よしなしことを、日々徒然に……
※ 2018年以降の記事は、別ブログの方へUPしています ※
新しいブログへは こちら からどうぞ。



 こんなものも(笑)
2017年02月01日(Wed) 
先週末には、こんなものも作っていました。
さて、これはいったい何でしょう?



えー……どう見てもあれそのままです。トイレ掃除用のあれを入れておくアレ(^ー^;;)
いつものように、百均で買ってきました。
これをどのように使うのかというと……ほら、あれです。
レースに限らず編み物をする人にとって、何かと悩みどころなのがコロコロと転がってしまう糸玉。邪魔にもなるし絡まる原因にもなる。糸玉の外側が汚れてもしまううえ、小さなお子さんや猫などのおもちゃにされてしまうなんて場合もあるでしょう。
実際みなさま、そこらへんはいろいろ工夫されているようです。レース編みの場合、手首から下げる専用ケースを用意したり、あるいはガチャガチャのカプセルを改造したり、変わり種では茶こしを使うなどというアイデアもある模様。

■タティングレースホルダー - 刺しゅう教室
 https://www.kinuya.biz/2014/06/17/タティングレースホルダー/

■じぇる’s 〜クロスステッチから雑食へ〜 タティング糸ホルダー(もどき)♪
 http://jels.blog27.fc2.com/blog-entry-1347.html

■糸収納アイデア:ティーストレーナー(茶こし)
 https://matome.naver.jp/odai/2137178061294754401/
2145260240773728903

あと糸玉を保管しておく際に、むき出しで置いておくと、ホコリとかも気になりますよね。
そんな訳で、こうです。



はい、糸収納箱兼ホルダー〜〜♪
持ち運びしやすいよう、ちゃんと持ち手もつけましたよーーww



このためにわざわざ、長兄に頼んで電動ドリルを『使って』もらいました<自分でやった訳ではない
さらにケースごと転がったりしにくいよう、重石として袋詰めしたガラスおはじきを底部に仕込んであります。

え? いくら何でもデケエだろうって?
ええ、そりゃさすがの私でも、これを手首にぶら下げようとは思いませんよ(苦笑)
でもですね……



メイン使用しているオリムパスの200g大玉を入れるとなると、これぐらいは必要なんですよ(遠い目)
むしろけっこう使って二回りぐらいは小さくなっているのに、それでようやくジャストフィットってさあ…… ┐(´〜`;)┌

そうそう、穴のド真ん中にベロっと突き出していたでっぱり(ブラシをしまう時、そこを先端で押すことで蓋が閉まるようになってるのかな?)も、開きすぎ防止ストッパーになっているとおぼしき根本だけ残して切り落とし、紙ヤスリで整えてあります。あると邪魔だし、ギザギザした切断面が糸を傷めるといけませんからね。
地味に手をかけてますww



大きさほどよく、ホコリよけの蓋を閉めても糸を出す穴がある。しかも穴の周囲はちゃんと丸く加工されていて、引っかかる心配もなし。さらにその穴は開口部もしくは糸玉本体かシャトル&作品をくぐらせることが可能なサイズの穴に繋がっていて、作成途中で取り出したくなった時でも、いちいち糸を切らずにすむ(※これが最重要ポイント)。
そんな条件を満たすケースって、なかなか見つからなくてですね。

そのうちいずれ、ダイソーの20g玉を入れられるようなケースも見つけたいところです。あのサイズならなんとか、手首にかけることもできると思うんだ……
No.8011 (創作:: タティングレース)


 更新情報(2017年02月03日)
2017年02月03日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」で、著作権切れテキスト「卷煙草シガーの灰」二話目をUPしました。
原作はシャーロック・ホームズの『金縁の鼻眼鏡( The Adventure of the Golden Pince-Nez )』です。

今回は現場の見取り図入り。
横書き部分が右から左に書かれていたあたり、つくづく時代だなあと思います。
No.8014 (更新)


 我ながら……
2017年02月04日(Sat) 
私はどこへ向かおうというのでしょう(苦笑)



いえね、歯医者の帰り道に、いつもは遠くて行けない手芸屋さんへ足を運んでみたのですよ。
#40の色付き糸って、リアル店舗だとどれぐらいの値段がするのかなあって。
そしたら、某総合通販サイトで「うーん……これが一番安い、かなあ。色もかわいいし」とか思ってたまさにその糸が、一番安かったショップよりも数十円安い価格、しかも送料抜きであったんですもん<レース糸はかさばるからメール便が選べない

ダイソーの20g玉と比べると、こんな感じです。



これで20gあたりの単価は、ダイソー糸の1.5倍程度。
これは手が伸びるやろ……www

あいにく店頭には数種類しかありませんでしたが、このサイズの糸なら1玉単位で取り寄せてもらえるようでしたし、使い心地が良いようなら、次は白いのもこっちにしようかなあ……って、いまの200g玉を使い切る日が来るのかどうかも謎なんですが(苦笑)

って言うかそれより先にまず、作りかけの物をひとつでも減らさないと次に手を付けられないんだってばよ……

ああでもこの糸で、先日の「湖の華」とか「渦潮」を作ったら、どんなふうになるんだろうvv



私はどうも水に関連したデザイン(あと寒色)が好きっぽいので、出来上がりを想像してはうっとりしています♪ 早く試してみたいなあ……


そして本日のショック。
テーブルセンター(予定)の仕上げ縁飾りを結っていて、なんか違和感があるなあと思ったら、



Lサイズシャトルのブルーの方、早々に先端が折れていましたのことよ _| ̄|○ <まだ1作品目なのに
使用中かつ糸もたっぷり残っているから、ヤスリで砥ぎ直すことも当分できやしねえ。
ショックです……ショックです……
No.8015 (創作:: タティングレース)


 せめてもうあと一列
2017年02月05日(Sun) 
……あったらと思わずにはいられないのですが。



ひたすら繋いでいるスクエアモチーフを、ひとまず縁飾り付けてテーブルセンター(もどき)に仕上げました。



幅22cm・長さ76cm。
藤戸禎子さんの「華麗なクラシックレース」に掲載されている「8 クッションカバー」を多少アレンジしたものです。

作り始めたのはプラチナレース糸50g玉の封を切った時だから……去年の9月10日でしょうか。
本当は「テーブル全面を覆い尽くしてやるぜ!」という気持ちのもとに作り始め、まずは短辺の長さがどれくらい必要なのかという結論を出せたのが、この13×3モチーフでした。



この段階が11月の15日
ほぼ丸二ヶ月かかった計算ですね。50g玉もほぼ使い切り、先はまだまだ長いんだぜ★ と次は200g玉を購入しました。

ところがですよ。

これ以上大きくなると持ち歩くのが厳しくなるため、ある程度のサイズのものを作ってから繋ぎ合わせていこうと、次の固まりを作成している途中で、それは起きてしまったのです。
そう、聖光院先生の書籍を購入し、ちゃんとした結い方のコツなどを改めて学んだ結果……手癖が変化し、同じ糸で同じモチーフを結っても、完成サイズが大幅に変わるようになったのです _| ̄|○

いや仕上がりは断然そっちのほうが綺麗だし優雅だし、失敗した時も解きやすくなって良いことずくめなのですが。
しかし新しい固まりを↑と繋ぐことは、もう出来なくなってしまいました。だって半分の6列分だけで、すでに2cmも大きさがズレているんですもん。アイロンで矯正できるレベルじゃありません ┐(´A`;)┌

そういった次第で、この13×3列のモチーフは、既に第何弾かも忘れた試作品として、一段落つけざるを得なくなった訳だったのでした。
まあ、これも良い教訓というか、初心者がいきなり大物に挑戦するなという手痛い勉強になったということで(苦笑)
あと縁飾りの試作としても役に立ったし。むしろ中途半端なL字型の状態でこうならなくてよかったですよ、本当に……

アップにするとこんな感じ。



改めて眺めてみると、やっぱり糸締めすぎてみっちりしてますねえ。そりゃあ大きさも変わるわ。
あ、糸繋ぎはLサイズシャトルMAX巻きしたグリーンが1回、半端糸(両手×4回)巻いていたブルーも1回ですみました。しかも両方ともけっこう残ってる(^ー^;;)
通常シャトルでもMAX巻きなら、それぞれ2回ずつ繋ぐぐらいで行けたかも? ……やっぱり面倒か(苦笑)
そしてやはり手癖が違うせいか、作業中は縁飾り部分がかなり波打っていました。でもまあ糊付けしてアイロンかけたら、許容範囲に収まったかと。

そうそう、これだけのサイズのレースを歪まないように糊付けするのも、なかなか難しく。
まずは濃い目に作った洗濯糊に浸したあと、タオルの上に伸ばして広げて、端からタオルごとぐるぐる巻いてロール状に。その状態で押さえつつ何度か転がしたら、いい感じにヨレることなく水気を取ることができました。
書籍などによれば本当はその後、発泡スチロールトレイやダンボールの上などでまち針を打ちながらピンと張った状態に形を整えて乾燥。その上でアイロンがけなのですが……正直そこまでは面倒で(苦笑)
当て布代わりに大判ハンカチ敷いたアイロン台の上で、爪楊枝使ってピコのヨレやチェインのねじれなどをざっと直したら、もう一枚ハンカチかけて、アイロンで一気にプレスしてやりました。それを横にずらしながら計3回。
かなり蒸気上がってましたが、スチームスチームww
アイロンは裏側から。あまりすべらせず、上から押さえる感じで。だいたい乾いて波打ちも収まったら、あとは自然乾燥です★

聖光院先生はアイロンだけで充分、柔らかさを楽しみなさい派らしいのですが、私のようなよれまくりーのものをさらに実用したい人間にとっては、やっぱり糊付け仕上げしないと厳しいですねえ。

……そして。
昨夜結い終えていたこれを朝一番で仕上げたあとは、ようやく作りかけがこの次の固まりであるスクエアモチーフ繋ぎかけ(現在4×7+2で30枚)だけになった。よし次のものに手を付けられるぜと、ルンルンしながら新しく買った書籍の写真や編み図を眺めていたり。

ああ、どれも楽しそうだなあ……vv


追記:

やっぱり手を出してしまいました(苦笑)



……ここまでは良いんだここまでは。チェインが短いおかげか、マジックスレッドもばっちり成功したし★
とは言え真ん中に集中しているピコは、もうちょっと小さいほうが良かった、かも?
やはり一枚目はどうあがいても不満箇所が出て、試作の域を出ませんねえ……
No.8017 (創作:: タティングレース)


 2017年02月05日の読書
2017年02月05日(Sun) 
本日の初読図書:
4529048411優雅なタティングレース
藤重すみ
日本ヴォーグ社 2010-05-12

by G-Tools

はい、一冊書籍を買ったら、もう歯止めが効かなくなった馬鹿者ですww
三枚を同時進行で結っていたのがひとつにまで片付いたので、ようやく心置きなく開くことができました。

そもそもですね、私にタティングレースと言うものの素晴らしさを教えたのが、この本に載っている作品を作ってみた人たちのまとめサイトでした。

■『優雅なタティングレース』みんなの作品の出来栄えは? - NAVER まとめ
 https://matome.naver.jp/odai/2146129729235503801

こんなに繊細で、文字通り「優雅」なレースを、素人の手でも作ることができるというのがまず衝撃でした。しかも私が苦手なかぎ針を使用するのではないので、「あれ、どこに針刺せばいいの? 増し目ってどこで? 長々編みって??」ということもなさそうだというのが魅力的でした。

そうしてそれから半年あまり。
まずは太めの#20の糸で三つ葉を作るところから始めて、ようやくこの本に載っている作品にも挑戦できるのでは……ないかな? と思えるようになってきました。
特に作ってみたいのが、「14 楕円ドイリー」。

■「優雅なタティングレース」 楕円ドイリー14→カフェカーテンに変更? - ひきこもり手芸部
 http://lemonbooks.hatenablog.com/entry/2015/12/14/150306

完成図全体は1ページ前の「13 円形ドイリー」のほうが好みなのですが、この中心部の六弁花状の形と周囲の鱗っぽい模様の取り合わせがすごい好きで。
なんとか繋ぎ方をアレンジして、13みたいな形にできないかなあ……隙間に大ぶりの四つ葉でも入れると、だいぶ印象が変わるかも?<まだ挑戦してもいないのに、いきなり改造を考えてどうする

