よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 辺境の老騎士 バルド・ローエン(マンガ版) 5巻 
2019年10月14日(Mon) 
読書記録:


今回の収録は、三色の干しぶどう、月魚の踊り食い、ノゥレのプディング煮からジャミーンの勇者と出会って青豹の魔獣との戦い。クラースクに着いて再会したジュルチャガと炊きプランや焼き鳥を山盛り食って、革職人ボルボが殺人の罪を問われて捕まったところで以下次巻。
巻末書き下ろしSSは、遠い南でのリンツ伯視点。リンツ伯が元盗賊のジュルチャガに、平気で大金預けてたその裏には……? みたいな感じ。
……そりゃそうだ。いきなり懐に入れちゃうバルドがおかしいんだよなあ(笑)
そして裏表紙にいる、干しぶどうを喜んだ三人の後ろ姿とかほんと切ない……死灰病についての説明もしっかりされていて、これ後の武闘会での思い出話とかに繋がるんだと思うともう……
ほんとに毎回言ってますけど、このコミカライズは良い絵師さん引いたなあ(しみじみ)
新しい革鎧着たバルドさんがどんな姿になるのか、今から楽しみです★

そして次の巻あたりで、そろそろ赤い鴉さん再登場するかな(わっくわっく)
No.1527 (読書)


 転生してヤンデレ攻略対象キャラと主従関係になった結果
2019年10月07日(Mon) 
読書記録:
■転生してヤンデレ攻略対象キャラと主従関係になった結果
 https://ncode.syosetu.com/n0924cf/

交通事故で死んだ元神奈川県民の女子高生が、攻略対象オールヤンデレというトチ狂った乙ゲー世界の悪役令嬢へ転生。
ヒロインさえもが束縛・監禁・心中エンドがごろごろする中、悪役令嬢セシルは、どのルートのどのエンドでも、かなりの高確率で攻略対象者らに殺されてしまう。
何が悲しくて二度にわたり若くして命を落とさなきゃならないんだ。私はもう、十代で死ぬなんてお断りだ。老衰を全力で希望する!
と、決意したは良いものの、まもなく父子爵が連れ帰ってきたのは、まさにその攻略対象者の一人。セシルの従者となるアシュレイ=カーライル少年(6歳)であった。
ゲーム上での彼は、性悪なセシルに様々な虐待を受け、心に傷を負う。その結果……その傷を癒やすために、セシルの取り巻き女子Aがセシルを殺す(ハッピー、もしくはノーマルエンド)か、アシュレイ自身が己とヒロインを苦しめるセシルを殺し、さらにその行為に反感を抱いたヒロインをも殺し、自分も後を追うというバッドエンドとなっている。
もっとも危ない殺戮エンドを持つ、超危険人物と否応なく関わりを持たねばならない。
とにかくまずできることは、アシュレイを虐待しないことだろう。
もともとゲーム自体にはドハマリしていたのだ。登場キャラ達が好みであることは事実なのだし、やれるところまでやるしかない。
そうしてセシルの命を懸けたフラグ回避の日々が始まるのだった。


