よしなしことを、日々徒然に……



 2014年12月01日の読書
2014年12月01日(Mon) 
本日の初読図書:
4101357749善人長屋 (新潮文庫)
西條 奈加
新潮社 2012-09-28

by G-Tools
差配人の儀右衛門が千鳥屋という質屋を営んでいることから、千七長屋の名を持つその長屋は、善人ばかりが住んでいると、周囲から『善人長屋』の異名で親しまれていた。ところがその実態はといえば、千鳥屋は裏で盗品を捌いているし、髪結い床の半造は情報屋をやっていて、文吉・唐吉の兄弟は季節のものを振り売りしながら美人局稼業。小間物商いの安太郎は巾着切りで、下駄売りの庄治は空き巣や夜盗を繰り返し、煮豆売りの菊松・お竹夫婦も詐欺騙り、浪人の梶新九郎は代書屋の傍ら偽の証文や手形作りを裏の生業としている。
そう、善人長屋の住人は、揃いも揃って『悪党』揃いであったのだ。
裏稼業の間では重宝されているそんな長屋に、新たな住人がやって来ることになった。なんでも三河は赤坂で錠前破りをやっていた男なのだという。
ところが現れた錠前屋の加助は、なんとも人が良さげで涙もろく、他人の難儀を目にすると無条件に首を突っ込んでは助けようとするお人好しがすぎるほどの、文字通り『善人』で。
儀右衛門の娘お縫や長屋の面々は、次々と厄介事を拾ってくる加助に振り回されながらも、時にしぶしぶ時に進んで人助けに手を貸すことになるのだが……

「お蔦さんの神楽坂日記」シリーズが面白かったので、同作者さんの時代物を借りてみました。全9篇からなる短篇集。
んー……面白い設定だとは思うんですが、ちょっとパンチが弱いかな?
個性的なはずの長屋の面々なのに、誰がどんな稼業だったかとか、ちょっと頭に入りにくかったです。まあとりあえずは、美人局の色男 文さんと差配人の娘お縫だけ覚えておけばいいような気もしますが。
でも最初の頃にちょっとだけ名前が出た盗賊のお頭とかが、あとからもちょいちょい関わってきたりとかして、ちゃんと読みこめばかなり楽しいと思うんですよ。

面倒を拾うだけ拾ってきて、皆が裏稼業を駆使して奔走する間、自分は蚊帳の外になってるっぽい加助さん。
彼がどうしてそこまでお人好しになってしまったのかは、書き下ろしのラスト二編で語られています。
時に苛立たしいほどに人が良すぎるように見えた彼が、その内に秘めていた傷。これはかなり重かったです。
この加助さんは、いつまでも何も知らないままで過ごすのか。あるいは知っていて、知らないふりを続けていくのか。それはどうなるのか判りませんが……悪の道にありながら人の心を忘れずにいる、一種いびつな長屋の面々にとっては、逆の方向にいびつな彼とともにあることで、ある意味上手くバランスがとれているのかなあと。
そんなふうに思えるお話だったのでした。
No.6399 (読書)


 やはり買い換えるべきか……
2014年12月01日(Mon) 
最近使用していなかったので、以前スマホを修理に出した際、入れ直さなかった Skype 。
ところが おたねさん がまた Skype でやりとりをしたいと言い出されたので、また改めてインストールしてみたのですよ。
……そしたら、メモリが残り少ないとか言うアラートが出ました(汗)

なんかねー、知らない間に Google 開発者サービスとか言うアプリがすごい容量食ってました。
他にもいろいろと、起動したことすらないアプリがたくさん入ってるんですよ(−ー;)
とりあえずSDカードに移せるものは移して、アンインストールできるものは削除して、いろいろやった結果なんとか残り8MBから80MBぐらいまでにはできましたが、それでも棒グラフの残りが少なすぎる……

あととりあえず、五月末に新しいものに入れ替えたバッテリパックを、またもとのに戻してみました。
バッテリを保存しとくには、50%ぐらい充電した状態で冷暗所に保管し、半年ごとに充電し直したほうが良いとか聞いたので。

とは言えちょこちょこと調子は悪いし、やっぱり年が明けて本体割賦が終わったら、機種変更して新しいのに買い換えるべきなのかなあ。
ってか、ほぼ電話として使わず無線LAN圏内でタブレットとして使用している私としては、いっそガラケーに戻って、別にタブレット端末を買ったほうが、いっそ安くつくのだろうか……?
No.6400 (電脳)


 復活してきたか
2014年12月07日(Sun) 
えー……気がつけばはや一週間。
まあいつものことですが、テンション下がってグダグダとしておりました。やっとパソコンの電源入れる気力が戻ってきましたよ……
ネットジャンキーの私でも、スマホがあるおかげでこれぐらいなら禁断症状も出ないのが、良いのやら悪いのやら(−ー;)

とりあえず、この一週間にあったことメモ。

・口内炎
最初は左上の犬歯の根本付近が痛んでいたので、これが歯医者さんで言われた歯軋りの兆候かと、極力あごに力を入れないようにしたり、そっち側で頬杖をつかないよう意識していたのですが、いつまでも痛みは収まらず。ふと思いついて鏡で確認してみたら、歯ぐきの奥の奥、唇との境目あたりにちっちゃく口内炎ができてました。ちょうど鼻をかむとき、唇ごしに指があたるあたりで地味にダメージが大きかったんですよね……
幸い鎮痛消炎効果のある口内軟膏を寝る前に三日ほど塗り続けたら、痛みも収まってくれました。医薬品って素晴らしいです。

・電気毛布
昨年使ったのが何故か納戸から消えていたので、昨日新しいのを購入。新しい上等なのは父が使い、父のお下がりを私が使うことに。

・タイヤ交換
長兄がカー用品店勤務経験ありなので、スタッドレスに交換やってもらいました。 長兄とは普通に話せるんだよ、長兄とは。
こっちがタイヤを二本づつえっちらおっちら物置から運び出す間に、ちゃっちゃと付け替えてしまう長兄は、ほんとに一家に一台あって欲しいありがたいものなのでした。

・雪之丞変化
1970年に放送された、丸山明宏のテレビドラマ版を視聴開始。
まだ三話ほどしか見ていませんが、雰囲気は悪くありません。
オリジナル要素がかなり多く、雪さんも闇の親分も生い立ちがまるっと違うとか、雪さんかなり黒いよとか、オリキャラ多すぎとか、言いたい所はそりゃもうたんとありますが(苦笑)
それでも雪之丞@若かりし丸山(美輪)明宏がすっげ綺麗なので全て帳消しです。女ではない。でも男でもない第三の性別を、見事に演じていらっしゃるかと。闇太郎との二役も違和感なし(女形の時と男役と、声のトーンとかぜんぜん違うんですよ!)。あとお初さんが、原作よりも良い人になっているのもいい感じ。
1時間(45分)×全13話なので、たっぷり余裕を取った話運びが見ていて安心できるし、色っぽいシーンや残虐場面は行間を読む感じで画面の外で語られる表現も好感度大。
そして雪さんが、少なくともまだ今のところ誰とも手を握る以上のことをしていないのが一番重要です。
某●川版とかは、そこの所ひどかったからなあ……雪さんはあくまでプラトニックに、そして自ら手を下すことなく仇を自滅に追い込んでいくのがポイントなんだから!!
監督さんは五社英雄さんとかいうかただそうですが、カメラワークが独特なのも印象深いです。鏡をうまく使った演出などは、ちょっとグラナダ・ホームズを思い出してみたり。


……えーと、これぐらいかな?
あ、あと父が仕事用パソコンのバックアップを取りたいとか言いだしたので、手持ちのSDカード@2GBを提供し、 Backup アプリをインストール&設定してあげました。

■Sota's Web Page (Backup)
 http://www2.biglobe.ne.jp/sota/backup.html

一度設定さえすれば、指定したフォルダを指定したフォルダに同期コピーできるフリーソフト。もちろん、保存先に外部メモリも指定できます。
しかしデータ保存用フォルダ全部合せてもまだ180MBしか使ってないって……2GBでもお釣りがありすぎるぜ父上(笑)
No.6406 (映像)


 やはりおもちゃなのか
2014年12月08日(Mon) 
おたねさん からスマホで無料通話をしたいとのご依頼があり、いろいろ調べた末にLINEをインストールしてみたのですが。
メモリ不足・保存領域不足のメッセージが出まくって使い物になりません_| ̄|○
先日入れた Skype はパソコン版との兼ね合いでうまく動かなかったが故のLINE導入だったのですが、輪をかけて駄目駄目です。
呼び出し音もまったく鳴ってくれませんし。調べてみたところ、これもどうやらメモリ不足が原因らしいです。

■通知設定ONでもLINEを開かないと通知が来ない原因と対策全16個まとめ | LINEの仕組み
 http://did2memo.net/2013/05/05/naver-line-notification-error/

一番最初に書いてある「実行中アプリにLINEが存在しない」に思い切りヒット。
もはや起動すらしなくても本体内にあるだけでメモリ不足が出まくり、電話としても使えないので、早々にアンインストールすることにしました(−ー;)

ううう、やっぱり安物買いは良くなかったのかなあ……( T _ T )
No.6408 (電脳)


 2014年12月09日の読書
2014年12月09日(Tue) 
本日の初読図書:
4434185993天井裏からどうぞよろしく (レジーナブックス)
くる ひなた
アルファポリス 2013-11

by G-Tools
冒頭の流れはWEB版とアルファポリスのWEBマンガを読んだ時に書いているので、省略。
書籍版、買っちゃいました(笑)
内容は大幅書き下ろし。全十章のうち、短編のWEB版と公開済みWEBマンガの第一話部分は、第一章で語られ終えてしまいます。
実は密偵に扮して、天井裏に出入りしていた皇帝陛下。彼に見初められ、嫁入り先を強引に皇帝陛下の元へと変更された少女は、その後「自分は密偵として皇帝に協力し、しばらく皇妃候補のふりをすることになったのだ」と思い込み、本気で少女と婚約したつもりの皇帝との、すれ違い気味なラブコメが展開vv
この段階で、少女にとっての皇帝は、あくまで優しいお兄さんレベルです。好意を抱いてはいるし、全力で力になろうとはしていますが、あくまでそこ止まり。
しかしプロ意識高く、「潜入任務として完璧に皇妃候補を演じきってみせる」と決意しているため、パーティーでの礼儀作法などは庶民出に似合わずバッチリこなしています。そういう点でポカをやって周囲から呆れられることもなく、見事にこなしていくのが好感度高いです。

……ただ密偵としてはけっこうスペック高いのに、年頃の少女としてはあり得んほどにいろんな意味で世間知らずかつ天然なのは、子供の頃から訓練漬けだったが故なのか。むしろ子供の頃から女密偵の訓練を受けていたのなら、もうちょっと早くいろんなことを教わっていそうなものなのですが……そこは義父義兄達によって阻止されていたのかなあ。
精神年齢的には十七才というより、十三〜四才ぐらいと思って読んだほうがしっくり来るかもしれません。中世のトルコとかペルシャっぽい世界観的にも、貴族女性が成人と見なされて結婚するのってそれぐらいでしょうし。

皇帝に見出された少女が、その無邪気な天真爛漫さで周囲の人々を魅了してゆく、ある意味王道シンデレラ・ストーリー。
ちょっと少女の無垢さが過ぎて鼻につく部分もありますが、それでもある一点で、私は彼女を見直しました。
それは自分の本当の祖国が、どうして戦争に巻き込まれたのかを知った時。
それは表向き、先代皇帝が唯一の妃を想って、彼女の故郷を守るために行なった、いわば私情による戦争だと語られます。先代皇帝の私情によって、少女の本当の両親は戦火のなか死んでいったのだと。
しかし彼女はすぐに、それが世間向けに作られた美談だと見抜きます。そしてホッとするのです。
先代皇帝が妻を想った、人間的な部分に安易に心ほだされるのではなく。
あの戦いには隠された政治的な意味がちゃんと存在した。そしてその戦争の結果、いま自分の本当の祖国は戦争前よりもずっと豊かになっている。ならば自分はけして先代皇帝を、そして彼と血が繋がっているというだけの現皇帝を、無闇に恨むことはすまいと。

