よしなしことを、日々徒然に……



 それは死人の魂か
2014年10月01日(Wed) 
白花曼珠沙華が花を終えて数日。
今はスタンダードな赤い彼岸花が花盛りです。
そしてやってくるカラスアゲハ(笑)



蝶には通り道があると聞いたことがありますが……いくらなんでも同じ個体ってことはないですよね?
たまたまこの辺りで繁殖しているのか、それとも蝶の通り道とやらは種類によって決まっているのか。
ともあれこちらもまた絵になりますなvv
ヒガンバナの蜜って美味しいのかしら……
No.6230 (日常)


 2014年10月02日の読書
2014年10月02日(Thr) 
本日の初読図書:
「VRMMOをカネの力で無双する(小説家になろう)」〜第七十二話 御曹司、慰める
 http://ncode.syosetu.com/n0553bs/

VRMMOもの、完結済。
とりあえず一週間ほどかけて第五部『ギルドスポンサー』編まで読みましたが、なかなか先に進まず、つい他の作品に手を出してしまったので、ひとまずメモ。
タイトルがすべてを表しています。
金も才能もすべてを持ち合わせた御曹司が、VRMMOを廃課金プレイして無双するお話。
しかしそのお金はすべて御曹司が自分で稼いだもの(最後に小遣いをもらった十歳の1月以降、生活費その他すべてを自力で賄っている)なので、彼にとって課金プレイは何ら恥じるところはないのです。
またその課金レベルがすさまじい。庶民にはとても真似できません。
あとVRMMOものにしては珍しく、ステータス表記がほぼありません。
私はゲームをやらないので、あのINTがどーのとかATKがこーのとか、正直よく判らなくてうっとおしい場合もあり、そのあたりは好感度高いです。
その上でゲームはあくまでゲームとして描写し、もうひとつの世界なんて大風呂敷を広げず、NPCとかがこいつどんなAI積んでるんだ的なキャラクターにならず、どこまでも仮想現実を貫いているのも新鮮な点だと思います。
書籍化もされているそうですが、話はだいぶ違うようです。幸い今のところ削除もダイジェスト化もされていないので、読むなら今のうちかと。
No.6232 (読書)


 2014年10月03日の読書
2014年10月03日(Fri) 
本日の初読図書:
「VRMMOの料理人(小説家になろう)」〜番外編  料理人 竜討伐? 試食会その1
 http://ncode.syosetu.com/n4561bu/

事故で片手片足を失った熟練の料理人。
賠償金などで今後の生活には困らないが、生きがいを失い屍のようになっていた彼へと、年の離れた弟がVRMMOを勧めてくれた。
“自由度無限大”が謳い文句のゲーム《無限世界の住人》の中では、失った手足も元の通りに存在する。
たとえ一からであろうと、もう一度料理ができる!
喜びに震えた中年男は、さっそくキャベツの千切りから始め、みるみるうちに料理スキルを上げてゆく。
NPCが営む食堂で調理場を借り、鳥型モンスター巨嘴鶏を狩り、作ってみたぜ、親子丼!!
だが食材はまだまだ足りない。そこで同じように連れ合いを亡くして孫にゲームを勧められたという農家の老人や、元大工のおっさん、定年退職した動物園の飼育員などを巻き込んで、彼は『農業・林業・畜産・飲食に関係する協同体』略してクラン【農協】を立ち上げる。
どこまでも料理に情熱を傾ける男の、熱き戦いがここに始まった……

VRMMOもの、連載中。
バックボーンが重たそうに見えて、基本ギャグです(笑)
料理人ことグンジさんも、ゲームをすることでどんどん気持ちが前向きになっていき、リアルで義手義足のリハビリを積極的に始めたり、ゲーム内での料理のレパートリーを広げるため改めて世界各国の料理の本を読んで勉強したりしていて、けっこう楽しそう。
料理人が主役なだけあって、料理を食べる場面より作る場面の方に力が入っているように思えるのが、飯テロ系でも異色でしょうか。
現在連載中の別視点番外編により、料理人さんの意外な高スペックも明らかになったりvv
No.6233 (読書)


 ご利用は自己責任で
2014年10月03日(Fri) 
以前、ブラウザに Lunascape を使用して以来、すっかり身についてしまったマウスジェスチャ。
その後、メインブラウザを Opera に変更してもずっと使っていたのですが……IEには標準でその機能がありません(しょぼん)
パソコンを Win7 に買い換えて、IE使いに戻ってからも、どうにもこうマウスジェスチャが使えないのがストレスでストレスで。
いろいろ探してみるものの、海外製のアドオンとかはなんか怖いし、今回のマシンにはあまり余計なものも入れたくないしで保留し続けていたのですが……うっかり、これよさ気だと思ったら配布終了になっていたソフトの再配布を見つけてしまい、ついに入れちゃいました。

■かざぐるマウス
 http://yossense.com/kazagurumouse/

■ダウンロードと更新履歴 : わすれなぐさ
 http://forgetmenots.doorblog.jp/archives/36126191.html

とりあえず最低限「進む」「戻る」「更新」「閉じる」が使えれば良かったんですが、いろいろいじっていたら、マウスだけでページスクロールまでできるようになって、予は満足じゃvv



オンライン小説読んでる時とか、ページスクロールのたびにスペースキーに手を移動させるのが、これで地味に面倒だったんですよね……
No.6234 (電脳)


 2014年10月04日の読書
2014年10月04日(Sat) 
本日の初読図書:
4040669975マギクラフト・マイスター 3 (MFブックス)
秋ぎつね ミユキ ルリア
KADOKAWA/メディアファクトリー 2014-09-24

by G-Tools
WEBから以下略、三巻目。
今回はポトロックでのゴーレム競艇技です。
地図がますます細かくなっていて、エリアス王国のみならず、港町ポトロックのかなり詳細な地図が載っていました。いいぞもっとやれvv
書き足し部分もまたちょこちょことあり、特に嬉しかったのは、大会終了後にマルシアが店を再開したエピソードで、ゴーレムのアローがちゃんと助手として今後働いていくことが語られた点でしたね。だって自立型としてあれだけ精密に作られたのに、競技会終わったらもう用なしになるんじゃとか思うと、やっぱり切ないですから……
あと仁がボートで競技艇より早くイオ島まで往復して、妨害者のゴーレムを退治してきたことの時間的おかしさに、エルザがツッコミ入れてたりとか。つーかそこ、誰も気づかないのはやっぱり不自然ですよねえ(苦笑)

エルザといえば、仁との出会い場面も改変&追加されてました。今後のことを考えると、やはりそこは運命的な何かが欲しいからか、むしろこれでエルザがメインヒロイン決定というフラグなのか。

そして今回も挿絵は素敵でした。
まあ突っ込みどころは多々あるというか、とりあえずマルシアの普段着が本文ガン無視して露出度高いのが大人の事情っぽかったッスけど(苦笑)
他にも女性陣の水着姿多すぎやろとか、幅が規定ギリギリなはずの双胴船と、エルザの乗ってる船がほぼ同じサイズに見えるとかとか。
……でもまあ、許容範囲かな?
個人的には、本文挿絵でラインハルトの正面顔と、あとローレライのイラストが見たかったです。
そして礼子ちゃんが漕いでた外輪船型ボート……あの位置に軸があるということはボート本体に穴を開けたのか? そしてあれじゃあ漕ぐ時に手が船底につっかえるんじゃ?? というのは突っ込んじゃ駄目なんでしょう(笑)

次の巻は蓬莱島での物作りと、ラインハルトたちとの旅路、ブルーランド再訪あたりまでかな……?
あるいは一行を崑崙島へご招待ぐらいまでは行くでしょうか。
崑崙島はWEB版にも地図が載っていないので、書籍で描き下ろしを期待したいところです。
No.6237 (読書)


 青空文庫を縦書き表示
2014年10月04日(Sat) 
著作権の切れた作品を、多数無料公開してくださっているオンライン図書館、青空文庫。
私はもっぱらテキストファイルをダウンロードし、 PageOne 等の縦書きビューワやスマホで利用しています。
が、久しぶりに覗きに行ってみたら、ブラウザで直接縦書き表示ができるようになっていました。
各作品ページに二種類のボタンが用意されているので、ワンクリックで縦書きページに飛べます。

