フランス式の裏目
2017年01月03日(Tue)
この年末年始には、久しぶりに棒針編みをやりました。 その際には復習を兼ねてネットでいろいろ検索もしてみて、今まで知らなかった技や、あるいは基本的なことを改めて知ることができました。 そのうちのひとつが、棒針編みにはアメリカ式とフランス式があるという事実。 ■メリヤス編み・アメリカ式とフランス式って知ってる? https://matome.naver.jp/odai/2144978778775862401 私は子供の頃に母からフランス式で教わりましたし、購入した本もみなフランス式で書いてあったので、これがスタンダードだと思っていました。 しかしネットで調べてみた感じ、アメリカ式のほうが初心者にはとっつきやすく、またアメリカ・イギリス・オーストラリアなど英語圏ではそちらのほうが圧倒的に多いのだとか。 なにより意外だったのは、フランス式の裏編みは難易度が高くて覚えにくいのだということ。 ■フランス式裏編み徹底図解|たた&たた夫の編物入門 http://www.tata-tatao.to/knit/fpurl/ ↑のページでは、フランス式の裏編みだけのために、「1万字以上の文章と38にのぼるイラストを使った前例を見ない解説書」だとのこと。 それぐらいに躓きやすい部分なのだそうです。 ……しかし私は、どちらかと言うと裏編みのほうが得意なんです。 以前にも書きましたが、ガーター編みのマフラーをしかも中細毛糸で編んだ時、一本分全部裏目で編みあげた前科があるぐらいです。 そんなに難しいっけ……? と首を傾げながらあちこちの動画や解説サイトを見比べた結果、私は糸の引き出し方が一般的なやり方とは違っていることが判明しました。 通常フランス編みの裏目とは、↓このように編むらしいです。 右手の棒針を次の目に差し込み、上から編み糸をかけて引き抜く。 しかし私のやり方はというと…… 次の目に差し込んだ右手の棒針を、編み糸の上に乗せて、奥に向かって押すように出す 糸を引っ掛けるという動きが省略されているため、動作が少なくて済みますしスピードも早いのです。 ただこの編み方には、ひとつ問題がありまして。 いや私はそれが普通だと思っていたので、今さら意識もせずに続けられるんですが 私のやり方で編んだ場合(赤)と、本来のフランス編みで編んだ場合(青)では、棒針にかかる糸の輪の向きが逆になるんですね。
本来の編み方(青)だと、前の目からの糸が棒針の手前を通り、後ろ側にまわってから次の目に向かうという、表編みと同じ方向になります。 私のやり方だとそれが逆になるため、次の段を編む際に右手の針を差し込む方向に気をつけないと、目がねじれてしまうのです。また減らし目や交差編みなどをする際にも、ねじり目にならないように注意しなければなりません。 ……でも、それが普通だと思ってたんですよねえ(苦笑) 常に糸の向きを確認しながら編む習慣がついているからこそ、編み目の構造が頭に入っていて、この間の「二目ゴム編みはぎ」なんて代物も、なんとか形にできたようなものですし。 なんでこの編み方が一般的じゃないんですかねえ……追記: ↑の記事を書いたあと、またネットをうろうろしていたら、こちらのブログさんを発見しました。 ■1目ゴム編みの編み方:棒針編みの基本【おばあちゃんの棒針編み】 https://knittingjapan.blogspot.jp/2016/05/ how-to-combined-knitting.html そう! これ、このやり方なんですよ!! 前の段が表編みの時と裏編みの時とで、棒針を入れる方向が違ってくる。そこにだけ注意が必要なんですが、それ以外はすっごく楽なんですYO! ■【おばあちゃんの棒針編み】と【フランス式の棒針編み】の違い。 https://knittingjapan.blogspot.jp/2016/04/blog-post.html ああ、私の編み目がきつくなりがちなのは、この編み方をしてるからというのもあるんですね…… 『書籍によっては、間違った編み方として載っています』というのはちょっぴりショックですが、しかし『東洋と西洋の「組合せ編み」Combined Knitting(コンバインド ニッティング)』という呼ばれ方は、なんだかちょっとかっこいいかもww
No.7962
(創作)
編み物熱が止まらない
2017年01月04日(Wed)
輪針持ってないから、メビウス編みできないんだよなあ……かーらーのーー、
久々に4本棒針で輪編みがしたくなったの図です(苦笑) ドミノ編みで残った百均アクリル毛糸を使っているので、これも編み終えたらタワシになる運命です。 風呂掃除の時は、手を突っ込んで風呂桶ゴシゴシできるのが便利なんじゃないかなって。 そして普通にぐるぐる螺旋に編んでいくと段差ができてズレてしまう、編み始めの位置と糸替えの位置を修正する技法を見つけ、試してみたのですが。 ■輪針の編み方その2(段ずれ操作の方法) : idylle.Mのblog http://blog.livedoor.jp/tricotidylle/archives/22077935.html 編みたい数より1目多く作り目。 輪に編む段の最初の目をすべり目で開始。一周したら、最後の目とすべり目した目を2目一度する。 ■段差のできないボーダーの編み方 | Atelier Knits http://atelier-knits.com/tutorial-jogless-stripes/ 色1で段の終わりまで編んだら、最後の目を左の針に戻してから、色2で最後の目と続きの新しい段を編む。 左の針に色2で編んだ最後の目がかかっている状態でストップ。 1段下の色1の目を引き上げて左の針にかける。 左の針の最後の目(色2)と、引き上げた目(色1)を、2目1度で1目にする。 ……二目ゴム編みで編んじゃたために、うまく行ったのかどうかよく判りません ┐(´〜`;)┌ これはメリヤス編みでもう一回挑戦するべきかなあとも思いつつ、さらにこんな編み方を見つけてしまい、手がワキワキとwwVIDEO うっわー、柔らかめのモヘア系とか、ちょっと細めの糸を二本取りにして太めの棒針でふんわり仕上げたら、お洒落なショールになりそうなvv ……ただし防寒性はあまりないかもしれないし、普段使いしてるとあちこちに引っ掛けて大惨事にもなりそうですが(苦笑) ああ、この編み方も是非試してみたいっっ《o(><)o》 ……やりたいことがいっぱいあるのは良いことですよね、うん。 そうそう、今日が仕事始めだったので、あのスヌードを巻いてチャリ出勤してみました。 うん、あったかすぎて、さすがに顔は出したww そして百均毛糸で編んだ部分も、全然チクチクしたりせず、むしろウール部分より軽くて柔らかい肌触りでした。 あのシリーズの毛糸使って↑の編み方したら、良い感じに仕上がってくれるかも……(どきどきどき)
No.7964
(創作)
2017年01月04日の読書
2017年01月04日(Wed)
