うぉぉおおお!!
2014年01月01日(Wed)
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今朝の新聞で正月三が日のTV放送をチェックしていたら、こんなものが!!
■新春ワイド時代劇「影武者 徳川家康」:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/kagemusha_ieyasu/
2014年1月2日 6時より5時間一挙放送ですって。
しかもしかも、主演が西田敏行! まさに、このひと二郎三郎やってくれないかなあと思っていた、希望通りのキャスティングですvv そして前回 1998 年のドラマで二郎三郎をやった高橋英樹が、今度は島左近をやるというのも面白い趣向かと。 さらに石田三成を及川ミッチー……この間は信長やってたのに、今度は三成ですか…… 甲斐の六郎役の高橋光臣とか言う人は知らないのですが、ちょーっとハンサムすぎるのが気になるなあ。 まあ、問題はキャストより脚本と演出なんですけどね! ふふふふふ、なにはともあれ楽しみです。
……5時間SPとはいえ、正味四時間でどれだけあの世界観を書ききってくれるものか、不安と期待でドキドキです。 そしてこの調子で、いつか「一夢庵風流記」を、ぜひ大河ドラマで! と思ってしまう私でした。
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No.5437
(映像)
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明けましておめでとうございます
2014年01月01日(Wed)
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本年もどうぞよろしくお願いします <( _ _ )>
―― とまあ、とりあえず季節のご挨拶はしておきますが、正直あんまりお正月らしい生活はしていません(苦笑) とりあえず除夜の鐘を聞きながらお蕎麦は食べましたし、今日の朝昼兼用ご飯はおせちでしたが、それぐらいですね。 あとは相変わらず惰眠をむさぼり、コタツで録画しておいたDVDの消費に務めておりました。 パーフェクト・ブルーの再放送は、ようやく最終話2時間SPを残すのみ。猫侍もあと一話……と思ったら、年末の時間調整か、最終話が連続して放送されていました。自動更新の毎週予約で録画してたから、最終話だけ録れてないよ _| ̄|○ 気がついた時には本気でへこみましたが、幸いネット動画でけっこうきれいな画質のを見つけられて、どうにか顛末を知ることができました。 ……結局、無職のまんまの上、なんで無職になったのかも謎のまんまでしたが(苦笑) 最終的に12話もかけて、斑鬼が猫侍になって、ちょっと人間丸くなったかなってだけでしたね。私は猫が可愛かったからまあ良いんですけど、両親からは「なにこれ」ってクソミソにけなされました。 ……まあまあ、可愛いは正義なんだよvv あとは相棒のX−DAYも見ましたが……ううむ、このシリーズのこの時期の脚本は、いまひとつ消化不良なのが多いんだよなあ。イタミンが格好良かったのは良いし、サイバー課の若人も良い味出してはいるんですがvv そして神戸くん、久しぶり! オールスターキャストと言いつつも、現相棒のカイト君がいないのは、時系列的にしかたがないとはいえ、ちょっと物足りなかったり。
そしてそして一個前の記事でも触れておりますが、正月SPで西田敏行主演の「影武者 徳川家康」をやると知って、いまからウキウキそわそわ。物事が手につきませんvv<原作大好き あんまり期待のハードルを上げすぎるのは良くないと判っているんですが、なにせ念・願! ですから。ああ、これが五時間じゃなくて一年の大河ドラマだったら、もう最高だったのに!! っていうか、もうちょっと早く放送を知っていたら、事前に紹介番組とかもやっていたと知って、しょんぼりとしてみたりとか。 今回の二郎三郎は、名スナイパーで生粋のいくさ人という面より、道々の輩(ともがら)としての面を強く押し出してくるのかな……?<公式サイトのあらすじによると、大道芸人あがりという設定らしい
あとは……そうだ、昨日の日記に書くのを忘れてました。 2013年の大晦日も押し詰まった夕方頃、居間でまったりとしていたら、いきなりバカン! というすごい音が鳴り響きまして。 私はてっきり、「ああ、また雪の塊が屋根からプレハブの上に落ちたんだな」とか思ったんですが。父が「違う! 炊飯器だ!!」と。 驚いて両親と共に台所へ駆けつけてみると、まさにご飯を炊いている真っ最中だった炊飯器の蓋が、ぱっかりと空いておりました。そして湯気の立ち昇る炊けかけの米の上に、なにやら細長い影が。 とりあえず箸でつまみ出して蓋を閉めるも、留まってくれません。 手近にあったモチの袋を置いてなんとか押さえ、取り出された物を見ると……
何だこれ(汗) よく見ると、両端と中央からややずれた二箇所の計4箇所に、バッキリ折れた跡があります。
あー……ここ最近、たまに炊飯器の蓋が勝手に開いてることがあったんですが。留め具部分が徐々に疲労して劣化していってたんですかね。
たぶんこのへんにくっついてた。
記録を見るとこの炊飯器、平成18年11月に購入しているので、ちょうど7年(と1ヶ月)使ったことになりますか。 毎日使って、ほぼずーーーっと電源が入りっぱなしだったことを思えば、長持ち……したの、かな? ……しかしよりにもよって、年末年始に壊れなくても(−ー;) 昨夜と今日は、モチの入った袋を重石にしてなんとかご飯を炊きましたが、代わりに熱による水蒸気のせいで、モチが袋の中でびしょびしょになっております。 明日にでも新しい炊飯器、買いにいかなきゃですかねえ。最近はけっこうお正月も早いうちからお店が開いているから、こう言うときは助かりますけど。 なにしろ我が家のお米消費量は、半端ないッスからして……
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No.5440
(日常)
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そんなわけで年明け早々、新しい炊飯器を買ってきました!
意外と人がたくさんだった新年のEDI●N。 炊飯器もずらーーっといろんなものが棚を埋め尽くしていて、この中から選ぶのか……と両親と三人いささかげんなりしたのですが。 たまたまふと目をやった先に、壊れた炊飯器と同シリーズの後継機がありまして。お値段も予算内だったので、満場一致で即決されました。
ほーら、ボタンの並び順とかまでほぼ同じ♪ 使い方を改めて覚え直さなくてすむのが一番の魅力です。 しかも値段は、新春特価につき店頭表示価格よりもさらに五千円ぐらい安くなったんですよ。ラッキーvv あ、店頭見本は5.5合炊きばかりでしたが、我が家はもちろん1升炊きモデルです(笑)
そして私と父だけならば、まだもうしばらくはあちこちを見てまわったのですが。家電類にはさっぱり興味のない母により、「用事が済んだら早く!」との要請があり、早々に食品類の買い出しへ移行することに(しょぼん) タブレット端末とかワイヤレスキーボードとかPC用メガネとかスマホ用ウイルス対策ソフトとか、もうちょっとじっくり見てみたかったなあ……
あとは同じ町内に住む父方のおじ夫婦とお孫さんが年始の挨拶にいらっしゃったので、しばし談笑。……おかげで箱根駅伝のラストは見逃してしまったり。 とは言え私は箱根にはあんまり興味もなく。 両親がずーーーっと見ている横で、温かいコタツに当たりながらポータブルDVDプレイヤー&イヤホンで、積録をせっせと消費しておりました。 パーフェクト・ブルーの再放送最終話2時間SPと藤田まことの剣客商売最終シーズン最終話、あと相棒の今年の元日SPを見たらさすがに疲れたな…… とは言え相棒は、相方がカイト君になってからは、比較的エンターテイメントな話運びが続いているので、精神的には楽に見られます♪
そして今夜は影武者 徳川家康を……といきたいのですが、両親とのチャンネル争いであっさり負けてしまい、ごちバト5時間SPにTVを席巻されてしまいました(しょぼん) 明日も昼間は箱根駅伝に取られるだろうし、高画質録画したから、DVDに落とすには1倍速でしかできないので、深夜も予約が入ってるDVDデッキでは明日までにディスクに焼けない=ポータブルプレイヤーで見ることもできない(しくしくしく) 明日の夜は夜で、また別なもの見るんだろうし……悲しひ。
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No.5441
(日常)
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更新情報(2014年01月03日)
2014年01月03日(Fri)
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今年最初の更新は、閲覧室の「寄贈図書」で、ちなつとも様よりのいただき物「最北の魔術師 魔術師と死ニ至ル病」の2章3話目をUPしました。2章目はこれにて終了です。 いよいよ病の原因が見えてきたでしょうか。そしてやっぱり、二人が揃っていると、読んでいて安心できます。というかロウウェンの態度が違いすぎるvv しかし事態はじょじょに切迫してきて……? まだまだお話は続きます。乞うお楽しみに♪
あと「新着図書」の2013年ページをバックナンバーに回し、2014年ページを作成しました。 次の更新は、金曜という原則からは外れますが、7日を予定しています。一応サイト開設記念として、オリジナル小説をあげようかと。 ……さすがに半年に一回ぐらいは、自作小説をUPしないと、もうオリジナルメインサイトなんて名乗れないよ……(遠い目)
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No.5442
(更新)
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……ああ、わかってはいたさ。 期待のハードルを上げ過ぎると良くないと、判ってはいたさ!!
判っては……いたんだけど(しょぼん)
えー、午後からTVが空いたので、新春SPドラマ「影武者 徳川家康」第一部を見たのですよ。 ちなみに録画中でもすでに録画されたものの編集はできるので、昨夜家族が寝静まった頃合いを見計らって、CMはバッチリ削除済みです。
で、見た訳なんですが。 映像はほど良く綺麗かつ、変に浮かない程度には重厚でいい感じ。演出も悪くないし、キャスティングは花マル。 ただ、脚本が……各キャラクターのアレンジやエピソードの取捨選択が(しくしくしく)
以下は愚痴まみれにつき記事を畳みます。
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No.5449
(映像)
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録画してあったドラマ類の消化で過ごしました。 ……とりあえず「影武者 徳川家康」第二部については、持ち直してそれなりにおもしろかったです。 っていうか、あれだけエピ削り&改変があると、もう素直に別物だと思えて逆に心安らかになりました(苦笑) 二郎三郎の腹もだいぶ座ってきて、いろいろ自分で策を巡らしてましたし。 ……まあ、左近さんが最後まで秀頼に尽くした挙句にいっしょに爆死しちゃうとか、六郎がちゃっかりおふうと幸せになってるとか、左近サイドでいろいろ物思うところはありましたが、まあこれはこれで。 大阪方の、特に淀殿が意外と良い人設定になっていて、家臣たちを見捨てて自分達だけ生き延びることはできないからと、あえて誇りに準じたあたりはなかなかおもしろい解釈だったかと。 最後の最後で柳生宗矩にすら軽蔑される、秀忠のブレないクズ小物っぷりもイカスvv
そして二郎三郎の死因が病死=逃げ切り勝ちというのも、微妙に複雑ながらちょっと嬉しかったりとか。 左近と小太郎、六郎とお梶の方との花見酒がなかったのは非常に悲しいですが、でも秀忠に勝ったかと思うとvv しかも私が個人的にこだわっていた、どうせ秀忠の血はすぐに絶えて、吉宗の代からは二郎三郎の子孫が〜というのをはっきり言っちゃってたしvv
ああでも「本当」の話をもう一度確認したい=原作を読み返したくなっちゃいました。 でもあれ長いからなあ……(−ー;)
さらに午後からは、ず〜〜っと以前に録画しておいた「特攻野郎Aチーム THE MOVIE 」を視聴。 うむ、こっちは旧作にそこまでのこだわりはないせいか、普通に楽しく見れました。父なんかも以前よりおもしろいと言っていたり。 ただ最近の洋画に顕著なアクションが激しく画面がガチャガチャしすぎてる作風のお陰で、なにが起こっているのかわかりづらいという難点が(苦笑) そして最後のオチといい、フェイスが大活躍でしたねえ。やっぱりハンサムは得なのかvv
あとは実験探偵トトリシーズン2の2話目も視聴して、ようやく話が全話通して私の中でつながりました。 さて今シーズンは、17日から「三匹のおっさん」のドラマが始まるし、また腰を据えて録画&視聴しなければ♪
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No.5452
(映像)
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図書館の休館が空けたので、さっそく行ってきたのですよ。 館内改装につき二ヶ月ぐらいの長期休館だったので、さぞかし混んでいるだろう。駐車場だっていっぱいに違いないと、自転車で。
……そしたら半ば遭難寸前になったあげく、帰宅してからはほとんど使い物になりませんでした(−ー;) 動きまわるどころか、借りてきた本を読むことすらままならないって……
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No.5454
(日常)
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2014年01月06日の読書
2014年01月06日(Mon)
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本日の初読図書: 高柳バレエ団の事務所に正体不明の男が押し入り、たまたま居合わせたバレリーナの一人 葉瑠子が男を殴り殺してしまった。正当防衛を証明するために警察たちは捜査を始めるが、男が何故バレエ団などに忍び込んだのか、その理由が分からない。男の身許が判明した後も、その知人たちは声を揃えて彼は正義感に満ちた性格であり、強盗など働く人間ではないと主張する。物取りでなければ、男の動機は何なのか。あるいは葉瑠子がなんらかの怨恨から男を殺害し、正当防衛に偽装しようとしているのではないかという疑いすら生じてきた。 捜査が遅々として進まない一方で、今度はバレエ団の公演開始直前に演出家が殺害される。上着に仕込まれた毒針によって殺されたその様子は、まさしく紡ぎ針で指を刺されて眠りにつく「眠りの森」のオーロラ姫のようだった。 同じバレエ団内で、短期間に起きた二人の男の死。はたしてこれに関連性はあるのか。 たとえ殺人が起きようと、なによりも踊りを優先する団員たちに、捜査員たちは振り回される。 しかし本庁の刑事 加賀恭一郎は、団員の一人であり、正当防衛の容疑で勾留中の葉瑠子の幼なじみ未緒に、心惹かれるものを感じていた。未緒もまた加賀にはどこか心を開いているようで、二人は少しずつ交流を重ねてゆく。 しかし真相はどこまでも残酷だった。 バレエを踊る者は、全てを犠牲にしてでも踊ることを選ぶ。 未緒が、葉瑠子が、そしてバレエ団の人々が胸の内に抱いていた秘密が明らかになる時、加賀がたどり着いた真相は……
ドラマ「新参者」の原作で、シリーズ物としては2作目に当たるのかな? 「新参者」自体は「加賀恭一郎シリーズ」の8作目にあたるそうです。そして1作目「卒業」は大学時代の話らしいので、刑事ものとしては、実質これが一作目だと思って間違いないのでは。 「黒いスーツ」「長身で肩幅が広くがっしりとした体型。彫りの深い顔立ち」「捜査が忙しくなると無精髭」、どこか独特のしゃべり方と包容力を感じさせる雰囲気は、まさに阿部寛のイメージそのまんまで、完全に彼の姿で脳内展開されました(笑) まあ、ドラマ「新参者」の方はまったく見てないんですけどね。 そして先日放送していたドラマSP「眠りの森」は最後だけちら見したので、事件の内容は知らないまま動機と犯人だけ知っているという状態で読んでしまいました。でもそれはそれで、散りばめられた伏線とか、犯人の細かい心理状態が拾えておもしろかったです。それに二つの事件が複雑に絡み合っているうち、一方しか真相は知らなかったので、謎解きとしてもそれなりに楽しめました。 ドラマと違いラストがずいぶん踏み込んだ状態で終わっていたので、今後 加賀と未緒の二人はどうなるのかなあと気になりつつ、シリーズが続いていく以上はなかったことになるんだろうとも思ってみたり。 未緒に心惹かれ、彼女をどこまでも守ろうとしながらも、でも真相は見逃さない。そんな加賀さんの有りようと、それでも最後の舞台は踊らせてあげる包容力が、しみじみと心にしみい入りました。