あとは「1 ミニドイリー」の、糸を一本渡す技法もマスターしてみたいし、なんちゃってケルティックになっている「7 ミニドイリー」もぜひやってみたい。「23 ドイリー」の密度のコントラストが大きなところにもめっちゃ心惹かれるvv でも23なんて編み図見ても、何がどうなっているのだかさっぱりで(@_@)

……とはいえ、この本はある程度知識を得てから読んでみると、使用糸がオリムパスのエミーグランデ(#20相当)と同じく金票40番の二つのみと、聖光院先生の本に比べてそういう意味での難易度は低めでした<あっちは#70とか100をガンガン使用している
なので頑張ればできないこともないだろうという、希望は湧いてきました。

難点は、技法の説明などが実にざっくり、この本の中で使用されている基本的な点だけというところでしょうか。糸始末の方法も、結んでボンド垂らして固まったら切るという、それしか載ってません。
あと、似たパターンを組み合わせたモチーフが多いため、中心部はあっちのページを、2段目はこっちのページを、最終段はこのページを参照、みたいな感じで行ったり来たりしないといけないのもいささか不親切かと。

なので初心者が一冊目に選ぶ本としては、やはりあまり向いていなかったと思います。
他の本やネットなどで、ある程度の基礎を学んでから手を出したほうが良さそうかと。って言うか私もほんとにこれ役に立てられるのかな……(汗)


追記:
ひとまず「7 ミニドイリー」を始めてみました。



なんちゃってケルティックタティング(要素が立体的に交差しているモチーフ)、めっちゃ難しいッス_| ̄|○
チェインの長さがまるで揃ってないし、三葉の形も歪んでるし。
おまけに繋ぎ場所を間違えて、まるまるひとつぶん三つ葉とロングチェインほどく羽目になった時には、もう心が折れるかと。
……ちなみにこの立体交差部分、書籍ではシャトル一個と『シャトルと同サイズ程度の糸巻きに巻き直した糸玉』を使用する説明になっています。
それをいきなり自己流で糸玉から直接結おうとしたりするから、こんな面倒なことになるんですよね……ははは……(遠い目)
No.8019 (読書)


 半ば義務感で
2017年02月06日(Mon) 
……なんとか最後まで結い上げました。



藤重すみ「優雅なタティングレース」より、なんちゃってケルティックな立体交差部分がある「7 ミニドイリー」です。

……なんというか、まあ、うん。
そりゃ私だって最初からばっちりに作れるとは思ってませんでしたよ?
それにしたって何かがおかしいと、途中で気づいてはいたのですよ。

違和感に首をかしげながらも、三つ葉部分を4つぐらい結い終えて、いったん中断。
それから写真を撮って今日の記事の下準備しつつ、編集作業しているうちに気が付きました。



チェインの長さが揃ってないとか、ところどころ三つ葉が歪んでる=目数を間違えてるとか、そういう部分以前の話でして。

……交差が全部、見本写真と逆になってる…… _| ̄|○

これが別に問題のない部分なのか、やっぱり問題なのか。
さんざん写真と実物を見比べている内に、だんだん判らなくなってきました。

書籍や余所様の完成写真では、交差部分がもっとしっかり絡まっているように見えるんですよね……なのに私のはどこか物足りない印象がするんですよ。
それは果たして交差が逆になっているせいなのか。それともそこは別に関係なくて、単に私の技術が低い&指定より細い糸を使っているからなのか、いったいどっちなのかがもう判りません ┐(´〜`;)┌ <指定糸はオリムパスのエミーグランデ(#20相当?)・私が使ってるのはダイソーの#40

試しに画像を反転させてみたら、見本写真と同じになってるような気もするんですが……何度も見比べているうちに、本当におかしいのかどうかすら判らなくなってきて(−ー;)<これがゲシュタルト崩壊というやつか

そんな迷いを抱えた状態で続けていれば、ミスも増えるし、それに気付いてもわざわざほどいて直す気が失せてくるというもの。

どのみち三つ葉部分の目数なんかがしっちゃかめっちゃかなので、もう一回挑戦し直したほうが良いのは確実なんですが。
しかし挑戦し直した後に並べて比較するためにも、この一枚目はいちおう最後まで仕上げなくちゃいけない。それに私の手癖で波打ったりお椀状になるようなら、目数調整しなくちゃだから、その確認もしないとですし。
その一念でどうにか最後まで続けましたが、テンションは下がりまくり。

結局仕上がりは、こんなレベルに落ち着いたのでした。



……まあ目数調整は必要なさそうだと、その結論が出ただけで良しとしますか。
中心部分もそうですが、このモチーフ最初はかなり波打ちます。でもそれぞれの葉っぱが細くなるよう整えてやれば、アイロンなしでも↑の写真程度には平たくなりました。これでアイロン仕上げすれば、もっとマシになるんじゃないかと。

そして外側の段にはめっちゃ手間がかかるので、無理にマジックスレッド使う必要ないっていうか、そこにまで労力を割いていると、確実に他を間違えたりチェインの長さが揃わないという結論に達しました(苦笑)
どうせ三つ葉の根本で結い終わるんですから、葉っぱ同士が接触してる部分に糸端を縫い込めば、2本ぐらいはそんなに目立ちませんし<結い始めの2本はリング内部に編み込んである

あ、真ん中部分はやりますけどね、マジックスレッド。すぐに結い終わる上に、チェインの角度と長さがすっごくマジックスレッドやりやすいデザインなんで。

……しかしダイソー糸って、こんなに使いにくかったですっけ? こないだ「湖の華」結った時はそんなに思わなかったのに、今回はリング作成時にとにかく糸がよじれまくって、互いに引っかかりまくり。もうね、半目ごとのトランスファーすら満足にままなりません。これはめさめさストレス溜まります。
やっぱりダイソー糸はもう止めて、オリムパス一本に絞ろうかなあ……でも大玉一個しかないと、複数作品同時進行するときに不便なんですよねえ。糸玉と作りかけが繋がった状態になるこういうモチーフを作る時は特に<他でシャトル糸がなくなった時に、巻き足しができない(><)
でも50g玉3個と200g玉1個じゃあ、ほとんど値段変わらんからすごく損した気分になるしなあ……


2017/02/07 追記:
結局、やり直しました
満足行く仕上がりにはなりましたが、問題は結い方ではなく最後の形を整える部分だったような……
No.8020 (創作:: タティングレース)


 けっこうするんだ
2017年02月07日(Tue) 
子供の頃、珍しいんだぜ〜〜と噂になっていた、昭和三十三年発行の十円玉。
縁にギザギザが付いた十円硬貨としては最後のもので、発行部数も少ないのだとか。
それは知っていたんですが、
ふと通りすがりのアフィリエイトに表示されていたので、何となくクリックしてみたところ……



え? 送料抜きで40倍の値段ですか??
……せいぜい100円程度だと思ってました。
珍しいってのは本当だったんですね。

ちなみに、



持ってますww
一時期、ギザギザついてる十円玉があるたびに年数を確認していたら、たまたま見つけました。
これからも失くさないように保管しておくとしましょう。
No.8021 (その他)


 そこだったか!
2017年02月07日(Tue) 
なんちゃってケルティックな、「優雅なタティングレース」の「7 ミニドイリー」。
改めて交差部分が書籍と同じ方向のものを作成してみました。



うっしゃーー!
そうだよ、私が求めていたのはこれなんだよ!!



この、チェイン部分が互いに絡み合っている感じ。太いロープ状の部分とその間のコントラスト差。
何となくイメージ的に、古代っぽい壁画的な絵で描かれる樹木の幹を思わせるような、そんな雰囲気に私は心惹かれたのですvv

昨日のものと並べてみると、こう。



左が昨日のもの。右がリベンジバージョンです。
雰囲気の違いは一目瞭然でしょう。

……正直を言うと、やはり途中までは「作り直しても、あんまり変わらないなあ。交差部分がどうにも物足りない気がする……(´・ω・`)」と思っていたのですよ。

しかし諦めずにあちこちの画像と眺め比べていて、ふと電撃のようにその衝撃はやってきました。

「整え方か!?」

そう、問題は交差の向きや結い方ではなく、最後に形を整えるやり方だったのです。
拡大してみると、こんな感じ。



左側のものは、三つ葉の根本からすぐに、チェインが外向きに開いてしまっています。なので真ん中に大きな隙間ができているのですね。
一方で右側は、三つ葉の根本でチェイン同士を揃えてくっつけたのちに交差しているため、隙間が開きません。むしろチェインの長さが足りなかったと思うほどです。

そう、気がついてみれば、何の事はない。たったそれだけのことでした。

まあ、今回は「今度こそ失敗しないように」という意欲が続いたため、目数の間違いが……皆無とまではいきませんが、比較的少なく、全体的なバランスも昨日のものより整っていますが。
……いやそれ以前に、指定された通りの太い糸を使用していれば、良かったんですが<太い糸だともうちょいボリュームがあるせいか、根本からいきなり開いていても絡み合ってる感がする

もうちょっと早く気がついておけば、わざわざ二枚目を作る必要、なかったかも(苦笑)

悔しいから、何度か触れた大きな糸玉を巻き直さずに、直接この交差部分を結っていく方法をメモしておきます。
写真が多いので、次の記事へ →
No.8022 (創作:: タティングレース)


 チェインを交差させる方法メモ
2017年02月07日(Tue) 
→ 前の記事より
なんちゃってケルティックなこちらのドイリーですが、



本来ならチェインの隙間を通る細さのものに、糸玉の糸を巻き替えて作成しなければなりません。
しかし私は面倒だったので、↓こんなふうに大きな糸玉に繋いだまま、直接結っていきました。



やり方はというと、
まずは三つ葉の一枚目の葉っぱを、隣と繋ぐ寸前まで作ったら……



隣の葉っぱとピコを繋ぐ前に、玉側の糸を葉っぱとチェインでできる隙間の中に、あらかじめ通してしまいます。



その状態でピコ繋ぎし、残りの葉っぱを三枚とも結い終わったら、



シャトルもその隙間を通し、表側に出します。
すると……



この通り、隙間を通るシャトルの糸も、隙間を通らないサイズの玉に繋がったままの糸も、どちらもチェインの向こうからこちら側へ出ている状態にすることができました。
あとはこの状態で三つ葉をちょっと引き出すようにして、前のチェインの隙間から次のチェインを結っていけば……



こうなる訳なのでした。


なお、あとりえシシカスさんの Facebook では、糸玉どころかシャトルさえも隙間を通さずに。すなわちもっと細い糸を使って、もっともっと小さなサイズのこれを作ることが可能という記事も見つけたのですが。
うーん……判るような、判らないような(悩)

■つなぎ方のヒント | Facebook
 https://www.facebook.com/media/set/?
set=a.256850507771540.57584.193366954119896&type=3

っていうか、途中経過部分は良いとしても、最初と最後の繋ぎ目はどうするんだこれ……?
もう残りわずかだから、一度チェインとシャトル両方の糸を3〜40cm残して切り離せば良いのかな? で、三つ葉をひっくり返して通常位置に整えてから、糸をシャトルの残り糸に仮繋ぎして最後のリングと最初のリングを繋ぎながら結う。そしてもう一度シャトルから糸を離し、フリーになった糸をチェインの隙間を通して前に持ってきてから、再度シャトルに仮繋ぎして最後のチェインを結う?? で、いけるのか???

……いやはや、こういうのを思いつくかたの脳内って、いったいどうなってるんでしょう(@_@)
私にはついていけませんことですよ。
No.8023 (創作:: タティングレース)


 やっぱりレシピって大事
2017年02月08日(Wed) 
えー……お前もういい加減にせえやってえ話ですが。
気になると検証してみずにはいられんのです(苦笑)

そんな訳で、



「優雅なタティングレース」より「7 ミニドイリー」の三枚目。
今度はちょいと太め。母の糸箱から出てきた謎の段染めカセ糸です。
何が謎って、用途も材質も、それどころかいつどんな経緯で入手したのかも不明。ずーーーっと糸用BOXで眠り続けていたってあたり、むしろ怖くて実験にしか使えません(^ー^;;)
もちろん母は使う気なぞさらさらないので、好きに持って行けとのこと。
まだ#20を使っていた頃に見つけて回収。その段階でもうこのサイズの糸巻きに巻いちゃってたんですよね……その後すぐに#40に移行したので、私のレース糸ボックスの中でも、さらに半年眠っていたのが、今回ようやく日の目を見た次第です。

他の糸と比べると、こんな感じ。



ダイソーの#20よりは、気持ち細いでしょうか。
私が普段使用しているのは真ん中の#40。比較ついで一番下に置いたのは、50番手の絹糸。二つ折りにしてから軽く縒りをかけ、マジックスレッド時に端糸を引き込むのに使用しています。

でもって。
そもそも今回作成しているミニドイリーは、書籍での指定糸がオリムパスのエミーグランデなんですよね。エミーグランデ自体には太さの表記はありませんが、だいたい#20相当だとのこと。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

オリムパス エミーグランデ 50g巻
価格:820円(税込、送料別) (2017/2/8時点)


ならばこの糸が太さも合いそうだし、なにより色合いが私のイメージする「中心から樹木が放射状に生えている」という印象にもフィットする感じ。
さらに先日見つけた、あとりえシシカスさんの「糸玉とシャトルをチェインにくぐらせないで、交差部分を作成する方法」も試してみたく。

■つなぎ方のヒント | Facebook
 https://www.facebook.com/media/set/?
set=a.256850507771540.57584.193366954119896&type=3

これだけ条件が揃ったら……もう作らずにはいられませんよねえ?

