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スマホの落下防止用に、指を通して使っている自作のリングストラップ。 気が付いたらずいぶん汚れてくたびれてきていたので、作り直してみました。 最初に作った試作品から数えると、三代目になります。
これまでは素朴系ウッドビーズを使っていたのを、今回はちょっとくすんだムーンストーン的な光沢のある、お洒落系プラビーズにしてみました<本物の石は高い ……ビーズを選ぶ上で最大のポイントというか最低条件なのが、タコ糸が通るかどうかってあたりがまたなんとも複雑で(苦笑) 本当は四本通った上で作り終わりの結び目も押し込めるのがベストなんですが、このビーズだとギリギリ二本と結び目が精一杯。おかげで強度的なものが少々心配だったりしなくもなく。
ちなみに今まで使っていたのと並べてみると、こんな感じ。
同じタコ糸で作ったのに、新品と9ヶ月使い続けたものと、ここまで差が出るとは……もっとこまめに手を洗うべきなんだろうか(遠い目) 横にピロンと出ている編み終わりの二本も、すぐに緩んできて見栄えがよろしくなかったので、今回は平編みを省略。代わりに木工用ボンドをちょっとつけて、ビーズの固定と強度増を狙っています。……個人的には、あんまりこの手の細工物に、接着剤的なものは使いたくないんですけどね<解いてやり直しができなくなるから
なお使用している材料は、例によってすべて百均で買えるものです(笑)<ビーズ、タコ糸、二重リング、ストラップパーツ。 全部イチから揃えると500円くらいかかりますけど、どれも複数個入ってますから、一回購入すればしばらくはいろいろ作れますからね。……今回も、以前かんざしパーツなど用に買っていたあれこれを組み合わせたので、新たな発生材料費はゼロ。 特にこのストラップパーツは、10個入り買ったらナスカン部分がかんざしパーツには小さすぎて、使えずにいたのですよね。こちらの方で有効利用できて良かった良かった。
……この太さのマクラメ糸とかで、汚れの目立たない真っ黒とか売ってないかなあ。お安い値段で(←ココ重要)
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No.7070
(創作)
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……ちっとも減らないのは何故
2015年09月05日(Sat)
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先日、読み返したいマンガがあってプレハブ小屋から出してきたダンボール入りの本を、そのまま戻すのは面倒だしスペースも足りないからと、中身を全部裁断してスキャニングし、自炊PDFにしたのですよ。 その数、およそ80冊。ちょうど一週間ほどかかりました。 DVDに焼く際の容量合わせに、何冊かは自室の本棚に並べている中からも足して、と。……ああ、せっかく空いたダンボールを捨てるのはもったいないな。また本棚スペースも足りなくなってきてるし、まだ自炊する気にはなれないけれど、再読頻度の低いものを詰めてみるか、とか思いましてですね。
……気が付いたら、一箱しかなかったはずのダンボールが、3つもあるのはなんでなんだ(汗)
そしてそれだけ本を取り出しても、少しも空いたように見えない本棚が _| ̄|○
ちなみにデータベースに記録している限りでは、写ってる本棚には780冊ぐらい収まっているはずです。 もっとも下の2段に入ってる同人誌とか雑誌はリスト化してないから、それらを含めるともう少し増えるかもですが……そして、下に積んであるダンボールの中には、3箱で227冊入ってます。
何故だ……それだけ取り出して、何故ちっとも本棚に隙間が増えないんだ……しかもリストによれば、未読本置き場にはまだ73冊、積読が入ってるらしいよ……(遠い目)
書庫がほしいです。切実に自分専用の書庫がほしかとデス……
そして、重たいものをさんざん移動させたせいで、背中が痛い(−ー;) どれをしまうか選択して棚から出してくるより、自重でのちのち歪まずかつタイトルが確認しやすいようきっちり考えて箱詰めするより、どの箱にどの本をしまったのか、判るようにリスト化するのが一番大変なんですよねえ。 まるでパズルのように、試行錯誤しながら箱詰めして綺麗に収まることを確認してから、一度全部取り出してタイトルチェックしながら蔵書データベースを編集したのち、もう一度もと通りに詰め直す。しかも湿気と虫対策として、ダンボールは二枚はぎ合わせたビニールのゴミ袋で内張りするとか、我ながらそこまでするならいさぎよく手放せって話ですよね、ふふふふふ……(遠い目)
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No.7074
(日常)
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なんでも取っておくものだ
2015年09月06日(Sun)
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わざわざ月額有料契約してスマホにインストールした、ソフト●ンク推奨のウィスル対策アプリ「スマートセキュリティ powered by McAfee 」。 それが数ヶ月前から「新しいアップデートがあります」と毎回警告が出るくせに、「アップデートする」をタップすると文字化けした謎ページに飛ばされてしまい、にっちもさっちもいかないということが続いておりました。 ネットで調べてみると、いつの間にか Google Play からのダウンロードができなくなっており、標準搭載アプリであるスマセレとやらからしか、バージョンアップできなくなっているとのこと。
……しかし何故か、私のスマホのアプリ一覧には、スマセレが見当たらない件について(汗)
単にアイコンが消えているだけかもしれないと、設定の「アプリケーションの管理」→「すべて」で探してみるも、やっぱりない。 なんかの勢いでアンインストールしてしまったのかとも思いネットで調べてみるも、「標準搭載アプリだから削除はできない」という情報しか見つからず。改めてダウンロードできるサイトも見つけられません。 どないせえと……と。 _| ̄|○ となりながら、どうしようもなく、この数ヶ月間放置し続けていたのですが。
昨日、いきなりふと思いついて、SDカード内の backups というフォルダをのぞいてみたのです。 このフォルダには、ESファイルエクスプローラーによってバックアップを取った場合の、各種アプリのインストールファイル(*.apk)が入っています。 スマホを再セットアップした時など、いちいちパケット代をかけつつアプリを探してダウンロードし直したりせずにすみ、またもう公開終了されたアプリを使い続けたい場合などにも、たいそう重宝する機能なのですが。
「スマセレ_3.0.1.apk」
あったーーーー!?!?
え、なんで? なんでプレインストールアプリの apk ファイルがバックアップされてるの?? ってか、 apk があるってことは、元々は本体にインストールされていた訳で……ならなんで私は削除できないはずのアプリを削除できてるの(?_?)
疑問がうずまきつつも、とりあえずその apk ファイルをタップして、スマセレを改めてインストール。 それから McAfee のアップデートボタンをタップしてみると……できました!!
今まで謎の文字化けページに飛ばされていたのが、ちゃんとダウンロードページが表示されてくれましたよ(涙)
ああ、これで出っぱなしの警告にわずらわされずにすむ……払ってる月額使用料が無駄になってないと安心もできる……と感無量です。 我ながらよく apk ファイルをバックアップしていたものだと、改めて予防処置の大切さを実感してみたり。
……って言うかそもそも、最初にアップデートできなかった段階で、ソ●トバンクのサポートセンターに電話をかけたのに、「ただ今たいへん混み合っています〜〜」のまま二十分待っても繋がらなくて、結局あきらめたという経緯があったりとかするんですよね。 なんというかこう、いろんな意味であそこの対応はもにょるものがあるなあ……
そして今週のアニメ「アルスラーン戦記」第22話「決戦前夜」。 う、うーーーーん……先週が神回だっただけに、今週はなんというか……やはり楽士がいないうえにルシタニア・銀仮面陣営がメインとなると、こんなにも華がなくなるのか(しょぼん) エピソードとエピソードの間ゆえの、盛り上がりに欠ける部分なのはしかたがないのでしょうが。 そしてルシタニア一般兵の前で、堂々と「ヒルメス殿下」だの「この王都にはびこる敵を蹴散らし、王位におつきください」なんて会話をしてて良いのかとか、突っ込みどころはいっぱいあった気がするんですが。ヒルメス軍が聖マヌエル城に到着した段階で、全部脳内から吹っ飛びました。 え……この段階で銀仮面が聖マヌエル城に入るって……まさか荒川アニメは本気で今クール残り三話でアルスラーンとヒルメス王子の決着をつけて、王都奪還まで持っていくつもりなのか!? いやいやいや、それはないだろう!?!? あれ? 私なにか記憶違いしてる?? えっと、なんだ。これはあれですか、ここで銀仮面が真っ向勝負で一度敗退 → 悔しさのあまり正統性の強化を求めてデマヴァント山へ、という流れに持っていくんだろうか。アンドラゴラさんが、やったら思わせぶりに予言予言繰り返してるのも違和感がありまくりですし。いつになったら『真相』が明らかになるんだろう。 ってか、銀仮面が『真相』を知るのって、どのタイミングで誰からだったっけ…… このまま銀仮面と決着をつけて王都まで一気に攻め上っちゃうと、ヒルメスの「正統を主張するだけで、民が飢えてても平気な駄目王族ぶり」と、殿下の「王家の血は引いてなくても、民の為を思った政を行う王者たるに相応しい大器」という比較が、パルス国民に印象付けられないですよね……ペシャワールに向かってるクバードとも合流できないし、メルレインやジムサも出てこれないし、ギーヴの帰参だって……あああああ、ふ、不安だ(汗)
とりあえず、エラムとアルフリードの即興小芝居や、久々のナルサスの迷画家っぷり、そしてエンドカードの微笑ましさあたりで、嫌な予感に満ちる心をなだめた今週の放送でした<安定の黒い壁と「ニャ」って噛んでる殿下らの後ろで、恨めしげにちっちゃく映ってる銀仮面がww
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No.7075
(映像)
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まあ、大丈夫でしょ
2015年09月07日(Mon)
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机周りの掃除に使っていたウェットティッシュがなくなってしまったので、また Amazon で買い足そうとしたのですが。 ……以前買った時に比べて、同じ商品がお値段倍になってるって、どういうこと??
