわゆるアイテムボックス)と、あとそのバッグに現金を入れると、アメリカかどこかのアウトドアショップから商品を購入できる(ただしアメリカでも許可制の拳銃とか軍用銃は不可)という能力。そして神様と会話できる無線の3つのみという始まり。完結済で書籍化済。
……読んでいて、猟友会という存在への印象が、だいぶ変わったお話でした。

そもそも神様が転生させてくれた理由というのが、百年後ぐらいに現れる魔王の為に、異世界から勇者を送り込む……その予行練習だったというあたり、主人公にはほとんど何も求められていません。主人公が生きている間には、まず魔王復活しないと太鼓判押されてますし。
むしろ下手な日本人を送り込むと、現代知識で内政だの、チートで俺TUEEEEをやらかして面倒なことになりがちで……と神様から愚痴を言われるような、そんな立場。
第一村人であるエルフ女性の狩人と良い感じに友好を結んで、エルフ村へ行き、そのままそこで地に足つけた平穏な生活を楽しむことを最優先事項としています。
ただ、銃弾などを買うのにどうしても現金が必要となるため、ときどき最寄りの人間の町へ足を運んでハンター(この世界では冒険者的な存在。でも主人公と嫁は文字通り狩人)として働くうちに、いろいろなことに巻き込まれてしまうという流れ。
でも早々に決めた嫁さんは一人だけで、ハーレムなんてもってのほか。ある程度話が進むと、現地人のハーレム勇者とか、宗教勢力が呼び出したミリオタの召喚勇者とかも出てきますが、まあそちらの末路は推して知るべし。
足ることを知っている主人公と、その周囲を取り巻く心優しい人達とで、ゆるっとのんびり読んでいけました。
……世界観自体は、けっこうヘヴィなんですけどね(苦笑)
山賊・盗賊なんかは基本殲滅がルール。連行する手間と逃げられるリスク、逃げられた先でまた人が殺されることを思えば、殺す以外にどういう選択肢が? という、ある意味そりゃそうだよな、な法がまかり通ってます。主人公自身、意識がさっさと盗賊=害獣になって、あっさりどんどん撃ち殺してます。元がプロの害獣駆除員なので、そこらへんの切り替えが非常にドライです。殺さないで生け捕りしないとかわいそうなんて、甘いことは言いません。こちらも自分と善良な人々の生命がかかってますから、というスタンスです。

あと本文や章末に、銃器や狩猟許可などについてのうんちくが結構たくさん載っているので、そういうの面倒な方はさらーーっとスルーで(笑)
それでもストーリーを把握するのにはほぼ問題ありませんのでww
No.887 (読書)


 人殺しが神父さんに一目惚れ
2018年12月08日(Sat) 
読書記録:
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

人殺しが神父さんに一目惚れ (RuelleCOMICS) [ 白崎 ]
価格:734円(税込、送料無料) (2018/12/8時点)


ピクシブからコミカライズされたらしいBLマンガ。
たまたま古本で見かけてめくってみたら、面白そうだったので手にとっちゃいました。
……こういう本読んだの、久しぶりかもしれないww

タイトル通り、人が死んでいく時の、光を失っていく目を見たくて殺人を繰り返すぶっ壊れた高校生が、殺そうとした神父さんの綺麗な眼差しに一目惚れ。表情筋が壊滅している鉄面皮かつ天然ボケな神父さんと、初めてのときめきにワタワタする少年との、ドタバタラブコメ的な?
4コマの連続っぽく、1ページ1ページ落ちがついているギャグのターンと、徐々に人間性を取り戻していって苦悩する少年や、それを観察して楽しむ人の悪い情報屋さん、神父さんの親友で悪人面だけど超いい人な警察官との、シリアスシーンが入り混じりながら進んでいきます。とりあえず神父さんと少年の話はこの巻でおしまい。
続きに情報屋さんと警察官さんの話があるみたいです。悪人面の警察官さんが、もうめっちゃ良い人で……っっ《o(><)o》
単純に正義感があるとかそういうのじゃなくて、自分の信念は曲げないけれど、でも柔軟に話の判る人で、そして一度友人と認めた相手の為に懸命に心を砕く、実は涙もろい有能さんかつ自分のことには鈍感って……もう完璧じゃないですかww
まあ、いろいろと突っ込みどころはあるのですが、どうもこの話、舞台が日本じゃないっぽいんですよね。キャラの名前は日本語なんですけど、書類に書かれてる住所とかが聞いたことないカタカナだし、お金や警官・神父服のデザインも明らかに現実とは異なる、それっぽい雰囲気のナニかなので。神父さんも別にキリスト教じゃないみたい。
だからファンタジーものとしてふわっと読むと、ご都合主義でもなんでもやっぱり幸せが読んでて心安らかになれるよね、という私の趣味に合致ってことで。

