2016年10月04日の読書
2016年10月03日(Mon)
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えー……このところ発熱やらなんやらで、いろいろとありましたが。 とりあえずある程度は復活できたかと。
■マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合〜237 http://ncode.syosetu.com/n4076cm/
書籍化・コミカライズ済。連載中・ダイジェスト化なし。 VRシューティングゲームの主人公が剣と魔法の異世界へ落ち、銃火器を駆使しまくっていろいろやらかすお話。 正直銃器の解説はかなり読み飛ばしまくってます(^ー^;;) 一人何役も兼ねて多重生活とか好きな方におすすめ。 ただ主役が平気な顔してガンガン人殺しまくるので(まあそれにもちゃんと理由はあるんですが)、苦手な方はあれかもしれません。 ハーレム方面に行かず、最初に助けたヒロイン一途なのは好感度高いです。
■即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。〜46話 どんなクソゲーなんでござるか、この異世界! http://ncode.syosetu.com/n5691dd/
書籍化済・連載中・ダイジェスト化なし。 死ねと思っただけで万物を殺せるマイペースな少年と、なんかよく判らない古武術(?)の流派を受け継いでいる少女とが、バス事故でクラス丸ごと異世界転移。しかし転移させた賢者から与えられた能力に適合しなかったため、足手まといだと置いて行かれるも、少年の即死チートで悠々と世界を渡っていくお話。 トリップさせられた日本人は彼らの他にも数多くいますが、賢者にインストールされたスキル能力の影響で、どいつもこいつも性格破綻のバトルジャンキー化しているのでろくでもなく。 そしてかなり厳しい世界観で、人がゴミのように死んでいくため、やはり苦手な方は要注意です。
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No.7845
(読書)
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ほんとに足りなくなってくる
2016年10月04日(Tue)
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ここ一週間ぐらいほとんどできずにいたタティングレースへ、ひさびさに没頭しました。 今回は新しい技法や編み図に挑戦するのではなく、メーカー品の糸でできるだけ大きく作ろうと考えている、スクエアモチーフを繋いでいっているやつです。 もうメモとか全然必要なく、目数は完全に頭に入っているので、病院での待ち時間とか、仰天動物三時間SPを眺めながらひたすら続けた結果……
やっとここまで到達しましたよ。 一枚目を結い始めたのが9月10日ですから、実に三週間以上。 途中で別のモチーフや技法に寄り道したりしていることも考えても、本当に先は長いなあ……(苦笑)
ちなみに9枚ずつ繋いでいるのは、巾着に入れて持ち歩くのに、そこらへんが限界サイズだからです。 こうしておいて、間を埋める三枚だけは自宅で結うことにすれば、本体がどんどん大きくなっていっても作業が続けられるかなあと。その三枚も、一段目だけなら出先で作れますし<隣のモチーフと繋ぐのは二段目のピコ
……問題は大きな二枚と結いかけのモチーフを、三つ同時に繋ぐという技が私に可能かどうかなんですが。そこらへんも挑戦のひとつということで。一度試してあまりに手間がかかりすぎるようであればまた、別の方法を考えましょう。
目指すは10×20の200モチーフを繋いで、客間のテーブル掛け!!
ただショックだった事もひとつ。 今日ひさしぶりに作業していて、なんかピコが繋ぎにくいなあ、なんでだろう?? と首を傾げていたのですよ。 で、よくよく手元を見たら、シャトルのツノが折れていました _| ̄|○
フローラシリーズの中の、淡い紫のシャトルです。 たったこれっぽっち。されどこのわずかな部分が大きな違いを生み出すのですよぅ(´・ω・`)
フローラの薄茶を除いた四つをワンセットにすると、いい具合にグラデーションになるので、「薄い方がメインシャトル」というMYルールを決めておけば、どの組み合わせにしてもほぼ混乱が生じないので便利だったのになあ……(糸がなくなった順番で濃さが逆転してしまう場合は、シューレーストリックで入れ替える)
ううむ、とりあえず現在巻いてある糸を使い切ったら、ヤスリで先端を尖らせられないか試してみるべきか。しかし下手に手を加えて取り返しがつかなくなったら、それはそれでさらなるショックですしねえ。 いろいろ作った代用シャトルはやっぱり代用品の域を出ませんし、もうワンセットぐらい買い足そうかしら……? でも同じフローラを買うとかえってややこしいことになりそうですし、さりとてノーマルカラーは色がキツイうえに色調もバラバラですから、それこそどれが優先シャトルかのMYルールが決められない……フローラと同じように同系色グラデで青系とか緑系とかが販売されていたら、もっと早くに迷わず買ってただろう自分がいるだけに、いっそう悩みどころです。
やはりここは思い切って、デコパージュにでも手を出して、ノーマルカラーシャトルを自分色に染め上げてやるべきか……?