他の類似商品も、基本的に送料がかからない書籍などと異なり、送料が高い上に本体価格もけっこうするものばかりだったので、今回ばかりは通販を使わず食料の買い出しついでにドラッグストアで探してみることに。
OA機器用じゃないのがちょっと気にかかりましたが、お肌に優しいノンアルコールタイプだし、無香料だというのもありがたく。 なにより150枚入りで、店頭価格税込299円というリーズナブルさが決め手となりました。 パッケージに不織布かどうか書いてなかったですけど、かえって開けてみたら、ちゃんと不織布で拭き跡に繊維が残らない仕様だったのも良かったです♪
ちなみにこの手のケースのウェットティッシュを、乾燥を防ぎつつ長く使用するには、ケースを逆さにして置くと良い、という小技をどこだかで見かけて、あなたは神か! と思ったものでした。 枚数が多いと、使い終わりの頃には水分が蒸発しちゃって、ただのティッシュになっちゃいがちなんですよねえ……(苦笑)
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No.7078
(電脳)
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2015年09月07日の読書
2015年09月07日(Mon)
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本日の初読図書: 加奈達の剣道部に多額の寄付をしてくれるはずだった彫刻家の三砂が、不可解な死を遂げた。内側からしか扉が開かないはずのアトリエで、絞殺されていたのだ。三砂は女関係にだらしなく、性格も悪かったため、周囲の人々の誰もが多かれ少なかれ殺害の動機を持っているという。しかし加奈から相談を受けた燈馬は、「犯人の要素を持つ人物は多いが、犯行を成立させられるのはただ一人」だと断言して……『iff』 山奥にある廃墟と化したお堂から、100年前の新興宗教教祖のミイラが発見された。現場から発見された1920年代の科学雑誌の束は、巡り巡って燈馬のもとへとやってくる。その間に挟まっていたノートには、科学雑誌の記者で立神教の信徒でもあった、ある男の手記が綴られていた。その内容に興味を惹かれた燈馬と加奈は、遺体発見現場である廃墟を訪れる。するとそこには、教祖の曾孫だという物理学部の院生、立神杏もやってきていた。彼女が持っていた、教祖が失踪した時期の資料と燈馬が見つけたノートを突き合わせることで見えてくる、当時に起きた事件とは。そして記者が経験した出来事とは……「量子力学の年に」
全50巻で終了を迎えた燈馬と加奈ちゃんの数学ミステリ、Q.E.Dシリーズが帰ってまいりました。 長らくサザエさんワールドで高校2年生を続けていた二人が、3年生に進級してのリスタートです。 今回の1巻目は、前作を知らない方々にも判りやすいようにでしょうか、シリーズ全体サブタイトルともなっている「iff」では、久しぶりに普通に殺人事件が起きて加奈ちゃんのお父さん水原警部が捜査に乗り出し、燈馬くんが数学的なうんちくを並べながら、ひとつひとつ可能性を列挙して謎を解いていくという、初期の作品に近い構成をしていました。 それでいて二人の関係は、ちょっと変化を見せている、かも? 「みんな困ってるじゃない! 力を貸してよ!」と、理屈ではないところで強引に助力を求めてくる加奈ちゃんに対し、「自分の家は、まず自分の石で建てるものでしょ?」とあっさり流してしまえる燈馬くん、強くなったねえ……その上で、「じゃあ、壁作ったら屋根作ってよ!?」「それは水原さんの努力次第です」なあんて、ツーカーなやり取りをしちゃうあたり、すっかりコンビが板についてますなvv
マンション住まいだった燈馬くんが一軒家に引っ越していたりと、いよいよこの街に骨を埋める気になったか……? とかニヤニヤしてみたり。 しかしあの一軒家、外観があれで内部がああだと、寝るところとか風呂とかはどうなってるんだろう(汗)
そして個人的今回の加奈ちゃんの名言は、「あんたの本はつがいのハムスターか!!」でした。 ほんとにねえ、減らしても減らしても、いつの間にか増えてるんですよね、買った本って……(遠い目)
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No.7079
(読書)
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いつもお世話になっている pao ままさんから、プレゼントを頂きましたvv
シュシュ×2つ。 ここ数日、急激に気温が下がってきて、そろそろかんざしも使い納めかなあと思っていたところに、これは嬉しい贈り物。 うふふ、ありがとうございます。ありがたく使わせていただきますね〜〜>ままさん
なにげに、これが人生初シュシュだったりします(笑) 使い方、これで良いんだっけ……?
追記: ちょっとネットで検索してみたら、ヘアピンと組み合わせたアレンジを発見。 かんざしで応用してみると、こんな感じになりました。
これはこれで、後れ毛押さえにもなって一石二鳥ですかねvv
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No.7081
(日常)
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2015年09月08日の読書
2015年09月08日(Tue)
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本日の初読図書: すっかりペット専門として認識されている百瀬弁護士事務所に、今回持ち込まれてきたのは、密室猫妊娠事件だった。 舞台専門の女優 白川ルウルウの飼っているメインクーンが、いつの間にか妊娠していたのだという。完全室内飼いで、家どころか専用部屋からすら一歩も出していないのにだ。チャンピオンの血統を持つその猫べべは、アメリカで行われるキャットショーに出場させる予定があり、そこで入賞した暁には同クラスの猫と最高の縁談をまとめて、チャンピオン二世の誕生を夢見ていたのに、と。 命は大切だから堕胎などは考えていないが、父親の分からない仔猫を育てる気にもなれない。相手を見つけて飼い主に責任をとってもらい、生まれた仔猫も引き取らせたいというのが依頼の内容であった。 白川ルウルウの説明は整然としており、筋も通っているのだが、百瀬はなにか釈然としないものを感じる。 一方で百瀬事務所かかりつけの獣医の柳まことは、無責任な飼い主に振りまわされ、心をささくれさせていた。金に物を言わせて珍しいニシキヘビを買った大企業の御曹司に、飼育に必要な準備や諸手続きいっさいを丸投げされたあげく、定期検診のたびに口説かれたかと思えば、半年もしないうちに婚約者が嫌がるから手放したいとか言い出すいい加減ぶり。下手に放置すれば、この馬鹿者はニシキヘビをそこらへんへ適当に捨ててしまいかねない。たとえそれで怪我人が出たとしても、婚約者のためだからと平気で開き直りそうだ。 半ば勢いでニシキヘビを引き取ったは良いものの、難航するだろう里親探しの苦労を考えてやさぐれていた彼女の元へ、大きな灰色の猫を抱えた男が飛び込んでくる。なんでも長距離トラックを運転していて、はねてしまったのだという。汚い野良猫一匹のために、自分のトラックすら放り出して必死になっている彼、土田帆巣の純粋さに、まことはどこか心が暖かくなるのを感じる。 そんなこんなな日々の中、忙しい仕事の合間を縫って婚約者 亜子と旅行に出かけようとしていた百瀬のもとへと、とんでもない依頼が舞い込んできた。 それは、預けていたニシキヘビを勝手に転売した、まこと動物病院を訴えたいという内容で ――
ああ、このシリーズは巻が進むほどに面白くなっていくなあ……(しみじみ) 予定調和的ご都合主義はありますけれど、そこがまたこのシリーズの良い所なのですよ。
……って、この後かなり長く書いたはずの下書きが、全部ふっ飛んでる _| ̄|○ナゼダ
