よしなしことを、日々徒然に……
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 光る君へ 11回目
2024年03月17日(Sun) 
うーん、なんというか、前回のもろもろの後始末みたいな感じでしたか。
義懐(高橋光臣)の出家とかはさっくりカットされちゃいましたが、実資(ロバート秋山)さんもこの時に失職してたんですね!? あ、翌年には復職してるのか<ウィキ参照中
為時パパが失職するのは判っていたけど、まひろちゃん、右大臣家に突撃していくのは……宣孝(佐々木蔵之介)じゃないけど、ほんとすごい。母の仇に頭下げに行けるんだから、腹が座ったと言うか、現実を見据えた女は強い。
なお道長さんはまだ惑い気味。
乙丸(矢部太郎)が、道長に「いい加減にしてください」って言ったのが、すごく印象的でした。あれだけ振り回されていても、やっぱり乙丸はあの家やまひろのことを大事に思っているんだなあと。
……でもまあ、平安時代の一般常識を考えれば、彼の出した結論(まひろを妾にする。北の方は無理)というのは、ものすごく考えたうえでの誠実なものだったのではないかと。それを断るまひろの方が、確かに我が儘ではあるんでしょう。
……まひろもねえ、前回で思い切りをつけたのなら、もう呼び出されても会いに行っちゃ駄目だよぅと思ってしまうのは……判ってないんだろうなあ、私が(苦笑)<恋愛ものは苦手

そして宣孝さんがまひろの婿として「ワシのような若いやつがおらんかのう」とか言ったり、倫子さんが「好きな人がいるの。結婚するまで内緒」と言ってまひろと笑い合う姿とか、兼家パパの「ワシの目の黒いうちは〜〜」といった台詞が、その後を知ってると「あああ……」ってなりましたわあ。

あ、そういえば一条天皇即位時に道長が対処して、兼家パパに「よくやった!」って言われたあたりのところが、ちょっとよく判らなかったです。即位の儀で使う高御座(たかみくら)に、なにかの首が置いてあったんだと思うんですけど……人だったんでしょうか、それとも犬か何か? そしてあれは血の穢れで即位の儀を邪魔しようとする、花山院の策略だったのでしょうか?
読経していた数珠が切れた時の、転がった玉が北斗七星だったのや、その後の夜空にも北斗七星があったのは、即位の儀の衣装の背中に北斗七星が縫い込まれていたことでなにかを暗示しているのでしょうが、それもよく判らなかった(´・ω・`)
散らばった数珠の北斗七星=もう戻らない帝位とか、夜空の北斗七星=藤原一族が帝にも等しい権力を得た象徴、といった感じなんでしょうか。

あとは、前回から道綱(上地雄輔)の登場が増えてますね。私の印象だと、特に才覚を見せることもなければ、大きく没落することもなく、パッとしないまま上の下のあたりをふらふらしつつ、それなりに幸せに生きてた人なんじゃないかなあというイメージ。上地雄輔のキャスティングがすごくしっくりきてます。
……今回「一ヶ月ですが、お世話になりました!」「お菓子をいただきまして」って挨拶しに来た人、あの反応だと顔も覚えてなかったんじゃないかな(笑)

「蜻蛉日記(道綱の母が書いた、兼家パパや息子道綱へのあれこれ)」の現代語訳は、まだ道綱が産まれたあたりまでしか読めてないんですが。今週の放送見たら、もうちょっと頑張ってみようと思えてきました。
道長とも亡くなるまでそれなりの交友を続けていたようですし、なんかあの愚直な朗らかさが、一服の清涼剤ってやつだったのではないかとか想像してみたり。
No.3842 (映像)