以下、画像見本は泉鏡花の「海神別荘」。
一行目はテキストファイルでは「森厳藍碧《しんげんらんぺき》なる琅※[#「王+干」、第3水準1-87-83]殿裡《ろうかんでんり》。」となっていますし、二行目からは[#ここから改行天付き、折り返して1字下げ]のタグがついています。

まずは「青空inBrowsers」。



アンチエイリアス処理のついた細字の明朝体フォントで、画面色は白背景黒文字。上下左右の余白も少なく、シンプルかつ実用的な表示。文字サイズなどはある程度好みに調整できます。
文章内検索・目次ジャンプ機能あり。ルビや外字、傍点には対応していますが、字下げや罫囲みには非対応な模様。


もうひとつは「えあ草紙・青空図書館」。



より紙書籍に近い体裁、標準設定の文字も太めで読みやすいです。フォントの種類はパソコン内のものを自由に選択でき、文字サイズや背景色や文字色も、数パターンの中からですが選べます。余白がちょっと多めなのは気になるものの、F11キーを使って全画面表示にしてやると、ちょうど良いかも?
文章内検索はできませんが、目次ジャンプは可能。あと現在どのあたりを読んでいるかのページ数も表示してくれて良い感じ。
そしてざっと確認してみたところ、少なくともルビ、傍点、外字、字下げ、罫線囲みには対応しているようです。

……個人的好みから行くと、「えあ草紙」の方が良いかな。
いちいちパソコンにアプリをインストールせずにすむのと、テキストをダウンロード保存&解凍する手間が省けるのは非常にありがたいところ。

とりあえず Internet Explorer11 と Google Chrome バージョン 37.0.2062.124 m で動作することを確認しました。その他 Firefox、Safari、Opera でも使用できるようです。

※なお UNICODE 指定外字を正しく表示するためには、花園明朝フォントをインストールする必要があるそうです。私は既に入れてたんで、最初から普通に表示できてたよ(苦笑)


さらにさらに、「えあ草紙」にはブックマークレットも存在してましたvv

■えあ草紙工房 | 青空文庫縦書き対応、汎用電子書籍リーダー
 http://www.satokazzz.com/airzoshi/#bookmarklet

これを使うと、青空文庫以外の個人サイトなどのオンライン小説も、きれいな縦書き表示で読めます(喜)

 不思議の鈴 第一章 
 ↑クリックすると「えあ草紙」で表示されます。

これはうちで公開している著作権切れテキストのページを表示したところ。
次ページなどへのリンクも青い三角をクリックすればえあ草紙表示のまま飛べるので、「小説家になろう」とかも普通にさくさく読んでいけそう。

ブックマークレットの使い方が判らないといった方は、こちらのフォームに読みたいページのURLを入力することでも使用できます。

■えあ草紙工房 | 青空文庫縦書き対応、汎用電子書籍リーダー
 http://www.satokazzz.com/airzoshi/#airzoshiWeb

以前紹介した「竹取 Web」や「縦書き閲覧スクリプト『 Vertica 』」あたりと比べても、雲泥の差ですな。
ふふふふふ、また一歩、快適なオンライン読書環境を入手したぜ……
No.6238 (電脳)


 2014年10月08日の読書
2014年10月08日(Wed) 
本日の初読図書:
4042141064八人のいとこ (角川文庫)
ルイザ・メイ・オルコット Louisa May Alcott
角川書店 1960-09-10

by G-Tools
両親を亡くしたアメリカ人(?)の少女ローズが、叔母たちに引き取られて暮らすもどんどん病弱になっていったため、新しい後見人として外国帰りのアレック叔父様に養育を任せられ、従兄弟の男の子たちとともに健康な身体と健全な精神を成長させていく物語。
若草物語のオルコット原作、朝ドラ「花子とアン」の村岡花子の翻訳です。
小学生の頃に、子供向けジュヴナイル版を読んだ記憶があったので、懐かしくなって手にとってみました。
役に立たない飲み薬の代わりに、黒パンを丸めてプラセボな丸薬を作る場面とか、召使の少女がアイロンを掛けた紙切れと石版代わりのスレート(ジュヴナイル版では確か『瓦』だった)で勉強してる場面とか、ほのかに記憶に残ってました。
一番印象的だったのはやっぱり、縫い針でピアス穴を空けたのをおじさんと従兄弟たちに見つかってしまい、さんざん囃し立てられたあげくにようやく耳飾りを着けることを許してもらえた下りでしょうか。鼻輪もつけよう、キリで穴あけようの脅しは、幼心にも怖かったっけ……

以下はちょっとマイナス評価なのでたたみます。
No.6239 (読書)


 今度は「ぼんくら」
2014年10月09日(Thr) 
宮部みゆきさん、今度は「ぼんくら」がドラマ化されるそうで。

■ぼんくら | NHK 木曜時代劇
 http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/bonkura/

2014年10月16日(木) 20:00 から全十回だそうです。
もう来週だよ、危なかった!

おでこちゃんと弓之助のコンビもちゃんと登場するようで、なかなか楽しみです。
全十回かあ。いったいどこまでやるんだろう?
原作一巻目だけだと、なんだか読後感がもやっとしてたんですよねえ。
ドラマ版は、せめて佐吉さんに救いがある終り方であって欲しいです……
No.6242 (映像)


 更新情報(2014年10月10日)
2014年10月10日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」で、著作権切れテキスト「不思議の鈴(コナン・ドイル著、三津木春影 翻案)」三章目をUPしました。
今回は見取り図が入ってまーす。
原作英文にも入ってるし、今回底本にした近代デジタルライブラリーのPDFにも挿絵として載っていますが、どちらも転載はどうかと思ったので自分でだいたい同じようなのを描いてみました。エクセルのオートシェイプ機能とフォトショップ万歳vv
横書きの「猿巣町」とか「小使室」が、右から左に書かれているのが時代ですよねえ(しみじみ)

そして保村さんが、ちゃんと「襯衣(シヤツ)のカツフの上へ控えを書いた」点がそのまま翻訳されていることに感動してみたりとかvv
No.6243 (更新)


 2014年10月10日の読書
2014年10月10日(Fri) 
本日の初読図書:
4101156077闇の狩人〈上〉 (新潮文庫)
池波 正太郎
新潮社 1980-09-29

by G-Tools
10日ぐらいかかってなんとか読了。
ドラマ化を機に借りてみたら、ドラマの録画を失敗してしまいました _| ̄|○
相変わらず池波ワールド全開。メインキャラ達は盗人だったり仕掛け人だったり。こういうのをピカレスクものっていうんでしょうか?
記憶を失った谷川弥太郎さんや、偶然行き合って彼を助けたのち無条件で手を貸してやろうと考える雲津の弥平次など、魅力的なキャラがいっぱい……なのはいいんですが、ちょっと話が広がりすぎていて、なかなか内容が頭に入ってこず(−ー;)
とりあえず上巻ラストで、別れ別れになっていた弥太郎さんと弥平次さんがようやく合流出来たので、下巻はもう少し判りやすくなるでしょうか。
そしてこういう本がなかなか読めない体調の時に限って、図書館でバラバラに予約していた本が、いっきに返ってくる法則……(遠い目)
No.6246 (読書)


 とりあえず箇条書き
2014年10月11日(Sat) 
・歯医者へ定期健診
 歯垢・歯石共に少なく歯ぐきの状態もいいが、二箇所ほど歯に黒ずみがあるので、フッ素入りジェルを処方される。あと歯ぎしりの兆候(犬歯の咬耗)が見られるので、読書やPC作業時など集中する際には、意識して顎の力を抜けとのこと。

・ズボンを購入
 先日、ジーンズを破ってしまったので、ようやく一本買い足し。
 ちょっと一般から外れる体型上、こればっかりは試着が必須なので通販できないのが辛いです。