そんな、冷静に物事を分析できる部分にこそ、彼女の人間としての『器』を感じたのでした。

あ、さっきから少女とか皇帝とか書いてますが、この話はすごいことに、一冊300Pを通じてまったく固有名詞が出てきません。地名も人名も、みんな「属国」とか「北の連邦国」とか「宰相」とか「参謀長」とか。
少女もずっと少女とか、せいぜい「おチビ」呼ばわり。ある意味徹底していて、むしろ話が判りやすいです。

宰相がまた、いい味出してるんだよなあ、クセモノっぽくて<もちろん美青年
彼がやらかした数々のあれこれを、きっちり乗り越えた少女に拍手。
あと天井裏に潜みつつ、時にそっとかつ粋に力を貸してくれるおっさん密偵ズの存在も忘れてはいけません。酒税対策に作られた、酒精抜きの麦酒を片手に、おっさん達は可愛い“娘”を全力で見守り続けるのでした★

なお続刊も出ているようですが、これ一冊できれいに落ちが付いているので、これだけ読むのもありだと思います。
No.6411 (読書)


 パソコンの魔力
2014年12月10日(Wed) 
昨夜はすげえ眠かったんです。
21時過ぎに、眠い……コメントお返事と読書記録書いたら、即効で寝てやる……とかふらふらしながらも、うっかり余計な作業までついついやらかして、なんだかんだで22時半頃に布団に入ったんですよ。
……何故か眠かったはずなのに、一時間が過ぎても目が合わない。

それどころか、来月に控えたサイト開設日にむけて、ちょっぴり思いついたことが脳内をぐるぐる回り始めたりなんかして。
ああしようか、こうするといいかもしれない。昔作ったあのデータは流用できるだろうか……とか考え出したら、どんどん目が冴えてきてしまい。

……結局もう一度起きだして、パソコンの電源を入れてしまいました。
そして気が付いた時には、朝の五時半。
うん……作業が順調に進んだのはいいことなんだけどね……(遠い目)

ちなみにパソコンの中には原稿用紙30枚ほどの以下略。

今日は、さらにそれを活用するためのCGIをいじりだしたりとか。
眠い……眠いけど久しぶりに楽しい……vv

先週、テンション下がって一週間ほぼ使い物にならなかった反動でしょうか。
本当に浮き沈みが激しいなあ(苦笑)

あ、ところでそのサイト開設記念企画に関連してですが、もしうちのオリジナル作品について、なにかキャラクターに質問したいこととかありましたら、コメントなりメールフォームなりから呟いていただけると、お答えできる……かもしれません。内容によっては断言できませんが、一応。お知らせまでに★


話は変わって。
ドラマ「すべてがFになる」、次の前後編で終わるそうですね。
個人的にはけっこう面白かったので、もっとやって欲しかったです。ビバ犀川先生@髭面綾野剛と、西之園萌絵@ウザすぎて逆にそれが個性な武井咲vv
目指すはシーズン2ですな!
ちなみに原作はずーーーーっと昔に、一度だけ借りて読みました。なんとなくの雰囲気は覚えているけれど、犯人やストーリーはすっかり忘れて、細かい設定や各キャラに過度な思い入れを持っていないところが、ドラマを素直に楽しめた理由だと思います。

ああ、原作も改めて読み返したいけど、最寄り図書館にないんだよなあ……1巻だけは兄が持ってたっけ。でも確か1巻が、一番難解でとっつきにくかった記憶があるしなあ。
かといって置き場的にも、揃えて買うほどではないし……わ〜〜〜ん、こういう時に貸してくれる、リアルの読書友達がいないのが切ないッス〜〜( T _ T )
No.6415 (映像)


 2014年12月11日の読書
2014年12月11日(Thr) 
本日の初読図書:
「ぽっちゃりの動く飯屋(小説家になろう)」〜門番
 http://ncode.syosetu.com/n1928by/

太った女子高生が異世界転生したら、そこでは美醜の価値観が違っていて絶世の美女扱い。
食事も美味しくないので、前世の知識とチートな能力を活かして新たな味覚を生み出して。
今ではお金持ちになったけれど、殺伐とした世界のなか子供の頃には周囲に疎まれたりしたせいで人間不信かつ、この世界の一般的な美形=デブだからまともに恋愛ができない。よし、絶対に裏切らないよう、痩せた奴隷を買って結婚しよう!
という、まあ割りとお約束な感じのお話。女性主人公と男性奴隷っていうのは珍しいパターンですが。
視点が主人公側と奴隷側からと、交互に描写されています。まあ、お互いそれなりにラブラブ。
タイトルの飯屋部分がまだほとんど語られていないのと、更新が止まってること、ちょっと世界観が浅く感じられるのがネックでしょうか。
あ、虫食べてたりするので、そっち系が苦手な人も要注意かもです。
No.6416 (読書)


 更新情報(2014年12月12日)
2014年12月12日(Fri) 
「閲覧室」の「オリジナル小説書架」で、「骨董品店 日月堂」第十六話、「雨月露宿あめのつきつゆのやどり」の第二章をUP。
口絵イラストに描かれていたマフラーの登場ですvv
……変装したほうが、むしろ怪しい度合いが減る晴明くんでした(苦笑)

そして本文中で「譲と同年代」とか書いてますが、それはあくまで見た目がそう見えるってだけです。譲は外見相応に二十代半ば。
沙也香さんの年齢は……乙女のヒミツ★ です(^ー^;;)
No.6417 (更新)


 2014年12月12日の読書
2014年12月12日(Fri) 
本日の初読図書:
4334925634烏金
西條 奈加
光文社 2007-07

by G-Tools
烏金とは貧乏人が、その日暮らすのに必要な銭を、朝カラスがカアと鳴く時に借りてゆき、夕方カアと鳴く時間に一日の稼ぎの中から利息をつけて返すことから名がついた、その日払いの日銭貸しのことだ。一日一割の利息を払えなければ、元金に追加されて、どんどん借金は膨れ上がる。
江戸は三軒町に住む因業な金貸し婆ことお吟の元へ、浅吉と名乗る若い男がやってきた。田舎から出てきて日雇い仕事をしていたが、先日の火事で焼け出されてしまい、住むところがないと言う。そうして彼は、どうせなら今までしたことがない仕事をやりたいから金貸しの手伝いをさせてくれと、半ば無理矢理に転がり込んだ。
お吟の助手となった浅吉は、焦げ付いた厄介な借金を持つ人々にさまざまな知恵を貸し、新しい働き口を見つけてやったり商売の方法を工夫させることで、見事に貸し倒れ寸前だった借金を回収してゆく。
人当たりの良い笑顔と、親身になって相談に乗ってくれること。そしてマメに気を遣ってくれることなどから、浅吉はだんだん人々の信頼を勝ち取り、客に笑顔で挨拶されるという、いっぷう変わった借金取りになっていった。
しかしそんな浅吉には、大きな秘密があったのだ。
実は彼は、最初からお吟の財産を目当てに近付いたのである。
お吟は溜め込んだ金を、烏のようにどこかへ隠しているはず。それを見つけ出し、丸ごとせしめるのが浅吉の目的だった。返せぬ借金を整理して、首が回らぬ貧乏人たちに生記の道を世話してやるのも、お吟を儲けさせることでいずれは自分の懐に入る金を、少しでも増やしてやりたいがため。
果たして浅吉は、首尾よく大金を手に入れられるのか……?

西条さんの江戸もの。今度は因業(?)な金貸しのお話です。
「お江戸の企業アドバイザー、走る!(坂木司)」なんて解説文に、思わず笑っちゃいましたvv
貧乏浪人には商家の用心棒の口を紹介し、潰れる寸前だった八百屋には、質のいい仕入先や取引先と引きあわせつつ、目玉商品になるよう、やはり身売り目前だった少女の作るめっぽう旨い漬物を店に置かせる。
多重債務に押しつぶされかけていたお武家さまに、借金と現在の資産を残らず書き出させ、不正に多く取られていた利息を洗い出しつつ、利息の多いものから優先して返却させてみたり。
カッパライで食いつないでいた浮浪児達を説き伏せて、元手を貸してやり、稲荷寿司売りを始めさせてみたりと、もはや金貸しというよりコンサルティングな投資家。
すべてが順風満帆に行く訳ではなく、危ない目にも遭うし、計算違いもたくさんある。
お吟さんとの関係だって、元の目的が目的だから、認められてハイおしまい目出度し目出度しではすまないし。
あちこちで裏切られたり、恋に破れたりといろいろあるけれど、それでも最後の最後には、切なくも温かな読後感を味わえました。
一生懸命生きている人には、ちゃんとそれに応じた報いがあるんだよと、そう思えるお話です。

……とか言いつつ、実は読んでて一番ほっこりしたのは、浅吉の相棒で、雛の時から育ててやったカラスの勘左との絆だったりするんですが(笑)

ちなみに浅吉さんが金勘定に強いのは、算学を学んでいたからだと、ちゃんと理由付けができています。
江戸の頃に流行っていた和算って、いま見てもものすごく難しい問題を、計算機もなしに解いちゃうんだから、ほんとにすごいんですよね……

個性的な脇キャラ達の、今後がちょっぴり気になる一冊でした。
No.6422 (読書)


 野菜を食べようプロジェクト
2014年12月13日(Sat) 
お医者様から、食事に気をつけて下さいと言われる今日この頃。
とにかく準備も片付けも食べるのすら億劫で、まともに食べるのは基本夕食のみ。朝と昼は抜くか、せいぜい食器を使わず片手で食べられるパン。ちょっと元気がある時は電子レンジで作れるパスタかラーメンという日々が続いてまして。
……血液検査の結果が……(遠い目)

そんなこんなで、ここ一ヶ月ぐらい米以外の炭水化物を極力排除しつつ、朝と昼もなにかしら口に入れるよう努力してきたのですが。

……いい加減疲れた _| ̄|○

そもそも野菜嫌いなんだよ私は。
小学生の頃なんて、じゃがいもと玉ねぎとキュウリしか食えんかったわ!
今はそこまでひどくはありませんが、やっぱり生の野菜は苦手。皆が美味しいよと口をそろえるスムージーも、口に入れられても飲み込めません。ってか、スムージーは果物100%でも駄目なんです、何故か。ポタージュはむしろ好物なのに……

それでも野菜炒めや鍋ならば、そこそこ美味しく食べられるものの、そも毎度料理する気力があるぐらいなら、最初からやっているわけで(−ー;)

そんな時に、ふと目に止まったのが、これのCM。

B00O4P0V60エバラ プチッと鍋 寄せ鍋 138g(1人分×6個入)
エバラ

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あー……そういえばスーパーでは、レンジでチンする一人鍋セットとかも売ってたなあ、とか思いまして。

さっそくドンブリにスーパーのカット野菜を半袋ほど投入。豚バラ数切れを上に並べて、プチッと鍋ポーションをプチッとな。水150CCに味の素とトリガラスープの素を足して、ラップをしたら電子レンジへGO!