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No.5456
(読書)
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はまり役だったかと
2014年01月06日(Mon)
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加賀恭一郎シリーズの「眠りの森」を読み終わったので、改めてテレビSPの方も見てみました。 うむ……原作よりちょっと恋愛要素が薄いですかね? しかし阿部さんはほんとにイメージぴったりでした。 そして実際のバレエシーンは圧巻。 ちょっと残念だったのは、青木の描いた絵が実は靖子ではなく亜希子だと気づく切欠が、数年前には体型が違ったはずという点ではなくスピンの方向に変えられていたことですかね。 左スピンが得意なバレリーナは少ないなんて、そんなマニアックな知識を根底にした推理は、視聴者に対してフェアじゃないと思うんだ……
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No.5457
(映像)
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更新情報(2014年01月07日)
2014年01月07日(Tue)
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当サイトも本日で開設14年と相成りました。 いらして下さる皆さまには、本当に感謝感謝の思いでいっぱいです。
めっきりメインのオリジナル小説の更新が滞りがちな最近ですが、さすがにこの日ぐらいはと、「閲覧室」の「オリジナル小説書架」で「骨董品店 日月堂」第十四話「未必故意」をUPし、「同族相喰」を十五話として入れ替え再UPしました。 ……なにげに二年ぶりですね、日月堂の更新(遠い目)
ちなみに「未必〜」が微妙な読後感になってしまったので、さんざん悩んだ挙句に話の順番を入れ替えることにしたのでした。まったく、どうして最初からこの順番で書けなかったのか、私は。そもそも拍手お礼SSのつもりでちょこっと書くつもりだったお話が、どうしてこの長さになった _| ̄|○
とは言えこの話はこの話で、晴明くんの過去を考えると避けては通れないエピソード。これを切欠に彼の未来や精神状態がじょじょに変化を見せていく……と良いなあ<他人事か
なおタイトルの漢字とフリガナ? 読み下し文? はイメージ重視で当ててますので、意味や読みが違うやろというツッコミは受け付けません。フィーリングで受け止めてやって下さい(苦笑)
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No.5458
(更新)
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一応縁起物なので、本日の夕食は七草粥でした。
うちは卵や魚も入れた、雑炊仕立てです。 ……胃には優しくないかもしれませんが、別にお正月だからって暴飲暴食なんてしてませんしねえ。むしろ粗食?<御節がごちそうだとはどうも思えない あとはおもちとか麺類とかハムを切ったのとかがほとんどだったので、温かいタンパク質が懐かしいvv
……あとは、またもや外付けHDDのバックアップ用フォルダが、まるごと破損していて _| ̄|○ なんでだ……XPで使っていた時には、こんなこと一度もなかったのに(しくしくしく) 前回と同じようにエラーチェックを十回ぐらい繰り返して、どうにかエラーは出なくなりましたが、バックアップデータはフォルダごと消滅しました。 まあ緊急時用のバックアップなのでまた取り直せばいいんですが……これがめちゃめちゃ時間かかるんですよ<20GBぐらいある なのでバックアップの中でも、あまり頻繁には読み書きせず、かつ大容量のフォルダを別のフォルダにバックアップすることにしました。たぶん破損の原因は、数日に一度取っている日記とメーラーデータのどちらかがだと思うんですよ。なので、それも別フォルダに変更。 これでまた破損することがあっても、今度は修復するデータ量が少ない=作業が多少は楽になるかと。 しかしバックアップ作業のせいでデータ破損とか、本末転倒だよな……(−ー;)
以下はヒトコトお返事です。
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No.5465
(日常)
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2014年01月08日の読書
2014年01月08日(Wed)
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本日の初読図書: 年の瀬を迎えた商家で火が出たのは、なぜか火の気のない神棚からだった。女中頭と番頭が原因を調べてみると、燃えた注連縄の中に何者かの髪の毛が仕込まれていた。それは奉公に上がったばかりの少女が、亡くした母親の供養をしてやりたい一心でやったことで……「鬼子母火」 享保の改革で奢侈が禁止されたお江戸で、病気の妻を抱え仕事を失った飾り職人の元へ、老侍が上質な珊瑚の玉を持ち込んできた。嫁入りする娘へとひそかに持たせてやりたい。表には出さないから豪華な簪細工をと依頼してきた侍に、職人は一世一代の腕を振るったが……「紅の玉」 古道具屋へ行灯を買いに来た男へと、店の主人はとっておきの品を披露する。蔵の中にしまわれていたその二つには、それぞれいわくがついていた……「春火秋燈」 醜女だと有名な娘の元へ、大店から縁談が持ち込まれた。跡取り息子の一目惚れだという。馬鹿にするなと最初は怒った娘だったが、美男美女揃いの大店の家族も使用人も、みな彼女を綺麗だと褒めそやし、自分達こそ醜いのだと主張する。あれよあれよと縁談はまとまり、彼女は狐につままれたような気持ちのまま嫁入りした。しかしやがて、彼らが祟りのせいで美的感覚が逆転しているのだと知り、彼女が選んだその道は……「器量望み」 いなり屋の主人は、もうすぐ娘の嫁入りを控えて幸せのただ中にいた。そんな彼が唯一気になるのは、店の手伝いをしている男の様子が最近おかしいことだった。古着で寝心地の良い夜着を買ったとご機嫌な男は、しかしどんどん痩せおとろえていっており……「庄助の夜着」 祭りの夜に拾われた二歳ほどの迷子。首にかけていた迷子札の住所へ連れていくと、そこに住んでいた家族は三年前の火事ですでに死んでいるとのことだった。妻と子供の死体は見つからなかったが、それでも子供は明らかに別人だし、年も合わない。差配はどうにか本当の親を捜そうとするが……「まひごのしるべ」 火消しになりたいという夢が、どうしても捨てられない少年。しかし実際に火事場に経つと、足がすくんで動けなくなる。恐怖と夢の間で苦しみもがく彼へと、元火消しだったという親父が古びた頭巾を渡した。この頭巾を使えば、恐怖は消える。ただし人からは嫌われるだろう。どちらを選ぶかと問われた少年は、火消しとしての夢だと答えたけれど……「だるま猫」 娘が古着屋で小袖を買ってきた。とびきり安くて良い物があったと喜ぶ娘に、しかし母親は言い聞かせる。古着を選ぶ時に気を付けなければならない点とは……「小袖の手」 奉公が辛くて逃げ出した小僧は、家族から叱責されすぐに店へと連れ戻された。もう帰る場所はないのだ。いっそどこか遠くへ逃げてしまおうと考える小僧を、なぜか隠居した大旦那が呼び寄せる。そうして彼は不思議な掛け軸を見せ、自身が丁稚奉公をしていた頃の話を聞かせた。どこのお店にも、奉公人を見守ってくれる神様がいるのだと……「首吊り御本尊」 神無月になると現れる謎の盗人。できるだけ人を傷つけることなく、その時に得られるだけの無理のない金額を盗んでゆく、律儀な泥棒。どうして神無月だけに現れるのだろう。狙われる家の基準はなんなのか。未だ年若い岡っ引きは様々な推測を重ね……「神無月」 作品の片隅にいつも詫助の花の絵を入れる看板屋。理由を問われてただ一度、生き別れの娘を捜しているからだと出任せで口にしたのだが、何故かいないはずの『娘』が名乗り出てきて……「詫助の花」 因業だと有名な高利貸しのもとで、長らく働いてきた女中。彼女の夢は雪を降らせることだった。奉公にやってきて三年。ようやくその夢が叶う。屋根の上へと登り、袖の中からハサミで切り刻んだ紙吹雪をまき散らす。彼女が何年もかけて、そんなことをしたその理由は……「紙吹雪」
十二話からなる、お江戸が舞台の短編集。それぞれが暦に対応しているのだとは、読んでいるときは気づきませんでした(苦笑) ファンタジーあり、人情話あり、心温まる結末もあれば、切なすぎる展開もあり。まさに変幻自在の宮部ワールドです。 深川近辺が舞台という他は、話同士の繋がりはまったくありません。岡っ引きの親分も時々登場しますが、名前も出なければ時代が一定なのかも不明なので、回向院のあの人なのかは不明です。 んー……人間心理をえぐり込むあたりが、さすが宮部さんというところでしょうか。 どのお話も、人の心の中に潜む『業』というか、感情の深さ複雑さをあますところなく書き表していると思います。それだけに、ほっこりできる話は本当に心温まるのですが、そのかわり切ない話は本当に辛い…… 個人的に一番お気に入りは「器量望み」。主役の葛藤もリアルなら、結末もほっと一息つける素敵なお話でした。 描写や文章、ともにとてもすごいとは思うけれど、でもそれだけに読んでいて辛かったのが「紅の玉」。 あっぱれだと世間でもてはやされる存在の裏、武士の誇りを掲げる存在の背後には、常に泥を被る弱者がいたのだとしみじみ思い知らされると言うか……やりきれない( T _ T ) ラストは「読者の想像に任せます」と言った感じで切られているので、職人夫婦の未来が少しでも希望のあるものになってくれていることを祈りたいです。
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No.5466
(読書)
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2014年01月09日の読書
2014年01月09日(Thr)
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本日の初読図書: 「俺と蛙さんの異世界放浪記〜外伝ってことらしい〜」〜聖なる夜に 2 http://ncode.syosetu.com/n3733bm/
書籍化された「〜八百万ってたくさんって意味らしい〜」の後日談的番外編。 各脇キャラに焦点を当てたエピソードがメインで、中には本編にはまったく登場しない一介の中堅冒険者「おっさん」と駆け出しの「少年」など、モブ視点的なお話もあります。しかし時系列は連続しているようで、それぞれのお話がつながっている部分もあるため、最初から順番に読んでいくことをおすすめします。 個人的には前述のおっさん&少年コンビがハッチーと水竜のいる海辺へやってくる「おっさんと海」、そして一押しキャラである残念助平なスケさんが珍しくシリアスに頑張る「竜は吼える」が面白かったかな。 あと更に珍しい、タローが普通に魔法使いらしく、読後感も心温まる「聖なる夜に」も素敵だったかと。 まだ連載中で話は増えていくようなので、WEB版読了済、あるいはネタバレを気にしない方は要チェックです★
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No.5469
(読書)
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今日の積録消化は映画「のぼうの城」。
去年の2月に原作を読んでいるので、ほぼ一年越しの鑑賞です。 ふむ……原作に較べるとのぼう様が格好いい、かな? 原作では最後まで切れ者なのか底抜けの阿呆なのか微妙に謎なままだった長親さんですが、映画でははっきりと「やるときはやる男」になっていたかと。 ラストの講和シーンで三成と目と目で分かり合っていたあたりとか、立場を越えて分かり合う男の友情っぽかったですvv そして一番の見所である、大軍の前での田楽踊りシーン。 いやあさすが野村萬斎。本職だけあって素直に「魅せる」と思いました。 あれだけ動いても袖とか裾が乱れないことも見事なら、竿に通した小袖を女性に見立てた一人芝居も堂に入ったもの。番宣を見て、もっと滑稽で目を覆うような場面なのかと思ったら、普通に楽しく見られました。……ちょっと長くはありましたが、まあそこは見せ場だから(苦笑)
合戦シーンのこっ汚さも秀逸。 そのへんに力入れすぎたせいか話運びはいささか駆け足で、原作知らない人間にはちょっと判りにくい部分もあったかなあと思わなくもありませんでしたが。たとえば人間関係、特に甲斐姫と靭負(ゆきえ)の間の感情の機微とか、一度は逃げ出した侍嫌いの農民が、どうしてのぼう様が撃たれた途端、あんなに必死になって土手を壊しにかかったのかとか。 ……あとさすがに映画では、丹波守のその後は「寺を建てて戦死者の菩提を弔った」までに抑えられてましたね……うん、すべて知るとショックなこともあるのさ。
ともあれ、それなりに面白かったです。
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No.5470
(映像)
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更新情報(2014年01月10日)
2014年01月10日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」で、著作権切れテキスト「禿頭組合(コナン・ドイル著、三津木春影 翻案)」の三章目をUPしました。 若ハゲの大集合vv 道路を埋め尽くす禿頭です。原作の赤毛の集団をはるかに超えるインパクト(笑) いやあ、イカス!!
ところでどうも、明治時代の貨幣単位の切替時に、両がそのまんま圓(えん)に変わったそうですね。 wiki によると「小判1両は、江戸時代初めには今の10万円ほどの価値があったが、幕末には3,000円-4,000円程度まで価値が下がってしまった」とのこと。この話だと「お米が兩に三升」だそうですから、白米1升1.6kgとして、4.8Kgで4000円となると……相当お米が高いのか、この時代はさらに両の価値が下がっていたのか、さてどっちでしょう……? 一日四時間勤務で一圓五十錢だから、日給6000円、時給は2500円と考えると、充分おいしい仕事ではありますが。 あ、ちなみに「毎日一圓五十錢、一週十圓五十錢」は本文のままです。計算違いではありませんのであしからず。
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No.5471
(更新)
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2014年01月10日の読書
2014年01月10日(Fri)
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本日の初読図書: あの京&一平の迷宮シリーズが帰ってきましたよ、お嬢さん!! 最近めっきり神谷さんの作品を見かけないし、このシリーズもある意味エピソードを書き尽くされていたので、もう続刊が出ることはないと思っていました。たまたま Amazon で見つけてびっくりです。 時系列は二人が31歳。1巻では大学に入ったばかりだった彼らが、社会人の中でも中堅どころの年齢になってます。 結城とアキラのコンビも健在。アキラ君なんて22歳。身長もすっかり伸びちゃって、なんだかちょっぴり寂しかったり……(ちなみに【特処】の片桐くんのイメージモデルは、実はアキラ君だと言うのは、今だから言えるお話) 立派なお医者さんになった京ちゃんは、ずいぶんと人間らしくもなりました。時おり山田くん以外にも笑顔も見せるし、他人に対する興味も出てきていて、お姉さん見違えちゃいますZE★ 山田くんは変わりませんねえvv いや良い意味で。 あれだけ辛い目をくぐり抜けながら、それを微塵も感じさせないところが彼のすごさだと思います。 あと個人的に嬉しかったのが、京のお婆さま、千世さんが御健在だったこと。あいかわらず京とDNAの相似を見せつつ毒舌を交わしあっていますが、彼女はこうでなくては。心臓の手術がうまくいったようで本当に良かったです。どうせなら100歳まででも矍鑠としていて下さい! 貴女なら可能です、お婆さま!!
