よしなしことを、日々徒然に……
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 欠陥品として貴族を追放された文殊使いは最強の希少職でした。
2019年03月01日(Fri) 
読書記録:
■欠陥品として貴族を追放された文殊使いは最強の希少職でした。 〜二三四話 先へ
 https://www.alphapolis.co.jp/novel/282206009/782211684

代々魔法に秀でていることでその名を知られた名門アルウィン家の次男として生まれたフィガロは、生まれつき魔力を練れないという致命的な欠陥を抱えていた。魔力を練れないということは魔法を使えないと同義であり、一般人の子供ですら扱える、ごく簡単な魔法さえ発動させられないということだ。兄は魔法剣士として剣聖の二つ名を持ち、姉は優秀な魔法研究者として名を馳せている。そんな傑物揃いの名家が出来損ないを輩出したとあっては、家の名折れであり、国からの信頼も失ってしまう結果となる。
数々の手を尽くしても治療が叶わなかった彼の噂が隣の領地まで伝わり、これ以上匿い続けることはできないと、家長である父はフィガロを家から出すことに決めた。そしてアルウィンの家名を名乗ることも禁じる。事実上の勘当であった。
幸いにも、領地の外れに住む老人が、フィガロを引き取ってくれることになっていた。なんでも数十年前に引っ越してきて以来、たった一人森の中で暮らしている変わり者なのだと言う。
かくして成人である十五歳を迎えたばかりの少年は、家名のないただのフィガロとして追放されることとなった。
しかし彼を引き取ってくれた老人のもとで、フィガロは己が尋常ではない体質を持つことを知る。何でも彼は、体内で魔力を練れない代わりに、その原料となる大気中の魔素を大量に取り込み、そして何倍にも増幅して放出しているらしい。
自分で魔力を作ることができないのであれば、道具を使って強制的にまとめてやれば良い。原料となる魔素はいくらでも取り込むことができ、しかも使う端から補充されてゆく。つまりいくら使用しても魔力切れとは無縁となるのだ。
かくして老人 ―― その正体は千年前に英雄と呼ばれた大魔法使い【焔雷帝】その人 ―― の導きにより、フィガロは魔素を各属性の魔力に変換する魔道具 ―― 文珠の作成に成功する。
そうして修業の日々を送っていたフィガロは、ある日、森の中で襲われている一人の少女を助けることとなった。
そのことをきっかけに、彼は森を出て隣国ランチア魔導王朝へ向かうこととなって……


現地主人公の成り上がりモノ。連載中。
追放系でもありますが、追放とか勘当とか言う割には、そこまで陰湿ではないと言うか、家族もそれなりに主役のことを大事にしていて、半ば幽閉状態とは言えちゃんと成人まで育てていたし、身一つで放り出すのではなく、引取先を手配した上での追放なので、恨みつらみとかはほとんどないです。
むしろ主人公、自分が出来損ないであることをカバーするべく、魔法理論とか礼儀作法はしっかり学んでいたようで、態度とかは場違いなほどに礼儀正しいです。
まあ、ほとんど家から出なかったこともあり、ものすっごい世間知らずというか、知識が偏ってますけど。地理とか各国の情勢とかの知識は、平民以下なんじゃないかこれ……?

そしてなんというか、話の進み方が通常と逆な気もします。
普通こういうのって、まず冒険者になってある程度の経験を積んでから、王女様を助けて婚約という流れになりそうなものなのに、森の中で修行してたところをいきなり一国の陰謀に巻き込まれた結果次期国王に内定して、そこから「世間をもっと知るべきかと」って冒険者登録。一番下のレベルから一般冒険者として活動を開始。
……そもそも元引きこもりの世間知らず(自分が居候する = 生活費を負担してもらっているタダ飯ぐらいなことに、長いこと気付かないレベル)を、王様がノリノリでたった一人の王女の婚約者&辺境伯に叙任した挙げ句、帝王学を教えることすらしないってどうなの? とも思わなくもなく。

そんな訳で、個人的には冒険者編(107話)あたりから、ようやく期待した展開になってきました。
主役が最初の頃に瞬殺しまくった下っ端ポジ的キャラ達も、実は過去に色々あったり相当な実力者だったことも、そこらへんから明かされ始めてきています。
No.1064 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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