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No.7846
(創作:: タティングレース)
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2016年10月07日の読書
2016年10月07日(Fri)
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本日の初読図書:
アンチ勇者系の短〜中編をまとめ読み。
■勇者のお守りなんざもう御免 http://ncode.syosetu.com/n6274dh/
幼馴染がハーレム勇者になり、一緒じゃなきゃ嫌だと言われて無理矢理パーティー入りさせられた、器用貧乏な男主人公。いわゆるザマア系。 現地勇者は色ボケの上にいろいろ救いようがない馬鹿。
■勇者な幼馴染にお久しぶり。 http://ncode.syosetu.com/n2454x/
幼馴染のハーレム勇者と一緒に召喚された、巻き込まれ型女子高生主人公。 勇者は悪気だけはない、空気読めない馬鹿。
■一瞬前まで、勇者のハーレム要員でした http://ncode.syosetu.com/n4782dc/
ハーレム勇者のパーティーで二軍落ちして自殺を図った結果、前世を思い出して我に返る女性主人公。 召喚勇者は怠惰で無知な馬鹿。
■勇者様、おひまをいただきます。 http://ncode.syosetu.com/n0430cv/
魔王討伐後、ハーレム勇者パーティーから離脱して故郷復興に尽力する元村娘主人公。 召喚勇者で一応は善人。「たくさんの女性に好意を寄せられて困る」「好意をもたれてるのは分かったけど、誰を選んでも角が立つしどうしよう」と、優柔不断にズルズル行くタイプ。
■勇者になれなかった英雄 http://ncode.syosetu.com/n8509de/
儀式で勇者に選ばれるはずが、イレギュラーで異世界から召喚された少年に勇者加護が付いてしまった状態の青年騎士主人公。寝取られ・手柄横取り要素注意。 召喚勇者は常時魅了スキル全開発動のクズ。
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No.7848
(読書)
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2016年10月08日の読書
2016年10月08日(Sat)
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本日の初読図書:
3月末にうっかり1〜5上の9冊をまとめ買いした、新装版「翼の帰る処」。 4下の半ばまで読んだところで長らく止まっていたのですが、ようやく最終巻の5下が出たので、新刊購入。 そしてンヶ月ぶりに紙書籍読みたい熱が再燃してくれたので、今日は一日読みふけって、なんとか最後までたどり着くことができました。 はあ……何と言うか、感無量です。
これだけ権謀術策渦巻き、帝位争いやら世界を救うために神の助けを借りて云々という壮大なお話を書かれながら、しかし主役が一切戦闘に関わっていないのがむしろ逆にすごいなあとしみじみと(笑)
このお話の特徴として、「情報の統制加減」とでも言えば良いのでしょうか。知らされないことは知らないとか、主役のいない場所で起きていることは、それがどんなに大事だったり主役の大切な人に関わることでも結局は他人事の域を出ないという、そこらへんが一風変わったポイントだと思うのですよ。 ヤエトさんは事前にさんざん手配りしまくっている代わりに、実際の戦闘場面などではたいてい人事不省で倒れていたり、あるいはこの世ならぬ世界に行ってたりするので、事が収まった後に話を聞いて「はあ、そうでしたか」と言うだけなのがたまらん面白いというか。 そのぶんヤエトさんはヤエトさんで、他の人にはとても言葉では説明できないたぐいの経験を、ひとりでくぐり抜けまくっているのですが。
……ああしかし……ううむ。 今回の5上下は、ちょっといろいろ複雑でしたねえ。 最初の方は「うぉぉおお、ついに雛達が兄を乗せて空に!」「もふもふ、もふもふ天国vv」「尚書卿、すっかりあなたも鳥馬鹿ですww」とか「二の君、その笑顔は死亡フラグです!?」とかテンション高く読んでいたのですが……北嶺の人達が「嵐」に巻き込まれたり、あげくに「彼」が最初から「ああ」だったのかと思うとなあ……(−ー;) なんか、これまで必死になって積み上げてきたあれこれが、こう思い切りちゃぶ台ひっくり返された感じがしてですね。北嶺と皇女の関係とか、預言者のあたりとか特に。 ターンとオルムストの対の神を、ここでそう持ってきたか! というのは唸らせられたんですが。 あと今まではっきりと顔の出てこなかった皇帝の挿絵を、あの場面で出したりとかの演出もすごい。 表紙絵の中で、最終巻だけ二人がはっきり鎖のこちら側にいるという構図も、なんだかいろいろ深読みできそうで。このシリーズはイラストも本当に素敵だったなあと思います。
他にも三の君は結局? とかいきなりキャラ立ちした六の君のその後とかとか。 まあそこらへんは、文字通り浮世に戻った尚書卿が、またいろいろ立ち回るのだと期待して妄想するのが楽しみ方のひとつってことなんでしょうね。 物語は終わっても、彼らの生はこれからも続いていく。ただ我々が知ることができないだけで。 そう強く思える終わりでした。 皇女さまにもいっぱい味方はできたんですし、1巻の頃に比べれば状況はめっちゃ好転してるんですから、きっといろいろあるんだろうなあ……ふふふ。
……このお話は結局のところ、それまで自分にも他人にも執着せずどこかふわふわと浮世離れしていたヤエトが、大切なものを得て、前向きに生きていくことを覚えるお話だったのかなあと思います。 死にたくないと思うことは、けして間違いではない。 そう教えてくれる主君に出会い、そんな彼女を支えるために、病弱な体を引きずって立ち上がる。もういつ死んでもかまわないとは思わずに、未来に希望を抱いて。 そう考えられるようになるお話だったんだと。いわば仙人が還俗しちゃったというか。 でもそれでも、ヤエトさんはいつまでも変わらずヤエトさんなんだろうなあとも思うんですが。