・まぶたが痛い
 起きて顔を洗った時点でなんだかまぶたがヒリヒリと。水が沁みるしタオルが擦れると痛い。
 夜になっても収まらず、微妙に赤く腫れてます。そういえば昨日からボディソープが新しいものになったので、原因はそのせいかも?
 しばらくボディソープで洗顔するのは控えようと思います<最初から洗顔フォーム使えって
No.6247 (日常)


 2014年10月12日の読書
2014年10月12日(Sun) 
本日の初読図書:
4101156085闇の狩人 (下巻) (新潮文庫)
池波 正太郎
新潮社 1980-09-29

by G-Tools
下巻はなんとか3日で読了。
やはり風呂敷が畳まれ始めると、読む方としても弾みがつきますね(苦笑)
記憶を失った谷川弥太郎を保護した二人の男。香具師の元締め五名の清右衛門と、盗賊の小頭 雲津の弥平次。
下巻に至って彼らの弥太郎に抱く思いは変化を見せ、そのことにより鏡に映したようによく似ていた二人の人生が大きく変わっていきます。
香具師と盗賊、そして仕掛人という裏社会を生きる者達をメインに据えながら、しかしこのお話はどこまでも勧善懲悪であったのではないでしょうか。
損得を抜きで心を砕いた者、金と欲得に溺れ情を忘れた者、それぞれがたどった道は実に対照的で。

……ただ、ちょっと最後のほうが駆け足気味というか、さんざん情報が入り乱れて血もけっこう流れた割に、弥太郎さんはいろいろなものを放り投げちゃったなあという感じはしました。
収まるところに収まったといえばそうなんですが、だったら別にここまでページ数を割く必要はあったのか……? みたいな(苦笑)
いえね、弥太郎さんが選んだ道は、あれはあれで間違いないと思います。ただ個人的にいえば、彼にはちゃんといろいろなものと向き合ったその上で、あの未来を選択して欲しかったなあと。

ページを割くといえば、江戸の地理や風俗とかにかーなーりーー力が入っているのも、ページをめくる手が滞りがちになった理由の一つかと。そこらへんをもうちょっとすっきりさせれば、一冊で終われたんじゃないかなあと思うのは、あくまで個人的な好みですが。

あ、さりげなく居酒屋の元長が出てきたのは、ちょっと嬉しかったです。
……剣客商売、やっぱり思いついた時すぐ手に取れるよう、手元にワンセット欲しいなあ。
ああ、金銭的余裕と置き場さえあれば……っっ
No.6248 (読書)


 2014年10月13日の読書
2014年10月13日(Mon) 
本日の初読図書:
「何にも縛られない異世界生活(小説家になろう)」〜18話 襲撃者
 http://ncode.syosetu.com/n7032cd/

異世界転生して魔法がチートで奴隷買ってハーレムでウハウハな、まあいわゆるテンプレ。
主役がかなりドライで自己中心的な面があるので、なんというかまあ、苦手な方は要注意。
No.6249 (読書)


 相変わらず神クォリティ
2014年10月13日(Mon) 
ケーブルテレビで放送していた、アニメ蟲師「日蝕む翳」を視聴。
原作は未読なので全くストーリーを知らずに見たのですが、やっべえ、面白いvv
日蝕が始まったシーンでは、これまでの旅で関わってきた人々が切り替わりながら次々と描かれていったのに、なんだか感動してしまいました。あまりに数が多すぎて、3分の1ぐらいしかどの話のキャラか判りませんでしたが(苦笑)
個人的に、竹林から出られなくなってて娘も妻も亡くした男の人が、その後に新しく産まれた娘二人と幸せに暮らせているんだなあと判ったのがほっこりしました。
続章と実写版も予約してあるので、そちらはまた後日見るとします。
ふふふふふ、楽しみだにゃーvv

追記:
日蝕シーンでの、過去に関わってきたキャラの解説が、キャプチャ付きでまとめられているのを発見。

■あの人は今!?蟲師 特別篇「日蝕む翳」にてわかる一期登場人物のその後まとめ
 http://nelog.jp/musisi-anohitoha-ima

こうして見ると、ギンコは全然年取ってないように見えるけど、それでも第一話から数年の時が経っているみたいですねえ。
よく考えれば「春と嘯く」一話だけでも、丸一年が経ってるんですものね。しかも徒歩の旅なんだから、化野先生んちと淡幽さんとこと虚繭売りのとこを行き来するだけでも、きっと何ヶ月単位でかかってるに違いない……

B00HZTIXIK蟲師 特別篇 日蝕む翳(ひはむかげ) [DVD]
アニプレックス 2014-04-23

by G-Tools



そして昨夜、再起動時に三回もエラー吐いたと思ったら、また電源が入らなくなった私のスマホ。
……ええと、これも三度目か?
まだ本体割賦も終わってないくせに、どれだけトラブル起こしまくるんだ……(−ー;)
No.6250 (映像)


 2014年10月14日の読書
2014年10月14日(Tue) 
本日の初読図書:
4094088458映画 謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)
東川 篤哉 涌井 学 黒岩 勉
小学館 2013-08-02

by G-Tools
世界有数の大財閥のお嬢様でありながら、身分を隠し一介の刑事として働いている宝生麗子。彼女は初めての長期休暇を取って、執事影山と共にシンガポールへ向かう豪華客船に乗り込んだ。宝生グループの持ち船であり、またの名をプリンセスレイコ号とも呼ばれるその船は、今回が最後の航海。麗子は久しぶりのバカンスを、ラストクルージングで楽しもうとしていた。
しかし蓋を開けてみれば、船内にはシンガポールへ届けるという芸術作品Kライオンを警護している風祭警部がいたり、そのKライオンを狙う国際的犯罪者が乗り組んでいるという情報があったりと、どうにも日常から脱しきれない。
そんななか、悪辣な仕事ぶりで知られる投資家のレイモンド・ヨーが、宿泊していたスイートルームから海へ転落した。引き上げた遺体は銃で撃たれており、しかも何故か死亡後に救命胴衣を着せられていた。このまま予定通り航行を続けなければ、新たな犠牲者が出るだろうとの脅迫状が犯人から届き、陸へ助けを呼ぶこともできない。
洋上の巨大な密室の中で捜査を進める風祭警部と麗子だったが、謎の長髪にステッキの人物が目撃されている他は、手懸りはまったく掴めなかった。
その謎の人物は十八年前にもこの船に侵入し、当時六歳だった麗子の旅の守護石、ブルーダイヤ“セイレーンの涙”を盗もうとして失敗した、世界的に有名な怪盗ファントム・ソロスと見られた。ならばこの殺人事件の犯人も、当時の失敗を雪ごうとするソロスなのか。
今回ばかりは影山も謎を解くことが出来ず、時間ばかりが過ぎてゆく。そして今度はキッチンスタッフであり客室支配人の娘 凛子の恋人である石川天明が死体で発見された。その死体はソロスと見られる人物の宿泊室で、全裸で土下座するという異様な状態。
さらに犯人の魔の手は、ついに麗子の身辺にも及んできて……

去年公開された、劇場版謎ディのノベライズ。
240Pほどの、まあまあそれなりの文章量でした。
内容も映画を変に改変することなく、おおむね忠実。一部、レッドヘリングになっていたコック&エンジニア&警備員の怪しげな計画とか、船に乗り組んでいるダワネル王国の王子様……と思われていた人が実は、的な細かいところが削られていたのは残念でしたが。あと火を消した無人島に置いてけぼりになる先代執事とか、影山が恵比寿様(映画では熊沢美穂@宮沢りえ)に借りたお金返す場面も、さくっと省略されてましたしね……
でもその代わり人物の心情とかが詳しく書き足されていたあたりは、映画を見るよりさらに判りやすくてよかったと思います。

なお、これはあくまで映画のノベライズなので、キャラクターの設定やしゃべり方などは完全にドラマ準拠です。原作しか読んでいない人だと違和感を覚えるでしょう。
風祭警部にはちゃんと京一郎という名前があるし、お嬢様バージョンの麗子さんを、香港財閥のホウ・ショウレイさんだと認識してますし。
あ、映画で突っ込みどころだった、なんで風祭警部が「ショウレイさん」呼びしてることに誰も疑問を覚えないのかという点には、ちゃんとフォローが入ってました(笑)