3分ならぬ6分ほど経過した結果が、こちらです。



ほぼ麺のないラーメン状態(笑)
味もちょうど、そんな感じでしたvv
洗い物は、基本ドンブリと箸とレンゲだけでいいし、コンロを使う必要もなし。無精者の私には実にありがたい手順で、複数種類の野菜とタンパク質を摂取できます。
そして野菜と肉込みで、材料費は一回あたり200円ぐらいの計算ですかね。
スープの種類はいくつかあるようですし、あとは肉と野菜のバリエーションかな。さすがに同じカット野菜ばかりだと飽きそうだ……
あ、チンした野菜にパスタソースかけるという方法もあるかなあ。

……なんで人って、定期的にバランスよくご飯食べないと生きていけないんだろう……(ため息)
No.6425 (日常)


 ここで終わるのか!
2014年12月14日(Sun) 
映画ホビット二作目「竜に奪われた王国」。

B00NIOVDGKホビット 竜に奪われた王国 [DVD]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 2014-12-03

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三作目公開を控えて、やっと映画館行くのと変わらない(むしろ安い)廉価版が出てくれました。
いつも言ってますが、トイレが近い上に台詞を聞き落としまくる私には、好きな時に停止・巻き戻しできるDVDの方が、むしろありがたいのですよ。
今回も日本語吹き替えと日本語字幕を、同時に選択して視聴しました。
これは案外良い方法で、同時に見聞きすると、けっこう違う翻訳がされていて、お互いに内容を補完できるんです。情報量自体は圧倒的に吹き替えのほうが多いんですが、たとえば吹き替えではビヨルンのことを単に「姿を変える力がある」としか言ってませんが、字幕では「“皮を変える者”じゃ」と原作に近い味わいある表現に。他にも台詞で「エレボール」とか「ネクロマンサー」、「スティング」と連呼されても、予備知識のない人には「何のことだったっけ?」となりそうですが、字幕で「はなれ山」、「死人遣い」、「つらぬき丸スティング」と出ていると、話がより判りやすいです。

でもって。
とりあえず、最初に再生した段階で、一番気になってしまったこと。
……ドワーフ達うぜぇ_| ̄|○

そうだよ、前に原作読み返そうとした時も、あんまりにもドワーフ一行が何につけても文句タラタラで、頑張って助けてくれてるビルボや周囲のことを思いやらないのにうんざりして、挫折したのでした。
それはある意味、原作に忠実であるんですが……だけど特にトーリン、あんた一作目のラストでデレてたやん!
せめてもうちょっと、ビルボのことぐらい考えてやろうよ。オーリやバーリンが「助けに行こう」って言っても、「盗人一人のために、すべてをふいにはできん」とか言ってるし。
……いや結局は先頭切って助けに行くし、他にも細かいところでちょこちょこ「さすがは忍び」とか「良くやった」とか「鷹の目を持ってる」とか褒めてたり、川下りのシーンでもレゴラスのことをなんだかんだ言いつつ斧投げて援護してやるあたり、やっぱりトーリンは心底ツンデレなだけで、根は人の上に立つに相応しい度量があるのかもしれませんが。それにしたって判りにくいよ!
……ラストの熔けた黄金ドバーーーーッッなんて、あれ普通に考えたら下にいるビルボは巻き添えだよね。むしろなんで無事なのビルボ??

とまあ、そんなマイナスポイントはさておき。

全体的には、今回も非常に楽しかったです。トイレ休憩以外は161分ノンストップ視聴。
特に終盤は、はなれ山サイド・ガンダルフサイド・湖の町サイドでめまぐるしく視点が交錯して、もうハラハラ・ドキドキ、お腹いっぱいです。
実は上記の理由で原作を読み返せていないおかげで、ストーリー展開をほとんど覚えていません。おかげでかなり新鮮な気持ちで踊らされています(笑)
ただレゴラスが活躍し過ぎなのは、おぼろな記憶でもよく判ったvv ヤツは原作ホビットには登場しなかったはずなのに、戦うこと戦うこと。まあ制作サイドとしては、綺麗どころが必要なのは判りますけどね。実際、彼の無双シーンは、私も画面かぶりつきだったしvv レゴラス一人で倒したゴブリン&オークの数をカウントしてみたい(笑)
そして予告編でオリキャラの女性のエルフ(タウリエル)が出てきていて、彼女との恋愛模様があるとの噂を聞き「えええぇぇぇえ!?」となっていたら、むしろメインお相手はキーリかよ!
キーリ&フィーリの兄弟がドワーフにしてはやけに美形だと思っていたら、まさかそっちに行くとは。いいぞもっとやれ★<異種族間恋愛大好き

レゴラスがこの段階ではまだ「ドワーフ嫌いの高慢ちきエルフ」なのがまた、ロード・オブ・ザ・リングを知っていると、ニヤリとできるんですよね。特にグローインの持ってた息子(ギムリ)の姿絵を見て、「醜い生き物」とか「ゴブリンの子か」とか言ってるのがvv きみ60年後にはその醜いドワーフと、種族を超えた堅い友情を結ぶんだぜ★

スラパパ(スランドゥイル@レゴラスの父)が、イメージしていたよりかなり傲慢で頑なだったのは、ちょっと残念だったかなあ。ロード〜以降の二次創作の影響で、私の中の彼のイメージは、気難しいところもあるけれど、根は陽気な酒飲みエルフだったので。

話は戻って、まずは冒頭、踊る仔馬亭。やあ、懐かしい!
私が最初にこの名称を知ったのは、指輪物語にインスパイアされたマンガ「辺境警備」が雑誌連載されていた頃です。そして映画「ロード・オブ・ザ・リング」公開からだって、もう何年が経ったことか。仔馬の踊る看板が映った瞬間にもう、うわぁぁああ! ってテンションが上りました。
ここでの時系列は、一年前。ガンダルフがトーリンと出会い、アーケン石を取り戻す話を持ちかける場面です。……そう考えると、後々の五軍の戦いは、ガンダルフが原因とも言えなくもないのかな、なんて思ったりもしたり。
いやまあ、最終的には闇の勢力を削ぐことになった上、行方不明だった一つの指輪が発見されビルボが安全に保管するという流れになったから、結果オーライではあるんですが。

ともあれ、懐かしい酒場の光景を経て、時間は現在(ロード・オブ・ザ・リングからは60年前)に戻り、ビルボはすっかり「忍び」の役目が身について、斥候先で熊人ビヨルンを目撃しています。
このあたりはまるで原作を覚えていないので、ロード〜の頃より獣系の特撮の質が上がったなあ、ぐらいでした。あ、夜中にビヨルン帰ってきたのに気づいたビルボが、その後、眠気に負けてるのにはちょっと笑った。寝るなよそこでvv
あと白黒ぶちのポニー達が、すっごく綺麗でした。たてがみと尻尾がフッサフサで、シャンプー何使ってるか教えて下さい、って感じ。

綺麗といえば、闇の森で道に迷った際、ビルボが樹に登って夕陽を見るシーンも素敵でした。
紅葉した葉に、青い蝶が群れをなして舞い上がり、遠くに夕陽と湖とはなれ山。このシリーズでは美しい風景がたくさん出てきますが、その中でも屈指の名場面だと思います。

しかしその下では大蜘蛛が……(((( ;゜Д゜)))) ガクガクブルブル
ああいう映像を見ると、私はやはり伴道さん(うちのオリキャラ)にはなれないと、しみじみ実感しますね(−ー;)

そして闇の森のエルフたちの登場から連行、投獄、脱出。レゴラスの活躍は上でも触れましたが、樹の間をビュンビュン飛び移ったり、ドワーフ達の頭を踏みつけて弓を射るシーンは、人を超越した生き物っぽく、やはりすげえ格好良かったです。
タウリエルに片思いしてるっぽいところとか、オークと素手で殴りあって鼻血 → 怒って馬で追いかけるなど、今回のレゴさんは、ロード〜とは別の方向に感情的で猛々しいイメージがありました。
そういえば闇の森のエルフは、どうやら基本茶髪なんですね。王族のスラパパとレゴさんだけが金髪。で、裂け谷のエルフは黒髪で、ガラドリエルの奥方のところは金髪。このへんの詳しい血筋とか種族関係は、もう忘れちゃったなあ……

そのドワーフ達が樽に乗って川下りのシーンは、原作ファンにとって絶対外せない重要ポイントでしょう。 樽を転がり落としてからの、一人取り残されて「あれ?」なマーティン@ビルボと、床下で急流に逆らいつつ来るのを待ってたトーリンの「見事だ、バギンズ殿」の流れが微笑ましくてならんのですが。 
そしてドル・グルドゥアでガンダルフが、珍しく魔法使いらしい戦い方をしていたのも見どころのひとつかと。この頃はまだサウロンの復活を知らなかったから、影響与える心配もないと、普通に魔法使ってたんでしょうかね?

湖の町エスガロスのバルドは……ぜんっぜん記憶に残っていないんですが、彼、原作にいましたっけ??
すごく良い人で、町の人のことを思って正論を言って、ドワーフ一行にだってずいぶん力を貸してあげたのに……なんだか報われてない感がすごくあって、今のところ非常に気の毒に感じられます。
ドワーフ達のある意味妄執と、悪徳領主の欲望や保身、虐げられた民達の鬱屈などが絡み合って、いわば常識人である彼とその一家は取り残された「悪者」状態です。
次作でスマウグが飛来した時、バルドが持っていた黒い矢を放つのは、いったい誰なのでしょう。果たしてバルドの想いや働きが報われる日は来るのか。
少なくともビルボは、バルドの祖先が放った黒い矢によって、スマウグの胸の鱗が確かに剥がされていたと知っている。そしてそれを後世に、赤本としてちゃんと書き残す。歴史に名を刻めたことは、せめてもの救いと言えるのか。

コメディタッチの強かった一作目「思いがけない冒険」と異なり、今回はわりとドロドロした種族や立場の対立・争いが目立ちました。
行く先々で捕らえられては、連行されるドワーフ達。あるいは取引を持ちかけられ、断った結果すべてを奪われて幽閉され、あるいは逆に取引を持ちかけ、欲得ずくでの協力を取り付ける。
闇の勢力たるサウロンの配下だけではなく、エルフも人間もドワーフも、あるいはガンダルフさえ(世界のために闇の勢力を削ぎたい=そのためならドワーフ達は見捨てしまっても仕方がないと決断)それぞれのことばかりを考えて、それぞれの身を守り、利益を得るために行動している。まさに現在の世界の縮図を見ているようです。
これが様々な陣営・種族が入り混じった、三作目の五軍の戦いへと繋がってゆくのか……

シリアス面といえば、今回はビルボが少しずつ指輪の魔力に影響されていく点も、描かれています。
指輪を奪われないためならば、なんでもしそうになる。その手で何をも排除しそうになる。
そんなふうに変化していきつつある己に自覚があるからこそ、彼はスマウグが「アーケン石によってトーリンが堕落していくさまを見てみたい」と言うのを聞いて、石を ―― 拾ってこれたかどうかは、この段階ではまだはっきりしてませんが ―― トーリンに渡すことへ、ためらいを覚えたのではないでしょうか。
財宝に、玉座に執着することの恐ろしさ。最初は確かに純粋な理想があったはずなのに、指輪やアーケン石によって、まっすぐな心が歪められていく。その恐怖をビルボは肌で感じているのかもしれない。そう思いました。

岩山の上で鍵穴が見つけられず、ドワーフ達が早々に諦めて帰っていっちゃうのに、またもちょっとイラッと。自分達の都合であれだけあっちこっちに迷惑かけて、ビルボをさんざん引きずり回したくせに、もう少しは粘ろうよ!? 頭使えよ!? と。
……まあそれこそが、製作者サイドの狙いなんでしょうが、さすがにここではやりすぎ感が強かったような。
それでもなんとか扉を開けたら、今度はビルボに一人で行かせて、えええ!? と。
バーリンこそ途中まで見送ってたけどさ。他のみんなもせめて近くで見守ろうよ。あるいは見つかった時にはスマウグの気を引く囮になるとか考えようよ、みたいなさあ。
トーリンは既に財宝に心を蝕まれつつあるようで、前回抱きしめたばかりのビルボに、「石は見つけたのか」っつーて剣を向けちゃったりしてますし……

そしてスマウグは、予告編より画面が明るくなって細部がよく見えるようになった分、期待していたよりはちょっと迫力ダウンだったかな。 ってかビルボ、忍び込んでんのに悠長にノックすんなよ。あの巨体相手に、なんとかでもしらを切りつつ会話できるその胆力は、確かにすごいけどさ(苦笑)
声とモーションキャプチャーは、ドラマSHERLOCKのシャーロック@ベネディクト・カンバーバッチが担当しているらしいです。それにしてはグネグネとした人間離れした動きだったのは、ベネさんを褒めるべきなのか、むしろベネさんらしさがほとんど感じとれなかったと残念に思うべきなのか(あれがベネさんの素だったら、それはそれで怖いな/苦笑)