ただ気になるのはジェイ爺なんですが……あの人、ヤエトさん死んじゃったらどうなるんだろう(汗) アストラみたいに人を超越して彷徨うことになるんじゃないかと思うと、恐ろしくてならんのですが。ヤエトの子孫を守る契約とかしても、いつかどこかで絶対に捻れるだろうし、それ以前に血族を巻き込む契約に振り回されまくったヤエトが、そんなもの受け入れるはずがないしなあ……
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No.7849
(読書)
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昨夜はうっかり二時まで起きていたこともあるのでしょうが。 それにしたって昼間、13時に寝落ちして21時まで寝っぱなしというのはどうなんだろう(汗) この金曜日が締め切りだった仕事がどうにか終わったことで、そんなにホッとしたのか自分。 明日が祝日でほんとに良かったです(しみじみ)<連休中にテーブルセンターのはぎ合わせを終わらせたかったのに、今日は21枚目の一段目を途中までしか結えなかった
そして気がつけば、カテゴリ「日常」の記事が丸一ヶ月存在していないって……創作と読書にどんだけ逃避してるんだ……
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No.7850
(日常)
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更新情報(2016年10月14日)
2016年10月14日(Fri)
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「閲覧室」の「オリジナル小説書架」に、「鵺の集う街で」第十章「混乱」をUPしました。 シリーズ目次はこちら。
……気がついたら、丸一ヶ月サイトが動いてませんでしたが(汗) オリジナルの月イチだけはなんとか守っていきたいと思います。
そして話はもうひと波乱。 リュウの方の問題に解決が見えてくれば、今度は……という訳で。 そして子供は子供で子供なりに、けっこういろいろ考えているし、大人には見えてない部分も見えているのですという今回でした。
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No.7852
(更新)
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2016年10月14日の読書
2016年10月14日(Fri)
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本日の初読図書: ■老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます http://ncode.syosetu.com/n5529cy/
悪意や偶然や気まぐれの積み重ねによって、ごく気軽に、それこそ隣の部屋に移動する程度の労力で異世界と地球とを行き来できる能力と、言語チートを手に入れた18歳の少女。 半年前に交通事故で家族すべてを失い、遺産狙いの親戚達には嫌な思いをさせられ、精神状態最悪での大学受験に失敗。あげくのはてにはチンピラに絡まれ崖から突き落とされた彼女は、どこまでも現実主義になっていた。 異世界とこちらを行き来できるのは良い。互いの産物などを相互輸入することで、金を稼ぐのも良い。だが転移能力がいつ使えなくなるかも不明だし、あまり派手にやらかして、経済基盤を破壊してしまったり、文明の発展方向を捻じ曲げるのは本意でない。何より面倒くさい。 目指すは引きこもって悠々自適の老後生活。そのためには、いつどちらの世界を選ばねばならなくなっても大丈夫なように、両方の世界で貯金をしよう。それぞれ10億円もあれば足りるだろうから、金の含有量を地球レートで計算し、20億円すなわち金貨8万枚を目標に。 異世界の正しい進歩を歪めないよう、おかしな物は流通させない。でも、自分の楽な生活と身の安全のためには自重しない! 失敗すれば転移で逃げるから無問題!! かくして表に現れる言動はまともだが頭の中は少々アレな雑学少女が、西洋人には子供に見られる小柄な身体で金儲けに邁進することとなる。 そうして気がつけば、何故かいろいろと当初想定からずれてきていて……?
「ポーション頼みで生き延びます!」や「私、能力は平均値でって言ったよね!」の FUNA さんの作品。 未完結表示になっていますが、一応本編は完結してました。 主人公の光波(ミツハ)は、遺産関係とかでいろいろ経験してきたせいか、かなりドライな考え方をしています。恩には恩で返すけれど、敵対した相手にはいっさいの容赦なし。それが食い詰めた挙句に盗賊になるしかなかった元虐げられた農民でも、人を襲うことを選んだ時点で盗賊という名の殺人者。見逃せばこの先もっと人を殺すだろうし、それが自分の大事な存在かもしれないと判断、はっきりさっぱりその手でぶち殺してます。さらに実際に大事な人達が危機に陥ったら、自重? ふざけんなとほっぽりだして、オーバーキルをぶちかます。 下手に偽善めいたことを言い出さないところはスッキリしますね。 ツッコミどころやご都合主義、あと視点というか文体というかに気になる点はありますが、おおむね面白かったです。 ……ってか、うっかり明け方三時までかかって最後まで読んでしまいましたよ…… あと主役の好みがイケメンよりもハイスペックな渋いおじさまなおかげで、主要キャラにおっさんがたくさんいるのも嬉しいですね(笑) 地球でお世話になってる傭兵団の隊長(という通称の団長)も、異世界で雇う傭兵のおじさんも渋格好いいし、伯爵様やら王様やら宰相やらその執事達やら、よりどりみどりさ! 最後がちょっといろいろ放り出し気味ですが、後日談? 番外編? 的なものを書かれる気持ちはある模様。