死亡フラグ立ちっぱなしの悪役令嬢転生モノ。完結・書籍化・コミカライズ済。ダイジェスト化なし。
この世界には、攻略対象以外にも病みキャラしかいないのか? と言うぐらいアレな面子が集まった学園で、常に振り回されまくる主人公ですが、むしろ一番気の毒なのは、同じく転生者で、一番の人気攻略対象に生まれ変わってしまった、元北海道県民のグレイ先輩かと(苦笑)
前世の妹がこのゲームにドハマリしていたせいで、ある程度の知識は持っていたため、わざわざセシルに「早く学校を去らないと死ぬぞ」と忠告しにきてくれた、超いい人です。この人いなかったら完全に世界崩壊してたんじゃ? ぐらいのカオスなので、もはや一服の清涼剤。
あとヒロインも転生者なんですが、これが予想の斜め上を行く方向でろくでなし過ぎて(汗)
他にも、主役が前世でプレイしそこねた、存在することだけは判明している正体不明の隠しキャラが、どこの誰でどういう展開になるのか判らずに右往左往。
そして難聴系というか、悪役令嬢である自分にそんなことあるはずがないと、ヤンデレ素質を持つアシュレイからのアプローチを主役がスルーしまくるので、そっちの方でもいろいろタイトロープ。
ゲームが始まってからは攻略対象視点が増えるので、シリアス成分が増えますが、最後はなんというかもう……うん、真面目な人が損を見る的な?
とりあえず鬱展開はなかったです。グレイ先輩が幸せになれそうで良かった……あと隠しキャラの従者さんドンマイww
No.1515 (読書)


 穏やかの休暇のすすめ。 6巻
2019年10月03日(Thr) 
読書記録:
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

穏やか貴族の休暇のすすめ。6 [ 岬 ]
価格:1425円(税込、送料無料) (2019/10/3時点)



一冊まるっとアスタルニア編。「71:負けたら罰ゲーム」〜「82:震える手で料理した」が収録されてました。魔鳥車での移動から、人魚姫の洞を攻略して鎧王鮫の解体が終わったところまでです。
巻末には、リゼルさんの偽物が散々な目に遭う「閑話:彼の消えた王都での出来事」と、書き下ろしSSでアスタルニアへ移動中時点の「魔鳥騎兵団の下っ端は語る」の二編。
書き下ろしSSで、これまでまったく登場がなかった魔鳥騎兵団の隊長さんとか、ナハスさんがなぜ副団長ではなく副隊長なのかとかが語られてます。良かったナハスさん、下っ端中間管理職じゃなかったんや……

そして相変わらず挿絵の位置が絶妙ですよ。にゃーーww
ナハスさん、金髪だったんですね……南国だしエジプトっぽい風俗をイメージしてたから、一般人は黒〜茶色で、王族だけが金髪かと思ってました。そして腹が(笑)
あれ服着てる意味あるのか。むしろ上半身はいっそ裸で想像してたよ。中途半端に着てるから、かえって腹筋がエロいww
宿主さんは安定の宿主さん……他の方々の感想を見て、え、人物紹介がなに? と思ってページ開いて、納得と同時に笑っちゃいました。ドンマイ宿主さん。きっと次の巻では良いことあるさ★
内容はちょこちょこ変更ありましたが、かなり時間かけてちまちまめくっていたので、ここがこう! というのはあまり覚えてません。ごめんなさい。
とりあえず鎧王鮫との戦闘シーン前後が格好良くなってました。あと魔王@団長さんの台詞回し。Web版だとちょっと冗長というか説明過多な印象があったので、これぐらいの方が良い感じに魔王様だったと思います。挿絵のドレスはもうちょい扇情的であってほしかったけど。

楽しみにしていた王弟殿下は、まだちらっと顔見せだけだったので挿絵なし。
宿主さんともども、次巻に期待したいです。「入る?」って布の前開けて、微笑む口元から下と腹筋、流れる黄金の髪が見られたら……っっっ
No.1507 (読書)


