更新情報(2017年02月03日)
2017年02月03日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」で、著作権切れテキスト「卷煙草の灰」二話目をUPしました。 原作はシャーロック・ホームズの『金縁の鼻眼鏡( The Adventure of the Golden Pince-Nez )』です。
今回は現場の見取り図入り。 横書き部分が右から左に書かれていたあたり、つくづく時代だなあと思います。
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No.8014
(更新)
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私はどこへ向かおうというのでしょう(苦笑)
いえね、歯医者の帰り道に、いつもは遠くて行けない手芸屋さんへ足を運んでみたのですよ。 #40の色付き糸って、リアル店舗だとどれぐらいの値段がするのかなあって。 そしたら、某総合通販サイトで「うーん……これが一番安い、かなあ。色もかわいいし」とか思ってたまさにその糸が、一番安かったショップよりも数十円安い価格、しかも送料抜きであったんですもん<レース糸はかさばるからメール便が選べない
ダイソーの20g玉と比べると、こんな感じです。
これで20gあたりの単価は、ダイソー糸の1.5倍程度。 これは手が伸びるやろ……www
あいにく店頭には数種類しかありませんでしたが、このサイズの糸なら1玉単位で取り寄せてもらえるようでしたし、使い心地が良いようなら、次は白いのもこっちにしようかなあ……って、いまの200g玉を使い切る日が来るのかどうかも謎なんですが(苦笑)
って言うかそれより先にまず、作りかけの物をひとつでも減らさないと次に手を付けられないんだってばよ……
ああでもこの糸で、先日の「湖の華」とか「渦潮」を作ったら、どんなふうになるんだろうvv
私はどうも水に関連したデザイン(あと寒色)が好きっぽいので、出来上がりを想像してはうっとりしています♪ 早く試してみたいなあ……
そして本日のショック。 テーブルセンター(予定)の仕上げ縁飾りを結っていて、なんか違和感があるなあと思ったら、
Lサイズシャトルのブルーの方、早々に先端が折れていましたのことよ _| ̄|○ <まだ1作品目なのに 使用中かつ糸もたっぷり残っているから、ヤスリで砥ぎ直すことも当分できやしねえ。 ショックです……ショックです……
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No.8015
(創作:: タティングレース)
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2017年02月05日の読書
2017年02月05日(Sun)
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本日の初読図書:
はい、一冊書籍を買ったら、もう歯止めが効かなくなった馬鹿者ですww 三枚を同時進行で結っていたのがひとつにまで片付いたので、ようやく心置きなく開くことができました。
そもそもですね、私にタティングレースと言うものの素晴らしさを教えたのが、この本に載っている作品を作ってみた人たちのまとめサイトでした。
■『優雅なタティングレース』みんなの作品の出来栄えは? - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2146129729235503801
こんなに繊細で、文字通り「優雅」なレースを、素人の手でも作ることができるというのがまず衝撃でした。しかも私が苦手なかぎ針を使用するのではないので、「あれ、どこに針刺せばいいの? 増し目ってどこで? 長々編みって??」ということもなさそうだというのが魅力的でした。
そうしてそれから半年あまり。 まずは太めの#20の糸で三つ葉を作るところから始めて、ようやくこの本に載っている作品にも挑戦できるのでは……ないかな? と思えるようになってきました。 特に作ってみたいのが、「14 楕円ドイリー」。
■「優雅なタティングレース」 楕円ドイリー14→カフェカーテンに変更? - ひきこもり手芸部 http://lemonbooks.hatenablog.com/entry/2015/12/14/150306
完成図全体は1ページ前の「13 円形ドイリー」のほうが好みなのですが、この中心部の六弁花状の形と周囲の鱗っぽい模様の取り合わせがすごい好きで。 なんとか繋ぎ方をアレンジして、13みたいな形にできないかなあ……隙間に大ぶりの四つ葉でも入れると、だいぶ印象が変わるかも?<まだ挑戦してもいないのに、いきなり改造を考えてどうする
あとは「1 ミニドイリー」の、糸を一本渡す技法もマスターしてみたいし、なんちゃってケルティックになっている「7 ミニドイリー」もぜひやってみたい。「23 ドイリー」の密度のコントラストが大きなところにもめっちゃ心惹かれるvv でも23なんて編み図見ても、何がどうなっているのだかさっぱりで(@_@)
……とはいえ、この本はある程度知識を得てから読んでみると、使用糸がオリムパスのエミーグランデ(#20相当)と同じく金票40番の二つのみと、聖光院先生の本に比べてそういう意味での難易度は低めでした<あっちは#70とか100をガンガン使用している なので頑張ればできないこともないだろうという、希望は湧いてきました。
難点は、技法の説明などが実にざっくり、この本の中で使用されている基本的な点だけというところでしょうか。糸始末の方法も、結んでボンド垂らして固まったら切るという、それしか載ってません。 あと、似たパターンを組み合わせたモチーフが多いため、中心部はあっちのページを、2段目はこっちのページを、最終段はこのページを参照、みたいな感じで行ったり来たりしないといけないのもいささか不親切かと。
なので初心者が一冊目に選ぶ本としては、やはりあまり向いていなかったと思います。 他の本やネットなどで、ある程度の基礎を学んでから手を出したほうが良さそうかと。って言うか私もほんとにこれ役に立てられるのかな……(汗)
追記: ひとまず「7 ミニドイリー」を始めてみました。