ええと、百瀬さんが自分の育った孤児院を訪ねた結果、今後の展開に繋がりそうな母親に関するエピソードとか、百瀬さんの半端ない天才ぶりが明らかになってきたりでワクワクしたとか。 天才ゆえに時にふっとんだ行動をとりがちな百瀬さんを、多少は戸惑いつつもなんだかんだで丸ごと受け入れちゃってる、ちょっと天然気味な大物ぶりを発揮しだした亜子さんがだんだん愛しくなってきたとか。 今回は行きつけの喫茶店のウェイターとか依頼人の家政婦とかいった脇キャラ視点もけっこう多く、彼らから見た百瀬さんの描写が、変人呼ばわりされつつもやっぱり暖かくて、モブ視点好きの私には嬉しかったなあとか。 前回、いろいろあった透明人間さんと元・タレント弁護士二見さんも、噂話でしか出てこないけど頑張ってるみたいだなあとか。 三千代婆さん、再登場! 相変わらずかっこいいvv そして木村田村も変わらずおバカそうだけど幸せそうで何よりだとか。
……そんなことを書いていたような気がします(−ー;)
とにかくね、読後感が優しいのですよ。 何十年も心に秘め続けた一生ものの恋を、無残に踏みにじられてしまった秘書の野呂さんにも、やっぱり救いはあった。 女優としての生き方以外、すべてを切り捨てているような白川さんにだって、彼女なりの思いやりや愛情というものがあった。 まこと先生と帆巣くんの、ちょっとズレた関係は、それでも読んでいてニヨニヨできるしvv 騒動の発端となった、一見無責任に思えるかもしれない人物にだって、彼なりの譲れないポリシーがあって。
ご都合主義でも何でもハッピーエンド推奨派の私としては、今のところシリーズ内でこの巻が一番好きかもでした。
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No.7083
(読書)
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更新情報(2015年09月11日)
2015年09月11日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」で、著作権切れテキスト「死刑か無罪か」の(一一)〜(二〇)をUPしました。
「緋色の研究( A Study in Scarlet )」が「驗血探偵事件」って(笑)
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No.7088
(更新)
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ここ最近、ぐっと気温が冷え込んできて、寝具をタオルケットから掛け布団に変えたくて変えたくてたまらなかったのですが。 ……雨続きで、押し入れにしまわれている布団を干すことができず。 湿気ったカビ臭い掛け布団を使うのは嫌なので、この数日は下半身をタオルケットでくるみ、上半身には半纏を着て寝ておりました。いやもうほんとにね、寒いのなんのって。
そして週間天気予報をチェックして、本日のお天気晴れのち曇り、降水確率0%というのを見て、ようやくか!! と朝イチで行動に出ました。 軒下で雨ざらしになっていた布団干し台を裏庭に広げ、濡れ雑巾で拭き拭き。 そして二階から持って降りた布団を、間もなく日が当たるであろう位置にセッティング。 あとは母に「もし雨が降ったら、取り込みよろしく!」と声をかけて出勤しました。
仕事中もときどき外を見て雨が降っていないか確認しつつ、お昼休みに「干してある布団、ひっくり返しといて」と母にメール。
おかげで帰宅時には、お日様の匂いがするふかふかの掛け布団がvv ああ、これで今夜から寝心地がましになりそうです……(しみじみ)
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No.7091
(日常)
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2015年09月11日の読書
2015年09月11日(Fri)
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本日の初読図書: アルファポリスさんでコミカライズが無料公開されているのを読んでみたら、なんだか面白そうだったのでポチッとな。 タイトルの通り、魔王を討伐して帰ってきた勇者様が、救いだした姫君にプロポーズするかと思いきや、お城で待っていた姫君の侍女さんに求婚しちゃいましたというお話。 勇者に見初められた侍女Aことアーリアは、自他ともに認めるモブキャラ。 姫さまが魔王にさらわれるところを目撃し、悲鳴を上げて王様へ報告し、勇者様へ「どうか姫さまをお救い下さい!」と言うだけの、勇者物語には名前も出てこない脇役です。そんな彼女へと、何故か勇者グリードがプロポーズする。しかも歴代最強かつ最凶である、彼が。 平穏をこよなく愛するアーリアは、美形からの満面の笑み付きのプロポーズも迷惑だと心底思う、根っからの小市民。しかし空気を読むスキルに長けている彼女は、謁見の間の衆人環視のただ中で、それを断るわけには行かないことも判っていて。しかもなぜか、勇者パーティーの面々からは、どうか断らないでくれという必死のアイコンタクトが飛んで来る。
実はこの勇者グリード、アーリア以外に対しては無表情無愛想がデフォルトの、感情自体が欠落しているような存在。しかもプロポーズしたその段階で、アーリアと交わしていた会話は、「姫さまを助けて下さい」「判りました」の一件のみ。 はい、ヤンデレきたー(笑) しかも精霊に愛されまくった勇者様、わざわざ命じなくとも彼の感情を読み取った精霊達が、せっせと様々な情報を運んできつつ、アーリアに近付く存在を排除にかかる。 はい、ストーカーきたーーーwww
なまじこれまで心動かされるものを何ひとつ持たなかった彼だけに、アーリアに対する執着は凄まじいです。たとえ姫君と恋仲になった勇者パーティーの魔術師を、姫君とセットでああ微笑ましいなと眺めていてさえ、その瞳の奥に昏い炎が……そして全精霊に愛された歴代最強勇者さん、魔王を倒したいま、彼を止められる存在はいない訳で。 アーリアの返答や選択いかんでは、世界をも滅ぼしかねない最凶勇者降臨です。
この1巻では、じょじょにグリードの規格外さを思い知らされてゆくアーリアが、外堀埋められまくって、ついに公認婚約者になってしまうまでが綴られています。 あと番外編として短編3本、計50ページほどかけて、グリード視点で幼い頃からのあれこれと、アーリアに出会って世界が一変した経緯について語られています。
どうやらこの世界における、魔王と勇者のシステムには、なにやら公にはできないドロドロした裏事情が存在している模様。 そんな『真実』を知った上で、アーリアが絶望し、この歪な世界を憎み滅亡を望むのであれば ―― 俺が全てを壊してあげる、と。魔王を倒したその場で、にっこりと笑顔でそう告げるグリードの壊れっぷりがゾクゾクしますね。 さて、一般市民(いやいちおう子爵令嬢だけど)代表たるアーリアは、どうやってこの最終兵器の手綱を握ってくれるのか。そして秘められた世界の真相とは?? 続きが楽しみです。
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No.7092
(読書)
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前々からちょこちょこと話題にしている、透明ブックカバー。 さすがにすべての本につけようとまでは思わないのですが、特に傷みやすくかつお気に入りの一部の本には、防護用にかけておきたいとも考えているわけで。 しかし地元のリアル店舗では売っているのをさっぱり見かけないし、さりとて通販で探してみるも、送料を込みにするとコストパフォーマンスが正直微妙。
そんなにたくさんはいらないけれど、10枚だとちょっと少ない。で、20枚ぐらいを買おうとすると、1枚あたりの単価が3〜40円とかになる。 文庫版と新書(コミック単行本)サイズは、多少大きめですが、それでもダイソーで10〜12枚入り(1枚あたり11〜9円)があります。しかしB6サイズ(大きめ青年コミックとか)と四六判(アルファポリスの単行本とか)は、百均で置いていないのですよ。
でもって。 ちょっと話は飛びますが、私は普段、めったに楽天で買物をしません。 買いたいもののほとんど(本とか本とか本とかPC周辺アクセサリとか)が、Amazon の方が安いからです。しかし何故かアクセサリパーツ類などは、楽天の方が安くかつ、品揃えも豊富。 あとたまに両親から購入を頼まれる、仏具とかなんかも楽天でしか扱っておらず。 気がついてみたら、そこそこまとまったポイントが溜まっておりました。でも私個人には、前述通りあまり使い道がない。
そんな訳で、
楽天のほうがより安く、かつ買おうかどうしようか迷っていたこれを、ついに購入してみたのでした(笑)