影山さんが、お嬢様のために真剣に走り回り、果ては命までかける展開は映画の通り。いやあ、普段の態度が態度だけにこういうギャップはいいですねvv
その後はまたもいつもの毒舌に戻るあたりも、うんうんこうでなくちゃとvv

総じて、ノベライズとしては非常にいい出来だったと思います。
ただ、文章にところどころ馴染みにくい横文字が散見されたのが、いささか気になりましたかね。
ノベライズなんて、普段本を読みつけてない人がメインターゲットだと思いますし、そこらへんはもう少し判りやすくしたほうが良かったんじゃないでしょうか。
「ベッド脇に大量のバゲージが見えた」とか、バゲージって単語は一般的なのか……?<判らなくてスマホで調べたヤツ
No.6251 (読書)


 少しはマシになったか
2014年10月14日(Tue) 
二三日前から少しずつ本も読めるようになってきて、なんとか「闇の狩人」上下巻を返却期限までに読了できました。そのあと「もう時間ないけど……」と母に貸したら、わずか一日で読み終わって返してきたよ。すげえな母……

今日は昨夜放送された蟲師の続編三話と、今晩分の三話を一気視聴したり、編集したり。続章も安定の神クォリティで素晴らしい。
あと録画したい番組が重なりすぎて予約できなかった「素敵な選TAXI」を父と一緒に視聴。
ううむ、タイムパラドックスものは正直微妙なんですよねえ。第一話はそれなりにどんでん返しも多くて楽しめましたけど、これをワンクール続けるのは厳しそうだ……
今シーズンの狙い目は、他に「相棒」と「すべてがFになる」、「SAKURA」あたりかな。
ぬ〜べ〜は原作好きだったけど、実写はちと辛いし「信長協奏曲」も原作には興味あったけど、実写ドラマとなるとなあ……
No.6252 (映像)


 2014年10月15日の読書
2014年10月15日(Wed) 
本日の初読図書:
4104507199すえずえ
畠中 恵
新潮社 2014-07-31

by G-Tools
菓子職人として他店で修行中の栄吉が、お見合いをしたという。一太郎は本人の口から教えてもらえなかったと不審がるが、話を向けてみても栄吉の態度はなにやらおかしい。妖達に頼んで調べてもらったところ、見合い相手のおせつの周囲では、おせつのお相手はとんでもないろくでなしだとの噂が立っていて……「栄吉の来年」
一太郎らが広徳寺の寛朝を訪ねていたところ、黒羽坊と名乗る天狗が相談を持ち込んで来た。なんでも小田原に住む寺の坊主が二人、怪異に喰われ骨となって見つかったのだという。その寺の坊主は黒羽坊と親しい修験者の縁者なのだが、怪異に対抗できるほどの力は持っていないらしい。そこで高僧と名高い寛朝に力を貸して欲しいのだと。一太郎も付いて行きたがったが、当然兄やたちは許してくれない。そこで小田原近辺に伝手がある猫又のおしろと、夢を繋いで状況を知らせることができる獏の場久が同行することになった。しかし道中で噂を聞き集めてみると、そのような怪異の話は誰も聞いておらず……「寛朝の明日」
長崎屋藤兵衛が上方へと仕事で出かけたが、当初の予定を過ぎても戻ってくることなく、連絡も届かない。不思議に思っていた長崎屋へと、上方商人だという赤酢屋が乗り込んできた。彼はおたえに証文を突きつけ、藤兵衛に船で荷を運ぶよう依頼したが、期限を過ぎた今になっても江戸へ届いていない。弁済として長崎屋をそっくり明け渡して出て行けと言う。証文は明らかに偽物だったが、藤兵衛の行方が判らないことは事実だったし、おたえと奉公人達だけでは赤酢屋の相手もしにくい。そこで一太郎が上方へ赴き、藤兵衛がどうしているかや赤酢屋の近辺を探ることになった……「おたえの、とこしえ」
一太郎が上方で得た金子を使って、兄やたちが長崎屋の裏に長屋と一軒家を建てていた。知らないうちに家主になっていた一太郎だったが、悪い気はしない。ところが一太郎が上方で活躍したり長屋を建てたという話を聞きつけて、とたんに縁談が次々と舞い込み始めた。病弱だった一太郎も一人前になり、婿がねとして申し分ないと見なされたらしい。しかし人間の嫁を取り共に暮らしていくことになれば、これまでのように離れに妖たちを入り浸らせ、親しく交わっていることはできなくなるだろう。心配したおぎんは、この先一太郎を人として暮らさせたいのなら、妖たちと縁を切るべきだと、仁吉や佐助に長崎屋を離れることを提案してきて……「仁吉と佐助の千年」
若旦那が家主となった長崎屋裏の一軒家へ、貧乏神の金次と猫又のおしろ、獏の噺家 場久が住み込むことになった。人間のふりをして暮らすのは初めての三人はいろいろと戸惑うことも多かったが、他の妖たちともども楽しく準備を進める。特に金次などは、一太郎から贈られた長火鉢をひどく気に入り、大切に大切に扱っていた。ところが引越し作業でどたばたしている間に、長火鉢を含めた様々なものが盗まれてしまう。妖たちがひしめく中、その目をかいくぐって盗みができるのは、果たしてどんな相手なのか。日限の親分の話によれば、同じような盗難が最近あちこちで起こっているらしい。大事な火鉢を奪われた金次は激怒し、このままでは日本中の商いがおかしくなりそうな勢いだった。若旦那がそれを聞けば、心配でまた病が重くなるだろう。頭を抱えた妖たちは、なんとか盗まれたものを取り返そうとするが……「妖達の来月」

しゃばけシリーズももう13冊め。
今回はサブタイトルにすべて未来の時系列の単語が入っているだけあって、今後を見据えた話運びでした。主に若旦那の将来について。
ずっとサザエさん状態で変わらず楽しくあって欲しいと思いつつも、地に足ついたお話として考えるとこうなっていくことは避けられないわけで。これまでにも栄吉さんが修行に出たり、松太郎兄さんが結婚して独り立ちしたりといろいろありましたが、ついに一太郎にも具体的な未来が……(ほろり)
そして実は密かに於りんちゃん一押しだったので、今回はでかした!! と密かにニマニマvv
いやはや女の子は成長するのが早いですねえ。
しかし初登場で六歳だった於りんちゃんが、「十にもならない」とはいえあそこまでしっかりしてきたということは、既に作中では二三年は過ぎているのでしょうか。なら若旦那ももう二十歳過ぎ?? 於りんちゃんお年ごろの頃に、若旦那は三十路前後か……あの時代なら普通にありなんでしょう。

そして今回、全体的に大活躍だったのが貧乏神の金次(笑)
なにげに作中最強キャラのような気がするのは、私だけでしょうか。なにしろ彼は、一時的にとはいえ若旦那を健康にした過去がありますしね。
健康といえば、今回は若旦那、比較的寝こみ度合いが少なかったです。最後にまとめて一月寝込んだほかは、ちょっと熱出したり、咳き込んでたぐらいかな? 一巻の頃に比べると、ずいぶん丈夫になってきたものです。そのあたりも成長かなあ。
仁吉と佐助も、若旦那離れを視野に入れはじめたし。
ってか、仁吉の決意がvv なんかもうこれは千年後……はちょっと長いから、三百年ぐらいかな。現代時系列の二次創作を書けと言わんばかりだよ、畠中先生(笑)
赤子の頃から見守る、幼児の段階で出会う、思春期に入ってから知り合って最初は警戒されて落ち込む、などなど妄想を始めたらどのパターンも美味しすぎて滾る……っっ《o(>▽<)o》
最近ようやくドラマで仁吉を演じた谷原章介さんが見分けられるようになってきたので、そのビジュアルで現代版を想像するとますます楽しいです。……しかも屏風のぞきの宮廻さんも加えると、それってどこのホワイト・ラボだかvv
No.6253 (読書)