なんちゃってケルティックタティング(要素が立体的に交差しているモチーフ)、めっちゃ難しいッス_| ̄|○ チェインの長さがまるで揃ってないし、三葉の形も歪んでるし。 おまけに繋ぎ場所を間違えて、まるまるひとつぶん三つ葉とロングチェインほどく羽目になった時には、もう心が折れるかと。 ……ちなみにこの立体交差部分、書籍ではシャトル一個と『シャトルと同サイズ程度の糸巻きに巻き直した糸玉』を使用する説明になっています。 それをいきなり自己流で糸玉から直接結おうとしたりするから、こんな面倒なことになるんですよね……ははは……(遠い目)
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No.8019
(読書)
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……なんとか最後まで結い上げました。
藤重すみ「優雅なタティングレース」より、なんちゃってケルティックな立体交差部分がある「7 ミニドイリー」です。
……なんというか、まあ、うん。 そりゃ私だって最初からばっちりに作れるとは思ってませんでしたよ? それにしたって何かがおかしいと、途中で気づいてはいたのですよ。
違和感に首をかしげながらも、三つ葉部分を4つぐらい結い終えて、いったん中断。 それから写真を撮って今日の記事の下準備しつつ、編集作業しているうちに気が付きました。
チェインの長さが揃ってないとか、ところどころ三つ葉が歪んでる=目数を間違えてるとか、そういう部分以前の話でして。
……交差が全部、見本写真と逆になってる…… _| ̄|○
これが別に問題のない部分なのか、やっぱり問題なのか。 さんざん写真と実物を見比べている内に、だんだん判らなくなってきました。
書籍や余所様の完成写真では、交差部分がもっとしっかり絡まっているように見えるんですよね……なのに私のはどこか物足りない印象がするんですよ。 それは果たして交差が逆になっているせいなのか。それともそこは別に関係なくて、単に私の技術が低い&指定より細い糸を使っているからなのか、いったいどっちなのかがもう判りません ┐(´〜`;)┌ <指定糸はオリムパスのエミーグランデ(#20相当?)・私が使ってるのはダイソーの#40
試しに画像を反転させてみたら、見本写真と同じになってるような気もするんですが……何度も見比べているうちに、本当におかしいのかどうかすら判らなくなってきて(−ー;)<これがゲシュタルト崩壊というやつか
そんな迷いを抱えた状態で続けていれば、ミスも増えるし、それに気付いてもわざわざほどいて直す気が失せてくるというもの。
どのみち三つ葉部分の目数なんかがしっちゃかめっちゃかなので、もう一回挑戦し直したほうが良いのは確実なんですが。 しかし挑戦し直した後に並べて比較するためにも、この一枚目はいちおう最後まで仕上げなくちゃいけない。それに私の手癖で波打ったりお椀状になるようなら、目数調整しなくちゃだから、その確認もしないとですし。 その一念でどうにか最後まで続けましたが、テンションは下がりまくり。
結局仕上がりは、こんなレベルに落ち着いたのでした。
……まあ目数調整は必要なさそうだと、その結論が出ただけで良しとしますか。 中心部分もそうですが、このモチーフ最初はかなり波打ちます。でもそれぞれの葉っぱが細くなるよう整えてやれば、アイロンなしでも↑の写真程度には平たくなりました。これでアイロン仕上げすれば、もっとマシになるんじゃないかと。
そして外側の段にはめっちゃ手間がかかるので、無理にマジックスレッド使う必要ないっていうか、そこにまで労力を割いていると、確実に他を間違えたりチェインの長さが揃わないという結論に達しました(苦笑) どうせ三つ葉の根本で結い終わるんですから、葉っぱ同士が接触してる部分に糸端を縫い込めば、2本ぐらいはそんなに目立ちませんし<結い始めの2本はリング内部に編み込んである
あ、真ん中部分はやりますけどね、マジックスレッド。すぐに結い終わる上に、チェインの角度と長さがすっごくマジックスレッドやりやすいデザインなんで。
……しかしダイソー糸って、こんなに使いにくかったですっけ? こないだ「湖の華」結った時はそんなに思わなかったのに、今回はリング作成時にとにかく糸がよじれまくって、互いに引っかかりまくり。もうね、半目ごとのトランスファーすら満足にままなりません。これはめさめさストレス溜まります。 やっぱりダイソー糸はもう止めて、オリムパス一本に絞ろうかなあ……でも大玉一個しかないと、複数作品同時進行するときに不便なんですよねえ。糸玉と作りかけが繋がった状態になるこういうモチーフを作る時は特に<他でシャトル糸がなくなった時に、巻き足しができない(><) でも50g玉3個と200g玉1個じゃあ、ほとんど値段変わらんからすごく損した気分になるしなあ……
2017/02/07 追記: 結局、やり直しました。 満足行く仕上がりにはなりましたが、問題は結い方ではなく最後の形を整える部分だったような……
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No.8020
(創作:: タティングレース)
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けっこうするんだ
2017年02月07日(Tue)
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子供の頃、珍しいんだぜ〜〜と噂になっていた、昭和三十三年発行の十円玉。 縁にギザギザが付いた十円硬貨としては最後のもので、発行部数も少ないのだとか。 それは知っていたんですが、 ふと通りすがりのアフィリエイトに表示されていたので、何となくクリックしてみたところ……
え? 送料抜きで40倍の値段ですか?? ……せいぜい100円程度だと思ってました。 珍しいってのは本当だったんですね。
ちなみに、
持ってますww 一時期、ギザギザついてる十円玉があるたびに年数を確認していたら、たまたま見つけました。 これからも失くさないように保管しておくとしましょう。
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No.8021
(その他)
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なんちゃってケルティックな、「優雅なタティングレース」の「7 ミニドイリー」。 改めて交差部分が書籍と同じ方向のものを作成してみました。
うっしゃーー! そうだよ、私が求めていたのはこれなんだよ!!
