よしなしことを、日々徒然に……
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 仮面劇場 由利麟太郎シリーズ
2020年08月24日(Mon) 
読書記録:



表紙画像付きが電子書籍版しかなかったので、アフィリエイトはそちらの方で。
由利麟太郎シリーズ4冊目は、表題作が長編で、あと「猫と蝋人形」、「白蝋少年」という短編が収録されていました。しかもそちらは三津木青年と等々力警部がメインで、由利先生は登場されません。
表題作は、小船に乗せられ漂流していたところを救われた、身元不明の三重苦(盲聾唖)の美少年を引き取った若き未亡人と、その婚約者達の間で起こる、連続殺人事件といった趣向。正直、何故タイトルが仮面劇場? と思わなくもなく。あとで「あの話どれだっけ」と探す時に苦労しそうです(笑)
未亡人綾子さんが、最初やけに思わせぶりだったので、由利先生に秋波を送っているのかと思いきや、全然そんなこともなく、単に好奇心で事件を引っ掻き回しただけだったというか……彼女が余計なことさえしなければ、死なずにすんだ人が多数というのもちょっとなあ(苦笑)
そもそもあの大海原で、虹之助少年を見つけて引き取ったのがよりによって彼女だったというのも、ものすごいご都合主義的偶然なあたり(もにょもにょ)
毒物の隠し場所については、ものすごーーーーく昔、7〜80年代の少女漫画で同じような場面を見たような気がするんですけど、あれはこれのオマージュだったんでしょうか。
近所のおばさんのところへ泊まりに来たお姉さんが持っていたのを、たまたまたった一度読んだだけなので、タイトルはおろか作者すら思い出せないんですが。ラストで犯人が毒物を取り出し、自殺する場面だけがおぼろに記憶に残っています。

……って、ああ! ちょっと調べてみたら、まさに原作が「仮面劇場」 Σ(゜ロ゜ノ)ノ

■『真珠色の仮面』|感想・レビュー - 読書メーター
 https://bookmeter.com/books/45843

うんうん、たぶんこれですよ!
そうか高階良子作画だったんだ……小学生にさえ、強烈な印象を残したのだからすごいものです。

まあ、それはさておき。
「白蝋変化」の時も思ったのですが、横溝正史にとっては二十歳ぐらいでも「少年」扱いなんだなあとも思ってみたり。

「猫と蝋人形」については、短編でさらっと終わっていますが、最後のどんでん返しがなかなか効いていました。悪人には因果応報大事です。あと三津木青年に妹がいたというのが、ファンにはけっこう重要な情報ではないのかとか。
「白蝋少年」は、さらに輪をかけてさらっと。
……香水って、口の中に直接噴霧して良いんですっけ? すっごい不味そうなんですけど^^;;
そして三津木青年と等々力警部は、いつの間に莫逆の友になっていたのかww
No.2119 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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