 塔の上の悪役令嬢
2019年09月28日(Sat) 
読書記録:
■塔の上の悪役令嬢
 https://ncode.syosetu.com/n7107dc/

乙ゲー世界に転生した悪役令嬢が、シナリオ通りに断罪エンドされ、塔の中へ幽閉された挙げ句に食事すら運ばれなくなって餓死。幽霊化したところから始まる中編物語。完結済。
悪役令嬢さんが前世持ちなことに、ほとんど意味はありません。冒頭でちらっと語られるだけで、以降の彼女は憑き物が落ちたように、俯瞰的な視線で周囲を眺めていく存在となります。そんな自分の状況を的確に把握できるというという部分で、必要な設定だったというぐらいでしょうか。
そしてその他の攻略対象面子は、時が過ぎ大人になり、自分達も親や国の上に立つ者という立場になってゆくにつれ、若さの勢いに任せてやったことの罪深さに気付いていきます。
悪役令嬢さん本人は、もうなんの恨みも持たず、むしろ神々しさすら感じさせる包容力で眺めているだけ。しかし攻略対象者達は、ざまあと言うよりもむしろ自明の理といった流れで、櫛の歯が欠けるように次々と脱落していきます。
最後の寂寥感が、なんとも言えませんね……諸行無常とはこういうことを言うのでしょうか。
一部に勢い任せっぽい意味不明な台詞とか、流れの矛盾的な部分も見られますけど、おおむね面白かったです。
No.1497 (読書)


 霊感動物探偵社 7巻
2019年09月18日(Wed) 
読書記録:
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

霊感動物探偵社(7) (LGAコミックス) [ 山内規子 ]
価格:749円(税込、送料無料) (2019/9/18時点)



「夜の訪問者」ひたすらしくしく泣くだけの、垂れ耳うさぎ連れ女子高生。
「わすれもの」落とし物を拾ってくれたり、迷った子供を案内してくれる、のっぺらぼうの男の子。
「一瞬の世界」毎日笑顔で犬の散歩を続ける、一ヶ月前に事故死した少女。
「優しい人」友人が転落死する原因となった逃亡シマリスを、保護しようと懸命になる大学生。
「ブルー・フラワー」ポストの脇に立ち続ける小学生の幽霊と、それに寄り添うシャム猫。彼等が恐れているのは……
「懐かしの風景」突如町中に現れた乳牛と、それに執着する幼女の幽霊。
「わけありの迷子」事件に追われてデートもままならない里見の恋人が拾ったのは、怒り顔の青年が取り憑いたトイプードルの子供で。
「白日の夢」なんとか三匹を置いて、デートに出かけた立夏と高倉。動物関連施設はないと確認した遊園地で楽しんでいた二人だったが、立夏がポニー乗り場を見つけてしまい……

積読になってた一冊を、「彼女と犬の恋愛事件」が刊行されると知って、なんか山内さん読み返したい週間になり、既読と合わせて読了。270P超で8作収録と、今回もボリュームたっぷりでした。
っていうか、久々に読んだせいで、里見さんの恋人さんが思い出せなかった(苦笑)
今回は全編通じて高倉さんが超良い人っていうか、有能っていうか。
立夏の巻き込まれ体質をすっかり受け入れて万全にサポートしつつ、川に落ちれば速攻飛び込んで助けるし、ちゃんと二人きりデートも画策したりと頑張ってます。相変わらず、手を繋ぐのがやっとのようですがww ※アラサー男性と女子大生
あ、ずーーーーっと気になっていた3匹の年齢については、どうやら深く考えなくていいと、描き下ろしページで語られていました。
「アタシらは立夏が生きてる限り生きる!!(BYルリ)」とのことです(笑)
そして「彼女と犬の〜」の方、表題タイトル分は以前別のレーベルから出たやつ持ってるんですけど、表題作他2作品とやらが、既読なのか未読なのか気になる……

追記:
あ、フリマサイトで出品されてる画像で裏表紙見たら、「天国に近いブルー」と「波の声」というタイトルみたいですね<他2作品
カット絵からしてダイビングものっぽい……ああうんやっぱり未読作だ……どうしようかなあ……(悩)
No.1470 (読書)


 引き籠り錬金術師は引き籠れない―何だか街が発展してるみたいだけど家でのんびりさせて下さい―
2019年09月08日(Sun) 
読書記録:
■引き籠り錬金術師は引き籠れない―何だか街が発展してるみたいだけど家でのんびりさせて下さい― 〜169余り良く覚えていない人に会う錬金術師
 https://ncode.syosetu.com/n0427fk/