……しかし前シリーズがあまりにも昔すぎて、ちょっと人間関係が一部思い出せない(悩) 特に京と結城さんの親戚まわり。二人とも実父とか名目上の父とか保護者とか育ての親とかが入り乱れまくって、なにがなんだか。しかもそのほとんどの人たちが、何らかの形で犯罪に関わってるって、金田●少年やコ●ンも真っ青の犯罪遭遇率だよ! そういえばアキラの父親も、行方不明になった先で京や一平の知人とバッティングしてたっけなあ……(遠い目)
今回の巻は、比較的穏やかなお話が多かったです。日常の謎とか、せいぜい偶発的な事故がメインで、唯一殺人が起こった話も被害者は通り魔だし真犯人は他にいて、メイン登場人物達は無実。 そして子供が救いになるお話が多かったことも、作者さんが出産・子育てを経られた上での影響が大きいんだろうなあと思いました。 前シリーズは、やりきれない話も多かったから、そう言う意味では一皮剥けられたのかな? シリーズタイトルに数字がついているということは、またこれからも話が続くのでしょうか。 個人的には結城とアキラがいまどんなふうに生活しているのか、とっても気になります。腐腐腐腐腐。
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No.5472
(読書)
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再起動は大事です
2014年01月10日(Fri)
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一時期ここで愚痴りまくっていた、スマホのバッテリーの異常な減り方について。 だいぶ状況がマシになってきたような気がするので、ご報告をば。
これが一ヶ月半ほど前、11月頃の電池の減り方でした。 就寝時に電波OFFモードにした途端、また時には全く使っていないスリープ時にも、一瞬で3〜40%前後残量が垂直落下。さらにまだ20%前後残っているはずの状態から、警告もなしに一瞬でシャットダウンするという症状が続いていたのですよ。バッテリーの保ち時間も、ほとんど使っていない状態で1日半というていたらく。 これが修理に出しても直らない。電池残量が一気に減るのも保ちが悪いのも困りモノですが、何よりも「充電して下さい」の警告もなしにいきなり電池切れを起こすのが一番困っていました。
で、もって。 ソフト●ンクがまったく頼りにならなかったので、ネットの海でいろいろと情報収集。様々な方法を試してみました。
1.バッテリパックを外して十五分ほど放置。付け直す。 2.本体の電源を切った状態で1時間ほど放置したのち、電源を切ったまま6時間ほど充電。ケーブルを抜いた状態でさらに6時間ほど放置してから電源を入れる。 3.充電開始前には再起動する。 4.メモリ残量にかかわらず、1日に1回は再起動(長時間スリープのあとは特に推奨)。
1は1回、2は2〜3回やり、3番目と4番目のこまめな再起動は一ヶ月ぐらい継続してやり続けた結果、状況はここまで回復しました。
電波OFFにした時の垂直落下が、5〜10%程度にまで減っています。さらに再起動時にも減ったり増えたりすることがありますが、それもおおむね10%前後。 なによりも残量警告が、ちゃんと出るようになりました! バッテリ残量が15%以下になるとグラフの線が赤くなり、「充電して下さい」の警告が出るのですが、そうなってからでも数時間は保ってくれています(処置開始前は、グラフが赤くなる前にいきなりシャットダウンしていた)。10%ぐらいから一瞬でシャットダウンする症状はまだ残っていますけれど、それでも警告が出てすぐに充電するように心がければ、まず問題なく使用していけるかと。
あと電池の保ちも、2日以上に戻りましたね。↑の写真だとぎりぎりで2日っぽいですが、この時はそこそこ電子読書やネットに使っていた上に、実質はこの表示より8時間ぐらい長かったんです。寝る前に充電を終えたのに、なぜか使用時間のカウントが朝起きて電波OFFモードを解除&再起動したところから始まったので。
やあ……本体の再起動って大事なんですねえ(しみじみ) 私はタスクの自動管理アプリを使用しているので、余計なメモリがすぐに開放される=動きがもっさりしてこないため、気が付いたらほとんど本体の再起動というやつをしてきていなかったのですよ。時間かかるので面倒だったですし。 よく考えたら、一週間二週間どころか、下手するとヶ月単位で電源を切っていなかったかもしれません。 たまにうっかりバッテリ切れでシャットダウンしたりしていたので、それで再起動になっているだろうとか考えていました。 でもそれは間違いなんですね。 メモリ的な意味だけではなく、ハード的な意味でも Android では定期的な再起動(リセット)が重要なようです。それがしみじみ実感されました。
これからも、毎朝起きた時と充電前には再起動を習慣づけようと思います。 目覚ましアラームを停める時にそのまま電源をOFFにし、タンスから服を出して着換える際にONにすれば、再起動に掛かる時間ぐらいまったく気になりませんし。長時間スリープの後は再起動推奨という、某所でのアドバイスにも合致しています。
はあ……本当に一時はどうなることかと思っていましたよ。 これからは便利アプリに頼りっきりにならず、基本を大事にしなければ……
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No.5473
(電脳)
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2014年01月11日の読書
2014年01月11日(Sat)
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本日の初読図書: 「タナカの異世界成り上がり」〜Route36「約束の地へ」 http://ncode.syosetu.com/n3040bl/
勇者召喚に巻き込まれ、手違いで異世界の街角へ放り出されたおっさん田中太郎(仮)。 魔法陣の不備により世界中の魔力を流し込まれた彼は、身体能力・魔力ともにすさまじく強化されていた。 そのすさまじさはどれぐらいかというと、桁が大きすぎてステータス表示が文字化けしてしまうほど。故に彼も、彼にこの世界について教えてくれた人物も勘違いをしてしまった。タナカの能力は赤子並なのだと。 生来臆病でチキンであったタナカは、己の保身を第一に考えて、できるだけ目立たないよう冒険者ギルドで最下位レベルの魔物退治を引き受けて生計を立ててゆく。 初歩の生活魔法、点火を使用すればあたり一帯が火の海と化し、飲料水を出す魔法を使えば膨大な水流に自分ごと流されてしまう。そして石つぶてをぶつける魔法は、ドラゴンをも一撃で爆砕した。 この世界の初歩、恐ろしすぎる……とガクブルするタナカは、己の異常さにまったく気付かないまま日々を過ごす。 そんな彼の無自覚かつ適当な行動や、巻き込まれる様々なトラブル。その場のノリと勢いで様々なことをやらかす重度の厨二病によって、世界は大きくその歴史を変えてゆく……
異世界召喚チートもの。 メイン召喚された勇者ではなく、巻き込まれたおっさんの勘違い異世界珍道中です。 ちょっと引くほど重度の厨二病さんが、膨大な魔力を背景に自覚なくいろいろやらかしてます。本人は「ようやく赤子以下のレベルから赤子になれたかな……いや思いあがりは禁物だ!」とか思っていますが、実は神の使徒とタイマン張ってあっさり倒しちゃうほどです。あんまりあっさり過ぎて、本人はそれがモノホンの神の使いだとは気付いていないという…… そして口から出任せに語りまくる適当な自己設定の陶酔台詞が、様々な人々を救い上げ、信仰さえをも集めているのに、あくまで本人は無自覚(苦笑) やはり神との戦いが最終ターンになるのでしょうか。本気で神相手にも負ける気がしない、そんな雰囲気のお話です。
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No.5474
(読書)
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今年の新年会は 1
2014年01月12日(Sun)
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一味違うぜ!! ……と、言う訳で。 たいそう出不精な私ですが、このたび何度目かのお誘いを受けて、ついに腰を上げました。 っていうか「んー、参加するかどうか考えておきます」と返答していたら、いつの間にかワチキさんにホテルの予約までされていて、あとへは引けなくなっていました。 そんなわけで、お隣はH県M次まで、泊まりがけで新年会へ行くことに。 ちなみに今回の主催は、おなじみ pao まま さんご夫妻です♪
名目は「HO_CAD pao の開発者でいらっしゃる paoぱぱ さんに、みんなで直接要望を押し付けて、バージョンアップへのお尻を叩こう会」。 私はもともと建設会社で事務員をやっていた関係で、ワチキさんの建設業関係のHPの作成を担当 → いつの間にかメンバーに組み込まれていた次第でして(笑) 正直、専門的なことはよく判らないし……と、地元以外での懇親会はいつも尻込みしていたのですけれど。 でも今回は ままさん とお会いしたいし、パオちゃんにも触ってみたい! という訳で、参加と相成りました。ひゃっほう!
幸いにも去年、M次までの直通高速道路が開通したので、体感距離はぐっと近くなっています。 ひとまずはワチキさん宅に集合。goeさんを運転手に、出発したのが、15時過ぎでした。
走行中の助手席で、さっそくゆるキャラのアピールに勤しむワチキさん。
途中、道の駅でトイレ休憩をしつつ、宿泊するホテルへ到着したのが16時50分ぐらい。二時間はかからない道のりでした。
チェックイン
ひとまずそれぞれの部屋へ荷物を運んで、ひと休憩。 荷物を整理したりして落着いたところで、17時半頃に pao ままさん&ぱぱさんとホールで落ち合いました。
左からワチキさん、pao ぱぱさん、pao ままさん、goeさん。
って、ままさん、今回はゴジラ着てるーーー!?Σ(゜ロ゜ノ)ノ 前々回のお花見でのケ●ロ軍曹に引き続き、やって下さるぜ、ままさん!! さらにここで、もぐらさんとも合流し、一次会の会場の居酒屋へ歩いて向かいました。途中でさらに参加者を拾いつつ、店にたどり着いた時には総勢9名(+子供2名)に。
えーと、左からO井さん、pao ぱぱさん、goe、ワチキ、もぐらさん、M岡さん、菅生さん、だったかな?
……正直、半分誰が誰だかあやしかったり(苦笑) 菅生さん(※HN)は、今回が初めてのご参加。はるばるH庫県からのお客人です! 相変わらず、お互いのバックボーンとか本名とかはけっこう曖昧で、中には顔を合わせるのすら初めの人すら混じっていても、そこは熱き同好の士の集まり。雰囲気はほとんど同窓会のノリで、話が弾むのがこの会の特徴です♪
以下、写真が増えたので、記事を分けます。
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No.5475
(日常)
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そして一夜が明けて……
2014年01月13日(Mon)
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ちょっとホテルの暖房が効きすぎていたせいか、興奮が収まらなかったのか。 どうにも眠りが浅くって夜中に何度も目が覚めてしまいましたが、なんとか7時半には起床。アルコールはそんなに飲んでいなかった(酎ハイ1杯とカクテル2杯程度)せいか、二日酔いや胸焼け的なものがほとんどなかったのは幸いでした。あるいはヘパ●ーゼドリンクが効いたのでしょうか(笑) 朝食はそれぞれで摂ろうということだったので、身支度を整えて8時過ぎに一人で朝食バイキングへ。ちょうど菅生さんご夫妻が食事をしていらっしゃったので、改めてお別れのご挨拶をばしたりとか。
バイキングのパンはうっかり焼き過ぎたりしつつも、まあそれなりに美味しくいただきました。 かなりゆっくりめに食べたのですけれど、ワチキさんとgoeさんはまだ下りていらっしゃらなかったので、再度部屋に戻ってのんびりチェックアウトの準備。 手が空いたので持ち込んだ文庫本をめくっていたら、9時頃にgoeさんが朝食に行くと声をかけて来られました。ワチキさんはいくら電話しても出ない、と(苦笑) チェックアウトや朝食の時間も迫っているので、ワチキさんの部屋に内線コールしまくったところ、ようやく反応がありました。なんでも寝ぼけていて、電話がどこにあるのか判らなかったのだとか(笑)
で、せっかくだから私も再度食堂へ下りて、食事をするお二方とおしゃべりなど。 食事を終えたところで、チェックアウト手続き。 そして10時前に pao ままさん達が、昨日置いて帰った車を取りにいらしたので、最後のご挨拶です。
くるしゅうにゃい
きゃ〜〜〜〜〜vv リアル パオちゃんだぁぁあああ《o(>▽<)o》 ブログで拝見していたまんまのお姿ですよぅ! なでなでさせてくれるのは嬉しいけれど、写真を撮ろうとしたらそっぽを向いてしまう、そのつれなさがまたたまらない〜〜〜vv そうか、パオちゃん、いつも良い子のカメラ目線だと思っていたら、カメラを見ているのじゃなくて、ままにんを見つめていたのね。抱いている人間がどちらを向いても、いつも視線はままさんの方。もう、甘えっ子さん! 抱かせても頂いたところ、あったかいしふわふわだし、おとなしいしずっしりだし。はぅぁ〜(*´Д`) 思わずすりすりしたら、顎をガジガジされてしまいました。ちなみにgoeさんは猫パンチを賜っていたり。 てへ、無礼者でしたかにゃ。 いやはや、堪能させていただきました(合掌)
でもって、お名残惜しくもお別れを済まし、M次を発ったのがちょうど10時。 その後は道の駅でこまめに休憩を入れつつの帰路です。 下界は多少雪がちらつく程度で、建物の屋根も路面も普通に乾いていたのですけれど、高速道路では冬用タイヤを履いているかどうか、途中でチェックが入るほどでした。
道脇に寄せられた雪で、ガードレールが埋まっています
いやはやいやはや、すっかり雪国状態。 しかし山を越えると、またきれいに積雪はなくなっています。高低差による気候の変化ってすごいんですねえ(しみじみ)
途中、丸亀といううどん店で私はカレーうどん、他のお二方は釜揚げうどんを食して昼食に。 そのまま自宅まで送っていただき、私が帰宅できたのは13時半ぐらいでしたか。 ふう、近年にない遠出でございました。
ちなみに今回の家族へのおみやげ。
お米40Kg〜〜(どーん) うふふ、pao ままさんちの新米です♪ いつもは宅配便で送って頂いているのですが、こうして持って帰れば送料が3000円も浮くんですもん<1袋あたり送料1500円かかる んふふー、これで一ヶ月半ぐらいは保つはずですvv 保つ……よな??