本日の初読図書: 国家間の問題を調停するため、遠い砂漠の国ウルク帝国へと赴いていた、第一王子フリートヘルム。その護衛として付き従っていた騎士の一人が、驚くべき報告を持ち帰ってきた。なんでも王子の一行は砂漠で突然の砂嵐に見舞われ、離散してしまったのだと言う。かろうじて近くの街までたどり着けたその騎士は、行方も生死も不明な王子の無事を切望しながらも、国王の親書すら失った遭難者の身ではウルク帝国に助けを求めることもできないと、後ろ髪を引かれる思いでソルヴェールまで戻ったのだ。 もしもフリートヘルムが死亡していれば、第二王子グリードを押す派閥が勢いづき、王位継承者であるレティーツィアと国を二分した争いが勃発するだろう。 それを防ぐために、とグリードは告げる。ことがまだ表沙汰にならないうちに自分がウルク帝国へ赴き、秘密裏に第一王子の捜索に当たる。そうしてどうしても見つけられないか……あるいは遺体を発見した場合には、二度とソルヴェールに戻らない。あとは頼むと。 砂漠で姿を消すということの意味を、レティは言葉にされずとも理解する。その残酷な選択の行く末を。 しかしそれにはまだ早いと、彼女は頭を振った。そうして捜索には自分がゆくと宣言する。自分には、未来の配偶者候補の様子を調査しに行くという、国を出てもおかしくない理由が使えるのだから。グリードにはその間、国内で各派閥に対する工作などを行っていて欲しい、と。 政務に長けたマリアンネやウィラード、メルディをグイードの補佐へ残し、レティはデュークやアストリッド、グレイグをつれてウルク帝国に向かう。 ところが国境の砂漠を越えるためのわずか一日の間に、レティ達の一行もまた砂嵐に襲われてしまった。常識では考えられない規模のそれに、レティは身体ごと舞い上げられ……気がついた時には、砂の只中にある神殿跡とおぼしき廃墟に、たった一人で倒れており…… 積みっぱなしにも程があるだろうという間を置いての、ようやく12巻目読了。 ……そして「ウルク帝国編」ってことで、これ一冊で終わってなかった _| ̄|○ <まだ13巻目は買ってない ここしばらく、ミモザ祭に不在だったりで影の薄かった第一王子フリートヘルム殿下が、いろいろ巻き返す勢いで大活躍……活躍……? です。 この快活で真っ直ぐで、なんだかんだで兄妹思いな「お兄ちゃん」、けっこう好きなんですよねえ。 派閥や政治的しがらみが一切ない外国で、一介の遭難者として過ごすフリートヘルムは、すごく伸び伸びしているように見えます。レティと合流してからも、デューク(元親友)とレティの三人で会話している時など、ほんとに仲が良さそうで、ああ早く自国でも気兼ねなくこんなふうに過ごせるようになってくれと思いました。グリードだって、当人自身はもう完全にレティと和解してるし。 ……まあこの巻のラストでは、フリートヘルムが帰国するどころか、えらい事態に陥っているのですが(苦笑) っていうか、この展開だとフリートヘルムに大地の剣(癒やしの効果あり)を……なんてことを期待するのは無理かしら? 大地の剣だけは他人に授与するなって、他の騎士王からも口を酸っぱくして言われてるし。 最後の数ページは怒涛の展開。最初はボケボケに見えたカリム皇子の意外な素顔と言い、ゼノンの登場と言い、やっぱりこの方は次への期待を高めるのがお上手です。 むしろリアルタイムで続刊の発行を待っていたら、そわそわしっぱなしで耐えられなかったかも……
No.7965
(読書)
昨日動画を見つけた、棒針編みの透かし模様に挑戦してしまいました。VIDEO はい、棒針編みだけどレースですよーww 最近、透かし模様がマイブームです。 この編み方も、一見すると難しそうですが、慣れてみると意外に単調作業。 1段目 四の倍数+1で作り目する 2段目 全部裏編み(以下、折り返しの偶数段はすべて裏編みのみ) 3段目 1.3目1度して左の針に目を残したまま、掛け目で1目増やす 2.↑で残していた3目を、再び3目1度してから左の針から抜く 3.次の1目を通常の表編み 4.以降、1〜3の繰り返し 5.段の最後で2目残るので、それは通常の表編み 4段目 偶数段なのですべて裏編み 5段目 1.最初に2目表編み 2.3段目の1〜3と同様に繰り返し 3.この段は3目1度で終わる 6段目 偶数段なのですべて裏編み 7段目 3段目に戻る こんな感じで、横4目・縦は3〜6段目の4段で繰り返されていきます。 結果……
こんな感じに。 使用糸は推奨棒針5〜6号の並太。 それを10号針(左)、12号針(右)でざっくり編んでみました。
拡大図。 12号(右)だと、さすがにちょっとゆるすぎますかね。 10号(左)の方が、模様が綺麗に整ってくれている気がします。 でもぶっちゃけ目を離してる間に混ぜられたら、たぶん見分けがつかなくなるだろう程度には、あまり違わない仕上がりに(苦笑) ただ参考にした動画に比べると、ちょっとレーシー感が足りないような気が……うーん。なにが悪いんでしょう(悩) 光に透かすとこんな感じ 動画はアメリカ式で編んでおられたので、糸をかける方向とかがよく判らなかったんですよね……<最初の方は増し目部分がねじり目になってしまった でもこの編み方、面白い……ww そういえば先日、物置きの毛糸箱をあさってみたら極細ばっかり入ってたよな……極細毛糸なんて使わねえよとか思ったけど、極細の淡い色、むしろ真っ白いのを2〜3本どりにしてこの編み方したら、ふんわりした柔らかいショールが作れそうvv 問題は私が引き揃え(糸を数本どりにすること)で編んだ経験がないことと、今からショールなんか編んでたら、それこそ今シーズン中には終わらないってことですが。あと私は防寒用の実用向けショールしか使わない(駄目じゃん) ……でもちょっと、週末には毛糸箱をあさりに物置きまで行ってこようかな……(笑) あ、あと4本棒針で輪編みしてたやつも、一応完成しました。
風呂掃除用のアクリルたわしッス。 食器洗い用と違うから、スポッと手にはめて使うと便利かなあって。 でも二目ゴム編み止めがめっちゃ面倒だったので、次に作ることがあったら、メリヤス編みで行こうと思います。色変え時の段差ズレ補正の実験もリベンジしたいですしね。
No.7968
(創作)
更新情報(2017年01月07日)
2017年01月07日(Sat)
「閲覧室」の「オリジナル小説書架 」に、「鵺の集う街で」第十三章「未来へ向かって」と「エピローグ」をUPしました。 シリーズ目次はこちら 。 これにて第一話完結です。 サイト開設記念日である去年の1月7日に連載を開始して、ちょうど一年。 シリーズものとしてはともかく、ワンタイトルではもっとも枚数の多い話と相成りました。と言うかシリーズものを計算に入れても、既にかなり上位に食い込んでいたりするのですが。 ……そして目次ページをご覧いただければお判りの通り、本編に入れそこねた後日談的番外編が、スタンバイ中だったりとかするんですが(苦笑) さらに第一話と銘打っているからには、少なくとも第二話が(ry いやうん、なんというか、これって元々長年頭の中でこねくり回していたお話なのですが(少なくともサイト開設当時にはもう発酵が始まっていた)、実際に文字に起こしてみるとどんどん設定が膨らんでいくんですよね……特に脇役の過去まわりとか<恐らくは文字書きあるある そんな訳で、おそらく今年もメイン更新はこの鵺シリーズになっていくものと思われます。 他シリーズの続きをお待ち下さってる方には、本当に申し訳ありませんが……でもまあぶっちゃけ、ストーリーに区切りがついていないのは日月堂だけで、あとは読切連作的なものばかりですしね? ……っていうか日月堂も、以前「シリーズ終了お疲れ様でした」的な感想いただいたこともありますし、あれで終わったって言っても問題ないの、かも? ともあれ、当サイトも今日で開設17周年。 今年もまた、よろしくお付き合いしていただければ幸いです <( _ _ )>
No.7970
(更新)
それでも解決がついて助かったと思うべきか
2017年01月07日(Sat)
今日も試し編みをしたいものがあったのですが、次兄からのヘルプが入りました。 なんでも仕事で使っているパソコンで、「Silverlightは、最新のものではなく更新が必要なためブロックされました」という警告が出た。調べてみたら、通常なら Windows Update で更新されるはずなのにされてないってことは、 Windows Update がおかしいのではないかという記述を見つけた、と。 うちでそこらへんまわりに手を付けられるのは私だけなので、パソコンの設定を確認してみました。 すると Windows Update は自動更新の設定になっているのにもかかわらず、更新プログラムの最終確認日時が9月13日になってました。 どういうことよ(汗) ひとまず手動で更新プログラムを確認しようとしたところ……一時間近く待っても終わらない。 あれ……なんかこの症状、聞いたことある気がする、ような。 検索してみたら、案の定ヒットしました。 ■Windows 7 の Windows Updateが終わらない場合の対処法:簡易版 - ぼくんちのTV 別館 http://freesoft.tvbok.com/tips/windows_update/ windows7_not_proceed_update_ex.html > 問題が発生するケース > ・数ヶ月Windows Updateをしていない場合 > ・特定の更新プログラムをインストールしていない場合 うわあ……どっちもすげえ当てはまってるよ(乾笑)<定期メンテナンスしてるのは自分のパソコンのみ とりあえず、「Windows Update Client の最新版を利用する」と「ディスククリーンアップを実行する」という対処法があるようなので、まずはディスククリーンアップをしてから、パソコンを再起動して、もう一度更新プログラムを確認。 ……三十分経過。終わらない_| ̄|○ 仕方ないので「 Windows Update Client の最新版」とやらを入手するべく、さらにいろいろと検索。こちらのサイトにたどり着きました。 ■終わらないWindows Updateを爆速に治した方法 http://pokecome.com/fix-endless-windows-update#KB こちらから日本語のDLサイトに飛べたので、該当パッチを落として保存。 無線LANをOFFにしてから適用してみました。KB3020369 は既に入っており、インストールは KB3172605 だけですみました。 このインストールにもそれなりに時間がかかりましたが、なんとか終了。 その後またパソコン本体を再起動してから、ドキドキしつつ Windows Update を実行。 「更新プログラムを確認しています」……確認中……確認中…… そわそわする気持ちを、パソコン前で座りながらレース編みすることで押さえ、待つこと15分。 ようやく「ダウンロードしています」に表示が変わりました( T ▽ T ) あの時は、次兄と二人で良かった……と胸を撫で下ろしましたとも。 結局、13個の重要なプログラムが適用され、再起動後にまた1個の重要なプログラムが更新され、それが終わってようやく最新の状態になってくれました。 それから、そもそものきっかけとなった「Silverlightは〜〜」の警告が出たページを表示させてみると……よっしゃ! 出ない!! ……終わった頃にはもうヘトヘト。新しいことを始める気力は削られていました。 明日は編み物とかできると良いなあ……
No.7972
(電脳)
昨日できなかった試し編み、今度はこんなものに挑戦してみました。
ドライブ編みとやらの、さらに変形タイプです。 いや最近ちょっと手芸関連板に出入りするようになったら、今まで聞いたこともなかったような文言を目にすることが増えてですね。 ドライブ編みという単語もそのひとつで、はていったいどういうものなのだろうと検索してみたら、なんだかその透かし編み感が、まさにレーシーでvv
……そこでスタンダードなタイプではなく、いきなり変則タイプに挑戦してしまうのが我ながらどうかとは思うんですが(苦笑) だって↓こちらのサイトさんで紹介されていた、 ■プチマフラー3点 - ishi's knitting diary - あみものグループ https://amimono.g.hatena.ne.jp/ishi-knit/20061003 三枚目の写真。 この緑色のガーター編みが波打ってるやつが、すっごく面白そうだったんですもんww さっそく編み方を調べてみて、たどり着いたのは↓こちら。 ■ドライブ編みの編み方-手紡ぎ糸 紡ぎ屋 遊楽(ゆら) & Kudaishi Design Studio http://www.kudaishi.com/ドライブ編みの編み方/ テキストと動画で、非常にわかりやすく説明して下さっています。 なるほど、奇数段を編む時に針へ毛糸を巻きつけて、わざと、しかもきちんと長さの揃ったゆるい編み目を作っていくのがポイントなのですね。 そして通常は数段おきに1段丸ごと大きな目にするところを、この変則バージョンは互い違いにしかも少しずつ巻く回数を変えることで、こんなふうに波打った編み模様を生み出すと。 いやあ、面白い! 表目だけという、たったひとつの編み目を工夫することで、こんなにも変化を持たせられる。 やっぱり編み物って奥が深いなあ(しみじみ)
今回も余り物の極細毛糸を使用。 どちらも2本どりで、左が8号針、右が6号針です。 8号だと、通常のガーター編み部分が緩すぎますね。6号針もちょっと怪しいですが、たぶんこれは単に私の技術が拙いだけかと。 3本どりにすると、今度はせっかくの透かし部分が埋もれちゃいそうだしなあ…… この編み方は、サマーヤーンを使った夏用のストールなんかに良さそうですね。色もグラデーションの入った段染めが映えそうvv いや使わないし作らないけどさ……ああでも、なんかレシピを見ると1玉で作れるって……前に百均で見かけた白からモスグリーンへの段染めになった中細っぽい毛糸、あれちょっと使ってみたかったんだよなあ……(こらこらこら) そして以下はヒトコトお返事につき、記事をたたみます。
No.7974
(創作)
棒針編みで透かし模様第三弾。 今度は「 Spike Trellis Stitch 」とやらに挑戦してみたのですよ。VIDEO 相変わらず英語なので、解説はよく判りません(苦笑) 手の動きを見た感じの推定では、 ・作り目は4の倍数個。 ・奇数段 表目2、かけ目、右上2目一度。 2目一度で終わる。 ※表目の2個目がすべり目の上。右上2目一度は縦2列の右側部分。 ・偶数段 裏目2、かけ目、左上裏2目1度。 2目1度で終わる。 ※裏目の2個目がすべり目の上。左上裏2目1度は縦2列の右側(表から見ると左側)部分。 そんでもって、結果が……こう。
推奨棒針5〜6号の並太毛糸+7号棒針の組み合わせです。
……正直に言いましょう。舐めてました。 動画見た時は、単調な繰り返しだし簡単だわww とか余裕ぶっこいていたのですが。 これめっちゃ難しいッス(−ー;) 二段も編めないうちに全部ほどくこと実に4〜5回。その内ににっちもさっちも行かなくなって一回は糸切って廃棄。 改めて最初から編み直して、どうにかここまで到達するも、左上のところでまたおかしくなったのをどうしてもリカバリーできず……ここで編むのを止めたというのが実情です。 前の星型の透かし編みは、偶数段がすべて裏編みだったため、多少変になっても2〜3段ほどけばなんとか針を通し直せたのです。 しかしこれは奇数段でも偶数段でも2目1度とすべり目がびっちり存在していて、ほどくのすら難易度マッハ(汗)
これは小さい試し編みだったからまだ何とかなったようなものの、大物で失敗したらと思うと恐ろしいです。これで何かを作るのは、私には厳しそうだなあ…… しかし今回は私の変則編み方、「おばあちゃんの棒針編み 」式も祟った感があります。 裏目(偶数段)を編んだ次の段で、棒針にかかっている目の向きが通常と逆のため、奇数段の右上2目1度のやり方が通常と違ってくるんですよ……かけ目の糸かける方向も違ってくるし。 最初はそれに気づけなかったことも、手間取った理由かと。 はあ、模様自体はすっごく好みなんですけどねえ。消費する毛糸の量も少ないですし。 細めの並太と7号棒針の作り目24目で、横幅12cm編めるんですもん。 これでもうちょっと、失敗した時の直し方が楽だったらなあ…… そして最近のダイソーはすごいですね。 そろそろシーズンも終りに近いだろうから品揃えも入れ替わりそうだなあと思いつつ、近場で一番大きなダイソーに立ち寄ってみたのですよ。
今時は百均で輪針まで売ってんのかww 目数リングだってある上に、段数マーカーと兼用になるようなデザインだし。持ってるから買わなかったけど、縄編み用の凸型の針とか、目を休めるための大きな安全ピンみたいなのとか、基本的な編み物グッズがてんこ盛り。 私が子供の頃は、貴重なお小遣い握りしめて手芸店でどれを買おうかと悩みまくっていたと言うのに、最近の子供は羨ましいなあ……
No.7980
(創作)
次兄のパソコンも
2017年01月13日(Fri)