そんなこんなで、3日連続でなんちゃってケルティックにGO!



……うん、やっぱり太い糸のほうが、このモチーフは映えますね。
#40の糸よりもこちらのほうが、チェインが交差する部分の絡み合ってる感が強いように思えます。



この糸ならば、余裕でシャトルをチェインの隙間に通せますけど、そこはあえてシシカスさんの手法を試してみました。

結果はかなり良い感じvv
三つ葉を結った次のチェインを作成する際、角度に無理がないためよりやりやすく、かつ綺麗に仕上がる印象でした。
懸案事項だった最初と最後を繋ぐ部分も、考えていた通りでいけました。
すなわち、

1.最後の三つ葉の三枚目の葉っぱを作成する前に、リングひとつとチェインひとつと最後の糸始末ができる分だけ長めに残して、糸を2本とも切断する。
2.ねじったり折り込んだりしていた部分を元に戻し、全体を通常の形にする。切った糸も表へ引っ張り出しておく。
3.引っ張り出した2本のうち、リングを作成する方の糸を、シャトルの残り糸と結んで仮繋ぎする。
4.仮繋ぎした状態で、通常通りリング(三枚目の葉っぱ)を作成し、作り始めのリング(一枚目の葉っぱ)と繋ぐ。
5.最後のリングを閉じ終えたら、もう一本の糸を左手にかけ、次のチェインを半分まで作成する。
6.ピコ繋ぎする前に、仮繋ぎしたシャトル糸をほどく。そしてフリーになったシャトル糸と左手から外した巻糸を、隙間をくぐらせて前のチェインと絡ませる。
7.チェインを絡め終えたら、再びシャトル糸を仮繋ぎし、ピコ繋ぎして残りのチェインを結う。
8.チェインを結い終えたら、またシャトル糸をほどく。最後のチェインを最初のチェインと絡ませてから、最初のリングの根本で糸始末する。

以上です。
多少糸は無駄になるかもしれませんが、これが私のできる精一杯のやり方でした。
理論上はこのやり方で、#80やそれこそ#100の糸でも、このなんちゃってケルティックが作れる。はず。……しかしやりません、さすがにもういい加減飽きた(苦笑)し、#80の糸は本当に扱いが難しいので。

……しかもですね、写真を撮影・編集していてまたも気付いたのですよ。
三つ葉の数が一個足りねえ…… _| ̄|○
あんなに、あんっっっなにっっ!! 何度も何度も確認して、失敗見つけたらほどいてやり直してたのに。それでもまだやらかすか ・゜・(ノД`)・゜・

ちょっと心が折れたので、しばらくは別のモチーフに挑戦することにします。
次はどれにしようかな……ちっちゃめであまり時間がかからなさそうな、それでいて初めての技法を練習できるのが良いなあ。シャトルに残った、この太めの段染めも消費しちゃいたいし……


2017/02/09 追記:
結局、見れば見るほど悲しくなってくるので、なんとか手を加えて三つ葉を一個足しました。
切ったのと足したの合わせて6本の糸端を始末するのは、なかなかに難関でござった……
No.8024 (創作:: タティングレース)


 けっこうショックだった
2017年02月09日(Thr) 
昨日作成したミニドイリーの、外周三つ葉が一個足りなかった件。
前の記事ではいつものように顔文字入りで ・゜・(ノД`)・゜・ とかやっていましたが、実は相当に凹んでいました。
あんなにあんなに何度も確認して、何回もほどいてやり直したのに、それでも間違えるなんて、私やっぱりこれタティングレース向いてないんじゃね? とか、急激にモチベーションが下がっていたのですよ。
もうこのまま新しいのに挑戦する気力も戻らなくて、ぱたっと止めちゃうかも……とまで思考が落ち込みました。
実際、今朝起きた段階では、「今日は久々に何か読もう。レースはしばらくいいや」と思って、気がつけば自炊済の再読ラノベを五冊ばかり流し読みしていました。

それから昨日付けのブログ記事を、下書きだけでまだUPしていなかったことを思い出し、読み返してちょっと手を加え、改めてアップロードし……そこで思ったのです。
この失敗作、正直言って視界に入れたくない。でもしまいこんで目に触れないようにするということは、それもう捨てるということと同義だよね?

なら、ぶっちゃけ駄目にしちゃっても良いよね??

……はい、やりました。
これはもっと大物で、しかももっと細い糸で似たようなことをやらかした時のための練習なんだ! そう自分に言い聞かせて、思い切りよくハサミを入れました。

そんな訳で……



頑張りました(えっへん)<ちゃんと三つ葉が12個になっている

……って、ぱっと見どこが変わったかなんて区別つきませんよね。うん、自己満足だって判ってた(苦笑)
でもこれで、もうこのドイリー見たくもないという気持ちも消えたし、この先もタティングレース続けるぞという意欲が戻ってきたので、それで良し! あと経験もしっかり積めたしvv

ちなみに、どこをどう直したかというとですね。
↓のように、繋ぎ場所を一箇所飛ばしたせいで外周の三つ葉が一個足りなくなっていたのを、



該当部分で糸を切り、チェインを1本と、ひとつ後の葉っぱ1枚を解きました。
そして新しい糸玉とシャトルを添えて、



解いた分+三つ葉をもうワンセット、編み足した訳です。
……こう書くと「何だそれだけか」と思われるでしょうが……実はタティングレースでこれやるの、けっこう大変なんですよ。主に糸始末の部分で。

まず、切り離した部分で糸が2本×両端の4本出ます。
さらに新しく足したシャトルと糸玉の、結い始めと結い終わりで更に4本。
合計8本の糸端を、表に響かないよう目立たずに処理しなければならないのです。
初心者向けサイトや、今回購入した書籍などでは「裏で結んでボンドを垂らして乾いたら短く切る」とか書かれていますが ―― そんなやり方は、私の美意識が許しません(苦笑)

しかし針を使って縫い込むにしても、さすがに8本は多すぎる(−ー;)
しかもハサミで切ったうちの2本は、結んだら長さが1cmくらいしか残らなかったので、ろくに針にも通せません。
結局いろいろと試行錯誤して、まずシャトルから糸玉代わりになるチェイン作成用の巻糸を、あらかじめ多めにくり出しておくことにしました。これで処理する糸端は6本に減。
さらにハサミで切ったうち最初の2本は、シャトル糸に添わせて、最初に作るチェインに結いこみました。芯糸3本はいちおう許容範囲。長さ1cmの糸端が少々扱いにくかったですけれど、まあ4目分ぐらいは結び込めたので、大丈夫でしょう。これで残りは4本。
で、そのまま三つ葉を作成していき、最後のチェインの残り半分から、マジックスレッド用の絹糸を仕込み。さらに最後の葉っぱにも、残り5目ぐらいの位置から絹糸を以下同文。
これで三つ葉の根元部分に集中した糸端4本のうち、長さに余裕のある2本をマジックスレッドで内部に引き込めました。
で、残りの2本のうちまだ長い方を針に通し、編み目の間をくぐらせながら、長さ1cmのもう一本を覆うようにというか、絡め取るようにして縫い込んで、と。

……これでなんとか、すべての糸端を内部へ隠すことができました。

ほんとに「それだけ?」って感じに聞こえるでしょうけどね……めちゃめちゃ大変でした。
タティングレースやる方なら、判っていただけると思いますけど!

最大瞬間糸端数(マジックスレッド用の絹糸込み・シャトル糸は除いて)9本の糸端が、ひとつのモチーフから垂れ下がってるんですよ!? しかもうっかりそれぞれの糸の重なる方向とかチェインを絡める向きを間違えたら、ほどいてまたやり直し。もちろん糸同士が絡まったりした日には、目も当てられません。

いやあもうほんとに、我ながら良くやり遂げた……(遠い目)

って言うか、マジックスレッド練習しておいて良かったと、本当に心から(しみじみ)

ともあれ、
これがやれたんだから、ケルティックじゃない普通の平面モチーフならたいていのリカバーはできそうだと、我ながらちょっと自信がつきましたww

せっかくだから、最初からの変遷を並べてパチリとな。



上が試作第一号、ダイソー#40ホワイト。左下が試作第二号、糸は同じ。
で、右下が今回の謎糸で試行錯誤バージョンです。

「優雅なタティングレース」には、このミニドイリーを中心に据えて、さらに周囲へ縁飾りを重ねた大作の編み図も載っています。

■花月 | 40番の糸で再挑戦|11:円形ドイリー
 http://hanatsuki193.blog119.fc2.com/blog-entry-306.html

こんなふうにバランスよく美しい編み目で、しかも繋ぎ間違いとかせずに仕上げられるようになるなんて……私には果てしなく遠い夢だなあ……
No.8025 (創作:: タティングレース)


 あら意外と好み
2017年02月11日(Sat) 
昨日は先月を上回る今シーズン最大の寒波とやらがやってきて、またも雪の中を徒歩出勤する羽目になりました。
で、やはり体力を消耗したのか、夕食後には早々にダウンして布団の中へ。
夜中に目が冴えてしまうかと思ったのですが、幸い朝までしっかり眠ることができました。
で、英気を養えた本日は、先日も思った通り、タティングレースの新しい技法に挑戦することに★



藤重すみさんの「優雅なタティングレース」より「1 ミニドイリー a」です。
ダイソーの#40で直径は5cm程度と、これだけだとかなりのミニサイズ。
この本の中でもまず一番最初に掲載されている、ごく基本的なパターンです。使うのもシャトル一個だけですし。
しかしですよ、リングの間を糸が1本渡っている、そこのところがワタシ的には新しい技法なのです。



この「最小単位が糸1本」というところが、タティングレースの繊細さをもたらす大きな要因であり、使いこなせれば作品の幅が大きく広がること請け合いなポイント。

……しかしこういう「目分量で揃えて下さい」的な作業、めっちゃ苦手なんですよ私は(−ー;)

いちおうテキストには、エミーグランデで8ミリ・金票#40は5ミリの長さで渡すと書かれています。でもそんなのはあくまで目安ですし、作ってる途中でいちいち定規当てる訳にもいきません。
とりあえず最初の一箇所はエコクラフトで作った自家製ピコゲージを使って大体の長さを決め、あとはそれと同じぐらいになるようにして進めていきました。

そして今日もやってくる、糸始末地獄。
今回は一番最後のリングに両側から2本、まとめてマジックスレッド導入糸を仕込んだのですが……



最大瞬間糸数、シャトル糸含めて6本ですよ、はっはっは ┐(´〜`;)┌
しかも私は導入糸を軽くより合わせて使ってますからまだマシな方で、これ普通に二つ折りにしただけのミシン糸だったら、いったい何本になるんだ!?