魔法ありの世界で、母親の英才教育を受けて育った女錬金術師セレス。
調合や魔法道具の作成はお手の物だし、その素材となる強大な魔獣を狩りに行くことだって苦にならない。
そんな彼女には、致命的な欠陥があった。それは壊滅的なまでにコミュ障なこと。
人の視線が怖い。面と向かって話すことができない。故に道具や素材の買い付けも出来ないし、作ったものを自力で売りに出す事も出来ない。そもそも日常に必要な物も買いに行けずに引き籠もっていた彼女に、ついに母親は切れた。
いきなり寝込みを襲われた彼女は、わずかな荷物とともに見知らぬ山中に放り出されてしまう。残されていた手紙には、「私はお前の家政婦じゃない。これからは自力で稼いで自力で生きていく様に」とあった。
仕方なく最寄りの街へとたどり着いた彼女は、なんとか門番とのやり取りをクリアし中へ入ることができたものの、泊まるべき宿の店主との交渉ができず、客でいっぱいの食堂に近づくこともできず、恐怖と空腹で路地裏にしゃがみこんでしまう。
と、そんな彼女にかけられたのは、ひどく懐かしい声で ――


現地主人公の異世界FT。勘違い系。連載中。
毎回一話の前半が主人公視点で、後半が他者視点。後半が誰になるかはその時その時で異なってます。
視線恐怖症で、何かあるとすぐに言葉が出なくなるし泣きそうになる。恐怖が頂点に達すると、周囲から意識をそらして内面に逃げ籠もるが故に、時に人の話が耳に入っていない気弱な主人公ですが、何故か周囲から誤解を受けまくり。

おどおどと上目遣いで様子をうかがう → 人を殺しそうな目つきで睨んでいる
泣くのをこらえている → 軋むほど奥歯を噛み締めた悔しげな様子
誰もが怖くて常に及び腰 → 殺気をまとい戦闘態勢を崩さない

といった具合に曲解されまくるため、周囲との齟齬は深まるばかり。まあ天才特有の、ちょっと……かなりぶっ飛んでいるせいなところもあるんですが。
セレス自身は「引き籠もって誰とも会わず平穏に暮らしたい」としか考えていないのに、その錬金術の桁外れな優秀さと独特の雰囲気と言葉足らずな態度から、周囲は深読みしまくったあげく、領地同士の駆け引きどころか、国同士のやり取りにまで発展していっているのに……本人だけが気がついていない(苦笑)
実際には唯一、偶然 ―― か、母親の心遣いかは謎ですが ―― 最初に再会できた、元幼馴染こと食堂の若き女主人ライナが、彼女の精神状態や言いたいことを汲み取ってくれるため、どうにか住む場所と仕事を斡旋してくれる先(ギルド的な役割を果たしている街の酒場)を得ることができているという状態です。
そして第一村人だった門番さんことリュナドさんも、慎重かつ実直な性格だったことが災いして、体育会系な兵士にしては穏やかな対応をした結果、「この人なら、怖くないかもしれない」とセレスに一方的に懐かれ → 上司領主から「街の発展には欠かせないけれど、問題児の錬金術師担当」を任命されてしまい、基本的にはその3人で動くことに。
とは言えリュナドさんはまだまだセレスを「怒らせたらまじヤバイ奴」と認識しており、ライナからいくら説明されても信じられない様子。でもセレスは「門番さんはこんな私を気遣ってくれる、本当にいい人。いつも助けられてばかり」とすれ違いまくり。
彼は生来お腹が弱いらしいと思い込んだセレス謹製、効き過ぎて怖い胃薬をお供に日々を過ごしておりますww
さらに街の近くに隠れ住んでいた強大な精霊をセレスが下したところ、その精霊が街へ出没するようになり、それにも懐かれたリュナドさん。セレスからもらった魔法道具の槍やら靴やらと相まって、「爆砕の錬金術師と肩を並べる、街の守護者たる閃槍の精霊使い」とか二つ名がついちゃったりして。人が苦手なセレスの盾となり、うるさい有象無象(他所の領主とか他国の王族とか)を対応するはめになって、さらにストレスマッハ(苦笑)
……いやリュナドさんは本当に超絶いい人で、しかも本人無自覚に超有能で、二つ名(笑)とかついても奢らず実直に、街の兵士としての本分を忘れず努力を怠らない、領主をして「理想の兵士」と言わしめるぐらいのすごい人なんですが。
もうね、隠れ有能キャラ好き心を撃ち抜かれておりますよvv
むしろ本当に闇が深いのは、食堂の女主人ことライナさんかもしれない(汗)
彼女、自分でもあまり幼い頃のことは覚えてないらしいのですが、なんであんなにセレスのことを無条件に理解し受け入れられるのか……そうして彼女を守りながらも、タダ働きはしないと領主に色々ふっかけたりできるのか……ライナ以外がセレスから離れる理由となった、その時の事件の詳細が気になるところです。
No.1443 (読書)