Windows Update を調べてみたら、 「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」設定かつ「利用できる重要な更新プログラムはありません」と表示されているにも関わらず、更新プログラムの最終確認日が11月半ばという謎状態だったそうで。 ……しかもうっかり「更新プログラムの確認」をクリックしたら、「確認しています」状態に入って30分たっても終わらない、と(遠い目) そんな訳でヘルプが入り、昨夜はそれに手を取られていました ┐(´〜`;)┌ まあ今回は、先日ここにメモしておいたURL にさっさと飛んで、該当パッチをDL。 パソコンの再起動してLAN回線を切ってから手動インストールを試した結果、 KB3020369 は既に入っていたので、 KB3172605 だけ入れて再起動。ディスククリーンアップしてからもっかい再起動。 Windows Update を走らせたら案の定、重要な更新を7個検出。それらをインストールしてさらに再起動した結果、無事最終確認日なども「今日」に変わってくれました。 手順は判っていても、待ち時間もろもろでけっこうかかりましたけどね……しかもつきっきりで見張ってないと次兄が不安がるから、ずっと終わるまでパソコンの前に座って見守ってたし。 こういう時にレース編みは役に立つなあ(苦笑) ……それにしても、つまりはバックグラウンドで更新プログラムを確認しつつも、それが終わらない内に電源を切るということをこの二ヶ月間くり返してたんでしょうか。 でも設定を推奨の自動にしていて、しかも手動で Windows Update 起動させたらグリーン表示で「重要な更新プログラムはありません」って出てたら、そこで普通は安心して画面閉じちゃいますよね……どうなってんだよマイク●ソフト(−ー;) っていうか、事務所(父)のパソコンも次兄のパソコンも Windows Update がおかしかったってことは、ほぼ九割型母のマシンもだよなあ……<面倒なので確認していない むしろ何故私のパソコンだけ無事だったのか。全部ほぼ同時期(半年内)に同じ店で買い替えた、同じ機種のマシンなのに。 単に私が長時間つけっぱなしで作業している間に、何時間もかかってることに気づかないまま、背景で Windows Update が終わってただけだったりして……<休日は半日以上ぶっ通しも珍しくない
No.7985
(電脳)
今シーズン初の積雪となった昨日ですが、そんな中はるばる山脈越えてお隣の県からやってきたpaoご夫妻及びもぐらさん達と、OFF新年会と称して呑んで参りました(苦笑)
左手前から pao ままさん 、goeさん、右奥から戻ってワチキさん 、pao ぱぱさん 、もぐらさん という面子です。 人によっては多くて年に二回、場合によっては数年も顔を合わせないこともザラ(むしろ会った回数のほうが少ない)というメンバーですが、いざ始まれば大いに盛り上がるという、実にありがたい顔ぶれです。 ……電子機器の話とか趣味の話とか、普段相手してくれる人がリアルにほとんどいなくてですね……・゜・(ノД`)・゜・ どれだけ喋りまくったかというと、私など二次会のカラオケスナックに移動する前に既に声が枯れていて、一曲も歌えなかったという(苦笑) ことに今回は、もぐらさんが先年突発性難聴にかかって左耳を悪くされたとのことで、二人して「片耳難聴あるある」で盛り上がってしまいましたww<その話題選択もどうなのか そして二次会場に移動しようとタクシーを呼んだら、雪のせいでいつに来るか判らないから、歩きながらお客さん下ろしたタクシー見つけて拾ったほうが良いですよとアドバイスを受けるような状態。 そら一度積もった雪が風で舞い上がって地吹雪状態になってるような夜に、わざわざ呑みに出る物好きな客なんて、そうそういませんよねえ(苦笑) まあ逆にそれでタクシーが余っていたのか、二次会場から帰宅時に頼んだタクシーは驚くほど早く来てくれて、23時半にはもう帰宅できていたのですが。 そしてその時間帯になると雪もやみ、雲の合間から実に見事な十六夜のお月さまがのぞいておりました。 足元の雪はもう凍ってジャリジャリいってましたが、それはそれでvv なにはともあれ、楽しい時間でございました。 ……普段不義理をしまくっているのに、お花見と新年会の年に二度、こうしてお誘いいただけるのは本当にありがたいことです(しみじみ) もう何年、この面子でしか呑んでないだろう…… ところでお土産でいただいた辛麺とやらは、どうやって食べれば良いのでしょう? さっと湯がいてうどん出汁とかでOKかしら……讃岐の辛うどんとやらは、カルボナーラソースを絡めても美味しいそうですが……
No.7987
(日常)
期待と不安半々で待ちかねていた、アニメ「鬼平」第一話を見たのですよ。 最近の自粛自粛に流されず、血しぶきガッツリ飛び散りまくっていたのは、個人的に◎。 殺陣のシーンは完全に人間の動きを超えていましたが……それはアニメだからまあありだとして(苦笑) 一番心配だった平蔵さんのキャラデザが、思ったよりはちゃんと年配になっていてホッとしました。 っつうか兎忠まで、えれえ老けてるんだが(汗) 粂八も、数ヶ月にわたる獄中生活の中で、ちゃんと髭面になってるし。そういうところをちゃんと描いてくれたのが嬉しかったです。 ……しかし粂八と平蔵さんの二人だけやけに美形なのがww 中年男のくせに睫毛長えよww 声も無駄に美声だしww<横で見てた父なんぞ「あの二人だけイケメンで見分けがつかない」とか言ってました ええと粂さん、十九で盗賊になってその数年後に破門されて、いま十五年ぶりにお頭と再会ってことは、三十代後半か……? 髭剃るとやっぱり童顔気味だよなあ。 でも小柄かと思いきや、捕り物時に平蔵さんと並んでる場面を見る感じ、平蔵さんより背が高い。いやむしろ他の与力達と比較するなら、単に平蔵さんの背が低いだけか……? やべえいろんな意味で滾るww そして冒頭、平蔵さんによる足釘蝋燭拷問シーンをしっかりやってくれたのは良かったんですが、改めて一連の流れを見ると、粂八を洗脳しているようにしか見えない自分がまた(苦笑)<極限状態まで痛めつけたあと一人で長期監禁したのち、共感を覚えさせるような優しい言葉をかけてやってる そして責任は自分が取ると言って大仕事を任せた上、一緒に雨に打たれながら判りきっている嘘を受け入れてやり、最後には俺のもとに来いって強制するのではなく「お前ほどの者がいてくれると助かる」って、働きを評価してやりつつ本人の自由意志に委ねるって……もうどう見ても全力で口説きまくってるよww これは絶対、薄い本が厚くなるwwww そして思ったのは、島田宿の相撲取りでかすぎるってか、粂八、相撲取りに思いっきりとどめ刺してないか……? あと今日は、なかなか興味深い書籍を入手できました★
私の個人的一押し「雪之丞変化」を書かれた三上於菟吉さんの、「美玉」とやらいう本です。書籍というか、もう古書と称して良いでしょう、これは。 中身は例によって旧字旧仮名。奥付によれば昭和二十二年に太陽出版社から定價六拾五圓で発行されたものなのですが……ネットで調べてもどんな話なのか情報が見当たらないんですよね。Wiki の著作リストにすらタイトルが載っていない。 果たして三上於菟吉オリジナル作品なのか、それとも何かを翻案したものなのか……まあ、実際に読んでみれば良いだけの話なんですが、今はなかなか読書の方にまで手が回らないんですよねえ。 あと、折れ曲がった&破れた状態で綴じられている製本ミスがあって、ちゃんと開けないページがあるのがネックです。……そーっとそーっと引っ張りながら努力すれば、なんとか解読はできそうな感じですが、スムーズにストレスなく読んでいくことはまず不可能。っていうか、うかつに開こうとするとページが破れるどころか、本そのものが背割れ起こして崩壊しかねません。 なんとか一回だけは解読して、あとはそこだけ抜き出してテキスト入力 → プリントアウトして挟んどくのがベストかなあ。追記: よく確認したら製本ミス部分の2ページほど前もページが盛大に破れていたので、余裕を見て丸4見開き分、ワードに打ち込んだうえで旧字体フォント使って小冊子印刷しちゃいましたww
8ページを入力しながら読んでみた感じ、恋人に裏切られた若者の復讐ものっぽいかな。ううむ、やっぱり読みたいけど他の積読やらやりたいことが〜〜(><)
No.7989
(映像)
なんだかんだでポチッとしてしまっていたこれの実物が……ついに手元へ届いたのですよ。