四六判は1枚あたり31円とけっこうなお値段ですが、B6サイズの方は12円以下と、百均とほぼ同じコスパです。 なお四六判は、今のところこのブッカー君と、あとはもう一種類しか選択肢がないようです。
こちらだと、送料込みで1枚あたり単価26円弱。でも30枚は流石にちょっと多いかなと。 いやまあ、それぐらいの冊数は持ってますけどさ。
モノが届いたのは、昨日の夕方でした。 レビューすることが条件の上でのこのお値段なこともあり、早く使ってみたかったのですけれど。昨日は昨日でバタバタしていたし、今日になってからゆっくり落ち着いた気持ちで楽しむことに。
二つ折りになって届いたため、折れ曲がりがちょっと気になりました。でもどこだかで見かけたレビューを参考に、使用中のノートパソコンの下に一日敷いておいたら、まったく判らなくなりました(笑)<熱を持つパソコンもたまには役に立つ
装着したところ。 遠目にはほぼ違和感なしですね。右から順に、アルファポリス単行本(四六判)、角川エンターブレインの単行本(B6サイズ)、コンビニ廉価版(B6サイズ)。 私は基本的にこの手のカバーはシールを留めず、折り返して帯に挟むだけで済ませています。しかしコンビニ廉価版はさすがに厚みがありすぎて、折り返し部分の長さが足りない場合もありました。その場合は、やはり百均で購入した大きな半透明ふせんの粘着部分(それだけで5cm×2cmある)を切り取り、テープ代わりにして貼り付け。
■半透明ふせん|草食王子の華麗なる生活 http://ameblo.jp/takeplace/entry-10257679765.html
……意外と便利なんですよ、このフィルム付箋。 薄くてしっかりくっつく割に、剥がそうとすれば無理なく剥がれてくれて、それでいてかなりの回数貼り直せる。あとにネバネバも残らない。なので自動しおりを文庫より大きな本で使う際、ページに貼り付けるのにも愛用しています。
なおダイソーのクリアカバーを使った時ネックとなった、装着すると普段使いの布製ブックカバーに入らないという点も、こちらはちゃんとクリアしてくれました。
きれいに収まります。 そして一番気になる、丈の高さについてですが……
だいたい2ミリ〜最大でも4ミリぐらい余る程度でしょうか。コンビニ廉価版は、出版社によってかなり丈にバラつきがあるようで、余るものはかなり余る感じはあります。 でもまあ、むしろ2ミリぐらいは余裕がないと、入れる時にカバーが破れるか本を傷めるかしかねませんし、これぐらいがちょうど良い大きさなんだと思いました。 ちなみにパッケージに記載されている公称サイズ(高さ)と比べると、
ブッカー君 四六判 公称サイズ:188mm 実際寸法(外寸):191mm
コミック番長 B6 公称サイズ:高さ183mm 実際寸法(外寸):186mm
でした。 どちらも3ミリほど小さめに書いてあるというか、そのサイズの本まで入りますよ〜〜という書かれ方なのでしょうか。 ちなみに↑に写っている「ワールド・カスタマイズ・クリエーター」が、高さまさに188mmちょうどで、「辺境の老騎士」が181mmあります。それであんな感じ。
……でも実は、このクリアカバーを購入した一番の理由は、コンビニペーパーバックにつけたかったからなんですよね(苦笑) 本来の書籍はもう絶版だったり、高くて手が出なかったり、あるいは置き場の問題、そして切実なのが単行本未収録作がそれでしか読めないなどの理由から、廉価版とはいえ読み捨てにはしたくないものが何冊かありまして。 しかしそこはしょせん、廉価版。安っぽい表紙はすぐに角が折れたり白く剥がれてきたりするし、うっかり水や食べ残しがこぼれていたらと思うと、テーブルに置くのさえいちいち気を使います。 でもこれをつけておけば、ちょっとやそっとの水気も大丈夫。 ようやく安心して、食事用テーブルでも読書ができます♪
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No.7094
(日常)
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メル兄は二期に回想シーンで登場希望
2015年09月14日(Mon)
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今週のアニメ「アルスラーン戦記」23話「聖マヌエル城の攻防」。 完全アニメオリジナル展開でやってまいりました、聖マヌエル城の戦い<原作では銀仮面あそこにいないし、攻城戦ですらなかった。そもそもエトワール自体、この戦いこそが初登場。 ファランギースとアルフリードの会話「殿下はパルスを麗しの王土に〜」があったのは、嬉しかった! アルフリードが、単にナルサスにくっついてきてる訳ではなく、ちゃんとアルスラーン自身に忠誠を抱き始めてるのが語られてて良かったです。 あとジャスワントとザラーヴァントも、いちおう歩み寄ってましたね。……ってか、あそこまで大人な対応を見せたジャスワントに、まだツンデレで返すかザラーヴァント(苦笑) トゥースの鉄鎖術も出たし、イスファーンもそれなりに活躍してた。 そしてここで駆けつけるか、クバード! あんたペシャワールに向かってたん違うの? あ、それともあれってもしかして、戦場じゃなくペシャワールから聖マヌエル城に向かってる途中の使者を助けた構図なのか?? まわりに兵士ほとんどいなかったし。 ……ってか、どっちにしてもこれで、自称パルスで二番目に弓のうまい男の登場が消えたってことですか、そうですか _| ̄|○
地下道で戦うサームとキシュワードの苦労症対決。 言い返しようもない正論で激昂するキシュワードに対し、サームはもう積んできた経験の差ぐらいしか誇れる部分がないぞ。やっぱりこの人、気の毒すぎる。
そして「え、ザンデここで死ぬの!?」と思ったら、すでに半ば存在を忘れられつつあっただろう、魔道士登場。回収していきました。残りあと2話でこの展開ってことは、次シーズンを期待してもいいですよね? ね!?
……まさか、ザンデがトゥラーン王やアンドラゴラさんの代わりに、あのへんの宿主にされたりしないだろうな(汗)
でもって。 最大のポイントはやはり、エトワールがついに真実を知った!! なんでしょうが。 アルスラーンが思いのほか落ち着いてましたね。すっかり王族としての自覚と貫禄が出て(ホロリ) まあエトワール = 先日の女の子とは認識してないからってのもあるんでしょうが。 エトワール自身は、自分が敵国王太子の背中を押したと知って、次回どう反応するんでしょうね。彼女のキャラ自体が良い意味で原作とはまったく別物になっているので、この部分はまったく展開が読めません。来週を素直に楽しみにしています。
……しかしエトワール、遠目でエラムを見つけて、いくら以前は顔の下半分隠してたからって、服装体格装備雰囲気そのまんまなのに、なんで「おぼっちゃん」の護衛してた少年だとは気付かず、「王都で女装してた怪しげな奴」という認識しかしないんだろう。 ペシャワール侵入時の回想シーンと言い、アニメスタッフはアルスラーンが聖典もらったあの二度目の邂逅を、すっかり忘れてるとしか思えないのがちょっと。オリジナル展開は面白ければ別に良いけど、ちゃんと整合性はとっとこうよ……
あといい加減、ルシタニア兵の前で「ヒルメス王子」を大声で連呼する脳筋が(−ー;) 銀仮面卿も、ルシタニア兵相手に二枚舌どころじゃないめちゃくちゃな演説かましてましたし。あんな自分だけが大事なキ●ガイに即位されても、とてもじゃないが落ち着いてまともな統治できるようになるとは思えんよ……>サーム
次回は王太子軍が聖マヌエル城に突入し、アルスラーン&ダリューンとヒルメス王子が対峙する模様。 なんか予告の作画がかなり崩れてる気が(汗) ここからあと2話で、どうやって一段落つけるんだろう……自称パルスで二番(ryが登場しなかったことと言い、このペースだと確実に楽士の帰参が最終回に間に合わなそうなことと言い、先行きがめさめさ不安です。 いっそ追いつめられたヒルメスが魔道士の助けで聖マヌエル城を見捨てて脱出 → そのまま魔道士にそそのかされ、ザンデとともにデマヴァント山へ。 そこで蛇王の片鱗が見えつつ、王都でアンドラゴラさんが動き始め、国境にはトゥラーン軍が押し寄せてきて、さあ局面が大きく動くぞどうなる!? で、以下続くってあたりになるのかなあ……
まさか、この期に及んで第2シーズンなしとか言わないよね、アニメスタッフさん?