……しかし最近、少しずつ読み返しているせいでしょうか。黒いズルズル服着た背の高い鉄面皮の黒髪神父さんが、どうにも「翼の帰る処」の尚書卿に重なってしまうww
もっとも尚書卿が神父さんの百万分の1でも体力があれば、あの物語ももっと違う結末だったんだろうなあ……(苦笑)
No.882 (読書)


 タナスの楽しいダンジョン都市
2018年11月28日(Wed) 
読書記録:
■タナスの楽しいダンジョン都市
 https://www.alphapolis.co.jp/novel/175378781/67163696

十六歳で成人を迎える世界、通常家業を継げない次男三男は、十を過ぎる頃から自分の畑を切り開いたり、他の店や工房に弟子入りして修行をすることで就職先を決めている。
小さな田舎町にある商店の次男として生まれたタナスは、あと数ヶ月で成人を迎える時期になっていた。兄が冒険者になると言って五年前に家を飛び出したため、11歳の時から店の跡取りとして修行をしており、将来は安泰だったのだ。しかしある朝目が覚めると、その人生設計は潰えてしまっていた。
膝を負傷した兄が、家に戻ってきたのである。走ることは難しいが、日常生活に不便はない。だからその兄が家を継ぐのだと。
「悪いな、タナス」
五年前、店の売上を盗んで行ったとは思えない、まるで悪びれない笑顔で兄はそう告げた。
成人目前で、まだ就職先が決まっていないなど、怠け者と称されても仕方がない状態だ。しかもこの歳になってはもう、どこの店でも弟子になど取ってはくれないだろう。
タナスが選べる道は、兄と同じ冒険者になるしかなかった。兄がくれたお下がりの装備 ―― 五年間、買い替えもせずに酷使され続けたボロボロの胸当てとショートソード ―― と、母がこっそり渡してくれたへそくりを手に、タナスはダンジョン都市ウランスを目指す。せめてもの抵抗で、兄がいたのとは別の都市を選んだ。
そうして着いた場所は、彼がそれまで暮らしていた街とは比べ物にならないほどに都会であった。
地元の人から情報を集め、評判の良いギルドを選んで冒険者登録をし ―― やはり成人前の子供達に混じって、新人研修をこなしてゆく。その年齢で新人なんてと笑いものにされることも多かったが、運と事前調査が良かったのか、周囲の人々はいろいろと良くしてくれて……


現地主人公でチートもなんにもない、でも誠実堅実にまっとうに生きていれば、人間そこそこ良いこともあるんだよ、的なのんびりしたお話。ザマアも(ほぼ)ないです。中編で完結済。
こんな目に遭わされたら、普通もう少し腐ったりやさぐれたりしそうですが、主人公のタナスはなんだかんだで陰湿に恨んだりせず、さりとて全く腹を立てない聖人君子でもなく、最後の方にはもう故郷のことなどほとんど忘れて楽しく冒険者生活をエンジョイしております。へそくりを渡してくれた母には、ちゃんと手紙を出したり、お土産を送ったりしている代わり、手のひら返しやがった父と兄は完全スルー。憎まれるより相手にもされない方が、ある意味残酷よねという感じ。
父はどうも言葉が足りなかったのと、その扱いに落ち込んでいるのでまだしも、弟の成功を妬んでる兄は……この兄には、もう少しザマアが欲しかった気も。タナス自身からじゃなく、自業自得な感じでいろいろと。お嫁さん見つからないとか当たり前だろ!? と言うか、こんな兄に嫁がされることになったら、見合い相手が可愛そうだわ! って思っちゃいます。
勝手に店の金持ち出してぜんっぜん悪びれないうえに、膝の怪我があるからなんて青年団にも貢献しないようなやつは、信用できない男として地元商店組合とかでハブられれば良いんや<何も荒事ばかりが貢献方法じゃないんだからさ
No.864 (読書)


 たとえばこんな勇者召喚
2018年11月26日(Mon) 
読書記録:
■たとえばこんな勇者召喚
 https://ncode.syosetu.com/n1670df/

問答無用で略取誘拐拉致とかするような連中は、うっかりどんなヤバイ代物を召喚しちゃっても次号地頭くだよねというお話。短編連作の中の一本でした。
No.860 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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