クロバーのタティングシャトルLサイズと、80番手のレース糸です。 Lサイズシャトルというのは、普段使っている通常サイズの当社比1.8倍ほど多く糸が巻ける、大きめサイズ。 そして#80のレース糸は、現在メインで使用しているものよりも、さらに細い糸です(レース糸は数字が大きいほど細くなってゆく)。 レース編みと言えば、何と言っても「蜘蛛の巣のような」という枕詞が思い浮かびます。 やっぱり憧れるじゃないですか。美しくも繊細なレースを、自分のこの手で生み出すのってvv 事実、例の「公爵夫人」だって、本来編み図で指定されている糸は70番です。さらに同じ本には100番使用などという、どれほどの細さなのか想像もできないような糸を使った編み図も載っていたりします。 レース編みを始めたからには、一度は挑戦してみたいと思うのが好奇心ってものでしょう? ……しかし、ではいざ糸の実物を見てみようにも、地元手芸店ではどこにも#40より細い糸は置いてありませんでした。取り寄せようとするとまとまった量(5玉とか10玉とか)でないとと言われます。 さすがに扱えそうかまず試すためだけに、その量は買えません(−ー;)<軽く5000円とかする Lサイズシャトルとて、できればまず実物を手に持って、指が短い私でも大丈夫そうか試してから、購入を決めたかったのですが…… 迷いに迷ったあげく、こつこつと貯めた楽天ポイントをつぎ込みました。ああ、このポイントは次回の新刊に使うつもりだったのに…… そんなこんなで、ようやく届いた実物ですよ! はあ……買っちゃったよ(ため息) ええと、まずは糸。 細いです(きっぱり) ネットで写真などを見て漠然と想像していた以上に、めちゃめちゃ細かったです。
上から順に、最初に結び方を覚えるため使い始めたダイソーの#20・現在メインで使用しているオリムパスの#40・そして今回購入したコルドネの#80。 ついでに比較対象として乗っけてある針に通っているのは、やはりダイソーで購入した ―― 番手は忘れましたが ―― 手縫い用のカセ糸です。 ……手縫い糸のほうが見るからに太いって、どんだけ……(汗) どうせ買うなら、100番は無理でも、70よりはいっそ80を! と思ったのですが……少々甘く見ていたかもしれません。 私の腕で、本当に扱いきれるのかこれ……(((( ;゜Д゜)))) ガクガクブルブル ちゃんと使いこなせるようになったなら、それこそネットで見かけるような、ちっちゃーーいモチーフを作成してネームストラップに挟んだりレジン封入してアクセサリ作成といった遊び方もできるようになるのでしょう。しかし失敗した時にほどける自信が、欠片どころか微塵も湧いてこねえ。 っていうか、最後の糸端始末とかどうするんだよこれ。どう考えても針で縫い込むとかできんぞ……今度はマジックスレッドでも覚えろと!? ┐(´〜`;)┌ まあ、そちらはぼちぼちやっていこうと思います。 とりあえず今は、歪み修正中のスクエアモチーフの固まりと、あとリベンジ中の「花筐」を一段落つけなければなりませんから。 そしてもう一方。Lサイズの大きめシャトルの方ですが。 まずは普通に、今までの通常タイプ(クロバー社のフローラシリーズ)との比較。
真上から見た時は、長さ1cm・幅4mmぐらいの違いです。この手の並べてみた写真は、実際ネット上でもちょこちょこ見かけました。 しかし購入するにあたって私が一番知りたかったのは、大きさよりも厚さの差でした。 指と糸の隙間を通す時に、ネックになるのは長さや幅よりもむしろ厚さだと思うのですよ。もちろん糸の残量が少なくなったりクルニー・リーフを作成する際などは、幅や長さも重要なポイントです。 しかし私が以前いろいろ試行錯誤していた自作シャトルを結局ほとんど使わなくなったのは、厚みがありすぎて指の間を通しにくかったというのが、なによりも一番の理由でした。 薄いシャトルなら、尻尾をちょっとつまんで角度を合わせればなんとかなります。しかし分厚いシャトルはそれができない。しかも自作シャトルは滑り止めがついていないから、いっそうつまみにくくかつ取り落としやすい。 なんだかんだで商業製品はよく考えられている。代用品はしょせん間に合わせの代用でしかないと思い知らされたものです(しみじみ) そんな訳で、同じことを知りたいという方の参考になればという思いも込めて、厚さの比較写真です。
右から順に、クロバー社の標準フローラ・Lサイズ緑・標準ショコラ・Lサイズ水色。そしてついでに自作代用シャトルです(笑) 定規のラインは1cmの位置にありますが、判りやすいようちょっとあおり気味に撮影して、Lサイズシャトルの上端とラインの高さを合わせてあります<Lサイズの厚さは実寸12ミリ 結果はご覧の通り。 ほとんど差などありません。1ミリ程度です。プラスチック部分の厚みよりも少ないぐらいでした。 むしろ一番左に写っている自作代用シャトルが、改めて見ると分厚すぎるww そりゃあ使いづれえはずだよwww こちらのシャトルもまだ実際に使ってみてはいませんが、扱いやすいようであれば、いずれはこれとかに手を出してみても……良いかも?(こらこらこら) クロバー社製のL型シャトル5個セット。 何故か海外向けにしか作られておらず、逆輸入されているためお高めの商品なのですが……色がめっちゃ好みでvv<そこか フローラシリーズも可愛いんですけど、個人的に寒色が好きなんです。 ましてやノーマルタイプのカリャフリャーなビビットトーンは、どうにも性分が合わなくて手が出せずにいたり。 なんでこの色合いの通常サイズを、国内でも販売してくれないんだろう……?<シャトルの色がダブっていると、巻いてある糸の種類とか、次にどちらを手にとって結えばいいのか混乱しがちになるのでした
No.7994
(創作:: タティングレース)
更新情報(2017年01月20日)
2017年01月20日(Fri)
閲覧室の「その他書架 」で、著作権切れテキスト「卷煙草 《 シガー 》 の灰」の掲載を開始しました。 原作はシャーロック・ホームズの『金縁の鼻眼鏡( The Adventure of the Golden Pince-Nez )』。前回の『名馬の犯罪』に引き続き、大正時代の三津木春影さんの翻案で、呉田博士シリーズのひとつです。 今回も今回とて、「ケント州の南方のチャタム」は「川崎の東の吉田」に、「一度文字を消して再利用した、十五世紀頃の羊皮紙の元の字」だったのが「豐臣時代の古文書の斷片」になっているという具合(笑) もう翻案の何が面白いって、こういうアクロバットな超訳部分ですよねww ただ原作冒頭の語られなかった事件についての記述などが省略されてしまっているのは、仕方がないとは言え残念でした。 呉田博士シリーズは、中澤醫學士(ワトソンさん)の扱いが原作以上に空気なのが、助手スキーとしては悲しいんですよねえ……
No.7995
(更新)
昨日の記事で書いていた、クロバー社のLサイズシャトル。 リベンジ作業中の「花筐」が、残り四分の一ぐらいのところでシャトル糸がなくなってしまったので、これ幸いと使い初めでっす♪
最初こそ多少は違和感もありましたけれど、使っていくうちにさほど気にならなくなっていきました。むしろ次にノーマルタイプを使ったら、小さくてあれっ? て思うかもしれません(苦笑) やはり幅や長さの割に厚さにはほとんど差がないため、持った時はすごく平べったい感じがします。あとちょっと重ためかな? ただすべり止めの範囲がだいぶ広いので、取り落とす頻度はむしろ少なくなったかもしれません。 なおこのモチーフはあまりシャトル糸を消費しないのでMAX巻きはしませんでしたけど、当社比1.8倍が本当なら、両手を広げた長さ×14ぐらいは巻けるのかな?<通常サイズにはMAXで×8巻いている そして案の定、こちらのグリーンには試作練習用ダイソー糸がいくらか残ってしまったので、また次の練習時まで眠ることになりそうです。 ブルーの方は、うっかり間違えて本番用のメーカー糸を最初に×4ほど巻いてしまったので、こちらはテーブル掛け(予定)の方で使うことになりそうです。 ああ、早くMAXでどれだけ巻けるものか、試してみたいなあ!! あ、糸巻きと言えば、懸念していたシャトルワインダーも、ちゃんと使用することができました。
