よしなしことを、日々徒然に……



 2013年07月02日の読書
2013年07月02日(Tue) 
本日の初読図書:
4041007879もののけ侍伝々2 蜘蛛女 (角川文庫)
佐々木 裕一
角川書店 2013-04-25

by G-Tools
角川文庫から出直していることを知らず、1巻目はうっかり静山社の旧版を買ってしまいましたが、2巻目はしっかり新しい方を購入。こっちの方が表紙絵のタッチも綺麗だし、ページ数はほぼ変わらないのに背表紙の厚さが三分の二ぐらいで、買った本の置場に困っている人間としてはありがたいです。
内容は、今回も読み切り連作の形を取った続き物。
前半が蜘蛛女パートで、後半が大奥のあかずの間を舞台にしたパート。
ライトな語り口に安心していると、けっこうざくざく人が死んでいきます(汗) まさかあんな人の良い侍女さんまで……
そして前半は東嵐寺、ポカミスしまくりであんまり役に立っていないような気が(苦笑) 出雲守が助かったのって、完全に本人の伎倆だよなあ……

今回も謎の怪僧 厳道が暗躍し、普通に存在している様々な妖異を刺激して暴れさせては、徳川の代に仇を為そうとしています。
そして最後にはついに東嵐寺達の前に姿を現して、「貴様の里を焼き払うてくれる」とか言い放って消えてゆきました。ということは、次回は三次が舞台なんでしょうかねvv
この物語のベースとなったという、三次の妖怪伝説「稲生物怪録」についても、調べてみたいところです。三次ではメジャーな昔話なんでしょうかね??

追記:
調べてみました(笑)

■稲生物怪録 - YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=HiXuD9iy2xg

3巻のサブタイトルが「たたり岩」なので、この動画を見ておくと楽しめるのではないかと期待してみたり。

「化け物の花嫁(ムーンライトノベル)」〜胎動
 http://novel18.syosetu.com/n7133bq/

貴族の私生児として生まれ、農民として育った少女。
その生まれ故に貴族にも結婚にも夢を持てなかった彼女は、ある日突然、誘拐も同然の扱いで父親の元へと連れてゆかれる。そうして告げられたのは、政略の駒としてある侯爵家へ嫁げと言う命令だった。
「お前が嫁ぐ相手は、人を殺すことしか能のない、醜い化け物のような男だ。前妻も醜い夫に嫁いだことが原因で、気が触れて死んだと聞いている。女であれば、文句などないだろう。ましてこのグロスハイム家の娘であるのだ。貴族の娘を娶ることができるのならば、あの化け物に不満があろうはずもあるまい」
吐き捨てる『父親』の言葉に、彼女の心は凍りつく。やはり貴族など嫌いだ。そして幸せな結婚などできるはずもない。
そう思った彼女だったが、実際に結婚した夫は、幼い頃に煩った病のせいで容貌こそ醜かったものの、とても理知的で優しく接してくれて……

R18設定いるのか?? という位の、じれじれラブラブなほのぼの恋愛物語。
多少のすれ違いはありますが、基本的にすぐ解決するし、もう砂吐きそうなほど甘甘しく糖度が高いですvv
本編完結済で、現在は番外編を投稿中。

「パン職人が、はぐれた勇者を拾いました。(小説家になろう)」〜女神様の長い1日 後編
 http://ncode.syosetu.com/n3446bp/

駆け出しのパン職人の青年が、ある日うっかり拾ったのは、異世界から飛ばされてきた勇者様。作ったパンを気に入られ、懐かれたあげく、気が付けば戻る勇者へ巻き込まれて異世界へ。
こうなったらここでパン屋を開くしかないと気炎を上げるパン職人と、押しかけ見習い店員と化した元勇者のほのぼの(?)FT。
【魔王に限りなく近い勇者】、【聖剣に選ばれなかったら魔王になっていた】、【合法的破壊者】と一部で呼ばれるブラック勇者が、主役には懐いているのが微笑ましいです(笑)
No.4914 (読書)


 2013年07月03日の読書
2013年07月03日(Wed) 
本日の初読図書:
「きっとよくある転生のお話(小説家になろう)」〜きっとよくある学園のお話03
 http://ncode.syosetu.com/n1248q/

普通の女子高生だった少女 美奈は、学校帰りにナイフを持った男に襲われ殺害される。そうして気が付いたときには、お約束通り異世界へと生まれ変わっていた。
この世界には魔法があるらしい。魔道具職人の母に教わったところ、紋章と呪文を組み合わせて発動させるのだという。現存する紋章は500とも600とも言われており、それら全てを覚えている者は殆どいないそうだ。また、呪文はこの世界では使われない発音のため、呪文文字という文字で記される。呪文文字は全部で46種類で、小さくした文字なども使われる。
……って、あれ、この紋章って、漢字? っていうか、呪文文字ってカタカナ??
炎と書いてファイアーって、呪文は英語ですか!?
ツッコミどころ満載だったが、彼女にとっては大きなアドバンテージだった。
そんな彼女は少しずつ魔法を訓練し始めたのだが、親友の少女シオンが強大な魔力を持っていることが判明し、強制的に学園へ入学させられることとなった。これも良い機会だからと、彼女 ―― ミーナも入学を決める。ただし平民の彼女に授業料など払えるはずもなく、成績優秀上位五名のみが受けられるという、特待生狙いでゆく。
さらに友人の少年レグルスも加わって、彼らは同じ町から三人もの特待生を出したと言うことで、注目を集めることとなる。
しかし彼らには、お互いにすら言うことができない、それぞれの秘密を持っていて……

んー、まあお約束のテンプレ異世界転生チート?
何故か連載中のまま途中で止まってます(しょぼん)
ちなみに第一部終了段階でのキーワードは「転生者」「男の娘」「元神様」。
……なんてカオス(笑)
No.4917 (読書)


 トックリに非ず
2013年07月03日(Wed) 
数日前、母が庭にトックリ型の蜂の巣がある! と言い出しました。
既に日も暮れ始めた薄暗がりの時間帯。それでも長兄が職人用のヘッドライトで照らしてみたところ、玄関脇の木の枝に、確かに先端がすぼまった花瓶みたいな形の、直径10センチほどの塊がありました。

「トックリバチよね」
「トックリバチだな」
「トックリ……バチ??」

最後が私です。
あるぇー? トックリバチの巣って、もっとちっちゃくなかったっけ??
泥でできてて、中には幼虫のエサ用の青虫がみっちり詰まってるって、子供の頃に図書館で読んだような……と反対意見を述べるものの、家族の間ではトックリバチで結論がついてしまいました。

さらにトックリバチだったら葉っぱを食い荒らす青虫を取ってくれるし、人も刺さないはずだから放置しても……という意見も聞き流され、棒を使ってあっさり叩き落とされる巣。
割れたドーム状の壁の中からは、青虫ではなく、アシナガバチのそれに良く似たハニカム構造の巣が出てきました。それぞれの小部屋に3センチ位もある蜂の子が、十匹ぐらい蠢いております(怖)
やっぱり違うよ! これトックリバチ違うよ!! と主張する私をよそに、蜂の子は鳥の餌にでもなるだろうとそこらにまき散らされ、駆除は終わりました。

そして本日。
母がいきなり、「ちょっと『コダカスズメバチ』について、まとめて印刷して!」と頼んできました。
いったい何の話かと思いつつ、パソコンで検索してみました。
母よ……「コダカ」じゃなくて「小型」スズメバチや(−ー;)
いや、問題はそこではなくて。

■コガタスズメバチ
 http://www.8hiro.com/kogata.html

ほらーーー! やっぱりトックリバチじゃなくて、スズメバチだったんぢゃんっっっ!!!
壊した巣が泥じゃなくて、木の繊維でできてたから、絶対違うって言ったのに(><)
どうやらコガタスズメバチの女王が作る初期の巣が、こういう花瓶を逆さにしたような形をしているそうです。そして働き蜂が生まれてくると、首の部分が囓り取られ、良く見られる球状の巣になるそうで。
確かに中から出てきた幼虫の入っている巣は、まだ一層しかありませんでした。
つまり第一世代の働き蜂が、成虫になる寸前だったというわけですね?

あ、あっぶなーーー(汗)

スズメバチとしては比較的大人しい方だそうですが、それでも一度巣に刺激を与えると、それ以降警戒心が高まり近づいただけで攻撃を受けることもあるとのこと。そうなると、これでもかというぐらい働き蜂がワラワラ出てくるって……門扉の横の木の枝なんて、通りすがりに絶対身体とかぶつかるよ!!

母よ、良くぞ早いうちに見つけてくれた……(ため息)

感謝を込めて、適当な画像と情報をピックアップ、A4用紙1枚にまとめて印刷しました。
さらに壁際に巣があるジグモ(地蜘蛛)についても以下同文。
先日のヒヨドリやタヌキの写真&資料もプラスして、『身のまわりにある自然』という名目で、ガールスカウトの子供達に講義する資料にするのだそうな。

やー、しかしインターネットって本当に便利ですな……
ずーっと昔に、やはりガールスカウトでハワイの人達との交流をするからって、部屋の飾り付けをするためにハイビスカスの花の形状とパイナップルの実の付き方を調べた時の苦労と来たら、もう。わざわざ身体が空く週末を待って図書館へ行き、いろいろ資料をあさったあげくに、有料でコピーしてもらいましたっけ。
それに比べたら、家にいながらにして、わずか十数分でフルカラー資料ができあがるのだから……そりゃあ世の大学生が、コピペでレポート作成するってもんですわ(しみじみ)

話は変わりまして。
風呂場の給湯器がそろそろ寿命だというので、本日工事の人が来て交換されました。
まあ本当に長年使っていたし、今のところ支障はないものの、それでも壊れてから慌てるよりも良いのかも?
No.4918 (日常)


 2013年07月04日の読書
2013年07月04日(Thr) 
本日の初読図書:
4072909890竜殺しの過ごす日々 7 (ヒーロー文庫)
赤雪 トナ 碧 風羽
主婦の友社 2013-06-28

by G-Tools
WEBから書籍化の代表作。
とりあえずWEB公開分はこれにて終了なようです。活動報告によれば番外編は紙書籍にしないとのことでしたが、番外1(三年後)が一部収録されていました。主に黄金竜・白竜・護国竜に頼まれごとをするあたりと、邪神の解放まわり。
特に邪神の解放エピソードについては、オンライン版と異なり、WEBでの「邪神から力を吸い取った男を幸助が倒す」→「力の弱った邪神からウィアーレがゆがみを引きはがす」という流れが、ミタラムの未来予知による予定していた未来に過ぎず、実際には想定外の出来事により、異なる展開に変わるというストーリーになっていました。これは今まで見捨てずお布施買いをしてきた、WEBからのファンへのサービスでしょうか(笑)
イラストも当初に比べると、ずいぶんと上達してきたというか。巻を重ねるにつれて、無駄な女性キャラばかりではなく、男性キャラや途中で助けた子供、名を語られるほどではないけれど活躍した戦闘員といった、幅広い人達がカバーされるようになりました。
今回はコーホック(推定)が見所ですね。あとはシェジン(セクラトクスの弟子の少年)といった、地味だけど重要なキャラがイラスト化されてくれたおかげで、話がイメージしやすかったです。
そして幸助の顔立ちがちょっと大人びたように思えるのは、やはり作中で三年という時間が経ったからでしょうか?
三年後ってことは、もう二十歳を過ぎたってことですもんね。
……文中でその「三年過ぎた」ということをなかなか明記しないので、書籍版しか読んでいない人には、いささか判りにくい部分もありそうだなあと思うんですが。時系列も、前半はかなり前後してますし。

ストーリーについては、ページ数の関係でしょうか、書き足しエピソードがこれまでで一番多かったような気がします。
エリスさんを蔑視する魔族のちょっかいとか、幸助がこちらの世界に落ちてきたときに何があったのかの説明。そしてもう元の世界には戻れないと確定するあたりの流れが、だいぶ書き足されています。1〜2巻の頃にちょこちょこ挟まっていた謎の夢についても、ようやく理由が明かされたし、WEB版で感じていた物足りなさが、少しは埋まった感じですかね?
ただ幸助が落ちてきた時の展開については、どうもこう、アレだ……某WCCに重なるものを感じてしまうと言うか(苦笑)
出た時期が重なっているのも悪いんでしょうが、母などはたまにどっちがどっちか判らなくなっている模様<竜殺しとWCC

なろうでの活動報告によれば、もう三冊分ほど続きを書かれるそうです。っていうか、もう本文は書き上げて、編集段階に入っているらしいんですが。
全体的にちょこちょこと書き足されていた割には、冥族女王の件が尻すぼみ気味だったりと、未だ消化不良な部分がまだあるので、そのあたり続刊で解決されることを期待したいです。
No.4919 (読書)


 一度入れると切れない
2013年07月04日(Thr) 
……はい、エアコンの話です。
まあ自室ではまだ卓上扇風機でしのいでいるのですが。その代わり居間にいる時間が飛躍的に増えております。
除湿だけでこんなにも過ごしやすいとは……っっ
寝間着も長T+ジャージのズボンから、甚平に替えました。寝る時には、部屋の窓と扉を開けっぱなしです。
さて、いつまで自室のエアコンを我慢できるかな……?
No.4920 (日常)


 2013年07月05日の読書
2013年07月05日(Fri) 
本日の初読図書:
4062753987ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル (講談社文庫)
今野 敏
講談社 2006-05-16

by G-Tools
幽霊が出るという、とあるマンションの一室。
心霊番組を収録するべくそこで取材していたTVスタッフの一人が、翌朝やってきた同僚に死体で発見された。川那部検視官は、夜の間にそばにあった脚立からころげ落ちて、首の骨を折った事故死だろうと判断する。
しかしSTの面々は、現場や死体の状況から、事故ではない可能性を感じ取っていた。川那部に対して以前から反感を持っている桜庭所長は、見返してやりたいという気持ちも後押しして、所轄へと手を回し、STと共に捜査を続行するよう要請する。
そうして浮かびあがってきたのは、スタッフ同士の意見の対立や、出演タレントとプロダクションの人間との三角不倫などなど。人間関係は複雑に入り組んで、誰にも動機があると考えられた。
さらにはTV出演もしている有名霊能力者 安達春輔が、これは地縛霊による霊障だと主張して ――