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No.7853
(読書)
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2016年10月15日の読書
2016年10月15日(Sat)
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本日の初読図書: ■竜の子を産んだら離縁されたので森で隠居することにしました 〜66 入城 http://ncode.syosetu.com/n4895df/
貧乏男爵家に生まれた世間知らずの少女が、デビュタントもできないまま商家の息子に嫁ぐも、夫は浮気三昧、義母は使用人扱いでこき使いまくり。 あげく身籠った彼女が産み落としたのは、体中が鱗に覆われ、人にはない筈の尻尾と四枚の羽根を持ち、人非ざる声で鳴く化物だった。 悲鳴を上げ逃げ出す手伝いの女達をよそに、難産で息も絶え絶えになっていた彼女は深い溜め息をこぼした。 「あぁ……なんて可愛い赤ちゃんかしら……」 息子が異形でも変わらず愛した彼女だったが、まったくの世間知らずだった彼女は、結婚式の誓いのキスだけで子供ができたのだと信じていた。そして浮気ばかりでろくに家にも帰らなかった夫は、出産が終わるまで己の妻が妊娠していることすら知らなかった。 不貞の証に化物を産んだのだと義理の両親は怒り狂い、彼女に離婚を迫った。そして夫の愛人もまた身籠ったと知って、彼女を家から追い出し、愛人の方を正式な妻として迎え入れてしまった。しかも爵位はきっちり手に入るよう、その愛人を彼女なのだと偽装して。 自分が実家へ戻れば、家族は怒り悲しむだろうし、結婚支度金という名目の援助も打ち切られるだろう。 行き場をなくした彼女は、このまま家族には知らせず、一人と一匹で暮らそうと決意する。町中では目立ってしまうので、人里離れた森の中で。 人を食う魔物が住んでいるという伝説があるその森には、猟師すら近付かない。手付かずで豊富な山菜や薬草、息子が獲ってくる動物たちを糧に生活し始めた彼女は、いつしか森の魔女と呼ばれつつもそれなりに平穏に暮らしていた。 しかし三年が過ぎた頃、森を訪れた存在によって、彼女と息子の生活は大きく変化することとなって……
タイトルそのまま。連載中。書籍化決定済ですが、宝島社ということはおそらくダイジェスト化なし。 主役が天然なのであまり悲壮感なく進んでましたが、だんだんいろんな陰謀も絡んできてシリアス展開も。 14歳で結婚、15歳で出産して三年ほどなので、まだまだ十分ヒロイン枠。女手一つで子供を育てる母として、三年でしっかり成長したあたり、年に似合わぬ包容力があります。 ハイスペックイケメンだけど、親に愛されないまま権力争いやらなんやらでいろいろ不遇だった鉄面皮の騎士団長(王弟殿下)も、そりゃあ落ちるわww 兄王や王妃様も、為政者の厳しさは保ちつつそれでも味方についてくれたし、商家のろくでなし共はザマアしたし、あとは二人がくっついてくれればめでたしめでたしなんですが……隣国の女王様との縁談(政治的な裏あり)とか関わってきて、まだまだハッピーエンドには遠そうです。
個人的には、出産時に逃げ出した女達の中で、ただひとり動揺しながらも産湯を使わせ「お前を愛してくれるママでよかったね」と撫でてくれた助産婦さんが好きです。何かしらの報いがあってくれないかな、あの助産婦さん……
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No.7854
(読書)
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2016年10月16日の読書
2016年10月16日(Sun)
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本日の初読図書: ■悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される http://ncode.syosetu.com/n7864de/
物語エンディングの前日に前世の記憶を取り戻し、ここは乙ゲーの世界で自分は明日婚約破棄からの国外追放を言い渡されると気がついた、悪役令嬢のティアラローズ。 しかし彼女が婚約者である王太子やヒロインに対してやったのは、あくまで人の上に立つ者としてごく常識的な注意ばかりだった。 王家の次に権力を持つ“ラピス”の称号を賜った家の令嬢である彼女を、いったいどう断罪するつもりなのだろう。 不安は残るが、少なくとも死刑にされることはない。それにヒロインの言うことを鵜呑みにして、調査すらまともにしないような王子と結婚したら、将来は苦労の連続に違いない。おとなしく婚約破棄を受け入れて、そっと会場から退出しよう。ティアラはそう決意した。 そうして迎えた、断罪の卒業パーティー。王子は彼女を告発し、明らかに日本人としか思えない名と容姿を持つヒロインが、その傍らで頭の悪いことを言い出す。じょじょに広がる呆れを含んだ空気の中で、ひとりの男性の声が会場に響いた。 「そこまでですよ、ハルトナイツ王子。ティアラローズ嬢よりも、貴方の言葉の方がよほど酷いではありませんか。――ねぇ、ティアラローズ嬢?」 それは、ゲームの展開にはなかった言葉。 隣国の王太子であり、この国へは一年間だけ留学に来ていた同級生、アクアスティード・マリンフォレスト王子が割って入ってきたのだ。 彼はこのゲームの攻略対象でこそないが――続編である第2部のメインキャラクターであると、告知されていた。ただ発売より先に生涯を終えたティアラローズには、彼の立ち位置を正確に把握することができない。 驚く彼女の前で、アクアスティードが跪き、ティアラローズの手を取る。 「婚約を破棄されたのですよね。……それならば、私の妃になっていただけませんか?」 幼い頃から王太子の婚約者であった彼女は、異性に対する免疫がまったくなかった。そして婚約者である王太子は、彼女にこのような態度をとってくれたことなど一度もない。 真っ赤になったティアラの前で、ヒロインが取った行動は……
