穏やか貴族の休暇のすすめ。 3巻
2018年12月31日(Mon)
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読書記録: なんとか年内に読み終わりました。WEB版だと「休暇だと思って楽しみます。」の3巻目。 今回は「30:一人の時に浮かぶ人」〜「45:ぞっとする程に(怖い)」の途中までを収録。リゼルさんが商業国で元凶の支配をわざと食らった結果、お仕置きとして読書禁止を言い渡された、その場面まででした。という事は4巻冒頭で、いきなり禁断症状&限りなくブラックに近いグレイゾーンなリゼルさんとは、これまた濃いな……ww あと「閑話:憲兵長の真面目な一日」が跳ばされている代わりに、「閑話:その頃元の世界では(33話前後)」で締められていました。 加筆修正はちょこちょこありましたが、一番気になったのは、陛下視点でのリズとの思い出が大幅書き足し&ちょっと変更されてたあたりですかね。あとなにげに、リゼルやジルの目の色が確定されていたりとか。 リゼルのアメジストは高貴さにひれ伏しそうな勢いで納得ですが、ジルはてっきり黒髪黒目だと思っていたので、ちょっと意外でした。でも鋼色だと思うと、一刀の二つ名にぴったりだとも思ったり。 これは挿絵の方に寄せてきたんですかね?<作者様は映像でのイメージをされないタイプらしい 挿絵と言えば、陛下の今の御尊顔がはっきり描かれなかったのがちょっと残念。でもこれはこれで、想像の余地があってまたww あとちび陛下&少年リゼルのイラストが尊いvv 他にも眼鏡リゼルや元凶に操られ中リゼルとか、そして忘れてはならない門をこじ開けるあのシーンとか! 今回はとにかくイラスト!! って感じでございました。 肉食系女子こと薬師のメディさんとエルフ達が、作者御自ら「巨乳で」という指定をしたのにも関わらず、まあ常識の範疇内なレベルの胸部装甲&露出度だったところも好感度大です。 一部のラノベ・コミック界におけるやりすぎなディフォルメは、なんというか流石にちょっと、受け付けがたい気持ちが否めないのですよ……(−ー;)
巻末書き下ろしは、魔鉱国へ出発する前に、ジャッジがイレヴンに対して料理や魔道具の扱いを叩き込んだ時のSSでした。うん、こんな感じだったんだろうなって話でした(笑) というか、改めて書籍版読んでいて気付いたんですが、イレヴンって、ジャッジのことだけ名前で呼んでますよね? リゼルはリーダーだし、ジルはニィサン、スタッドは氷人間。あとは美中年の暗い方とか、ジャッジの爺さんとかあいつらとか、みんなそんな感じ。そう思うと、WEB版でジャッジ連れて裏オークション行ったりとかしてるのも、意外と微笑ましく思えてきたり……?
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No.935
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。
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