 召喚された勇者は前世のクラスメート!?
2019年08月27日(Tue) 
読書記録:
■召喚された勇者は前世のクラスメート!?
 https://ncode.syosetu.com/n0383bz/

前世の記憶を持って異世界転生した、元男子高校生ユアン・トーレス。
チート補正などまったくなく、魔力は人並みだし、詠唱が日本語だとかいうご都合主義もなく、剣術の才能があるわけでもステータスが見えるでもなかった彼は、三歳でそれを悟ってからひたすら努力した。
基礎を大事に、魔法はレベルの低いものを使いこなすところから。剣術はまず体作りから。誉められても調子には乗らず、自重を心がけ、こつこつ頑張った結果……庶民ながら学園に入学することができた。
天才ではないがゆえに、魔術も剣術も良くて4位に入るかどうか。魔力量など平均より少ないぐらい。勉学だって、幼少時代から家庭教師を付けていた才能のある貴族にも負ける。
それでも全てを努力でカバーし、総合ではそれなりの成績を残すことができた。
そうして騎士団へ入り ―― 数年後、ユアンが十五歳になった頃、魔王が現れた。戦争は悲惨で、多くの犠牲者が出た。騎士団長が戦死し、副団長が繰り上がる。そうしてユアンは空いた副団長のポストへと抜擢された。
それから二年。国は魔王を倒すため、ついに勇者召喚の儀式を行う。
副団長としてその場に立ち会った彼は、驚いた。魔法陣から現れたのは、すでに記憶も遠くなっていた、転生前の元クラスメート達で ――

召喚勇者を影から見守り、いろいろフォローする転生者のお話。中編完結済でさらっと読めます。
勇者は厨二病こじらせたクズ。テンプレで巻き込まれ召喚されたクール系イケメンは、自分で帰る方法を探すと城を出ようとしたところに追いついて、さくっと日本に送り返してあげたりとか。
自分は平凡だと言い張ってるくせに、ユアンめっさ有能です。
勇者が考えなしに奴隷娘助けてハーレム要員にして悦に入ってる裏で、奴隷商に頭下げて代金払って示談で収めてたり。エルフを賊から助けたせいで、生き残りが逆襲しに来ようとしていたのをこっそりなんとかしていたり……そんな感じでいろいろと。
最終的に、勇者は厨二どころかサイコ野郎だったことが判明。ユアンの前世の死亡原因とかも絡んできてザマア的な?
ただもうちょっと勇者には報いが欲しかったですね……いっそ日本に強制送還して、罪を償わせた方が良かったんじゃ? とか。
とりあえず、もろもろ終わったあとで美少女(複数)から告白を受けたユアンが、あっさりそれを受け入れなかったのは好感度高し。
No.1423 (読書)