その後のスマウグとの戦闘シーンは、確かに圧巻。
静寂の中、チャリーンと落ちてくる金貨、息を潜める頭上を通り過ぎていくスマウグの巨体 ―― からの、息をつかせぬ怒涛のアクション。炎のブレスを吐く前に光るスマウグの喉に、RPGならここが攻撃するタイミングだ! とか手に汗握ってみたり。
そしてブレスで炉に火を入れさせたトーリンの機転は、あるいはビルボからの影響だったりすると、嬉しいような気がしたり。
巨大黄金像を見た時は、一瞬このまま怪獣大戦争になだれ込むのかと危ぶみましたが、それがまさかああ使われるとは。しかもさらにまさかのノーダメージ(汗)

……そして物語は、湖の町へと飛び立つスマウグで終わる。
「僕達のせいだ……」と呆然とするビルボに、彼の絶望がうかがえます。
これから起きるだろう大惨事を引き起こしたのは、確かに彼らとも言えるわけで。

ううう〜〜見終わったばかりなのに、続きが気になる〜〜〜 《o(><)o》

最終話「決戦のゆくえ」。展開が辛いのは、もう判りきっています。
ロード〜でも多くの人死が出ましたが、そのほとんどは大切なものを守って戦おうと、闇に立ち向かう覚悟を決めた兵士達でした。
しかし今度は多くの無辜の民が猛火に焼かれ、そして闇の勢力だけでなく様々な種族が、我欲を抱いて互いに相争います。その姿はあまりに醜く、そして切ない。

そんな物語が、はたしてどんな結末を迎えるものか。

公開時に元気があれば、映画館まで見に行ってみたいものですが……どうかなあ……誰か一緒に行ってくれる人がいれば良いのになあ……
No.6428 (映像)


 2014年12月16日の読書
2014年12月16日(Tue) 
本日の初読図書:
4103003154閻魔の世直し―善人長屋
西條 奈加
新潮社 2013-03

by G-Tools
悪党ばかりが集まる『善人長屋』こと千七長屋で、ただ一人心底からのお人好し加助。彼が今回拾ってきたのは、父親が商売に出たきり帰ってこないという、六人もの子供達だった。幸いにも父親はすぐに見つかる。なんでもいつもと違う方面へ出かけたところ、崖から落ちて動けないまま、3日も見つけてもらえなかったのだという。
しかも詳しく話を聞くと、その父親は怪しげな町人と若い侍が人殺しの算段をしているのを耳にしてしまい、追われて逃げる途中に足を踏み外したとのことだった。
それを聞いて、差配人であり故買屋の儀右衛門や、裏で情報屋を営んでいる髪結い床の半造は眉をひそめた。
つい先日、香具師の元締め辻屋が殺されたのだが、その日時や場所が父親が耳にした話と一致するのである。さらに調べてみると、他にも掏摸の元締め石火の伝造や、江戸一番の大盗人と謳われる月天のお頭こと丁兵衛といった、裏の世界の大物達が次々と襲われていた。そのどれもが、たまたま場に居合わせた使用人や妾などまで一刀で切り捨てるという、酷いやり口だそうで。
やがて読売屋に投げ文があり、やっているのは閻魔組と名乗る三人の侍だということが判明した。彼らは江戸にのさばる悪行を見過ごせず、閻魔に代わって悪党を成敗したと主張している。読売屋はこぞって大げさに記事を書き立て、町民たちは正義の味方が現れたと、やんやの喝采を送った。
しかし善人長屋の者達にとって、殺された元締めなどは、みな付き合いのある間柄。ことに月天のお頭は、つい半年前、加助の妻を助ける件でもずいぶんと世話になった。
確かに彼らや長屋の者達は、大手を振って道を歩けない稼業なのかもしれない。それでも悪人ならば殺されても構わないというのか。
複雑な思いを抱えるお縫の前に現れたのは、見慣れぬ歳若い定町廻り同心だった。白坂長門と言う堅物同心の彼は、「善人を気取るものほど、胡散くさい」と言って、千七長屋に目をつけているようだ。
そうこうするうちにも閻魔組の行動は留まるところを知らず、次々と盗賊ややくざ者らが無残に殺害されてゆく。しかし江戸の治安は良くなるどころか、束ねる要を失った下っ端達が利権を巡って争い始め、さらには江戸の外から流れ込んだ新たな盗賊たちが、荒っぽい手段で強盗を繰り返し、かえって人々の暮らしは悪くなってゆく一方で。
はたして閻魔組の真の目的は何なのか。また彼らはどうやって標的となる者達の所在や正体を探りだしているのか。
善人長屋の住人たちは、閻魔組の凶行を止めようと、ひそかに情報を集めていくのだが……

シリーズ二作目は、1冊1話の長編もの。
月天のお頭との関係など、前作から引き続いているエピソードがけっこうあるので、読む順番を間違えないようにしたいところです。

前回も蚊帳の外感が強かった加助さんは、今回も要所要所で顔見せはするものの、相変わらず長屋で何が起きているのかは全然判っていません。でも最初に目撃者(の子供達)を拾ってきたり、途中で怪我した白坂さんを拾ってきたり、最後は最後で彼の存在によって物語は日常に戻って行ったりするわけで、やはりキーキャラではあるんですよね。

白石さんについては、「ああ、はいはいそう言う事ですか」と思っていたら、ちゃんとどんでん返しが用意されていて、ちょっとホッとしたりとか。……それはさすがに西條さんを侮りすぎたか(苦笑)

そして今回も美味しいところを持っていく ―― と言うか、今回唯一良いことが会った文吉さん。
そうだよねえ、やっぱり彼だよねえ。文×縫押しの私には、文さんがちょっと報われたっぽいのが嬉しかったのでした。
No.6433 (読書)


 一日ずれてよかった
2014年12月16日(Tue) 
年末年始を控えて、一週早目の病院の日。
図書館も年末休暇が近いので、今日借りた本は年明けに返せば良いようです。
先週借りて読みきれなかった一冊を貸し出し延長と、あと二冊ほど借りてみたんですが……さて三週間で読めるかしら。DVDの積録もけっこう溜まってるしなあ。

ともあれ、天気予報によれば、明日からは盛大に天気が崩れるそうで。
十数年に一度の爆弾低気圧が発生するらしいです。このあたりは平野部でも、最大瞬間風速が30mで、積雪が三十センチぐらいになりそうとのこと。今日のうちに病院と図書館が済ませられて良かったです。

明日からの寒さに備えて、冬用衣装ケースからレッグウォーマーを出し出し。
毛玉だらけになっていたので、ハンディ毛玉取りでお手入れしたりとか。
自室ではさらに半纏とひざ掛けと指なし手袋の完全装備です。
冬はこれからが本番なんだよなあ……
No.6434 (日常)


 2014年12月17日の読書
2014年12月17日(Wed) 
本日の初読図書:
「竜に生まれ変わっても、ニートはニートを続けるのだ!(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n9596ce/

ネトゲの最中、突然の発作で死を遂げた大南梃太は、気が付くと卵の中にいた。苦労して殻を割り這い出してみると、そこは火山の噴火口。そして両手は鱗に覆われた異形と化している。さらに自分の体をよく見れば、羽の生えた爬虫類だ。そうして脳内に響く不思議な声。
――赤竜の子供。
どうやら自分は、一時期はやった異世界転生というやつで、竜の子供に生まれ変わったらしい。
疑問を抱くたびに脳内で答えてくれる声によって、現在の状況を把握してゆく。なんでも竜の親は超放任主義で、基本的に子供は産んだら放置だという。そしてとりあえず目の前のマグマに浸かって魔素を得ていれば、何も食べずとも餓え死にはしないようだ。
そんな訳で恐る恐るマグマに入ってみれば、竜の身体はたいしたもので、やや熱めの快適なお風呂程度。
ひとまず餓死の危機を脱した彼は、脳内に浮かぶ声について考えてみる。すると返った答えは「高階梯魔物の誕生初期段階における、知識サポート」とのこと。どうやら生まれて間もない頃限定ではあるが、この世界にいる全ての生物の蓄えられた記憶から、疑問に合う答えを自動検索して教えてくれるのだという。
そこでよくよく思考を突き詰めてみると、この知識サポートを、永続的に使用する方法もあるようだった。
そうして元ニートだった男は、溶岩風呂に浸かりながら工夫をこらし魔力を蓄え、一ヶ月をかけてついに知識サポートの固定に成功する。
よし、異世界でのネット環境ゲットだぜ! 邪魔な親はいないし、何も食べなくても溶岩風呂に入っているだけで生きていける。これはもう一生働かずにニート生活を満喫だ!!
……と喜んだのもつかの間。
何故か次々と現れる、盗賊や村人や冒険者や勇者。
一人引きこもってひっそりと暮らしたい彼なのに、押しかけてくる輩になにかと煩わされる羽目になって……

ニートは生まれ変わってもニートを貫く!
……つもりだったのに、なんだかいろいろ計算違いが……というお話。完結済。
知識サポート改め収束情報型知性体チサに言われるまま、いろいろとやらかしているうちに、いつの間にか上級竜に進化してしまって、本人あまり自覚なしに俺TUEEEE状態です。しかも意識は対人関係苦手なニートのままなので、極力荒事を避けよう避けようとしているのに、なぜか放っておいてくれない周囲が(笑)

テンプレなトリップ勇者や、ヤンデレ寸前ヒロインなども出てきて、異世界転生・トリップものを読みつけていると、お約束の茶化しぶりにクスリとできます。
No.6439 (読書)


 あまりの寒さに
2014年12月17日(Wed) 
ここしばらく、自室でのパソコン作業がめっきりはかどりません。
しかもこの数日は、十数年に一度という爆弾低気圧が発生しているそうで、本気で寒いったらありません。
そんな訳で本日は、周辺機器やら外付けHDDを全部取り去り、マウスとテンキーだけをつけた状態のノートパソコンを居間に持ち込み、コタツにあたりながら作業をしておりました。
こういう時、デスクトップじゃなくて良かったとしみじみ思いますね(苦笑)

ああしかし、すっかりマルチディスプレイに慣れてしまったので、画面がひとつだと物足りない……

とりあえず、半月後に控えたサイト開設記念に使用するページを作成。これがまた、タグ打ちが面倒で面倒で(−ー;)
あとは母も居間へ自分のノートを持ってきたので、空いた時に借りて、年賀状の準備をしたりとか。

実は私のパソコンはプリンタに繋がっていないので、はがき作成はずっと母のパソコンに頼っていたのですよ。
でもって。
この4月に母のパソコンを買い替えた際、「マイドキュメントの中身は移さなくていいわ」と言われたおかげで、うっかり筆王の住所録を移植しそこねたらしく _| ̄|○

はい、イチから入力し直しました。
こういう時は、友達少なくて良かったかもしれないと思う(苦笑)

ついでに母から依頼されて、エクセルで作成されたガールスカウトの名簿を加工し、筆王の住所録に取り込んでみたりとか。
毎年お世話になっている和風素材サイトさんから、年賀状素材をDLして、レイアウトしてみたりとか。

このところ「やらなきゃやらなきゃ」と思いつつ、寒さに負けて先延ばしになっていたことが片付いて、ほっとひと安心です。
No.6440 (日常)


 美しかった……(嘆息)
2014年12月18日(Thr) 
時代劇専門チャンネルでハイビジョン画質での放送が始まったのを機に、丸山明宏主演のTVドラマ版「雪之丞変化」を見始めたのですよ。

B00C74Z18I雪之丞変化DVD-BOX(4枚組)<丸山明宏主演版>
ビクターエンタテインメント 2013-06-26

by G-Tools

そして全13話を、本日ようやく見終わったのですが。
もっと早くに見ておけば良かったと、しみじみ思いました。
実は手元には某ルートで入手した、アナログ放送時代の録画DVDが、かなり前からあったのです。しかしかなりの長丁場なことと、ネットであらすじを見た感じ、改変・オリジナル要素がかなり多いこと。そして丸山さんこと三輪明宏について、勝手に思いこんでいた妙なイメージが邪魔をして、なかなか手を出さずにいたのでした。
だがしかし!
ぶっちゃけ、今まで見た映像化の中では、一番素晴らしい出来でした。
まず、主演の丸山明宏が美しい!