 さくさく進むね
2024年03月10日(Sun) 
「光る君へ」第10回。
待ってましたよ「寛和の変」!
花山天皇のグダグダっぷりが、ちゃんと「大鏡」の記述通りっぽくて笑っちゃいましたww<手紙忘れた取りに戻ろう、月が明るい人に見られる
そして女物の衣を被った花山天皇を隠すために、お約束をやらかす次兄道兼ww
数話前から思ってましたが、ちょっとBL狙ってますよね絶対これ(笑)
それだけに騙されたと気付いた時の、花山天皇の気の毒っぷりがすごかったです。道兼がまた、言い訳一切せずあっさり手のひら返しちゃうし<「大鏡」では一応、親に挨拶してくるとか言って誤魔化そうとしていた
……たとえ出家して天皇から院になっちゃっても、それなりの影響力はあるんだろうから、あんなにあからさまなドヤ顔で嫌味言っちゃって大丈夫なのかとか思ったんですが。
そういう意味では兼家パパが、陰謀が失敗した際の保険として道長の方を残しておくのが、すごい策士っぽくて唸らされました。
そして実際の花山院について調べてみると、今は純愛っぽいこと言ってるけど、あんたさあ……とも思ったりww

そして、えー……道長とまひろちゃんですが……うん。
まひろの方は既にしっかり現実を見据えているのに、道長のほうがまだ辛いことから目を背けよう背けようとしているのがもどかしいですね。いや直秀の死やら、陰謀渦巻く貴族社会は本当にしんどいんでしょうけど。
しかし、時代が時代だから仕方ないんだろうけど、振ったのはお前だとか言いながらも手は付けちゃうのね……と。そこはプラトニックであってほしかった。
次回予告を見た感じ、各所の解説で語られていた、宣孝(佐々木蔵之介)さんと紫式部の娘である大弐三位は、実は道長の子なのを、宣孝が実子としてまひろごと引き取ってくれるんじゃないか予想が濃厚な感じ……? いやでも年代が合わないか??<今週時点で986年、二人の結婚は998年
そして為時パパはここで蔵人の任を解かれて、かなり長い間(996年まで)無職になるようだし、その後も娘(紫式部)と一緒に地方へ任官するはず……そのあたりドラマではどうするんでしょうね。
一条天皇もまだ幼いし、花山院がまたやらかす「長徳の変(995年)」までも10年近くあるみたいですし。もしかしたら一気に時間が飛んだりするんでしょうか。いやでもまだ3月だよね。ドラマ全体の四分の一も過ぎてないよね??
道長の出世や結婚関連を延々やるとして、そこにまひろが絡んでくる余地はあるのか。
倫子さんとまひろとの間でなにやらエピソードを盛って、そこから繋げていく感じなのかしら……


そして平安ネタが継続して供給されるおかげか、今日もちょこちょこと筆が進んでくれました。
リアル知人とLINEで相談しながら書いていたら、うっかり別の人に誤爆したりとかね、しちゃいましたが^^;;ゞ
それにしても、シリーズを書き始めた頃に集めた資料を改めて引っ張り出して、当時のメモとかも読み返していると、忘れていた設定とかIF展開が思い出されてきて、なかなかなかなか。
いやはや、厨二病全開だった頃の発想って怖いですわあww
No.3836 (映像)


 光る君へ 9回目
2024年03月03日(Sun) 
……えっと、リアルタイムで視聴したんですが……なんかもうね。
こうなってもなお、直秀のことを信頼してると言っていろいろ便宜を図ったり、まひろちゃんを助けたり、一緒に見送りに行こうと誘う道長に、良いいじゃん良いじゃん男前! とかほくほく見ていた私ですが。

はい、あの展開で突き落とされました(泣)

散楽一座の存続は難しくても、せめて何人かは落ち延びるぐらいすると思ってた……もしあれだったとしても、盛大に立ち回って最後に一目アイコンタクト、ぐらいはあると信じてた!