 白件
2019年08月19日(Mon) 
読書記録:
■白件|中村朝@コミティアお28b&「部長が堕ちるマンガ」コミックス発売中さんのツイート
 https://twitter.com/nakamura_asa/status/1162988944062963712

交番勤務時代、「報告書に書くのが難しい事件がたまにある」と聞いたことがある。
これはそんな事件だった。
廃屋で見つかったのは、髪が真っ白になった少年達4人の死体と、正気を失った一人の少女。
少年達の死因はみな心臓発作で、少女は「あたしはおんなだったからたすかったの」とだけ口にした。そして現場に残されていた小さな白い手形には、指紋が存在しておらず……

コミティア129とやらで販売予定の、オリジナル同人誌に収録されているマンガのひとつとのこと。この作品自体はツイッターで48ページ全て読むことができます。
ベテラン老刑事と若手刑事の二人が、オカルティックな事件を捜査していく系。民俗学的なうんちくは、若い方の刑事の親戚にあたる女性研究者が語ってくれます。

……なんかもう読んでいて背筋がゾクゾクするというか……11ツイート目で老刑事と電話で話してる場面とかもう (((( ;゜Д゜))))
こういう民俗学的で理不尽かつ、最後にたまらん余韻を残す話運びって憧れます……けど、こぇぇぇええ(汗)
夜中にカーテンの隙間とかが気になるやつですわ……(泣)
No.1411 (読書)


 スキル『台所召喚』はすごい!〜異世界でごはん作ってポイントためます〜
2019年08月18日(Sun) 
読書記録:
■スキル『台所召喚』はすごい!〜異世界でごはん作ってポイントためます〜 ローストビーフ、焼豚、ジャークチキン
 https://ncode.syosetu.com/n0228eg/

仕事に疲れたOL小井椎奈は、帰る途中に曲がり角で女子高生とぶつかり ―― その瞬間に異世界へと召喚された。
なんでもその世界には魔の森という強力な魔獣を生み出す土地が存在しており、その森を包み込むようにして結界を作成することで、なんとか人が住める領域を維持してきたのだと言う。そしてその結界を維持できるのが、異世界から召喚する聖女だけなのだと。
そして召喚された椎名と女子高生が鑑定された結果は、

 女子高生
 スキル:聖魔法、魔力∞、幸運、神の愛し子

 小井椎奈
 スキル:台所召喚

はい、完全に巻き込まれ召喚ですね、判ります。
女子高生は聖女として、王宮の一番いい部屋へ案内され、特務隊と呼ばれる厳選された騎士たちによって護衛されることとなった。
そして椎名は、とりあえず王宮の端にある小さな部屋で保護されることに。
この世界に必要なのは女子高生の方で、椎名の存在に意味はない。けれど戻ることはできず、あるのは台所召喚というよくわからないスキルだけ。家族には二度と会えず、慣れ親しんだものとは切り離され、これまでの生活も仕事も全部なくすなんてあんまりだと落ち込んだ椎名だったが、しかし何度泣いたって時は戻らない。それならば、ずっとくよくよしていても仕方がないのだと、前を向くことを決める。
そうしてひとまずは前代未聞だという謎スキル、『台所召喚』とやらの検証をしてみた。結果、そのスキルは彼女をどこか別空間に存在する『台所』へと連れて行ってくれるものだと判明する。台所を呼ぶのではなく、彼女が台所へ呼ばれるというスキルである。
そしてキッチンの壁には液晶画面が存在し、『台所ポイント:100pt』と表示されていた。
どうやらポイントを貯めることでさまざまな食材や調理器具と交換することができ、ゆくゆくは設備そのものの拡張などもできるシステムなようだ。
最近は出される食事も固くなったパンとぬるいスープという質素なものになっていたこともあり、椎名はとりあえず、慣れ親しんだベーコンエッグを作ってみた。
そうして『台所』から部屋へ戻ったところ ―― ただ一人護衛としてついてくれている騎士、ウォルヴィ・ハストが待ち構えていた。室外の廊下で控えていた彼は、いきなり椎名の気配が消えたことを感じ取り、様子を見に来てくれていたらしい。
事情を話しついでにベーコンエッグを振る舞ってみると、何故か台所ポイントが大幅に増えた。そして食べ終えたハストは不思議な光に包まれる。
どうやら椎名が『台所』で作った料理には、身体能力向上の効果があるようだった。
しかしその事を知ったハストは、椎名にこのスキルについては内密にしたほうが良いと忠告してきて ――

