よしなしことを、日々徒然に……
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 転生先が残念王子だった件 〜今は腹筋1回もできないけど痩せて異世界救います〜
2020年05月17日(Sun) 
読書記録:
■転生先が残念王子だった件 〜今は腹筋1回もできないけど痩せて異世界救います〜 62話
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054892552004

海外出張帰りで飛行機事故にあった、二十代半ばのサラリーマン。
女神から異世界へ行って邪神を倒してほしいと打診されるものの、最近仕事でお疲れ気味だったので、苦労しそうな勇者召喚に応じるより、そのまま楽な死を選ぼうとする。しかし本来ならば搭乗者全員が死亡するところを、召喚に応じるなら隣の席にいる幼稚園児だけは助けられる方法を教えると言われて渋々承知する。
行く先は地球を参考にして作られた、剣と魔法の世界。鑑識チート・探索チート・倉庫チートの三点セットにナビゲーションAIもつけてくれるということで。そうして爆散寸前の機体から幼稚園児とともに飛び降りた彼は、園児のクッションとなって死んだ次の瞬間 ―― またも上空から落下していた。
その身体を竜が鷲掴みにし、衝撃を殺してくれたものの、完全には速度を殺しきれずに地面に激突。意識を失ってしまう。
目が覚めた時には見知らぬ部屋に寝かされていた。鏡を見れば、かなりぽっちゃり……いやでっぷりとした少年の姿が映っている。え、転移じゃなくて転生なの? これ面倒くさいやつじゃね?
身体に残る記憶を確認してみれば、案の定この身体の持ち主、とんでもない問題児であった。
ルーク・A・ヴォルグ(15歳)、身長168cm・体重135kg。100mを12秒台で走れていた彼にとって、とうてい許容できる体格ではない。さらにはこの国の第三王子として生まれたにも関わらず、悪戯や家出を繰り返してばかりで、勉強など全くしていない馬鹿王子。その悪名は国中に知れ渡っているようで、ついたあだ名が『オークプリンス(豚王子)』ときたものだ。
今回の落下事故も、竜種(ドレイク)を使った騎乗の実技試験中、決められたコースを無視してアクロバット飛行を行おうとしたせいらしい。その結果、ルーク少年は卵から育てた貴重なドレイクを死なせてしまい、自身もまた即死したのだ。そしてその空になった肉体に、彼は転生させられたという顛末なようだ。
女神からすれば、王族という立場にあれば、今後の邪神討伐にいろいろと便利だという思惑があったのかもしれない。しかし問題行動だらけだったルーク少年への周囲からの評価は、既に底辺まで落ちきっていた。自分がやったことでもないのに、状況は針の筵だ。これは辛い。
あげく、騎竜を死なせたことで竜騎士学校は退学。通常の騎士学校へ転入しようにも、決定的に成績と体力が足りない。
そんな中、彼は許嫁との婚約解消を言い渡される。幼馴染の彼女とはそう悪い関係ではなかったようだが、今回の愚行で相手の父親及び父王からは匙を投げられたようだ。
そうして次に命じられたのは、隣国の公爵家への婿入り。ルーク少年の基本スペック自体はけして低くなく、貴重な聖属性を含む五属性の魔法を使える存在でもある。しかもぼんくらとは言え他国の王族。魔法属性目当ての種馬としては、どんな馬鹿者でも問題はないのだろう。
新生ルークとしても、このマイナスを突破した環境を改善していくよりも、誰も己を知らない土地で、一からやり直す方がはるかにマシだと思えた。
翌日、朝食すら与えられぬまま、逃亡防止の魔法手枷を着けられた状態で隣国へと送り出されたルークと護送役の兄は、お約束と言うべきか、盗賊に襲撃されている貴族の馬車に行きあって ――


10年後の邪神復活に向けて、女神に召喚転生させられたらボンクラデブ貴族成り代わりだったよ系。書籍化予定、連載中。
スマホみたいなシステム(通話やメール、画像撮影も可能)が普通にあったり、もちろんステータス表示もあるので、ちょっとVRものっぽいです。
転生先のルーク少年は……うーん、彼にも同情の余地はあると言うか。父王は第一王子ばかりを優遇しているようにしか見えず、祖父からは髪の色で疎まれ、母親からは勉強その他をどれだけ頑張っても、当たり前だとそれ以上を要求される。第三者の大人の目から眺めれば、両親の態度は愛情の裏返しだと見えてくるものの、幼い子供が捻くれるのも……という部分はありますね。王子という立場とやけ食いで太った身体のせいで、噂が肥大してしまった部分もあるっぽい。それに孤児院への寄付とかも実はしてたそうで。
……本当に、死亡までする前に、誰かがフォローなり判りやすい止め方をしてあげられていればと。
で、新生ルークはかなり現実主義かつ、元の世界ではけっこうハイスペックだったんじゃね? 疑惑のある存在。勇者召喚なんて胡散臭いと一度は蹴ったり、ルークの現状から周囲にさっさと見切りをつけるようなドライさと、それでも手の届く範囲の弱者は助けようとする正義感が同居しています。
ルーク少年の記憶に影響されてか、ちょっと食欲とエロ方面に引っ張られてるのがあれですけど(苦笑)
あと国同士の取引の結果、政略での婚約に加えて、子供を10人以上作ることを義務化されている=嫁が一人では無理だから、必然的に第二夫人以降を……という展開になっているのが気になりどころです。
本人は「異世界転生子作りハーレムを喜ぶ奴もいるかもしれないが、俺にとっては面倒なだけだ……本当に好きな娘が見つかれば、その娘1人居ればいい」と言っているので、できるだけ初志貫徹を願いたいですが……既にフラグ立って外堀まで埋められてる女性キャラが、幼女含めて複数名……やはり期待は裏切られるのか……って、よく見たらハーレムタグが付いてたーーー _| ̄|○
No.1970 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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