あと、母のパソコンを借りて編集した120〜200MB×24ファイルの大容量データを、無線LAN経由で自分のマシンに移そうとしたら、あまりにも速度が遅く。かろうじて1個コピーできた段階で、ブチ切れてキャンセルかけました。 そして二階の自室から外付けHDDをACアダプターごと持って降りて、母のマシンにドライバインストール(USB挿すだけ)。直接コピーしてみたら、20MB/秒でさくさく保存できました。さすがはUSB2.0! 無線LANの時は、200KB/秒とか表示してましたからね……ざっくり概算でも100倍の速度って(汗) ともあれわざわざ机の下に潜り込んで配線外してまで、外付けHDDを移動させた甲斐はあったかと。
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No.7095
(映像)
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2015年09月17日の読書
2015年09月17日(Thr)
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本日の初読図書: 「魔族と戦った経験はおありか?」一人旅を続けるリナへとそう問うてきたのは、その地方の領主の親衛隊長マディックであった。 話を聞くと、彼の仕えている領主が魔族に呪いをかけられたのだという。そして原因不明の病で苦しむ領主の姿を楽しむかのように、居城近くの森から夜な夜な怪しげな女の高笑いが響き渡っているのだと。純魔族の恐ろしさを知るリナは、ムチャはしない、成功の保証はないし、高くつくと条件をつけた上で、力を貸すことを承知する。そうしてその晩、見張りに立つ兵士らとリナの前に現れたのは ―― 「カーズ・ブリンガー」前後編 究極に美味しいスイーツがあるとの噂を聞いて、街道からも外れた小さな町を訪れたリナ。しかし噂のケーキショップは閉店の札を掲げていた。店主でありパティシエのジョージに話を聞くと、何者かによって材料をごっそり盗まれてしまったのだという。味にこだわるジョージは素材の品種改良にまで手を伸ばしており、山を丸ごと私有して、そこで様々な作物を育てていた。ところが収穫間近だった栗が一夜にして姿を消してしまい、半端な材料を使うことはプライドが許さず、店を閉めているのだと。 数日後にはスイートポテトが収穫できるが、あるいはこれも盗まれるかもしれない。 美味しいお菓子を食べるため、リナは畑の見張りを買って出た。しかしそこに植えられていた作物は、ちょっと『普通』とは言いがたく ―― 「汝その名はスイートポテト」前後編 山と海に挟まれた、何の変哲もない小さな漁村。そこに珍しく二人の旅人が訪れていた。傭兵と思しき、長い金髪をなびかせた青年と、まるで女のように整った顔立ちをした、年齢不詳の黒髪の男。 なにやら物思わしげに腰の剣を眺めていた金髪の青年は、発作的に海へとそれを投げこもうとする。しかし釣りをしていた黒髪の男が、どうでも良さげな態度で口を挟んできた結果、なんとなく捨てそびれてしまった。 その後、村に一軒しかない宿屋で夕食を摂っていた二人の元へと、村長が訪ねてくる。食べながらで良いから話を聞いて欲しいという村長に、彼らは遠慮なく食事を続けたのだが ―― 「刃の先に見えるもの」 元魔道士のジョージが品種改良した数々の作物には、当然、失敗作も存在している。そのひとつ、スイートポテト実験ナンバー六六六号が、過日の騒ぎの影響でか、封印を破って逃げ出してしまった。そのスイートポテトは、腐葉土などから効率的に栄養を吸収させることを狙った結果、『生きていない』植物すべてを栄養として摂取する能力を持つという。 すなわち……すべての木造建築物は、奴らの餌というわけだ。放置すれば、この村どころか周辺一帯の町や国までもが壊滅しかねない。リナとジョージは、奴らが増殖しないうちに退治しようと、後を追って山中の廃村へと向かい ―― 「スイートポテトII」
以前にコメントで教えていただいた、ガウリイがリナに出会う前の外伝とやらが読みたくて購入。 本当は、他にもゼルガディス、アメリア、ついでにナーガの外伝も収録された、せれくと4「刃の先に見えるもの」が買いたかったんですが、あいにくモノが見つかりませんでした(しょぼん) スレイヤーズ本編はかなり好きで、文庫を全巻揃えたし、アニメもNEXTまでは見てるんですが……番外編となる「すぺしゃる」の方は、どうもコメディ色が強すぎて中途挫折しちゃってたんですよね。まさかガウリイが登場している話があるとは、思いもせず。 そんなこんなで、シリーズ物の中途だけを買うのはポリシーに反しつつも、読切短編集だからいっかと手を出しました。
ものっそい久しぶりに読んだスレイヤーズですが、ページをめくるとすぐにあの世界へ帰っていけるのがさすがです。 今でも竜破斬とか神威斬とか、呪文の暗唱できるもんなあ……(遠い目)
まあそれはさておき。 目的だったガウリイ外伝「刃の先に見えるもの」は、うっかり古本を探している途中でだいたいの内容を知ってしまったのですが、それでもやっぱり面白かった!! 長さ的には50Pほどの短編で、このシリーズの番外編らしからぬシリアスな雰囲気。そして世間的にはむしろ、リナ父外伝で通っているとのこと。 つまり名前も出てこなかった正体不明の黒髪の男は、どうやらリナの父親らしいです。いや本文でも明記はされてませんが、台詞の端々からすると……ねえ? そしてこの話を読んでから、改めて本編、特に第1巻冒頭と最終15巻ラストをめくり返してみると、あら不思議、ガラッと印象が変わっちゃいますよ。
元々ガウリイのボケには、判ってやっているのではないかという疑惑がつきまとっていました。それがここで、その疑惑に対する大きな裏付けが出てきたではありませんか。 少なくとも彼が、リナと初対面時に「魚屋かウエイトレスだと思った」と発言したのは、彼なりのジョークであったことが判明します。 ……まあ同時に、全部とまでは言わずとも、何割かは確実に天然が入っていることも判明する訳ですが(苦笑)
そして、朗らかすぎるほどに朗らかで、悩みの欠片もなさそーーな彼が、実は「惚れた相手の前では悩んだ姿なんて見せるな」「悩みを人前に晒すのはカッコいいもんじゃない」という教えを忠実に守っていたのではないかと思わせられる、驚愕の事実。 っていうか、リナ父(推定)及びリナに出会うまでのガウリイは、けっこう深刻に悩みも迷いも持っていたんだなあと思うと……くぅぅっっ、萌えるぜ! この過去を踏まえた上で、最終巻あとにリナの故郷へと訪れたガウリイが、愛娘のツレとして黒髪の男と再会したのではと考えると……ああ、その妄想だけでご飯何杯もイケそうですvv
あとの二作は、まあ外伝らしい外伝。 ガウリイと出会う前の一人旅リナのお話で、完全ギャグ。 でもまあ、1〜2話ならこのノリも楽しめるので、ガウリイ外伝と合わせると程よい塩梅だったかと。
ああくそ、久しぶりにスレイヤーズも全編読み返したくなってきた……っっ ってか、アニメも見返したい!! ……しかし原作だけでも15冊もある上に、すでに裁断してPDF化済みって、読み始めたらどれだけ時間がかかることやら _| ̄|○ おまけにアニメの方は、アナログ放送を三倍速で録画したVHSテープから、LPでDVDにダビングしたやつしか手元にないから、いまのデジタル画質に慣れちゃった目で見ると、あまりに画質がひどすぎる……(しくしくしく)
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No.7103
(読書)
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更新情報(2015年09月18日)
2015年09月18日(Fri)
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「閲覧室」の「オリジナル小説書架」で、きつね シリーズの三作目「信仰論」の二章目をUP。
おきつねコンビの登場です。 相変わらずの過保護っていうか、安定の直人至上主義。相手が女の子だろうと、そんなのまったく関係ありませんww そして直人のヒロインっぷりも健在というか……まあ今回は総ページ数も少ない分、あっという間にやらかされております(苦笑) ……直人って、きっと高校の時のあれこれが原因で、絶対隠し属性『変なのに目をつけられやすい』がついてるよなあ。
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No.7105
(更新)
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2015年09月20日の読書
2015年09月20日(Sun)