もちろん途中の道の駅で、お菓子も買いましたよ。鶏卵の里『ままたまご』の季節限定、山芋ブリュレvv 山芋というから、自然薯的なものが入っているのかと思ったら、ホイップクリーム(推定)とカスタードクリーム(推定)の間に甘酸っぱく煮たさつまいもとりんご(推定)っぽいものが挟まっていて、不思議な食感が非常に美味しかったです♪
やー、この出不精な私にしては、久しぶりの大冒険でございました。 ……しばらく疲労がたまって、使い物にならなかったり、して(あながち冗談にならない)
帰宅後は、さっそく忘れないうちにと昨日今日の覚え書きを書きつつ、写真の加工作業などなど。 ……実は出発前に一冊本を読み終わっているのですが、今日はとても読書感想書く元気は残ってないなあ……
そして夜になってから、いつものかたより同窓会用の写真入り名札作りを手伝ってほしいとの御要請が。 33人分の名札用写真の背景トリミングか……(遠い目)……うん、まあ急がないそうだから、明日からゆっくり考えようvv 今日はもう寝まーす。 おやすみなさ〜〜い(^ー^)
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No.5477
(日常)
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2014年01月14日の読書
2014年01月14日(Tue)
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本日の初読図書: 大商人達の集まる会合で、新たに三人の跡取り達がお披露目された。長崎屋の若だんな一太郎もその一人だ。とその席で、両国の盛り場を仕切る親分 大貞が、難題をふっかけてきた。跡取り三人のそれぞれの甲斐性が見てみたい。家の力を借りない状態で、誰が一番金を稼げるものか、ひとつやってみてくれないか。一番だった者には2つ、他の二人にも1つずつ、願いを叶えてやるからと。親分の面子を潰せない一同は、しかたなく話に乗って、半月ほど大貞の屋敷に寝泊まりしながら自力で金を稼ぐことになった。他の二人は芝居小屋の呼び込みや人探しの手伝いなど、首尾よく仕事を見つけてくるが、しかし見るからに病弱な若だんなはどこに行っても雇ってもらえない。そこで一計を案じるも、なにやらこの勝負には裏があるようで……「跡取り三人」 長崎屋に行儀見習いの女の子がやってきた。於こんという14才の少女は、一太郎の母親おたえの知り合いの娘だという。かなりのお転婆で家事も炊事もまるでできない於こんは、行儀見習いなど面倒くさい、さっさと結婚してしまいたいなどとこぼしていた。そんな折り、先にお世話になった大貞の子分が、見合いの仲人をするのに力を貸してほしいと若だんなへ相談してきた。恋話だと嬉々として首を突っ込んでくる於こんだったが、さらにそこへ親族の婚姻について、河童の禰々子までが相談を持ってくる。てんやわんやのうちに人間と妖怪と、二組の見合いを一度に行うことになったのだが……「こいさがし」 菓子屋安野屋へ修行に出ている幼馴染の栄吉が、長崎屋へお使いで砂糖を買いに来た。ところがお供の小僧が騒ぎを引き起こした上に、謝りもしないで飛び出してしまう。なんでもいま安野屋には新入りの小僧が三人いるのだが、どの子にも問題があり、世話を押し付けられた栄吉は菓子を作る練習もできないほど振り回されているのだそうだ。おまけに安野屋では、主人や番頭などが寝付いてしまっていて、まったく手が足りていないという。砂糖を届けかたがたお見舞いに行った一太郎達は、主人らの薬湯になにやらおかしなものが混ぜられていることに気がついて……「くたびれ砂糖」 ふと目を覚ました時、男は川の中で流されそうになっていた。慌てて這い上がると、頭から血が出ている。そうして自分の名前も、なぜそこにひとりぼっちでいるのかも判らなかった。幸い懐にはまとまった金子があったので、古着を買って着替えたはいいが、さてこれからどうしたものかと悩みにくれる。他に持っていたのは、「長」の文字がついた薬袋ぐらい。中に入っていた傷薬はたいそうよく効いて、頭の傷もすぐに治ってくれた。それを見ていた周囲の人々は、彼を医者だと勘違いし、最近病気になっておかしなことを言い出した老人を診てほしいと連れてきてしまう。その老人は名を古松と言った。自分は妖狐で、昔は神の庭にいたと主張している。年も取らず病にもならない夢の様な場所だったが、若気の至りで飛び出してきてしまった。年を取り病気になった自分はもうあの庭に戻る力はないけれど、ただひとつ心残りなのは仲間達がなんとか自分を助けようと無駄な奔走をしていることだ。どうにかして神様へ声を届け仲間達を思い止まらせたいから、どうか力を貸してほしいと、古松は男にそう願ってくる。どうやら古松は男のことを知っていて、それができると確信しているようなのだが、しかし男は古松のことも思い出せず……「みどりのたま」 若だんなの元へ、久しぶりに見越の入道が訪ねてきた。なんでも荼枳尼天の元に居た幽霊が、江戸に帰りたいと言っているのだという。その幽霊 月丸は非常に弱いため、ちゃんと江戸でやっていけるのかどうか、まずは試しに連れてきたらしい。幽霊の身を守るため、彼は昼間のあいだ特別な巾着の中に入っていた。ところがその巾着を鳴家が開けてしまう。慌てて閉じようとした若だんなは誤って巾着の中へと落ちこんでしまい、そうして気が付くと満月の夜空の下、三匹の鳴家と月丸と一緒に、どこともわからない家の屋根に座り込んでいた。なんとかして長崎屋に戻ろうとする一太郎を、しかし月丸は止める。この一晩だけでいいから、江戸で暮らせるかどうか自分で努力して試してみたいのだと。そうして彼は猫や鳥など、様々なものに化けてみるのだが、どうにもうまくいかない。それは生前の月丸の生き方と、遺した悔いに根差すものがあり……「たぶんねこ」
新年会へ出発する前の夜には読了してましたが、記録しそこねていたので、ここで。 お久しぶりの「しゃばけ」シリーズ、12冊目だそうです。 んー……正直を言うと、だいぶ内容が失速してきたかなあというここ最近だったのですけれど、今回は比較的面白かったかな? ミステリ要素はだいぶ少なく、もうほとんど人間ドラマになっています。一話目で一太郎が、初めて自力で稼いだ四文銭をお守りにする様子は微笑ましかったvv 若だんなが着々と成長しつつあって、今回は特に若だんなの機転で解決が付いた話が多かったように思います。さらさらっと掛け軸用の絵を描いちゃうところも、なんだか格好良いですvv<家の中でできる事は得意らしい しかし一番印象に残ったのは、番外編的な「みどりのたま」だったあたり(苦笑) これはいきなり冒頭から、記憶を失った男の視点で始まります。彼はいったい誰なのか。読み進んでゆくうちに読者にはすぐに判明するのですけれど、本人は自分の名前も、何故一人ぼっちで怪我をして川に落ちていたのかも判らないまま右往左往。ときどきその脳裏をかすめる面影に、一読者としてニヤリとできたりとか。 ああでも記憶を取り戻すきっかけは、現在の生活より昔の初恋だったってのが、腐女子としてはちょっと残念だったかもなあ。やはりそこは、今の生活が一番であって欲しかった! まあ、からかわれて赤くなったり帰宅後には殴られてたって一文が、ひそかに萌えどころだったりするのが、我ながら業が深いんですが……vv そして表題作で登場した新キャラ月丸は、今後も再登場するのかな♪ 落ち着き先を見つけた彼には、是非いろいろと吹っ切って、楽しく人(?)生を謳歌しつつ、長崎屋ファミリーの一員となって欲しいところです。
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No.5480
(読書)
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日参しているサイトさんで、ビンゴなるものが公開されていたので、思わずやってみてしまいました。 どうやら最近、 Twitter などで流行っているらしいですね。
■祝14周年(1日遅れ): スタンスフィールドに花束を。 http://mmolockchi.sblo.jp/article/85338665.html
その名も、「オヤジビンゴ」です。 おっさんスキーを自称するのであれば、これはやらない訳にはいかないでしょう!
……えーと(汗) 限りなくフルコンプに近い、ような…… 丸を付けなかった「えろい」と「腹が出てる」にしても、エロいおっさんだって場合によっては悪くないし(祠門さんとか祠門さんとか祠門さんとか)、「腹が出てる」は作成者さん曰く『「ガハハ!」って笑う豪快オヤジとかドワーフみたいなオヤジ、ぽっちゃりかわいい系オヤジの枠として入れました』って、何それ萌えるかも。ってかギムリ(指輪物語)ですか!? ギムリなら全然っていうかむしろカモンオッケー! バッチコイ!! ……フルコンプですね _| ̄|○ いいんだ、おっさん好きだから……
さらにこんなのも見つけました。
■オリキャラビンゴ : twitter上で流行のビンゴまとめ - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2138967706249565801/ 2138967929951490703
厨二病を罹患した経験のあるモノカキとしては、これもやっぱりやってみたいところでしょう(笑) えーと、サイトに上げてない昔の話とかー、文章にはしていない構想段階のものも含めると〜〜
おう、こっちはかろうじて1ビンゴでしたか。 以下、
ヘテロクロミア:学生時代に文芸部などで書いていたキャラ(複数) 眼帯:アーティルト 有翼人:ガイ他脳内キャラ(ジーンとカインも含まれるかも) アンドロイド:文芸部で(以下略) 坊主頭:デュークんちの副官 獣人:楽園シリーズの亜人達、キラー・ビィの獣人型人種他 記憶喪失:もしもロッドが……というネタがあったりなかったり ロリBBA:沙也香さんの実年齢を聞いたら抹殺されそう ホムンクルス:合成人間でしたが、文芸部で(以下略) 血嫌い吸血鬼:晴明の知人に1名(未登場) アルビノ:卯月さん 宇宙人:キラー・ビィシリーズの登場キャラ全般 ゴースト:文芸部で(以下略)
読むぶんには、「戦隊ヒーロー」と「ガチムチ女子」以外は大歓迎かな。 ああでも、「とあるおっさん〜」に出てくるヒーローPTは面白いし……「ガチムチ女子」の定義は今ひとつよく分かんないんですよね。武道を嗜む女子とか筋肉質な女性って意味なら、それも大好きです。……って、その定義だとうちのレジィも含まれるのかな……?
一時はバトンがずいぶん流行りましたけれど、こういうのも楽しいですね。
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No.5485
(バトン)
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2014年01月16日の読書
2014年01月16日(Thr)
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本日の初読図書: 「ハヤトが逝く(小説家になろう)」〜王都再び その2 http://ncode.syosetu.com/n1894br/
戦闘機を操縦していた航空自衛隊員 岡田隼人は、気が付くと見知らぬ森の中にいた。愛機は影も形もなく、己の身一つだ。 いったい何が起きたのかと呆然とする彼の前に現れたのは……八本足の熊!? なんとか息を潜めてやり過ごしたはいいが、あんなものがいる場所で丸腰は不安すぎる。せめてマシンガンでもあれば……と想像すると、何故か目の前に機関銃と弾丸一式が現れる。なんで!? 困惑するハヤトが出会ったのは、馬車を護衛する冒険者達。彼らはさっきの八本足の熊と戦っていたが、かなり苦戦しているようだった。咄嗟にマシンガンで加勢したことでなんとか熊 ―― ハチグリという魔物らしい ―― は倒すことができたが、冒険者たちはリオンという男一人を残して全滅してしまう。 ひとまず護衛されていた商人の一行に加わったハヤトは、町へと向かいながらこの世界の常識を教えてもらうことにした。 この世界……そう、ここは地球ではないのだ。ハヤトにラノベを読む習慣があるわけではないが、知識はそれなりに持っていた。これはあれだろう、異世界トリップというやつだ。 どうやらハヤトには、ある程度のサイズまでのものならイメージして現実に取り出すことができる、3次元コピペという能力が備わっているらしかった。 魔力量=中の下、属性=水、レベル=3という駆け出し冒険者そのままのステータスでは無双などできそうもないとがっくりしたが、それでも冒険者ギルドに加入してリオンと共に依頼をこなしてゆくにつれ、レベルは順調に上がってゆく。「前衛殺し」の異名を持つエルフの問題児魔法使いトパや、謎の妖精エルモなどをパーティーに加え、彼らはやがてその名を広く知られていき……
数日かけて、途中に別の物を挟みながら読んでいたら、ちょっと脳内が混乱してしまいました(苦笑) お約束の異世界トリップチートです。 主人公は自衛隊員のため専守防衛が身に染み付いており、すごい能力は持っているけれど、あんまり俺TUEEEEヒャッハーー! はしていないかな。基本的に理性的ないい人です。でも自重はあまりないvv コピペという能力で武器から食料から乗り物からどんどん出してしまえるので、ほとんどピンチにならないんですよね。 最初の頃とかあんまり気軽にポンポン出しているので、魔力とか使わないユニークスキルなのかと思っていたら、かなり後のほうで「魔力はわずかしか使わない」と言及されていました。 ……ただ、「しばらくしたら消える」という制限があるのに、食事のほとんどをそのコピペで出したものでまかなっているのが、いささか気になります。周囲の人々も気にせず食べては「旨い!」と絶賛しているのですが、なにもない所からいきなり出てきた食料なんて、何でできてるかわからないのに、良く平気で口に入れられるなあというのが一点。そして一定時間が過ぎたら消滅してしまうというのであれば、食べる → 消化・吸収される → 体内で血肉になったところで分子レベルで消滅、とかなったら大変なことになるのでは、と。 そこまではいかなくとも、食べたものが栄養になるとは感覚的に思えないんですよね。食べ物だけが例外って、なんだか御都合主義が気にかかる…… あと世界のバランスを整えるためにハヤトをトリップさせたわりに、与えた能力が明らかに世界間のエネルギーバランスを崩すだろうモノだってのが、どうも……
お話的には、現在第二部で内政パートに入ってきたっぽいです。 主役があまり挫折を知らず、かなりトントン拍子に物事が進んでいくあたりなど、好みが分かれるかもしれません。
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No.5486
(読書)
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Outlook の設定
2014年01月16日(Thr)
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これからはメールチェック作業を新しい Win7 でやって、XPはネットから外したいから設定してほしいと、父から頼まれました。 今まで送受信したメールデータは移さなくて良い。アドレス帳とメールアカウントだけ移せばいいとの事だったので、こりゃすぐ済むわ。楽勝楽勝と高をくくっていたら、どうしてどうして。手間取りました。
……まず父が、メールパスワードのメモを紛失してまして。 まあ予測は付いてましたけどね(ため息) そこでまずはパスワードの変更から着手ですよ。幸いにも sakura で作成したメルアドですから、そのあたりの設定変更は契約者(私)の権限でどうとでもなります。 って、パスワードそのものも私が管理しとけって? 成長を促すつもりで「私は管理しないから、自分で責任持って保管してよ」と丸投げしてたんですよ。やっぱり無理だったか…… とりあえず変更したパスワードは、A4用紙に 24pt 太字で印刷して渡しておきました。今度こそなくすなよ〜〜>父
そしてさらに手間取ったのが Outlook の設定です。 正直言うと今でもまだよく判らないんですが…… Outlook2010 でメールアカウントを設定しようとすると、表示名とアドレスとパスワードの入力だけで、あとは自動で設定をしてくれるのですよ。ところがそれをやると、なにやら受信トレイが別に作られてしまい、初期設定されている Outlook というデータフォルダが空のまま表示される状態になってしまいまして。これでは美しくない。 自分のマシンを設定した時には、なんかいろいろいじった挙句に、どうにか2つのアカウントを Outlook データフォルダと統合できたんですが……すっかりやり方を忘れていて(´・ω・`) 改めて試行錯誤したあげくに、メールアカウントを自動で設定するのではなく手動設定を選択し、メールサーバーの設定などもちゃんと自分で手入力。すると「新しいメッセージの配信先」も選択できるようになるので、「既存の Outlook データファイル」にチェックを入れてやれば、ひとつの受信トレイで複数のアカウントを管理できる……んじゃないかな?
