よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 根元が自然なリング・オン・チェイン(シャトル1個で)
2019年02月02日(Sat) 
しつこいようですが、本日2つ目の記事です。1つ目の記事は こちら→
土台のリングまたはチェインのシャトル糸をアンカーにすることで、ピコ繋ぎをすることが可能になった Loop Tatted Ring ( Single Shuttle Split Ring の応用版)を使ったフローティングリング。
これをチェインの上で作ってみると、↓こうなりました。



……はい、ごくごくありきたりな、シャトルを2個使う基本的なモチーフです。
しかしこのモチーフを、シャトル1個で作れちゃうのが今回のポイント★



この通り、シャトル+糸玉で作成できているのですよ。
しかもモックリングを使用した際に見られる、チェインのカーブの崩れや、リング根元から覗いて見える芯糸の存在もありません。



……実はリングの根元に縦に一筋、ピコを繋いだ時のような糸が1本存在しているのですが……まあそれぐらいは(苦笑)

なお、いっしょに写っているゼムクリップは、こんなふうに使えます。



指だけで目を作るの(フィンガータティング)は難しい。でも空のシャトルを引っ掛けるのも面倒、もしくは空いてるシャトルが手元にないという時に、クリップを一個通すだけで、意外なほど楽にダブルステッチができるんですよね。

フィンガータティングと、それを使用したSSSRについては、例によってあーるさんが詳しく説明して下さっています。

■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース SSSR(3)
 http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-588.html


このやり方でFRを作成するメリットは、使うシャトルの数が少なく、最後に残る半端糸も1本ですむこと。モックリングを使用するよりも、土台のチェインが自然に仕上がること。シャトルを2個にすれば、チェインの上にあるFRのさらに上に、もう一段FRを作成できること、あたりでしょうか。

逆にデメリットは、作業がけっこう面倒なこと。
これに尽きます(笑)
失敗した時にほどくのも……かなり厳しいと思います。

FRの二段重ねができること、そのFRが他の場所とピコ繋ぎできること以外は、ぶっちゃけ「糸とシャトル買い足せよ」で終わる話ですわww

ああでも、ひとまず思いついたことをひと通り検証できて、ようやく満足です(笑)
No.1011 (創作 >> タティングレース)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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