 寒い (((( ;゜Д゜)))) ガクガクブルブル
2014年10月15日(Wed) 
大型台風19号が通り過ぎて行って、天気は良くなりました。幸いうちの近辺では大した被害も出ずにすんだのですが。
置き土産の北風で、昨日からめちゃめちゃ気温が下がりました。ニュースによれば西高東低の冬並みの気圧配置だそうで。昨夜なんてあまりの寒さに、半纏着たまま上から布団かけて寝ましたよ。

実は私の部屋の壁には、板にちょーーーっとした、1ミリ程度の隙間が天井から床まで真っ直ぐあいておりました。
家の内側に向かう壁だし、長らく本棚の後ろに位置していたので、引っ越してきてン年、全然気にも止めていなかったのです。ところが部屋の配置換えをしてベッドの置き場を変更したら、その隙間がちょうど寝た時の顔のあたりに位置するようになったのです。これもまあ、見た目だけだし、そこまで気にしなくても……と思っていたら。
風の強い日に、微かにですがそこから隙間風が入ってくるんですよ(−ー;)
外壁に向いているわけではないので、おそらく天井裏にでも吹き込んだ空気が、柱の隙間や建材の内部を伝ってくるのでしょう。
寝ていると時おり顔に冷たい風が吹き付けるって、それどんな怪談っすか……てか別に怖くはないが夜中に目が覚める実害が。
そんな訳で、今回も一家に一台な長兄に頼んで、コーキングで埋めてもらいました。
そこはさすがプロ。コーキングは車に載ってるし、仕事から帰宅して風呂入るまでのわずかな間にお願いしたら、ちゃちゃっとやってくれて、もうすっかり風も入らないし見た目も目立ちません。上からシートでも貼ろうかとか母と相談してたんですが、本職に頼んでよかったです。や〜、助かった。

あとは布団の上に毛布を一枚足しました。
過去ログによれば、去年は11月の15日に毛布出してますから、一ヶ月も早い計算ですね……
居間にコタツを出したのは10月17日……そろそろセッティングしませんか〜〜>母

そして蟲師の実写版を視聴したんですが……多くは語るまい。
とりあえず、なんとか頑張って最後までは見ました。ぬいの扱いがひどすぎる……(しくしくしく)
No.6254 (日常)


 更新情報(2014年10月17日)
2014年10月17日(Fri) 
「閲覧室」の「オリジナル小説書架」で、拍手お礼SSを一本UPし、33〜35 を「お題・質問他」と各シリーズ概要ページへ移動させました。

以前ここでちょこっと触れた、「契約」の裏側で実は色々とあった、周囲の反応とか思惑をフォローしてみたりとか。
……本当はこういう部分も、ちゃんと本編に入れ込めないと駄目なんでしょうが……なんとも力不足なのが我ながら悔しく。
そしてモブ視点がけっこう好きなので、うっかり名も無き間諜くんが出張ってみたりとか……(苦笑)

追記:
誤字修正。

 「冗談じゃぜえぞ!!」→「冗談じゃねえぞ!!」

ご指摘下さった方、ありがとうございます <( _ _ )>
……しかしなぜZとNを押し間違ったんだ自分?
No.6255 (更新)


 クラス指定はちょっと捻ろう
2014年10月17日(Fri) 
先日、アルファポリスのサイトがレイアウトを変更されてから、どうにも表示が崩れてしまい、まともに閲覧することができない状態になっていました。
ページのメイン部分がほぼすべて画面外にはみ出してしまい、スクロールバーも出ないため、まったくにっちもさっちも行かなかったのですよ。幸い Google Chrome ではきちんと表示されるため、アルファポリスの閲覧だけはそちらでやっていたのですが。
……が、今日たまたま母のマシンを使用したところ、同じ機種・同じバージョンのIEでちゃんと表示されるではありませんか。

これはつまり、問題はサイト側ではなく自分にあることが確定したわけで。

それからいろいろ設定を確認した結果、ようやく解りました。

ユーザースタイルシートがいらないお仕事してました _| ̄|○

っていうか、使ってることもほとんど忘れてたよ、ユーザースタイルシート……<主になろうのレイアウト調整と、全般のフォント置き換えに使用している

問題は class 名 novel でした。
某よく行くSSが大量にあるサイトさんで、文字サイズと行幅と、なにより文章の折り返し幅を調整したくって、 width 指定を入れていたのですが。今回のアルファポリスさんのレイアウト変更で、内部に class 名 novel が追記されたらしく。
不必要なところで大量の横幅が確保された結果、全体が盛大に横へはみ出ることになった、と。
ユーザースタイルシートから width 指定を消したら、アルファポリスも無事に表示されるようになりましたが……そうすると今度は某サイトさんが読みにくくなる罠(−ー;)

わ〜ん、なんでどっちも novel なんてありがちな class 名をつけるんだよぅぅうう・゜・(ノД`)・゜・

結論。
class 指定をする時は、名前を多少はひねって他サイトと被らないようにしましょう。
……Opera だったら、ドメイン別にスタイルを指定できるんだけどなあ……
No.6256 (電脳)


 2014年10月18日の読書
2014年10月18日(Sat) 
本日の初読図書:
4163816909禁断の魔術―ガリレオ〈8〉
東野 圭吾
文藝春秋 2012-10

by G-Tools
クラブ『ハープ』のホステス、アイには、不思議な特技があった。初見の客の名刺を黒い封筒に入れさせ、数珠を持って祈ると、その内容を透視できるというのだ。草薙に連れられ客として訪れた湯川も、見事に名前や肩書を言い当てられ、そのトリックを見破ることができなかった。そんな彼女が扼殺死体として見つかったのは、四ヶ月ほど後のこと。草薙らが捜査を進めてゆくと、ホステスとしての彼女はトラブルを起こすほどの人気もなく、仕事仲間からも可愛がられていたが、父親とその再婚相手とはなにやら確執があったようで……「透視す」
プロ野球投手 柳沢忠正の妻が、スポーツクラブの駐車場で殺された。単純な金目当ての物取りの犯行らしい。柳沢の今後の活動に影響があるかとも思われたが、彼は既に四十近く所属チームからも戦力外通知を受けていた。事件前にもこのまま現役にしがみつくか、それとも引退するかで妻と揉めていたらしい。フォームの崩れから変化球に切れがなくなってきたことを感じた柳沢は、トレーナーの勧めを受けて帝都大の湯川から力学的な助言を受けることにしたそうで……「曲球る」
双児の姉妹 御厨春菜と若菜は、幼い頃から遠く離れていても互いの異変を感じることが頻繁にあった。大人になった今でも、それは変わらない。ある晩のこと、春菜は胸騒ぎがすると言い、結婚して東京に住む若菜へと連絡を取ろうとした。しかしいくら電話をかけても出ないので、夫の磯貝和宏の携帯へとコールする。外出中だった和宏は知人とともに家へと帰り、頭から血を流して倒れている若菜を発見した。幸い命は取り留めたものの、彼女は意識不明の重態に。春菜は妹からのテレパシーによりその危機を察知した。そして犯人らしき顔も感じ取っている。絵に描き表すことはできないが、写真を見ればそうと指摘できると主張するのだが……「念波る」
ジャーナリストの長岡修が自宅で殺害された。仕事に関係するデジカメやボイスレコーダーなどはみな持ち去られていたが、残されていたUSBメモリから奇妙な映像が発見される。それは頑丈な建物の壁を、何らかの方法で撃ち抜く光景だった。調べてみれば、最近各所で謎の器物破損事件が起きているらしい。どこから撃ったのかも判らず、弾丸も見つからないまま、屋形船やバイクなどが撃たれているととのことだった。
一方で、長岡が調べていた内容の中に、代議士 大賀仁策に関する事柄があった。一年前、大賀は急病を起こした愛人をホテルへ置き去りにし、結果その女性が死亡したという疑惑があるようだ。その女性は古芝秋穂といい、湯川がいっとき研究に力を貸した高校生、古芝伸吾の姉であった。伸吾は湯川を恩師と慕い帝都大学に入学したものの、直後に姉が死亡し、わずか一ヶ月で退学していったという。そして小さな工場で金属加工の職人見習いとして働いていたのだが、数日前から行方が判らなくなっており……「猛射つ」