STシリーズ第二期。色シリーズとも呼ばれる五冊の1巻目です。タイトルからもお判りの通り、今回は文書・プロファイリング担当にして秩序恐怖症の美青年、青山翔にスポットが当たっております。
とはいえ、視点は相変わらず百合根キャップがメイン。あとは別視点として、事件関係者の下っ端AD戸川一郎のターンもありますが。
そして今回登場の所轄刑事 北森係長は、割と最初の方からSTに好意的というか、変人青山さんとも話が弾む感じで良い関係を築いていました。捜査官サイドと険悪じゃない展開ってのは、シリーズ初なんじゃないかな?
ああでも、そういう関係に到った功労者の一人として、私は百合根キャップに一票を入れたい。最初はキャリアとしてちょっと敬遠されていたっぽいのにもめげず、ちゃんと所轄のベテラン刑事を立ててわきまえた捜査を行ったのが、北森さんの心の壁を取り払ったんじゃないかなあ、と。
……ちなみに北森係長は名字に植物(?)が入ってるから、今後も味方サイドとして登場してくれないかと期待してみたり<ST側に立つ重要キャラには、基本的に植物に関係する文字(百合とか菊とか桜とか枝とか)が入っているっぽい

今回の物語は、心霊現象というミステリーとは対極にあるものがストーリーの柱になっています。
……しかしそこで、心霊現象を科学考証で滅多切りにするのではなく、「今回はそうだったかもしれない。けれど霊の存在なしには説明できない現象も確かに存在する」という想像の余地を残してくれているのが、読んでいてなんとなく好印象でした。
こういう話を読むとつい、日月堂シリーズで人の好い刑事さんが怪奇現象トラブルに巻き込まれて右往左往、とかさせてみたくなりますねvv ……警察の勤務状況なんて判らないから、とても書けませんけど(苦笑)
写真を撮りに行った先で事件発生。警察に不審者扱いされる卯月さんと、たまたま居合わせて同業者として意気投合した和馬さんとの、凸凹コンビネタとかもあるんだけどなあ……

ともあれ、今回も楽しく読めました。
次は赤のファイル=赤城さんメインか……さて、ポチってこようかな……vv
No.4927 (読書)


 2013年07月06日の読書
2013年07月06日(Sat) 
本日の初読図書:
「ラミアの森(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n1966bn/

ママサの街に住む薬師ゲルツルードには、幼い頃から不思議な『声』が聞こえていた。他の人間には聞こえないその『声』は、誰も知らない病やケガの対処方法を教えてくれるのである。さらには勝手に体が動き、様々な薬や治療に必要とする道具を作り出すこともあった。
農家の六男にすぎない彼が、若くして薬師として店を構えることができたのは、それ故にだった。消毒に酒を使うことや、食中毒の対処、壊血病患者に与えるためのもやしの栽培などは、その世界では誰も知らない新たな技術だったのだ。
特に狂犬病のワクチンは、多くの獣人が住むこの世界で、画期的と呼べるものだった。これまでは感染者に咬まれたら最後、絶対に助からないと言われていた病気から、かなりの確率で救えるようになったのだ。
しかし ―― その技術を聞きつけたマナドの街から、兵隊が派遣されてきた。彼らはこちらの意志も無視して、ゲルツルードをその技術もろともマナドへ連れ去ろうとする。しかし優秀な医者を奪われることは、ママサにとっても重大な損失となった。困惑しなんとか追い返そうとするママサだったが、マナド兵達は市場を略奪するなどして、二つの街の関係は一気に悪化してゆく。
そしてついに兵達からの実力行使に遭ったゲルツルードは、街を出て近くにある森へと逃げ込んだ。
森には蛇の獣人ラミアが住んでいる。他種族から疎まれ迫害されているラミアだったが、ゲルツルードは常々そんな彼女達にも偏見なく接し薬を売っていたため、友好関係を築いていたのだ。
他種族の特に『男』を獲物(エサ)とするラミア達は、ゲルツルードの求めに従い、戦争においても様々に力を貸してくれる。
やがてゲルツルードは、脳内に聞こえてきた『声』の主の正体を知った。そしてその持つ知識を駆使して、対マナド戦を指揮したり、ラミアと他種族の共存を模索したりしてゆく ――

完結済の異世界転生チート。
作者様いわく昨今テンプレとして広まっている異世界ものの世界観に、いろいろと引っかかる部分があるので、自分で書いてみたとのことです。この作品は主に「なぜ狂犬病が存在しない」「なぜ異種族との間に生殖隔離が働かない」を追及したのだとか。
なのでけっこうえぐかったりする場面もあります<ウサギの脳味噌や脊髄すりつぶしてワクチン作ったり、ラミアの生殖方法がアレだったり
ああ、あと爬虫類が生理的に駄目な人にはキツイかも? そしてハーレム要素もあります。

個人的に、異世界ものに科学的ツッコミを入れるジャンルはけっこう好きなので、なかなか楽しめました。ラストがちょっと駆け足ですが、終わり方は面白かったです。
No.4928 (読書)


 うん、なんて言うか
2013年07月06日(Sat) 
……どうか阿呆と呼ばんで下さい(苦笑)
お前もう録画したの持ってるやろとのツッコミもあるでしょうが……例によってネットをうろうろしていたら、ついうっかり中古で安いのを見つけちゃったもんで……(^ー^;;)ゞ
しかもうちで録画していたのは、アナログ放送で折角の迫力シーンが微妙なうえ、父が複数の映画をなんの脈絡もない順番でブルーレイにぶち込んで積み上げているので、見ようと思ったときに探し出すのも大変&自室のDVDプレイヤーで見られないとか、いろいろ事情がありましてですね

まあ、そんなわけで。
通算で三度目の視聴になる赤壁レッドクリフです。とりあえず本日は1だけをば。
……ふふふふふ、やっぱり買って正解だったかも。
ノベライズや余所様での感想を読んであれ? と思ったこまごました場面が、ちゃんと収録されていました<孔明さんが羽団扇でハトをあおいでるシーンとか、急所が違うからハトは失神させないでくれって台詞とか<ハトばっかりか
良く考えればそうだよなあ。TV放送時には長くても二時間半ぐらいの枠だったと思うんですが、そこからCMをカットすると、正味の尺は多く見積もっても120分が良いところでしょう。しかしこのDVDでは本編が147分あります。つまりTV放送では実に三十分近くがカットされている計算な訳で。
そのほとんどは戦場の俯瞰とか、遠くの風景をゆっくり流してゆくといった、ストーリー上なくても問題ない部分ではあったのですが。しかしやはりそこを削られると、全体的なリズムが作り手の意図したものとは異なってくるのですよ!<創作者の端くれとしては、視聴する時だってこだわりたい
だいたい戦場シーンで方陣とか楔形陣が動いていく場面とかって、むしろそここそアジア系戦記物のキモじゃないですか??

さらに三度目になってくると、キャラクターの見分けもしっかりできるようになってきて、なお楽しく。
それに前回見たときには、まだ柴錬版しか三国志の知識がなかったけれど、あれから岩波版・武将辞典・北方版と読み進めてきた結果、物語の背景に流れる歴史的ポイントとかも掴めてくると、なおいっそう面白くなってきてvv
やー、それにしても北方版「長坂坡の戦い」を読んだ後にこの映画を見ると、ほんっっとーーーーーにっっ、劉備が情けなく見えるなあ(苦笑)

ちなみに私はこの映画を、「壮大なパロディ二次創作」だと思っています。
ジャンル的には「捏造ありのパラレル系。オリキャラ注意で、カップリングは周×小+孔×尚」でしょうか。
三国志エッセンスを寄せ集めつつ、作り手の好き勝手に再構築したパチモンです。
……本家(含演義)ファンには、この映画、評判悪いらしいですからねえ(苦笑)
こだわりがある人ほど怒るだろうと言うのは、だんだん判ってきました。
私は好きなんですけどね!
それぞれの友情とか恋愛とかの他にも、お約束キャラである関羽の戦闘シーンの神がかりッぷりとか。張飛の雑兵ワシ掴んで放り投げまくりとか、無茶すぎるところほど逆に本家に忠実ってのがまたvv
ああでも張飛の武器が蛇矛じゃないのは、ちょっと残念なところですね。関羽の青龍偃月刀は外せないところだから、映像的に長モノが被るのを避けたんでしょうか……?
No.4929 (映像)


 縦書き表示で読むには
2013年07月07日(Sun) 
オンライン小説を読む際に、慣れていないと横書き表示は辛いという話を耳にしたので、ちょっと探してみました。

横書き表示のページを、縦書きに変換してくれるサイトです。

■縦書き閲覧スクリプト 『Vertica』
 http://gogyoka.com/cgi-bin/tateyomi2/tateyomi1.html

■テキスト縦書き表示
 http://index.ok2nd.biz/tategaki-set

どこも読みたいページのURLを入れて、ボタンを押すだけで縦書き表示にしてくれます。フリガナにもちゃんと対応。
……ただ惜しむらくは Internet Explorer には対応しているけれど、 Opera ではうまく動いてくれないことでしょうか(しくしくしく)<私はメインブラウザが Opera
特に二番目のサイトは、 Opera で見るとIEよりもむしろ奇麗に表示してくれるのに、全体が90度傾いているという残念ぶり _| ̄|○
なんとか画面表示そのものを回転させる方法はないかと探してみたのですが、あいにく見つかりませんでした。 私のノートは CTRL + Alt +矢印キーも対応していないらしい……

2013/07/08追記:
↓こちらが、OperaにもIEにも Android スマホにさえ対応しておりました!
素晴らしいvv

■竹取 Web
 http://taketori.org/


他にはページ全体を縦書きにしてくれるブラウザなんてものも存在するようです。

■影鷹 (kagetaka.org)
 http://www.kagetaka.org/

こちらもルビタグには対応してくれている模様。
んー、でもわざわざ新しいソフトを入れるのは、ちょっとハードル高いですよねえ。開発も微妙に止まってるっぽいですし。

ちなみに私は smoopy という縦書きテキストビューワを愛用していたりします。

■Vector:smoopy - お勧めソフトPickUP
 http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw5/pw005582.html

これは基本的にDL保存してあるテキストファイルを紙書籍のような画面表示で読むためのソフトなんですが、「URLを開く」という機能を使うと、WEB上にある小説も、いちいちDLせずに読み込むことができます。ただしレイアウトとか画像は飛んでしまうので、本当に文字しか表示されないのですが。とは言え小説を読むだけならこれで充分です。
それにフォントの種類や文字色やサイズ、背景色に行間なども好みに合わせて細かく調整できるし、読みかけの位置を記憶してくれたりもするので、慣れると本当に手放せません。
個人的に一番オススメです。
……ただ、XPより後の Windows に対応しているのか、判らないのがネックなんですがね……

追記:Win8 で使用されているというブログを確認

ネット全盛となった今の時期には、なかなか縦書き表示というのは需要が少ないのかもしれません。
私自身、読むのは縦書きが好きなんですが、書くのはもう横書きじゃないとうまくキーを打つ指が動いてくれないしなあ……

今日はレッドクリフIIを視聴。
んー、こうやって見直してみると、やっぱり孔明さんは劉備と周瑜の「敵を騙すにはまず味方から」の裏事情を知ってたっぽいかなあ。あとやっぱり周瑜の奥さんは、自殺するために剣を抜いたんじゃなく、曹操に斬りかかろうとしてたんだな。だってお腹に子供いるのに、自殺するタイプじゃないもんね、あの人。
No.4930 (電脳)


 2013年07月08日の読書
2013年07月08日(Mon) 
本日の初読図書:
「喫茶店のマスターは情報屋(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n3600x/

現代ファンタジー(?)
謎の喫茶店マスターが、様々な人々の『秘密』と引き替えに、真実のかけらを渡してくれます。けれど『真実』が人を幸せにするとは限らない。そんなお話。
完結済。

「異世界だろうと綺麗なものには価値が生まれるんだよ!!(小説家になろう)」〜phase15 襲撃
 http://ncode.syosetu.com/n5573br/

まあありがちなトリップもの。
スキルが少々変わっています。

「ジョブ世界へのトリップライフ!(小説家になろう)」〜第二十四話 王子と謎の人物
 http://ncode.syosetu.com/n6742br/

異世界トリップしたら三歳児になってました。
やっぱりチート能力が付いてますが、努力でそれを開花させてます。
No.4936 (読書)


 タグの記述はちゃんとしよう
2013年07月08日(Mon) 
昨日に引き続き、横書き表示のページを縦書きに変換してくれるサイトについて、追加です。

■竹取 Web
 http://taketori.org/

実は一番の有名どころで、IE以外のブラウザどころか、スマホにまで対応しています。しかも文字サイズや行間のカスタマイズも可能なうえ、ブックマークレットまで用意されているので、それをお気に入りに登録しておけば、「このページを縦書きにしたい」→「お気に入りをクリック」→「縦書きに変換される」→「しかもページを移動しても、引き続き縦書きで表示し続ける」という素敵サイトです。

では何故、そこを昨日紹介しなかったのか。
それは自サイトで動作確認してみたところ、振り仮名のついた文字がその親字ごと表示されないという、致命的な欠陥があったからです。
うちの小説はルビタグを多用しているので、これでは文章が全く意味不明になってしまいます。なので涙を飲んで、このサイトの使用はあきらめていたのですが。

が、です。

コメント欄から『自分が試したページ(小説家になろう内)では竹取Webルビふつーに表示されました、Operaでも』という御指摘をいただきまして。
試しに「小説家になろう」で動作確認してみたら、確かにちゃんとフリガナが表示されるんですよ!