この、チェイン部分が互いに絡み合っている感じ。太いロープ状の部分とその間のコントラスト差。 何となくイメージ的に、古代っぽい壁画的な絵で描かれる樹木の幹を思わせるような、そんな雰囲気に私は心惹かれたのですvv
昨日のものと並べてみると、こう。
左が昨日のもの。右がリベンジバージョンです。 雰囲気の違いは一目瞭然でしょう。
……正直を言うと、やはり途中までは「作り直しても、あんまり変わらないなあ。交差部分がどうにも物足りない気がする……(´・ω・`)」と思っていたのですよ。
しかし諦めずにあちこちの画像と眺め比べていて、ふと電撃のようにその衝撃はやってきました。
「整え方か!?」
そう、問題は交差の向きや結い方ではなく、最後に形を整えるやり方だったのです。 拡大してみると、こんな感じ。
左側のものは、三つ葉の根本からすぐに、チェインが外向きに開いてしまっています。なので真ん中に大きな隙間ができているのですね。 一方で右側は、三つ葉の根本でチェイン同士を揃えてくっつけたのちに交差しているため、隙間が開きません。むしろチェインの長さが足りなかったと思うほどです。
そう、気がついてみれば、何の事はない。たったそれだけのことでした。
まあ、今回は「今度こそ失敗しないように」という意欲が続いたため、目数の間違いが……皆無とまではいきませんが、比較的少なく、全体的なバランスも昨日のものより整っていますが。 ……いやそれ以前に、指定された通りの太い糸を使用していれば、良かったんですが<太い糸だともうちょいボリュームがあるせいか、根本からいきなり開いていても絡み合ってる感がする
もうちょっと早く気がついておけば、わざわざ二枚目を作る必要、なかったかも(苦笑)
悔しいから、何度か触れた大きな糸玉を巻き直さずに、直接この交差部分を結っていく方法をメモしておきます。 写真が多いので、次の記事へ →
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No.8022
(創作:: タティングレース)
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昨日は先月を上回る今シーズン最大の寒波とやらがやってきて、またも雪の中を徒歩出勤する羽目になりました。 で、やはり体力を消耗したのか、夕食後には早々にダウンして布団の中へ。 夜中に目が冴えてしまうかと思ったのですが、幸い朝までしっかり眠ることができました。 で、英気を養えた本日は、先日も思った通り、タティングレースの新しい技法に挑戦することに★
藤重すみさんの「優雅なタティングレース」より「1 ミニドイリー a」です。 ダイソーの#40で直径は5cm程度と、これだけだとかなりのミニサイズ。 この本の中でもまず一番最初に掲載されている、ごく基本的なパターンです。使うのもシャトル一個だけですし。 しかしですよ、リングの間を糸が1本渡っている、そこのところがワタシ的には新しい技法なのです。
この「最小単位が糸1本」というところが、タティングレースの繊細さをもたらす大きな要因であり、使いこなせれば作品の幅が大きく広がること請け合いなポイント。
……しかしこういう「目分量で揃えて下さい」的な作業、めっちゃ苦手なんですよ私は(−ー;)
いちおうテキストには、エミーグランデで8ミリ・金票#40は5ミリの長さで渡すと書かれています。でもそんなのはあくまで目安ですし、作ってる途中でいちいち定規当てる訳にもいきません。 とりあえず最初の一箇所はエコクラフトで作った自家製ピコゲージを使って大体の長さを決め、あとはそれと同じぐらいになるようにして進めていきました。
そして今日もやってくる、糸始末地獄。 今回は一番最後のリングに両側から2本、まとめてマジックスレッド導入糸を仕込んだのですが……
最大瞬間糸数、シャトル糸含めて6本ですよ、はっはっは ┐(´〜`;)┌ しかも私は導入糸を軽くより合わせて使ってますからまだマシな方で、これ普通に二つ折りにしただけのミシン糸だったら、いったい何本になるんだ!?