……まあ普通の人は、もっと導入糸を短くして、そんなにかさばらないようにしてるんでしょうけどね。私は↑に写っているように、輪に結んだ導入糸をシャトルに引っ掛けて、まとめて結いこんでいくのですよ。なのでどうしてもこれぐらいの長さは必要でして……シャトルの先端だけで結び込めるように精進しろって? ごもっとも(乾笑)

でもまあマジックスレッドのおかげで、自分でもどこで糸始末したかよく判らないぐらい、自然に仕上がるようになったのは重畳です。
それより気になるのは、一段目から二段目に上がる際、スプリットリングを使うせいで真ん中の円が微妙に歪んじゃうところですな……これを何とかするいい方法はないものか(悩)

そして実は二段目に上がった時に持つ方向を間違えて、うっかり中心のリングが裏返しになっちゃってるとか。
隣と繋ぐためのピコを目数調整なしに小さくしたせいで、お椀状になる寸前ギリッギリ状態だったりとか。突っ込みどころは多分に存在しているのですが。
それでもなかなか可愛い仕上がりになったので、自分としては満足です。個人的には、接続ピコを大きくするより目数で調整したほうが、この可愛さが残ってくれそうだなあ<周囲のリングがひと繋がりの鎖っぽく見えるのが、書籍に載ってる見本写真よりも好みな感じなんです


あ、あとですね。
先日からいろいろ探していた、↓これの代用品にできそうなものなのですが。

■タティングレースホルダー - 刺しゅう教室
 https://www.kinuya.biz/2014/06/17/タティングレースホルダー/

ダイソーの20g玉が入って、手首にかけられて、内部でうまい具合に糸が転がって、残容量の確認もしやすいもの。でもって途中で玉を取り出したい時にも糸を切らずにすんで、あと値段が高くない!(←これ最重要ポイント)

そんな条件のもと、いろいろ ―― ほんとうにあちこちでいろんなものを見て回っていてですね。
……なんだかだんだん、どうでも良くなってきたっていうか(苦笑)

気がつけば、こうなっていました。



 レ ジ 袋 www

いやだってこれ、すべての条件をきれいに満たすんですもん(笑)
片付ける時にはシャトルや作りかけもいっしょに中に入れて、糸玉ごと軽く丸めてしまえば、かさばらないうえにホコリや汚れも防げますし。

アレなのは「見た目」 だ け ★<普通はそれが一番のこだわりどころ

百均で、塩ビか何かでできた透明のこういうポーチ、ないですかねえ。こう、筒状の形してて、上部の円形部分をファスナーでぐるっと閉める、洗濯用ネットにあるみたいなタイプ。
No.8026 (創作:: タティングレース)


 作ってみないと判らない
2017年02月12日(Sun) 
昨日作成した、藤重すみ著「優雅なタティングレース」の「1 ミニドイリー a」。
今度は糸玉も使用しつつ、外周にもう一段足しまして……



「1 ミニドイリー b」にランクアップさせました★



え、なにこれ……めっちゃかわいくね??

正直を言うと、書籍の見本写真や、他の方が作成しましたーってUPされている完成画像を見た時は、そこまでそそられるデザインではなかったのです。あくまで個人的な好みの話なんですが。
なのでぶっちゃけ、「糸を一本渡す技法の練習ができる」「あまり手がかからなくて、すぐに完成させられそうなモチーフ」として、最初の小さい方(aバージョン)に手を付けたのです。

しかしそのaバージョンが思いのほかいい感じだったので、試しに外周もつけてみたところ……



いやーーーん、すっごい好みじゃーーーーんvvv

今まで作ってきた中でも上位三位内に入りそうな勢いで、好きモチーフにランクアップ★

たぶん一番の要因は、リング同士を繋ぐピコを小さくしたことで、二段目のリング12個が一本の鎖の輪っぽく見えるようになったこと。これは外周部分の三つ葉の、横向きの葉っぱにも同じことが言えるんですが。

その鎖状の太い部分と、随所に大きめにできている隙間。さらにそこへ、指定糸であるエミーグランデより細めの糸が1本だけわたり、また同じく細い糸のピコがわさわさと密集。それらのもたらすコントラストの妙が、私のツボをつきまくるのではないかとvv<基本的に密度に落差のあるデザインが好き

ピコ込み直径10.5cmと、コースターとして使用するにもちょうどいい大きさ。
さっそく「公爵夫人アレンジバージョン」と入れ替え。パソコンの横でいつも目に入る特等席を、見事に勝ち取りました♪

タティングレースは同じレシピをもとに作っても、糸の種類や締め具合、そしてピコの長さなどで全然表情が変わってくるのだと、改めて思い知らされた次第です

いやあこうなると、もうワンランクアップした「2 ドイリー」にも挑戦してみたくなりますなあ。
そちらはaバージョンを横に五枚、カーブさせながら繋いで縁飾りを施す、変則楕円タイプ。

■タティングレース カーブを描いたドイリーできました。|lily's knitting note
 http://lilyknit.blog42.fc2.com/blog-category-12.html

……こんなに手間暇の掛かりそうなもの、絶対に無理だと写真を見ていた時には思っていたのですけれど。よく考えたら同じモチーフがたったの五枚。
既に60枚以上作っているスクエアモチーフより、構造的にもはるかに単純ですし。

いっちゃうか? いっちゃうかww

ああでも、他にも試したいモチーフや練習したい技術がまだまだいっぱいあるんだよなあ……(苦笑)


でもまあ、とりあえず。
200g大玉で購入して小回りが効かないオリムパスのプラチナレース糸を、携帯用にまとまった量、別に巻き取ってみたりとか。



厚紙(使い切ったダイソーの糸玉の筒芯を切ったもの)の重さが5グラムだったので、13グラムほど巻いた計算ですね。
金票40番の小さい玉が10g巻だから、それよりは三割ほど多い計算。
……そう考えるとけっこう大量に巻いちゃったか? これでどれぐらい保つものなのかなあ。
No.8027 (創作:: タティングレース)


 ちょっと締めすぎたか?
2017年02月13日(Mon) 
これに挑戦したいがために、この本を買ったと言っても過言ではない。
「優雅なタティングレース」より「10 円形ドイリー」……の、中央部分です(笑)



この、二重星の周りを囲むウロコパターンに、余所様の写真を見て一目惚れ★
ウロコパターン自体は、いろいろと試行錯誤してなんとかそれっぽいものを作ってみたのですが。
しかしやっぱり、ちゃんとしたデザインを知っておきたいじゃないですか?

……そして案の定、私のやり方はジョイント部分のやり方が書籍の説明と違ってたっぽいんですが……もうシャトル繋ぎで手が覚えちゃったからなあ(苦笑)
あ、でも作り始めと作り終わりを(ある程度)自然に繋げる方法は、すっごくためになりました。
一度やっただけでは全然覚えられてなくて、当分は本の解説ページと首っ引きになりそうですけど。



ああでもこの一作目は、チェインの長さがグダグダというか、あちこち締めすぎてるっぽいですねえ。
もっと緩め緩めを心がけなければ。

あと、個人的に中心モチーフはこの二重星が好みなんですが、縁飾りやモチーフの繋ぎ方は、同じウロコパターンを使用した別の作品の方が好みなんですよ。「9 ミニドイリー」とか「13 円形ドイリー」とか。
で、なんとかアレンジが効かないかなあと編み図を睨んでいたのですが。

……あれ?

この9〜13(11はケルティックパターンなので除く)、二段目が全部同じパターンかつ目数じゃね?
12と13はちょっと違うと思っていたけれど、その違う部分、よくよく見ると2目が3目に誤植されてるっぽいような。
これは中央部分(小モチーフ)だけの入れ替え……いける、かも??

ふっふっふ、またも夢が広がりますよvv


そして先端が折れたLサイズシャトル(ブルー)を早く研ぎ直したい = 中途半端に残っている糸を使い切りたいと、残りが少ないシャトルから順番に使っていったところ……



このちっちゃなモチーフを作成するのに、糸継ぎ2回+結い始めと終わりの始末で、3度も糸始末をする羽目に(苦笑)
まあ、全部マジックスレッドが成功したから、見た目にはさほど違和感ないんですけどね……どうせ安い糸なんだから惜しむのもほどほどにして、半端に残ったのは潔く捨てる方が良いんだろうか……
いやベストなのは、自分が何目作るのに何cm使ってるかのゲージをちゃんと出して、編み図から目数拾って必要糸長を計算することなんでしょうが……めんどくせえ(−ー;)

その点、大量生産している例のスクエアモチーフは、シャトル2個使いのうえ最終段での必要糸量格差が非常に激しいので、調整が楽なんですよね。一方は使いさし、一方はMAX巻きを使用して、残りが少ないシャトルを消費が多い方にし、糸残量が20cmぐらいになったら、SLT(シューレーストリック)使って消費が少ない方へと入れ替えてやれば、モチーフの終わりできっちり使い切ることができるので。なのであのスクエアモチーフ作ってる時は、基本途中で糸繋ぎすることないんですよねえ。
四角いモチーフだから、好きなだけ繋いで、飽きればすぐに止められるし、そこそこいろんな技術が詰まってるから作っていて飽きないし……そういう意味でもあのモチーフは重宝してます。

……閑話休題。

ともあれ、ウロコパターンの方は、また締め具合を緩め緩めに心がけてリベンジするとして。
ひとまずは糸渡しの練習も兼ねて、五枚繋ぎの楕円ドイリーに挑戦したいと思います。使用糸も今回は百均のじゃなく、オリムパスで!

とりあえず前回のお椀型寸前状態を踏まえて、目数を少々調整。糸の引き締め具合も緩め緩めを心がけた結果、ピコ込み直径は5ミリぐらい増えて6cmほどになりました。
渡し糸はちょっとたるんじゃったかなあ。まあ引きつるよりは良いんですがね。隣との接続ピコは、カーブの内側に来る位置だけ小さめにしてあります。
よっしゃあと四枚、頑張るぞ!

……その前にまず、折れたシャトル先端の研ぎ直しからだなあ(苦笑)
No.8028 (創作:: タティングレース)


 やはりシャトルは消耗品か
2017年02月14日(Tue) 
先日から言っていたシャトルの研ぎ直し作業を、ようやくすることができました。

……いえね、折れやすいとどっかの記事で読んだ記憶はあったんですが。Lサイズシャトルのブルーが、まんまと使用一回目で折れやがりまして(−ー;)



とはいえまあ、先端が折れたのは、実はこれが初めてではなく。
去年の十月にもフローラの薄紫が折れてしまい、削り直した経験がありました。そのシャトルはその後も、特に使いにくかったりはせず。むしろ尖りすぎて指先にぶっ刺しそうだった怖さが多少は軽減されたかも? ぐらいな感じ。

なので今回はそこまで落ち込んだり緊張することもなく、比較的気軽に作業ができました。
ついでに他の空きシャトルも確認してみたところ、薄茶もちょっと欠けていたので、お湯をかけながらハンドサンダーにこすりつけて形を整え、あとは引っかかりがないよう目の細かい紙やすりで表面を仕上げて、と。



どーだ!
右側三つ(上からLサイズ青・フローラ薄茶・フローラ薄紫)が、一度折れて削り直したもの。
左側三つ(上からLサイズ緑・フローラ白・フローラ赤紫)が、手を加えていないもの。

……こうして並べるとけっこう差があるっていうか、むしろそれでも他の糸が巻いてあるシャットルすらだいぶ丸まってきてる感じもするようなとか、改めて思ったりするんですが(苦笑)
それでもまあ、そこそこ程度には使えるようになってくれたんじゃないかと。

どのみち最近は、ちっちゃいピコ繋ぐ時などもっぱら自作タティング用かぎ針を使ってますしね。間違えた時にほどくことができて、あとは普通サイズのピコにさえ通れば問題ナッシング★

……っていうか、検索していたらこんな記事を見つけたりしましたけど。
いくら工作好きでも、さすがにここまでやる気力はww

■スタンダードシャトルの角の再生(詳細)|ガレージの工房
 http://ameblo.jp/tetugetasr/entry-12092932357.html

もし今後再生不能なまでに角が折れたら、試しに全部削り落としてツノなしクラシックタイプにしてみるのも面白いかもですね。
クラシックシャトルも試してはみたいんですけど、使い心地が微妙だったらと思うと、なかなか新品を買おうとは思えないんですよ。あとカラーバリエーションの少なさが致命的。
前後の区別がない = 繰り出す糸の長さがツノ有りに比べて半分ずつに微調整できるというメリットは便利そうなんですが……


そして作り始めた「2 ドイリー(カーブした楕円形のやつ)」の内部モチーフaなのですが。
ノーマルシャトルをMAX+さらにもうちょいはみ出るまで(両手を広げた長さ×8+α)巻いた状態で始めてみたところ、二枚目のあと1ターンで糸が尽きました。



あともうほんのちょっとなのに _| ̄|○
っていうか、こんなに近接した位置で二回も糸始末(ry

……ま、まあ、大体の必要量が算出できたのは良いことです。
あと連続して作ってみたことで、私の場合#40での渡し糸は、3ミリぐらいがきれいに収まる長さだなあというのも判明。

ちなみに二枚目を作り始める前の状態は、↓こうでした(左側に繋がっているのは、昨日作成した部分)。



残り糸がこれぐらいだと、一枚作りきれるかどうか微妙だぞーーー?>未来の自分

そして昨日作ったのを含めて三枚できたので、残りは二枚。つまり必要糸量は両手を広げた長さ×9……だとちょっと不安だから、多めに見積もって×10で。
ふっふっふ、こういう時こそLサイズシャトルの出番ですぜ!