これはアナログ放送版からのキャプチャですが、どうですか、この美しさと儚さ、そしてそれとは裏腹な目力は。まさにこれこそ雪さんです!
1970年の作品ですから、このとき三輪さんは三十代の半ばでしょうか。振り袖をお召しになって化粧を施し、そして何よりも所作がお見事。
けして付け焼き刃ではない、「女性よりも女性らしいたおやかさ」が、動きの端々、指の先にまで余すところなく表現されていました。
……欲を言えば、もう十歳お若ければ言うことは無かったですが、それでも充分におきれいです。それに闇の親分との二役をやるのであれば、やはりこのあたりの年齢がちょうど良かったのでしょう。
闇太郎も、しっかりと男臭くていなせな親分。声の高さまで見事に使い分けていて、見ている間に「特撮使ってるんだ」なんて野暮なことは頭から消えて、普通にそれぞれの演技を楽しむことができました。

次に良かったのが、脚本です。
私がこの作品に求めているのは「天晴れな仇討ちもの」であること、そして「闇太郎との不思議な絆」、「雪之丞がきっかけを作るだけで、互いに食い合い自滅してゆく敵」、「波路との清らかな愛情と別離」なのです。
特に雪さんは直接手を下さないこと、波路とはあくまでプラトニックかつ、雪さんも最終的には波路のことを想って二世を誓いつつ、それでも復讐を続ける切なさなのです。
ここに「仇側は、最後まで雪之丞を疑わない」が入ると、完璧です。
今回の丸山版は、最後の一点をのぞけば、ほぼ全てを網羅していました。
最後の最後は、「仇討ちをした結果、私には何も残らなかった……」と切なく呟いていましたが、それでもその姿がまた実に美しかったので、許容範囲内です。それにちゃんと、闇の親分という得難い友や、お師匠さんの愛情なんかが残ってるじゃないか★

オリジナル改変のうち良かったと感じたのは、軽業お初と門倉平馬のキャラクターに、深みが増していたことでしょうか。
特に最終話における平馬さんの行動は、意表をつかれました。
彼は彼で彼なりに、彼にとっての『正義』にのっとって行動していたんだなあと。

ちなみにこの丸山版は、おおむね二話を1セットとして、オリジナルのゲストキャラを登場させた、サイドストーリーが絡められています。
ほとんどが雪之丞と同じように、土部一派の誰かに恨みを抱き、仇討ちをしようとしているキャラクター。彼らがそれぞれに雪さんへと絡み、その結果として過去の因縁の真相や名前が判らなかった仇の正体が明らかになってゆくのです。
これを是とするか非とするかは、それぞれの好みでしょうね。
……ただ、5〜6話の1セットは、大人の事情により時代劇チャンネルでは放送されず、欠番になっていたのが残念至極でした。 手持ちのアナログ版で見てみたところ、非人がメインのストーリーで、放送禁止用語が他の話にも増して飛び交ってたからなあ(苦笑)
あと時代劇チャンネル版は、例によって何話か上下が切れて録画されてしまったので、せっかくのハイビジョン版も、全話録り揃えることができなかったのがもうひとつ残念(−ー;)

そしてこれは、細かいところなのですが。
私が雪之丞を思い浮かべるとき、まず出てくるのが「鬘下地に野郎帽子。雪持ちの寒牡丹の振袖をまとった、たおやかな女姿の俳優わざおぎ」といった表現です。
この中の「野郎帽子」と言うもの。初めて読んだ当時は何のことかよく判らなくて、辞書で調べました。すると女形が額に乗せる、頭巾のようなもののことだそうで。



この簪で止めてある、紫色の布のこと。
前髪を落としている成人男性が、剃った月代を隠して女装するためのものらしいです。
ちょっと検索してみると、この時代には公衆良俗を乱すとして、男女が同じ舞台に上がることを禁じられ、さらに若衆(成人前=前髪を剃っていない少年)歌舞伎すら禁止となったため、女形でもちゃんと月代を剃っていたとのこと。
つまりこの野郎帽子の下には、剃り上げた額があるはずなのです
しかし……



美しい……(うっとり)……んだけど、野郎帽子の下から覗く、前髪の存在が気になる(苦笑)
雪さん、寝る前とかは野郎帽子を取って髷もシンプルに結い直していて、そこでも普通に総髪なんですよ。
いやまあ、寝る時にも白塗りの化粧をしたまんまなことを思えば、実に些細なツッコミどころなんですけどね。ははは。
野郎帽子のない雪さんは、もう雪さんではないですし!

……単にキャプチャを乗せて、丸山雪之丞の美しさを知らしめたかっただけだったり(てへ)

さて、久しぶりに原作を読み返そうかなっ。
なお原作は、青空文庫で無料公開されています。

■図書カード:雪之丞変化
 http://www.aozora.gr.jp/cards/000310/card1911.html
No.6443 (映像)


 2014年12月19日の読書
2014年12月19日(Fri) 
本日の初読図書:
4104424013仮想の騎士
斉藤 直子
新潮社 2000-12

by G-Tools
時は1755年のパリ。フランス革命を三十年後に控えた、貴族政治爛熟の時代。
国王ルイ15世の従兄コンティ親王を主君に持つ騎士デオン・ド・ボーモンは、さる密命を帯びてロシアに送り出された。半フランス派であるロシア宰相の目をかいくぐり、女帝エリザヴェータにフランス国王の親書を届ける密使の護衛という任務である。しかし頼りだった密使は早々に逃げ出してしまい、取り残されたデオンは一人でロシア宮廷に潜入する羽目になった。
もともと彼は、騎士服を着ていてさえ、しばしば女性に間違われるほどの繊細な美貌を備えていた。そこで宰相の目を誤魔化すためにドレスを着用。令嬢リア・ド・ボーモンと名乗ると、首尾よく女帝の朗読の教師として雇われることに成功し、なんとかその任務を果たすことに成功した。
しかしそのようないかがわしい方法を取ったことは、故郷で待つ恋人クリスティーヌに対する、強烈な後ろめたさをもたらした。少年の日、騎士として出世するためパリに出てきて以来、手紙で言葉を交わすことしかできない、愛しい乙女クリスティーヌ ―― 彼女にこのような姿を知られたくないと、デオンは激しい羞恥を抱く。
しかし彼の想いとは裏腹に、ロシアに建てられることになったフランス大使館に、デオンは女性リア・ド・ボーモンとして赴任せよと、コンティ親王から命じられる。女帝と懇意であるからというのが、その理由だった。ところがそこへ、今度はルイ15世の愛妾であるポンパドゥール夫人から、騎士デオン・ド・ボーモンを大使館書記に任ずるという命が下る。二つの命令系統からの異なる指示に、デオンは困惑した。どうやら裏にはデオンの学問の師でもある、謎の男サンジェルマン伯爵の存在があるらしい。ポンパドゥール夫人とコンティ親王は、ルイ15世を挟んで政治的に対立しているのだが、サンジェルマン伯爵の取り成しがあったらしく、その関係でいろいろと混乱しているらしい。
デオンがロシアではリアという女性であることを知らないポンパドゥール夫人は、凄腕の騎士である彼の腕を見込んで、ロシア宰相を暗殺しろと命令してくる。
難題に困りながらも、ロシアに発ったデオン。
そしてそれを見守りながら、裏では何やら思惑があるらしいサンジェルマン伯爵。
やがてデオンはロシアの地で、恋人クリスティーヌの危機を耳にして ――

実在の人物、女装騎士であり凄腕スパイでもあるシャルル・ジュヌヴィエーヴ・ルイ・オーギュスト・アンドレ・ティモテ・デオン・ド・ボーモンを主役とし、やはり様々な有名実在人物と歴史事実を絡めた、『あの事件の真相は、実はこうだった』系のお話。あ、ファンタジー要素(錬金術)が入ってます。
私は最初このデオンという人物の存在をまったく知らずに読み始め、途中で「え? もしかして実在の人なの??」とネットで調べ、びっくりしました。
80年を超える生涯の内、前半生を男性として、後半生を女性として生きたって……そんなことが可能だったのか、当時のヨーロッパは(汗)

ともあれ。
表紙絵とあらすじ紹介やライトな文章から、純粋でちょっと不幸体質な青年の、爽やかかつコメディタッチな成長物語かと思っていたら、後半どんどん雰囲気が怪しくなってゆき、ラストはまさかの主役悪堕ち(汗)  ←ネタバレにつき要反転。

いやうん…… Wikipedia とかで調べてみると、どうやらデオンという人物は、けっこう性格が悪かったというのが通説らしく。それを踏まえるとこの終わり方は、むしろ納得がいくんですよ。若く素直で純粋だった若者が、いかにして後世に伝えられるような人物像になっていたのかを語ったお話として、これはありだと思います。
しかし予備知識なしに読んだ身としては、ちょっと裏切られた感が半端なかったッスね……(遠い目)

そもそも当時のヨーロッパ(特にフランス)関連の世界情勢や人物が、あんまり説明なしにガンガン出てくるので、気軽に手にとったのに、読んでいて脳内がぐーるぐーる( @ _ @ )
ほんの端役かと思っていたキャラまで、実はルイ15世を暗殺しそこねて処刑された人物だったとか、判るかーーーーっっ(ノ`□´)ノ 彡┻━┻。・;゜・。+ 

面白かった点としては、フランスをメイン舞台としているためか、イタリア訛りが関西弁で表現されています(笑)
文章も現代に立って書かれているため、当時はなかった技術や物品が例えとして使われており、かなり読みやすいです。
そしてデオンの老若男女を魅了する、無敵の美しさvv

先日ドラマ「雪之丞変化」で美輪さんの性別を超えた美しさを堪能したこともあり、デオンのそれもなんだか共通するものを感じました。
「女装の凄腕騎士(スパイ)」なんてキーワードに心惹かれる方は、とりあえず「シュヴァリエ・デオン」「ジャック・カサノヴァ」「サンジェルマン伯爵」「ダヴィンチの洗礼者ヨハネ」「フランツ・アントン・メスメル」「ポンパドゥール夫人」「ルイ15世」「カリオストロ伯爵」あたりについて検索してから、手にとってみられることをおすすめします。
No.6446 (読書)


 爽快感は大事
2014年12月19日(Fri) 
NHKで放送の、宮部みゆき原作の時代劇「ぼんくら」が、ついに昨夜で最終回。
原作での後味の悪いあのラストをどうするのかと思ったら、ちゃんとお徳さんと勘九郎が、ささやかながらも仕返しをしてくれましたね。
個人的にあの作品は、続編の「日暮し」まで読まないと、湊屋たちの身勝手が鼻につくと思ってしまうので、ああいう形でちょっとでも「バチ」を当ててくれたのは嬉しかったです。
……続編もドラマ化してくれないかなあ。
佐吉はちゃんと幸せになってほしいのですよ、やっぱり。
No.6447 (映像)


 見落としてた……
2014年12月20日(Sat) 
先日、手違いで消してしまったと思い、入力し直した年賀状用の住所録。
プリンターが父の部屋に移動していたので、印刷するため筆王データを父のPCにコピーしようとしたところ、そっちに去年の住所録が残っていました _| ̄|○
いや父のPCも、ちゃんと一度は確認してたんですよ?
ただマイドキュメントの中に、さらにもう一階層フォルダを作って保存していたため、筆王アプリを起動した際、最初に出てくる住所録一覧には表示されなかったんですよ……(遠い目)