何故に!?!?

とハテナマークを飛ばしつつ、表示されるページとされない自サイトのページを、ソースレベルで見比べてみました。

結論。
ルビタグの書き方が違ってました _| ̄|○

私は「なくても問題ない」とされていた <rb> タグを、省略して記述していたのです。
試しに一箇所だけ <rb> を追加してアップロード。竹取 Web で変換してみました。

……ちゃんと縦書きでフリガナ表示されるよ……(遠い目)

タグは省略せずに、ちゃんと記述しようという良い教訓になりました(しくしくしく)

ええ、修正しましたとも、今ある全ページ!
ちなみにおよそ 16,000 箇所・400ファイルありましたさ!!
一括検索置換ソフト万歳!!

……一括処理したので、もしかしたら表示がおかしくなっているところがあるかもしれません。
そう言ったところをみつけたら、無記名でけっこうですので、ここのコメントなりヒトコトフォームなり拍手なりから教えていただけると、大変助かりますです <( _ _ )>
No.4937 (電脳)


 久しぶりに
2013年07月09日(Tue) 
病院帰りに古本屋へ立ち寄ったら、よしながふみさんの「大奥」が1〜8巻までずらりと並んでおりまして。
……3巻までは持ってるんですが、続きは切ない展開が多そうだし、買うのはアレだけど読んではみたいなあ……と常々思っていたもので。

はい、立ち読みました。4〜8巻まで5冊一気。

久しぶりの長時間立ち読みは、さすがに疲れた……(苦笑)
途中で母から「行き倒れてない?」とメールが入るぐらい、立ちっぱなしでした。
でも面白かったので満足。
やー、このシリーズは本当に予想外の展開をしてくれるというか。最初に連載が始まったときは、水野さんの成り上がりものかと思ったら、あっさり一冊で退場しはるし。
犬公方 綱吉編を雑誌で最初だけ読んで、我が侭な将軍の話なんだなと以降敬遠していたら、どうしてどうして、ああいう展開に行くとは! 純愛じゃないか(涙)

そして吉宗編に戻ってきて、これから吉宗メインで話が続くのかと思ったら、また世代が変わるし……っていうか、久通(おみつ)さん……っっ!?<意外な展開過ぎる

……とりあえず個人的好きキャラ杉下さんが、大過なく出世して、一番クセもなく有能に将軍様を支える大奥総取締として天寿を全うしてくれたのは嬉しかったり。
総取締といえば、綱吉編の眼鏡キャラ秋本もなかなか良い味を出しておりましたvv<地味な有能キャラが好き
あ、一巻の水野さんが町火消しになってたのも、ちょっと微笑ましかったvv

続き……田沼の殿様と平賀源内がご活躍するのか……うむむ……読みたい。読みたいけど一冊だけ購入するのは、私のポリシーが許さないし、さりとて揃えるのにはお金と置場の問題が〜〜《o(><)o》
No.4938 (読書)


 2013年07月10日の読書
2013年07月10日(Wed) 
本日の初読図書:
「左遷も悪くない(小説家になろう)」
「左遷男の幸福な日々(小説家になろう)」〜動揺(3)
 http://ncode.syosetu.com/s3429b/

有能ではあるが融通が利かず、人付き合いにおいて致命的に不器用かつ凶悪なまでに目つきの悪い軍人、ウリセス=アロ。28歳、独身、男。
彼は戦争で大いに活躍したのにも関わらず、その曲がらない性格から一部の貴族の不興を買い、辺境の田舎町へと左遷された。その田舎では『都で貴族を半殺しにしてここに流されたらしい』だの『しごきが酷く、何人もの部下を訓練で使い物にならなくした』だのといった、事実1割・捏造9割といった悪い噂が広まっており、彼はますます孤立してゆく。
しかし周囲からの思惑など気にも止めないウリセスは、ただ黙々と連隊長としての責務を果たし、新兵達へと訓練をつけ続けた。
そうして半年が過ぎた頃、彼の元へと縁談が持ち込まれた。相手はこの町に住む、普通の家の普通の娘だという。
自分の噂を知っていれば、どんな娘も嫁ぎたくないと言うだろうと思ったウリセスだったが、しかし相手は本気だった。
「分かった、相手がいいならいい」
仕事と鍛錬が一番の彼には女に対する好みなどなかったし、身の回りの世話と、彼の血筋が絶えないように手伝ってもらえさえすれば、それで良かった。
そう思って相手の釣書にすら目を通さず、花嫁の名前さえ知らぬまま結婚式に臨んだウリセスの元へ嫁いできたのは、紅茶色の髪と緑色の瞳を持つ、壊してしまいそうなほど華奢な女性で。
たおやかで控えめな彼女レーアは、しかし悪い噂ばかりあるウリセスに対し、恐れの色など欠片も見せなくて ――

とある国、とある近世くらいの時代が舞台の異世界FT。本編完結済・番外随時。
あー……なんか読んでいて、映像イメージが なるしまゆり さんの絵柄になるのはなんでだろう?
目つきは悪いし言葉も足りないけれど、実は訓練馬鹿(?)なだけの不器用男と、たおやかで気弱だけれど、ここぞと言うときには頑張る純粋な奥さんとの、結婚から始まる天然同士のラブラブ物語です(笑)
お互いに致命的にすれ違っているようでいて、なのに砂吐きそうなぐらいに甘々しいというかvv
入れ代わりでお互いの視点で語られていくので、そのすれ違いっぷりがまた楽しいのです。
番外編の方には別の人から見た視点もありまして、特に日記形式の「エルメーテの見た男」シリーズがたまらんおもしろいvv
いやあもう、情報通な腹黒秘書官エルメーテ、大好きです(笑)
自分では認めていないけれど、この人ウリセスのこと大好きだよ。番外編を読むと、本編では匂わせる程度だったその計算高さと、腹黒そうでいてやっぱり気配りさんなところがよく判りました。
活動報告にも小話が載っているので、そちらも必見です。
No.4941 (読書)


 二度目の試み
2013年07月11日(Thr) 
先月半ばに某農家さん(笑)より購入した、コシヒカリの玄米20kg。
ちょっとタイミングが悪くって、届く直前に買ってしまっていたブレンド米30kgがやっと(もう?)なくなったので、いそいそと精米に行ってきました。
前回使用した精米器よりももっと近く、普段行く食料品店からそう離れていない場所にコイン精米を発見したので、今度はそちらを利用。
……未だやるのは二度目、しかも機械がまた違うので、いちいち取扱説明書を指差し確認で読み上げながらの作業です(苦笑)
うん、指差し確認は大事だよ。
前回は標準にしましたが、今回はほんのり風味が残る八分搗きにしてみました。
夕食はまだ前回のものが残っていたので、食べられるのは明日から。おいしいと良いな♪

そして去年片付けたきり行方が判らなくなっていた大きめの卓上扇風機を、納戸からようやく発見できました。
今日も気温はかなり高く、二階の自室の温度もかなりのものだったのですが。
しかしエアコンの温度設定は控えめにして、扇風機に首を振らせながら身体に風を当てると、かなり過ごしやすくて良い感じになりました。
省エネ……に、なっているといいんだけど……
No.4942 (日常)


 2013年07月12日の読書
2013年07月12日(Fri) 
本日の初読図書:
「異なる世界で生きるために」
 http://ncode.syosetu.com/n8397bi/

とある連休の朝、パンパンに膨らんだリュックを背負った、小太りの中年男が道を歩いていた。
彼の目的地は、田舎で人が少ないキャンプ場だ。そしてその目的はというと……
『突然異世界に迷い込んでしまったさあどうしようツアー』
である。
彼は昔から読書がとても好きで、特に異世界移動ものが大のお気に入りだった。何冊も様々なものを読んできたが、そんな異界物の定番としてあるのが現代知識による無双である。
パンから始まり、味噌、醤油は当たり前。各種デザート、料理、ガラスや鉄の作り方、簡単な黎明期の機械類の構造、時計の作り方等々、小説に出てきた事柄を自分で試してみて、はまり、こじらせた結果がこの異世界召喚ごっこである。
もちろんいい歳をした大人だからして、これはあくまで『ごっこ遊び』だった。仕事と遊びのどちらを優先するかと問われれば、遊ぶにはお金がいるだろうと返す程度には正気を保っている。
そんな彼 ―― 最上真也、三十七歳 ―― だったが、今回はせっかくの連休である。念入りに準備を整えて、『もしも異世界に行ったら必要となるだろうもの』を詰め込んだリュックを背に、『もし異世界にたどり着いたらやるべきこと』を脳内で思い浮かべながら、休日を楽しむべくキャンプ場へ向かっていた。
そんな真也が、駅に到着したときのことである。何の前触れもなく駅前広場の床が不可思議な模様を描いて輝き始めた。それを見た彼は、反射的にこう思った。
(まずい、召喚魔法陣だ! 召喚は今までの経験上ろくな事にならない!)
そうして真也は、強制召喚から逃れるべく、とっさに前方へと大きく跳躍した。しかし一歩及ばず、駅前にいた全ての人々と共に、この世界からその姿を消すこととなる。
だが、彼の一歩は無駄ではなかった。
集団でまとめて召喚された中から、彼は一人だけこぼれ落ち ―― 気が付いたときには、誰もいない野原に倒れていたのである。
目覚めた真也は当然、呆然とした。しかしこんな時のために、これまで入念にシュミレーションを繰り返してきていたのではなかったか? しかも背中のリュックには、水や食料を含めた様々な便利グッズが存在している。
いる……はずなのだが?
気がつけばリュックがしぼんている。まさか空っぽに!? と下ろして開けてみると、中にあるのは黒い空間だった。いろいろ試して検証してみる。
うむ、空間拡張型の無限収納アイテムになっていた。
さらには、ついでだからそろそろ処分しようかと持ってきていた、過去の黒歴史の産物である三冊の魔法書 ―― もちろん本物ではなく、脳内設定で作り上げた、彼独自の魔法がびっちりと書き込んである ―― が、実際に使えるようになっていた。魔法書には意識があり、実体化すると小さな女の子の姿になるという、良くある痛い設定だったのだが、きちんと作動し、巫女服を着た身長十五cm程の小さな女の子【森羅】が現れる。
世界を越える過程で膨大な魔力を身に着けた真也は、自分の代わりに魔法を制御してくれる忠実な従者 森羅と共に、この異世界で暮らしていくことに決めた。帰る手段は探さない。元の世界に家族がいるわけでもないし、切実に返りたいと思う理由も特になく、何よりもあれほどの大規模召喚となると、行ったのは確実に国家レベルだと考えられた。その場合、下手に帰る手段を探そうとして、もし自分の存在が召喚者の耳に入ったら危険な事になる可能性が大きい。
そんなわけで真也は、目立たず平穏に、をモットーにこの世界で生きてゆくこととなる。
しかし規格外の魔力と廚二病を兼ね備えた彼が、いつまでも目立たずに暮らしていけるはずがなく ――

うーん、これぞチートな異世界召喚もの。完結済。
なにしろ一度手に触れたことがある加工物は、素材さえあれば(なくても魔力を費やせば)いくらでも複製ができ、魔力は連載開始当初で一般人の1万倍。イメージするだけで大抵の物品から魔道具まで作り出すことができ、さらに実際に複雑な魔法を行使したり狩りをするときは、忠実な従者 森羅と飼い犬(違)達に丸投げして、自分は口頭でお願いするだけでOKという超絶チートです。情報さえもが、図書館ひとつ分の蔵書を丸ごと魔法書に取りこんでデーターベース化 → 意識領域にリンクさせることで、簡単に検索・活用できる反則ぶりです。
しかも味噌とか醤油とかシャンプーとかを元世界から持ち込んでいるので、時空魔法で凍結しておいて、あとは無限複製で使い放題。なんてズル(笑)

……でも当人自身は、それら自分が過去に作り上げた脳内自己設定魔法を黒歴史として認識している、事なかれ主義の普通の中年オッサン(小太り)というあたりがポイントです。ときどき廚二病を再発させてえらいことにもなってますがvv
超有能な商業ギルド職員を相手に、本人はひたすら正直に普通に商談していたら、相手が勝手に裏読みしまくってすごいことになっていたりする、そのギャップがまた面白い<勘違いもの大好きvv

あとは自分が決めた一線(身内に理不尽に危害を加えられる)を一度越えられたなら、その時は何の容赦も良心の呵責もなく、完膚無きまでに相手を潰すあたりのギャップがまた楽しく。

……ただ、ラストの展開は読む人を選びそうです。
いろいろと技術開発したり身内を作ったり、良き人間関係を構築して行ったその先にあったのが、この結末かと思うと……うむむ……(悩)
特にアランさん(ギルド職員)と主役のやりとりがすごく好きだったので、あの終わりは個人的に微妙でした。だってーーー、下手すると自分どころか、その行動理念たる身内や友人達の存在、それそのものが消えかねない選択じゃないですか。いやむしろ消える方が普通だろ、あの場合。一歩手前で終わった方が……いやまあ、それはあくまで作者の自由なんですが。

まあともあれ。
レギュラーキャラは男女、犬達(違)とりそろえてみんな魅力的。微ハーレム要素はありつつも、あくまでみんな親愛レベル。ってか、この先誰かと恋愛に発展するか否かは読者の裁量に任されています。

かつて廚二病をこじらせたことがある、一定以上の年齢の方は、読んでいて生ぬるい目で主役を見守りつつ、あちこちで共感できるのではないかと(笑)
No.4944 (読書)


 庭にまで落ちてた
2013年07月12日(Fri) 
本日は、二階の天井裏にバ●サンを焚いてみました。
屋根裏収納におさめられている布団や衣料がいぶされてしまわないよう、全部取り出して廊下に積み上げるのに、少々労力を取られましたが。
……ってか、もうちょっと涼しい時期にやろうよ>父<汗だくになった