成人女性が巻き込まれ召喚され、いらないもの扱いされていたら、実はすごいスキルを持っていた系。
書籍化、コミカライズ済、ダイジェスト化なし、連載中。
勝手な都合で誘拐した系の召喚なことは、国側も承知。それでも国を守る為だからと聖女には頭を下げ、できる限りの便宜を図ろうとするけれど、巻き込まれたお荷物の方は、衣食住の面倒こそ見るけれど、適当な部屋へ放置。しかも召喚ミスうんぬんが広まるとややこしいことになるからと、椎名の存在は「遠い国から来た令嬢」といい加減に説明された結果、憶測が憶測を呼んで「あちこちの国でワガママを重ね、婚約者との縁も切られて行くあてがなくなった悪女を、上層部が仕方なく引き取って面倒を見ている」という悪評が広まる結果に。
そんな訳で、実情を知る護衛のハスト以外からは厄介者扱いされて、侍女が持ってくる食事は残り物みたいなのだわ、廊下で警備兵に会えば嫌味言われるわで踏んだり蹴ったり。
それでも腐らず自力で前を向いた彼女に、リアルチートなイケメンシロクマこと、鉄面皮の最強騎士ハストさんはあっという間に落とされております。
そんな彼がスキルについてを秘密にするよう忠告したのは、彼女がこれ以上国の都合で利用されないため。いつでもどこでも物を出し入れできる異空間を持ち、他人の能力をUPしたり癒やしたりできる能力など前代未聞で、国に知られればどんな扱いをされるか判らないから、と。
で、他にも偶然彼女の作ったデトックスウォーターを飲んで、命に関わる病状が改善された少年が腹黒宰相(変態)の最愛の弟だったり、食事不要で人間には懐かない筈のドラゴンまで餌付けしちゃったりと、どんどん周囲の有力者を味方にしてゆく椎名さん。
最初は険悪だった城の警備兵達とも、こちらはまだ料理を振る舞う前に、なんだかんだで軽口たたき会えるぐらいには打ち解けるしで、ほんとにすごいよ椎名さん。
一緒に召喚された女子高生は女子高生で、私は選ばれた存在なのね! とか思い上がることもなく、むしろなんで私だったの? 誘拐されたのになんでこの国のために頑張らなきゃいけないの? と、ごく普通に「そうなるわなあ」な精神状態。
そんな女子高生 雫ちゃんとも、第二部から関わりを持ち始めて、笑顔を引き出してみたりと頑張ってます。椎名さんマジすごい。
ただ雫ちゃんが、何かを隠しているっぽいのがちょっと気になる……というかやっぱり本当の聖女は椎名さんの方なんじゃ……と思っていたら、終盤まさかの怒涛の展開が(汗)
そっかー、そういう解釈か……でも椎名さんサイドでは、どうしても話がシリアスにならないのがこの話のミソなんですよねえ<終末ピクニックとか和んでんじゃねえww

そろそろ終わりが見えてきたような気配もしつつ、とりあえずどういう理由があれ拉致を繰り返している国上層部には、何らかの形で報いがあって欲しいです。特に椎名をいらないもの扱いしつつ、それでもなにかの時には利用できるかもしれないスペアとして取っておくべく、城の片隅に押し込めることを選択した連中! 椎名には心労かけないどこか知らない場所で、ひっそりと呪われてほしいと切に思います。
No.1410 (読書)