悪役令嬢もの。書籍化・完結済・ダイジェストなし。 全三章に分かれていて、第一章は転生ヒロインザマア。第二章は嫁いでいった先で、続編ヒロイン(現地人)に怯えつつ、別の攻略対象に愛を囁かれたりなんだり。第三章は乙ゲー要素が薄れて、隣国の妖精王達の両片思いに巻き込まれてドタバタな感じ。 主人公は自分が悪役令嬢になっているからと、いつゲーム補正で恋人(隣国王子)を奪われるかと不安だらけですが、隣国王子はブレることなく主人公溺愛しまくりです。主人公も、引け目は感じていても、別にそれで他の攻略対象に揺れたりはいっさいしないので、全編砂糖吐きそうです(笑) ただ第一章のヒロインとか、第三章で出てくる女性妖精王が、人の話聞きゃしねえで勝手しまくるのが非常にうざいです。第二章ヒロインは、まあまあ良い子なんですけどね。むしろ第一章のヒロインが絡んでこなけりゃ、彼女はごく普通に友達になっていたんじゃ疑惑もあったりとか。
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No.7855
(読書)
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2016年10月18日の読書
2016年10月18日(Tue)
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本日の初読図書: ■ゲート・オブ・アミティリシア・オンライン 〜公式HP掲示板【殺すべし】海賊殲滅スレ1隻目【慈悲はない】 http://ncode.syosetu.com/n1930bw/
うまいものが食べたいという理由からVRMMOを始めた男フィストが、マナーの悪いプレイヤーと対立したり、NPCと親しくなったり、上位プレイヤーと懇意になったり、幻獣に懐かれたりしつつの食べ歩き珍道中。運営にすら想定外の事件にも巻き込まれるよ? 的なお約束もの。 連載中・書籍化済・ダイジェスト化なし。
主役のプレイスタイルは徒手格闘。……だけど、途中から手刀とか蹴りで切断ができるようになってます。石投げるだけで銃並の威力が出てるし(苦笑) モンスターを倒した途端、切り身とか毛皮とかのドロップアイテムに化けるのが嫌で【解体】スキルを取ったため、倒した獲物は丸ごと手に入る代わりに自分で捌かなければならない&倫理コードが解除されて出血内臓ドバーー状態。そして解体スキル持ちが倒した獲物と敵は、見ているだけのプレイヤーに対しても倫理コードが解除されるため、掲示板回ではもはやグロ製造機呼ばわりww(普通のプレイヤーは18歳未満だと普通のテレビゲーム程度、それ以上の成人でも出血などの描写は制限されている) 某おっさんに比べると、他のプレイヤーとも親しく交流してるし異様な装備とかも少なめで、比較的常識の範囲内のプレイかと。 ただしわざとマーカー機能切って、あえてプレイヤーもNPCも見分けがつかないようにしているあたりは、運営と同程度には狂ってるかも(笑)
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No.7858
(読書)
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2016年10月19日の読書
2016年10月19日(Wed)
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本日の初読図書:
あらすじについては、WEB版を読んだときに紹介しているので割愛。 ノリが突き抜けて面白かったので、思わず書籍版へ手を出してしまいました。 収録は8話「夜道の巻」までで、番外の「魔王とハロウィン」が入っていない代わりに、「魔王と花火」に加筆があるのと、「魔王の一日」という話が書き下ろされています。 「腐敗した乳の海で水責めを楽しむ食事」とか、なんでそんな言い回しが思いつけるんだ……ww<チーズフォンデュのことです そしてそれをあっさり理解できる夏織ちゃんの対魔王スキル、半端ねえwww
あと各話(閑話と番外除く)の扉に、4コマ漫画がありました。これもなんてことない四コマなのに、なんか無性にツボにはまります(笑)
あ、そういえば版権的にまずかったのか。WEB版では「ダースベーダーみたいな奴」と表現されていた魔王さまinスーパーマーケットが、「闇堕ちした武蔵坊弁慶みたいな奴」に変更されていたのが印象に残りました。 いったいどんなんなんだよ、闇堕ちした武蔵坊弁慶ってww
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No.7859
(読書)
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レベルは落とせない
2016年10月20日(Thr)
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先日から作り続けている、スクエアモチーフのテーブル掛けですが。 ずっと同じモチーフを繋ぎ続けていると、印象がのっぺりしてしまうかなあと思ったんですよ。 なので内部に密度の違う部分を混ぜられないかと、新しいモチーフを試作したりしてみていたのですが。
なんだかんだで一番よさげに思えたのがこれ。
今まで作ってきたモチーフを、糸の太さは同じまま、目数を2倍にして結ってみたものです。 目数を倍にしたら仕上がりも倍のサイズになるかと思ったんですが、実際には1.5倍止まりなんですね。 ……もしかして面積が二倍になってて、それの√(ルート)で一辺が1.41421356〜〜倍ってことなんでしょうか? なら一辺を2倍にするには、面積を四倍にする必要があるから、全ての目の数を4倍にして結えばOK??