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本日の初読図書: 「【習作】とあるデビルサマナーの事件簿【憑依・メガテン世界観】(Arcadia)」〜四話 始動 http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=&all=34620
オタクな会社員だった高岡宗次郎は、気が付くと見知らぬ部屋で目覚め、見知らぬ姿になっていた。 鏡を見れば、細っこい体と幼い顔立ちをした少年が映っている。ぼさぼさの黒髪はかなり長く、散髪には長らく行っていないようだ。そして何より異様なのは、首に走る、くっきりとした赤い縄目の跡。天井から伸びている途中で切れた紐と、目覚めとき首にかかっていて、何気なく投げ捨てた紐の輪。 ……どう見ても首吊り自殺です。ありがとうございました。 ラノベやネット小説に熱を上げるタイプのオタク故に、心理的な防波堤が働いたのか。宗次郎はひとまず、首をつろうとして紐が切れ墜落した少年の体に、魂だけが乗り移ったという現在の状況を把握した。元の少年がどうなったのかとか、俺は死んだ覚えが無いとか、そもそも何故こんなことになるのか? とかいったことは、ひとまず脇へ置いておく。 少年の私室らしい室内をあさり、家族が留守中の自宅内を点検し、どうやらこの少年 ―― 伊織葵は、引きこもりのような存在だったらしいと当たりをつける。しかも暦は2000年の7月末を示している。記憶していたより十年以上前の日付だ。 旧式のパソコンでさらに調べれば、どうやらここはいわゆる、平行世界というやつらしい。歴史の流れはおおむね同じようだが、自分の知らないゲームやマンガが世に溢れていて、自分の知っているそれらが無い。政治家の名前も違えば、芸能人もまるで変わっている。 幸い元々の伊織少年が、不登校のうえに家族とすらろくに会話しない状態だったおかげで、人格が宗次郎に入れ替わったことは気付かれることなく、むしろ良い方向に成長したようだと好意的に受け入れられた。 そんな彼が、この憑依状態について少しでも情報を得られないかとオカルト関係のサイトを巡っていると、奇妙なページを見つけてしまう。 「β版総合悪魔召喚プログラム、配布中」 その表記に宗次郎は、前世でプレイしていたゲームを思い出す。だがこの世界に、あれは存在しなかったはずだ。となるとこの世界は、あのゲームの世界観を持つ平行世界ということなのか。 オタク理論でそう判断した彼は、悪魔召喚プログラムをダウンロードし、インストールする。 もしもこのプログラムが本物で、ここがあのゲームのような悪魔の跳梁跋扈する未来を迎えるのであれば……特殊な能力もゲーム世界の勇者たちへのコネもない一般人である己が身を守るためには、悪魔召喚プログラムを入手し、デビルサマナーになるしか有効な手段が無いのだから。 そうして彼は、人間界に現れる魔を倒し、そして時に仲魔として使役するデビルサマナーとしての一歩を踏み出す。 これは後に、謎の『美少女』サマナーとして名を馳せる、アオイの伝説の始まりであった……
ゲーム「女神転生」世界を舞台にした、オリキャラ二次創作。 「女神転生」やったことないのでざっくり雰囲気しか察せませんが、それでもさほど問題なく読めました。 とはいえまあ、【習作】とタイトルにある通り、かなりざっくりさわりだけ、的な感じでもあるんですが。終わりの方は「おまけ」として箇条書きで説明されちゃってますし。
不健康な引きこもり高校生に憑依した、体育会系かつオタクな社会人が、とりあえず人並み程度に身体を鍛えたことで、少女と見まごう美少年に変化しつつも、当人まるで自覚なし。 既に魔物の侵攻(?)でかなりハードモードになった、かつてプレイしたゲームの感覚を基準にして動いているので、まだ世界が変わり始めたばかりの現状を、「ぬるゲー」「序盤の雑魚ばかり」と評し、作業のように淡々と魔物を虐殺するその姿に、周囲をドン引きさせるという勘違い系。 本人にとっては、今後を見据えた単なるレベル上げなんですがね。 しかしいくら下級の魔物が相手とはいえ、例えば野生動物の群れを倒すのがそんなに易しい仕事なわけがなく、それが悪魔ならなおのこと。なのに彼は、初仕事でいきなり20体ものスライムを殲滅した上で、「ちょっと疲れたな」で済ますのだから、仲魔を含めた周囲から「このサマナーはいままで一体どんな地獄で生きてきたのだろう」と思われているという(笑)
さらにレベルアップが目的なので、報酬はおまけだと手軽に行ける近場であることを基準に他のサマナーが敬遠する低賃金の仕事ばかり受けていたら、それもまた良い方向に勘違いされて、さらなる伝説を生むきっかけに(苦笑)
まあ、そういう感じで、お約束を楽しむタイプのお話でした。
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No.7108
(読書)
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今年も白い彼岸花が咲いてくれました。
五輪……最初の年は二輪で、まったく咲かない年もあること思えば、それでも増えたと喜ぶべきか、なかなか群生と呼べるほどにはなってくれないなと悲しむべきか<2007年に球根を三つ植えた 見てみたいですよねえ。白花曼珠沙華の群生……
そして赤いほうが咲くのには、もう何日か掛かりそう。
こちらは今のところ、短くて写ってない出たてのものを含めれば、今のところ六輪芽が出ています。
毎年言ってますが、赤い彼岸花の中で笑う昼の晴明くんを撮影する和馬さん、白い彼岸花の中で佇む夜の晴明くんを撮影する卯月さんの話を思い浮かべては、文章にできないと挫折する私なのでした。 こういう時こそ、絵心が切に欲しいでーすーーー(泣)
で、 今週のアニメ「アルスラーン戦記」24話「決戦」。 すみません、今回はちと辛口の感想なので、記事を畳みます。
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No.7109
(映像)
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2015年09月21日の読書
2015年09月21日(Mon)
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本日の初読図書: BLコミックで「真夜中の彼方者」の続編。これでロイとシウのお話は終わりだそうです。 前巻では、劣等感からマイナス思考スパイラルに浸りまくってたロイも、ずいぶん強くなってきました。相変わらず己の容姿へのコンプレックスはありますが、それでも自分の欲求をちゃんと口に出すようになったし、逆にちらりと気弱なところを見せたシウ様に対して、当社比強気な感じに出てみたりとかも。 オレ様ドSな襲い受けと、忠誠こじらせた敬語攻めとか、この人にしては珍しい取り合わせだなあ。 そして個人的には、ロイあごひげバージョンも渋くて良い感じだったんですけど、シウさまの一存によりヒトコマしかちゃんと見られなかったのが残念です。
前作でもうちょっと掘り下げて欲しいと思っていた、ペリ達「此方者」側のお話も入ってました。馴れ初めとかの過去はなかった代わりに、予想外の未来があってまたvv ってか、よもやまさかのペリが上とは……まあそれも直野さんらしいか(笑)
一作入っていた現代ものの読み切りは……うん、叔父さんの言ってることがまるっと正論だよね……(苦笑) でも薄暗い雰囲気ではありつつ、それでも彼らはこのまま添い遂げるんだろうなあと思える、救いのあるラストで良かったです。
そして正人が……これは時間が無情だとか言うレベルじゃねえよ(遠い目)
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No.7112
(読書)
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2015年09月25日の読書
2015年09月25日(Fri)
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本日の初読図書: 今更ながらの13巻です(苦笑)<発売されたの一年以上前 12巻ラストでついに告白した憲人さん。ようやく言ったか! あれからどうなった!? とワクワクしながら読み始めてみたら、いきなり別の日に望さんのマッサージ受けてるシーンから始まって、あれ? となりました。
……なんでも明確なお返事をもらえないまま、スルーされたそうで(苦笑) そんな訳でいろいろぐるぐるしながらも、それでも能に打ち込む姿勢は相変わらず真摯で妥協を許さないのが憲人さんクォリティ。 今回は恋愛色よりお能より、相葉家(父方)のルーツを探してみたり、お仕事に先駆けて関連する地域を回ってみたりといった部分が印象深かったように思います。 あと作中年月が2001年なので、当たり年だった獅子座の流星群が語られていたりとか、神戸の震災についてのあれこれが絡んできたりと、時代を感じます。 ……作中で使われている携帯電話も、全部ガラケーなんですよねえ(しみじみ) テレビ放送を録画したDVDが、普通にパソコンで再生できてるし<デジタル放送以降、パソコンでの再生は別途ソフトが必要になった