その後、ついでに見つけた抱き枕を、今夜から使うべく日光に当てに行ったらば。
ひっくり返ってピクピクしているGの姿が裏庭に。あと1階の和室にも落ちていたそうで。
……さすがバル●ン。ちゃんと効くんだね……屋根裏がどうなってるかは考えないようにしよう、うん。
No.4945 (日常)


 冷房入れ始めの恒例
2013年07月13日(Sat) 
昨夜は日記を書こうと、パソコンの前で作業していたのですが。
22時過ぎぐらいに、「あれ……なんか、気持ち、悪い?」と胃のあたりに不快感を覚えはじめまして。
もしかして久しぶりにPC画面酔いでもしたのかと、書いていた文章のUPはあきらめて、早々に電源を落としたのですが。
布団に入ってさっさと寝てしまおうと、準備しているその間にも、どんどん悪化してゆく気持ち悪さ。とにかく腹が気持ち悪い。なんだこれ、夕飯に出たものがおかしかったのか!? と、隣の部屋の次兄へ調子悪くないかと聞きに行くも、そんなことはないらしく。
冷房負けか? そうなのか? と思いつつ、なんとか氷枕を引きずり出してきて、エアコンを切ってロフトベッドへ這い上がりました。
……しかし一時間ぐらい経っても、状況はちっとも改善を見せず(−ー;)

頭は痛くない。手足が冷えてるわけでもない。お腹もそんなにゆるくない。ただ気持ち悪くて息切れがする。

とにかく這いずるようにして部屋を出て一階へ下り、水を三杯と解熱鎮痛剤とビタミン剤飲んで、気持ち冷やっこい畳の上で氷枕と抱き枕を抱えて転がっていたら、三時ぐらいにようやく落ち着きました。
あー……やっぱあれだ、脱水症状起こしかけてたっぽいな……

思い返してみれば、いつもは寝る寸前まで断熱マグに飲み物入れて横に置いているのに、夕べは面倒がって夕食すんだあと水分摂ってませんでした。それにエアコンと扇風機の風が加わったこととか、納戸の荷物を出すのに汗だくになったこととかが重なったんでしょう。たぶん。

そんなこんなで、今日は結局一日だるい身体を持て余して、ひたすら水分摂りながら横になって本読んだり寝オチたりしておりました。おかげで朝起きたときの体温は35度7分とかでしたが、夕方にはなんとか動けるようになりました。
ああしかし、扇風機が駄目となると、やっぱりこれからの季節自室で過ごすのは辛いなあ。どうしよう……(悩)
No.4947 (日常)


 2013年07月14日の読書
2013年07月14日(Sun) 
本日の初読図書:
「リバース ワールド オンライン(小説家になろう)」〜防衛兵器
 http://ncode.syosetu.com/n1995bo/

技術革新によりバーチャル・リアリティ技術が一般的になった時代。一つの仮説が立てられた。
「人間には適応能力というものがある。ならばいつか電脳空間に適応した新種の天才が生まれるのではないか」、と。
大学三年生になる佐藤宏輝は、おそらく国内では唯一のサイバー・ジーニアスであった。電脳世界の中での彼は常人の倍以上の情報処理能力を持ち、VRゲームの中では廃人ゲーマー達相手ですら幼い頃から圧倒していく強さがあった。
しかしそんな彼に向けられる視線は、良いものだけではなかった。子供に負けることを受け入れられない者たちが、チートを使ったズルだなんだと中傷するようになったのだ。そんなことからVRゲームに対し情熱を失っていった彼へと、ひとりの男が接触した。前述のサイバー・ジーニアス理論を提唱した影山教授である。
教授は宏輝をサイバー・ジーニアスではないかと指摘し、自分の研究室に誘ってきた。ちょうど高校卒業後の進路を考える時期だった宏輝はその誘いに乗り、そして教授の実験に協力しつつ今に至っていた。
そんな宏輝に、今回教授よりひとつの要請が寄せられる。新しいVRMMORPGのβテストに参加してもらいたいというのだ。
「リバース・ワールド・オンライン」というそのゲームは、「もう一つの現実」をスローガンに、いくつものゲーム会社が協力して開発している話題作だった。βテストの参加者は、実に1万人×4サーバー=4万人に及ぶという。
久しく離れていたVRゲームだったが、教授からの頼みとなれば、是も非もない。
せっかくだから心ゆくまで楽しもうと考えた宏輝は、自らのキャラクターの種族をランダム設定にしてみた。その結果引き当てたのは……下級悪魔レッサーデーモン
悪魔というだけでも印象が悪いうえ、通常の方法では設定するやり方が知られておらず「悪魔=悪いことをすれば進化できるのではないか」と考えた一部のプレイヤー達が犯罪行為に走るなどし、ますます肩身が狭くなっている種族だった。
その代わり、全ステータスがバランス良く高く、総合数値は基本種族の倍以上ある戦闘特化型だ。……まあ採集や生産などに対する適正は壊滅的だったのだが。
さらに言えば彼のプレイが始まったのは、通常の「始まりの町」ではなく、NPCしかいない悪魔の町「黒の隠れ里」だった。周辺にいるモンスターは、とても初心者が倒せるクラスではなく。
普通ならば即座に詰みかねないところだったが、彼 ―― キャラクター名フィオは、自身が持つ持ち前のプレイ能力の高さで、次々と格上モンスターを倒していった。
そうして彼は、のちに第3サーバー最強と呼ばれる高ランクプレイヤーとしての一歩を踏み出したのである……

VRMMOもの。ログアウト可能で非デスゲーム。基本ソロプレイ。
「とあるおっさんの〜」と似た感じもしますが、ゲーム色はもっと強いです。
特にPKだのレイドだのテイムだの、ゲームをやらない人間にとってはなじみのない用語が説明もなく出てきて、いささか取っつきにくい部分もありますね<検索して調べながら読む羽目に
あと最終的に12体にまで増えた使い魔達も、あんまり外見描写されない上に、どんどんレベルアップで姿・能力・種族が変わっていくので、召還時にどれがどいつだかちょっと判りにくい部分もあります。

楽しいのは、主役は主役で凶悪なまでの強さを突っ走っていくのですが、彼に影響されるように周囲のプレイヤー達も集団行動や使い魔との連携、事前準備の大切さなどを学習してゆき、気持ちの良いチームプレイができるようになっていっているところでしょうか。
このβ版はサーバーが四つ用意されていて、主役のフィオは第3サーバーにいます。そしてある程度レベルが上がった後半からは、サーバー対抗戦が盛り込まれていて、それによって出てくる各サーバーの特色がまた面白いのですよね。まあ、いろんな意味で第3サーバーが突出してる訳なんですが(笑)
現在、物語は最終章の終盤に入っていて、更新速度も速いです。終わりも間近かな?
最初は人間(プレイヤー)不信気味だった主役もだいぶ丸くなってきていて、ラストがどうなるのか楽しみです。
No.4948 (読書)


 庭仕事には気を付けよう
2013年07月14日(Sun) 
そろそろ季節が終わり、茶色く枯れ始めた紫陽花の茂み。
いい加減刈り込もうと素手で庭仕事をしていた母が、蜂に刺されました。なんでも枝を掴もうと手を突っ込んだら、中に蜂の群がいたそうです(怖)
一瞬だったので種類までははっきりしなかったものの、いかにもハチっぽいフォルムだったこととその大きさ、傷口に針が残っていなかった点などから、アシナガバチではなかったかと予想しています。

とりあえずできるだけ傷口を絞って水で洗い、あとは虫刺され薬塗って、保冷剤で冷やし冷やし。
人差し指の関節近くを刺されたのが、一時は手の甲半分まで腫れましたが、数時間経ったらいくぶん落ち着いた模様。今のところ吐き気とか頭痛とかもないようなので、アナフィラキシーショックはなかったと思いますが……一応24時間は様子を見た方が良いのかな?

……ああもう、なんでこううちの家族は私を含めて、医者が休みの日を狙ったように問題を起こすんだ(−ー;)

私の方は、オンライン小説を読み始めたら、うっかりハマってほぼ一日かけて公開分を読破したりとかしてました。
ううむ……冒険者ギルドとかMMOものとか、書くの楽しそうだなあ。
でも私、TVゲームというものをほとんどしたことがないので、お約束とか全然わかってないんですよね。ましてや素材を狩って生産して……とかいうオンラインゲーム系なんてもっと縁がないし、モンスターの種類とかも知らないしなあ……(しょぼん)

ギルド……そういえばキラー・ビィシリーズには、一応ギルドがあるんですよね。そこらへんをちょっと掘り下げてみようかしら……?
No.4949 (日常)


 2013年07月15日の読書
2013年07月15日(Mon) 
本日の初読図書:
4894569493三国志〈7の巻〉諸王の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
北方 謙三
角川春樹事務所 2001-12

by G-Tools
今回は孔明による孫権と劉備の同盟〜赤壁〜曹操の敗走〜荊州の分割統治〜劉備と孫権妹との婚姻〜鳳雛の登場といったところ。
んー……前巻が非常に面白く、思わず二周続けて読んでしまったので期待のハードルが上がりすぎていたのでしょうか。三国志の中でも屈指の盛り上がりエピソード赤壁メインの割りに、案外淡々と終わっちゃった感がしなくもなく。
苦肉の計もないし、ホウ統による連環もなかったし、十万の矢も関羽が曹操を見逃すエピソードもありませんでした(しょぼん)
戦争として考えれば、むしろ本家演義よりこっちのがリアルなんですけどね。
そして季節の関係で限定数日のみ風向きが変わることに関しては、孔明さんだけでなく周瑜も、ちゃんと自力で気が付いていました。
全体的に周瑜や曹操(+許猪)に重点が置かれており、劉備陣営は再び地味路線に逆戻りという感じ。ただ周瑜と孔明さんが、映画「レッドクリフ」ほどではありませんが、互いの才能を認め合っているあたりは面白かったですかね。
ああ、あとようやく二代目赤兎が関羽のもとに!! これは待ちかねていたので嬉しかったですvv

……しかし魏延を孔明さんが初対面で嫌ったシーンは、特にフォローもなく「頭の後ろに反骨があるから」というそのままの理由、しかも場面自体は描かれずに、伝聞で語られるのみだったのが、ちょっと違和感でした。
魏延の今後を考えると、孔明さんとの確執は大きなポイントになってくるのでしょうから、そのあたりもうちょっと北方バージョンではどう料理するのか、深く掘り下げて欲しいところだったのですが。今後そのあたりは触れられるのでしょうか……?

あとはどこ行ったか判らなくなっていた、「伝国の玉璽(推定)」が再び現れてきました。
ひとまず馬超の手に渡ったようですが……この展開だと、最終的には劉備が持つことになるのかな??

これから先は周瑜を筆頭に、どんどん英傑たちが脱落していく流れに突入していくので、ちょっと読むのが怖い気もしてきます。続刊のあらすじを読むだに、関羽とかかなり早いみたいだしなあ……(−ー;)
No.4950 (読書)


 大雨
2013年07月15日(Mon) 
大気の状態が不安定な本日。
土砂降りの雨が降っていましたが、家の中にいる分には特に問題もなく。
むしろ温度が下がって良いわー、とか思いつつ、次回更新の準備などしていたのですが。

突然の停電。

おお、久しぶりだ……などと呑気に思ったのは一瞬。
ヤバイ!! 私のノートPCのバッテリー、へたりきってて三分と保たんッ(汗)
正規手順で Windows を終了させようにも、途中で充電が切れるのは目に見えていたので、大慌てでスタンバイ処理をしました。なんとかギリギリ間に合ったようで、まずは安堵のため息<よりによって小説の推敲作業中だった

しかし本当の難儀はそこからでした。
無事に停電が終わり、電気がつくようになってからです。デジタル置き時計の時間合わせをし直したり、エアコンを再起動したりといろいろやっていて、気が付きました。
……あれ、パソコンがネットに……繋がらない??

別室にあるモデムを見に行ったら、なんだか赤いランプがついています。
一度コンセントを抜いて刺し直し、PCの元へ。……事態は変わらず。
次に無線LANのルーターも、コンセントを抜き差し。……変わらない……っていうか、むしろ悪化した??
PC画面、スマホ画面ともに、ネットに繋ごうとすると AirStation のパスワードを要求するメッセージが出てくるようになりました(汗)

え、え、まさか設定初期化しちゃった!?

ものっそい焦りました。
待て、落ち着け。まずは問題を切り分けよう。異常があるのはうちのモデム・ルーターなのか、それともプロバイダの方なのか。
確認のため、ネットワーク内のパソコン同士が繋がるかどうか調べてみました。
うん、スマホでPCの中のデータは見れるし、ネットワークグループにもPCの名前が表示されている。と言うことは、スマホやPCと無線LANルーターの繋がりは切れてない……んだよね?