ともあれ、 実際に作ってみたら、これがむしろ、今まで結っていたやつよりデザインが好みなんですよ(苦笑) 遠目からでも模様がはっきり見えるあたり、よりテーブル掛けに向いてるかなあって。
ただ、問題点その1。 ピコの位置が合わないので、これまで作成したものとうまく繋げない。間になにかしらのブレードを挟もうにも、私の技術ではまず無理。
そして問題点その2。 めっちゃ結いにくいです(−ー;) ……どうも私は、長いチェインや大きなリングを作成するのに向いていないようで。ブリッジもリングもねじれまくるわ、それぞれの大きさも揃えにくいわで……枚数 = 繋いだり糸始末をする手間が三分の二ですむメリットを秤にかけても、これはかなり厳しいかなあって。
これは試作品だからと、安いダイソーのレース糸を使ったのも、結いにくかった理由のひとつかもしれませんが。 ……なんかもう、ほんとにびっくりしたというか。ダイソー糸からオリムパスのプラチナレース糸に移行した時は、「うーん、まあ多少は使いやすい、かな? でも同じ手間をかけるなら、耐久性のありそうなメーカー糸で作るほうが、長持ちしそうで良いよね」ぐらいの気持ちだったんですよ。 なのに久しぶりにダイソー糸を使ってみたら、もう大変。 糸がねじれまくりの引っかかりまくり。ぐるんぐるんになったシャトル糸が引っかかるせいでリングもろくに閉じられないわ、目を移す作業さえもが満足にできず、数目ごとにシャトルから手を離し両手使ってなんとか目を移す始末。
……私、よくこの糸で練習できてたな……
人間、一度物事のレベルを上げると、下げるのはなかなかできないと言う話をしみじみと思い知りました。 あるいはメーカー糸で結ってみれば、長いチェインや大きなリングでもやりやすいのかもしれませんが……肝心のテーブル掛けの引き取り先すなわち母が、「ちっちゃいモチーフのほうがレースっぽい」「同じパターンがずーーっと続くのが良いんじゃない」と言い出しまして。 大きいモチーフを採用するなら、大きいモチーフだけで統一した方が良い。混ぜるのは不可、という要望が出たため、ここ一週間ぐらいの試行錯誤は無駄に終わりました。 まあ、この大きいモチーフは大きいモチーフで、また何かの役に立つ日も来るかもですがね。
さて、では今後も小さいモチーフを作り続けましょうかね。メーカー糸で(苦笑)
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No.7860
(創作:: タティングレース)
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2016年10月20日の読書
2016年10月20日(Thr)
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本日の初読図書:
あらすじはWEB(ry 2巻目となるこの巻は、トンデモ勇者が襲来する「きちゃったの巻」〜既にそのパターン2度目だからな「父帰るの巻」までと、前回未収録だった番外編「魔王とハロウィン」、そして書き下ろし番外が一本収録されていました。魔王さまが秋祭りのくじ引き景品を目当てに、涙ぐましい勢いで引換券を集めまくる「魔王と収穫祭」です。 個人的一押しキャラ、黄金の魔王さまも再登場。きっちり景品を引き当てつつ、勇者のその後について語ってくれたりします。 表紙のバックにちっちゃく描かれている通り、良い感じに歳食いつつ砕けた感じのちょい悪親父系で、実に私好みなキャラデザイン。 まあ、脳内イメージではもうちょっと体格良いかと思ってましたが、これはこれでvv 魔王あるある合戦では抜け羽について語っているので、黄金の魔王さまの羽根は鳥の翼タイプなのかなあ? 八重歯(笑)の魔王さまが椿油やあんず油について言及しているあたり、コウモリ羽根にも産毛が生えてて効果あるんだろうかとか、細かい所が気になりつつ。 冷麦やら這いずりさんやら、けっこう1巻から引っ張ってきてるネタも多いので、WEB版未読の方はぜひ合わせて読んでいただきたいところです。
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No.7861
(読書)
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ブラウザによるフリガナ表示
2016年10月21日(Fri)
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……の問題は、いつまでたっても決着がつかない悩みどころのひとつです。 私がスマホやタブレットで標準ブラウザではなくOperaを使用しているのも、最初に入っていた Chrome やブラウザで、自サイトの小説本文が、↓のような表示になってしまっていたからです。いやそれ以前に、最初に買った当時のスマホでは、ルビ部分の文字で全てが改行されるという阿呆な仕様でしたか。
今のスマホの Chrome
最初のスマホの標準ブラウザ
今のスマホですら、フリガナ( ruby タグ)をつけている文字が、極端に小さくなるという謎仕様。 そして兄の iPhone を借りてみたところ、iPhone の標準ブラウザ Safari でもこのように表示されているっぽいです。
小説家になろうなどの各投稿サイトはちゃんと表示されるため、技術的に何かしらの解決は取れるはず。しかし私にはそれが見つけられないまま、まあしょうがないか……と長らく放置していました。
が、今回何かのはずみにふと思い立って、ちょっと調べてみました。 そしてたどり着いたのが、ここらへんの情報。
■AndroidのChromeでフォントサイズが大きくなってしまう不具合は「max-height」で解決するかも | SEOモード http://www.seomode.jp/html-css/2014/06/25/3339/
■スマホサイト制作時の困った!iPhoneでフォントサイズが勝手に拡大されてしまうのを防ぐ方法。 | Plan B works http://planbworks.net/web/text-size-adjust.html
どうやらうちのサイトは、「ルビをつけた文字が小さく表示されている」のではなく、「ルビを付けた文字以外が大きく表示されている」ということなのではないでしょうか。
で、いろいろ試行錯誤してみた結果、外部CSSのうち小説本文を指定している txt という class 属性に、max-height: 999999px; という記述を追加。 さらに全体を指定する body に -webkit-text-size-adjust: 100%;という記述を追記してみました。
body { -webkit-text-size-adjust: 100%; } /*小説本文用*/ .txt { line-height:180%;max-height: 999999px; }
こんな感じです。 結果、Android の Chrome で、このような表示になりました。
左が修正前、右が修正後。 本文のフォントサイズが全て、フリガナがついている文字と同じ大きさに統一されました。そしてパソコンでも、少なくともIE11と Google Chrome ではレイアウト崩れしていない模様。
Android 版標準ブラウザやOpera、 Firefox でもおおむね同じ状態で、長兄に借りた iPhone の Safari でも、ちゃんと統一されたっぽいです。
この文字サイズのままだとさすがに読みづらいですが、そこはそれ、画面を横にしてやれば……
Android の Chrome
iPhone の Safari
なんとか許容範囲じゃないでしょうか。 ブラウザによっては、標準文字サイズの変更もできるので、そこらあたりはなんとかなるのでは……ないかな?