ほんと、人数が少なかったのが、せめてもの幸いでした(−ー;)

ともあれ。
水曜日に作成していた宛名とデザインを印刷し、それぞれに一言書き添えて、と。
後は投函するだけの状態まで持っていけました。これで一安心。

あとは おたねさん より、現場で作業しながら確認していく内容を、口述するから Excel 様式に打ち込んでいってほしいとの御依頼があり、 Skype で雑談を交えながら作業をば。
一時間ぐらいやってましたが、電話でこれだけ話してたらどれだけ通話料がかかるかと思うと、無料通話アプリと定額回線って、ほんとに便利ですねえ(しみじみ)

そして久しぶりに、エラーチェックとディスククリーンアップと最適化をば。
前回やったのは、半年ぐらい前じゃなかろうか? とりあえず分析結果が7%になっていたので、セットして席を外したところ、風呂入って上がってきても、まだ終わってませんでした。結局40分ぐらい掛かったのかな?
……しかし もぐらさん ちのブログでは「34%の断片化はとても大きい」と書かれていましたが、最適化をする目安の断片化具合って、一体どれぐらいなんでしょうね??
検索してみても「半年に一度ぐらいで良い」とか「体感できるほど効果が出なければ、する必要はない」とか「しすぎるとかえってHDDの寿命を縮める」とか、そんな感じの意見ばかりが見当たりますし。ううむ……迷う……(悩)
No.6448 (電脳)


 青息吐息
2014年12月23日(Tue) 
年末年始用に借りていた本を、既に1冊残して読んでしまったため、朝一番で図書館へ。
……久しぶりに自転車で行ってみたら、辿り着く頃には息が上がってました(−ー;)<どんだけ運動不足
またそう言う時に限って、携帯に電話がかかってくるんですよね……ゼエゼエ言いながら取ったら、相手に「どげかえ(どうしたの)!?」と笑い混じりの心配をされてみたり。
帰宅後は、一昨日から読んでいる長編オンライン小説を読み進め。
話数が少ないと思って気軽に手を付けたら、一話一話がけっこう長いぜ……

ちなみにその横で母は、父がいないのを良いことに、テレビを独り占めしてNHKの「ごちそうさん」総集編を朝から夕方までフルマラソン。

あ、そういえば先日、一人鍋の素を使って電子レンジで野菜を食べていると書きましたが。
その後、食器棚の奥からはるか昔に貰い物したきり、ホコリをかぶっていた一人用鍋が出てきまして。
以来、余力がある時は、ちゃんとコンロを使った、正しいお一人鍋をしております(笑)



今日は残り物の豚肉ともやし多めのカット野菜、すでに切られているパックの小口ネギでキムチ鍋。卵入り。
卵は一度鍋全体を沸騰させてから割り入れて、蓋をして弱火でコトコト黄身まで固めるのが私の好み。
他にも、チキンライス用の刻んである鶏肉とか、きのこ多めのカット野菜。元気がある時はじゃがいもと玉ねぎとベーコンを適当にざく切りして、コンソメスープ系とか、いろいろ試してみていたり。
……冷蔵庫のすみにずっと残ってる、カレールーとかシチューの素とかも使えるかなあ?<うちは一回に一箱半使うので、しょっちゅう半端が出ている

ちなみに準備片付けする気力がない時は、バナナ一本とかです。
……まあ、食べないよりマシよね、きっと……
No.6451 (日常)


 2014年12月24日の読書
2014年12月24日(Wed) 
本日の初読図書:
「ハルジオン〜口だけ野郎一代記〜(小説家になろう)」〜ふざけんな! エンジェルだろ当時の俺! いや、今だって大天使だよ!!
 http://ncode.syosetu.com/n9485cg/

二十一世紀末、世界各地に不思議な“孔”が空いた。
その内部はゲームで言うところのダンジョンのようで、様々なモンスターと、金属や薬草、その他諸々の摩訶不思議で、そして尽きることない資源が存在している。人類は試行錯誤して“孔”と付き合ってゆく方法を模索し、三世紀が過ぎる頃にはもう、その存在は非日常ではなくなっていた。
孔によってもたらされた恩恵により、人々の中には常人を越えた膂力や魔力と言った才能を持つ存在が現れるようになり、彼らの多くは冒険者として“孔”に潜っては、様々な資源を採取してくる。もはや世界は“孔”の存在なくして成り立たなくなっていた。
当然、冒険者という職業も、重要なものになっている。各地に冒険者を養成する学校ができ、そこを卒業した人間は、たとえ冒険者にはならずとも、民間企業への就職に有利に働くという。
そんな冒険者学校に、一人の少年が入学を志望した。彼の名は春風紫苑。漆黒の髪にヘーゼルの瞳を持つ、剃刀のように鋭い美貌を持つ無表情な十五歳。その適正は後衛の補助魔法で、力の強さはごく平均的なものに過ぎなかった。
しかし紫苑は、入学試験で起きた悲惨な事故を期に、教師達の目に留まる。確かにその戦闘能力は平々凡々。だが過酷な状況下においての判断力、精神力、そして仲間を想って泣ける魂の高潔さが、評価されたのだ。
かくして彼は、その実力からは異例とも言える抜擢を受け、最高レベルのAクラスへと入学することになった。そこで能力は高いがクセの強いメンバーと、否応なしにパーティーを組まされる。
ドイツ出身で槍の名手だが、強さを追求するあまり他のことをおろそかにしがちな少年、ルドルフ・フォン・ジンネマン。
目に見えぬ強靱な糸を自在に操る、旧家育ちの浮き世離れした少女、醍醐栞。
一分以内なら、たとえ心臓を吹き飛ばされても大丈夫だという強い回復魔法を扱えるものの、対象に触れなければ能力を発揮できない桝谷麻衣。
そして命をチップに危険と戯れることを至上の悦びとする、狂気の前衛 外道天魔。
そろいも揃って優秀である代わりに、非常に付き合いにくいパーティーメンバーだった。
しかし紫苑は誠実なその言葉と態度で、ほどなく彼らの尊敬を集め、リーダーとして強い信頼を寄せられてゆく。
けれど紫苑には、誰にも知られていない、とんでもない秘密が存在していて……

現在60話ちょいだったので気軽に読み始めてみたら、予想以上に一話一話が長くって、最新話に追いつくのに三日ぐらいかかってしまいました。
えー……タイトルからもお判りの通り、主人公の本性は口だけ野郎です(笑)
人の心を打つその弁舌も、時に流される清らかな涙も、すべてが保身の為だけにその場ででっち上げられた、演技と嘘八百ww
台詞の前後に( )でその時の本音が綴られてるんですが、まあ、その内面のゲスいこと。地の文でもツッコミが追いつきませんww
彼が考えていることはただ一つ。己の見栄、のみ!
むしろ見栄を守るためであれば日々の細かい努力を惜しまず、それどころか自分の腹だってぶっ刺すし、命さえかけられる。無様に生きて他人に嗤われるぐらいであれば、美しく死んで、死後にその行いを称えられることを望むあたり、いっそブレなく突き抜けています。
あ、ちなみにパーティーメンバーを含めたその他の人間に対しては、まったく思い入れを持っていません。むしろ常にすべてをディスりまくり。自分より優秀な存在はみんな死ねとか、普通に思考しています。
現在の一番の夢は、誰にも後ろ指をさされることない状況で危険なAクラスを抜け、平凡な成績で大過なく卒業し、民間企業に有利な条件で就職すること。そのためには「パーティーメンバーがダンジョンで全滅し、自分だけが生き残れば、これ以上仲間の死を見たくない……って泣いて見せて、格好良く冒険者を止められるよな」って本気で考えてるってあたり……(汗)
しかしそんなこんなな内面を一切周囲に悟らせておらず、完璧にコントロールできる表情筋と涙腺を駆使し、心に傷持つ人々を脳内で「(ザマァww)」と悦に入りつつ、「(ここで何もしないと、俺の評価が下がるからな。チッめんどくせえ)」と舌先三寸で慰める結果、周りからの評価はうなぎ登りの天井知らず。
そしてどんどん増えていく恋人志望は、彼にトラウマから救ってもらった結果、紫苑至上主義と化し、世間的な倫理観を遠く彼方へすっ飛ばした ヤ ン デ レ ヒ ロ イ ン ばかり(笑)
どうしてこうなった、と嘆くも、す べ て 自 業 自 得 。

更新ペースがそこそこ早く、文章量も多いので今後も楽しめそうです。
……ただ紫苑が本当にゲスで、常に周囲をディスりまくり。あと一章目からざっかざっか人が死んでいくし、猟奇的な展開も多いので、そのあたり苦手な方は要注意です。
まあ、なんだかんだで紫苑は抜けているところも多いので、思考がゲスくてもどこか憎めないんですけどねvv


あと関係ないですが、小説家になろう繋がりで。
403 シングル・ルーム」がついに完結しましたね。
最後がちょっと駆け足だったのがもったいなかったけど、今回も壮大なお話を楽しめました。新月さんの次作、今度は最初からリアルタイムで追っていけるといいなvv
No.6454 (読書)


 早すぎるよ……(呆然)
2014年12月25日(Thr) 
妖怪アパートやファンム・アレースの香月日輪さんが……12月19日に亡くなられていたそうです……

■Yahoo!ニュース - 作家の香月日輪さん亡くなる 「妖怪アパートの幽雅な日常」シリーズなど
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141224-00000078-it_nlab-sci

享年51歳……早過ぎるだろう……
メディアミックスや文庫化の波に乗って、まだまだこれからの人だったのに!!
残念です……とても残念です……
No.6455 (日常)


 2014年12月25日の読書
2014年12月25日(Thr) 
本日の初読図書:
「謳えカナリア(オンライン小説)」
 http://molock.sakura.ne.jp/

事故で死んだ少女 光岡茉莉(みつおか まつり)は、目を覚ますと不思議な世界で人形になっていた。
そこは灰と煙に満たされた、巨大なガラスの籠の中の町。生まれながらに喉を痛め、かすれ囁くような声しか出せぬ人々は、真鍮と鉄で人形を造り、異界からさまよい込む魂を吹き込んで、歌を唄う美しき真鍮糸雀カナリアを生み出すのだ。
真鍮糸雀を作るのはマエストロ、歌と舞を仕込むのは調律師。
極上の歌を聴かなければ、人々は過酷なこの町で生きてゆけない。そんな人間に奉仕するべく、可憐な小鳥たちは作り出される。
〈赤のマエストロ〉ダムロッシュによって真鍮糸雀として生まれ変わったマツリは、調律師であるアイレンベルグの元へと預けられた。アイレンベルグは、どこかマツリが生前慕っていた人に似ていて。優しく穏やかな『先生』に、彼女はじょじょに惹かれてゆく。
しかしこの町の有りようも、真鍮糸雀の真実も、そしてアイレンベルグやダムロッシュが何を思ってマツリを作り上げたのかも、彼女は何一つとして知らなかったのだ ――

商業作家 諸口正巳さんによる、スチームパンクでファンタジーで鬱な恋愛物語。完結済。正式公開は pixiv なるも、個人サイトにPDF版とテキスト版を置かれたので、そちらのURLをば。
……「鬱」タグに恐れをなして今まで読めずにいたのですが、完結したのでラストをチラ見してみたら、「あ、いけるかも」と読み始めてしまいました。
読了したいま、「なんだ、全然大丈夫だったvv」と思っている私は、訓練された諸口作品読者(笑)
長さも約11万字ほどだそうで、容量にすると200KBちょいぐらいですかね。薄めの文庫1冊ぐらいで、比較的さくさく読めました<最近、オンライン小説の長さの基準が壊れ気味

とりあえず、諸口作品にしては、飛んでる血飛沫は少ないです<当社比
へんな効果音や悲鳴もほぼないです<当社比
メインキャラ達の人でなし度は、星3つ程度<あくまで当社比
救われない人は一人(と一体)、あとは周囲を破滅させつつも、自分は幸せ? ぐらいかな<モブ除く