それが、まさかの、どこか明るくおどけた雰囲気さえ取り戻しながら、流されていく途中でのあっさりすぎる暗転。

まさに数話前に語られていた、「盗賊など動物以下」という当時の価値観を、これでもかというほど視聴者に、そして道長・まひろにも見せつけきった最期でした・゜・(ノД`)・゜・

しかもあれですよ。少年漫画やラノベでちょいちょいある、実は生き延びてたZE★ 展開の可能性を、完膚なきまでに潰してゆくスタイル。

……道具も使わず素手で7人、草木だらけの山中に埋葬できるのかとか、爪が剥がれるどころか着物もろくに汚れてないんかいとかいう突っ込みはともかく。

もうね、あれで他のこと全部、頭から吹っ飛びました(しくしくしく)

後に紫式部が、仕えている藤原氏ではなく源氏を主役とする源氏物語を書く。しかもラストはなんだかんだで因果応報というか。さんざん他所の女性に手を出しまくって、地位もほぼ最高位まで登りつめた光源氏が、しかし今度は不本意に押し付けられた自分の妻に不義を働かれ、そのあおりで最愛の正妻を亡くし、出家した挙げ句にひっそり寂しく死んでしまうという皮肉ぶりだそうで(※私自身は未読の又聞きです)。
そんな内容なのに、光源氏のモデルではないかと言われる当の道長が咎めもせず、むしろ積極的に執筆をバックアップしていたのは、もしかしたらこの散楽の人達の志を継いで、二人して貴族社会を風刺しようとしていたのかもしれないなあと。画面を見て泣きながら考えてました。

ううう、直秀さん、めっちゃ好きだったのに……ショックが強すぎる……
No.3833 (映像)


 光る君へ 9回目放送前に
2024年03月03日(Sun) 
改めて先週の録画を見返したんですよ。
私は最初視聴した時、兼家パパはガチで良心の呵責もあり倒れて、「寛和の変」に関しては実は長男道隆が黒幕だった方向にしつつ、長兄にまで良いように使われた脳筋次兄道兼は、本気で為時パパに弱音吐きに行ってたんじゃないかなあと思ってたんです。
で、毒親や兄に利用されまくってる道兼、ちょっと可愛そうだけど、でも過去にやったことは許されんよなあとかふむふむしちゃってたんですが。
あちこちの感想・解説を拝見してから改めて見返すと、確かにこれ兼家パパと晴明さんが結託してるわーー! 歴史好きさんの考察力すげえ! ってなりました(汗)<まさか晴明登場時の人払いにそんな意味があったとは、なんと見事な構成か
考えてみれば兼家パパ、まだ摂政や関白になってないんですよね。だからいくらなんでもここで退場(もしくは道隆に実権奪われる)は、あるはずなかったんですよねえ。いやはや、すっかり騙されました。


そして解説動画のコメント欄で呈されていた疑問を拝見して、確かに! と思ったんですが。
天孫の系譜とされる現人神で、神道の最高祭祀者な天皇陛下が、普通に仏教のお寺建立したり大仏作ってたり、譲位後に出家したりしちゃってるんですよね。今回の大河ドラマでも、「地獄に堕ちる」とか「成仏してないのか!?」とか当たり前に口にしてますし。
そういうところ、平安時代から日本人の宗教観って一種独特だったんだなあと改めて認識させられたというか。

だってあれじゃないですか? ものすごく極端に例えて言うなら、ダライ・ラマ(チベット仏教の生き仏さま)が、ヒンドゥー教の寺院を建てて、そこへ修業に入っちゃうようなものじゃないですか? 自分で書いてて何言ってんだと思いますが、そういうことですよね??
いちおうざっと検索してみた感じ、天皇=神という認識は近世のプロパガンダとかではなく、万葉集が編纂された奈良時代にはあったということですし……でも神仏なんて言葉があるぐらい、神と仏は古来からほぼ同一視されていると言うか、神仏分離令を経てもなお違いを意識してる日本人がどれだけいるんだって話でもあって……そもそも他宗教の信仰対象を、配下や敵対する悪魔としてではなく、対等や場合によっては上位の存在として、どんどん受け入れ取り込んでいっちゃうこの国においては、今さら不思議がることでもないのか……?