ガリレオシリーズ八作目。
図書館で予約してから、実に一年待ちましたよ……そして二ヶ月待ちの「すえずえ」と、十日待ちだった星新一が重なってしまうのは何故なのか(苦笑)
それはさておき。
文中の湯川先生の言動が、佐野史郎からすっかり福山雅治っぽくなっている今日この頃。草薙さんも完全に北村一輝です。最初の頃は複雜なものもありましたけれど、今ではすっかりドラマのイメージに慣れてしまい、栗林さん@渡辺いっけいが存在しないのがちょっと寂しかったりして(笑)
そして後輩刑事の岸谷くんを、うっかり女性でイメージしたりとか。
お話は、四作のうち二作はドラマ2期で使われたものでしたね。綺麗さっぱり真相を忘れてましたが(^ー^;;)
そしてタイトル「禁断の魔術」が出てくる「猛射つ」が、全体の半分を占める中編でした。
湯川先生の暗部がかいま見えるというか、なんかこれでこのシリーズ終わるの……? みたいな展開です。
まあそんなことはないと思いますけどね。
あの場面でいざというとき、湯川先生ならどうしたのか……私は意外としれっとした顔でブラフの可能性もあるだろうなあと思いつつ、本当にやっちゃいそうなところも否めないのが、なんというか湯川先生らしい。
「真夏の方程式」でも、いろいろと倫理的にどうかという判断を下してましたしね……
個人的に、代議士になんの裁きも下らなかったのがもやっとしたものが残りました。そこは御都合主義でもスキャンダルが暴露されるとかしてすっきりさせてくれるのが、フィクションを読む上でのありがたいストレス発散なのではないかとか。
やりきれないといえば「透視す」も、微妙になんというかすれ違いが悲しいなあというか。彼女は彼女で一生懸命生きていたんだと思うと気の毒です。
そういう意味では、今回はどの話もスッキリとは遠い感じでしたか。けして読後感が悪いわけではないけれど、かと言って爽快でもないというか。
今回は事件そのものはほとんど警察側で解決してしまい、湯川先生はあくまで残された謎を解く役割。
ミステリや物理的な部分より、事件関係者の心理とか、人間関係のあれこれが重視されていた感じの一冊でした。
No.6257 (読書)


 2014年10月19日の読書
2014年10月19日(Sun) 
本日の初読図書:
「サモナーさんが行く(小説家になろう)」〜39 掲示板回
 http://ncode.syosetu.com/n4908bv/

VRMMO日記系、連載中。
地雷職で斜め上のソロプレイをしていたら、いつの間にか最前線に? というやつです。
毎日更新されているのも某作品に通じるかな。
とりあえず、キリの良い所まで。
No.6259 (読書)


 脚本って大事だなあ
2014年10月19日(Sun) 
初回放送を録画失敗した、ドラマ「闇の狩人」を再放送で見たんだぜ!

■“スカパー!×時代劇専門チャンネル”オリジナル長篇時代劇『闇の狩人』
 http://www.skyperfectv.co.jp/special/yamikari/

放送はあと一回、11/3にあるようです。見逃された方でCS加入済の方には、是非是非おすすめしたいんだZE!

いやあ、本気で面白かったです。
正直なところ原作が割と微妙な感じだったので、あんまり期待はしていなかったんですよ(苦笑)
しかも前後編で三時間の長丁場ともなると、これはちょっときついかなあとか思ってたんですが。良い意味で裏切られました。
原作だと風呂敷広げすぎて畳まずに破っちゃったっぽい怒涛の終盤展開を、かなり大胆にアレンジ。
メディアミックスにおけるストーリーの改変は、往々にして話をつまらなくしてしまいがちですが、今回はむしろこちらのほうが自然な流れに感じられました。弥太郎さんの、弥平次さんが絡んだ瞬間すべてをふっ飛ばして人殺しをためらわなくなる狂気は残したまま、それでもいきなり全部を投げ出さず、ちゃんと一度弥平次さんのところに戻ってきて話をするところとか。そもそも土原の新兵衛を殺そうとするいきさつも、向こうから襲ってこられての返り討ちですし。
弥太郎さんの過去についても、せっかく弥平次さんが苦労して調べてくれたのをまるっと無駄にするのではなく、年かさの分別を持ってあえて弥平次さんが伏せたという形にしたのが良かったです。
五名の元締めについては……彼に関しては、できればどこまでも悪役を貫いて欲しいところではあったんですが。彼は弥太郎さんを間に挟んで、弥平次と対となり、真逆の人生を歩む結果になるところがこの話の肝だったと思うので、ちょっとあの展開は拍子抜けしないでもなかったんですが。
……さすがに津川雅彦を完全な悪役で終わらせるよりは、ちょいと粋な所を残してやりたかったのか(笑)
ともあれ、原作の冗長な部分はばっさりとカットし、最後のオチまで綺麗につけたこのドラマは、とても良くできていたと思います。
原作を未読の父なども、非常に楽しめたと言って、後編なんて自分は先に見たくせに、私が見てる横で一時間半いっしょにもう一度視聴してたぐらいで。

そして登場キャラのほとんどが、どこかで見かけた味のあるおっさんばかりだったのも、若手イケメンの見分けがつきづらい私にはありがたかったですね(笑)
イケメン枠が弥太郎さん@福士誠治だけだったからなあ……おかげで衣装や髪型が変わっても見失わなくて助かりました。 新兵衛を斬った後の、返り血を浴びたシーンは美しかった……(ため息)
ベテランおっさん勢、中村梅雀・石橋蓮司・津川雅彦の三人はさすがに見分けられたし(苦笑)
梅雀さんは、今まで正直あんまり好みではなかったんですが、今回の弥平次さんははまり役だったかと。そうか、この人は現代ものより時代劇のほうが向いてるのか。

ともあれ、久々ヒットで楽しかったです。
池波正太郎、また未読作品に手を出してみようかなあ。
No.6260 (映像)


 2014年10月20日の読書
2014年10月20日(Mon) 
本日の初読図書:
4652023820殺し屋ですのよ (星新一YAセレクション)
星 新一 和田 誠
理論社 2008-10

by G-Tools
某マンガで触れられていた、「銀の玉ひとつ持たされて何も無い星に流刑される話」が読みたくて借りてきました。該当作品のタイトルは「処刑」。
うーん……正直その話は微妙でした。短い中にピリリと来る味わいがあるのが星新一のショートショートだと私は思っているのですが、「処刑」は他の収録作品の3〜4倍のページ数があり、内容も迂遠で観念的というか、ちょっとこの方のテイストとは違うなあという感じ。
おもしろく印象に残ったのは、やはり表題作「殺し屋ですのよ」とか「生活維持省」、「すばらしい天体」あたりでしょうか。
あれだけの文章の中に、これだけの意外性やどんでん返しを入れ込めるのだから、本当にすごいなあ……
No.6261 (読書)


 2014年10月21日の読書
2014年10月21日(Tue) 
本日の初読図書:
4253261132KEY JACK TEENAGE EDITION 1 (ボニータコミックス)
潮見 知佳
秋田書店 2011-12-16

by G-Tools
「すべての鍵は俺で開く」
生まれてすぐにコインロッカーに捨てられた過去と、どんな鍵でも開けられる能力を持つ男、御厨秋。
法外な報酬と引き換えにあらゆるものを盗み出す彼と、同じくどんな遠くでも見通すことが出来る千里眼を使って情報屋として荒稼ぎするシスター・リン。
これはそんな二人が、まだ十代の少年少女だった頃の物語。

地獄の沙汰も金次第な二人が、まだピュアだった十代の頃の出会いから始まる数篇のお話。
一応「I」とついてますが、続刊はいまだ出ていないようですし、お話的にもそれなりにキリはついています。
さらに極金融の龍太郎と凄腕ハッカー神林ヒカルちゃんの過去も出てきているので、本編ファンにはそこそこ楽しめるかも?
しかしリンちゃん、この頃はこんなに素直で愛らしかったのに、どこをどうしたらあんなふうに成長するんだろう……(苦笑)
いやまあ大人になってからでも、彼女は紛れもないシスターですし、秋だって心の底は優しい男なんですけどね。
No.6262 (日常)