……まあ普通の人は、もっと導入糸を短くして、そんなにかさばらないようにしてるんでしょうけどね。私は↑に写っているように、輪に結んだ導入糸をシャトルに引っ掛けて、まとめて結いこんでいくのですよ。なのでどうしてもこれぐらいの長さは必要でして……シャトルの先端だけで結び込めるように精進しろって? ごもっとも(乾笑)
でもまあマジックスレッドのおかげで、自分でもどこで糸始末したかよく判らないぐらい、自然に仕上がるようになったのは重畳です。 それより気になるのは、一段目から二段目に上がる際、スプリットリングを使うせいで真ん中の円が微妙に歪んじゃうところですな……これを何とかするいい方法はないものか(悩)
そして実は二段目に上がった時に持つ方向を間違えて、うっかり中心のリングが裏返しになっちゃってるとか。 隣と繋ぐためのピコを目数調整なしに小さくしたせいで、お椀状になる寸前ギリッギリ状態だったりとか。突っ込みどころは多分に存在しているのですが。 それでもなかなか可愛い仕上がりになったので、自分としては満足です。個人的には、接続ピコを大きくするより目数で調整したほうが、この可愛さが残ってくれそうだなあ<周囲のリングがひと繋がりの鎖っぽく見えるのが、書籍に載ってる見本写真よりも好みな感じなんです
あ、あとですね。 先日からいろいろ探していた、↓これの代用品にできそうなものなのですが。
■タティングレースホルダー - 刺しゅう教室 https://www.kinuya.biz/2014/06/17/タティングレースホルダー/
ダイソーの20g玉が入って、手首にかけられて、内部でうまい具合に糸が転がって、残容量の確認もしやすいもの。でもって途中で玉を取り出したい時にも糸を切らずにすんで、あと値段が高くない!(←これ最重要ポイント)
そんな条件のもと、いろいろ ―― ほんとうにあちこちでいろんなものを見て回っていてですね。 ……なんだかだんだん、どうでも良くなってきたっていうか(苦笑)
気がつけば、こうなっていました。
レ ジ 袋 www
いやだってこれ、すべての条件をきれいに満たすんですもん(笑) 片付ける時にはシャトルや作りかけもいっしょに中に入れて、糸玉ごと軽く丸めてしまえば、かさばらないうえにホコリや汚れも防げますし。
アレなのは「見た目」 だ け ★<普通はそれが一番のこだわりどころ
百均で、塩ビか何かでできた透明のこういうポーチ、ないですかねえ。こう、筒状の形してて、上部の円形部分をファスナーでぐるっと閉める、洗濯用ネットにあるみたいなタイプ。
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No.8026
(創作:: タティングレース)
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2日と4日じゃ大違い
2017年02月15日(Wed)
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締め切り間近だったCAD仕事が、ちょっと期限伸びました。 作業日数残り2日とギリギリ4日は、物理的な点でも精神的な面でも大きく違うよ(ため息)
梁が……梁の太さが……開口部の位置と幅が……(ぶつぶつぶつ)
とりあえずお昼休みには、きっちりパソコンから離れてひたすらレース編みしてます。 あそこで作業続けたり持ち帰りなんかしたら、絶対に際限がなくなって潰れる……
とりあえず本日の進捗>
なんとか縁編みに突入。 ……マジックスレッド用の糸編み込みつつ、ひとまず結い始めの糸端の始末をし終えるまでに2パターンかかりました(−ー;) 最大の誤算は、シャトル糸までが縁編み開始早々尽きてしまったことでしょうか。 この2パターンで、結い始めの2本+新しいシャトル継ぎ足しでもう2本糸始末してますからね……つ、疲れた…… あとはもうこのまま、LサイズMAX巻きで最後までたどり着ければ良いんですけど(ため息)
あ、モチーフaの必要糸量は、さすがに臆病になりすぎてました(−ー;) 両手広げた長さ×10で2枚結ったら、最終的に×1.8ぐらい残っちゃいましたよ……そしてもったいないからとそれで縁飾り結い始めたら、あっという間になくなり糸繋ぎの手間が超大変に。 結論、モチーフaの必要糸量は、#40で一枚につきだいたい両手を広げた長さ×4.5ほど。Lサイズシャトルに×9巻けば、充分余裕を見たぐらいってところかと。
あと、研ぎ直した水色Lシャトルの使い心地は、さすがにちょっと尖らせすぎていたようでww ただでさえ大きいから指を突きまくるのに、それはチクチクともう。あと間違えてほどく時もしばしば糸を割り気味になります。 尖らせればいいってもんじゃないんですねえ(しみじみ)
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No.8030
(創作:: タティングレース)
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更新情報(2017年02月17日)
2017年02月17日(Fri)
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「閲覧室」の「オリジナル小説書架」に、「鵺の集う街で」後日談「... A kindness is never lost.」前編をUPしました。 シリーズ目次はこちら。
今回は前後編。 本編に入れられなかった、裏側では実はこんなことがとか、その後にはこういうことが、というちょっとしたフォローを拍手SSにしようと思ったら……短編通り過ぎて前後編になっちゃいました。 はい、いつものことですね(苦笑) 一括DLファイルは、この前後編を終えたら作成します。
なお今回ずらずらと列挙されている書籍タイトルは、完全に私の趣味ですww まあ原題(あるいは英語タイトル)と邦題に、ギャップがあって楽しいものを選びはしましたが。 あとこの時代の言語は、いちおう英語をベースにした標準語で統一されているという設定です。
ああしかし、日焼けも破れもしない紙書籍って、むしろ私が欲しいです……図書館レベルで書籍データが詰まった携帯端末も、繋ぎ放題な高速回線も憧れる……我がキャラながら羨ましい……
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No.8032
(更新)
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これも苦手克服に
2017年02月19日(Sun)
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タティングレースにおける、長いチェインが苦手な私。 しかし苦手なままでは今後の幅が狭くなると、そこはあえて挑戦してみることにしました。
22目と40目のチェインが、S字を描きながら連なっていくデザインです。 ……ただ実際に始めてみたところ、間にリングが挟まるために、実質62目連続という恐れていた事態は免れました(苦笑) それより難関だったのは、シャトルひとつでチェインの両側にリングを配置すること。 編み図では8の字を描く方法で作成していくのですが、これがけっこうねじれやすく、きれいに収まりがつきません。以前、「湖の華」を作った時は、スプリットリングを組み込んだ結果としてシャトル2個使用になったため、違和感のない仕上がりになったのですが、今回はさすがにちょっと。ここだけのためにシャトルに大量の糸を巻くのは、けっこう……かなり辛いです。
なので試しに、向かい合うリングの手前もしくは1個目と2個目の間で糸を交差する、シューレーストリック(SLT)を入れてみました。
薄紫の矢印が、編み図通り普通に8の字で結ったもの。 赤い矢印部分が、一度糸を交差させたものです。 赤い矢印のほうが、いくぶん収まりが綺麗だと思いませんか?