 C.M.B森羅博物館の事件目録 37巻
2019年08月10日(Sat) 
読書記録:


同人誌作成をメイン活動とする美術部の中で、一人油絵を描く少年。己の絵に行き詰まりを感じていた彼は、部員達の口からかつての先輩の噂を耳にする。日本画家として大成したその先輩は、『十字路の悪魔』と契約することで、突然絵がうまくなったのだと言う。その話を聞いてから、彼の様子はおかしくなっていった。しかも美術室では異臭騒ぎや勝手に物が動いたりといった、怪奇現象が起こるようになり……「クロスロード」
闇ブローカーのマウが今回持ち込んできたのは、ギリシアの古いコインだった。棕櫚がデザインされたそれは、バルカン半島の小さな村に伝わっていたものだという。戦火が絶えず、巻き込まれた村が全滅することも珍しくなかったバルカン半島で、その村だけは何度襲われても生き延び続けた。その秘密が、古いコインには秘められているらしい。胡散臭い話だと調査を断ろうとした森羅達の目の前で、コインは謎の男に奪われてしまい……「シュロのコイン」
時は2075年。月を巡る軌道にある小惑星で、男の射殺体が発見された。鉱石資源を採掘するその小惑星には、死んでいた男しか人間は存在せず、すべてのシステムがロボットによって運営されていた。状況を見ればロボットによって殺されたとしか見えないが、ロボットはロボット三原則に縛られているため、人を傷つけることは絶対にできない。事件の謎を解明するために派遣されたのは、航空宇宙監察官 七瀬立樹と、宇宙工学博士 榊森羅だった……「鉱区A−11」
どこにでもある、平凡な海辺の町。その風景を愛した戦前のある画家は、『猫のしっぽの先に、黄金を隠した』と言い残したらしい。これまで多くの人間がそれを探してきたが、誰一人として見つけることはできなかった。地元の小学生三人組もまた、宝を見つけようと考え、まずは猫田神社へ向かうことにした。切り立った崖の上に存在するそこは、祭りの際に大人がよじ登ってゆく以外、立入禁止となっている。案の定、登る途中で動けなくなってしまった彼等を助けたのは、町の古地図を見に来た森羅と立樹で……「猫のしっぽ」

表紙の二人は、舞台を60年後に設定したお遊び企画の二人。この事件が初対面の間柄で、「どこかで会ってない?」という会話が挟まります。
……正直、読んでいても別人感があるというか、二人の間に信頼関係があまり感じられなくて微妙かなあって。いつもなら立樹が担当する、人の心の機微についても森羅が一人で解説しちゃうので、立樹ちゃんの立場が(苦笑)
トリック的には面白かったと思います。私は単純に弾を公転軌道上に静止させといたのかなとか思ったんですが、さすがにそんな単純なことじゃなかった(^^;;
「シュロのコイン」は読んでいて悲しい……戦争が関わる話はほんと辛いです……
最初のお話は、まあ時おり挟まる日常の謎的なお話ですが、むしろ謎? ぐらいの拍子抜け感。
最後のお話は逆に、最初は日常の謎だと思ったけれど、よく考えるとこれめっちゃ怖くね? 的な(汗)
軽い気持ちで遺された小洒落た言い回しのために、いったい何人が人知れず命を落としたんだろう(((( ;゜Д゜)))) ガクガクブルブル
No.1400 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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 by 神崎真
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 田舎の農家なので小さい..
 by 基準は難しいですよね
 at 2019/12/01 13:34:41
 おはようございます、タ..
 by 神崎真
 at 2019/12/01 09:17:31
 sakura さんも、おはよ..
 by 神崎真
 at 2019/12/01 09:07:28
 デザインを完成させるだ..
 by タカコ
 at 2019/12/01 08:57:06

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