 2014年10月22日の読書
2014年10月22日(Wed) 
本日の初読図書:
「木下さんが予想外(WEBマンガ)」〜12話25P
 http://gac.kirara.st/

どこかずれた感性を持つ女子高生 木下翼と、何やらトラウマ持ちで女が苦手な男子高校生 野村蒼空の、ラブにはまだ届かないドタバタな日常。
蒼空(そら)の事情が少しずつ少しずつ見えてきましたが、まだはっきりとまではしてません。
翼が人と深く関わりたがらない事情も、いろいろとあるようで。
周囲を固める友人たちが、またいい味出したイケメンたちで、かなりクォリティ高いです。
No.6263 (読書)


 2014年10月23日の読書
2014年10月23日(Thr) 
本日の初読図書:
4063950638アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス)
荒川 弘 田中 芳樹
講談社 2014-05-09

by G-Tools
ハガレンや銀の匙の荒川さんによる、アルスラーン戦記のコミカライズ、二巻目。
物語はナルサスの隠遁先に辿り着いたところから始まり、あの名シーン「宮廷画家として〜」を経る一方で、王都があえなく陥落。ギーヴの登場からエクバターナ脱出。イノケンティウス王がタハミーネを妃に迎えたいと言い出して王弟ギスカールが内心で激怒しつつ、ラストは1巻冒頭のオリジナルエピソードで登場していた少年ルシタニア兵の登場にて幕です。
本当に丁寧に描かれていて、戦闘シーンとかはえぐいほどの迫力かと思えば、ギーヴやナルサス達の軽妙なやりとりもちゃんとあるしで、田中作品独特の軽と重のバランスをまさに絶妙な匙加減で再現。
原作既読の人間をも満足させるに充分かつ、オリジナルアレンジ(あの少年兵はやはりエステルなんだろうか?)も加わっていて、この先どう展開していくのかも非常に楽しみ。

ただ心配なのは……本当にこれ、王都奪還までいったい何冊必要になるんだろう……(汗)

ギーヴの持ってる楽器が竪琴じゃなくて琵琶(ウード)だったり、ウサギの前足(推定)をイヤリングにしてたりと、絵描きさんによってこうもビジュアルイメージが変わるのかとニマニマしてみたり。
三巻目ではファランギースが登場するのでしょうか。どんな美人さんになってるのかなあvv
No.6264 (読書)


 日本昔ばなしか
2014年10月23日(Thr) 
いつもコメントを下さる pao ままさんが、今日はご夫妻でこちらの方へ仕事でいらっしゃるというので、ついでにお米を持ってきていただきました。
ままさんちは兼業農家さんでお米を作っておられまして、うちは二年ほど前からお世話になっているのですよ。
美味しいお米を、送料込みでも市価で買うよりお安く譲っていただけて、ご飯消費の激しい我が家では大変ありがたく。
そんな今年の新米はニコマルだそうで。
20Kg入の袋を、直接持ってきていただけるなら送料もかからないからと、二袋もお願いしてしまいました。
ちなみに先日買った市販のお米(10Kg入)がまだ1袋ストックとして残っており、米びつの中にもそれなりの量が入っています。

……えーと……およそ一俵?<60Kg

いまどき農家じゃない一般家庭で、純粋な日常の食事用にこれだけの米をまとめて置いている家がどれだけあるんだろう(苦笑)

そしてそんな我家の裏手には、今日もタヌキのご夫婦(推定)が。



去年や今年の3月頃にやってきた二頭連れとは、明らかに顔立ちが違いますね。
体型も冬を間近にしているせいか、子育てをしていたあの二頭よりふわふわしていて、なんだか愛らしいです。
写真を撮ろうと音を立てて掃きだし窓を開けても、特に怖がる様子も見せずに落ち着いているあたり、あるいは以前庭先でコロコロしていた、あの仔ダヌキ達の成長した姿なのかも??

去年の仔ダヌキたちはこんなとかこんな感じでした。
No.6265 (日常)


 これはこれで面白い
2014年10月25日(Sat) 
この覚え書きは、自分で借りているサーバーにそれっぽい日記CGIを設置した、なんちゃってブログです。
レイアウト設定をHTMLテンプレートでカスタマイズできるし、もちろん広告とかもなく。シンプルで使い勝手もそこそこ良く、個人的には気に入っています。
が、設置するにあたっては、いろいろとハードルが高いこともまた事実で。

そんな私へと、某知人の おたねさん より、ブログたらいうものをやってみたいなあという相談が来ました。
この方は私にとってパソコンのお師匠様で、ワープロしか使ったことのなかった当時の私に、一太郎に三四郎にワードにエクセル、さらにはアプリのインストール方法からプリンタの追加、スキャナの使い方に基本的なネットのやり方まで教えて下さった、大恩人です。
……しかしそろそろ還暦を迎えようかというお年頃。仕事ではバリバリと電子ガジェットを使いこなしているものの、プライベートでネットを使って遊ぶといったことに関しては、あんまり経験がないそうで。
そんなお方に、サーバースペースを借りてCGIプログラムを選んでDLして、設置してカスタマイズして……などという作業はさすがに無理です(苦笑)

そんな訳で当然の帰結として、まずは無料のレンタルブログをオススメしてみました。
……っていうか、無数にあるレンタルサービスを御自分で探して選ぶのも無理っぽいので、私が適当に見繕うことに(笑)
普段あちこち通っているブログの中から、個人的に見やすいなあと思う所を二〜三物色し、サービス内容等を確認。そこそこ評判が良く、初心者でも使い勝手が判りやすそうな点を優先した結果、ひとまず pao ままさんや もぐらさん、ワチキさんあたりが使っておられる livedoor Blog を選択してみました。

でもって。
私の独断と偏見でブログタイトルやプロフィール、テンプレートなども暫定ながらひと通り設定して、大体それらしい形にしてから、おたねさんと連絡をとって細かい所を修正。
あとはご本人が記事を投稿するだけのところまで、とりあえず持って行きました。

ふう……一仕事やり遂げたぜ(笑顔)

まだテスト記事しかないのでリンクはしませんが、そのうちこちらでも紹介するかもしれません。

……しかしあれだ。
記事を投稿する際の細かい編集とかがワープロ形式でできるのは便利なんですが、いろいろとややこしすぎて私には逆に辛い(苦笑)<私はタグ打ち派

まあ1記事に画像を何枚でも投稿できるのと、サムネイルのサイズを個々に設定でき、またデフォルトサイズを途中で変更しても、以前の記事には反映されないらしいのが羨ましいといえば羨ましいですが<この覚え書きは、サムネイルを小さく設定しすぎたと今になって後悔している

でもレンタルブログの無料版だと、やっぱり広告が気になるし、バックアップが取れない or 取りにくいという、致命的なネックもあるからなあ。
あちらを立てればこちらが立たずというところでしょうか。

ああでも、レンタルブログをいじってみたのはほぼ初めてだったので、面白かったし良い経験になりましたvv

っていうか、そのうち使い方が判らなくなって、あちこちに質問しにうかがうかもしれません。
特に pao ままさんとか、その折にはどうぞよろしくお願いしますです〜〜(^^;)
No.6270 (電脳)


 2014年10月28日の読書
2014年10月28日(Tue) 
本日の初読図書:
4434186159左遷も悪くない
霧島 まるは
アルファポリス 2013-11

by G-Tools
あらすじはWEB版を読んだ時に書いているので略。
この一巻には本編の最後「左遷を愛した男」までが収録されています。キリがいいところなので、これだけでも読めるかな?
っていうか、よく見たら背表紙に「1」の文字がない(笑)
個人的には物語を別視点から見た「エルメーテの見た男」シリーズが大好きなので、これは二巻も買わなければなりませんね。
ほのぼのした話の裏側で、実はけっこう陰謀が動いていることを、エルメーテだけが知っている……みたいな感じで、補佐官視点を読むとがらっと雰囲気が変わるんですよね、この話。