二色使いの場合はどんなふうに色が出るか判りませんけど、一色で結うなら、こちらのほうが良さげなのではないかと。
■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース SLT (1) (シューレーストリック) http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-475.html
あ、あとLサイズシャトルのグリーンの方も先が折れたので、ついでにフローラの薄ピンクと合わせて再び研ぎ直しをば。 ほんとに消耗品だなあおい……
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No.8034
(創作:: タティングレース)
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2017年02月22日の読書
2017年02月22日(Wed)
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本日の初読図書: ■「ヒトクビオロチと生けにえのクロ」 http://consider21.web.fc2.com/
村の娘に一目惚れした旅の青年によって、ヤマタノオロチは討伐された。話の通じるひとつの首だけを残して。 そして時は流れる。青年の孫にあたるクロは、ヒトクビオロチとなった一頭を慰める生贄として過ごしていた。村人たちはオロチを恐れ、また若い娘 ―― 自分とは無関係の人間 ―― を犠牲に得ていた安寧を失わせたことで、青年に連なる一族を疎んじている。孫娘であるクロと、まだ幼いその娘ミュステ。今となってはたった二人残された彼女達の味方は、近所のファタおばさんと……そしてオロチだけだ。 娘とオロチと話をしながら、槍を振るう訓練をする。そんな毎日を過ごしていたクロだったが、しかし季節外れの疫病が流行し始めた中、村人たちはオロチとクロのせいだと言い始めて……
上中下+エピローグの中編で、さらっと読めます。 とりあえず八岐の大蛇と聞いたら、そりゃチェックせずにはいられないでしょうww ヒトクビオロチという語感も面白いです。 クロの年齢は二十一歳。娘は四歳。あの時代ならむしろ年増レベルなんでしょうか。 雰囲気的にはあんまり古代っぽいところはなく、「朝食、着替え、洗顔、歯磨き」とかレシピだのトングだのといった単語が普通に出てくるので、ファンタジーものとして読むほうが楽しめるかと。オロチ退治したのも別にスサノオではなく、「スダ様」ですしね。あと草薙の剣じゃなく槍だったり。 なにはともあれ、今後をいろいろ妄想したくなるお話でしたvv
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No.8037
(読書)
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いよいよ未知の領域
2017年02月23日(Thr)
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に、入ったケルティックなドイリー。
三段目の半ばぐらいまで進んでいます。 この三段目はシンプルかつこまめな入れ替えがあって、楽しいですね。三つ葉部分の目数は二段目でさんざん繰り返したのと同じですし、その他の箇所もすべて5目と3目の組み合わせと、実に覚えやすく。 ただ怖いのは、うっかりちっちゃいリング三つのところで作り間違えることでしょうか。 このリング、ごく小さい接続用ピコがひとつついているだけなので、一度閉じちゃうとこじ開ける難易度が高そうで(−ー;) しかもこの糸、ただでさえすべりにくいのに(汗)
あと余所様でもよく言われてますが、このモチーフはすっごく波打つんですよ。 一段目の三つ葉×4はもちろんのこと、二段目のねじりが入った三つ葉×12など、結い上がった直後はぐねんぐねんです。それを軽く湿らせてから、シャトルの先端や楊枝を使って一箇所一箇所整えて。上から濡らしたハンカチ被せ、アイロン当てたらようやく平たくなってくれるぐらい。 今回も二段目が仕上がった状態でいちおうアイロンしたのですけれど、三段目を作っていく内にまた二段目がうねうねし始めてます。 三段目自体は、三つ葉の間にあるリング部分である程度吸収されるせいか、比較的おとなしめなんですけどね……この調子で四段目や六段目の三つ葉を作っていったら、どんな収まりになることやら ┐(´〜`;)┌
とりあえず作業をしてない間は、上から大きめの辞典を乗っけてみたりとか。これでプレスされて落ち着いてくれると良いんですが。 ……ってか、現段階で直径15cm強になりそうだから、次の段にいったらもう、辞典からはみ出しちゃうなあ。
ちなみにその大きさ、やはりダイソー糸バージョンに比べると、一回り小さいです。
二段目終了段階で、ピコを入れると1cmぐらい直径が違う。 書籍で指定されているのより細い#40の糸を使っているので、掲載されている完成サイズは参考になりません。 ……ううむ。これは締め過ぎなのかどうなのか。 このモチーフを#40の糸で作成して、かつ直径サイズまで書いてくださっているサイトさんを一箇所しか見つけられず。そちらではおよそ8cm強……あれ? 締め過ぎかと思ってる今回のやつより、余所様のもののほうがさらに1cm近くもちっちゃい??