最近はスマホでアクセスされるお客様が非常に増えているので、こういった部分は非常に悩ましいところです。 そりゃあみんな、本文書いて投稿ボタン押せばそれですむ、小説家になろうやピクシブやカクヨムあたりに流れるはずだよ(−ー;)
実際読む側としても、紹介文あったり検索できたり規格統一された投稿サイトが便利で、私自身個人サイトなんてほとんど回らなくなっちゃってるからなあ……
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No.7863
(電脳)
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午後に二時間のCAD講習を受けていた、中休みの14時過ぎ。 休憩していたらいきなり「地震が発生しました! 地震が発生しました!」って音声が鳴り響いてびっくりしました<スマホの緊急速報だった そしてその三十秒後ぐらいにぐらっと。 速報聞き慣れていないせいで、何が起きたか判らないまま、しゃがみすらせず棒立ちでしたよ……(−ー;)
でもまあ幸いここらへんでは「おお揺れたな」ぐらいで、しばらく待って余震来そうにないと判ったら、そのまま講習再開された程度でした。 リアル知人等に、ひとまずご報告まで。
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No.7864
(日常)
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Androidで YouTube をバックグラウンド再生
2016年10月23日(Sun)
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最近、BGMを流しながら仕事をすることが増えました。 基本的に一人部屋に籠っての作業で、上の人からも「音楽とか流してても良いよ★」と言われているので、安心していろいろかけていたのですが。 さすがにローカルへ保存している曲は、ヘビロテしすぎて飽きがきました(苦笑) かといって、YouTube などの作業用BGM系を再生しようとすると、ブラウザを最前面に置いたまま、さらに画面を点灯しっぱなしにしておかなければならないのが、Android の辛いところ。 そんな真似をしていたら、あっという間にバッテリーが干上がります。
で、良さげなプレイヤーアプリはないかといろいろ調べてみるものの、どうもどれもしっくりと来ず。って言うか使い方がよくわからず(をい 最終的に、↓これに落ち着きました。
■Firefox ブラウザ 高速 & プライベート - Google Play の Android アプリ https://play.google.com/store/apps/details? id=org.mozilla.firefox&hl=ja
これプレイヤーやない、ブラウザや(笑) ちなみに私の AndroidOS でのメインブラウザはOpera。 理由は先日も述べた通り、スマホを使い始めた当時は、まともにルビ表示できるブラウザがそれしかなかったからです(しかも設定いじる必要があった)。 他にも動作が軽かったり、画面拡大したらちゃんと右端で文字を折り返してくれたりと、地味に長文サイト読むには使い勝手が良いので、そのまま使い続けているのです。 どうせなら今回を機に、普段のブラウジングも丸ごと火狐へ乗り換えようかなあとも思ったんですが。 読み込み速度が段違いな上、文字サイズや右端での折り返し等も駄目駄目だったので、まだまだ当分はOpera使いのままでいそうです。
あと Android 版 Firefox で、表示中のページをブックマーク登録って、どうやれば良いんでしょう……登録したいページに繋がるリンクを長押しすれば一応できるんですけど、それ以外の方法が見つけられません(−ー;) さらにブックマークの並べ替えとかも、できないんですかね、もしかして……できるのだとしても、直感で操作できないあたりでもうアウトかと。
当面は、音楽聞く時だけ使うことになりそうです。
……そして YouTube は再生できるけど、ニコ動には対応していないことにも気がついて _| ̄|○ やっぱりちゃんとしたプレイヤーアプリを探すべきか……
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No.7869
(電脳)
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2016年10月24日の読書
2016年10月24日(Mon)
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本日の初読図書: ■メイドは宰相の夢を見るシリーズ http://ncode.syosetu.com/s7070c/
物心ついた頃から、極めて優秀だった少女ツィオ。 大きめの商会に生まれた彼女は、そのおかげで貴族と同程度の高度な教育を受けさせてもらえたのだが、彼女にとってのそれは、なぜ他人が苦労するのか理解できないほどに簡単だった。算術も文字も歴史も、礼儀もダンスも剣術も何もかも。 しかし七歳になり学校へ通うようになって、彼女は自分には大切なものが足りていないのだと悟った。 周囲の子供たちはみな、将来は自分が国を良いものにするんだ、王さまを守る騎士になるんだ、もっと自分を磨いて良家の殿方に見初められるんだと、それぞれの夢を持ち努力していた。一生懸命何かに打ち込んでいるそんな周囲を見ると、とても羨ましかった。どれだけ能力的に優れていても、自分は欠けていると感じて仕方がなかった。 自分に欠けているもの、それは夢だ。何かを為したいと願う、そんな気持ちだ。どんなにいろんなことができても、それを使って何をしたいのか、その明確なビジョンが自分には描けないのだ、と。 困った彼女は、姉へと相談してみた。 「お姉様、私も何か夢が欲しい」「夢が?」「うん、だって皆持ってるのに私だけもってないの」「う〜ん……、でも、夢って持とうと思って持つものでもないしねぇ……」 考え込んだ姉は、やがてこんなふうに言った。 「ツィオはいろんな事ができるんだから、何かしたくても出来ない人の夢を手伝ってあげたら?」 「きっといつか、その人の夢を、ツィオも一緒に見るようになるわよ」 その考え方は彼女にとって、目の前が一気に晴れるような気持ちになれる、新鮮なものだった。 そうして彼女が選んだ、将来の道は……