これでちょっと気が楽になりました。
その後、三十分ぐらい待ってみたら、スマホが無線LAN経由でネットに繋がるようになりました。雷も遠ざかったので、安全を期して電源を落としていたパソコンを起動すると……繋がるーーー(T∇T)

いやもう、ほんっとに焦りましたよ……またイチから無線LANの設定をし直しかと思うと……もうやり方なんて忘れてるし、ネットで調べながらやるというわけにも行かないわけですし。
やー、良かったッス……

あとでテレビを見たら、全国ニュースで取り上げられる勢いで降っていたらしいです。のんびりしすぎだ、私(−ー;)


話は変わりまして。
青空文庫にて、吉川英治さんの「三国志」が 2013-09-05 〜 10-19 にかけて順次公開されていく模様です。
日本語で三国志を読むとしたら、まず一番に押さえておくべきだと言われる、基本中の基本が吉川バージョン。
……ちなみに私は高校の頃、挑戦して途中で挫折しました(苦笑)
今はある程度の基礎知識も持てたので、機会があればぜひ読んでおきたいところです。ひとまず覚え書きメモをば。

そして夜はなんか眠すぎて、ネプリーグ二時間SPを見ながら途中で落ちてました。
なんとか放送終了後に自室へ戻り、九時過ぎに布団入って就寝。ぐう。
No.4951 (日常)


 2013年07月16日の読書
2013年07月16日(Tue) 
本日の初読図書:
「塔の陰(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n1714bg/

貧しい農家に生まれ育った少年 慎太郎は、田の中を駆け回っては近所の子らとチャンバラごっこをし、しごく丈夫に育った。年頃になると背丈も伸び、精悍なその面差しもあいまって、近所の娘らが噂するほど。さらには荒削りだが剣の腕も立つとあって、あちこちの道場から勧誘を受けるようになった。
出世欲のない彼はそのどれをも断っていたが、親や周囲の説得もあり、十七の春に東の都の保倉道場へと入門した。
物覚えが非常に良く、剣の型は一度教えただけですぐものにする。あっという間に師範代へと上り詰めた彼と、道場の娘マナが恋仲になったのは間もなくだった。道場主の保倉柴門も、娘婿にちょうど良いとすんなり交際を認め、彼の未来は明るく開けているように思われた。
しかし ―― 結納も交わして結婚も間近となった、二十歳のある日。
慎太郎は柴門から突然に破談を言いわたされた。なんでも東の都を治める塔の主、鍵崎羅山がマナを見初め、求婚してきたのだという。そしてマナもまた、それを承諾したのだと……
しょせん多少ばかり腕が立ち見目が良いだけの農家の倅と、中性的な美しさを備えた金と権力を持つ塔の主。比べればどちらに軍配が上がるのかは、問うまでもなかった。
門弟達は、道場主という後ろ盾を失った慎太郎を見下し、口々に心ない言葉を浴びせるようになった。柴門もまた、邪魔者を見るような目を向けてくる。もはや破門になるのも間近であろう。
深く傷つき居場所を失った慎太郎へと、そのとき声をかけてくる者があった。
佐兵と名乗ったその男は、慎太郎の強さは遠い西の都まで届いている。その腕を存分に振るってみたくはないか? と持ちかけてきた。具体的に言えば、旅をしている自分達の主人の、用心棒をしてほしいのだと。
彼らの主は、紫苑と呼ばれる可憐な少女だった。真っ白な髪と、光を映さぬ大きな黒い瞳。良家の生まれであることは一目で判ったが、伴の者達を家族同様に扱う、心優しくも活発的な娘。旅をしているのも、失明する前に少しでも世間を見ておきたいと思ったのがきっかけで、光を失った現在でも「暗闇にいるほうが、よく見えることもあります。それにお友達がわたくしの手となり足となり、目となってくれています」と言い切る度量の広さがある。
慎太郎は結局、彼女の素性など詳しく聞きもしないまま、用心棒を引き受けた。しょせん家族同様と信じていた道場から、利用価値がないと捨てられた身だ。自らの腕以外、失って困るものはないのだから、給料を払ってもらえるならばそれでいい、と。
しかし、その勧誘の裏には、この国の根幹そのものにも関わる深い事情があったのだ。
そして慎太郎にもまた、道場ではひた隠しにしていた秘密があった。
二つの秘密は絡み合い、やがて慎太郎と紫苑を結ぶ未来へと繋がってゆく ――

和風の異世界剣客恋愛モノ。完結済。
道場で習った剣術を使うよりも、我流で心むくまま剣を振るう方がよっぽど強い……というより完全に人外レベルの朴訥な青年が、心ない人々に傷つけられたところから始まる救済の物語。
最初が少々暗いというか、落ち込んでる慎太郎がちょっぴりうっとおしいですが、その後出会う人達がほぼ無条件に味方になっていってくれるので、ある意味安心して読めます。逆に因果応報になっていく、最初に疎んじてきた人々が気の毒なぐらい(苦笑)
そして慎太郎の強さは完全に反則(笑)

魔法なしの世界で、足場も助走もなしで五間ジャンプするってどんだけーー(※1間= 1.82 m)
1町の高さから飛び降りて普通に着地ってどんだけーーー(※1町=約 100 m)

読んでいて ―― 特に東の都一の剣豪が出てきたあたりから、どんどん映像イメージ「修羅の刻」になっていきました。無理もないと思うvv

主役の慎太郎が、Tueeeな身体能力と精悍な美貌とは裏腹に、自己評価が低いというか、あまりにも野心のない聖人君子過ぎて、逆にまわりが気をまわしすぎの振りまわされすぎ。特に紫苑の父親は、「娘と結婚して権力を手にした後、愛人作ってよその女に産ませた子供に家を乗っ取らせたら……」と、絶対にありえない懸念をしている親馬鹿ぶりがなんともはや(笑)
いやこのお父さんはお父さんで、器のでっかいおもしろい人なんですがね。
ともあれ、最後はあらゆるものを見返して……というより、もはや過去など慎太郎の眼中にも入らず、勝手に相手の方だけ落ち込ませておいて、本人とその仲間達は幸せめでたしめでたし。
良い感じにまとまっていたと思います。
No.4952 (読書)


 2013年07月17日の読書
2013年07月17日(Wed) 
本日の初読図書:
4062755548ST警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル (講談社文庫)
今野 敏
講談社 2006-11-16

by G-Tools
古いマンションの一室で、男女四人の死体が発見された。
室内はガムテープで目張りされており、七輪の中で炭が燃え尽きていた。四人は宗教法人「苦楽苑」の信徒であり、死んでいた部屋は苦楽苑が支部にしようと購入していたものだった。
川那部検死官はカルト信者の集団自殺だと判断したが、STのメンバー達と所轄である綾瀬署の叩き上げ刑事達は、現場の状況から他殺の可能性を見出す。
そうして捜査を進めてゆくにつれ、苦楽苑の教祖である阿久津昇観やその補佐 山県佐知子、元幹部でありながら袂を分かった篠崎雄助らの、複雑な人間関係が浮かび上がってきた。
やがて、死亡した四人とともに篠崎から指導を受けていた青年 町田智也が、山吹の寺で修行を受けたいと言いだした。容疑者の一人を見張るという目的で、百合根も共に坐禅の体験修行を始めるのだが ――

二冊同時に購入したら、うっかり順番間違えて「赤の〜」より先に読んでしまいました(^ー^;;)ゞ
まあこのシリーズは基本的に、1巻目以外はどこから読んでも、あんまり関係なさそうなんですがね<毎回ちゃんとお約束の設定説明が入る
そんな今回は、兼業坊主の山吹さんがメイン。
……なんかこのお人、化学薬物方面よりも宗教方面で活躍する方が多い気がするんですが(苦笑)
そして実はけっこう曲者というか、意地が悪いというか。良くも悪くもマイペースで、自己の感情に忠実な他のメンバーと異なり、表面上は人当たりが良い常識人に見せかけて、事件解決後に「坊主にははったりも必要でしてね」とかペロッと言っちゃうあたり腹が黒い(笑)
確か他の巻でも似たようなことやってたよな、この人……
あと今回は珍しく、視点が百合根キャップに固定されていました。そしてたった二日の禅修行で、早くもいろいろ掴むキャップ。……大丈夫かキャップ、うっかりそのまま入信しそうな勢いだぞvv
でもまあキャップが良いところを見せるのは、自己投影して読んでいると楽しいのです。
……っていうか、山吹さんの言葉が痛い痛い痛い! グッサグッサ突き刺さりまくって、キャップに間に入ってガードしてもらわないと、読んでいるこちらの心が折れそうです _| ̄|○

……お寺とはいえ自宅が登場し、お父様まで出ていらしたあたり、今回はずいぶんSTメンバーのプライベートに踏み込んだ感じがしました。過去の辛い経験についても、山吹さん自身の口から語られましたし。
この人はメンバーの中では地味めだけれど、いろいろと奥深い人だなあと改めて実感いたしました(合掌)

事件自体は、悲しい誤解とすれ違いがうまく使われていたと思います。
人間って、どうしても言葉でしかコミュニケーションをとれなくて。でもそうすると、どうやったって取りこぼしや意図せぬ改変が出てくるんですよねえ……(しみじみ)
No.4955 (読書)


 2013年07月18日の読書
2013年07月18日(Thr) 
本日の初読図書:
「目指す地位は縁の下。(小説家になろう)」〜108 側室(仮)の惑い。(2)
 http://ncode.syosetu.com/n6841y/

遊園地で逆バンジーに挑戦。ぎゅっと閉じていた目を開いたら、見知らぬ路地裏に立っていました。いわゆる女子高生異世界トリッパーというやつですね。そうですね。
そんなことを思いつつ、混乱して立ちつくしていた少女 ―― 相馬沙羅は、さらに気がつくとさらわれていて、見知らぬ貴族の館へと連れ込まれていた。どんな目に遭わされるのかとびくびくする彼女を、しかし現れた壮年の夫婦は抱きしめる。
どうやら行方不明になっていた娘と、勘違いされているようでした。
詳しく事情を聞くと、彼らの娘トウマ・サラサは、数日後に嫁入りを控えているというのに、いきなり行方が判らなくなってしまったのだという。相手は彼らの家より格上で、とうてい破談にできるような話ではないそうで。どうか娘の身代わりになって輿入れしてくれないかと懇願された沙羅は、このまま放り出されて行き倒れや娼館行きも御免こうむるので、引き受けることにした。
ところで貴族の奥さんって、なにをすれば良いんですか? え? 貴族じゃない??
嫁ぎ先は、なんと王様でした。
沙羅改めサラサは、鴻国皇帝アカツキの後宮に側室として上がることになったのです。
幸いにも皇帝は優しくて、初夜に怯えるサラサに無理強いすることもなく。その後も、部屋にやってきては穏やかに話し、添い寝をするだけの日々が続いた。
そんな優しくハンサムな皇帝が大好きになったサラサは、どうすれば彼の助けになれるのかを懸命に考えた。あいにく自分には、美貌もなければ教養もない。ならば他の側室達が、陛下を癒してあげられるようにできないだろうか。そのためには、いがみ合う側室達の間を取り持って、後宮の空気をくつろげるものにしたら良いんじゃないか!
そう、目指すは縁の下の力持ち。できることを見つけたサラサは、さっそく後宮内で虐げられている、立場の弱い側室へと接触を図るのだが ――

異世界トリップ、後宮恋愛モノ。
ちなみに加筆修正の上、商業出版もされている作品です。
んー……あらすじを読んで、もっとお気楽な天然少女が、海千山千な側室達に気に入られつつ、皇帝そっちのけで後宮の中に新たな風を吹き込むといった展開を予測していたら、ちょっと……かなり違ったかな。
以下はいささか辛口につき畳みます。
No.4958 (読書)


 更新情報(2013年07月19日)
2013年07月19日(Fri) 
「閲覧室」の「オリジナル小説書架」に「楽園の守護者」番外編「義務」の後編をUPしました。

……せっかく新人を登場させるなら、ただの後輩じゃあおもしろくないと、因縁ありな将来有望株にしてみたら、想像以上にページ数が(苦笑)
今後の彼は、厳しい先輩にしばかれまくりつつ、優しい苦労性の先輩に間に入ってもらって、着々と成長してゆくことになるでしょう。……実はベルセリウス、説明さえしてもらえれば、カルセストよりも飲み込みは速かったりします。まあ、なんでも素直受け入れすぎるのは、良し悪しかもしれませんが……
そしてカルセストは将来出世すること確定です。表に出られない(出にくい)ロッドとアーティルトの代弁者をしていたら、そうならざるを得なくなっちゃったと言うか……いや、彼は彼で彼なりにちゃんと活躍するんですけど!<嫁(亜人)関連でいろいろやらかす予定

でもって。
久しぶり……というか、ほぼ一話目以来で書いたフルメンバーでのアクションシーンは、書いていて非常に楽しかったです。その他の騎士達も、一応それなりに戦えはするんですよ〜〜とか主張してみたり(笑)

ちなみに今回の妖獣とその対応ですが……思いついたのは↓これがきっかけだったりしてvv ※確認するのは読了後を推奨

 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ANNN0U/oboegaki0a-22/ref=nosim/

使ってみると、けっこう便利なんですよね、これが(笑)
No.4959 (更新)


 2013年07月19日の読書
2013年07月19日(Fri) 
本日の初読図書:
「百貫姫にまつわる三つの物語(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n2305bn/

とある大陸に、とある国がありました。飛びぬけて大きいわけでも、豊かなわけでもない、しかし都だけは群を抜いて美しい、そんな国でありました。
その国を治める王さまとお后さまは、それなりに良く国を治めていましたが、たったひとつ、たいへん見栄っ張りだという欠点がありました。
そんな二人の間に一人の姫が産まれました。そのお姫さまがまだお后さまのお腹の中にいた頃に、高名な旅の賢女から「お腹の御子には望むだけの食べ物を与えなさい」とお告げを受けたので、お姫さまは毎日たくさんのものを食べ続けた結果、年を重ねるに従いどんどん太っていきました。
十六歳の娘盛りになった頃には、顎にたぷたぷと肉が下がり、目はふくよかすぎる頬に埋もれてしまっていました。手足もまるで丸太のよう。王さまもお后さまも、そして彼らと同じように見栄っ張りな国民達も、ぶくぶくと肥え太ったお姫さまをうとましく思うようになっていきました。
しかもこのお姫さまは社交的でも明るくもなく、幼い頃から部屋にこもっては、たくさんの食べ物を抱えて本を読むばかり。たまに出かけると畑に出向いたり、近隣のお百姓さんに自分の望むような作物を作らせたりと、やりたい放題でした。
そんなお姫さまを国中の者たちはみな、百貫姫と呼んで蔑んでいました。
ある日のこと、彼らの美しい城に、一人の王子様がやってきました。遠い遠い小さな貧しい国の、ガリガリでやせっぽちの王子様です。彼は、お姫さまへと求婚しました。
太ってみっともない百貫姫を追い出すにはちょうどいいと、王さま達は喜びました。
「姫よ、残念ながら我々はもうお前のために食べ物を用意することはできない」
それを聞いたお姫さまは、両手いっぱいに野菜を抱えたまま、不満を言うでもなく小さな声で「わかりました」と答えました。そうして持参金代わりにたくさんの食べ物や作物を持って、国を出ていったのです。
それは、かつての美しい国が、なにもかもを失ってしまう前触れの物語。
日々の食料にも事欠く貧しい小国が、実り豊かな土地を取り戻すまでの物語。
そしてのちに豊饒の姫と呼ばれるようになった、愛すべき百貫姫の物語 ――