■赤裸々レース 優雅なタティングレース Doily 8 円形ドイリー 2 http://sekiraralace.blog.shinobi.jp/Category/60/3/
……糸のメーカーが違うせいなのか、本当に締め具合の問題なのか、判らなくなってきた……(汗)
そしていろいろ検索していたら、別の方向で有力情報を発見。
■花月 | 交差のタティングドイリー2つ目 http://hanatsuki193.blog119.fc2.com/blog-entry-275.html
> はじまりを3つ葉のリングの3つめから始めれば良かったんですが、 > 1つめから始めてしまったので、最後のピコつなぎで混乱して、
そ れ だ !!
いや二段目の最後で、私もすっごいモタクタしちゃったんですよ。 いちおうねじれはせずに済んだんですが、糸始末の時もなんか結び目が表から見えちゃうようなというか、微妙に収まりが悪くって。 そっか……最初の三つ葉を三枚目から始めて、ぐるっと一周。最初かつ最後の三つ葉の一枚目を作り始める前に、リング2個と糸始末分残して糸を切断。作り始めのチェインに最後のチェインを絡ませてから、切った糸を別シャトルに繋いで一枚目の葉っぱをひとつ前の三つ葉とピコ繋ぎして作成。そして最後かつ真ん中の葉っぱを結えば……行けるかも!
その場合、糸始末をする際に最後のチェインの巻糸の方を、しっかり最初のチェインの根本らへんにかぎ針で通しておかないと、三つ葉の根本が開いてしまいそう。要注意ですか。
よし、四段目はそれで行くとしましょう★ 編み図にちゃんと書いておかないとφ(..)メモメモ
そして先達の方々、本当に情報をありがとうございます(合掌)
追記: 二段目を糸巻きと繋いだLサイズシャトルMAXで開始したら、三段目の三つ葉を8つほど作ったあたりでシャトル糸がなくなりました。 そして四段目は二段目の1.5倍かかるっぽいっから、この調子なら三段目の残りを結ったあとのシャトル糸でぎりぎり足りる……かなあ?
追記2: ……違う、四段目は二段目の三倍だ、三つ葉が三十六個ある(汗) 仮にLサイズシャトルMAXで開始しても、確実に一回は糸繋ぎが必要ですわ……ノーマルシャトルだと、MAXでも三回か下手すりゃ四回いくかも……しかも六段目に至ってはさらに×1.5倍で三つ葉五十四個って(滝汗) ……やっぱりLサイズシャトル便利だなあ、ふふふ……(遠い目)
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No.8038
(創作:: タティングレース)
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ここ最近の記事を読んでいて、おなじみの方は「ああ、そろそろだろうなー」とか思われたかもしれません。 はい、ここんとこちょっとストレス溜まるようなことが地味に続いていまして。 ……そういう時って、うっかりいつもなら買わないものをえいやっと購入して、気持ちを落ち着けたりしませんか?
そんな訳で、
クロバーさんの国外向けLサイズシャトル五個パック。逆輸入バージョン、買っちゃったーー(。・ ω<)ゞてへぺろ
このところしばらく国内向け二個入りのLサイズを使ってみて、意外と扱いやすいというか、大きめのものを作る時の糸繋ぎ回数激減というメリットがめちゃめちゃありがたくって。 そしてこないだ久々にノーマルシャトルを手に持ってみて、「え、ちっちゃ!?」みたいな(苦笑)
それにシャトル二個使いのものを出先で作成する場合、やっぱり予備シャトルも一緒に持っておきたいじゃないですか? 糸巻いた状態で。でもってその場合は、色違いのほうが何かと便利なんですよ。でも国内向けのLサイズシャトルは二色しかなく、私は未だにそれらを効果的にペイントする方法を見つけられていません<糸が引っかかったり、すぐに剥がれてきたりする
要するに欲しかったんだいっっっ(開き直り)
海外向けに生産されているシャトルなので、Made in Japan の表記こそあるものの、パッケージ表記はすべて外国語です。
四ヶ国語で書いてあるんですかね? これ。 たぶん「ビーズを使った大きな作品でもバッチリですよ〜」とか「すべり止めが大きいので持ちやすいッス」みたいなことが書いてあるんだと思います。 ← 英語で単位落としかけた人間の適当な推測
あと、ちょっと心配していた、国内向け二個セットとの色かぶりですが。
まったく問題ありませんでした★<グラデっぽく並べてみた ぴろっと糸を出しているのが、以前買った国内向け二個セットです。こうやって混ぜちゃうともう、どれがどうセットだったか判らないぐらい、違和感ありません。 ああ、この寒色系パステルトーン(*´Д`) やっぱりピンク系のフローラより、こちらの方が私は好みです。
うっへっへーー、これだけ数があれば、「白糸二個使いで縁編みしたいのに、段染め糸で埋まってる(><)」なんてこともなかろうてww
……とか言ってると足りなくなるのが、沼にハマった人間の宿命らしいのですが。
いやほんとにね。私ももう、沼に片足突っ込んでるのは判ってるんですが。 だって気がつけば↓こうですからして……
Lサイズシャトル7個、ノーマルシャトル8個。合計15個。 さらにシャトルワインダーと、タティング用かぎ針(自作)が指かけ用と首かけ用のふた〜つ。携帯用のスライド糸切りバサミも、これ用に買っちゃったし。