研ぎ直したツノの使い心地を試すのも兼ねて、ブルーの方に×10巻いてみました。
Lサイズシャトルは×14までいけるので、その量なら全然余裕です。


2017/02/15 追記:
モチーフaの必要糸量は、さすがに臆病になりすぎてました(−ー;)
両手を広げた長さ×10で2枚作ったら、最終的に×1.8ぐらい残っちゃいましたよ……
なのでモチーフaの必要量は、#40で一枚につきだいたい両手を広げた長さ×4.5ほど。Lサイズシャトルに×9巻けば、充分余裕を見たぐらいってところだと思います。

あと、研ぎ直した水色Lシャトルも、さすがにちょっと尖らせすぎたようでww
ただでさえ大きいから指を突きまくるのに、それはチクチクともう。あと間違えてほどく時もしばしば糸を割り気味になります。
尖らせればいいってもんじゃないんですねえ(しみじみ)



最後の縁編みの時も、Lサイズは活躍してくれそうですね。うむ、買ってよかったvv
ただ難点は、やっぱりちょっと大きすぎて、指の短い私だと取り落とす頻度が当社比五割増しぐらいなのが惜しまれます。あと五個セットの別カラーは高いのが。せめて通常シャトル(同じく五個セット)の、それこそ五割増し程度のお値段なら、まだ追加購入を考えなくもないんですがねえ……<安くても三倍ぐらいするのです


B00KB68U3W5pc Tatting Shuttle - Large- (並行輸入品)
Clover

by G-Tools


Lacis の大きめシャトルにも心惹かれるけど、やっぱりお値段は割高だし。

■大き目シャトル - あとりえシシカス
 http://shishicass.ocnk.net/product/272

せめて楽天でもこれを扱っててくれたらなあ……

ともあれ、本日はひとまずここまでということで。



五枚目作り終わるまで保ってくれよ、×10回巻いた糸……(祈)
No.8029 (創作:: タティングレース)


 2日と4日じゃ大違い
2017年02月15日(Wed) 
締め切り間近だったCAD仕事が、ちょっと期限伸びました。
作業日数残り2日とギリギリ4日は、物理的な点でも精神的な面でも大きく違うよ(ため息)

梁が……梁の太さが……開口部の位置と幅が……(ぶつぶつぶつ)


とりあえずお昼休みには、きっちりパソコンから離れてひたすらレース編みしてます。
あそこで作業続けたり持ち帰りなんかしたら、絶対に際限がなくなって潰れる……


とりあえず本日の進捗>



なんとか縁編みに突入。
……マジックスレッド用の糸編み込みつつ、ひとまず結い始めの糸端の始末をし終えるまでに2パターンかかりました(−ー;)
最大の誤算は、シャトル糸までが縁編み開始早々尽きてしまったことでしょうか。
この2パターンで、結い始めの2本+新しいシャトル継ぎ足しでもう2本糸始末してますからね……つ、疲れた……
あとはもうこのまま、LサイズMAX巻きで最後までたどり着ければ良いんですけど(ため息)

あ、モチーフaの必要糸量は、さすがに臆病になりすぎてました(−ー;)
両手広げた長さ×10で2枚結ったら、最終的に×1.8ぐらい残っちゃいましたよ……そしてもったいないからとそれで縁飾り結い始めたら、あっという間になくなり糸繋ぎの手間が超大変に。
結論、モチーフaの必要糸量は、#40で一枚につきだいたい両手を広げた長さ×4.5ほど。Lサイズシャトルに×9巻けば、充分余裕を見たぐらいってところかと。

あと、研ぎ直した水色Lシャトルの使い心地は、さすがにちょっと尖らせすぎていたようでww
ただでさえ大きいから指を突きまくるのに、それはチクチクともう。あと間違えてほどく時もしばしば糸を割り気味になります。
尖らせればいいってもんじゃないんですねえ(しみじみ)
No.8030 (創作:: タティングレース)


 最近のスマホはすごすぎる
2017年02月16日(Thr) 
レースの編み図が載っている書籍を、購入したはいいのですが。
作業中に開いたままの状態を保たせるのはなかなか難しいし、あちこち持ち歩いて本を傷めてしまうのも嫌な私です<本フェチ気味
……ならばコピーを取れと言うのが一番、普遍的な方法なのでしょうが。

コピー機に乗せる時に本を目一杯開かなきゃいけない = 開きグセがついたり、下手すりゃ背割れの恐れがと思うと、それもなかなかできず(苦笑)

そんな訳で、今日はこんな作業をしておりました。



信じられますか……これ開いたページをスマホで撮影して、プリントアウトしたやつなんですよ?
いやもちろん明るさやコントラスト調整などの加工はいろいろしまくって……ついでに、自分なりに気をつけたい部分とか、目数調整したメモなんかも書き加えましたけど!

しかし細かい目数の数字まで潰れることなく、充分に読み取れるクオリティで印刷できることにびっくりです。
「電話が無線で持ち運べるようになったうえ、文章まで送れるらしいぜ? しかも写真をつけて!」などと騒いでいた世代としては、この数年の技術の進歩に驚かされざるを得ませんですことよ。

ごく普通の一般人が、型落ちのスマホと普通のノートパソコンだけでここまでできるんだもんなあ……すごい世の中になったものだ。


……とか言っていると、「その発展した技術でやってることが、手で編むレースの準備とか、できたレースの写真をブログに上げることって、意味判んねえ」と、兄達なんかには笑われるんですがww

そして本日はじっくり腰を据えられる時間が取れたので、出先でも結えそうな作りかけ楕円ドイリーはひとまず保留。前回挑戦してイマイチの出来だった、ウロコドイリーこと「10 円形ドイリー」の中央部分に再挑戦してみました。



右が以前作成したもの、左が今回のリベンジバージョンです。
緩めに緩めにと念じながら作っていったら、前回よりもひとまわり大きくなりました。
全体的な要素のサイズも、だいぶ揃ってきた感じ。
そしてこのモチーフは二重星とウロコパターンを繋ぐピコを、長めにとったほうが映える気がしました。
そうすると遠目から見た時、ぐるっと囲むウロコの輪の中で、二重星が浮いているように見えないかなあ……なんて。

楕円ドイリーの内部モチーフは、逆に隣り合うリングを繋ぐピコを編み図の指定よりずっと短くすることで、リング同士が繋がって一連の鎖の輪のように見えるのがまた面白くvv



いやあ、ピコの長さとか糸の締め具合って、本当に大事なんだなあとしみじみと。

……そしてこのモチーフは、あくまで基礎モチーフでして。
今回スマホで撮影した編み図とかだと、これらを何枚も繋いだり、あるいは縁編みを3段も4段も足して大きなものに仕上げる形になっているのですが。
さすがにそれは厳しそうだなあ……いやまあ確かに、楽しそうではあるんだけど。大きくなればなるほど持ち運びがキツイしさ……(己に言い訳中)


あ、あと、半月ほど前から練習を始めたマジックスレッドですが、どうにか九割がた成功するようになりました。チェインだけじゃなくリング、しかもひとつのリングに両側から半分ずつ2本の糸を引き込んだりとかもできるようになったので、↑上記のようなリングのみで構成されたモチーフでも、なかなかいい感じの糸始末がvv

で、いろいろ試行錯誤した結果の、個人的なポイントというかコツのメモ。

1.導入糸は50番手のミシン糸でOK。絹糸の方がすべりが良いけど、ポリエステルでも大丈夫。
2.導入糸は事前に軽く撚りをかけてから結んで輪にしておき、その輪をシャトルに引っ掛けて作業するとやりやすい。
3.導入糸は作り始めや終わりのすぐそこからではなく、半目〜1目あけてから入れると、レース糸を引き込むのが楽。

だいたいこんな感じでしょうか。

特に3番目はかなり有効です。



作り始めはともかく作り終わりなどは特に、レース糸をこま結びにするさい一緒に最後の目が締まってしまい、導入糸は通るけどレース糸は入らなくなり、結果導入糸が切れるというパターンが多かったです。
導入糸を撚り合わせるのは、編み目の内部でシャトル糸と絡み合うことを防止するというのもありますが、作業中に垂れている糸があちこちに引っかかったりするのも、ある程度は防いでくれます。

■《シルク糸の撚り方 ハンド 2バージョン》2009.10.6 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hZ3ZMrLjrBs&feature=youtu.be

……正直、自分でも後から「どこで糸始末したんだっけ?」と判らなくなるぐらいなので、この技法はめちゃめちゃ便利です。作業自体も、針出してきて縫い込むよりずっと楽しいですしね。
ネットで情報を発信してくださっている先達の方々、本当に感謝感謝でございます(合掌)

■マジックスレッドの練習 | blooming blossom
 http://b100my.jugem.jp/?eid=182
No.8031 (創作:: タティングレース)


 更新情報(2017年02月17日)
2017年02月17日(Fri) 
「閲覧室」の「オリジナル小説書架」に、「鵺の集う街で」後日談「... A kindness is never lost.」前編をUPしました。
シリーズ目次はこちら

今回は前後編。
本編に入れられなかった、裏側では実はこんなことがとか、その後にはこういうことが、というちょっとしたフォローを拍手SSにしようと思ったら……短編通り過ぎて前後編になっちゃいました。
はい、いつものことですね(苦笑)
一括DLファイルは、この前後編を終えたら作成します。

なお今回ずらずらと列挙されている書籍タイトルは、完全に私の趣味ですww
まあ原題(あるいは英語タイトル)と邦題に、ギャップがあって楽しいものを選びはしましたが。
あとこの時代の言語は、いちおう英語をベースにした標準語で統一されているという設定です。

ああしかし、日焼けも破れもしない紙書籍って、むしろ私が欲しいです……図書館レベルで書籍データが詰まった携帯端末タブレットも、繋ぎ放題な高速回線も憧れる……我がキャラながら羨ましい……
No.8032 (更新)


 さて次はどれにしよう
2017年02月18日(Sat) 
13日の月曜日から作り始めた緩いカーブの楕円ドイリーが、ようやく完成しました。



藤重すみ著「優雅なタティングレース」より「2 ドイリー」です。

今回は糸を渡すという技法に挑戦してみようと、これをチョイスしました。
糸渡しをするのは内部のモチーフだけでしたが、同じ条件で何度も糸渡しを続けるのは、なかなか良い練習になったかと。



なお書籍の編み図では、まわりを囲む縁編みの三つ葉は、全て内部モチーフとしか繋がっていません。しかしそれだとどうにもピラピラして収まりが悪そうだったので、カーブの内側は近接した二つを、両脇は同じく三つを、そして外側は全部を隣同士ピコ繋ぎしてみました。

……勢い余ってうっかり2箇所、繋ぐ予定のなかった三つ葉まで繋いでしまいましたが(苦笑)
さらに少なくとも繋ぐ場所を間違えたピコ2箇所、糸の配分を間違えた結果ピコがひとつ足りない(長さが短い)チェインもひとつあったりしますが……まあ判らない判らないww
多少波打ちはしたものの、アイロンかけたらそれなりに収まったので無問題。

今回の糸データ>

使用糸:オリムパス プラチナレース糸 #40
内部モチーフ:1枚につきシャトル糸が両手を広げた長さ×4.5
縁飾り:
 LサイズシャトルにMAX巻(両手×14)+ノーマルシャトル1個分(×8)程度
 糸玉の方は未計測

多少余裕を見て、これぐらいでしょうか。
完成サイズは縦13cm×横32cm。
金票#40で9.5×27.5cmになっている書籍よりも、相当に大きくなりました(汗)

← 9×31cmのボードから、完全にはみ出している

同じ40番手でもメーカーが違うからなのか、それとも糸の締め具合が緩すぎたのか。
でもこれぐらいの締め具合のほうが仕上がりが柔らかいし、間違えた時にほどくのが楽なんですよね……<最近はラジオペンチ使わなくても、一度閉じたリングを開けられるようになってきた

実際に飾ってみると、こんな感じ。



……大きさが判って、かつレースと一緒に写しても雰囲気を壊さないだろうものが、ビー玉ぐらいしか見つからない我が家もいかがなものかと思うんですが(苦笑)
さすがにタバコの箱とかライターなんかはちょっと……ねえ?