童話風の三本立て。
基本的に同じひとつの事柄を、姫様の故国視点、姫様視点、嫁ぎ先の王子様視点で語っています。
理解者を得られない姫様の、年単位での努力には頭が下がりますね……
童話のお約束通り、最後は幸せめでたしめでたしです(^ー^)


「神様と事務員(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n2583y/

大学事務課の女性職員 環(たまき)は、十月のある日、新しい仕事を言いわたされた。
大学を守護してくれているという、烏帽子神社の世話係だ。
世界には動物と人類以外に神族がいる。人類にはない不思議な力を持っていて、五穀豊穣や商売繁盛等、祀られた神社で仕事をしているらしい。しかし彼らは完全世襲制で、人前には滅多に出てこないこともあり、その実体は謎に包まれていた。
そんな、確かに存在はするけれど、簡単に出会えるはずもないのが神様なのだが……烏帽子神社の神様は、宙に浮いていることと外見に似合わない言葉使いさえなければ、中学生にしか見えない普通の少年だった。
いきなり世話係を任命されて困惑した環だったが、仕事と言うからにはやらねばならない。幸い烏帽子様は、とても気さくで良い人のようだ。
そんな記念すべき神様初遭遇を果たしたその夜、環はTVでカレー特集を見てしまった。
どうしてもカレーが食べたい。ごろっとしたジャガイモの入った、ほっくほっくのカレーライス。ああでもカレーうどんも捨てがたい。しかしジャガイモが……と悩んだ末に行き着いたのが、カレー鍋。あれならジャガイモもうどんも両方楽しめる!
さっそく友人知人に鍋を囲もうと誘いを掛けたのだが、あいにくみな用事があるとのことで、誰一人捕まえることができなかった。
鍋とはけして、一人で食べるものではない。しかし誰も捕まらない。でもカレーが食べたい!!
そんなことをグルグルと考えていた彼女に、たまたま通りすがった烏帽子様が声をかけてきた。心の中がカレーでいっぱいだった環は、思わずこう問いかけてしまう。
「烏帽子様、カレー鍋を知ってますか?」
それが色気より食い気の女と、食べることが大好きな神様とが打ち解けるきっかけとなり……

はい、ほのぼの異種族恋愛もの、完結済です。
日本と良く似た国の、とある県に良く似た土地での、なんちゃってファンタジー。
実年齢も見た目の年の差もいささか問題ありありですが、片方については途中で解消されます。
っていうか、後半の烏帽子様視点を読むと、神様のヘタレっぷりが……っ(笑)
お互いが鈍感すぎて、恋心に気付くのが遅すぎるのがまた、読んでいてにやついてしまうと言うかなんというかvv
あと門前にいる狛犬と獅子のコンビも、モフモフ要員として非常に悶えさせてくれます。ああもう、可愛いすぎるぞコンチクショウ!
途中に挟まっている小話も、なかなか楽しいです。
……ちなみにうちの長兄の持ちネタだったりして……<いとしいしと


「風呂場女神(小説家になろう)」〜十五話
 http://ncode.syosetu.com/n7285bi/

入浴をこよなく愛するOL玉野泉。
今夜も自宅の風呂場に読みかけの本と果物を持ち込んで、じっくりと癒されていた。
しかしそんな至福の時間も終わりを告げる。
ガラリという音と共に、突然窓が開けられたのだ。
そこにいたのは、濃紺の布で顔をぐるぐる巻きにした、鋭い目つきの男だった。
入浴中の泉は当然、全裸である。
「水を一杯くれないか」
あまりのことに悲鳴すらあげそこねた彼女に、男はそう乞うた。
その背後には、いつも見える窓の外の景色ではなく、疎らな草の生える強い日差しに照らされた、荒涼とした土地が広がっていた。
なんでも男は砂漠の中で遭難し、かろうじてここまでは戻ってきたものの、もう丸一日水を飲んでいないのだという。
歯磨きセットのコップに水を汲んで渡すと、男は美味そうに飲み干した。ついでに空になっていた革袋もいっぱいにしてやると、礼だと言って青い石のついた耳飾りをくれた。
そうして閉ざされた窓の向こうを改めて確認してみると、そこはいつもと同じブロック塀と、隣家の垣根があるだけだった。
なんなの。これ………。
呆然とする泉だったが、それは始まりに過ぎなかった。
数日おきにではあるが、風呂場の窓が不思議な世界へと繋がるようになってしまったのである。
これではせっかくのバスタイムが台無しだ。
しかし窓の向こうに現れる人々は、いつも何かに困っていて。そうして泉の手元にあるなにかしらによって救われては、礼の品を残していくのである。
そうこうするうちに、彼女はその世界の運命そのものに深く関わるようになっていって……

異世界版わらしべ長者といったところでしょうか。
窓を挟んで風呂場と砂漠や天幕や火事場などが繋がるので、かなりの確率で全裸な泉さんはかなり気の毒です(苦笑)
前回に出会った人間と、微妙に関わりのある人が次回に現れたりが繰り返され、聞きかじった情報などを教えていくうちに、大陸の国家交流そのものに影響を与えております。しかし本人はよく判ってません。
異世界側から見ると、いきなり現れた宙に浮かぶ光る枠の中に、ハダカの女性がいるわけで……人によって女神と呼んだり妖術師と呼んだり、はたまた天使だの魔女だの幽鬼だのと、受け取りかたは様々です。
個人的にはやっぱり一番最初に御登場し、再登場まで果たした神聖国ヨーク・ザイの若き国王フーロンがイチオシですなvv
ああでもどうせなら、泉のおかげで幽閉された塔から出られた(であろう)イ・ジブロ国のヒノキ王子と、フーロンとが争奪戦なんてのも萌える(笑) そこはヒノキ王子がクッソ生意気な子供なのがポイントです。ツンデレ少年VSワイルド系の大人の色男……やばい、想像するだけで顔がにやけるわvv
最新話ではかなり問題ありな『モノ』が手元に来たので、次がいったいどういう展開になるのか、早く続きを読みたいところです。
No.4961 (読書)


 2013年07月21日の読書
2013年07月21日(Sun) 
本日の初読図書:
4062754754ST警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル (講談社文庫)
今野 敏
講談社 2006-08-12

by G-Tools
インフルエンザで大学病院にかかっていた男性が、容態を急変させて死亡した。遺族は医療ミスを訴えたが、民事裁判では問題なかったとの判決が下りる。しかし遺族はあきらめず、刑事告訴に踏み切った。
STの法医学担当 赤城は、民事裁判でのカンファレンスを受け持っていた。彼は病院側の対応に問題を感じていたのだが、他の医師達や弁護団によってその意見は否定され、裁判は病院側の勝利で終わっていた。だが刑事告訴がなされたことで警察が捜査を行うこととなり、今度は専門知識を持つSTの一員として、再び赤城が事件に関わることになったのだった。
担当となった所轄署の刑事達は、民事で負けた事案など起訴まで持っていけるはずがない、余計な仕事が増えただけだとやる気がない。しかも年下のキャリア警部補ということで、百合根に対しても当たりはきつかった。
しかし赤城は、医者にかかりながらも死亡した患者がいることに、強いこだわりを見せる。「たかがインフルエンザ」などと、病気の種類によって患者を軽視する大病院の体質。それらが引き起こす医療ミスを少しでも減らすためにも、こういった捜査は必要なのだ、と ――
やがて捜査を進めてゆくうちに、問題の大学病院が、かつて赤城が研修を受けた場所だと判明する。
上位者には逆らえない、極端な縦社会である医療の現場。複雑な人間関係の中に隠された、赤城の過去と、医療の現実がじょじょに明かされてゆく……

読む順番間違えて正解だったかもしれない、元対人恐怖症で自分だけ一匹狼だと思っている、周囲からの人望が篤いリーダー気質な赤城左門さんのお話。
むしろ色シリーズはこの巻で〆たほうが良かったんじゃないか? とまで思いました。
それぐらいに、黄の〜に輪をかけてメンバーの過去に踏み込んだ内容。
赤城さんが何故に臨床医を諦め、法医学の道を選んだのか。その辛く苦しかっただろう経緯は、読んでいてこっちまで苦しくなってきました。うん、辛い時って周囲の何気ない悪意のない言葉が、ぐさぐさと突き刺さってくるよね……ふふふ……(遠い目)
そして私は医者が苦手なので、大病院の『病気だけ見て患者を診ない』を強調したこの話は、本当に辛かったです。特に冒頭の被害者が診療を受けてる部分は、いろいろと身につまされすぎて( T _ T )
散々待たせたあげく「夏バテでしょ。しばらく様子見て」と、問診のみで血圧ひとつはからぬまま、薬もなしに放り出されたりとか。
「お腹が『気持ち悪い』なんて症状はありません! 痛いのかそうじゃないのかはっきりして!!」とか言ったあげく、脱水症状起こしてベッドで唸ってる私をほったらかしにして、付き添いの母と三十分以上世間話を繰り広げ、私には点滴も処方箋もなしに帰らせた某医者とか……ろくな思い出がないよ……(恨)

おかげで今後ますます、医者に行くのに腰が引けそうです。

……って、私の医者についての印象はどうでもいいんですが。

このお話の犯人は、本当に病院のありようを憂えて、絶望して、そうして医者として人として越えてはいけない一線を間違えてしまったという、切ない物語ではありました。
しかしこの事件ほど、殺されてしまった被害者が救われないお話もあるまいて……遺された奥さんが、いろんな意味で気の毒すぎます。

でもまあ、終わりは割と爽やかでちょっと救われました。特に赤城さんの台詞が素晴らしいです。
……あと毎度言ってますが「キャップが、あれこれ俺たちのことを詮索する人間だったら、STはもたないだろう」ってな百合根キャップを認める台詞があると、嬉しくなってしまう私でしたvv
No.4967 (読書)


 なつばて?
2013年07月21日(Sun) 
昨日今日と、なんかしんどくて、丸二日かなりグダグダしておりました。

以下は拍手お返事です。
No.4968 (日常)


 2013年07月22日の読書
2013年07月22日(Mon) 
本日の初読図書:
「醜い駐在さんと醜い私(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n9851be/2/

代々竜人の『駐在さん』によって守られた町があった。
人間よりも数段強い体と、賢い頭を持っている竜人は、発展した文明を好まず、ひっそりと森の奥深くで暮らしている。そんな彼らがその町を守るのには、はるか昔の約定があったからだ。
ともあれ、駐在さんのおかげで野蛮な文明人に蹂躙されることもなく、戦火に包まれることもなく、その町は穏やかにあり続けた。
そんな駐在さんだが、このたび奥さんが亡くなられたので、代替わりすることになった。駐在さんの条件は『竜人がこの町を守る代わりに、一人花嫁を差し出すこと。竜人が亡くなるか、竜人の花嫁が亡くなった場合、新たな竜人と代替わりすること』なのである。
そんな町に、とても醜い娘がいた。
目があえば相手を石にしてしまえそうな四白眼。お伽噺に出てきそうな尖った魔女っぽい鼻に、薄情そうな薄い唇。食べても上半身に肉が付きにくいせいで痩せこけた顔、腕、胸、腹。その癖、下半身にはたっぷりと肉が付いて、変に大きい腰、むにょむにょした太股。
結婚適齢期を越えたのに、どんなに底辺の男とお見合いしても断られるほどに、彼女は醜かった。
そんな彼女を、両親は最後の希望として『新!駐在さんとお見合いしよう!』会場へと送り出す。
ところが今回の駐在さんは、歴代の彼らと異なり美形ではなかった。彼らは人間になじむために人の姿に変身してやってくるのだが、その姿が……酷い。変身したのソレ? と言いたくなるほどに完全に爬虫類。
誰一人として「嫁になりたい」と言い出さない状況に、竜人さんは打ちひしがれていた。
その姿が何とも言えず自分自身と重なって。醜い娘は勇気を出して、爬虫類丸出しの駐在さんの元へ歩み出た。
「……わたくしでは、どうでしょう?」
途端に駐在さんは、目を丸くして絶句してしまい……

異種族恋愛モノ。ちょっと長めだけれど1Pに収まっている短編です。あとバレンタイン番外も1本あり。
異種族間での価値観の差が、良い方向に働きましたねという一作でした。
主役の「醜い娘」が、「心根は優しい」までいかず、けっこうイイ性格をしているのが楽しいです(笑)
お嫁さんが立候補してくれなくて涙目になってる駐在さんを、「可哀相で可愛い」って見物してるあたりvv
No.4969 (読書)


 破邪騎士さん助けて
2013年07月22日(Mon) 
撮るだけ撮ってUPするのを忘れていたのですが、三日ほど前に恐るべき存在に遭遇しておりました(−ー‖

※拡大する方は、虫系ドアップ注意

もうね、もしもこれが網戸の内側だったら、発狂レベルでしたよ(ガクブル)
外からの写真は、離れた位置から最大ズームで撮りました。
ナニコレ!? ゲジゲジ? これがゲジゲジなのか!? でかすぎないか!?!?