はめ方が甘いと外れて飛んでいってしまう場合もありますが、おおむね問題ないです。 ……このシャトルワインダー、けっこう力込めても大丈夫なんですよね。最初は恐る恐る力を入れてましたけど、今では通常シャトルなら、親指と人差指がくっつくところまで思い切り開けてます。むしろそれぐらいしないと、かえって糸が引っかかって巻きにくいという…… で、肝心の完成した作品ですが。
聖光院有彩さんの「花筐(はながたみ)」、リベンジバージョン★ ちょっと糸を締めすぎかなあと心配していたのですが、実際には一辺の長さがピコ込みで11.5cmと、ちょっと大きめに仕上がりました(編み図では完成9cm角となっている)。 本を読んで緩め緩めを心がけるようになって、まず一番最初に作ったのが、この花筐です。 なので一枚目は各部位の長さが一定せず、ゆるゆるにしすぎて全体が歪んでしまいました。 あれから一ヶ月。なんだかんだで、それでもだいぶマシになってきたのではないでしょうか。
左が一枚目、右が二枚目です。 ……え? あんまり変わらないって?? うん、興味ない人にはそう見えますよねえ。判ってますよ(苦笑) でも二本重なった太い部分のバランスとか、細かい部分がですね、違うんですよ。これでも一応。 まあそれを言ったら、二枚目もまたド真ん中で目数をひとつ間違えたせいで、中心部分に均等に向かい合うはずのピコがひとつ斜めになっちゃってるんですが(−ー;)<前回は中央のピコが一個多い 上達への道は長く遠いですねえ……ふふふ……(遠い目)
No.7996
(創作:: タティングレース)
今朝は明け方4時半ぐらいに目が覚めてから、そのまま寝直せなくなりました。なんだか気持ち悪いし、横になっていると腰も痛い。 それで5時過ぎあたりに起き出して……まだ暗い時間帯から、ついにDMCコルドネスペシャル80番手の糸で、タティングレースを結い始めちゃったのですよ(苦笑)
もうね、阿呆かと。 何だよこのサイズww 指の先に乗ってんじゃねえかよwww あまりの細さと早朝テンションで、なんだか笑ってしまいつつ先へ進めることしばし。 途中から、どうもBGMに気を取られても大丈夫そうだとCDブックなどを背後で流しつつ、さらに結い続けて、と。 なんとか今日一日で完成させたのがこれ。
はい、もう三度目ともなる「公爵夫人」です。 いい加減このブログをご覧になっている方は、またかとお思いでしょう(苦笑) でもこれってデザインお洒落な割に、慣れると意外に楽しいんですよ。なによりシャトル1個と糸玉で作れるため、新しい糸にあまりシャトルを占領されたくない、でもある程度は見栄えがして複数の技術を試せるものがやりたいという、今の状況にぴったりなのです♪ で、もって。 先日作成した、現在普段使いしている40番手の糸で結ったものと比べると、こうなりました。
えー、#40バージョンかつ今の締め具合なのは、縁飾り付けたのしか手持ちになかったので、そちらと並べてみました。赤いラインに挟まれているのが、同じ編み図の部分です。 #40だとピコ部分込みで直径 9.5cm ほどあったのが、#80の糸だと 6.5cm ってところでしょうか。 ……って、あれ? 書籍ではもうちょい太い#70の糸が指定されてるのにも関わらず、完成サイズ 5.5cm になってる(汗) さすがに緩めにしすぎたか……それともピコはサイズに含めないのか? ま、まあともあれ(こほん) なんかもうね、繊細さがまるで違います。 飾りピコをさらに長めに取ったこともあるのでしょうが、とにかくもう優雅。長く取ったピコの丸まり具合さえもが違って見えます。#40でここまでピコ長くしたら、むしろだらしなく感じられるんじゃないかとか。 とにかく、「これこそがレース!!」って感じです。 以前どこだかのブロクで「#70の糸で公爵夫人を作成したらレースペーパーみたい」といった文章を見かけましたが、まさにそんな感じです。だって指でつまんだ時にも、厚みがほとんど感じられないんですもん(驚) そして意外と作業、しやすかったです。 いえ#20から#40に移った時も思ったんですが、糸って細いほうがかえって糸割れしにくく、失敗した際にもほどきやすいというか。 今回もまた、チェイン二つと閉じ終えたリングをこじ開けてほどいたりしましたけど、苦労の度合いはいつもの#40とさほど変わりませんでした。 懸念していた糸の始末についても……
案ずるより産むが易し? これまでと同じ針で、裏側へそれなりに縫い込むことができました。 さすがにレース針は8号では厳しくて、更に細い12号が必要でしたが。 ……うっわー、どうしよう……楽しい、かもww 糸のねじれ度合いがオリムパスより激しくて、チェインはともかくリング作成時はかなり閉じずらい。それこそダイソーの40番以上に引っかかりやすいのが玉に瑕。しかしそれを補って余りある、仕上がりの美しさよvv しかもこの細かさなら、本気でストラップへの封入や、あるいは栞の作成とかもできるかもです。 前述の通り完成品が相当に薄いので、本に挟んでもそんなにページを傷めないと思うんですよ。 あるいはラミネート加工とかしても面白いかもしれない。 今まで作成したものは、しまい込むかコースターやドイリーとして普段使いしていましたが、これなら一種憧れの『額に入れて飾る』って真似をやってみても、許されるレベルなんじゃ……ないかにゃ? っていうか、ずっとこの80番手で結い上げた公爵夫人を眺めていてから、ふとこれまでの#40で作ったものへ視線を移すと、なんだか野暮ったく見えてきてしまうのですが(汗) き、気のせいだよね、気のせい……これからメイン使用80番とか無理だから!?>自分 ねじれた糸が引っかかってリングめっちゃ閉じにくいし、なにより糸の単価が高すぎる(><) 結っても結っても大きくならないし……いやまあその代わり、糸の減りも少ないけどさ。 この「公爵夫人」一個結うのに、シャトル糸は両手広げた長さ×4で足りたからな……でもやらないぞ。私は#40で続けるんだ!! ああ、狼の声が聞こえ……ないんだったらっっ(必死)
No.7997
(創作:: タティングレース)
昨日の80番手版「公爵夫人」をなんとかきれいに飾れないかと考えていて、ふとこうすることを思い立ちました。
タティングレースでマウスパッド〜〜♪ もともとA4サイズのハードパスケースに好きな絵を挟んで使っていたのですが、ここ数年はずっとアジア方面の古地図のまま変えていませんでした。 そこで以前某所でDLしてきた、紙に印刷して使うタイプの古書風ブックカバー(黒っぽいの)をプリントアウト。今まで結ってきたレースの中からそれなりに見栄えのするものを選び出して、まとめて挟んでみました★ もちろん万が一にも色移りなどしないよう、プリントアウトした紙はさらにクリアポケットに入れてから重ねてありますww 左上から「渦潮」に「妖精からの贈りもの」、間に「ウィスタリア(藤の花)」を挟んで「公爵夫人」と、あとは名もなきクッションカバーの一部を自己流にアレンジした「スクエアモチーフ」です。公爵夫人以外はすべて#40の糸を使用。 ふふふ、これから気に入ったものが結えたつど入れ替えていけば、出来上がったものが有効活用できるわ〜♪ そして今日も今日とて、今度はテーブル掛け(予定)にするべくちまちま作っているスクエアモチーフを、#80で結ってみたりとか。 あのモチーフはシャトルを2個使用するので、いかに糸を余らせず、無駄なく利用するかが非常にネック。 今までで一番作り慣れたモチーフなので、糸を繋ぐ時とかもどこでやれば効率がいいのかとか、どの部分でどっちのシャトル糸の消費が激しいのかとか、いくらか頭に入っているのがもっけの幸いでした。 で……
#80スクエアモチーフも、縁飾りまでどうにか一日で完成させられました。 いつも作っている#40バージョンと並べると、こう。
小さい方で、一辺の長さおよそ 6.5cm 。 いかんなあ……本当に細い糸って癖になる……実用性は欠片もなく、モチーフ1枚ではコースターにもなりゃしないって言うのに、この繊細さが病みつきになりそうで。