とかとか考えちゃったことを、ひとまず今夜の放送前に吐き出しておきたくなったのでした。
それはそれとして直秀さん、いったいどうなるんだろう……(どきどきどき)
No.3832 (映像)


 光る君へ 8回目
2024年02月25日(Sun) 
前回予告編でもしかして……と予想していた通り、右大臣の兼家パパがお倒れになった今回。
やっぱ展開早くね? 花山天皇まだ現役だよ!? ……と思っていたら、そこからの「忯子はまだ成仏していないのか!」に繋がるのが、そう来るかーーーー! と唸らせられた今回でした。

あと道兼(次男)が父親に疎まれていると知って、花山天皇がそっち側に関心向け始めたっぽいのも、後の「寛和の変」を考えると細かいなあ! とか。
怨霊に憑かれた(という体の憑坐)に対し、三兄弟の中でただ一人動いて対処できたのが道長っていうのも、ちょっと大鏡の肝試しエピソードをもじっているのかなあとか、画面のこちらでほくそ笑んでみたり。

そして道兼が、為時(まひろ父)に懐き始めたり、無邪気に酒持って遊びに来ちゃったりするのがもうね……あの時の為時パパの心情を考えると、深い! 妻を殺した憎い仇であり、それでも頭を下げるしかできずにいた雲の上の存在が、今になって弱り切り寄りかかってくる。人間味を溢れさせ、苦しさを吐露するその姿に、憎みながらも同情を禁じえない為時パパの、どこまでも真面目で善良で、逆に生きるのが辛くなるだろう実直さが切ない!
そこでまひろが、母の形見の琵琶を弾く。目の前の男の所業を思い出しながら弾く。その音色を絶賛する道兼。何という皮肉。

そして直秀さんが前回盗賊バレしたかと思ったら、今回もう捕まってるんですが……早くね!?
てっきり道長が部屋に匿ったりとかするんだろうなーと見てたら、一網打尽でびっくりしました。次回予告を見た感じ、ちゃんと逃げ出して山中までは行ってるみたいですけど、これ無事に逃げ延びるんでしょうか。
字幕見てたら、何話か前に散楽一座の中で「輔保」ってキャラがいたっぽいんですよ。どの人か判んなかったんですけど。
もしかしてこの一座のモデル、藤原保輔っすか?? え、988年に腹掻っ捌いてる人ですけど、マジか!? とオロオロしてみたりとか。

■【「光る君へ」人物紹介】輔保 - 大河ドラマ - NHK
 https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/
blog/bl/p8na9PYYwM/bp/pw7Qeg0A2W/

……あ、散楽の座頭じゃん。
これ座頭が死んで仲間を逃がす展開かな……? で、数年後に直秀が戻ってきて再会的な?
ああもう、先が気になる〜〜〜《o(><)o》

と、今回もしっかり楽しんだ大河ドラマでした。
ドラマに追いつかれる前に、もっと先の知識も予習しておかねば……ええと、花山天皇の次に即位するのが、詮子(吉田羊)が産んだ一条天皇で、その次の三条天皇は、ドラマが始まった時の円融天皇よりさらに一代前のお兄さんにあたる冷泉天皇の息子(花山天皇の異母兄弟)だけど、母親は兼家パパの娘だから藤原三兄弟の甥でもあって……和泉式部日記に出てくる親王兄弟の、お兄さんでもあるんだっけ(@_@)??