そして今回一番大変だったのは、縁編みのチェイン部分でした。
もともと自分が、長めのチェインを苦手にしている自覚はあったのですよ。ちょっと締め具合が変わるだけで長さがばらばらになってしまうし、油断するとすぐによじれる。特に編み上がっている部分が大きくなればなるほど、その重さに引っ張られて、ねじれまくりの絡まりまくり。

今回の縁編みチェインは28目の長さがありました。
そして本体はモチーフ五枚繋ぎのうえ、全体的にピコがフッサフサ。そこにマジックスレッド用の糸まで加わって、そりゃあもう ┐(´〜`;)┌

次に挑戦しようかと思っていたのが、ウロコドイリーを中心に縁飾りを加える「9 ミニドイリー」だったのですけれど。その縁飾りってチェインが主体、しかも22目のと40目のが、S字を描いて連続するタイプなんですよね(実質62目)……き、厳しい(汗)

同じロングチェインに振り回されるのなら、間にリバースワークが挟まる32目な、ケルティックドイリーの、今度は縁飾りを足した発展バージョンに行ってみようかなあ。



買ったは良いけど使わなくなって余ってる、ダイソーの#20を消費する意味でも楽しめる……かも?

ああでも、せっかく糸渡しを多少なりともできるようになったのだから、コントラスト差がとっても好みな「23 ドイリー」の、せめて真ん中のちっちゃいモチーフaぐらいには挑戦してみたいなあ。

■赤裸々レース Classical 23 ドイリー a その2(完)
 http://sekiraralace.blog.shinobi.jp/Entry/288/

こちらの赤裸々さんは、必要な糸長のデータを記録して下さっているのが心底ありがたいのです。
両手を広げた長さ〜〜とかでどんぶり勘定した結果、いつもあと1ターンとかで糸がなくなったり、逆に大量に余らせてしまう私とは大違いです(^ー^;;)
No.8033 (創作:: タティングレース)


 これも苦手克服に
2017年02月19日(Sun) 
タティングレースにおける、長いチェインが苦手な私。
しかし苦手なままでは今後の幅が狭くなると、そこはあえて挑戦してみることにしました。



22目と40目のチェインが、S字を描きながら連なっていくデザインです。
……ただ実際に始めてみたところ、間にリングが挟まるために、実質62目連続という恐れていた事態は免れました(苦笑)
それより難関だったのは、シャトルひとつでチェインの両側にリングを配置すること。
編み図では8の字を描く方法で作成していくのですが、これがけっこうねじれやすく、きれいに収まりがつきません。以前、「湖の華」を作った時は、スプリットリングを組み込んだ結果としてシャトル2個使用になったため、違和感のない仕上がりになったのですが、今回はさすがにちょっと。ここだけのためにシャトルに大量の糸を巻くのは、けっこう……かなり辛いです。

なので試しに、向かい合うリングの手前もしくは1個目と2個目の間で糸を交差する、シューレーストリック(SLT)を入れてみました。



薄紫の矢印が、編み図通り普通に8の字で結ったもの。
赤い矢印部分が、一度糸を交差させたものです。
赤い矢印のほうが、いくぶん収まりが綺麗だと思いませんか?

二色使いの場合はどんなふうに色が出るか判りませんけど、一色で結うなら、こちらのほうが良さげなのではないかと。

■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース SLT (1) (シューレーストリック)
 http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-475.html

あ、あとLサイズシャトルのグリーンの方も先が折れたので、ついでにフローラの薄ピンクと合わせて再び研ぎ直しをば。
ほんとに消耗品だなあおい……
No.8034 (創作:: タティングレース)


 ちょっと細くて粘る感じ?
2017年02月20日(Mon) 
週末中に仕上げる予定だったS字にチェインが連なるドイリーは、いろいろ予定外のことに手を取られた結果、縁編みの半分ぐらいまでしか進められませんでした。
そして休みの間に終えてしまうつもりだったので、持って出かける必要はないだろうと、200g大玉から直接糸を繋いで作業していまして。
……いやまあ、ある程度の量をくり出してから厚紙にでも巻き取って携帯。足りなくなれば再度つぎ足せばいいだけの話なんですが。でも糸繋ぐ作業はけっこう面倒だし、せっかく繋がっているものを切るのはもったいない。それに巻き取った糸が逆に多すぎて、中途半端に残ってしまうのも嫌な感じです。

そんな訳でそのS字ドイリーは自宅用に置いておいて、お昼休みなど外出先での作業には、また別のものを用意することにしました。



立体交差要素のある、ケルティックなドイリー。これまでは2段目までしか作っていませんでしたが、今度はせめて4段……かなうものなら6段目まで進めてみたいところです。

今回の使用糸は、二週間ほど前に買ったハイスターの#40ミックス。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハイスターレース糸 #40/ミックス
価格:648円(税込、送料別) (2017/2/20時点)



たまには白以外も使ってみたいけれど、百均のもオリムパスのプラチナも、#40は白と生成りしかないしなあ……と思っていたところ、地元手芸店でこれの50g玉が380円ほどで売られているのを見つけまして。
隣に置いてあるダルマの10g玉と、ほぼ同じ値段で五倍の量かと思って。気がついたら、レジに並んでいたのですよww
それから二週間あまり。他に作りたいものがいっぱいあって、なかなか使えずにいたのですが。ケルティックなドイリーの縁飾りを足した発展バージョンも挑戦してみたいと思った時に、そうだあの糸でやれば一石二鳥だぜ★ と。

で、もって。
さすがに50g玉も、持ち歩くにはかなり無理のある大きさです。そこでまずは、そこらへんにあった空いた糸巻きに、ある程度まとまった量を巻き取りました。
こちらはまだ作業開始前なので、糸繋ぎの手間を気にする必要はありません。
最初に中心モチーフ用として、ノーマルシャトルへ両手を広げた長さ×2を巻いて、チェイン部分の巻糸用に両手×1弱を残して切断。これでもけっこう残っちゃいますけど、うっかり足りなくなってやり直すよりはまだ良いかと。しょせん20gで150円ちょいの糸ですし(笑)
それから厚紙に巻けるだけ巻いたら、その糸を繋いだまま逆端をLサイズシャトルへMAXに(両手×14回分)巻きました。
……前回ダイソーの#40で挑戦した時は、ノーマルシャトルを使用したら、二段目で糸繋ぎが必要だったんですよね。こんな時こそLサイズシャトルの出番でしょう。
それに今回は糸巻きと繋いだ状態から始められたので、最初の糸端始末もしなくてすんで、本当に楽でしたvv

なお、#40の糸とLサイズシャトルの取り合わせだと、当然ながらチェインの間をシャトルが通りません。もちろんこの大きさの糸巻きもです。



そんな時こそ、あとりえシシカスさんがご紹介下さっているやり方です。

■つなぎ方のヒント | Facebook
 https://www.facebook.com/media/set/?
set=a.256850507771540.57584.193366954119896&type=3

この方法は、ほんっっとーーーに! 心底便利です。
……うっかり間違えた時に、三つ葉とチェインを丸々ワンセットほどかねばならない危険性はありますが(^ー^;;)
そうか、これがハイリスク・ハイリターン!?<違う

そしてハイスターレース糸の使い心地ですが……うーん(苦笑)
やっぱりお値段相応というところでしょうか。
実際のグラム単価は、私が本番用として使っているオリムパスのプラチナレース糸と、ほぼ変わらないぐらいなんですけど。使ってみて一番強く思ったのは「すべりにくい」ということ。
リングを閉じようと糸を引っ張る際に、粘りとでも表現したくなるような、なんとも言えない重たさを感じます。そしてそのためか、リングを閉じる前後でかなりよじれます。しょっちゅうシャトルをぶら下げてねじれを取らないといけません。
糸巻きの方にもスリーピン(髪留めのパッチンとするやつ)をつけているので、いざとなったらぶら下げることも可能ですけど……糸玉から直接繋いで結う場合は危険そうだなあ……
もっともこのしっかりさが、かぎ針編みには向いているのかもしれません。仕上がり自体には、何の不満もありませんし。

ああでも、仕上がりといえば、全体がちょっと小さくなりました。



右側がダイソーの#40。
締め具合はそこまで変えてないと思います。しかし中央のちっちゃいモチーフの段階で既に、5ミリぐらいのサイズ差が出てきています。

ネットで調べてみたところ、ハイスターは50gで400m。ダイソーの#40は20gで175mだから×2.5で437.5m。
その情報だけで判断すると、ダイソー糸の方が細いはずなのになあ?
……やっぱり締めすぎなんでしょうか。抵抗が強いせいで、つい力込めてリングを閉じちゃいがちですし。

ううむ、気をつけないとなあ。

そしてこれは、金を惜しまずちゃんと金票なり紫野なりを買えということなんでしょうか……
No.8035 (創作:: タティングレース)


 ノーマルシャトルで足りたかな?
2017年02月21日(Tue) 
そろそろ出ねえと予約時間に遅れるぞアラームが鳴るまで、すっかり病院の日だということを失念していた本日。
大慌てで準備して飛び出したのち、待合室で水色段染めのケルティックドイリーを結っていて……三つ葉の二つ目を半ばまでいったところで、一つ目の二枚目の葉っぱを間違えて(ry
タティングレースの何がしんどいって、結うよりもほどくほうに時間と手間がかかることですよね……(−ー;)

結局、二十分ぐらいかかって結った部分のうち半分近くを、三十分ほどかけてほどきました。で、あとリングひとつ半を残したところで、これをほどき始めたら呼ばれた時にすぐ立ち上がれないからと、全部カバンへ片付けました。
それから十分ぐらいで順番が回ってきたので、まあいいタイミングだったんじゃないかと。

で、帰宅後は大玉に繋がっていて外へ持ち出せない、S字にチェインが連なるウロコドイリーの縁飾りをば。



藤重すみ著「優雅なタティングレース」より、「9 ミニドイリー」です♪
もっとも中央部分の二重星部分だけは、「10 円形ドイリー」と差し替えてあるんですが。
本来のデザインは↓こんな感じです。

■【9】ミニドイリー|赤裸々レース 優雅なタティングレース
 https://matome.naver.jp/odai/2146129729235503801/
2146130836248023303

今回作ったのは↓こう。



……むしろ10の二段目までを作って、最後の縁飾りだけ9にしたっていうほうが近いでしょうか。
9と10のモチーフって、二段目が共通しているんですよね。ぐるっと一周しているウロコみたいなパターンの部分。で、個人的にそのウロコより内側は、10の二重星のほうが好みなんです。しかし10の円形ドイリー全体は、糸渡しを大量に含んだかなり難易度が高く、また手間暇の掛かりそうな代物でして。

■【10】円形ドイリー|Strawberry + Heart
 https://matome.naver.jp/odai/2146129729235503801/
2146130836248024103

さすがにこれは無理。少なくとも今はまだ無理(汗)
……なのでひとまずは、それなり程度の難易度かつ、この書籍の中でも多用されているパターンである、この縁飾りをつけてみることにしたのでした。



拡大ーー♪
ロングチェインの練習も兼ねてみましたが、思いのほか良さげな感じに仕上がってくれました。
これも実際に作ってみると、書籍の見本写真よりずっと可愛くてvv
やっぱり自分で手がけてみないと判らないものですねえ。

直径はおおよそ16cm。
オリムパスのプラチナレース糸、#40ホワイトを使用しました。
縁編みの部分は、糸繋ぎを極力減らそうとLサイズシャトルMAX巻きで挑んだら……



これぐらい残りました。
……もしかしたらノーマルシャトルで充分だったかもしれません。
そして後ろに写り込んでいるのを見ればお判りの通り、完成直後はうねりまくってました(苦笑)
まあ、アイロンかけたら収まったので、問題ない問題ないww

この縁飾りもやってみたらけっこう面白かったので、発展形である複数モチーフを繋いで最後にぐるっと大きく縁飾りというのも、いずれそのうち挑戦してみたく。

……ハイスターの段染め糸が思いのほか扱いにくいので、気分転換用にプラチナレース糸を使用した別のものも平行作成していきたいところなんですが。
最初に買った本の方へ戻って、いっそ公爵夫人の大量生産でもしてみようかなあ……あ、そうだ、いつぞや無残にも敗北したケルティックなフリーパターンに再挑戦してみようか!