書き足しについては、けっこうありました。
周辺諸国との関係や隣国との戦争についても触れられていて、世界観がグッと深くなってましたし。
なによりもレーアの父親コンテ氏の出番が大増量ですよ!
息子たちがウリセスと飲んだり食事したりしたと聞いて、拗ねちゃったコンテ氏。自分も夕食に招いてもらって、緊張しながらも御機嫌でやってくるわ、その昔語りに触発されてウリセスがコンテ氏を救った時のエピソードをウリセス視点からも回想されるわ。レーアがウリセスを呼び捨てしてると怒りだしたコンテ氏を、ウリセスが柔らかーくなだめたりとか。
WEB版を既読の方でも充分楽しめるだけのものがあったと思います。

……ただまあ、盛り上がりには欠けます(苦笑)
不器用な夫婦の結婚から始まる淡々とした恋が、じわじわと進んでいく感じなので、うちの母などはバッサリ「つまんなかった」とか言ってましたが(^ー^;;)
でもすれ違いつつも互いを思いやり、傷つけあうことなど全くせず、落ち着くところにめでたく落ち着くこの雰囲気は、読んでいてなんだか心癒されると思うのです。
No.6273 (読書)


 そこまでこの作品が好きか(笑)
2014年10月30日(Thr) 
以前から何度もここで触れている、お気に入りのオンライン小説「乱世を往く!」。
非常にスケールが大きい戦記物で、読んでいてそれはそれは心が踊る名作だと私は思っています。
……が、初めて読んだ時、切実に大陸地図がほしい。特に砦とか戦場の位置とかが書いてあるやつ! と思ったものでした。
広大な大陸の各地で戦乱が起こり、視点はあちらこちらへと飛びまくる。
ある章では主役だった人物が、別の章では隣国へと侵略する側に回り、また戦に負けた人物は捕虜として国をまたいで移動してゆく。そしてそれらすべてをよそに、心の赴くままに大陸全土を旅して巡る主人公一行。

あああ、地図、誰か私に地図を!!

作者様が描かれないのであれば、どなたか作って下さっていないかと探してみたものの、やっぱり見つからずに肩を落としていたのですが。

ここ数日、ふと思いついて、乱世〜を一話目から読み返し始めてしまったのです。
最初に読んだ時には、そのあまりの複雑さに読了まで一ヶ月もかかったものでしたが、さすがに今回は大体の流れが頭に入っているので、さくさくと進んでいけます。
そして最終的な大陸の全体像も、なんとなーくのイメージは脳内に存在しているわけで。

……やっちゃうか? YOUやっちゃいなYOU!

とかいった感じで、脳内で悪魔が囁きました(苦笑)
コピー用紙とシャーペンと消しゴムを用意して、スマホで内容を読み進めながら、地理に関する記述が出てくるたびにちまちまと描いたり消したりを繰り返し。
途中でつじつまが合わなくなったり、スペースが足りなくなって紙を追加したりといった作業を経て、気がつけば早一週間。ついに2MB超を読みきりました!

で、もって。
おそらく自分にしか解読できないだろうラフスケッチを元に、 Photoshop を起動。
絵心がないなりに、それでもなんとか試行錯誤して清書した結果、こんなものができあがりました。

※10/31 カンタルク王都が抜けていたので、追加・微調整したものに差し替えました。ついでに外枠とかも追加してみたり。

※11/04 さらに少し、質感を変えてみました(苦笑)

やりきったぜ、ママン!<誰
国の配置は基本的に、アルジャーク帝国が進攻を開始する以前のものですが、アルテンシア半島が「統一同盟」ではなく「統一王国」になってるのは気分です。まあほら、統一王国になってからじゃないと、王都の名前が決まってませんし。
そして街とか各国の王都の位置とかは、特に記述がない限り果てしなく適当です。王都はたぶん国の真ん中らへんだろう。この街はイストがこっちから入国して立ち寄ったんだから、たぶんここらあたりねとか、ここだと文字が入らないからもう少しあっちにずらそうとか、そんなレベル(苦笑)

要は各国の国名と大まかな位置関係、王都の名前と砦と戦場の配置を把握したかったんです(きっぱり)
距離感覚がしっちゃかめっちゃかだとか、オルレアンとラキサニアが同じ52州なのに倍以上広さが違うとか、そんなのは気にしちゃ駄目なんです。
あと大陸北西部に関しては、本文中で触れられていなかったので、適当なサイズに切り分けたりとか。
「教会の周辺諸国」ってひとくくりになってますけど、神聖四国が「大陸中央部」にあるってことは、四国のまわりは海に面した国が囲んでるはずですもんね? ね?

ちなみにこうして情報を書きとめながら読んでいると、けっこう作者様のミステイクも見つけてしまったりとか(^ー^;;)
ポルトール王国が、最初に出た時には「ポルポート」になってたり、「サルミネア諸島から北にある大陸有数の貿易港ルミティアス」っていうのは、おそらくずっと後に出てくる港町ルティスのことではないかとか。
東と西が間違ってたり、国の配置が入れ違ってることもあったりして。

……もともとこの方、とても雰囲気のある重厚な文章を書かれる割に、誤字脱字や文字の入れ違い(「ただ」が「だた」になってたり、「もの」が「のも」になってたり)が、かーなーり多い作者さんだからなあ……(苦笑)

ついでに重要な時系列を整理してみると、

1563年
 5月 聖銀の製法が流出(クロノワ21才)
 6月 アルジャークのモントルム・オムージュ遠征開始

1564年
 2月 シーヴァ・オズワルドの反乱開始(シーヴァ30代半ば)
 7月 アルジャーク帝国の南征開始
 8月 カンタルクがポルトールを属国化
 11月 第一次十字軍出発(ジルド30代半ば)
 12月 クロノワが事実上の皇帝に即位

1565年
 3月 第一次十字軍敗退、アルテンシア半島統一
 8月 第二次十字軍出発
 11月 第二次十字軍敗退

1566年
 2月 シラクサで魔ガラスの開発に成功
 春頃 最後の御霊送り
 7月 アルテンシア王国の東征開始
 秋頃 パックスの〈大崩落〉

1567年 イスト、クロノワの結婚(25才ぐらい)
 
1569年 ニーナ独立

1572年 外伝「遠方より友来る」(イスト30才ぐらい)

1585年 外伝「ロロイヤの遺産」(イスト43才ぐらい)

本文の時系列が前後しまくりなのに、案外と何月かとか季節がいつかとか書かれていないので、判らない部分はめっきり判りません(しょぼん)

あとは貨幣価値ですかね。
平均的な一般家庭の月収が3〜5シクってことで、12万〜20万円として計算すると、

金貨1枚1シク40ミル4万円
銀貨1枚1ミル100オム千円
銅貨1枚10オム百円
銅銭1枚1オム十円

ってな感じになります。
……ってことはイストがジルドのために作った「万象の太刀」、材料の刀身だけで概算140万円支払ったのか……その完成品を無料でポンっとあげちゃうって、さすがはアバサ・ロット……

ともあれこれで、今後また読み返す時にずいぶん楽になるはずです。

ふう、やりきったぜ……そして背中と腰と肩が痛いんだぜ……ふふふふふ(遠い目)


 地図の外枠の素材はこちらからお借りしました。

■(1) 「【素材】中華風な枠」/「千布由」の漫画 [pixiv]
 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=11490319


2014年11月02日 追記:
血迷ったあげく、厚かましくもこの地図を作者様に送りつけてしまったところ、お心広いことに公認して下さったうえ、活動報告でご紹介までしていただけました。
新月さま、過分なお言葉を、本当にありがとうございました(感涙)
No.6275 (読書)


 更新情報(2014年10月31日)
2014年10月31日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」で、著作権切れテキスト「不思議の鈴(コナン・ドイル著、三津木春影 翻案)」四章目をUPしました。

廊下に敷いてあるという「油團」というのは、和紙に油や漆を塗った敷物のことで、原作ではリノリウムと書かれているもののこと。
小使の奥さんタンゲイ夫人はお輪、フォーブズ刑事は織部刑事になっています。
依頼人の話が長いのはホームズものの常ですが、まだ終わらないよ……(苦笑)
No.6277 (更新)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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