……父方の系図ばかり追ってるとあまり気付かないんですけど、母方も追っていくと血縁関係がエグいことになってて混乱しまくります(汗)
一条天皇も三条天皇も村上天皇の孫という父方の従兄弟同士で、かつ道長の姉達の子供という母方でも従兄弟同士で、そのふたりともが道長の娘(従兄妹)を娶り、さらにその子供同士が結婚して産まれた後三条天皇が、また道長の孫との間に白河天皇を作ってて……?
うん、わからんww

和泉式部日記がもうねー、数行で目線が定まらなくなって寝落ちするという、ある意味いい睡眠導入剤と化していてですね……(遠い目)
No.3827 (映像)


 トイレ掃除あれこれ&光る君へ7回目
2024年02月18日(Sun) 
ちょっと試しに使ってみている、スタンプ式のトイレ洗浄剤ですが。




木曜の昼に、3回目にしてようやくうまくペタッとできたかな? と思ったやつが、今朝にはもうほとんどなくなっておりました。一応、ちょびっと残っていたそれ使ってトイレ掃除はしたものの、1回のスタンプで12日間どころか3日も保つかどうかとなると、コスト的になしかなあ……<5人家族のうえ、長時間家にいる人数が多い

これまでは、ブルーレットの置くだけタイプを使用していたんですが、




これはこれで、いつの間にか中身がなくなっていて、気づくと空っぽのまま放置されていることがままあってですね……なんでケース自体に色つけるんだよ! もう少し残量が判りやすい本体カラーか、液の色にしてくれよと小一時間。
あと水道屋の長兄いわく、タンクに置くタイプの洗浄剤は、薬剤がタンク内部の細かいところにこびりついて、開けてみるとえらいことになってる場合があったりなかったりだとか^^;;
この液体ブルーレットとかはまだ良いけど、タンクにドボンするタイプなどは、下手すると中でどろどろに溶けてて大変なのだとか……それこそうち以上に水を流される、たとえば会社とか店舗のトイレあたりで使うのなら良いのかもしれませんね……


大河ドラマ「光る君へ」7話目は、なんかこう意外とさくさく話が進むのが無駄に引き伸ばされなくて好印象なんですけど……逆にこれ、終盤どうすんの? エピソード残ってる?? という懸念がちらりほらり。
そもそも次回予告で兼家パパが寝付いてるっぽかったですけど、花山天皇の退位の黒幕ってこの人ですよね? それとも今回、次男道兼を懐柔した長男道隆を黒幕に据えるんでしょうか。
解説サイトさんによると、この長男さんの家系は「中関白家(兼家と道長の間の中継ぎの関白)」と言われてたそうで。それぐらい影が薄いというか、いまいちぱっとしない印象だったんですが……実はお兄ちゃんこそが腹黒系だった的な?
散楽の直秀さんの正体を先週の今週で道長さんが気付いたり、道綱母(兼家パパの側室で蜻蛉日記の作者)が意外としたたかだったり、安倍晴明が超能力方面ではなく政治な方向で曲者だったりと、主要登場人物の頭の回転が速いのも面白いです。
あと実資(ロバート秋山)の北の方(?)が、「そんな愚痴は日記にでも書いとけ」とか言ってるのに、クスッとしちゃいましたww<チラ裏と「小右記(実資が書いた全61巻・55年分に渡る当時の日記資料)」が引っ掛けてあるのかと

……それにしても、今回を機にここらへんの知識を入れようと、今は「和泉式部日記」を読んでいるんですが……とにかく寝落ちします^^;;
だいぶ前に100円コーナーで見つけて、母に「こんなんあるよ〜〜」と勧めた↓こちらと並行しながら読んでいるので、ざっくりした流れは頭に入っているのですが、


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本文はとにかく和歌が多い! それも過去の和歌を引用したり掛詞しまくったりと技工を凝らしたものばかりなのがまたね。そして和泉式部のお相手の敦道親王が、勝手に惚れて強引に迫って、そうかと思うと勘違いで浮気を疑ってすったもんだするわの繰り返しで、まだ四分の一ぐらいなのに、いい加減うざくなってきた……(苦笑)
No.3823 (映像)


 知識はノッてる時に入れるべし
2024年02月12日(Mon) 
昨夜見つけた大河ドラマ「光る君へ」の解説動画がめっちゃ面白くて、今日は空き時間のほとんどを使って視聴してましたww