ネットで調べると「アカウントの設定」に「フォルダーの変更」というボタンがあるという情報も見つけたんですけど、何故かそのボタンが表示されてくれないんですよ。なんでや _| ̄|○
ともあれ「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)(M)」を使えばうまくいくということで、今のところは良しとしましょうかね。
今後(母と次兄のPCを買い替えた時)のために備忘メモです。
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No.5487
(電脳)
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更新情報(2014年01月17日)
2014年01月17日(Fri)
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閲覧室の「寄贈図書」で、ちなつとも様よりのいただき物「最北の魔術師 魔術師と死ニ至ル病」の3章1話目をUPしました。 広がりつつある病。いや、それは本当に病なのか。そもそも病の定義とは……?
実は今回のお話で登場するものが、このレイアウトの画像素材を選んだ理由だったりします。なんというか、色と形がイメージに合致したので(笑)
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No.5488
(更新)
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2014年01月17日の読書
2014年01月17日(Fri)
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本日の初読図書: 「のんびりVRMMO記(小説家になろう)」〜44話、水曜日2 http://ncode.syosetu.com/n7847bu/
25才の成人男性 九重鶫(ここのえつぐみ)には、一回り以上年の離れた双子の妹がいる。雲雀(ひばり)と鶲(ひたき)というその二人におねだりされて、彼は慣れないゲームへと参加することになった。「もう1人の自分が織り成すもう1つの物語」を売りにしたVRMMOで、15歳以下がプレイするには、二十歳以上の保護者同伴が必須なのだという。 妹達が楽しめるのなら……と良く判らないままに設定を二人に任せたツグミは、錬金士/テイマーとして生産特化のキャラクターとなった。ちなみに二人の妹は見習い天使/ファイターと見習い悪魔/シーフという戦闘型である。 βテストで15歳以下へのハラスメント行為が目立った為、ゲーム内では未成年に対し様々な保護処置が取られている。それでも馬鹿者は多いもので、彼らはできるだけプレイヤーとは関わりを持たず、もっぱらNPC達の店で買物をし、のんびりとしたプレイをすることにした。とにかく三人いっしょに楽しくやれればそれで良いのだ。 しかし愛らしい双子の天使と悪魔、そして長い主夫業で培われたリアル器用さとゲームに慣れないがゆえの天然行動でいろいろとやらかす美形青年の三人組は、嫌でも人目を集めてしまう。 仲の良い兄妹と後に加わったその幼馴染は、マイペースに斜め上なプレイを続けながら、一部のプレイヤー達に温かく見守られてゆくのであった。
傾向としては、「とあるおっさん〜」に近いかな? 不遇職を取った青年が、あまりガツガツせずに淡々と日常をこなしてゆく感じです。 ただしこちらの主役はゲームに関してほぼ初心者、そしてゲーマーの妹×2とその幼馴染の少女ががっつりまわりを固めています。 料理、調剤、テイムなどで自覚なくやらかしてしまうのは御約束★ 55話目にしてまだ、リアルでは五日しか経っていないというのんびりぶりですが、更新ペースそのものはそこそこですし、今後が楽しみです。 個人的には、掲示板回がもっと読みたいなあ……
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No.5489
(読書)
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かつてネット上で一世を風靡した、あの名作が返ってくる!!
mjdk!? っていうか、買う買う買う買う買う━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!! 聞いたことのない出版社、買ったことのないレーベルだけど……って、なんかロリ系少女が表紙の本が多いっぽいな…… Amazon でレーベル名を検索すると、野郎一人のイラストがはっきり言って浮いている(苦笑) いやでもこれは、まだ参考イラストなのかな。タイトルも作者名も入ってないし。でもなかなか雰囲気のありそうな絵柄で、期待が高まりますvv アンデッドが日常的に湧く辺境の街へ送り込まれた人の良い関西弁の聖騎士と、彼を取り巻く個性的な神父にシスター、修道僧などなどが織りなす時に抱腹絶倒、時にドシリアスなあの日々。 作者さんが商業デビューするからと、サイトをまるっと削除されて以来、この方の本領とはとても思えないライトな文庫を一冊出したっきりまったく音沙汰がなかったのですが……まさに不死鳥のごとく蘇られた へ(^○^へ)(ノ^○^)ノ 外道な反則神父オブザーに、再び会える日が来ようとは! 元盗賊の使える苦労性神父とか、実はヒエラルキー最上級シスターとか、渋いおっさん僧兵とかもいた! 彼らをイラストで見られるのか……(フルフル)
発売が超・楽しみです!
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No.5490
(読書)
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また原作を読み返したいものが……
2014年01月17日(Fri)
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本日の積録消化は映画「ヒドゥン」。 ずいぶん昔に録画したやつだったんですが、先日、契約していないchで放送しているのを新聞で見て思い出しました。 小説「20億の針」は、小学生のとき図書館で子供向け翻訳「SFこども図書館 星からきた探偵」として読んで以来、大好きになった作品です。それを原案として作られた作品だと聞いて、期待のハードルが少々上がり気味だったかもしれません。 正直を言うと、カーチェイスと銃撃戦重視すぎて、どうも説明というか情報量が足りなすぎる感じでした。 原作とは異なり、主役は完全に大人です。それもちょい悪オヤジ系ベテラン刑事のベック。そこへ凶悪犯( in 宇宙人)を追ってきた白皙の美青年FBIロイド( in 宇宙人)が協力を乞うという展開です。主役に宇宙人が取り憑く訳ではありません。 中身は宇宙人であるが故に、まじめにボケるロイドが可愛いvv 凶悪宇宙人の方は、窃盗強盗殺人なんでもやり放題で、肉体が傷みすぎると次々に近くにいる生き物へ乗り移っては同じことを繰り返していきます。優男 → おっさん → セクシー美女 → 犬 → 警察幹部 → 刑事 → 大統領候補、とどんどんランクアップ。 宇宙人に取り憑かれた人達の演技は、善悪どちらもすごく良かったです。なんというか、みんな共通して独特の表情を出すんですよ。あれは見事だった。 うーん……これは俳優の演技と演出は良かったけれど、脚本が微妙だったパターンかな。 二人が破壊された牢屋から、肩を並べて歩き出すシーンはかなり格好良かった。 あと撃たれたベック(人間)の手を取って、額を押し当ててるロイド(宇宙人)に萌えたvv しかし主役(ベック)がクライマックスにいない上、あのラストシーンだと主役死亡の上に異星人に身体を乗っ取られたという解釈になっちゃうような……ラストでベックが一言だけでもしゃべってくれれば、そのあたりのモヤモヤも解決したろうに……さて真相はいかに?? 原作を知っている自分としては、完全乗っ取り型の敵とは違い、ベックとロイドが両方の意識を持つ共生関係に入ったと解釈したいところです。 ちなみに次兄曰く父は通算四回目の視聴になるらしいです。でも「ぜんっぜん覚えてない」だそうで(苦笑) まあ、そんな感じの映画でした。
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No.5492
(映像)
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2014年01月18日の読書
2014年01月18日(Sat)
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本日の初読図書: 今年東勢大学に入学したばかりの新入生 湯ノ山礼音(ゆのやまあやね)は、昔から困った体質に悩まされていた。なんの前触れもなく強い耳鳴りに襲われ、ひどい時には立っていることもできなくなるのだ。病院でも原因不明だと診断され、心因性のものでもないと匙を投げられた。ただなぜか合気道をやっている間だけは耳鳴りが起きないため、彼女はいつしか男勝りのサバサバした女性になっていた。 これではいかん、大学にも入って一人暮らしを始めたことだし、夢のキャンパスライフを! と意気込む礼音だったが、酒を飲めば確実に耳鳴りが起きてしまうこともあり、なかなかうまくいかない。 と、そんな礼音にとある准教授が耳寄りなことを教えてくれた。 この大学にはオカルトや妖怪にとても詳しく、科学では説明できないような事柄について、相談に乗ってくれる生徒がいるのだという。もしも興味があるのなら訪ねてみればいいと言われた彼女は、翌日さっそくその相手のもとへと訪れた。 文学部四号館四号階四十四資料室。フロアまるごと膨大な古書に埋められたそこにいたのは、顔立ちこそ端正なものの、白いワイシャツに黒いネクタイ、黒いスラックスの上から黒い羽織を着用するという珍妙な恰好をした、ボサボサ頭のとっつきにくい青年だった。名は絶対城阿頼耶(ぜったいじょうあらや)。持ち込まれる怪奇現象を解決しては、金銭を稼いでいる。その性格はとにかく変人の一言につきた。滅多に表情を動かすこともなく、妖怪のことを説明する時以外は人を人とも思わぬほどにそっけない。 だが絶対城はお守りひとつで見事に礼音の耳鳴りを止めてくれた。その効能だけは確かにあらたかで、礼音は素直に感謝の念を抱く。そんな彼女へと、絶対城は代価を要求してきた。いわくこれまで手伝ってくれていた友人 杵松明人(きねまつあきと)が最近忙しいから、持ち込まれる怪奇現象を解決するのに力を貸せと言うのだ。 ところがその「解決方法」というのが、とんだペテンに満ち溢れたもので。 呆れながらも「お守り」には代えられず、礼音もまた詐欺まがいの片棒を担ぐことになるのだが……しかし様々な事件を共にするうちに、礼音はじょじょに絶対城の人となりと、何故そんな相談を引き受けているのかを知ってゆくこととなり……
タイトルと表紙イラストに惹かれて購入。 系統としては、京極堂と心霊探偵八雲を足して二で割ってライトノベルを掛けたような感じでしょうか(笑) 大学で資料室のヌシと化している謎の先輩(変人)が、持ち込まれる怪しい事件を解決していくパターンです。ただしそのほとんどが、トリックを使って依頼人を煙に巻いているだけの、いわばインチキ。 もっとも語るウンチクや妖怪への対処方法、渡す御札などは、ちゃんと古式ゆかしい作法にのっとっています。彼が最も忌むのは、いい加減な作り話によって、古来から伝わる由緒正しき妖怪の伝説をねじ曲げてしまうこと。故に自分にも他人にも、適当は許しません。 黒い羽織は和の喪装、黒いネクタイは洋の喪装。その両方を身につけることで、絶対城先輩は歴史の闇に「妖怪」として葬られてしまった、あらゆる「弱者」への慶弔の念を表しているのです。 さらに「真実」を「明らか」にすることで、失うものを持つ人達を、妖怪という不思議を取り入れることで救ってしまう、そのさりげない優しさがまたvv 本人はあくまで「妖怪学を世間に知らしめつつ、報酬をせしめるため」と言い張ってますけどvv
ああそれにしても、最初は妖怪など存在しなくって、すべてを合理的に解決しつつ『謎について大衆を満足させるための社会的装置』として妖怪を利用するミステリーだと思っていたら、どうしてどうして。最終章「ぬらりひょん」でひっくり返されました。いやうん、確かに礼音ちゃんの耳鳴りとそれを封じるためのお守りの謎が解けてないなあ、とは思っていたんですが。耳鳴りについてはなんとなく予測がついていたものの、ぬらりひょんの正体でまさかああくるとは! 第一章で登場していた「根暗出垂」がよもやそう読むものだとは!! フィクションであることは重々承知ですけれど、斬新なその発想に脱帽しました。おもしろかったです! ……あとラストに触れられたお守りの正体がまた(笑)
絶対城先輩が実はツンデレなことも判明しましたし、これは続刊も買いですな♪ 今回は活躍が少なかった、天狐(アマツキツネ)こと杵松明人(きねまつあきと)先輩についても、今後もっと語られることを期待したいです。
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No.5494
(読書)
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まあ悪くはないかな?