■タティングフリーパターン - QPの道草三昧
 http://qpkaasan.blog136.fc2.com/blog-entry-116.html

■Celtic Tatting Motif
 http://free-tatting.com/motifs/motif12.html

QPの道草三昧さんでは、最初に作る四角いモチーフの「CH - 6p6p6p6 or 12p12」を「CH - 11p1p1p11」に変更してらっしゃるのに注意ですかね。最後の縁編みは「R-8J8、ch-4p4、R-8J8、ch-3p2p2p3」かな?
確かにこちらの方が、飾りピコがよく見えて綺麗ですよね。

……ケルティックの立体交差なパターンは、作れるようになったらすっごく面白そうなのですけれど、普通のタティングシャトルで作れそうな、そして日本語で説明された編み図がなかなか見つからないんですよね……(´・ω・`)
No.8036 (創作:: タティングレース)


 2017年02月22日の読書
2017年02月22日(Wed) 
本日の初読図書:
■「ヒトクビオロチと生けにえのクロ」
 http://consider21.web.fc2.com/

村の娘に一目惚れした旅の青年によって、ヤマタノオロチは討伐された。話の通じるひとつの首だけを残して。
そして時は流れる。青年の孫にあたるクロは、ヒトクビオロチとなった一頭を慰める生贄として過ごしていた。村人たちはオロチを恐れ、また若い娘 ―― 自分とは無関係の人間 ―― を犠牲に得ていた安寧を失わせたことで、青年に連なる一族を疎んじている。孫娘であるクロと、まだ幼いその娘ミュステ。今となってはたった二人残された彼女達の味方は、近所のファタおばさんと……そしてオロチだけだ。
娘とオロチと話をしながら、槍を振るう訓練をする。そんな毎日を過ごしていたクロだったが、しかし季節外れの疫病が流行し始めた中、村人たちはオロチとクロのせいだと言い始めて……

上中下+エピローグの中編で、さらっと読めます。
とりあえず八岐の大蛇と聞いたら、そりゃチェックせずにはいられないでしょうww ヒトクビオロチという語感も面白いです。
クロの年齢は二十一歳。娘は四歳。あの時代ならむしろ年増レベルなんでしょうか。
雰囲気的にはあんまり古代っぽいところはなく、「朝食、着替え、洗顔、歯磨き」とかレシピだのトングだのといった単語が普通に出てくるので、ファンタジーものとして読むほうが楽しめるかと。オロチ退治したのも別にスサノオではなく、「スダ様」ですしね。あと草薙の剣じゃなく槍だったり。
なにはともあれ、今後をいろいろ妄想したくなるお話でしたvv
No.8037 (読書)


 いよいよ未知の領域
2017年02月23日(Thr) 
に、入ったケルティックなドイリー。



三段目の半ばぐらいまで進んでいます。
この三段目はシンプルかつこまめな入れ替えがあって、楽しいですね。三つ葉部分の目数は二段目でさんざん繰り返したのと同じですし、その他の箇所もすべて5目と3目の組み合わせと、実に覚えやすく。
ただ怖いのは、うっかりちっちゃいリング三つのところで作り間違えることでしょうか。
このリング、ごく小さい接続用ピコがひとつついているだけなので、一度閉じちゃうとこじ開ける難易度が高そうで(−ー;)
しかもこの糸、ただでさえすべりにくいのに(汗)

あと余所様でもよく言われてますが、このモチーフはすっごく波打つんですよ。
一段目の三つ葉×4はもちろんのこと、二段目のねじりが入った三つ葉×12など、結い上がった直後はぐねんぐねんです。それを軽く湿らせてから、シャトルの先端や楊枝を使って一箇所一箇所整えて。上から濡らしたハンカチ被せ、アイロン当てたらようやく平たくなってくれるぐらい。
今回も二段目が仕上がった状態でいちおうアイロンしたのですけれど、三段目を作っていく内にまた二段目がうねうねし始めてます。
三段目自体は、三つ葉の間にあるリング部分である程度吸収されるせいか、比較的おとなしめなんですけどね……この調子で四段目や六段目の三つ葉を作っていったら、どんな収まりになることやら ┐(´〜`;)┌

とりあえず作業をしてない間は、上から大きめの辞典を乗っけてみたりとか。これでプレスされて落ち着いてくれると良いんですが。
……ってか、現段階で直径15cm強になりそうだから、次の段にいったらもう、辞典からはみ出しちゃうなあ。

ちなみにその大きさ、やはりダイソー糸バージョンに比べると、一回り小さいです。



二段目終了段階で、ピコを入れると1cmぐらい直径が違う。
書籍で指定されているのより細い#40の糸を使っているので、掲載されている完成サイズは参考になりません。
……ううむ。これは締め過ぎなのかどうなのか。
このモチーフを#40の糸で作成して、かつ直径サイズまで書いてくださっているサイトさんを一箇所しか見つけられず。そちらではおよそ8cm強……あれ?
締め過ぎかと思ってる今回のやつより、余所様のもののほうがさらに1cm近くもちっちゃい??

■赤裸々レース 優雅なタティングレース Doily 8 円形ドイリー 2
 http://sekiraralace.blog.shinobi.jp/Category/60/3/

……糸のメーカーが違うせいなのか、本当に締め具合の問題なのか、判らなくなってきた……(汗)


そしていろいろ検索していたら、別の方向で有力情報を発見。

■花月 | 交差のタティングドイリー2つ目
 http://hanatsuki193.blog119.fc2.com/blog-entry-275.html

> はじまりを3つ葉のリングの3つめから始めれば良かったんですが、
> 1つめから始めてしまったので、最後のピコつなぎで混乱して、

そ れ だ !!

いや二段目の最後で、私もすっごいモタクタしちゃったんですよ。
いちおうねじれはせずに済んだんですが、糸始末の時もなんか結び目が表から見えちゃうようなというか、微妙に収まりが悪くって。
そっか……最初の三つ葉を三枚目から始めて、ぐるっと一周。最初かつ最後の三つ葉の一枚目を作り始める前に、リング2個と糸始末分残して糸を切断。作り始めのチェインに最後のチェインを絡ませてから、切った糸を別シャトルに繋いで一枚目の葉っぱをひとつ前の三つ葉とピコ繋ぎして作成。そして最後かつ真ん中の葉っぱを結えば……行けるかも!

その場合、糸始末をする際に最後のチェインの巻糸の方を、しっかり最初のチェインの根本らへんにかぎ針で通しておかないと、三つ葉の根本が開いてしまいそう。要注意ですか。

よし、四段目はそれで行くとしましょう★
編み図にちゃんと書いておかないとφ(..)メモメモ

そして先達の方々、本当に情報をありがとうございます(合掌)


追記:
二段目を糸巻きと繋いだLサイズシャトルMAXで開始したら、三段目の三つ葉を8つほど作ったあたりでシャトル糸がなくなりました。
そして四段目は二段目の1.5倍かかるっぽいっから、この調子なら三段目の残りを結ったあとのシャトル糸でぎりぎり足りる……かなあ?

追記2:
……違う、四段目は二段目の三倍だ、三つ葉が三十六個ある(汗)
仮にLサイズシャトルMAXで開始しても、確実に一回は糸繋ぎが必要ですわ……ノーマルシャトルだと、MAXでも三回か下手すりゃ四回いくかも……しかも六段目に至ってはさらに×1.5倍で三つ葉五十四個って(滝汗)
……やっぱりLサイズシャトル便利だなあ、ふふふ……(遠い目)
No.8038 (創作:: タティングレース)


 作成開始から5日目
2017年02月24日(Fri) 
ようやく四段目に入ることができた、ケルティックなドイリー。
ふと思いついて試してみたところ……



チェインの間をノーマルシャトル(MAX巻き)が通りませんでした。
そうか、これが余所様でちょこちょこ見かけた「#40の糸で作ろうとしたら無理だった」というやつかww
すっかりシャトルも糸玉も通さない方法で作業していたので、全然気付いてませんでした。そして糸がはみ出さない程度のシャトルを無理矢理押し込めば、なんとかなりそうなギリギリ感を見て、やはりこれぐらいの締め具合が一般的なのかなと納得してみたり(苦笑)

なお、昨日の記事で「三段目は比較的大人しめでうねうねしない」とか書いていましたが、



思いっくそ波打ちやがりました(−ー;)
やっぱりね、三つ葉部分が普通に作っただけだと横幅ありすぎるんですよ……完成してから、三つ葉が縦長になるようひとつひとつ整えてやらないと、どうやったって収まりません ┐(´〜`;)┌
三段目を作成する前に一度アイロンで平らにした二段目すら、引っ張られてまたうねってます。

なので今回も、湿らせたハンカチの上で形を調整してから、上にもう一枚重ねて、アイロンプレス!!



まあ、なんということでしょうvv

びほー?

あふたー♪

アイロンの威力ってすごいですねえ(しみじみ)
このあともう一段、交差要素のある三つ葉オンリーの段を追加したら、これはミニドイリーから「8 円形ドイリー」に昇格します。
さらに三つ葉+リング(今度は4連)の五段目と、交差三つ葉五十四セットの六段目を追加すれば「11 円形ドイリー」へ。

この書籍に掲載されている作品の多くは、そんなふうに小さめのものから、同じパターンを積み重ねるようにしてランクアップしていく形になっています。
ひとつひとつのパターンは、そこまで超絶難しいという程でもありません。なので必要なのは、同じものを一定の力加減でひたすら積み重ねていく、そんな基礎力と根気なのだと思いました。

藤重すみさんの「優雅なタティングレース」。
そういう地味でちまちました作業がお好きな方に、是非お薦めの一冊です。

No.8039 (創作:: タティングレース)


 あとは糸と……
2017年02月25日(Sat) 
ここ最近の記事を読んでいて、おなじみの方は「ああ、そろそろだろうなー」とか思われたかもしれません。
はい、ここんとこちょっとストレス溜まるようなことが地味に続いていまして。
……そういう時って、うっかりいつもなら買わないものをえいやっと購入して、気持ちを落ち着けたりしませんか?

そんな訳で、



クロバーさんの国外向けLサイズシャトル五個パック。逆輸入バージョン、買っちゃったーー(。・ ω<)ゞてへぺろ

このところしばらく国内向け二個入りのLサイズを使ってみて、意外と扱いやすいというか、大きめのものを作る時の糸繋ぎ回数激減というメリットがめちゃめちゃありがたくって。
そしてこないだ久々にノーマルシャトルを手に持ってみて、「え、ちっちゃ!?」みたいな(苦笑)

それにシャトル二個使いのものを出先で作成する場合、やっぱり予備シャトルも一緒に持っておきたいじゃないですか? 糸巻いた状態で。でもってその場合は、色違いのほうが何かと便利なんですよ。でも国内向けのLサイズシャトルは二色しかなく、私は未だにそれらを効果的にペイントする方法を見つけられていません<糸が引っかかったり、すぐに剥がれてきたりする

要するに欲しかったんだいっっっ(開き直り)

海外向けに生産されているシャトルなので、Made in Japan の表記こそあるものの、パッケージ表記はすべて外国語です。



四ヶ国語で書いてあるんですかね? これ。
たぶん「ビーズを使った大きな作品でもバッチリですよ〜」とか「すべり止めが大きいので持ちやすいッス」みたいなことが書いてあるんだと思います。 ← 英語で単位落としかけた人間の適当な推測

あと、ちょっと心配していた、国内向け二個セットとの色かぶりですが。



まったく問題ありませんでした★<グラデっぽく並べてみた
ぴろっと糸を出しているのが、以前買った国内向け二個セットです。こうやって混ぜちゃうともう、どれがどうセットだったか判らないぐらい、違和感ありません。
ああ、この寒色系パステルトーン(*´Д`)
やっぱりピンク系のフローラより、こちらの方が私は好みです。

うっへっへーー、これだけ数があれば、「白糸二個使いで縁編みしたいのに、段染め糸で埋まってる(><)」なんてこともなかろうてww

……とか言ってると足りなくなるのが、沼にハマった人間の宿命らしいのですが。

いやほんとにね。私ももう、沼に片足突っ込んでるのは判ってるんですが。
だって気がつけば↓こうですからして……



Lサイズシャトル7個、ノーマルシャトル8個。合計15個。
さらにシャトルワインダーと、タティング用かぎ針(自作)が指かけ用と首かけ用のふた〜つ。携帯用のスライド糸切りバサミも、これ用に買っちゃったし。