そして終盤。ようやく葉月さんといい雰囲気になってきたと思ったら、また不穏な気配……というか、疑惑の影が? またも「ここで続くか!!」と思い切り引きのあるところで終わっているので、続きが気になってしょうがないです。
あと今回、琳さん成分が足りなかった……っっっ 憲人さんにとって、貴重な能や弓の世界と関わりのない(とは言っても内弟子ではあるんですが)の、対等に会話できる友人兼ライバルなので、琳さんにはまだまだ活躍してほしいところです。 いや望さんも好きなんですけどね。 そして毎回言ってますが、楽くん成分も欠乏気味です。寂しい……(しょぼん)
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No.7116
(読書)
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よさげな具材(残り物)がなかったので、弁当のおにぎりに食べラーこと「食べるラー油」を入れてみたのですが。 ……おいしくはあったんですよ。 おいしかったんですが……いろいろと大変なことになりました(−ー;)
私はおにぎりをラップで包む代わりに、ダイソーの「簡単おにぎりパック」を使用しています。 作るとき簡単に形と大きさを揃えられるし、食べるときに手も汚れない。何より洗って何度も使える点が、非常にありがたいのですけれど。 難点はしまりが甘いので、輪ゴムで留めたうえに何かで包んでおかないと、うっかり鞄の中で中身が転がり出そう、という点でして。
で、今回。 なんとなく嫌な予感はしていたため、いつもの布製巾着ではなくレジ袋でくるんで口をきっちり縛ってから、鞄に入れていたのですが。
お昼に取り出してみたら、こんなことになっていました(汗)
真っ赤(笑……うしかねえ)
まわりをティッシュで拭いた名残があるように、レジ袋の中も、一緒に入れていた別の具を使ったもう一個のおにぎりも、見事にラー油まみれ(−ー;)
多少滲み出しはするかと思ったが、まさかここまでとは……
なんとか外側は拭いたものの、食べようとしてパックを開ければ、中も油でぎっとぎと。 当然口の周りも汚れるし、食べこぼしたコメ粒が太ももに落ちて、服にも赤いシミができたりとか。
さらにパックに赤い色とラー油の匂いが染み付いてしまい、帰ってから酸素系ハイターで漂白するはめになったりとかとか。
結論。 食べラーは、おにぎりの具には向いていない、でした。 ほんとに、おいしくはあったんですけどね……もし次に具材がなかった時には、おにぎりパックを使わずに、ラップでくるんで輪ゴムで縛り上げましょう。それなら食べこぼしにさえ気をつければ、なんとかなる、か? あと食べラーは、キッチンペーパーとかで油分を取ってから入れたほうが良いのかも……
話は変わりまして。 ここ最近、我が家ではムカデの目撃証言が相次いでおります。 次兄がズボンの中に入り込まれて太腿を噛まれたのを皮切りに、私も自室で遭遇したものの天井近くの壁にいたので手が出せずに見送ったり、居間の掃き出しのサッシにいたのを割り箸でつまみ出しサンダルで叩きまくったりしては、怖いなあとか話してたんですが。 本日はついに台所、しかも水切りカゴに立ててあった、お箸の束の中に紛れ込んでいました。 箸を布巾で拭こうと鷲掴みにしかけた寸前、母が気づいて悲鳴をあげる次第に。
母は「何とかして!」と騒ぐものの、父はのほーんとテレビを見たまま動かない(−ー;) そもそも台所のしかも食器でいっぱいの水切りカゴに、離れた場所から殺虫剤を噴霧する訳にもいかず。 結局、湯沸かしポットからマグカップに熱湯を入れて、上からだぱーーっとかけてやりました。念のため、たっぷり2杯。 で、カゴの底で動かなくなったところを、トングでつまみ出し。
ムカデのボイルの一丁上がりです。 ……この程度のサイズで大騒ぎするなよとおっしゃる方もおられるでしょうが、ほら、いちおう我々、県庁所在地在住の都会の女の子★ ですから(笑)
あとから次兄に聞いたところ、ムカデには熱湯が一番良く効くとのこと。 確かに使える場所は限られますが、箸とかで庭や水場まで運ぶことさえできれば、瞬殺できる上に毒性もないので、あとあとのことを気にせず安心して使える方法ではありますよね。
……ってか、いまネットでちょっと調べてみたんですが。 ちっちゃいとは言え生きてるムカデを割り箸でつまめる時点で、すでに女の子だから★ とか言えないのかも(笑) でも黒いGとアシダカ軍曹とトンボは本気で駄目なんですよ……生命力が高くかつ、動きが早いのが生理的にアウトなんですよねえ、私は……
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No.7117
(日常)
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さっそくポチっておいた、19インチモニター用の液晶保護シートが届いたのですよ。
はい、予想してましたが、箱めっちゃデカイです(笑) まあ折る訳にも丸める訳にもいかない商品なんですから、しかたのないことではあるのでしょうが。 でもさすがにこれはちょっと大きすぎるww
ちなみに今回選んだのはこれ、
ユーザーの評価は平均★3つと微妙なところ。でもレビューを読むと、だいたい不満部分は「反射低減なんて誇大広告だ!」という部分に集中しているようで。
私もシグ3やスマホなど、持ち運びするマシンには、反射低減を強く希望する派です。特に明るい窓を背にして作業する場合など、画面がピカピカ状態では顔が映りこんでぜんぜん内容が見えなかったりとかしますから。それこそノートパソコンひとつ抱えて各地の現場事務所を渡り歩いていた頃など、行き先によってどんな席を割り当てられるか判らないので、マット仕様の反射低減効果は必須でした。
しかーし、
今回これを貼りたいのは、マルチディスプレイとして設置したモニター。つまり現在の位置から動かすことは、まずありません。そして現在の置き場所であれば、多少光る画面でも問題ないと、先日まで使っていた14.1インチで証明されています。事実、この数日ツルツルのTFT液晶むき出しで作業していても、まったくストレスは感じてませんでした。 つまり今回の液晶保護シートに求めるのは、文字通りの「保護」につきます。 汚れても遠慮なくこすりまくって拭くことができ、うっかり何か硬いものをぶつけてしまっても、ある程度の防護をしてくれる。その為の投資です。
そうと割り切れば、このお値段で「貼ってはがせる自己吸着タイプのシリコン素材」「表面硬度3H」「時間の経過とともに気泡が消えるエアーレス加工」「高透過率約91.0%」かつ「UVカット率99%」といった機能は必要にして充分、魅力的な訳で。
実際、ここ数日もっとも感じていたストレスは「もし画面がむき出しの今、なにかぶつけて傷をつけちゃったらどうしよう(ドキドキ)」でしたからねえ(苦笑)
そんな訳で、届いて即効で貼り付け作業に入りました。 私の部屋は狭い上に、絨毯敷いてたりなんだりでホコリや髪の毛がいっぱい。とてもこういった作業にはむきません。有識者(笑)によれば、液晶保護シートを貼るのは風呂場が一番向いてるとのことですが、流石に電気機器を水場に持ち込むのは怖すぎる。 で、妥協して広めで板の間フローリングかつ、私の部屋からも近い事務室でやらせてもらうことに。
それにしても、19インチの壁は高かった……(遠い目) 床に畳んだ布団を敷き、その上にモニターを横たえて膝立ちになって作業していたのですが……気がつけば、まつげとか顎の先から汗が滴ってたんですが。 ちなみに最高気温は26度ですよ。作業の邪魔になるからと脱ぐまで、半袖Tシャツの上から長袖シャツ羽織ってたぐらいですよ? なのに途中、眼鏡のレンズに汗の雫が落ちてきたりとかって……中腰ってそんなに体力使いましたっけ??
それだけ手間取る、私の手際が悪いだけかもしれませんが<数えきれないほどやり直した
だってねえ、横幅が40センチ超えてるんですもん。 それだけ長さがあると、ほんのちょっと斜めになっていただけでもう、貼り始めで位置を合わせたはずが貼り終わりにはミリ単位レベルではみ出してしまいます。 そうなると、何度も行き来しながら気泡を抜いていた作業もすべておじゃん。全部剥がしてやり直しです。 その間はずっと膝立ちの中腰。 で、ようやく位置がきちんと合ったらば、今度は貼り始めの方を剥がして、入ってしまった気泡やホコリを、付属のヘラとセロテープでちまちま取り除いて、と。 ……もちろん事前に濡れタオル及びメガネ拭きで、液晶表面をこれでもかと磨き上げてあるのは当然のこと。
あとで作業前・後の写真のタイムスタンプを確認してみたところ、どうやら40分ぐらい貼って剥がしてを繰り返していた模様(苦笑)
まあその甲斐あって、ほぼ気泡もホコリも目立たない、良い感じの仕上がりになってくれましたけどね!