っていうか、これ終わったあとにいつもの#40を使ったら、どうにも野暮ったいというか、糸が太く感じられるってかなりの重症だろう(^ー^;;) そして今になってようやく、ねじれる糸でもスムーズにリングを閉じる方法を見つけられたような気がします。そうか、左手の指でつまむ位置がポイントだったんやな……<ほんとに今さらすぎる
No.7998
(創作:: タティングレース)
……昨夜そろそろ寝ようと、バックアップを取るべく EveryPad を手に取ったらば。 「破損したSDカードです フォーマットして下さい」 またかよ(遠い目) なんかもう、いちいち騒ぐのも面倒になってきています。一体何度目だか、ははは ┐(´〜`;)┌ 再起動してもやはりメッセージが消えないのを確認したら、サクッと電源落として裏蓋を外し。取り出した microSD をパソコンに挿すと、案の定「フォーマットしないと使用できません」の文字が。 で、さっさとフォーマットして、パソコン側にバックアップしてあるデータをコピーコピー。 ネットに繋がらない場所で使用する際の作業用BGMデータと、ダウンロードしたオンライン小説データ、あとは蓄積された日記ログがけっこう場所を取りましたが、最近のデータ転送速度は早いものです。書きかけ小説も二重三重にコピーしてありますから、失われたデータはほぼない……はず。 ざっと確認した感じ、広辞苑やマイペディアといった辞書もちゃんと動くし、まあ大丈夫でしょう。 こういう作業に、あまり慣れたくはなかったなあ(苦笑) そしてようやく布団へ入って一晩寝て、「今朝は寒いなあ……」とカーテンを開けたら、マジか _| ̄|○ と。 いやもう見事に世間が真っ白でした。しかも現在進行形で空からしんしんと。 これは自転車出勤無理だ。もちろん車で送ってもらったりしたら余計に時間がかかる(−ー;) そんな訳で、スノーブーツに革手袋、コートの上から手編みスヌードの完全防備で歩いてきました。 新雪は埋もれて歩きにくいし、さりとて轍をたどると圧雪になっていてすべりまくる。 すげえ寒い中、息切らして汗まみれになりながら、なんとか40分ぐらいでたどり着くことができました。 ……やった、着いた……とため息つきながら屋根付きガレージに一歩踏み込んだ瞬間、その床の上で思いっきりすっ転びましたが…… ┐(´〜`;)┌ うん、何度も何度も、雨が降るたび「あそこは濡れたらすべるから気をつけるように」って朝礼で注意されてる上、ちゃんとすべり止めマットが歩道から玄関まで設置されてるんですけどね……雪の積もった歩道から一刻も早く逃れたい一心で、何も考えずガレージ斜めに突っ切ろうとしちゃったんだよ(遠い目) まあ幸い、大きな怪我もなく、持っていた傘のネームプレートが外れて飛んでったぐらいですみましたけど。 本当に、奴らは一瞬の油断をついてくるのだぜ…… ちなみに車で出勤しているとある人などは、通勤に3時間かかったとのこと。 「2時間を見越して6時代に家を出たのに、結局遅刻した」って……(汗)
No.7999
(日常)
本日のタティングレース。 ようやくLサイズシャトルの本格使用に入りましたvv
奥がクロバー社の通常シャトル(フローラ)、手前が同じくLサイズシャトル(グリーン)です。 商品説明では従来品の1.8倍の糸が巻けるとのこと。実際にMAXまで巻いてみたところ、おおおむね両手を広げた長さ×14回まで行けました。従来品にはいつも×8巻いているので、計算してみると1.75倍。ふむ、確かに謳い文句に偽りなしですな。 私はけっこう欲張って巻いちゃうタチなので、本当はもう少し控えめにした方がいいんでしょうがね(^ー^;;)ゞ<合せ目が緩くなってしまい、使い始めに取り落とすとバラバラバラーーっとほどけていってしまう ともあれ、
例の、糸の締め具合を変えたら続きと繋げなくなった、3×13=39モチーフの長方形に、仕上げの縁飾りを施す作業を開始しました。 ……コースター作成時に縁飾りのチェインが引きつり気味だったので、6P6にしていたのを8P8に変更してみたのですが……今度はちょっと余りすぎですかね。角部分の収まりはちょうどいいんですけども、モチーフとモチーフの間を繋いでるところがちょっと。
コースターの時は全部が角だったからなあ……あと内部と縁飾り部分とでは、糸の締め具合が変わってる(縁飾りのほうが緩め)のも、たるむ要因のひとつかもしれません。 今回は早いうちに気付いたことですし、これはもう試作品だからと割り切って、次の辺からは角以外6P6に戻してみるべきか(悩) ともあれ、糸の残量がどうでもモチーフを1個作り終えるたびに糸を切らねばならない本体部分よりも、こういった長く続けなければならない部分でこそ、このLサイズシャトルは真価を発揮するものと思われます。 事実、青い方のシャトルは半端糸を巻いた状態で始めて、途中で一回繋いでいるからあまり参考になりませんけど、グリーンの方はまだ一度も繋いでいません。 およそ5パターン繰り返して、まだほとんど減ったように見えない状態。 ええと、12+12+4+4で……縁飾りは32パターン必要なのかな? そうするとあと6倍ちょっと。一度も繋がないというのは無理でも、2〜3回で行けるんじゃないでしょうか。それぐらいならさほど負担でもありません。割と糸始末処理も慣れてきましたし。 ……って言うか、数回#80を使っただけで、本当に#40が太く感じられるようになってしまったんですが(汗) ああもう、次のネックストラップは#40で作ろうかなあ……どれぐらい時間かかるか判らないし、耐久性も不安が残るけどさ……もう#20には耐えられないかもしれない……
No.8002
(創作:: タティングレース)
……に、せざるを得なくなったんですが。 前々から挑戦したかったやつ ―― 第何弾かは忘れた ―― の、
聖光院有彩さんの「タティングレース ―― 新しい世界」で、表紙にも使われている美しいドイリー「湖の華」に着手してみました。 これはまだ中心部分。 そして本来は70番手の糸で作成するものですが、まずは様子見もあってダイソーの#40を使用しました。 ……そしてそれが大正解(苦笑)
これ単体で見るなら、まあおかしな所はさほどないのでしょうが……この有名ドイリーを知っている人が見れば、それはもう一目瞭然。 本来なら1段目で同時に作っていく内外二つのリングのうち、外側の存在をすっかり忘れていました(汗) 2段目作成時に泥縄で入れ込んだため、本当なら外を向いていなければならないリングが、全部内側を向いています(−ー;) あー……しくった……一段目結い始める時に、他の部分へ気を取られていたのが仇となりました。 そんなこんなで、これは仕上げずここまでで終了です。 まあいろいろ試せたので、次へのステップアップには繋がるのだと思うことにします。 なおどこらへんを試したかというとですね、たとえばここ。
……タティングレースをやらない方にはさっぱり意味不明でしょうが、このチェインと呼ばれる山形の途中から糸が二本出ている状態、実はけっこう難しいのですよ…… スプリットチェインというこの技法と、あともう少し難易度低めのスプリットリングを併用することによって、本来なら一段ごとに糸を切って針で縫い込んで始末せねばならないこのモチーフを、中央のリングから最後の三段目まで、ずっとひと続きに結っていくことができました★
青く塗った部分が、そのスプリットリングとスプリットチェインです。 あ、中央のリングから1段目に上がるところには、あえてモックピコ入れていません。なんかそのほうが収まりが自然になるっぽかったので、小さめのピコ1個分隙間を空けてスプリットリングを作成しています。 ほんとなら1段目に上がってすぐに外向きのリングを作らなきゃいけなかったのに、そこの部分を2段目に上がるスプリットリングにしようと1段目の最後に回したら、その流れでそのまま全部の外向きリングを忘れちゃったんですよね……(遠い目)<2段目に入って初めて気がついた そしてスプリットチェイン、しかもピコ入り。めっちゃ難しかったッス。 これはさすがに、#40より細い糸では厳しいかもです。 でもまあ、これらを使えば真ん中のモチーフは糸切らずに作成できることが確定した訳ですし。 次こそはちゃんと、内外のリングが8の字に向くようにしてやるぜ!!