読み切り連作、全四話、コメディ系? ほんのり恋愛要素はあるようなないような。 超絶ハイスペックな少女が、お掃除から暗殺までなんでもこなす万能メイドとして、宰相様のもとで日々活躍しています。睡眠? 大切ですので、しっかり六時間寝ておりますよ? 脳の半分づつですが、みたいな。 ちなみに宰相様は苦労性っぽい。宰相様だって相当チートにハイスペック(しかも若くてイケメン独身/たぶん)なのに、メイドさんがあまりにも有能すぎてなんだか背中が煤けてます(笑) でも有能すぎる彼女を疎むでも恐れるでもなく、存分に有効活用もしてあげる、その懐の深さが良いんです。あと、いい意味で理想家。国をより良くするため、私心を持たずたゆまず努力する宰相さんだからこそ、メイドさんも彼の「夢」を叶えることを自分の存在意義に置けた訳ですし。 あとなにげに王様も大物です。普通国のナンバー2がこんな反則技な腹心を飼ってたら、絶対疑心暗鬼で自滅するよ。 そういうドロドロしたところがないのが、安心して読めるところです。
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No.7870
(読書)
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2016年10月27日の読書
2016年10月27日(Thr)
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本日の初読図書: ■Fell down the…… http://ncode.syosetu.com/n1254cu/
乙ゲー転生系アンチ。短編。 後書きの「悪役断罪物のよくあるイジメの内容で、階段から落とされたというのがあるけど、あれ自作自演でもマジ危ないよね……」というのがすべてを語っています。
■異世界転生の真実 〜神視点〜 http://ncode.syosetu.com/n0308dm/
同作者さんによる転生チートへのアンチ。短編。 やはりブラックです。
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No.7872
(読書)
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更新情報(2016年10月28日)
2016年10月28日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」に、著作権切れテキスト「名馬の犯罪」九話目をUPしました。原作はシャーロック・ホームズの『銀星号事件( Silver Blaze )』。大正時代の三津木春影さんの翻案です。
レースに出場する馬達、名前が妙に格好いいものにアレンジされています。いや銀月( Silver Blaze )も相当にアレですけど<そもそも Blaze は炎とか閃光とか強い光を表すはず 原作英文では、それぞれ The Negro、Pugilist、Desborough、Iris、Rasper といった感じで、まあ意味のある単語もありますけど、おおむね普通の名前っぽいんですが。 この翻案では「隼」「電光」「野嵐」「荒浪」と、どれもめっちゃ速そうです。ってか、前田慶次あたりが乗ってそうww あ、紹介が五番までしかないのに、その後で六頭走ってるのは原文ママです。
そして原作の通り、呉田博士やらかしてます。楽しそうですww 「to wash his face and his leg in spirits of wine(アルコールで彼の顔と脚を洗う)」のアルコールが、焼酎になってるのもなんだかおもしろく。せめて酒精ぐらいにならなかったんでしょうか(笑)
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No.7873
(更新)
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某所でポチッたとある古本。 まだまだ相場は送料抜き300円以上ぐらいなのですが、時々チェックしに行っていたら一冊だけ1円出品しかも状態「良い」があったので、大急ぎでクリックしたのです。 それが本日届いたのですが。
これ同シリーズの二冊前のやつだよ _| ̄|○
同梱されていた伝票にはちゃんと希望していた通りのサブタイトルが書かれているので、おそらくは梱包時に取り違えられたのでしょう。 ……最近のラノベは、タイトルに通し番号つけず、しかもサブタイトルの字がすっごくちっちゃいレイアウトだったりするからなあ。正直リアルタイムで追っかけずあとからまとめ読み派の読者にも、けっこう厳しい仕様だと思います。 とりあえずお店には問合わせのメールを入れましたが、さてどんな対応をしてくれますかねえ。 ここでの対応が好印象だと、次からもその店で買おうと思えるのですが……
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No.7874
(日常)
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まあ普通の対応でした
2016年10月29日(Sat)
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昨日問い合わせをした、注文と異なる本が届いてしまったネットショップですが。 お返事が来ました。 モノが在庫にないので全額返金。間違えて送ったものは、そちらで利用するかご処分下さいとのことでした。 うん、まあ不可もないけど可もなしってところですかね。週末なのにすぐ対応してくれたのは好感度高いです。しかし交換ではなく返金という点が「やった読める!」と思ったテンションを下げてしまい、プラマイ0って印象です。 まあ「覚えとけ、お前の店では二度と買わん!」とまでは行かなかったってことで。 ……って、1円出品の品物に、なにを偉そうに文句つけてるんだって話でもあるんですがね(苦笑) それにむこうは本一冊まるまる損をした訳で……発送作業は気をつけないとなあと、ちょっと他人事ではないので己も肝に銘じてみたりとか。
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No.7875
(日常)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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