よしなしことを、日々徒然に……
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 C.M.B森羅博物館の事件目録 36巻
2019年08月04日(Sun) 
読書記録:


チベットで伝統的な医師をしている青年ヤンタンは、より多くの人を助けるために西洋医学も学びたいと考えていた。師匠も快くそれを受け入れ、これまで集めてきた貴重な薬を、学費にしろと譲る約束までしてくれる。ところがヤンタンが薬箱を受け取る前に、師匠が事故死してしまった。薬箱の在り処を探すヤンタンは、たまたま寺院を訪れていた森羅と立樹に相談してきて……『山の医師』
イランのバザールで、『孔雀のルバイヤート』という稀覯本を持っていた男が殺された。彼は密室内で殺され本を奪われていたが、警察は単純な強盗として片付けてしまう。しかし本を買うはずだったカタールの大富豪は、密室の謎を解けば寄付金を倍にしてやると、テヘラン大学へ無理難題をふっかけてきた。困り果てた大学側は森羅達に助けを求め、森羅はおそらくレプリカであろうその本を代償に調査を開始する。しかし当の大富豪は、既に次のものへと興味を移していた。それは真のルバイヤート、オマル=ハイヤームが当時詠ったそれを記したという真書の、発掘調査で……「ルバイヤートの物語」
警視庁捜査一課の新人女刑事 七夕菊乃は、父親と連絡が取れなくなったという男の相談を受け、彼が最後に経営していたというアパートへ向かう。すでに誰ひとり住む人の居ないその建物には、空の金庫と微かな血痕がだけが残されていた。そして父親が持っていたという、土地開発事務所の名刺の住所へ向かうと、そこはどう見ても架空名義の廃屋で、裏手には土と血液らしきものが付着したスコップがあり……「かすみ荘事件」

今回は三編収録。真ん中のルバイヤート〜が、現代と過去のエピソードを交互に語るタイプで、二話分のページ数を取っていました。
どちらかと言うと現代の事件より、オマル(後世まで名を残す四行詩人)とハサン(その親友で後の暗殺教団の創始者)とのやり取りが妙に深読みできて楽しいと言うか、この二人どっちがどのぐらいまで生きて、それぞれどんな死に方したのかが気になる……ww
一作目はいつもと同じ感じの、博物学やら宗教知識で謎解きするタイプ。山サンゴという存在は初めて知りました。石好きは心惹かれるアイテムですねvv
かすみ荘〜は、同作者さんが小説で書かれているシリーズとのクロスオーバー。以前にも同じようなクロスオーバーがありましたが、どうもこちらの主役(女性刑事)は私の苦手なタイプっぽくて、小説には手が伸ばせてません。あ、でもお話的には、そちらを読んでなくてもちゃんと独立してました。森羅の博物学的知識も役に立ってましたし。
というか七夕刑事見てると、立樹ちゃんは一見脳筋に見えて、でもちゃんと森羅の話についていけてるし、言われたことも覚えてるんだなあとか思っちゃいます(苦笑)
No.1393 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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