大きさ比較

……ちなみに、一部で誤解を招いているようですが、私は節足動物の類が大嫌いです。Gはもちろんのこと、やつらを補食してくれるアシダカ軍曹も、廊下で出会うと悲鳴をあげるか硬直します。
私が書く化け物のデザインに虫系が多いのは、あくまで私が奴らを嫌い=嫌悪感を覚える=化け物のイメージに重なるからなのです。
……こいつも写真を撮ったあと、慎んで殺虫スプレーをかけさせていただきましたが、ワシャワシャと動いて視界の外へ消えていってしまいました。ううう、また出たらどうしよう(泣)

写真なら平気なんだ。ガラス戸とか網戸とかが間にあって、こちらに来ないと判りきっている場合も、それなりに観察はできるんだ。
でもいつ動き出してこちらに来るか判らないときは、もう駄目です。しかもやつらの動きはトリッキーすぎて、次にどう来るか予測できない恐ろしさがあるし(−ー;)

……日参している某ブログのグロ系商業作家さんは、大喜びで素手で捕獲されそうですが、私には無理だ。絶対に無理だ……(怖)
No.4970 (日常)


 2013年07月23日の読書
2013年07月23日(Tue) 
本日の初読図書:
「異世界召喚されたけど嫌なことばかりだったので引きこもったら魔女と呼ばれるようになりました。」
 http://ncode.syosetu.com/n5516bh/

異世界召喚されたら勇者としていろいろひどい扱いをされたので、山へ引き籠もって老婆に変身。魔女だとか呼ばれながら、捨て子を拾って育ててる元女子大生のお話。
召喚した元の国は、さらに次の『聖女』を召喚し、好き放題やろうとしたのですが、その聖女がまた曲者で、王子様と一緒に何故か魔女の元へやってきて、魔物のような姿をした息子と四人でホームコメディを繰り広げております。
割と勢いで突っ走った感はありますが、最後はめでたしめでたしで終わっております。
No.4972 (読書)


 ベネ様で定着したらしい
2013年07月23日(Tue) 
現代版ドラマ SHERLOCK でシャーロック・ホームズを演じた俳優、ベネディクト・カンバーバッチさんが、スター・トレックの新作映画公開にあわせて来日されたそうで。
私はTVのニュースなどをことごとく見逃したのですが、すでにあちこちの動画がネットに上がっていましたvv
さっそくスッ●リ!の生出演インタビューを見てみたのですが……やあ、しゃべるしゃべる(笑)
シャーロックの中の人は、やっぱりマシンガントークでよくしゃべる人でした。通訳の人が追いつけなくて大変そうだったよvv
でも変人シャーロックを演じているときとは違って、笑顔がとってもキュート★ でした。
ネットで探してみると、浴衣をお召しになっている画像もあって、これがまた素敵。
最初は爬虫類顔な人だなあ、とか思っていたのに、今では「私でも見分けられる♪」です(笑)
ちなみに愛称は各局「ベネ様」で統一された模様。長いもんね、名前……私もベネさんって呼んでます。
スタトレはやっぱり原作小説「宇宙大作戦」の方が映画より好きなんですが……TV放送されたら、見てみようかなあ。
No.4974 (映像)


 RPGもスペースオペラも無理
2013年07月24日(Wed) 
MMOとか冒険者ものが書いてみたいなー、でもゲーム全然やらないから基本的なことが判ってないしなーー、とか考えている今日この頃。
そういえばキラー・ビィのシリーズにはトラブル・コンダクターのギルド設定があった! と思って、ネタを練りつつ設定メモを読み返していたのですが。
……しまった、あの二人はフリーランスの設定だった _| ̄|○

ギルドに加入してるのはデュークの傭兵団の方だったなあ……構想してたのが昔過ぎて、すっかり忘れておりましたよ……
デュークはデュークで過去設定がてんこ盛りにあるけれど、それを生かせるストーリーが思いつけない(しょぼん) いっそジルヴァのところみたいに、荒事OKな宇宙商人に設定しとけば良かったんだろうか?
そうしてネタを練ろうとすればするだけ、話がどんどんギルドから離れていく……

本日のスマホ>
HOME画面の壁紙、たまたま好みかつシンプルで見やすかったので、この半年ずっと初期設定のままにしておりました。
しかしそろそろオリジナリティを出したいなあ、ということで、ちょっくらネットの海にこぎ出してみたり。
ふむふむ、私の機種……っていうか基本的な Android だと壁紙用画像サイズは 960×854 なのね<まずはそこから
本体は黒メインで横にオレンジのラインが入っているから、カラーは茶系が合うかなあ。でもって、あんまりごちゃごちゃしているとアイコンが見にくくなるし、かといって遊び心もないとつまらない。全体的な色合いは暗めの方が、バッテリーの保ちが少しは良いかも?
などなど考えながら、あちこちのPC用やスマホ用の壁紙素材を見比べまくって、最終的にこれに落ち着きました。

■クラシックな棚 スマホ用壁紙(Android用/960×854) | WallpaperBox
 http://www.wallpaper-box.com/smartphone/クラシックな棚%E3%80%80スマホ用壁紙android用960x854/

棚板の間に、ちょうどアイコンが収まるように作られた壁紙です。
けれどそこで、ただこれを反映させるだけではおもしろくありません。
まずはトーンをちょっと落として、落ち着いた色合いに調整。さらに以前別の事に使おうと集めていた、トライバルタトゥーの画像を引っぱりだしてきて、フォトショップでいじってみたりとか。
最終的にこんな感じになりました(※縮小してます)



焼き印が押してあるように……見えますかね?
現在HOMEに置いているアイコンと、いかに重ならないように配置するかにもけっこう気を使ったんですが。
ちなみに私の愛用財布は LARKiNS です(笑)<デザインとしての爬虫類好き
けっこう手間暇かかったものの、できあがりは満足至極。こういう加工作業は大好きなので、始めるとつい時間を忘れてしまいますvv
No.4980 (電脳)


 2013年07月25日の読書
2013年07月25日(Thr) 
本日の初読図書:
「勇者の活躍(?)の裏側で生活してます(小説家になろう)」〜#023 エピローグ
 http://ncode.syosetu.com/n4365be/

勇者召喚に巻き込まれて男女五人が異世界召喚。
一人は勇者に、一人はいろいろやらかして牢屋行き。勇者が勇者しているのをよそに、残る女子二人と共に、帰れるまでの一年間を有意義にやっていこうとする男子高校生(留年経験ありにつき十九歳)のお話。
奴隷要素、ハーレム要素ありにつき要注意。

んー、登場人物と説明が多いので、ざっくり流し読み程度で。
雰囲気的には割と好みですが、もうちょっと集中力があるときにきちんと読んだ方が良いかも。あと何の説明もなく普通に使われてる用語が、たまによくわかんないっす(−ー;) リバーシってなんだよ。日本人なんだからオセロでええやん……
No.4981 (読書)


 2013年07月26日の読書
2013年07月26日(Fri) 
本日の初読図書:
4167110156真夏の方程式 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋 2013-05-10

by G-Tools
五年生になる柄崎恭平は、共働きの両親が忙しいからと、夏休みに玻璃ヶ浦にある親戚が経営する旅館へ預けられることになった。
最近寂れがちな玻璃ヶ浦には観光客もほとんどおらず、旅館に泊まっているのは他にたった二人。しかもそのうちの一人は、行きの列車でたまたま恭平と言葉を交わした結果、同じ旅館に泊まることになった男で。
その男 ―― 湯川学という博士は、玻璃ヶ浦の海底金属鉱物資源を調査するにあたり、技術協力をするためにやってきているらしかった。
そして旅館の長女で恭平とは二十近く年の離れた従姉妹である川畑成実は、地元の海の環境保護活動をしている。資源の調査によって海が汚染されるのではないかと開発に反発している彼女だったが、そんな彼女も湯川と言葉を交わすうちに、いろいろと物思うところがでてきたようだ。
そんなある日のこと、旅館に泊まっていたもう一人の客が、死体で発見された。夜中に散策していたところを、堤防から足を滑らせ転落死したと思われた。しかし被害者が警視庁のOBだったことから詳しく死因を調べたところ、睡眠薬を飲んだ上での一酸化炭素中毒だったと判明する。つまりはどこか別の場所で死亡した遺体を、誰かがその場所へ運んだと言うわけだ。はたしてそれは、事故なのか、殺人なのか。
詳しい捜査が始まる中で、警視庁は所轄の県警とは別に独自に情報を集めることを決定した。白羽の矢が立ったのは草薙刑事。もちろん理由は、くだんの旅館に宿泊しているのが旧友 湯川だからだ。
湯川もまた、珍しく素直に調査協力を受け入れる。
いわく「今回の事件の決着を誤れば、ある人物の人生が大きくねじ曲げられてしまうおそれがある」からだと。
そうして湯川は玻璃ヶ浦で事件関係者から様々な話を聞き、草薙と内海薫は、東京で被害者についての情報を集める。
被害者はどうして玻璃ヶ浦などという田舎へゆき、わざわざ寂れた旅館を選んで宿泊したのか。
やがてそこには絡み合う、過去からの因縁が浮かび上がってきて……

去年から予約していた、ガリレオシリーズ長編作(読んだのはハードカバー版でしたが、 Amazon になかったので書影は文庫版です)。
折しもちょうど、映画が公開された今頃に順番が回ってきました。とは言え映画を見に行く予定はないし、情報も全く仕入れてませんけど。
ただやはりついこの間、TVでドラマのシーズン1〜2を立て続けに見たおかげで、メインキャラクターは完全にドラマキャスティングで脳内イメージされましたね(苦笑)
おっかしいなあ、最初に原作読んだ時はホームズ役にしては癖のないキャラだと思っていたのに、福山さんで想像すると、途端に変人湯川で動き出すvv
……しかし設定では湯川先生=非論理的な子供が嫌いになっているはずなのに、このお話では全編ずっと子供と積極的に遊び、その未来を気遣い、最後には事件の真相すら隠蔽というか……黙して語らない形になっています。映画ではそのへんどんなふうに描写されてるんでしょう?
基本的に映画はTVで放送やるまで見ないんですが……二年ぐらいで放送されるかなあ。

しかし今回のお話は、本当に湯川先生らしからぬ話運びだったように思います。前述の通り子供の相手をするところとか、事件の真相をはっきりさせないところとか。
……確かに子供の未来は大切かもしれませんが、それ以前に過去の冤罪を見逃すのはどうなの? 時効制度はなくなったんだから、十六年前でも罪は罪でしょ? そして未必の故意的な部分はあったとしても、殺人は殺人。過失致死ですますには、殺された人とその遺族が気の毒すぎやしないかい? 殺された人はあんなに良い人で、心底から善意で動いていたと思うのよ。そりゃあ、犯人側から見れば現在の生活を脅かす存在だったかもしれないけど。だからって殺して良いわけはないし、その『死』をもたらした『罪』を、目こぼしするのもどうなの?? と。
これが金田一耕助とかホームズさんとかなら、時代もあるし『そう言う人だから』で納得できるんですが、現代が舞台でしかも論理を重んじる湯川先生だとなあ……ううむ……(悩)

まあでも、お話自体はおもしろかったです。ほぼ一日で読み通しちゃったくらいに。
玻璃ヶ浦と東京、十六年前と現在、恭平くんと成実さんと湯川先生と警察という、絡まり逢う複数の要素がやがてひとつにまとまっていく様は、なかなかに引き込まれました。
むー……単に私が、ドラマの変人設定に引っ張られ過ぎて、原作での性格付けがよく判らなくなってきてるだけなのかなあ。
No.4982 (読書)


 再放送って……
2013年07月26日(Fri) 
本放送時に前半を見ていなくって、あとから悔やみまくったドラマ『謎解きはディナーのあとで』。
もうすぐ映画公開だから、そろそろかも……と期待していたら、ついに昨日から再放送が始まりました★
今度こそ全話録画して、CMも削除して、自家製 DVD-BOX の作成だぜ! と意気込んでいたのですが。
初回延長スペシャルだった1話目が、いきなり本編だけで十分前後カットされ、通常の1時間ドラマの長さに縮められていました(涙)
一応ネット動画で見てはいたんですが、あれはちょくちょく止まるし画質もいまいちだから、ぜひデジタル画質で完全版を保存しておきたかったのにおきたかったのに( T _ T )
またよりにもよって、個人的お気に入りシーンがざくざく削られてたんですよね……<お嬢さまが石を蹴ってロールスロイスを傷つけ → 影山が下りてきて初顔合わせ、とか、「お嬢さまならどうなさいます?」「影山ー洗濯物取り込んでーー」「あ、ああ、なるほど……」なやりとりとか

しかも今日放送された二話目にも、カットされたシーンがありました。尺で言うと二分ぐらい。たとえば影山さんが庭木をカットして、ティラノのトピアリーを作るシーンがまるっとありませんでした。
うん、推理に影響ない場面を削ろうとすると、どうしてもそのあたりになるんでしょうけれど……なんで放送枠が1時間分ちゃんと取られてないの!? 予告編だって削ってるのに、まだ足りないの??
再放送って、こういうものなんですかね……?
No.4983 (映像)


 2013年07月27日の読書
2013年07月27日(Sat) 
本日の初読図書:
「マギクラフト・マイスター(小説家になろう)」〜07-08 鉱山
 http://ncode.syosetu.com/n7648bn/