お金も場所も取らないからって始めたはずのレース編みが、どうしてこうなった _| ̄|○
これだけ揃えちゃったら、あとのこだわりどころはもう、糸と編み図ぐらいですよね……50gで400円ちょいなんて安物じゃなく、金票とか紫野とかの、編みやすくて耐久性もありそうで、なおかつカラーバリエーションが豊富な糸……そして、いろんな技法や編み図が掲載された書籍!! ネット上の無料フリーパターンと自己流では、やっぱりいろいろ限界があるのですよ……
いまめっちゃ気になっているのは↓これとかなんですが。
ケルティックタティングの書籍なんですけど、中がどんなのなのか試し読みできないのがネックなんですよね……デザインが好みなのかもそうなんですが、まずそれ以前に自分が洋書を読み解けるのかとか、ちゃんと編み図が乗っているのかとか(洋書では完成写真と文章だけ掲載というパターンも多いらしい)で。 特に立体交差要素のあるケルティックは、文章オンリーだと理解が辛そう。 でも面白そうなんだよなあ。誰か詳しいレビューしてくれてないかしら……
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No.8040
(創作:: タティングレース)
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2017年02月25日の読書
2017年02月25日(Sat)
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本日の初読図書: ■冒険者クビにされたので、嫌がらせで隣にスイーツ店ぶっ建ててみる 〜20話 大学芋 http://ncode.syosetu.com/n4957du/
魔物を倒すと、人はレベルアップしてゆく。しかしその成長速度は各々で異なる。ゴブリン一匹でレベルアップする者もいれば、十匹倒してやっとという者もいる。 大手一流ギルド「フェニックス」に所属する、新進気鋭のパーティー、ブレイブ・ブレイブ。六年前に結成されたそのパーティーは、全員が十八歳。そしてレベルは100を超えていた。……たった一人を除いて。 全員が同じレベル3で結成したはずなのに、ただ一人マツスケだけは、未だにレベル6でしかなかった。タートルと呼ばれる、極端にレベルが上がりにくい体質のせいでだ。 そしてその日、マツスケはついにギルドマスターよりクビを言い渡された。 お前がいるとギルドの品位が下がるから、と。パーティーの仲間達も全員がそれに同意した。彼らは通常よりも成長が早いラビット体質であったのだ。むしろここまでよく自分に付き合ってくれたと、マツスケは複雑ながらも納得し、頭を下げてギルドをあとにする。 しかし直後に、彼は知ることとなる。 自分がギルドマスターと仲間達に、騙されていたことを。 ギルド登録する際に参加させられた儀式。それは「亀兎交換」というタチの悪いものだった。一人の体質をタートルにする代わりに、他の四人をラビットにするという代物だ。つまりメンバー四人はマツスケを犠牲にして、自分達だけが強くなろうとしたのだ。 驚愕したマツスケはギルドに取って返すが、彼らの反応は冷たいものだった。 騙される方が悪い。報酬はいつも五等分だったのだから、優しいだろう。弱いくせに有名パーティーの一員で、良い気分でいられたじゃないか。 口々にそんな言葉をぶつけてくる。 さんざん己を利用して、不必要になったらポイ捨てする。人は何度も騙されて成長するのだと言い放つ。そんなギルドマスターに、温厚なマツスケもついに切れた。 「……わかったよ。こんなクソギルドこっちから辞めてやる! だがな、俺はこのままじゃ絶対終わらないぞ!」 「復讐か? いいだろう、やれるものならやってみろ、タートルが」 「誰のせいだ! とにかく、何らかしら仕返しさせてもらうからな!」 そう誓ったマツスケだったが、しかし決死の思いで千体以上のスライムを倒し、何十匹もゴブリンを討伐し……それでも彼のレベルは6のままだった。 隣の窓口では見知らぬ冒険者が、14からいっきに16に上がったと得意気に笑っている。ゴブリンを十体も倒してやったから、と。 あまりにも違いすぎる格差を突きつけられて、マツスケの希望は完全に打ち砕かれた。 しかしそこで、彼は運命の出会いをする。 スラムの薬屋の前で、一人の少女が行き倒れていたのだ。ぼろぼろになった上、腹にナイフが刺さっている彼女を見て、マツスケは薬屋に駆け込んだ。回復薬をと言うと、有り金全てを要求される。嫌なら帰れといやらしく笑う婆に、マツスケは結局、この六年間で貯めたすべての金を支払った。 そうして助けた少女を自宅へと連れ帰る。言葉も通じない、黒髪黒目の外国人少女。そんな彼女と出会い、救ったことで、彼の未来は大きく動き始めて……