■光る君へ - YouTube
 https://www.youtube.com/playlist?list=
PLAyg7puxVFuQyij23y2va7-QNTNjuzuYd

この再生リストだけにとどまらず、この配信主さんの今年に入ってからの動画はほぼ関係性のある平安雑学なので、実にためになります。
特にありがたかったのが↓これ、

■【知って得する平安豆知識】官位について - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Rjs9eDn-KWk

公卿って意外と定員少ないんだ? とか、権大納言とか権中納言とかの「権」ってつく官職は、その定員を越えて役職についた、いわば「課長補佐」とか「部長補佐」みたいな意味だった!? でも特にそれで優劣があるとは限らず、むしろ位階(三位とか四位とか)が上位の場合は、正規の大納言や中納言より立場が上だったりすることもあり得るとか!
よく目にする頭の中将、これは蔵人の頭と近衛の中将を兼任している場合の呼び方で、出世コースの入り口というか、まさに将来有望な若いイケメン公達の代名詞みたいだったんだ〜〜とか、目から鱗がぼろぼろと。
宰相の中将とかも、たぶん似たような感じ?

わー、いま「ざ・ちぇんじ」なんかを読み返すと、また違ったものが見えてくるかもww

とにかく配信主さんが、ものすごく博識なそこそこ年配のかたなのに、平安文学の例えがラップだとかBLだとかの身近なサブカル寄りで判りやすかったり、横で聞いておられるお2人が平安知識ほとんどないみたいで、だからこそ痒いところに手が届く質問をして下さるのもありがたく。
なにより配信主さんが、ものすっっっっっごく楽しそうなのが、見ている方も楽しくなっちゃって(笑)<オタク特有の超早口・でも字幕付きなのでちゃんと読み取れる

踏み台昇降のBGMも、今日はこれ使いました。45分、あっという間だったよww
No.3818 (映像)


 古文は赤点スレスレだった
2024年02月11日(Sun) 
今週の「光る君へ」は、また登場人物が多くて、誰が誰やら^^;;<衣装が変わると見分けがつかない
そして清少納言が登場しましたね! まだ「枕草子」までは手が回ってないんですが、ものの解説本などによると、かなりの陽キャというか、自分の才能をこれでもかと前面に押し出すタイプだったそうで。終盤の漢詩の会では、周囲を気にして当たり障りのないことを言う陰キャな紫式部との対比が良い感じに出ていたのではないかとか、いっぱしに思ってみたり。
でも二人が言っていた感想や、公達それぞれが引用した漢詩、最後に道長さんが送ってきた歌の意味もいまいち判らないので、そのあたりは詳しい方たちの解説を待ちたいと思います。

■大河ドラマ2024 光る君へ|「光る君へ」を見た女性ライターのつぶやき/ホームメイト
 https://www.meihaku.jp/hikarukimihe/#anchor385

■【ネタバレ】大河ドラマだらだら雑感 カテゴリーの記事一覧 - 黒猫の額:ペットロス日記
 https://toyamona.hatenablog.com/archive/category/【ネタバレ】大河ドラマだらだら雑感

■光る君へ - YouTube
 https://www.youtube.com/playlist?list=
PLAyg7puxVFuQyij23y2va7-QNTNjuzuYd

あと倫子さんがだんだんいい味を出してきましたね!
っていうかこれもしかしてキマシタワー案件!? とか思った私は、すっかり脳が腐ってますww
でもなんか、倫子さんとは妙な感じに友情が成立して、振り回される道長をよそに正妻と愛人の方がよっぽどツーカーにという未来を幻想しちゃってですね……
個人的には、道長さんと紫式部は親友のままでいてほしいんですけど、ドラマ的にそれは無理だろうしなあ……
No.3817 (映像)