2014年01月18日(Sat)
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昨日録画しておいた「三匹のおっさん」初回2時間SPをさっそく視聴。 うん……まあ、それなりにおもしろかったです。脚本はかなり原作に忠実で、二三細かいところが削られてた他は、いい感じだったと思うし。 特に祐希くんが一見チャラい若者に見えて、ちゃんと一本筋の通ったいい男なところがしっかり描写されていた点が良かったかと。 キャスティングは……シゲさん=泉谷しげるが一番イメージに合ってたかな。北大路欣也は、ちょっと貫禄がありすぎるような。あとノリさんはバーコード頭がちょっと(苦笑) ……しかし次回がいきなり、老人狙いの催眠商法の回ですか? しかも予告編見るとなんだか乱闘してるし……ちょっと不安がつのります。 あといくらひったくりが相手だからって、走ってるバイクのヘルメットに竹刀叩きこむのは、いくらなんでも危なすぎると思うよ、キヨさん……(^ー^;;)
本日も頼まれものの画像加工をコツコツと。 工事写真から重機械だけトリミングして白背景のJPG素材に加工するのは良いんですが、アーム部分のケーブルが細かすぎるぜ。しかも四枚もやってるとさすがに飽きる(−ー;) ……とは言えこれもバイトこれもバイト。好きな作業で外貨を獲得できると思えば、これぐらいはちゃっちゃと片付けねば。
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No.5495
(映像)
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2014年01月20日の読書
2014年01月20日(Mon)
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本日の初読図書: 「モンスター娘ハーレムを作ろう!(小説家になろう)」〜授業、今日は、連携です http://ncode.syosetu.com/n2754bv/
恒例異世界トリップもの。 上空に出現したらたまたまワイバーンの上へ落ちてしまい、成行きでなつかれてしまった流れでテイムを学べる魔法学校へ入学。目指すはテイムした魔獣(♀)たちを進化させて亜人ハーレムを! 的なお話です。主役がけっこうしれっと外道なので、読む人を選ぶかも。
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No.5499
(読書)
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「にちげつ」でも「じつげつ」でもありません
2014年01月20日(Mon)
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昨日はほとんど使い物にならなかったので、元気が出てきた今日のうちに今週の更新準備と、あと日月堂のDL版を準備してみたりとか。 著作権切れテキストはフリガナ振るのが超面倒だし、DL版はリンクの張り替えとかCSSの設定変更が地味に手間かかるんですよね。 しかも日月堂のDL版は前回更新したのがすっごい前なので、メールフォームのURLも変わってるし、掲示板は閉鎖してるしで、直さなきゃいけないところがいっぱい過ぎる _| ̄|○
こういう時、一括検索置換ソフトの存在が心底ありがたいです。 あと「日月堂」の読みが判らないとの御指摘を先日受けたので、サイト上含めて目次ページにフリガナを追加しました。あれは「ひづきどう」と読むんです、はい(苦笑)
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No.5500
(日常)
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2014年01月21日の読書
2014年01月21日(Tue)
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本日の初読図書: 彼らにとってもっとも忌むべき犯罪を行ったホシを追って、異星人の警官デカは宇宙船を駆っていた。逃げるホシの船はやがて前方に現れた惑星へと突入する。それを追ったデカもまた、墜落に等しい状態でその星 ―― 地球へと到達した。落下の衝撃で宇宙船は壊れてしまい、デカの宿主であった生き物もまた死んでしまう。デカは悲しみにくれるが、しかしこのままでいるわけには行かなかった。おそらく同じように宿主を失ったホシがこの惑星の生き物に迷惑をかけ始める前に、なんとか退治しなければならないからだ。 宿主 ―― そう、デカとホシは、他の生き物の身体に寄生しなければ生きていけない、アミーバー状の生き物であったのだ。寄生とはいっても、一方的に取り付いて栄養を奪い取るような関係ではない。彼らの星では宿主になる生き物の合意の得た上で内部に入らせてもらい、宿主の怪我や病などを治すことで互いに利益を得ている、いわば共生関係を構築しているのだ。しかしホシは宿主の身体を守ろうとせず、故意にその生き物を殺してしまった。それは彼らの種族にとって最大の犯罪なのである。 海に落ちたデカはとりあえずサメの内部に入り込むと、もっとも近くにある島へとたどり着いた。そこで海水浴に興じていた二本足の生き物へと入り込む。どうやらこの星でもかなりの知性がある生き物らしいと踏んだデカは、その相手の協力を得てホシを探そうと考えた。 しかしそこで計算違いが起こる。彼が乗り移ったその生き物 ―― ボブという少年は、その翌日には飛行機を乗り継ぎ、遠く離れたアメリカへと移動してしまったのだ。彼はたまたま夏休みのあいだ実家へ戻っていた、アメリカ本土の中学校に通う寄宿生だったのだ。 ボブの中でこの星の言語や習慣を学びながらも、デカは焦っていた。こうしている間にも、ホシはこの広い惑星のどこかへと行方をくらましてしまうかもしれない。一刻でも早くあの南海の孤島へ戻り、ホシの行方を捜さなければならないのだが、しかしデカのような宇宙人の存在すら知らない少年に対し、どうやって自分の存在を知らせればいいのか。思案を巡らせたデカが取った方法は……
小学生の頃に図書室で何度も読み返したお話。 かの映画ヒドゥンの元ネタとなった古典SF小説を、児童向けに翻訳したジュブナイル版です。 このサイトを開設したての頃だったかな? どうしても読み返したくなったのですが、もよりの図書館には置いていなくって、遠くの図書館にまでわざわざ探しに行ったこともありました。 先日ヒドゥンを見た関係でまた読みたくなり、ふと思いついて最寄り図書館の蔵書を検索してみたら、2004年発行の新装版が!! ……という訳で、一応装丁が違うので、初読カテゴリに入れてみましたvv やー、遠い記憶の中にある、立ち上がったアメーバーがシャー芯を抱え込んで字を書いている絵とかも可愛かったですが、こちらの絵はこちらの絵で、またなかなかいい雰囲気です。 主役の宇宙人(そう、語り手は宇宙人の方なんです)が「デカ」、追われている犯罪宇宙人がホシという翻訳は、なかなかの名訳だと思います。大人向けの翻訳「20億の針」で使われている「捕り手」という名称は、確かにちゃんとした言葉ではあるのですが、今ひとつ遊び心が足りないと思うのですよ。
物語はかなりざっくりダイジェスト化されていて、デカとホシが地球に落ちる場面、デカがボブに入り込む場面、ボブとデカの交流でほぼ半分が占められています。 特にデカが何ヶ月も掛けて言葉や習慣を覚えた上で、四苦八苦して宿主であるボブに自分の存在を判ってもらおうとするくだりは、この話の中でも屈指の読みどころでしょう。
原作「20億の針」の方では、その後ボブとデカが島に戻ってから、いかにしてホシが誰の中に潜んでいるのかを突き詰めていくのかという、ミステリ的な物語をロジカルに語っていたり、あるいはデカの存在によって自分の負傷に無頓着になったボブをデカがたしなめたりと、かなり内容が盛り沢山……だったと思います<記憶が遠い しかし子供向けにはこれぐらいシンプルな方が中だるみもないし、解りやすくていいと思います。 読書に慣れた大人なら、一時間とかからずに読了できるだろう短さに、ワクワクできる要素がぎゅっと詰まっています。
宇宙からやってきて、人間に寄生するエイリアン。 しかしその人格はとても知性的かつ理知的で、至らないところのある子供を辛抱強く教え諭していける、『頼れる大人』なのです。これが数十年前に書かれたというのですから、なんて斬新なのでしょう。 ネットで調べてみると、この二人の関係は、かの「ウルトラマン」にも多大な影響を与えたのでは……とあります。なるほど確かに、「宇宙からやってきて、人間に寄生して、人類を助けてくれる宇宙人」です。 そう考えるとますます感慨深いなあ。
大人で理知的なデカが、ときどきやらかすポカがまた微笑ましかったりvv
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No.5503
(読書)
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ものは考えよう?
2014年01月21日(Tue)
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なんでも市の景観条例がどうのこうので、現在自宅前の道路のむき出しだったドブ溝を、きちんとした蓋付きの側溝に作り変える工事の真っ最中です。 脇道なしで300mぐらいあるかな? な道路のちょうど真ん中辺りに我が家は存在しているわけですが、少しずつ移動してきた施工箇所が、昨日からちょうどうちの前に到達しまして。車の出入りもままならないので、4台ある車がすべて離れたところにあるお寺の駐車場へと退避することになりました。 お向かい両隣も含めた数の車で、お寺の駐車場がいっぱいだよ……っていうか、うちの車が場所とりすぎや(苦笑) 予定では二週間ぐらい、そちらに置いておく羽目になりそうです。
そして恒例二週に一度の病院&図書館へ出かけて帰ってきたら、いきなり母から「あ、いま水出ないから。トイレ行きたいなら置いてあるバケツの水で流してね」って……何事デスカ?? 真相は工事中に「あ、やべ」って声が聞こえると同時に、水がぴゅーって吹き上がったそうで。 ハイ、引き込みの上水道管を切っちゃったそうです(苦笑) やっちまったなあ……(ぽん)>施工業者 ちなみに我が家には井戸(台所の蛇口から水が出ます)があるので、冷たいことさえ我慢すれば手洗いうがいもできるし、トイレに流す水をバケツに汲むこともできた訳で、そんなに困りはしなかったんですが。 幸い二時間ほどで無事復旧したそうで。ある意味、古くなっていた水道管を新しいものに無料で交換してもらえたのだから、得したと言えなくもない、かも?
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No.5504
(日常)
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2014年01月23日の読書
2014年01月23日(Thr)
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本日の初読図書: 今までこの物語が公表されなかったのは、その内容がホームズの名声を傷つけるおそれがあるからだった。そしてそれ以上に、活字にするにはあまりにおぞましく、身の毛のよだつような事柄が含まれているからだった。 社会に混乱を引き起こすことを恐れたワトソンは、書き上げた原稿を厳重に封印し、百年経ったら開封するようにとの指示を添えて、チャリング・クロスのコックス銀行へと預けることにした。百年後の読者であれば、今の時代よりも醜聞や堕落に慣れているだろうと、そう見込んで…… その事件は、一八九〇年も終わろうとしている寒い冬のある日、一人の美術商エドマンド・カーステアーズがベイカー街を訪れたことから始まった。彼は自宅の周囲を怪しい男がうろついていると訴える。おそらくは数年前にアメリカで壊滅させられた、ギャング団の生き残りであろうと言うのだ。彼はその壊滅に一枚噛んでいたため、恨みから命を狙われているのだと主張した。 ホームズは事情を聞いて、害はないだろうと一度はカーステアーズを帰した。しかしその夜、彼の家に賊が入り、金と宝石を奪われる事件が起こる。 捜査に手を付けることとなったホームズは、ベイカー街不正規隊と呼ぶ浮浪児集団に声をかけ、盗まれた宝石と謎の男の行方を探させた。ところが謎の男は、場末のホテルで殺害されているのが見つかる。さらにはそのホテルを見張っていたベイカー街不正規隊の新入りロスとその姉が、意味ありげな言葉を残して行方をくらましてしまった。 謎の男の正体は本当にギャングの生き残りなのか? ロスは誰かを強請ろうとしていたようだったが、いったい誰をどんな理由で? ロスの姉が口走った“ハウス・オブ・シルク”とは一体? そして手掛かりを追って阿片窟へと一人潜入したホームズを、かつてない苦難が待ち受ける ―― !
昨年ホームズ物のドキュメンタリーが集中して放送された際、インタビューされている人達の中に何度も「絹の家 著者」という人が出てきておりまして。いったいどんな本なのかなーと調べてみたところ、「コナン・ドイル財団から公式認定された、61番目のホームズ事件」とのあおりが。つまり新作の本格パスティーシュしかも長編ってことですよね? おまけに最寄り図書館に入ってるじゃないですか! もちろん速攻で予約しましたとも! それがようやく借りられましたvv でもって。 実際に読んでみた感じ、翻訳者の力量もあるのでしょうが、文章の雰囲気はまさに原典を読んでいると錯覚しそうな見事さでした。むしろ本家ではいささか冗長になりがちな長編を、飽きさせない構成でしっかりまとめています。読んでいて浮かぶイメージは、完全にジェレミー・ホームズvv 導入部はお約束通り、ホームズがワトソンさんの近況を推理するというじゃれあいやりとりを挟んで、依頼人の登場。そしてベイカー街不正規隊を大きな軸に、レストレイド警部やハドソン夫人、マイクロフト兄といったおなじみのキャラクターに加えて、「入院患者」での依頼人だったお医者さんとか、挙げ句の果てには名前を言えないあの人(笑)までが盛り沢山のご活躍。 もちろん随所にファンならニヤリとできるネタもちりばめられていて、否応なく物語に引き込まれてゆきます。 まあ、名前を言えないあの人については、出る意味あったのか? という部分もありはしましたが(苦笑) 途中ホームズさんがかつてないピンチに陥る下りに至っては、読んでいて辛くて辛くてもう……( T _ T ) 辛いと言えば、序章とあとがきも切ないです。もちろんどちらもワトソン博士が書いていらっしゃる体裁なんですが、これが最晩年に過去を振り返って、この作品が最後の執筆だと覚悟して筆をとっているのですよ。人生ここに至るまでには、あんなこともあった、こんなこともあったと回顧するその内容が切なすぎる ・゜・(ノД`)・゜・ っていうか、このあとがき、最後にペンを置いてからも数行続いてるんですが……これってやっぱりホームズさんがお迎えに……?(涙)
事件については、やはり原典の長編に多い二重構造的な部分がありました。過去にアメリカで起きたギャング団壊滅事件に端を発する復讐劇と、現在のロンドンで起きた堕落と醜聞に満ちた忌まわしい事件とが、実に複雑に絡み合っています。 その中でホームズさんは濡れ衣を着せられ、逮捕裁判投獄の憂き目にあい、ワトソンさんはワトソンさんで、様々な試練に巡りあう訳で。 ……ワトソンさんは、名前を言えないあの人のことと……そしておそらくメアリの病状についても、最大の親友であるホームズにすら言うことができないまま、晩年まで一人胸の内に秘め続けていたのでしょう。そう思うと、やっぱり彼の一個人としての、人間としての『剛さ』には計り知れないものがあるよなあとしみじみしてみたり。
あ、ちなみに『堕落と醜聞に満ちた忌まわしい事件』については、あくまで十九世紀のヨーロッパ基準でした(苦笑) いやうん、序章でうすうす予測はできてたんですけどね! 途中、あんまりワトソンさんが深刻だったから、どこまで陰惨で猟奇的な展開に行くのかと、ちょっとドキドキしちゃいました。 いやうん、充分忌まわしく痛ましい話ではあるんですけどね。でもほら、昨今はそういうジャンルも流行りだから……(苦笑) それだけに、事件が深刻だなんだと深刻に大騒ぎする周囲にちょっぴり違和感を感じる部分もありました。終わり方が少々尻切れトンボっぽいのは、むしろそれこそドイルらしいとも思うんですが。
……ただ正直を言うと、良くできた二次創作であるが故に、これは読む人を選ぶと思います。 私はあの二人がいつまでもロンドンで事件を追っている、そして私達の知らない事件を解決し続けていると思っていたい人間です。 たとえそれが人間の寿命としてあり得ないのだとしても、ホームズさんの没年は「今も生きている」説に一票を入れたいファンなのです。 それだけにこの本は、序章から切ない展開の一冊でした。 これから読もうという方には、そのあたりをお気をつけ下さいと、一言ご忠告申し上げる次第です。
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No.5507
(読書)
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更新情報(2014年01月24日)
2014年01月24日(Fri)
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閲覧室の「その他書架」で、著作権切れテキスト「禿頭組合(コナン・ドイル著、三津木春影 翻案)」の四章目をUPしました。 百科事典を書き写す作業が、和綴じの漢文書籍の浄写に変えられているのがまた面白いですvv
ところで以前に「あまい」と「うまい」はどっちかがどっちかの語源だったとかなんとか聞いたことがありました。それをこうして実際に「はなしがうまい」を「話が甘い」と書いてある文章を読むと、日本語の変遷が肌で感じられて興味深いところですな。
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No.5510
(更新)
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2014年01月24日の読書
2014年01月24日(Fri)
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本日の初読図書: ビブリア古書堂〜のマンガ版、ついに太宰治の「晩年」編の完結です。 前巻ラストでレプリカを店頭に飾っていましたが、そこから始まる大庭葉蔵VS栞子(&大輔)との丁々発止、事件が終わった後に大輔が気がつき栞子さんへと突きつける謎解き、そして二人のすれ違いと仲直りまでが、原作に忠実な流れで一気に語られています。 作画の交田稜さんは、エピソードの取捨選択もさることながら、見開きの使い方が実に良いですね。 ここぞと言うところに挿入される見開き場面によって、ストーリーがとても印象深くなっています。 さらに回想シーンや、心内語などを表現する演出的な描き方も面白くって。あと小物類など細かい部分の描き込みもすごい。 今回一番印象に残ったのは、大輔さんが金庫から本物の「晩年」を取り出すときの演出です。書き下ろしで5ページにわたって語られる、「アンカット初版 晩年」を巡ってきた「物語」。「けして美しいものとは限らない」その「物語」を挟むことで、栞子さんが古本に対して抱く執着とも言えるこだわり、その根底たる「人の手を渡った古い本には、中身だけでなく本そのものにも物語がある」のだという事実をありありと感じさせてくれるのですよ。 ドラマではばっさりカットされていた、大輔と男爵の関係や二人の対比もうまく表現されていたし、いやあ、見事でした! メディアミックスとしては、◎を付けたいと思います。
……花丸ではない理由は、何度も言ってますが、栞子さんの胸が(苦) 顔がアップの時はむしろ好みのキャラデザインなんですが、どうしてもどうしても、読んでいてあの胸が視界に入るたびに、気持ちが冷めて没入していたストーリーから引き戻されてしまうのです _| ̄|○ 栞子さんはあくまで『隠れ』巨乳であって、爆裂乳じゃないんだ……いくら青年誌掲載だからって、強調するにも限度があるだろうよ。他の女性キャラのスタイルはむしろ控えめなぐらいなのに、なんで栞子さんだけあんな……(しくしくしく)
そしてこの巻でコミカライズは終了だとばかり思っていたら、なんと「2014年夏・最終章開幕」の予告ページが! 最終章ってったらやっぱりあれですよね、江戸川乱歩編! 開幕と言うことは、夏から雑誌で連載開始と言うことなのかな(わっくわっく) それに乱歩編を語るためには、まず栞子さんと母親の確執にも触れないとですよね。だったら事前にUTOPIAも入るのかも?? とか考えるともう、期待が止まりませんvv
……ちなみに先日、うっかり図書館で乱歩の「少年探偵団」を借りてきてしまった私がいます(苦笑) ええ、もちろん、この間原作の4巻を読み返したのが原因でっさ♪
ドラマが正直微妙な出来だっただけに、こちらのメディアミックスは面白くて、買って悔いなしです。 さて……マンガ版はもう一種類別の出版社から出てるんだが、そちらにも手を出そうか否か……(悩)
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No.5513
(読書)
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2014年01月25日の読書
2014年01月25日(Sat)
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本日の初読図書: その頃、日本国中で怪人二十面相のことが噂になっていた。 毎日のように新聞記事を賑わせている、風変わりな盗賊。変装がとびきり上手で、二十もの違った顔を持つと言われる所から、二十面相とのあだ名がついている。 現金には興味を持たず、もっぱら宝石や美術品といった美しくて珍しくて非常に高価なものばかりを盗み、人を傷つけたり殺したりするような、残酷なふるまいは一度もしたことがない。 とは言え相手は盗賊。追い詰められればなにをするか判らないし、ましてや貴重な宝物を持っている富豪達にとっては恐るべき存在だ。 またこの二十面相には妙な癖があった。盗みに入る前に必ず、その日時を記した予告状を送るのである。なんとも大胆不敵、傍若無人な怪盗だった。 ある日のこと、麻布に住む実業界の大立者、羽柴壮太郎の屋敷に二十面相の予告状が届く。羽柴家の家宝である、かつてロマノフ王朝の宝冠を飾ったという大粒の金剛石六個をちょうだいに参上するというのだ。 折りしも羽柴家では、十年前に家出した長男 壮一が南洋ボルネオ島で事業の成功をおさめ、戻ってくるという慶事を控えていた。両親も弟妹も大喜びでそれを迎えようとしている矢先の予告状。立派な青年紳士となって戻ってきた壮一は、予告の日、父親とともにダイヤモンドを収めた金庫の前で徹夜の見張り番をすることとなる。他にも使用人や警察の人間が厳重に警戒をしていた。 しかしそれでもダイヤはまんまと盗まれてしまった。しかも逃走途中に傷を追った二十面相は、その損害を賠償してもらうと称して、まだ小学生の次男 壮二を誘拐し、彼と引き換えに羽柴氏のコレクションである国宝級の観世音像を要求してきたのである。 子供の命には代えられないが、それでもダイヤばかりか仏像まで奪われてしまうとは……と歯噛みした羽柴氏は、名探偵と名高い明智小五郎氏に相談を持ちかけることにする。専門家であれば、なにか自分達では想像もつかない名案があるかもしれないからと。 しかし連絡をとってみると、明智小五郎は現在、別件で外国に行っているとの事だった。代わりに助手の小林を送るからと告げて電話は切れる。そうして羽柴家へやってきたのは、まだ十二三ほどと見える小林芳雄少年で……
ポプラ社から出ている「少年探偵」シリーズの1巻目です。 栞子さんの大プッシュに負けて借りてきてしまいました(苦笑) 裏表紙の小林少年が、予想以上にかっこ良くて驚きました。うんいや、こんなシーン、本編にはないんですけどね。むしろトランシーバーなんてない時代だから、話の中では伝書鳩使ってたりするんですが。
お話は、現在の大人の目で見ると突っ込みどころがいっぱいです。 でも確かにこれは面白い。読んだ子供たちがワクワクと胸を躍らせる気持ちが判りますね! くそう、ちゃんとスれてない子供の時分に読んでおけばよかった(><) うちの学校の図書室にはなかったんだよ!
