よしなしことを、日々徒然に……
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 領民0人スタートの辺境領主様 1巻 蒼角の乙女
2019年06月01日(Sat) 
読書記録:


あらすじについては、WEB版を読んだ時に書いているので割愛。
第二章のラスト、隣領の新領主エルダンと出会ったところまでが収録されています。

書き足しでまず目立ったのは、アースドラゴンとの戦闘がより緊迫感のあるものになっていた……っていうか、私はもともとコミカライズ版から入ったので、こちらのほうが馴染みのある感じなんですが。

■領民0人スタートの辺境領主様|コミック アース・スター
 https://www.comic-earthstar.jp/detail/zeronin/

WEB版ではひたすら甲羅殴るだけで、反撃一切されないまま倒しちゃったのが、書籍ではちゃんと戦闘になっています。コミカライズはそっちに準拠していたんですね。
アルナーが攻撃された時の、ディアスの豹変っぷりもちゃんと挿絵がありましたしvv
そうそう、挿絵もコミカライズとさほど違和感のない雰囲気です。
ディアスがちゃんと年相応で、かつ戦斧振り回すパワーファイターに相応しい、ゴツくて傷だらけで素朴なおっさんであることが非常に好感度高く。
気になるのはひとつ、セナイとアイハンが挿絵だとちょっと歳いってるかなあってところでしょうか。
本文を読む感じ3〜4歳。行ってても5〜6歳だと思うんですが、本文挿絵だともうちょっと上に見えるし、2巻の表紙に至っては十歳ぐらいっぽい……アルナーが15歳で母親役やるんだから、そこはやっぱりしっかり幼児であってほしいのですよ。
けっこう過酷な草原の暮らしで、我儘をある程度微笑ましく見守ってもらえるのも、幼児だからこそでしょうし。
でもそれ以外はすごく雰囲気出ている感じで満足至極。
書き足しに関しては、他にも巻末に35ページぐらいほど、ディアスとアルナーの賊退治(共同作業)と、あとディアスが知らない結婚式(ディアスの中では婚約式)の翌日のアルナー視点のお話がありました。さらに初版限定特典リーフレットに、アルナーが染め物をする日常SS。

後書きでも触れられていましたが、この作者さんは本当に遊牧民の生活について興味がおありで、いろいろ調べておられるんだなあとしみじみ思います。日々のなんてことない習慣とか、染色のやり方とかが、すごく地に足ついた「こういうのありそう」っていう描写で。
中世ヨーロッパ系が多く見られる異世界モノとしては、かなり珍しいテイストかと。
自覚のある馬鹿と言うか、学はないし記憶力なんかもアレだけれど、でも本当に大事なところはきちんと押さえている主人公が、過酷な世界情勢の中でも親しい人達には慕われながら、自分の手の届く範囲をほのぼのと幸せに形作り、日々堅実に過ごしていく優しい世界観に安心させられるのでした。
No.1270 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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