お金も場所も取らないからって始めたはずのレース編みが、どうしてこうなった _| ̄|○

これだけ揃えちゃったら、あとのこだわりどころはもう、糸と編み図ぐらいですよね……50gで400円ちょいなんて安物じゃなく、金票とか紫野とかの、編みやすくて耐久性もありそうで、なおかつカラーバリエーションが豊富な糸……そして、いろんな技法や編み図が掲載された書籍!!
ネット上の無料フリーパターンと自己流では、やっぱりいろいろ限界があるのですよ……

いまめっちゃ気になっているのは↓これとかなんですが。

B001687KIAタティング レース手ケルト便利なノット & パターン
Handy Hands

by G-Tools

ケルティックタティングの書籍なんですけど、中がどんなのなのか試し読みできないのがネックなんですよね……デザインが好みなのかもそうなんですが、まずそれ以前に自分が洋書を読み解けるのかとか、ちゃんと編み図が乗っているのかとか(洋書では完成写真と文章だけ掲載というパターンも多いらしい)で。
特に立体交差要素のあるケルティックは、文章オンリーだと理解が辛そう。
でも面白そうなんだよなあ。誰か詳しいレビューしてくれてないかしら……
No.8040 (創作:: タティングレース)


 2017年02月25日の読書
2017年02月25日(Sat) 
本日の初読図書:
■冒険者クビにされたので、嫌がらせで隣にスイーツ店ぶっ建ててみる 〜20話 大学芋
 http://ncode.syosetu.com/n4957du/

魔物を倒すと、人はレベルアップしてゆく。しかしその成長速度は各々で異なる。ゴブリン一匹でレベルアップする者もいれば、十匹倒してやっとという者もいる。
大手一流ギルド「フェニックス」に所属する、新進気鋭のパーティー、ブレイブ・ブレイブ。六年前に結成されたそのパーティーは、全員が十八歳。そしてレベルは100を超えていた。……たった一人を除いて。
全員が同じレベル3で結成したはずなのに、ただ一人マツスケだけは、未だにレベル6でしかなかった。タートルと呼ばれる、極端にレベルが上がりにくい体質のせいでだ。
そしてその日、マツスケはついにギルドマスターよりクビを言い渡された。
お前がいるとギルドの品位が下がるから、と。パーティーの仲間達も全員がそれに同意した。彼らは通常よりも成長が早いラビット体質であったのだ。むしろここまでよく自分に付き合ってくれたと、マツスケは複雑ながらも納得し、頭を下げてギルドをあとにする。
しかし直後に、彼は知ることとなる。
自分がギルドマスターと仲間達に、騙されていたことを。
ギルド登録する際に参加させられた儀式。それは「亀兎交換」というタチの悪いものだった。一人の体質をタートルにする代わりに、他の四人をラビットにするという代物だ。つまりメンバー四人はマツスケを犠牲にして、自分達だけが強くなろうとしたのだ。
驚愕したマツスケはギルドに取って返すが、彼らの反応は冷たいものだった。
騙される方が悪い。報酬はいつも五等分だったのだから、優しいだろう。弱いくせに有名パーティーの一員で、良い気分でいられたじゃないか。
口々にそんな言葉をぶつけてくる。
さんざん己を利用して、不必要になったらポイ捨てする。人は何度も騙されて成長するのだと言い放つ。そんなギルドマスターに、温厚なマツスケもついに切れた。
「……わかったよ。こんなクソギルドこっちから辞めてやる! だがな、俺はこのままじゃ絶対終わらないぞ!」
「復讐か? いいだろう、やれるものならやってみろ、タートルが」
「誰のせいだ! とにかく、何らかしら仕返しさせてもらうからな!」
そう誓ったマツスケだったが、しかし決死の思いで千体以上のスライムを倒し、何十匹もゴブリンを討伐し……それでも彼のレベルは6のままだった。
隣の窓口では見知らぬ冒険者が、14からいっきに16に上がったと得意気に笑っている。ゴブリンを十体も倒してやったから、と。
あまりにも違いすぎる格差を突きつけられて、マツスケの希望は完全に打ち砕かれた。
しかしそこで、彼は運命の出会いをする。
スラムの薬屋の前で、一人の少女が行き倒れていたのだ。ぼろぼろになった上、腹にナイフが刺さっている彼女を見て、マツスケは薬屋に駆け込んだ。回復薬をと言うと、有り金全てを要求される。嫌なら帰れといやらしく笑う婆に、マツスケは結局、この六年間で貯めたすべての金を支払った。
そうして助けた少女を自宅へと連れ帰る。言葉も通じない、黒髪黒目の外国人少女。そんな彼女と出会い、救ったことで、彼の未来は大きく動き始めて……


男性の現地主人公と、異世界召喚されたけど役立たずだとポイ捨てされた女子高生(?)ヒロインのお話。連載中。
そんな二人は復讐の道に走る……その手段が、虐げてきたギルドの隣に甘味処を作るというあたり、陰惨さはまったくありませんww
いやまあ何と言うか、少女 ―― 美咲ちゃんは、けっこうアレな感じで、拾ってくれたのがマツスケじゃなかったら、病んでる系の復讐魔になってた気配もあるっぽいんですが。しかしマツスケが、あれだけされてもなお人の良さを失わない……からこそ、全財産投げ打って見知らぬ少女を助けちゃうんですが……ので、それで相殺されて、お互いに良さげな感じで補い合ってます。あ、ちなみにラブラブ爆ぜろ的な。
そして美咲ちゃんは普通にレベルを上げられた結果、日本へのゲートを開いて自由に行き来することができるようになり。
マツスケはスキルに『料理エナジー付与』があったので、地球の食材やレシピを利用して超絶美味しい上に強力なバフ効果のあるデザートを作成できるようになって。
で、ギルドの隣に甘味処をぶっ建て、ギルドメンバーらの胃袋を鷲掴み。
もともとマツスケの人柄から、ギルドの中には彼に好意的な者も多かったので大繁盛。あげくあそこへは行くなと命令を出したギルドマスターに対し、じゃあ辞めて別のギルドに移ると言わせるに至るという(笑)
そしてギルドマスターや元パーティーの仲間達、アコギな薬屋の婆にも甘味を振る舞い、中毒を起こす勢いで虜にするのですが……そこで彼らに対して要求する内容が、なんというか本当にマツスケなんですよ……あんた聖人か ・゜・(ノД`)・゜・
ちゃんと復讐は果たしつつ、それでも結果として誰もが不幸にはなっていない。
そんな雰囲気に、なんだか気持ちがほっこり。
最初の数話が不遇すぎて辛かったですが、5話あたりから楽しく読めました。
No.8041 (読書)


 2017年02月26日の読書
2017年02月26日(Sun) 
本日の初読図書:
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

妖怪アパートの幽雅な日常(10) [ 深山和香 ]
価格:648円(税込、送料無料) (2017/2/26時点)


男前な姐さん、神谷生徒会長と田代の悪巧みから始まり、屋上で千晶への初ヒーリング。山本と英会話クラブの決裂、青木シンパの千晶襲撃と手のひらにアムリタエピソード。学園祭の千晶コンサートときて、最後は年末年始の巨大かまくらでグジ鍋まで。
なんだかんだで、アパートの良い年した大人連中が、ワイワイ言いながらかまくら作ってる場面が、一番楽しかったかもしれません。良いなあ、いくつになってもあんなふうにみんなで遊べるのって。
No.8044 (読書)


 確かにケルティックなんだけど
2017年02月26日(Sun) 
昨日の記事で触れていたケルティックタティングの洋書。
1ページだけ、サンプルページが見られるサイトさんを発見しました。

■書籍 Celtic Tatting Knots & Patterns (英語)
 http://www.ilovesmart.com/moreinfo.cfm?Product_ID=19758

ほう……字が小さいこともあって文章はさっぱり判りませんが、いちおう図解が入ってるんですね。
まあもしかしたらここまで親切なのは、最初の「まずは作ってみましょう」的な、入門ページだけなのかもしれませんが。
そして英文は相変わらずお手上げなものの、 ch 20-20-20-20 とあるからには、つまりこうですか?



20目ごとにピコを作りながら、チェインを80目ほど作成(びろっと出てる細い糸は、マジックスレッド処理用です)。



糸玉もシャトルもチョキンと切り離したら、あとは



ぐにぐにと形を整えて……結び終わりの糸を結び始めに繋いで、結んで始末すれば、



完成?

ううむ、もうちょいゆるく(チェインを長め)に作ったほうが良かったかな……そんでもって真四角に整えるよりも、縦長気味のほうが個人的には好みかも。

……これは可愛い。確かに可愛い。謎の段染め糸のグラデーションも、実によく映えています。

でもなんか、タティングしてるって感じではないですねえ(苦笑)
まっすぐなチェインを作るだけで、あとはぶっちゃけ飾り結びかアジアンノットです。

もっと複雑だったり大きなものとなると、また別なんでしょうけど。そうなると手順が理解できるかな……あと専用シャトルじゃなく通常のシャトルで作成できるのかも謎ですし<今回は先に糸を切るというズルをしている

やはり実際に買ってみるしか……ないのかっ(苦悩)

あ、ちなみにこのストラップは、母に「使う?」と訊いたら「使う!」と返ってきたので、手芸ボンドを水溶きしたものに浸して乾かしたのち、進呈いたしました。

……複数作って間にビーズ挟みながら繋いでいったら、面白いブレスレットになるかも?
その場合、本来ならペーパークリップを使う作り始めに、1つ前のモチーフのピコを通しておけば良いのかな。前モチーフの接続用ピコをビーズ直径よりちょい小さいぐらいにして、次のモチーフのチェインの締め具合で、ビーズ内部に繋がり部分が隠れるように調整してやれば、ビーズとモチーフの間に隙間が開くことも防げそうな。

他にもアジアンテイスト的には、この下にタッセルをぶら下げてみるなども楽しいかもしれません。

そもそもケルティック用のシャトルって、なんとか代用品作れそうだよなあ……<こんなの

って、考えるのは楽しいんですが、実際に作っても始末に困るのが(ry

……とりあえず、まずは作りかけのドイリーをなんとかしますかね(^ー^;;)
No.8045 (創作:: タティングレース)


 とりあえずメモ
2017年02月27日(Mon) 
例のケルティックなドイリーは、四段目の三つ葉を17個作ったところで、シャトル糸が尽きました。
その前に糸を繋いだのが三段目の9個目の三つ葉でしたから、LサイズシャトルMAXで三段目を三分の一と、四段目を半分弱結えた計算ですか(糸はハイスターの#40)。
どのみち四段目では一回糸継ぎをしなければならないのは確定ですが、三段目はLサイズシャトルなら糸継ぎなしで行けそうですね。今回は二段目をMAXで始めた残り糸で三段目を開始しましたから。

……もしもまた今度挑戦することがあったなら二段目をMAXで開始。残り糸はシャトルごと取っておいて、三段目も別シャトルのMAXで開始。おそらく三段目はそれがほぼ空になるから、四段目を二段目の残り糸+新たなMAX巻きでやれば……どうだろう? 糸繋ぎが一回減らせるか、それとも四段目があとちょっとで足りなくなっちゃって結局また繋がなきゃならなくなるのか。……微妙だなあ(苦笑)

いやうん、糸に印つけて模様1ターンで何センチ消費してるか、ちゃんと測ればいいだけの話なんですけど。しかしそれって不要な糸に直接着色して、試し編みしてみるしか方法ないんでしょうか?
あるいはシャトルに何センチ巻いたかちゃんと記録して、試し編みしたあとシャトルに残った糸全部ほどいて測り直すか。

うう、どちらもめんどくさい……どうせシャトルに巻くときさえ、どんぶり勘定だからなあ、私……



以下は愚痴吐き毒舌につき畳みます。
No.8046 (創作:: タティングレース)


 なんかこう
2017年02月28日(Tue) 
レース編みの気分ではなく、読書もいまいち気が乗らなかったので、久々に脱出ゲームをやってみました。

■ミニリドル - Wicked Room
 http://neutralx0.net/room/wickedroom.html

公開されてから、もうそんなに経ってたのか……と、どれだけ自分が遠ざかっていたのかに少々驚きつつ、プレイ開始。
ミニだからすぐに終わるだろうと思いきや、難しい難しい。
結局攻略サイトにも頼りながら、なんとか……



くりあー★

いやはや、相変わらず Neutral さんのゲームは本当にクオリティ高いです。
他にもお気に入りサイトで未プレイのゲームがけっこう溜まってるんですが、さすがに本格的なのに手を出すのには、気力も体力もちと厳しいからなあ……
No.8047 (電脳)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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