No.8003
(創作:: タティングレース)
今日も勝率七割五分
2017年01月30日(Mon)
……てへ?
藤重すみさんの『優雅なタティングレース』、買ってしまいましたvv ……お前、お金も場所も取らないからって、レース編み始めたんじゃなかったのかと、ほんとにほんとに思うんですが。 一冊買ってしまったらもう、歯止めが効かないというかww そもそもですね。 私がタティングレースを始めたのは、この本がきっかけと言っても過言ではないのですよ。 いえはっきり「これだ」と記憶に残っていた訳ではないのですが。私が最初に「気分転換にめっちゃ細かいかご編みとか、レースとかやりたいなあ。でもかぎ針は苦手なんだよなあ」とか思いつつ、ネットでちょこちょこと調べていた時に、ふと目に止まったのが↓こちらの二つのページだったのですよ。 ■【初心者必見】もう挫折しない!タティングレースの作り方 - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2142311278608850701 ■『優雅なタティングレース』みんなの作品の出来栄えは? - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2146129729235503801 え、なにこれ。すごい綺麗。めっちゃ素敵。 しかも私が苦手なかぎ針ではなくシャトル?とかいう糸巻きを使うの? って言うかこの形って、基本は今はまってるマクラメのタッチング結びよね?? それがすべての始まりでした(笑) しかし当時はまだ、こんな細い糸使った大作なんて、私に作れるはずねえわ ┐(´〜`;)┌ と。 自分がこの本を購入することなど考えてもみませんでした。 しかし最近ちょこちょこと各地のタティングレース関連記事や画像を検索していると、「これ素敵だなあ、作ってみたいなあ」と思う作品の多くに、「藤重すみ著『優雅なタティングレース』より」の注釈が。 いったいどんな本なのだろうと調べてみたら……なんとまあ、私の憧れの原点じゃないですかww しかもこの書籍、ユーザーレビューでもそこそこ好評価の割に、どうやらもう絶版らしく。どこの通販サイトでも新刊が見つかりません。そして現時点でのの古本相場……底値で送料込み定価の3割増ぐらい。平均で倍をちょっと超えるか。新品未使用品に至っては十倍超えの出品もあるって……マジか!? あるいは今が一番高値で、ちょっと待てば聖光院さんの「〜新しい世界」のように、再販される日が来るかもしれません。でも来ないかもしれない。今を逃すと、本当に入手できなくなってしまうかも。 そう思ったら、ポチらずにはいられませんでした。 ああ、踊らされているなあ……(苦笑) そんなこんなで、できるだけ安めのコンディション「良い」の中から、コメントを熟読して少しでも状態が良さそうなものを厳選した結果が、本日到着したのでした。 そのおかげか、賭けに勝ったとでも言うべきか。届いたものは表紙スレも少なく、ざっとめくった感じではなかなか良い保存状態っぽいです。もちろん、届いて速攻でクリアカバーをかけましたともww これでこれ以上の擦過傷とか水濡れは防止できるぜ! さて、ではさっそく……と、行きたいところなのです、が。 が。 母に「あんた、いったいいくつ同時進行してるの」と言われ、「んー、今は三つ」「ひとつ仕上げてから次に手を付けなさい」という会話を、まさについ昨日したばかりの私です(^ー^;;)ゞ とりあえず、「湖の華」は仕上げないと……あとのふたつのうちひとつは、特に挑戦したいものがない時にひたすらモチーフを繋いでるだけで、これといった終わりは決めていないやつだから良いとしても、もう一個はあと外周縁飾りだけなんだから、ちゃっちゃと片付けないと。それにあれ終わらせないとLサイズシャトルがいつまでも空かないし。 てな訳で夕食後にクイズ番組を眺めながら、ちまちまと「湖の華」の外周モチーフをば。
今日も二枚作成したうちの一枚で、一箇所マジックスレッドを失敗というか、どうにも途中で導入糸が切れそうだったので、チェイン途中のピコ部分を広げ、そこまでは来ているレース糸をラジオペンチで強引に引きずり出しました。残り数目には針で縫い込んでどうにか形を整え<該当チェインはかなり緩めに結っているので、芯糸1本だけではヨレてしまう 今回は結び始め側でしたが、一体何が悪いのかなあ……(´・ω・`)<今日も成功確率75% 残りのあと三枚は、ノーミスで行きたいものです。 そして早く『優雅なタティングレース』の方に、挑戦してみるのだvv あ、あと昨日の記事に追記もしましたが。 →サイドバーのカテゴリ一覧で、「創作」に下位カテゴリを追加しました。とりあえず「タティングレース」「マクラメ」「レジン」に関する記事をざっと拾い出して分類してあります。 もっと早くにやっておくべきだったんでしょうけどね……このブログを始めた頃のバージョンには、下位カテゴリ機能なんてなかったし、ここまで話題がとっちらかることになろうとは思いもしなくて(苦笑)<もともとは日記と読書記録ぐらいの予定だった こうなると「電脳」カテゴリも、パソコン関連 Android 関連と Sigmarion や W-ZERO3 あたりは分けたいとか、「読書」も、せめてオンライン小説と同じくマンガ、商業小説とマンガ、そしてその他実用書などに分類したいとか思いつつ……読書カテゴリだけで既に2000近い記事があると思うと、さすがに今さらそんな作業は気が遠くなる……(遠い目)<創作カテゴリの分類だけでも三年分・150記事近く遡った あと同じ日に複数のものを読んでる日も多いですしね……そこらへんは検索に頼ってもらうことにしましょう。って言うか、ハンドメイド関係以外の記事には、そもそもほとんど需要がないですしねww
No.8009
(創作:: タティングレース)
プロフィール
神崎 真 (かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。