男性の現地主人公と、異世界召喚されたけど役立たずだとポイ捨てされた女子高生(?)ヒロインのお話。連載中。 そんな二人は復讐の道に走る……その手段が、虐げてきたギルドの隣に甘味処を作るというあたり、陰惨さはまったくありませんww いやまあ何と言うか、少女 ―― 美咲ちゃんは、けっこうアレな感じで、拾ってくれたのがマツスケじゃなかったら、病んでる系の復讐魔になってた気配もあるっぽいんですが。しかしマツスケが、あれだけされてもなお人の良さを失わない……からこそ、全財産投げ打って見知らぬ少女を助けちゃうんですが……ので、それで相殺されて、お互いに良さげな感じで補い合ってます。あ、ちなみにラブラブ爆ぜろ的な。 そして美咲ちゃんは普通にレベルを上げられた結果、日本へのゲートを開いて自由に行き来することができるようになり。 マツスケはスキルに『料理エナジー付与』があったので、地球の食材やレシピを利用して超絶美味しい上に強力なバフ効果のあるデザートを作成できるようになって。 で、ギルドの隣に甘味処をぶっ建て、ギルドメンバーらの胃袋を鷲掴み。 もともとマツスケの人柄から、ギルドの中には彼に好意的な者も多かったので大繁盛。あげくあそこへは行くなと命令を出したギルドマスターに対し、じゃあ辞めて別のギルドに移ると言わせるに至るという(笑) そしてギルドマスターや元パーティーの仲間達、アコギな薬屋の婆にも甘味を振る舞い、中毒を起こす勢いで虜にするのですが……そこで彼らに対して要求する内容が、なんというか本当にマツスケなんですよ……あんた聖人か ・゜・(ノД`)・゜・ ちゃんと復讐は果たしつつ、それでも結果として誰もが不幸にはなっていない。 そんな雰囲気に、なんだか気持ちがほっこり。 最初の数話が不遇すぎて辛かったですが、5話あたりから楽しく読めました。
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No.8041
(読書)
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2017年02月26日の読書
2017年02月26日(Sun)
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本日の初読図書:
男前な姐さん、神谷生徒会長と田代の悪巧みから始まり、屋上で千晶への初ヒーリング。山本と英会話クラブの決裂、青木シンパの千晶襲撃と手のひらにアムリタエピソード。学園祭の千晶コンサートときて、最後は年末年始の巨大かまくらでグジ鍋まで。 なんだかんだで、アパートの良い年した大人連中が、ワイワイ言いながらかまくら作ってる場面が、一番楽しかったかもしれません。良いなあ、いくつになってもあんなふうにみんなで遊べるのって。
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No.8044
(読書)
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例のケルティックなドイリーは、四段目の三つ葉を17個作ったところで、シャトル糸が尽きました。 その前に糸を繋いだのが三段目の9個目の三つ葉でしたから、LサイズシャトルMAXで三段目を三分の一と、四段目を半分弱結えた計算ですか(糸はハイスターの#40)。 どのみち四段目では一回糸継ぎをしなければならないのは確定ですが、三段目はLサイズシャトルなら糸継ぎなしで行けそうですね。今回は二段目をMAXで始めた残り糸で三段目を開始しましたから。
……もしもまた今度挑戦することがあったなら二段目をMAXで開始。残り糸はシャトルごと取っておいて、三段目も別シャトルのMAXで開始。おそらく三段目はそれがほぼ空になるから、四段目を二段目の残り糸+新たなMAX巻きでやれば……どうだろう? 糸繋ぎが一回減らせるか、それとも四段目があとちょっとで足りなくなっちゃって結局また繋がなきゃならなくなるのか。……微妙だなあ(苦笑)
いやうん、糸に印つけて模様1ターンで何センチ消費してるか、ちゃんと測ればいいだけの話なんですけど。しかしそれって不要な糸に直接着色して、試し編みしてみるしか方法ないんでしょうか? あるいはシャトルに何センチ巻いたかちゃんと記録して、試し編みしたあとシャトルに残った糸全部ほどいて測り直すか。
うう、どちらもめんどくさい……どうせシャトルに巻くときさえ、どんぶり勘定だからなあ、私……
以下は愚痴吐き毒舌につき畳みます。
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No.8046
(創作:: タティングレース)
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レース編みの気分ではなく、読書もいまいち気が乗らなかったので、久々に脱出ゲームをやってみました。
■ミニリドル - Wicked Room http://neutralx0.net/room/wickedroom.html
公開されてから、もうそんなに経ってたのか……と、どれだけ自分が遠ざかっていたのかに少々驚きつつ、プレイ開始。 ミニだからすぐに終わるだろうと思いきや、難しい難しい。 結局攻略サイトにも頼りながら、なんとか……
くりあー★
いやはや、相変わらず Neutral さんのゲームは本当にクオリティ高いです。 他にもお気に入りサイトで未プレイのゲームがけっこう溜まってるんですが、さすがに本格的なのに手を出すのには、気力も体力もちと厳しいからなあ……
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No.8047
(電脳)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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