そして〈黄金のマエストロ〉ことシリル・オーシャンが良い味出してるキャラだったので、スター・システムで登場しているという「世界時計と針の夢」が気になってみたり。
どうやら他のどのキャラがどんな目にあっても、彼だけは『大丈夫』そうだからなあ(苦笑)<諸口作品はどれだけ人気のある重要キャラでも、容赦なく破滅していきがち
No.6457 (読書)


 くりすますぷれぜんと
2014年12月25日(Thr) 
pixiv にフリガナ機能が追加されました。

■[pixiv] お知らせ - pixivの小説にルビ(ふりがな)機能を追加
 http://www.pixiv.net/info.php?id=3065

これは嬉しいクリスマスプレゼントですvv
私の文章には、ほんっとフリガナが欠かせないので、今まで《 》書きで表記してたんですよね。
速攻で全作品、該当箇所を書き換えました。少しは読みやすくなってると良いなあ。


あとクリスマスと言えば、すっかり書くのを忘れていましたが、今日はクリスマス。ということは昨日はイブ。
そんな訳で昨夜は夕食後に、ちっちゃなケーキが出てきてました。



一応縁起物として一切れ。
いやうん、甘いモノは大好きだよ?
でも医者に言われた食事に気をつけろって言葉が気にかかるんで(^ー^;;)ゞ
No.6458 (電脳)


 更新情報(2014年12月26日)
2014年12月26日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」で、著作権切れテキスト「不思議の鈴(コナン・ドイル著、三津木春影 翻案)」六章目をUP。

今年のサイト更新はこれで終了です。
月二の割合で著作権切れテキストをUPしているのと、ちなつからの戴き物とで、今年はだいぶ更新ができましたかね。なんとか放置は免れたかと。

……肝心のオリジナル小説も、短編1本、拍手SS1本、前中後編に、連載ものの序〜二章と、平均すれば二ヶ月に1本の割合でUPできてるのだから、まあ及第点……と思いたい(苦笑)
一時のMyルール、オリジナルの月イチ更新にはまだ程遠いですが、まあ趣味の範疇ですし、のんびりゆっくりやっていこうと思いますです、はい。
No.6460 (更新)


 2014年12月27日の読書
2014年12月27日(Sat) 
本日の初読図書:
4163901590陰陽師 螢火ノ巻
夢枕 獏
文藝春秋 2014-11-15

by G-Tools
世の陰陽師ブームに火をつけただろう映画の、原作。新刊が出ました。
シリーズ初期からずっと追っている身としては……ううむ。
ある意味、本家本元の今昔物語などに近づいたと言えるのかもしれませんが、何というか、各話が極端に短くてシンプルに感じられました。
そして晴明さんの博雅さんへの依存度が、これまでの「それとなく」ではなく、かなりはっきりとしているあたり、「ものすごく良くできた二次創作」を読んでいる感がするような、しないような(苦笑)
九話収録されているうち、晴明と博雅が出てこず、蘆屋道満主役の話が三つもあるたりも、その印象を強めているかと。いや道満の話はむしろすごく面白くて楽しめたんですがね。

そういえば今回は、
「ゆこう」
「ゆこう」
そういうことになった。

の会話が少なかったです。このやりとりは、お約束として外して欲しくないんだけどなあ……
No.6461 (読書)


 2014年12月28日の読書
2014年12月28日(Sun) 
本日の初読図書:
4063765083妖怪アパートの幽雅な日常(7) (シリウスKC)
深山 和香 香月 日輪
講談社 2014-11-07

by G-Tools
香月日輪さんがお亡くなりになられてしまったので、追悼を兼ねて買い控えていた香月作品を購入。
ああ、もう妖アパ外伝とか、大江戸の雀達やお爺ちゃんの塔の龍神達の新作とか、読めないんだなあ(しょぼん)
……これはもう、妖アパかファンム〜をアニメ化するしか!!>出版社様

とまあ、それはさておき。
今回は高二の夏休み後半。バイト先の運送屋で、今ドキの若者達と四苦八苦しながら少しずつコミュニケーションを取りつつ、前回助けた自殺志願の小学生の心のケア。アパートでは骨董屋さんや古本屋さんに翻弄されつつ、にぎやかな日々を送り、修行はビニールプール+ホースから滝業へレベルアップしたところで、以下次巻。
次回からついに、千晶先生のご登場ですYO!
うひゃーー、たぎる!!
ってか、予告ページで「素晴らしい宴会場だね」って言ってるおっさん、これ誰だっけ??
ああ、また原作読み返そうかなあ。
……香月作品は、いろいろと「まっとう」すぎて、汚れちまった心には突き刺さってくる部分も多々あるけれど。それでもやっぱりこういうお話は読んでおきたいよなあと、しみじみ思うのでした。

ああ、置き場がないのに、ファンム・アーレスの原作を揃えたい衝動が……っっっ
No.6468 (読書)


 2014年12月29日の読書
2014年12月29日(Mon) 
本日の初読図書:
4041013593僕とおじいちゃんと魔法の塔 (6) (角川文庫)
香月 日輪
KADOKAWA/角川書店 2014-06-20

by G-Tools
引き続き、香月先生追悼読書。
結果的に未完となってしまったシリーズ六作目は、龍神たちの高校2年生の春から年末年始までを書かれておりました。
……本来ならこの後7巻で最終学年を書いて、高校卒業でシリーズを終わらせる予定だったのでしょうかねえ(しょぼん)

物語のメインは修学旅行。
妖アパでも重要なイベントだった修学旅行は、この作品でも皆の成長に大きく関わってきます。
1巻では小学生だった龍神たちも、もう十七歳。いろいろと性的な事柄も、避けては通れない事柄として目の前に現れてくるわけで。妖アパは児童文学レーベルだったせいか「色気より食い気」が強かったですけれど、角川文庫ではきっちりしっかりその結果まで語られました。いやまあ、直接描写はなかったですけどね(苦笑)
今回は、龍神たちと初めは対立していた人々とも、最後まで相容れない相手もいれば、差し伸べた手を取り顔を上げて未来へ踏み出した人もいて、と。
世の中には様々な人間がいて、全員と仲良くできる訳ではないし、さりとて全員と判り合えない訳でもない、と。ごく当たり前だけれど、大切な事を語ってくれたと思います。

……一人暮らしについて語る龍神の言葉には、相変わらず精神値をザクザクと削られていきましたが(半泣)

もう彼らのこの先が読めないのはとってもとっても残念ですが、龍神は龍神なりに、信久は信久なりに、そして雅弥も雅弥なりに、信念を持って背筋を伸ばし人生を歩んでいくのだろうと信じています。
ってか、雅弥はいったい、エスパルスとどこまで行くんだろう……(苦笑)
No.6470 (読書)


 井戸水ってすごい
2014年12月29日(Mon) 
年末まであと3日。
本日は兄妹三人うちそろっての窓掃除でした。
我が家の窓掃除は雑巾で磨くのではなく、サッシごと窓を外して庭へ運び、洗車ブラシとガラスマイペットでがっしゅがっしゅ泡立てて洗ったのち、ホースで水かけてからハンドワイパーとタオルで磨き上げるというもの。
……さすがに一階の主要な窓だけでしたが、それでも掃き出窓18枚と欄間の窓14枚と普通の窓が2枚に、それぞれとセットになってる網戸と、室内のプラスチック障子3枚かな……? を洗いあげた頃には、もう疲労困憊です(−ー;)
私は腕力足りないんでもっぱら欄間用の小さな窓と網戸を担当しとりましたが、12月の寒空に屋外でホースの水じゃばじゃばかけつつ立ったりしゃがんだりは、万年運動不足の身に応えました……
ってか、二重ガラスの掃き出し窓をヒョイヒョイ運べる長兄は、いくら本職とはいえ、同じ生き物とは思えませんですよ、はははははは。
長兄が外してきた窓を次兄と私が洗ってる間に、サッシのレール掃除をちゃっちゃと片付けるだけでなく、太さ15センチぐらいある裏庭の柿の木まで、脚立に登って切ってましたしね……木の伐採はけっして片手間仕事と違うぞ、長兄よ……(ため息)

それでも今日は最高気温が12度と、比較的過ごしやすい温度だったせいか、筋力的な意味以外ではさほど辛くなかったのが幸いでした。
濡れると気持ち悪いからと、ズボンを膝までまくり上げ、裸足にサンダルで作業してたんですが、けっこう足に水がかかっても平気。腕も肘までまくりあげて、ホースで水かけながら逆の手で網戸をこすったりとか普通にできてましたし。
それというのも、我が家の庭にある蛇口は、ほとんどが井戸水を電動ポンプで汲み上げているものなんですよ。普段は特に意識していないんですが、今日はそれですっごく助かりました。作業の途中でたまたま隣にある普通の水道の蛇口を使ってみたら「冷たッッ!?」ってびっくりしましたもの。
井戸水は冬温かいとはよく聞く言葉ですが、まさかあそこまで違うとは、今までまるで実感していませんでした。

ああそれにしても、あれだけ真っ茶色な泡が出るって、両親と長兄は普段どれだけタバコを吸いまくってるんだ……(−ー;)<居間に面したガラスが特に顕著

そして我々が三時間ぐらいかかって窓掃除している間に、母は室内のカーテンを洗濯したり、食器棚のガラス戸を風呂場で洗っていたそうで。
すべての作業が終わって部屋に入ってみたら……おお、室内が明るい(笑)
ピカピカになった窓ガラスに、煮染めたような茶色から真っ白に戻ったレースのカーテン。そして中がよく見えるようになった食器棚。
特に食器棚は、引き戸のレールにも煙草のヤニが溜まっていたのか、掃除したらびっくりするほど戸の動きが軽くなってました。今までと同じ力加減で開けようとした次兄が、勢い余ってスターーーーン!! とものすごい音を立てたりとかして(苦笑)

ともあれこれで、年末最大の仕事は片付きました。
ああ、既に背中とか肘とか二の腕が痛い……(遠い目)
No.6472 (日常)


 2014年12月30日の読書
2014年12月30日(Tue) 
本日の初読図書:
4344026616京大芸人式日本史
菅 広文
幻冬舎 2014-10-22

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クイズ番組好きな我が家では、けっこう人気のあるロザン宇治原。
宇治さんが解答者として出演していると、たいてい応援してしまいます。
芸人嫌いな母も宇治さんは例外で、曰く「悪びれないところが良いの」だそうで。
ちなみにロザンとして漫才しているところは、母も私も見たことありません(笑)
そんな訳で「ロザンの知らない方」な菅さんが書いたという、「宇治原さんによる、日本史の教科書を物語風にした1冊」とのことで、手に取ってみました。
菅さんがタイムマシンに乗って日本史上重要な各時代へ行き、有名人と会話したり早押し対決したりする体裁です。
うーーーーん(悩)
何というか、正直、微妙……
基礎知識がない人には、どこまでがネタでどこまでが史実か判別しづらいし、ある程度の知識があると今度は、もうちょっと突っ込んで書いてほしいと欲求不満になりそうな。
あと江戸以降になると、なんだかんだで情報がずらずらと羅列されていて、教科書とあんまり変わりない感じが。

でもまあ確かに、最終章「土地は誰のものですか?」は面白い観点のまとめだと思いました。
それに「墾田永年私財の法」とか「応仁の乱」といった、用語だけしか覚えていた出来事が、実際はどういう内容だったのか、いくつか知ることができたのは確かに成果だったかと。

……むしろ宇治さんによる刀狩りとか、イベントにおけるザビエルのコスプレ失敗とか、余計なことばかり覚えてしまった気が……(苦笑)
No.6473 (読書)


 積録消化
2014年12月30日(Tue) 
録り溜まっていたあれこれの中から、アニメ「グスコーブドリの伝記」と、映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」を視聴。
どちらも映画公開時から気になっていて、テレビ放送を待ち望んでいた作品です。
……シャドウゲームの方は、尺の関係で128分のうち40分ぐらいも削られていたのが、残念でたまりませんが(しょぼん)