 光る君へ 5話目
2024年02月04日(Sun) 
まだ見てますww<過去大河ドラマを2話以上見たことがない
まひろと三郎がいろいろと引っ張りすぎず、早々とお互いの身分と事情を対面で話し合えたのに安心しました。
次回予告で三郎さんが、道兼を利用し始める感じがちらりほらり。
この件がきっかけで三郎=道長さんは、親族達と袂を分かつ決意をする感じなんでしょうか。
あとオリキャラらしい散楽の直秀さんが、なかなかないい味出していて、今後への期待度が上がります。
次か次の次の回あたりで、花山天皇と道兼と安倍晴明のあれをやってくれそうでわくわくしつつ……
No.3812 (映像)


 大河ドラマ
2024年01月13日(Sat) 
にはあまり興味がなく、これまで見たことはほぼないに等しいのですが。
レコーダーをチェックしていたら録画されていたので、衣装とか風俗描写がどんな感じなのかな〜と、ちょっと再生してみたのですよ。
結果、一話目を全部見てしまいました(笑)<光る君へ

いや私、まともに読んだ古典っていったら、とりかえばやと今昔物語ぐらいしかなくて、あの時代の基礎知識ほぼ皆無。恋愛ドラマにも興味ないんですけど、なんかつい。
例によって字幕表示して見てた訳ですが、幼い紫式部が掃除しながら聞いていたのは、三国志なんでしょうか?<孔明とか孫権とか
あと「馬鹿」の故事成語解説も初めて聞きました。興味深いです。

なお最初のほう見逃したからと一緒に見ていた母は、平安関連がっつり興味がある人(源氏物語を訳者別に読み比べているぐらい)なので、いろいろ解説してくれるんですが……人物と基本的な相関関係からして、もうなにがなんだか。
っていうか、予想はできてたけど、そもそも藤原姓が多すぎるやろww

ってことで、探してみました。
番組公式サイトの相関図は小さすぎて字が潰れていたので、ひとまずこちらで。

■NHK大河ドラマ「光る君へ」相関図 - 注目ドラマ:日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/entertainment/
drama/topic/hikarukimie.html

なるほど、紫式部が後に仕える彰子は、道長の娘なんですね。
で、清少納言が仕える定子は道隆(道長の一番上の優秀系兄)の娘(最初の方で泣いてた赤子?)で、共に一条天皇(道長の姉と円融天皇の子供)の女御、と。
でもって紫式部は、父親と同い年(※母情報)の藤原宣孝(佐々木蔵之介)と結婚するのか。
母曰く、清少納言と紫式部は時代が違う(出仕時期がずれてて会ったことはない)とか、このエピソードは紫式部日記に書かれてるけど、実際にはもっと大人になってから……とか、いろいろ不服があるようですが、大河ドラマにそのつっこみは今さらやん(笑)

むしろ私には詮子(吉田羊)が、入内するにはあまりに歳取りすぎてて、おつきの乳母かなにかにしか見えず、そっちの違和感のほうが気になりまくりんぐですよ< wiki によると実際の入内は満15〜6歳時っぽいし、この時代ならもっと早くてもおかしくないはず
……っていうか、あかん。ウィキペディアを渡り歩いてると、時間が溶けてゆく……(汗)<花山院(現時点で問題児の東宮)が道兼(道長の二番目の乱暴系兄)に騙されて出家したエピソードとか、そういえば安倍晴明について調べてた時、読んだ記憶あるわ!
これ知ってたら、汚れ仕事させるのにちょうど良い的な兼家(三兄弟の父親)の発言に、ニヤリとできるのか!!

しかしこの(詮子入内)時点で西暦978年。次回はさらに数年飛ぶのだから、晴明さんはもう60歳ぐらいでしょうか。博雅さんに至っては、もうお亡くなりになっておられるのだろうと思うと、夢枕陰陽師スキーとしてはちょっとしょんぼりしたりとか。

明日放送分から子役ではなく大人配役になるようで、雰囲気がどう変わるのかなあ。一応見てみようと思います。
No.3798 (映像)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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