私はこのシリーズに関する予備知識はほぼないので、てっきり複数の巻で二十面相と明智探偵+少年探偵団の丁々発止が繰り返されると思っていたのですけれど……一巻目で二十面相、逮捕されちゃってますね。そのうち脱獄とかするのでしょうか? 怪盗として一定の美学を持った二十面相と明智探偵との会談は、読んでいて胸が熱くなりましたな……vv 小林少年もけして明智探偵の使いっ走りではなく、彼が不在の折りには立派に代理を務める一人前の助手だというのが素晴らしい。 ……しかしあの時代(正確にはどの時代なんだろう)、子供が普通にピストル持ってても大丈夫だったんだろうか(悩)
そしてこの1巻目では、記念すべき少年探偵団結成シーンもありました。 物語の最初では、助手は小林少年ただ一人なのです(……ってことは小林少年、電話応対して自分で「先生におとらぬ腕ききの助手で、じゅうぶんご信頼なすっていいと思います」って売り込んでたのか/笑)。 ほとんど押し掛けの小学生集団は、しかしラストでしっかり活躍してくれて、そりゃあ読んだ子供達は自分がその一員だったら……って絶対夢想しますよね。
あと、おいおいそれはちょっと反則じゃないかい(苦笑)な赤井寅三さんは、今後も再登場なさるのでしょうか。あんまり何度も使うと本当に反則になる人ではありますけれど、一回で使い捨ててしまうには惜しいキャラクターでもあるんですよね。 気になる所ではありますが、しかし全巻読破するのは、さすがに冊数が多いからなあ……
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No.5516
(読書)
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これが難易度「★」って……
2014年01月26日(Sun)
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新しいマシンでタイピングの練習をしようかと、フリーのタイピングゲームを探してみたのですよ。 で、まあそれは見つかって何度かやってみたのですが、同じサイトに「脱出ゲーム」とかいうのがあったので、何の気なしに手を出してみたのです。 昔「ミスト」とかハマりましたからねえ。謎解きものはけっこう好きです。 まずは雰囲気を見てみようと、一番簡単なものから……
■脱出ゲーム「Switch」 http://neutralx0.net/escape/r1.html
……って、ちょっと待て(汗) これが★1個って、難易度高すぎだろう!? 積み木を3つと謎のメモと紙、棒2本しか見つけられないうちに早くも行き詰まりました _| ̄|○ 棒2本を1個のウィンドウにまとめたところから、にっちもさっちもいきゃしない。 で、もって。 もしかして……と一縷の望みで検索してみたら……ありました、攻略情報。 実はけっこう人気のゲームらしいですね、これ。 できるだけ最小限の情報だけ調べながらやろうとしましたが、後半はほとんど攻略サイトと首っ引きでございました。一番簡単なのでこれじゃあ、続編はどうよ??
とりあえず同じく★1個の【クリスマスなミニ脱出】もひと通りやってみましたが、やはり攻略情報がないとどれもとても最後まではたどり着けません( T _ T ) TOPページにランダム表示されるミニ脱出ゲームも、あと一歩、あと一歩、最後のマークの意味だけ解けなかった……っっっ(悔) これを自力で全部解ける人ってすごいなあ……(しみじみ) あ、ちなみに私は、「ミスト」は自力でクリアしましたが、続編「リヴン」は中途挫折した人間です。「エコーナイト」は流れる曲を聞いて楽譜を書き起こす部分で、どうしても一音だけ聞き取れずに攻略本に頼ったっけ。 あの頃はまだネットとかやってなかったから、攻略サイトで調べるなんてできなかったもんなあ……(懐)
話は変わりまして。 うちは今のブログ風CGIを使い始める以前に、検索もできず、カレンダー表示もなければ最近の記事一覧もない、掲示板のようなシンプルなCGIで2年半ほど日記を書いておりました。 そちらのCGIは、ブログ風に乗り換えてしばらくしたのち削除してしまったのですが、一応過去ログは手元に残してあります。 ときどき「あれやったのいつだったっけ??」と過去の日記を検索する私としては、その二年半分がこの「覚え書き」から欠落しているのがけっこう不便なんですよね……記事を一個ずつコピペで移植するべきか否か(悩) 過去ログデータを確認してみたら、概算で900前後は記事があるっぽいんですよね……しかも写真のUP作業を含めると、どれだけの手間暇がかかるものやら(−ー;) 暇な時を見つけてコツコツやっていくべきか、それとも「それはそれ」と割りきってしまうべきか。 ムウ、悩む……
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No.5517
(電脳)
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勝った! と思ったら……
2014年01月27日(Mon)
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今日も今日とて昨日見つけたパズルサイトでカチカチとやっていたのです。
■ミニパズル【ひよこタワー】 http://neutralx0.net/mini02.html
大小五羽のヒヨコを中間地点ひとつを頼りに、別の巣へ移動させるパズル。
ヒャッホウ! ちょっと手間取りましたが、それでも四回目のクリアで最短回数をマークできました♪
さらに、★2個の脱出ゲームもやってみたのですよ。 「 Sphere 」の方は、壁にあるパネルがまったく見分けられずにまず詰まり、ボックスに穴開けて床に置くなんて思いもせず、さらには鳥の絵が完全にウサギにしか見えなくて鍵が取り出せなかったあたりから、もうほとんど攻略サイトといったりきたり。駄目駄目な出来でございました(しょぼん)
しかし「RGB」はついに自力で解けたのですよ! まあ公式のヒントには頼っちゃいましたけど。それでもついにやったぜ! と思ったのですが。 ……2パターン目の出口が判らない(しくしくしく) どうにかして人形の首をすげ替えるのだろうということまでは予測がついたのですが、何をどうやってもできません。 さんざん悩んだあげくに、ついにあきらめて検索してしまいました(敗北) でもって。 やっぱりそこで詰まる人は多いようで、あっさりとすげ替え方は解りました。っていうか、こんなもん自力で発見できるかーーーーっっっ(ノ-□-)ノ ┻━┻。・;゜・。+ さらにラストのコインも、これ自分では絶対に見つけられません。だってあのドアには入っちゃいけないものだと、固い頭には刻み込まれてるんですもん! まあ、コインを見つけて暗号数字も発見したあとは、すんなり脱出できましたけど……くぅぅっ! 悔しぃい〜〜《o(><)o》
あと「箱入り娘」はLv3がやっと。 ジグゾーパズルも一番ピース数少ない奴を解くのにさえ、だいぶ時間がかかりました。 好きと得意は必ずしもイコールではないということですね……
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No.5520
(電脳)
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2014年01月28日の読書
2014年01月28日(Tue)
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本日の初読図書: 享保二年、大岡越前守忠相が南町奉行の職についてから、様々な不正が正され江戸の庶民たちは大いに喜んでいた。しかし奉行所の一部の人間からは彼の存在は煙たがられているらしく、水面下で不満も湧いているようである。そんな状況で、連続辻斬り事件が発生した。姿を見たものは犬でさえ手にかける残虐なその人斬りを、いつしか人々は「かまいたち」と呼んで恐れるようになる。ある日のこと、医者の娘おようは往診に出た父親を迎えに出て、人が殺される現場を見てしまった。かまいたちだ、自分も殺されると覚悟したおようだったが、なぜか気が付くと一人死体と共に取り残されていた。だが慌てて自身番に駆け込み居合わせた同心を現場に案内すると、もう死体は消えており、これだから若い娘はと叱責を受けてしまう。あれはけして見間違いなどではないと不満をつのらせるおようの前に、元目明しの平太が現れた。越前守によって目明しの存在は禁止されたが、実は越前守自身に使われる特別な探索役「お耳」が存在するのだという。自分はそれであり、おようの目撃証言を信じるから協力して欲しいと平太は告げてきた。喜ぶおようは、しかし真向かいに引っ越してきた新たな住人を知って背筋を凍らせる。新吉と名乗るその男は、確かにおようが見た人殺しの犯人だったのである……「かまいたち」 旅籠梅屋には、毎年師走にやってきて五日ほど逗留する客がいる。伊達様の城下で小間物屋を開いている常二郎という男だ。気の良い男で、梅屋の家族はいつも彼の逗留を心待ちにしていた。それには彼の宿賃の払い方が、いっぷう変わっていることもあげられる。彼は宿賃に毎年小さな干支の金細工を置いていくのである。換金はできない約束なので実質は身にならない支払いだが、そこにはちょっとした事情があった。最終的には十二年かけて十二支がひと通り揃ったところで、それを改めてまとまった金額で買い戻してくれるという。いわば梅家は担保として細工物を預かって、十二年後に利子を含めた預かり料をもらえるという趣向だ。細工物が実に良くできていることもあって、今年の細工はさてどんなものかと、それもまた家族の楽しみであった。ところが六年目になる今年、常二郎が発った後に預かった巳の置物が消えてしまい……「師走の客」 義姉と共に一膳飯屋を切り盛りする少女お初は、道行く商家のお内儀のたもとが血で染まっているのを目撃する。しかし傷はないかと問いかけると、お内儀も周囲の人々もそんな血など見えないと言う。危うく巾着切りと勘違いされかけたお初を救ってくれたのは、通りすがりの武家の老人であった。なんでも植木職人である次兄直次の知り人らしい。後日、お初が岡っ引き六蔵の末妹であると知った商家は、酒樽を持って詫びに訪れた。いまその蝋燭問屋柏屋では、女中の失踪が相次いで、六蔵の世話になっているのだという。いなくなった女中はいずれも謎の病気で寝込んでいる主人の世話をしていたのだが、主人と共にいると自分も具合が悪くなるからと、病が感染るのを恐れていたらしい。兄からそんな話を聞きながら柏屋からもらった酒樽を持ち上げたお初は、激しい頭痛とともにまたも自分にしか見えない不思議な光景を目にした。それは畳いっぱいに飛び散る真っ赤な血しぶき。そして耳も割れんばかりの悲鳴。その声は確かに「人殺し」と叫んでいて……「迷い鳩」 お初達のもとへ、不思議な脇差しがやってきた。六蔵の上役でもある同心の一人、内藤新之助が古道具屋から買ったそれは、夜になると呻き声を上げるという。気味の悪さに眠れず御役目にも支障をきたした内藤は、六蔵へ相談を持ちかけ脇差しを預けてきたのだった。夜になると確かに脇差しは怪しい声を発し始める。六蔵夫婦も直次も何を言っているかまでは聞き取れなかったが、一人お初だけはその言葉を理解できた。「小咲村、坂内の小太郎に伝えてくれ。虎が暴れている」と。しかしこの日の本に本物の虎などいるはずがない。不思議に思いつつも、ひとまず直次が小咲村へと向かった。だが彼の留守の間にとんでもない事件が起こる。とある商家で父親が乱心し、妻と嫁入り間近の娘を斬殺。自らも首をはねて死んでいたのだ。しかも現場には凶器となったはずの刃物が見当たらない。首を傾げる六蔵だったが、惨劇はそれだけにとどまらず……「騒ぐ刀」
宮部みゆきの江戸モノを読もう月間。今回は初期短編集のひとつ「かまいたち」です。 収録作は中短編が四作。うち後半二作は、後にシリーズ化される「霊験お初」のパイロット版です。 うむ、やはり宮部作品は短編集、それも初期の作品のほうが好みだなあ。 表題作は、もう最初から最後まで「お約束」が満載。最初の殺人が起きた時点から、こいつが真犯人で、犯人だと思われてる人はアレやろと分かり切っているだけに、主役のやらかしちゃうあれこれが可笑しいやらいたたまれないやら。オチも秀逸。まさにTVの時代劇SPのようでしたvv 短編「師走の客」は、貧しくとも心豊かに暮らしていた純朴な家族がひどい目に遭わされて……と他人事ながら心を痛めていたら、最後には気持ちのいいどんでん返しがあって、ほんわりできる読後感でございました。 後半の二つは、ミステリとしてはちょっぴりずるい、超常現象が絡むお話。 これはジャンルとしてはどうなるんでしょうね。推理物というには、手掛かりを得る手段がフェアではないので、やはりミステリ風ファンタジーでしょうか。 個人的に直兄さんが格好良くて大好きです。しかしこの人、正式な下っ引でもないのに、いきなり仕事休んで遠出とかして、大丈夫なんだろうか……(苦笑) さて次は正式版シリーズの「震える岩」あたりを借りてきましょうかね♪
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No.5525
(読書)
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先日、自宅前の道路工事で水道の引き込み管を切られてしまい、数時間ほど断水の憂き目を見たとここに書きましたが。 ……今日は電話の引き込み線をやられました。 ええもう、重機で引っかけたそうで、バツンッ、と。 当然、電話が繋がらなくなりました。FAXも駄目です。 おいおいおい、これはさすがに苦笑ではすまんぜよ?? うちは電話とFAXで注文を受けてる自営業なんです。なのに前触れもなく電話が不通になったら、お得意さまからどう思われることか!