ええと、まずは宮沢賢治原作「グスコーブドリの伝記」。

B009CUT6SQグスコーブドリの伝記 [DVD]
バンダイビジュアル 2013-01-28

by G-Tools

うん……映像はとても綺麗でした。はるか昔に公開された、アニメ「銀河鉄道の夜」でもたいがい感動したものでしたが、さすがにレベルが違います。背景の美しさ。幻想的な光の乱舞。奇妙なスチームパンクっぽい機械の数々。宮沢ワールドの不可思議なイメージを、ひとつの映像として表現した、そこのところは大きく評価できます。
……でも、原作を一度読んだきりでうろ覚えだった私ですら、これは違うと思いました。

※以下、辛口なので、記事をたたみます。
No.6474 (映像)


 2014年の読了図書
2014年12月31日(Wed) 
「眠りの森」東野圭吾
「幻色江戸ごよみ」宮部みゆき
「たぶんねこ」畠中恵
「絶対城先輩の妖怪学講座」峰守ひろかず
「星からきた探偵」ハル クレメント、山田卓司 訳
「絹の家 シャーロック・ホームズ」アンソニー・ホロヴィッツ、駒月雅子 訳
「少年探偵江戸川乱歩全集 〈1〉怪人二十面相」江戸川乱歩
「かまいたち」宮部みゆき
「20億の針(1965年)」ハル・クレメント、井上勇 訳
「路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店」行田尚希
「陰陽師 蒼猴ノ巻」夢枕獏
「震える岩 霊験お初捕物控」宮部みゆき
「ネトオク男の楽しい異世界貿易」1巻 星崎崑
「天狗風 霊験お初捕物控(二)」宮部みゆき
「一千億の針(1979年)」ハル・クレメント、小隅黎 訳
「全裸男と柴犬男 警視庁生活安全部遊撃捜査班」香月日輪
「カーマリー地方教会特務課の事件簿」1巻 橘早月
「あかんべえ」宮部みゆき
「大江戸散歩(大江戸妖怪かわら版シリーズ)」香月日輪
「BG、あるいは死せるカイニス」石持浅海
「ぼんくら」宮部みゆき
「腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿」西澤保彦
「日暮らし」上巻 宮部みゆき
「日暮らし」下巻 宮部みゆき
「僕と先生」坂木司
「紳堂助教授の帝都怪異考」エドワード・スミス
「辺境の老騎士」1巻 支援BIS
「温かな手」石持浅海
「チーム・バチスタの栄光」上巻 海堂尊
「チーム・バチスタの栄光」下巻 海堂尊
「仮面教師SJ」5巻 麻城ゆう
「カーマリー地方教会特務課の事件簿」2巻 橘早月
「ばんば憑き」宮部みゆき
「仮面教師SJ」6巻 麻城ゆう
「おまえさん」上巻 宮部みゆき
「ビブリア古書堂の事件手帖」5巻 三上延
「マギクラフト・マイスター」2巻 秋ぎつね
「へっぽこ鬼日記」1巻 田中莎月
「とあるおっさんのVRMMO活動記」1巻 椎名ほわほわ
「おまえさん」下巻 宮部みゆき
「ギフト」日明恩
「ナイチンゲールの沈黙」海堂尊
「螺鈿迷宮」海堂尊
「平台がおまちかね」大崎梢
「ムシアオの森、カササギの剣」諸口正巳
「虚像の道化師」東野圭吾
「ジェネラル・ルージュの凱旋」海堂尊
「背表紙は歌う」大崎梢
「侵略教師星人ユーマ」1巻 エドワード・スミス
「カーマリー地方教会特務課の事件簿」3巻 橘早月
「ジェネラル・ルージュの伝説」海堂尊
「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ」大崎梢
「ファースト・レンズマン」E.E.スミス、小西宏 訳
「おそろし 三島屋変調百物語事始」宮部みゆき
「夏への扉(旧訳版)」ロバート・A・ハインライン、福島正実 訳
「あんじゅう 三島屋変調百物語事続」宮部みゆき
「イノセント・ゲリラの祝祭」海堂尊
「晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編)」大崎梢
「玉村警部補の災難」海堂尊
「夏への扉(新訳版)」ロバート・A・ハインライン、小尾芙佐 訳
「サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ」大崎梢
「アリアドネの弾丸」海堂尊
「辺境の老騎士」2巻 支援BIS
「マギクラフト・マイスター」3巻 秋ぎつね
「八人のいとこ」ルイザ・メイ・オルコット、村岡花子 訳
「闇の狩人」上巻 池波正太郎
「闇の狩人」下巻 池波正太郎
「映画 謎解きはディナーのあとで」涌井学、東川篤哉 原作、黒岩勉 脚本
「すえずえ」畠中恵
「禁断の魔術―ガリレオ〈8〉」東野圭吾
「殺し屋ですのよ」星新一
「左遷も悪くない」1巻 霧島まるは
「世紀末ロンドン・ラプソディ―A Study in Violet」水城嶺子
「無花果の実のなるころに(お蔦さんの神楽坂日記)」西條奈加
「タルト・タタンの夢」近藤史恵
「桜ほうさら」宮部みゆき
「仮面教師SJ」7巻 麻城ゆう
「召しませMoney!4 ヘレネの涙(サーパラマーケット)」TERU
「いつもが消えた日(お蔦さんの神楽坂日記)」西條奈加
「ヴァン・ショーをあなたに」近藤史恵
「善人長屋」西條奈加
「天井裏からどうぞよろしく」くるひなた
「烏金」西條奈加
「閻魔の世直し―善人長屋」西條奈加
「仮想の騎士」斉藤直子
「陰陽師 螢火ノ巻」夢枕獏
「京大芸人式日本史」菅広文
「僕とおじいちゃんと魔法の塔」6巻 香月日輪


「斑の蛇(近代デジタルライブラリー)」高等探偵協会
「外交の危機(近代デジタルライブラリー)」高等探偵協会
「グスコーブドリの伝記(青空文庫)」宮沢賢治


今年も、読了したうち商業出版されたことのある書籍で、マンガを除くものをリストアップ。
書籍化されたけれど、読んだのはオンライン版というものは含んでいません。

一応紙書籍87冊と、電子書籍が1作、著作権切れのPDFとテキストが3作。
ただし子供の頃に読んだ記憶が……とか、オンラインで発表されたものを紙書籍でもう一度、というものもけっこう混じっているので、実質の初読図書は80冊にちょい届かないぐらいでしょうか。
まあ、比較的頑張った方でしょう。

電子書籍「ヘレネの涙」は用紙サイズA4で900ページ以上あるし、オンラインで読んだ「俺と蛙さん〜」外伝とか、「不死王の息子」とか「辺境の老騎士」とか、「403 シングル・ルーム」に蒼枝さんの作品全部とか、紙書籍換算したらそれだけで20冊ぐらい軽く超えそうですからね(笑)

今年の特筆するべきは、有名どころ「チーム・バチスタ」シリーズや古典名作「夏への扉」に手を出したことと、一部で伝説と化していた「カーマリー地方教会特務課の事件簿」が、ついに商業出版されたことあたり。
そして一昨年にファンになったウェン・スペンサーは、今年も1冊も日本語翻訳されなかったのが残念至極。ユカイアの続き、読んでみたいんだけどなあ……
No.6476 (読書)


 ちょっと反省
2014年12月31日(Wed) 
……読み返すと、昨日の「グスコーブドリの伝記」については、ちょっと熱くなりすぎたかと反省しつつ。
やっぱりそれだけあの映画が美しく、細かいエピソードとかがよく出来ていただけに「ここが! ここが!!」と思わせられてしまったからなのかもしれませんね……

でもって、
ずーーーっと、TVで放送されるのを待ち望んでいた、「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」。
こちらもようやく見ることができました。

B00ADSNC68シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム [DVD]
ブルース・バーマン
ワーナー・ホーム・ビデオ 2013-02-06

by G-Tools

……テレビ放送の尺の関係で、3分の1近く削られているのが、非常に残念でしたが。
そのうちシネマチャンネルとかで、ノーカット版やってくれないかなあ……(しょぼん)

このシリーズもまた、メディアミックスとしては原作とかなりかけ離れた作りでしょう。っていうか、もはやホームズではない別物と言って良いかもしれない。
でもこれが、一度こういうものだと割りきって見ると、めっさ面白いんですよ(笑)
ワトソンの結婚が寂しくて、とにかくちょっかいを出さずにいられないホームズさん。
そんなホームズに呆れつつ、なんだかんだで力を貸してやるワトソン。
いざ敵を見定め戦い始めると、二人の息の合いようは見事の一言につきます。
特にワトソンさん。このシリーズにおけるワトソンさんは、医者というより軍人の色合いが強いと思います。
とにかく戦う。撃つ、撃つ、撃つ!!
疑問は感じて文句を言いながらも、身体は動いて敵を倒しまくり。
そしてホームズに対しても、常に強気。
原作の、ホームズの言うことならすべてを素直に受け入れるワトソンさんとは異なり、自分の意志でちゃきちゃき動くし、婚約者……じゃなくて妻に危害を加えられたと思ったら、たとえホームズが相手でも本気で首を絞めにかかる。
でも、ここぞという時には、即座に互いに信頼して背中を預け合う。まさしく対等の相棒バディです。

あ、ご存じない方のために一言注意。
この映画シリーズは、基本推理ものではなく、アクション映画です。ホームズさんは確かにものすごい情報処理能力を持っているけれど、それはもっぱら立ち回りの際、相手の動きの何手も先を読むシミュレーションに駆使されています。
今回はその能力を、モリアーティー教授との対決で使用していました。
二人でエア・チェスを指しながら、お互いの動きを予測しあうシーンは、まさに宿命のライバルという名にふさわしいというか、チェスの白と黒、鏡の裏と表というか。

尺をかなりカットされていたため、全部は判りませんでしたが、細かいところにちまちまと伏線が張ってあるのもお見事です。特にあの酸素吸入器と、新型迷彩服にはもう、笑うしかないvv

そして私は人の見分けがなかなかつかないので、ちょくちょくキャラクターの下に名前が表示されるのは正直ありがたかったです。特にモリアーティーとモラン大佐が判りにくくて……(−ー;)
世間では非難轟々だったらしいネタバレ満載なテロップも、展開が早すぎる話を把握するのにけっこう役立ちました。

ああしかし、やはり有能なワトソンさんは、見ていて爽快ですね。
お正月三が日深夜には、現代版SHERLOCKのシーズン3を再放送するらしいですが……見ちゃうか? 見られるか??<家族がテレビを独占してそう

しかしまさかアイリーンが……と、あの点は正直ちょっとショックでした。前作であんなに頑張ったのに……彼女は何があっても峰不●子のように生き残ると思っていて、最後まで実は生きてたんじゃ……と再登場を期待しちゃってました。ああ、残念。

今日は他に、ドラマ「すべてがFになる」の最終回を二度目視聴。
うむ、このドラマは個人的にかなりヒットでした。原作ファンの方々がどう思うかは判りませんが、これはこれとして、ひとつの二次創作としてしっかり成立していると思います。
……ラストの波打ち際のシーンで、犀川先生がどこでどんなふうにバーチャル空間にいたのかとか、真賀田博士が普段の衣食住、どうやって成り立たせているのかとか、気になりどころはいっぱいあるんですけどね(苦笑)
ああ、これも原作読み返したい……読み返したいけど、図書館にそろってない……(しょぼん)

……って、読み返してみて、全く記事が大晦日らしくない件について(笑)
ええと、こんな感じで興味のあることを好き勝手に書き散らしてばかりの弊ブログと、すっかりオリジナル更新が滞りがちな弊サイト。それでもいらして下さる方々には、本当に感謝感謝の嵐です。
来年もきっと変わらずこんな感じでしょうが、お見捨てなく覗きに来てやっていただければ幸いです。
ではみなさま、どうぞ良いお年をお過ごしくださいませ <( _ _ )>
No.6477 (映像)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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