惜しむらくは初期不良とでも言うべきか、シート本体のしかも貼りつける側に、異物ではなくシート自体の形成時の歪みのような形で凸部ができてまして。どうやってもそこだけ気泡が抜けない上に、それがけっこう中央に近い位置だったりしたものだから、ちょっとがっかりとかしたんですが。 幸いにもモニターの電源を入れてみたら、よっぽど注視しないと判らないレベルでした。うん、神経質良くないよね(苦笑)
貼る前と貼ったあとの違いは、こんな感じ。
もちろん左が貼る前、左が貼ったあとです。 ……けっこう反射低減もされてると思いますよ、私は。まあ、屋外とか窓を背後にして使った時にどうなのかは、また違ってくるのでしょうが。 ともあれ、私は大満足です。これで安心して、汚れがついても力入れてガシガシ拭けるぜ★ マット調だから指紋も目立ちませんしvv
そして案の定、下半身が筋肉痛になっている現実……(遠い目)<理由が情けなさすぎる
アル戦最終話の感想は、また明日。
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No.7118
(電脳)
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第二期を切実に祈願
2015年09月28日(Mon)
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ついに、祭りが終わっちまったんだぜ……<今週のアニメ「アルスラーン戦記」25話「汗血公路」 いやあ、ホッとしましたよ!! 前回があまりにもあまりだったので、実はかなりいろいろ危惧していたのですが。よくあの状態からここまでまとめたな、偉いぞアニメスタッフ! ……あの時代に腹をしかも吐血する勢いで切られたら、普通命にかかわる大怪我だろうに、なんで銀仮面もエラムもダリューンもピンピンしてんだよ、という盛大な突っ込みどころはありました。あと前線基地一個落としただけで、「戦いは終わった、勝ったんだ」的空気出し過ぎだろうとか。 ザンデとサームはどうなった、とか(笑) でもちゃんと、戦いよりも戦後処理の方が大変なんだよとか、武器はなくても知恵と勇気で補えるけど食料なかったら戦えないぞというこのシリーズの根底をなす考えを入れてくれたとことか、エトワールとアルスラーンの地下牢でのあれこれとか、空回ってた努力が少しずつ噛み合い始めたエトワール改めエステルとかやってくれたので、個人的には非常に満足でした。
なによりラスト!
ギーヴの詩が聞こえてきた瞬間、いっきにテンションが上りました(笑) ダリューンとナルサスがふっと顔を上げて反応したので、一瞬「え、ここでいきなり帰ってくるの??」とかちょっと焦りもしたんですが、どうやら後の世に伝わる解放王の詩で締める演出と悟って、判ってるじゃんアニメスタッフ!! と。 そして「声だけでも嬉しいvv」と思っていたら、横顔! そしてデマヴァント山!! ギスカールとヒルメスが手を組んだり、王妃やヒルメスサイドのその後とかアンドラゴラさんが繰り返してる「予言」の内容は、などなど伏線残りまくってますし、これはもう確実に第2期あると思って良いんですよね! ね!? そうと判れば一年でも二年でも待ちますぜ!!
ふー、はー、ちょっと落ち着け自分(深呼吸)
まず見ていてちょっと安心したのが、思いのほかエステルが早めに冷静さを取り戻したことです。 先週のあの展開からすると、パニック起こして何を言っても耳を貸さなくなるかと思ったんですが……これはその場に同じイアルダボート教徒の目撃者がいて証言してくれたことが大きかったようですね。そのあたり、無抵抗の者は虐殺しない王太子軍の方針が生きてくれたということでしょう。 ……しかしエステルがアルスラーンに斬りかかってる間、他の兵士たちは何してたんだ。ダリューンは銀仮面といっしょに落ちちゃったけど、まだもう二三人いっしょに部屋にいただろう、パルス兵(汗)
戦後処理の中では、ちまちまと画面の端っこにイスファーン&トゥース&ザラーヴァントがいて、いろいろ指揮をとってるのがなんだか微笑ましかったです。彼らもすっかり一皮むけましたねえ(うんうん)
いくら戦闘が終わったとはいえ、まだ突入部隊の消息も、残ってる敵兵がいないかも確認できてないような状態で、王太子が一人で城内駆けまわってるのはどうかと思いましたが。 そこで護衛につくのがジャスワントの役目だろうよ。後からダリューンの傷の手当てなんかしてる場合じゃねえっての(苦笑) ……ってか、腹切られて吐血してる状態のダリューンに、「無事で良かった」って言ってるアルスラーンもたいが(ry
そして食料庫の場面で、アルフリードの頬のアレが刺青ではなくペイントだったことが判明。これは二次創作クラスタにとって、もっと早くに教えて欲しかった情報ですな★ ナルサスがさりげにアルフリードの安否を気にしているあたりは、ファンサービスなんでしょうか……本来アルフリードが担当していた、エステルに包帯の巻き方教えるのがエラムに変わってたのも、なんか違う方向にカップリングを増やしそうな……(汗)
前回、銀仮面がダリューンにとどめを刺さなかったことについて、一応はフォローが入ってましたね。弄んでるとか、辛勝は望むところではないとか。 うーん……なんというか、アニメ版のヒルメスは、精神的にかなりのところ魔道士に侵食されてるというか、マインドコントロール的な術をかけられてるんじゃないかなあと思えてきました。原作でも確かに激情的なところはありましたけど、もうちょっと「パルスの王位を取り戻す」という点において、彼なりの筋の通った行動をとっていたと思います。でもアニメ版のヒルメスは、相当に危ういというかキているというか。 魔導師の力も借りまくってますし、精神的な部分で「より戦乱を大きくし、流れる血を多くする」ために、何かしらの術で操られているからこそ、あそこまで常軌を逸してきてるんじゃないかなあと。 そう考えると、あの辻褄の合わない行動も納得がいくというものです。
クバードとファランギースが城壁で飲み交わしているシーンは、何故ここに割り込むべき楽士がいない!! とギリィッ。 そしてファランギースの「おぬし万騎長であったか」という台詞がちょっと浮いてます。 本来ならクバードはここで駆け付けず、もっと後に一度通りすがりの放浪者としてすれ違ってから王太子軍に参戦するという流れを改変したがゆえの違和感かと。
地下牢でのエステルとの会話は、良いですね。原作でのあのまるで立場が異なる二人のどこか珍妙なやりとりをしっかり残しつつ、事前に顔見知りであったという親密感が加わって、より楽しく見れました。 エステルの支離滅裂な理論(異教徒は皆殺しにして良いと、自分達はパルス人を殺しまくっといて、自分が大事な人殺されたら「絶対に許さない」ってさ……)は、見事に狂信者のそれ。 それでも地下牢にぶち込まれ、アルスラーンと会話し、傷病者の世話をしながらパルス軍と旅をしていくうちに、少しずつ凝り固まっていた価値観に変化が見えてきたようで。
アルスラーンがもらった聖典を何度も読み返し、その上でエステルに相対しているというアレンジが、自分たちと異なる考えを「知る必要もない悪」と切り捨てるルシタニア・相手を知った上で「自分達とは異なる考えだから、住み分ける形で共存しよう」と考えるパルス(特にアルスラーン)という立ち位置を、より明確に描き出しているのではないでしょうか。 さらにアルスラーンが、ナルサスの教えを受けていたとはいえ、ほぼ自分の考えで「ルシタニアの上層部は、一般兵達の純粋な信仰心を野心の道具として利用している」という考えにたどり着いたのが素晴らしい。 ほんとに成長したねえ、殿下……(しみじみ)
そして王都エクバターナでは、銀仮面とギスカールが、互いの利害と野心を把握した上で手を組む。 ……ここで銀仮面が「我が名はヒルメス」とか格好良く名乗ってますが、何話か前、王都を出立する銀仮面を見送るギスカール達が、思い切りヒルメスの名前呼んでたんですよね……やっぱりあれは、アニメスタッフのポカだったのか。 そもそも一般ルシタニア兵達の前で、さんざんサームやザンデが殿下殿下言いまくってるし、そこらへんの機密はどうなってんだとか、細かいところですけどほんと気になりました。 もうちょっと校正に気を遣おうよ、アニメスタッフさん……(遠い目)
ともあれ、 2クール、ほぼ半年をかけてここまでやってきた荒川版(途中からアニメオリジナルだけど)アルスラーン戦記。たいへん楽しませていただきました。 今になって何故にアル戦?? とか思った、去年の私。今だからこそ楽しめる、美しいアニメ絵は実に素晴らしかったんだよ! 荒川先生のオリジナルアレンジもまたお見事で。 アニメの方はひとまず終了ですが、荒川版コミカライズはまだまだマガジンで連載中とのこと。 これから先は長いでしょうが、それでも待つ価値はある。むしろ削らず丁寧に、何年かけてでも良いから王都奪還までたどり着いて下さいと、荒川先生には伏して願い奉りたく。
ああ、やっぱり私にとって、アルスラーン戦記(の第一部)は特別な作品なんだなあと、改めて思い知った次第なのでした。 ……いつか再放送されたら、今度はもっと高画質で録画し直そ(笑)
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No.7121
(映像)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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