……とは言え、そこで強く言えないのが我が家の気風。 っていうか、既に切られてしまったものに文句を付けても、修復作業の着手に遅れが出るだけだと思ってしまうのですよね。 あとこの業界、どこでどう繋がっているのか判らないので、下手にうるさいことを言うと現役の現場職人である長兄に、巡り巡ってなにか不利益があってはマズいという打算もあったりとかして。
そんな訳で本日の我が家は、真っ昼間に四時間半ほど電話が繋がらない状態でございました(ため息) 案の定、あとから「何度も電話かけたんだけど」とか「FAXちゃんと届いてる?」という連絡が……まったく困ったものでした。 この工事で並びの家々、みんなこんな目に遭ってるんですかね。それともうちだけ?? 下手な家を相手にこんな事を繰り返していたら、本気で怒鳴り上げられるぞ、わりゃぁ!?
話は変わりまして。 昨日書き忘れていましたが、車を車検に出したのですよ。 ……実は期限が1月31日でして。 「車検の期限が来ますよー」というハガキが届いたのが、年始休みの頃。そこでなんだかバタバタするからと、泊りがけの新年会から帰ってきたら、そこで整備工場に連絡しようと計画していたのです。 でもって。 車検のことを思い出したのが、先週の金曜日、24日の夕方でございました…… 第四土曜日は、整備工場お休みだよ _| ̄|○
そんな訳で、今度こそ忘れないようにスマホのスケジュール機能で月曜日の朝9時に『車検連絡』というアラームが鳴るように設定しておきました。 そして案の定、鳴るまで見事に失念していた自分がいたり。
しかし電話して「車検お願いします」って言ったら、工場長に開口一番「まだ乗るかや!」って言われちゃいましたよ(苦笑) そりゃあ確かに古いけどさ……良いじゃないか。車なんて動けばいいんだよ。別に遠出やタイムアタックする訳じゃないんだし、市内を動きまわるぐらいならこれで十分なんです〜〜<出費の優先順位が本と電子機器に偏っている
あと声優の永井一郎さんが亡くなられたそうですね。 82才。仕事で出た先のホテルで倒れておられたとのこと。 また一人、昭和の偉大なる作り手が消えてしまいましたか。 ご冥福を祈りたいです(合掌)
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No.5526
(日常)
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片付けられないヒト
2014年01月29日(Wed)
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昨夜いろいろやっていたら、うっかり布団に入ったのが4:47でした。 それすでに昨夜違う……(−ー;)
車検に出していた車が戻ってきました。 でもって、預ける前に車から下ろしていた段ボール箱を積み直そうとして、良い機会だからこれを機に整理しようと思ったのです。 っていうかそのダンボール2箱は、既に年単位でほとんど開くこともないままずーーーーっと車に積みっぱなしになっておりまして。前回の車検時も、確かその前にも、「整理しなきゃなあ……」と思いつつ、そのまま下ろして積んでを繰り返していたのです。 改めて開けてみたら、まあ出てくるわ出てくるわ(苦笑) ほとんどが前の前の会社にいた時に使った参考書関係。あとはポケットティッシュとかポーチが複数。イルカのぬいぐるみ型のボックスティッシュカバーや、色あせた正真正銘のぬいぐるみ(カンガルー)。日に晒されてカチカチになった手袋が数組。中にはいったい何に使ったのか「二の二 かんざきまこと(※実物は本名)」ってマジックで書かれた、母お手製の手提げかばんとかまでありましたよ。これ確か、最初は「一の一」だったのを、進級して二年生になった時に棒を書き足したから、文字のバランスがおかしいんだよな……(懐)
参考書は簿記関係とか、あと「簡単 Windows95 」、「 Windows で使う一太郎5」とかいった、いったい何年前の代物だ、それ? ってな代物がvv
母お手製の手提げやポーチ類は、古すぎて逆に捨てられず、全部まとめて洗濯機行きに。 その他のものは、まだ使えそうなポケットティッシュや書類バサミ、レポート用紙や折り畳み傘といったごく一部を残して、思い切り良くゴミ袋へ放り込みました。45リットル入がほぼ一杯になったよ……
ああでもこれで、数年越しの懸案事項が片付きました! 結局、ダンボールに入っていたもので車の中に残ったのは、折り畳み傘一本だけvv 以前、机の中やロフトベッドの下を整理した時もそうでしたが、とにかく何でも貯めこんでしまう性分なので、不要なものを捨ててしまうと見事に空っぽになるんですよねえ。 とまれ、スッキリできて良かったです★
……しかしたぶん今日車が返されるだろうからと待機していたら、かかってきた電話が「車返しといたで」の事後報告って、工場長(苦笑) 駐車場を見れば、いつの間にかキーを挿したままの車が駐められているし……いくら元身内だからって、ちょっと気安すぎませんか(^ー^;;)<前の前に勤めていた会社の自動車整備部で、今も車検をお願いしている まあこちらも気軽に修理とか点検を頼めるんで、アットホームなのはありがたくはあるんですがね……
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No.5529
(日常)
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先日からちょこちょことプレイしていた Neutral さんの脱出ゲーム、ついにコンプリートしました。
■Neutral 脱出ゲーム http://neutralx0.net/escape/
……「 VISION 」では、ハエトリ草にやられた……しかも二度も _| ̄|○ ハエトリ草の謎にさえ気が付ければ、あとはノーヒントで行けたのに〜〜〜〜《o(><)o》 もうすっごいすっごい悔しいです! ……いや詰まった時にすぐヒントを検索せず、何日懸けてでも自力でやればよかったのかもしれないですけど! でも短気なんですもん、私(しょぼん) 十分間ぐらいなにやっても進展がないと、もう堪えられなくなっちゃうんです……ああ、悔しいなあ。 ようやくこの作者さんの傾向がつかめてきたのに、用意されているゲームはこれで全部おしまい。現在作成中のものは、まだ途中でずいぶん長い間かかっておられるそうで。 そりゃあ、これだけの完成度のものを作られるのだから、グラフィックから謎解きから、大変だろうということは素人目にも察せられますから無理もありません。 はあ、終わってしまったか……
あ、ところでこのサイトさん、ひとつのゲームを終えて新しいゲームを始めようとすると、エラーが出てどうしてもつながらないことがあったりします。その時はブラウザのキャッシュ(特に Cookie まわりなのかな?)を削除するとアクセスできるようになります。ご参考までに。
そして他にも探してみたら、子供向けなので簡単とあったので、こんなのをやってみました。
■ドーラの脱出:ゲームランド:キッズ@nifty http://kids.nifty.com/cs/game/detail/91125000250/1.htm
……全然簡単じゃないよ_| ̄|○ まずグラフィックがシンプル過ぎて、アイテムがどこにあるのかよく判らない。 アイテムを取りきらないままでも次の部屋へ行けてしまううえ、扉が閉じて戻れなくなってしまうので、その場合はバッドエンドになる。 しかも途中で部屋が崩れて死亡エンドもあり。
これってかなりシビアじゃね? 本人がギブアップしない限りゲームオーバーしないのが、正当な謎解きゲームじゃないでしょうか。あとまったく使わずに余るアイテムがあります。他にも使うとバッドエンドになるアイテムとか。 こっちのほうがリアルには近いのかもしれないけど、ちょっともにょる感じでした。ぶっちゃけ一回で完璧にクリアするのはどんな達人でも絶対に無理だと思います。
でもって、さらにこちらとか。
■BIANCO-BIANCO -TITLEs http://biancobianco.pupu.jp/
なかなかシンプルで面白いものが多数揃っています。 何故か読み込めないものもたくさんありますが(しくしく) ただクリックの位置が少々タイトで、ほんっとーに細かいところをクリックしないと画面が切り替わらなかったり、組み合わせのあっているアイテムでもなかなかくっついてくれず「あれ、やっぱり間違い??」ってな感じで試行錯誤を繰り返してしまったりとか。 そしてたとえ一度開いてみた場所でも、後にアイテムを得たりボタンを押したりした後にもう一度開いてみると、新たなアイテムやメッセージが出現していたりするので要注意です。 ゲームオーバーはありませんが、普通の脱出とグッドエンディングの複数分岐エンドのあるものが多い模様。 画面が少ないコンパクトな作りなので、短い時間で楽しめるかと。
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No.5532
(電脳)
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更新情報(2014年01月31日)
2014年01月31日(Fri)
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「閲覧室」の「オリジナル小説書架」で「骨董品店 日月堂」のDL版を更新し、「神秘の国」〜「同族相喰」までのファイルを追加しました。 いつものように、TXTファイルとHTMLファイルの両方をZIP形式で圧縮してありますので、お好みの方をご利用下さい。 なお今回はメールフォームの記述やリンクURLの変更など、ほぼすべてのファイルに手を入れたので、「最新版のみ」は上げていません。既に旧版をお持ちの方にはお手数をおかけしますが、改めて全話ダウンロードし、差し替えるかフォルダごと上書きしていただければ幸いです。
そして番外編の「神秘の国」が入っているという謎は……ええうん、最初は外していたんですが、よく見たら番外編のくせに、目次で「第十二話」ってナンバー振っちゃってたんですよ、ははは(乾笑) 抜いたら通しナンバーが飛んじゃうじゃん _| ̄|○ そういうわけで、番外編のくせにDL版に入っています。 むしろ今後の展開を考えると、「ソラノナミダ」のほうが……(ごにょごにょ)……まあ、あって困るものでもないでしょうから、入れておきます(どーん)
あとDL版についてのページで、おすすめソフトにひっそり PageOne を追加したりとか。 うん、 smoopy も非常に使いやすく個人的には手放せないソフトではあるのですが、めっきり開発が止まってしまっているので、今後 Windows8 などでも使っていけるかどうかが判らないんですよね……あとうちのDL版を読むぶんには関係ないんですが、第三・第四水準漢字に対応していないのも地味にネック。
……起動がめっちゃ早いのと複数スタイルを手軽に切り替えて使える点では、 smoopy に軍配が上がるんですけどねえ。 ぶっちゃけ私は最近、入力中テキストの原稿用紙枚数換算には、自作ツールより smoopy を愛用しているぐらいでして。テキストエディタのツールに登録して、コマンドラインから原稿用紙モードで起動してやれば、《 》で書いてるフリガナをちゃんとフリガナ表示してくれるぶん、より正確な枚数計算ができるのですよ。 ああ、ここらへんのTipsも、そのうちちゃんと紹介してみたいなあ……
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No.5533
(更新)
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2014年01月31日の読書
2014年01月31日(Fri)
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本日の初読図書: はい、霊験お初のマンガ版です。 むかーし雑誌掲載していた時に存在は知っていたのですが、当時は宮部さんにあんまり興味がなかったので、さらっと流していました。今になって原作を読んだので、思わずポチッとな(笑) 収録作は「迷い鳩」と「騒ぐ刀」の二作。 なんか直兄さんの描写に異様に力が入ってるvv キャラデザがいかにも二枚目で、さすがにここまで来ると直次ファンの私でも笑えてきます。個人的には、幕間に試し書きされている、黒髪の月代バージョンの方が好みかもなあ(本文は白髪で前髪あり)。 っていうか、いくらなんでもシスコンが過ぎるかろう(苦笑)<そんなにほいほい妹に抱きつくなって お話は一部の改変を除けば、おおむね原作の流れに忠実です。最初にお初を助けに入るのがお奉行様じゃなく直兄さんだとか(続けてお奉行様もご登場なさいます)、医者への聞き込みに行くのが六蔵兄さんじゃなく直兄さんだとか、刀匠の娘が結婚してなくて独身だとか、事件の数が微妙に減ってるとか、刀を寺に埋めたのが刀匠本人だとか、最後の締めがお奉行様の代わりに直兄さんだとか(笑) 倒れたお初を心配した六蔵兄さんが、「病気じゃねえんだから」とそっけなく言いつつ、使ってる箸が左右テレコになってるあたり、妙に微笑ましかったvv あと画面の細部にこだわりがあるのは良いですね。 姉妹屋の看板がちゃんと「鬼と姫二人」だったり、立ち回りの最中に小太郎の耳が切られる場面が入ってたりとか、けっこう細かったです。 さて、このシリーズ続編がまだ出てるんですが……まずは原作を読んでからかな……
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No.5534
(読書)
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アンティーク好きなんです
2014年01月31日(Fri)
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先日、PCを買い替えたのを機に、マウスパッドを百均のフォルダケースに適当なイラストを挟んだものに代えました。 リーズナブルな上に、気分で手軽に絵柄を交換できるのが便利なところ。 そして使い始めてはや二ヶ月。ネット上をウロウロしていたら、なかなか好みな画像を見つけたので、入れ替えてみました。
ふふふ、アンティーク古地図の風合いは格別ですが、中でもやはり極東は馴染み深く、海岸線も複雑で良いですなvv ちなみに元の画像はカラーだったんですが、セピア系が好みなのでフォトショでちょっといじりました。 書かれている文字はスペイン語かポルトガル語……あたりでしょうか? となると江戸末期あたりに、ポルトガルとの交易とかで使われたやつかなあとか、空想が広がります。 イメージ的には「JIPANG」的な感じですが、良く見ると日本列島の上には「NIPHON」と書かれています。あと関東のあたりに「edo」とあるので、江戸時代であることは確定か。私の知識で読み取れるのは、他に「Yechigo(越後)」と「noto(能登」ぐらいです(苦笑) ……中国地方のど真ん中に、ひときわ大きく書かれてる「MEACO」って、なんだろう?? 隠岐の島が意外と大きかったり、北海道が朝鮮半島と同一視されている(?)あたりも、当時の情勢に思いを馳せるとおもしろいところかとvv
夜は無性に眠たくて、ペケポン見ながらこたつで落ちました(−ー;) 21時頃に起きた後は、入浴済みだったことを幸い、そのまま布団へGO。 日記は翌朝書いております。土曜日にこんなに早く起きたの、久しぶりだ……(苦笑)
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No.5535
(日常)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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