よしなしことを、日々徒然に……
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 ぼっちの最強暗殺者は、娘と出会って人生を取り戻す
2018年10月17日(Wed) 
読書記録:
■ぼっちの最強暗殺者は、娘と出会って人生を取り戻す
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最強の暗殺者。殺された者の関係者は愚か、暗殺ギルドのトップですら正体を知らないその青年は、今日もいつものように仕事を終えていた。途中でターゲットの娘と思しき少女と使用人に姿を見られたが、何も問題はない。
返り血を落とすべく近くの川へ向かった彼は、しかしそこで信じられないものを見つけた。
それは、倒れている女の子だった。年は六歳ぐらいだろうか。紺色のスニーカーに、やや幅広のデニム地のサロペット。下に着ているTシャツはまぶしいほどに白い。
「う、嘘だろ。まじかよ」
その服装は、彼がこの世界にやってくる……十年ほど前まで暮らしていた、日本のものであったのだ。
この子供も、転移者なのか。
十八でトラックに轢かれそうになって、そのままこの世界に飛ばされた。原因も判らず、理由も判らない。ただ突然投げ出された世界で、必死になって生きてきた。そのための力 ―― ギフトは与えられていたからだ。しかし、その代償はあまりにも大きかった。そのギフト故に彼は暗殺者となり、十年間を全くの孤独に過ごしてきたのだ。
そんな彼が出会った、同郷の思い出を纏う子供。それを放置して行くことなどできなかった。たとえ ―― すぐに別れが来るのだと判っていても。
そうして彼 ―― シンは、高藤麗と名乗る子供を拾い、宿へと連れ帰った。どうやらこの少女は親から虐待を受けていたようで、実際の年齢は八歳だという。明らかに肉体の発育が遅く、家に帰りたいとも言わない。むしろ帰りたくないとすがってくる。
懐かしい元の世界、そして他人との関わり。一晩経てば失われるだろう、けれどかけがえのない一晩。
しかし……夜が明けても、その関わりは失われなかった。驚愕、戸惑い ―― そして喜び。
シンはレイの希望を聞き、彼女の保護者となることを決める。
『流れるもの』 ―― 川を流れる葉のように、誰の注意も引かず誰の記憶に残ることもなく、その視界から外れれば、すぐさま道行く人の流れに紛れてしまう。どこにいても認識はされるが、危険だとは思われない ―― そんなギフトを授かっていた彼を、この同郷の少女は一晩経っても過たず見分け、その名を呼んでくれたのだから。
そしてその日から、彼は他の人々の記憶にも残るようになった。他人と普通に言葉を交わし、忘れていた人との関わり方を思い出してゆく。
暗殺者として稼いだ金はあるが、娘には働くお父さん格好良いと言われたい。寝るだけの埃まみれだった家もきちんと手入れをしなければ。
そうして暗殺者を廃業し、冒険者としての生活を始めた彼だったが、その実力は十年間の暗殺者生活で無自覚なままに上がりまくっていて ――

トラック転移でものすごく苦労した青年が、拾った子供によって心を救われ、そのまま親馬鹿街道を爆走していくお話。シリアス二割、ほのぼの五割、恋愛三割とのこと。中編・完結済。
終盤、暗殺者だったことによるしっぺ返しもありますが、ほのぼの五割ですから、それなりに収束してます。……ってか、事情ある程度判っててやらかした騎士団長とか司法取引できたんだろうあちこちの上層部はまだしも、報酬目当てで思い切り殺しにかかって来た一般冒険者達とか傍観してた門番とかとの和解は、ちゃんとできたのか……?
あと、これ娘の身になにかあったりしたら、シンさん再び同じ孤独に落ちるんじゃ。
エピローグで既に、年頃になった娘に「おとーさんなんて!」って言われて _| ̄|○ ってなってるし(苦笑)
終盤、いくらかスキルをコントロールできるようになってたから、それでなんとかなるんですかね?
No.783 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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