孤児院育ちの青年 二堂仁(にどう じん)は、物を作るのが大好きだった。孤児院という欲しいものが満足に手に入らない環境のため、自ら作り出すという道を選んだのが始まりだったが、いまでは完全に趣味と言って良い。年下の子供達のためにコマ、竹とんぼを初め、竹馬、ブーメラン、凧に模型飛行機などから、ぬいぐるみに人形まで作成し、普通に服だって縫える。大工仕事も当然こなし、就職後には工場で下っ端として様々な雑務をやらされたこともあって、あらゆる専門知識を幅広く持っていた。
そんな仁だったが、徹夜が続いて疲れが溜まっていたため、仕事中にうっかり足を滑らせて、煮えたぎる鉄鋼炉に落下してしまう。
「生命保険、ちゃんと孤児院に下りるかなあ……」
そんな思考を最後に、仁はこの世から姿を消すことになった。
そうして目を覚ましたとき、彼は見知らぬ世界にいた。誰一人として人間がいない孤島の研究所の中で、彼を迎えたのは少女の姿をした自動人形(オートマタ)。
なんでも彼女を作成した先代の主人が、その死の間際、自分の研究を受け継いでくれる後継者を捜せと命じたのだという。それが1000年以上前のこと。
魔法工学師(マギクラフト・マイスター)と呼ばれる、その世界では異端と呼べるほど進んだ知識を持つ技術者だった先代は、自分の全てを受け継げる後継者を求めていたのだった。そしてオートマタは無機物だけに出来る根気強さで、ずっと『後継者』を探し続けていたのである。
そうして彼女が見つけだしたのが、鉄鋼炉で燃え尽きようとしていた仁だった。
なお世界を渡る過程で瀕死だった仁の肉体は魔素によって補填され、傷は古い物も含めてすべて修復されていた。
どうせ一度は死んだも同じ身。そして脳味噌に直接書き込まれた先代の知識は、仁にとって非常におもしろく興味深いものだった。
その世界では、千年が過ぎるうちに戦争などによってかえって文明が衰退している。ただでさえ先進的だった先代の知識は、もはや失われた技術を通り越して卑怯とさえ呼べるものになっていた。そこへ仁の現代知識による新たな発想と、世界を渡ったことで得た膨大な魔力が加わって、作り出すものはもはや伝説級のレベル。
しかし仁はあくまで穏やかにのんびりと、自分が好きな、そして人に役立つ物を作っていきたいと考えている。
とは言え夢中になるとつい自重を忘れる性格と、仁に忠誠を誓う無敵の自動人形 礼子の行く先では、常に様々なトラブルが待ち受けていて……

異世界落ち物、チートな物作りほのぼの系。連載中。
国家レベルでのあれこれも関わってきますが、本人はあくまでのんびりと過ごすことを希望しています。
今は優秀な魔法工作士(マギクラフトマン)でショウロ皇国の外交官でもある、ラインハルトその他と旅の途中。この人は外交官としても優秀なくせに、基本はモノ作り馬鹿で、夢中になるとまわりが見えなくなるあたり仁と良く気があっていますvv マイスターレベルまでは行かないけれど、非常に優秀で理解度が高く、常識も良識も身分も持ち合わせているあたり、非常に良い人ですね。
お話としての難点は、作り出す物の構造がいまいち判りにくいことかな。ボールベアリングとか4輪独立懸架とか書かれても、素人には説明がないとイメージできないよ……
あと主役が女性陣みんなに好かれているので、ハーレム苦手な方は要注意、かも?
No.4986 (読書)


 また尺か……
2013年07月27日(Sat) 
夕べ録画しておいた、映画「るろうに剣心」を視聴。
実写と言うことで最初は見る気まったくなかったんですが、どんな雰囲気かな? と冒頭をちょっと再生してみたら、鳥羽伏見山中で血まみれの浅葱だんだら羽織に煙草をくわえている斉藤一@江口洋介にハートを撃ち抜かれてしまいまして(笑)
原作とはだいぶ違うキャラ造形だけど、なんだよニヒルで格好いいじゃねえかvv

全体的なお話は……どうやらまたも尺の関係で三十分ぐらい削られていたらしいんですが……そのせいなのか脚本自体がアレだったのか、原作を知らないとよく判らない話運びだったと思います。
っていうか、原作の初期エピソードから盛り上がるシーン、しかもアクションメインばかりを取り出して、ツギハギした感じ?
要所要所の場面とか台詞に「おお!」とは思いましたが、なんか繋がりが微妙。
総じて「壮大なコスプレパーティー」という印象でした。見ていて楽しくはあったけれど、ひとつの物語としてはツッコミどころが多いかな、と。
なんで病人が大量発生した途端、門弟もいない寂れた道場に患者が集まってくるのかとか、剣心の年齢を誰も突っ込まないのかとか<画面の外で母が突っ込んでた(笑)
そしてあの流れだと佐之が単なる喧嘩野郎だし、仮面被ってたオリジナル敵キャラ(綾野剛)が妙に意味ありげだったのも謎。そして刃衛がラスボスっぽく最後に一人で行動し、抜刀斎に執着しているのもなんで??
そもそも赤報隊を始めとした明治新政府の欺瞞と、それを良しとせず流浪する剣心の心意気がまったく語られてないじゃないのさ《o(><)o》<相良隊長が好きだった

とは言えアクションシーンは、思ったより良かったです。
とりあえず心配していた「いちいち技の名前叫んでたらどうしよう」という懸念は解消されて、一安心したり(笑)
特に斉藤さんの牙突には燃えましたね! もう斉藤さん良いとこ取りだろうvv
……まあ、ワイヤーアクションがちょっと興を削ぎましたが……あれぐらいならなんとか許容範囲。

ひっくるめると、まあそれなりに面白かったです。
今度続編が作られるらしいですね。京都編ってことは、志々雄編をやるのかな??
No.4987 (映像)


 2013年07月28日の読書
2013年07月28日(Sun) 
本日の初読図書:
「正妃になりたいわけじゃないっ!!(小説家になろう)」〜閑話 とある警護兵たちの驚愕
 http://ncode.syosetu.com/n6304ba/

「魔国文官物語(小説家になろう)」〜第41話 夜歩き
 http://ncode.syosetu.com/n0588bf/

とりあえず読んだものメモ。
No.4991 (読書)


 県西部は酷かったらしい
2013年07月28日(Sun) 
最近はゲリラ豪雨とかが激しいようで、今日も県西部では1時間に百ミリ超の、観測史上最大の降水量だったとか。
ニュース見ると氾濫とか土砂災害とか洒落にならん勢いで怖いです(−ー;)

こちらはほどよい降雨だったので、涼しいのをこれ幸い、午後完全に寝オチてました。

……あとうっかり読み返したくなり、どうせなら手元に置いておきたいからと、「チャリオンの影」上下巻をうっかりポチッとな。
定価で買うと二冊で二千円超。Amazon のマーケットプレイスでも底値で900円ぐらいするものを、あちこち探して、なんとか送料込650円(状態:非常に良い)を見つけられました。
Amazon で買った場合だと、本体価格75円×2の計算になるので、まあ良い買い物だったんじゃないかな……?
置場がないから、図書館にある本は手元に置かないとか言ってたのはどの口だ……
No.4992 (日常)


 2013年07月29日の読書
2013年07月29日(Mon) 
本日の初読図書:
「こちら討伐クエスト斡旋窓口(小説家になろう)」〜魔法ギルド2
 http://ncode.syosetu.com/n1383bo/

現代日本から魔法ありの異世界に生まれ変わった青年ノア・イグニス・エセックス。
彼は生まれつき鑑定士というスキルを持っていたが、そのレベルが何故かMAX。本来ならば無機物の鑑定しかできないはずのスキルで、人間を含めた生き物のステータスまで数値化して見ることができていた。さらにはその世界では自我の存在を確認すらされていない精霊達と、言葉を交わすことができる。
そんな若干チート気味の能力を持つ彼は、しかしどこまでも事なかれ主義だった。座右の銘は死にたくない。富も権力も必要なく、ただひたすら目立たず無難に生きていきたいと、そう思っていた。
そんな彼が選んだ職業は、地方の冒険者ギルドの窓口職員。
依頼を受けようとする冒険者達の書類手続きを行いつつ、笑顔でさりげなく一言添える。
「アイテムの毒消しを忘れていませんか?」
「こちらの依頼の方が、あなたには向いているようですが」
「その湖には最近ワームが住み着いたと(精霊に)聞いているので、お気をつけ下さい」
そんな彼が座る窓口の利用者は、生存率が異様に高いとひそかに評判になっていた。さらに現代日本人の感覚を引きずっているノアは、世間的に立場の低い獣人達にも分けへだてなく接するので、獣人の間では重要人物扱いになっていたりする。
そんな自分では自覚のないまま周囲から高評価を受けていた彼だったが、ある事件をきっかけにスキルの秘密がばれてしまい、王都へと引き抜かれることになって……

お約束の転生チート、連載中。
あらすじを読んでもっとライトで一話完結的なものを予想していたら、割と権謀術数渦巻く内容でした。
特に最近は、現在唯一確認されているレアスキル持ちだという事が判明して、王都で保護されつつ研究を手伝ったり、各国にいろんな意味で狙われたりと、窓口業務から遠ざかり気味です。ちょっと寂しい。
そして人タラシぶり(特に同性のクセモノ相手多し)に思わずニヤニヤしつつ、義父であるエセックス伯がただの優しい良い人ではなく、最初は打算で孤児になったノアを引き取ったけれど、じょじょに家族として認めていったんだというあたりが面白かったりとか。
主役もいろいろと自分の臆病さや狡さについて悩むのですが、人間ってどうしたって利己的な部分はあるのだから、それを自覚して悩んで乗りこえるのがリアルで良いと思います。

……まあ、フィクションでまでそんなドロドロを読みたくないという気持ちも正直あるので、これを読むときにはテンションが上がっているときの方が良いかも……

そして男装の麗人を含む様々なタイプの『美味しい』キャラが多数登場しているので、彼らの今後の活躍も楽しみですvv
No.4993 (読書)


 どちらを責めるべきか
2013年07月29日(Mon) 
ものごっつ久しぶりに楽天で買い物しようとしたら、何故かログインできませんでした。あれ??
パスワードやIDを間違えたのかといろいろやっていたら、なんだかブラウザがどうとかウィンドウがなんたらとメッセージが出たので、もしかして……とIEでアクセスしてみたら、今度はちゃんと入れました。
で、もって。
とりあえず目的の買い物を終えてから、「楽天 Opera」でぐぐろうとしたら、検索窓に自動的に「ログイン」の文字が追加されたりとかして。ああ、同じ目に遭ったの私だけじゃないんだ、と苦笑いしながら調べてみたら、なんか最新版の Opera だとログインできなくなるサイトがいくつかあるらしいですね? セキュリティの問題だとかなんだとか。
Amazon ではなんも問題なかったし、その他の通販サイトはめったに使わないので、まったく気付いていませんでした。
これは楽天を責めるべきなのか、 Opera に文句をつけるべきなのか…… Opera は相変わらず、いつの間にか Favicon が別サイトのものに置き換わるバグが改善されないしなあ……

話は変わりまして。
久しぶりに百均をうろうろしてみたら、愛用しているボリューム調整機能付きイヤホン延長コード(50cm)と同種の商品を発見しました。



いま使っているのは父に譲ってもらったやつで、電気屋さんでそれなりの値段を出して購入した品です。……が、正直ちょっと使いにくいというか、ボリューム調整が三段階ぐらいしかできないのが不満といえば不満なところでして。
使用機器に合わせてもう一本あると便利だなあとも思っていたので、駄目元で購入してみました。
結果、なかなかいい感じです。前述のそれもそうですが、完全無音にできないのはネックなものの、ボリュームは段階ではなくなめらかに調整できます。最小と最大の幅もそれなりにあり、うっかり最大にすると耳を痛めそうなほど音量も出てくれます。音質も、私程度の耳では違いなんて判りません(苦笑)
なにより105円だと思うと、少しぐらい乱暴に扱って断線しても、買い直せばいいやと思えるのが一番有難いところですな。
うむ、良い買い物をしたvv
No.4994 (電脳)


 2013年07月30日の読書
2013年07月30日(Tue) 
本日の初読図書:
「異世界食堂(小説家になろう)」〜タンメン
 http://ncode.syosetu.com/n1701bm/

7日ごとに、世界のあらゆる場所へ忽然と現れる扉がある。
ネコの絵が描かれていて、右手を上げたネコを模した金色の鈴が取り付けられている、黒い樫の扉。
あるいは廃坑のただ中に、あるいは人里離れた荒野の真ん中に、あるいは深い山中にも存在すれば、民家の納屋の中や、王家の離宮の壁にもある。
『ドヨウの日』と呼ばれる日にのみ現れるその扉は、1回につき1度だけ出入りすることができた。そうしてその扉をくぐった先にあるのは、不思議な店。
なんでも時空を捻じ曲げ、こちらの世界へいくつも『扉』を生み出している、異世界の料理屋なのだという。
出される料理は確かにどれも馴染みのないものばかりだったが、これがめっぽううまかった。しかも高価な食材や貴重な調味料をふんだんに使用しているのに、庶民でも充分に手が届く安さである。
訪れる客はその時々で変わるが、中には常連となって7日ごとに通い詰める者もいた。世界の様々な場所から様々な人々が、店主の美味いメシを求めてやってくる。
メンチカツに魅せられたトレジャー・ハンターの少女。テリヤキチキンとライスとミソスープを愛する伝説のサムライ。ロースカツでナマビールを飲るのが習慣なのは、英知を極めた大陸一の魔法使いだ。肉も魚も乳も卵も使わない美味しい料理をと望んだ森エルフは、ナットウスパに心を奪われた。
もしも店主の不興を買って、出入り禁止を喰らうのだけは避けなければならない。だからこそ彼らは、店内でどんな相手に出会おうとも、けして騒ぎを起こすことはなかった。たとえ敵対している国、対立している種族であろうとも、この店の中では誰もが『客』に他ならないのだ。
ドアが開くたび、取り付けられた金色の鈴がチリリンと音を立てる。
それは毎週一度、土曜日にだけ特別営業をする、雑居ビルの地下1階にある洋食屋「ねこや」こと『異世界食堂』へと、新たな客が訪れた合図なのである ――

ほのぼのもので、基本独立した読み切り連作だけれど、お馴染みのキャラクターとかはいて、ときどきニヤリとできます。
そして感想欄に並ぶメシテロの文字が(笑) ※メシテロ=飯テロリストの略
空腹時……特に夜中とかに読んだら、大変になること請け合いですvv
特に最新話「タンメン」の破壊力は抜群かと。いつもと違って賄い飯をテーマにしているので、我々でも作れそう=味の予想がしやすくて食べたくなるという(^ー^;;)
目次ページの紹介文は店主サイドから書かれていますが、ほとんどのお話が異世界からやってくる客人視点です。最初の方は特に。
それぞれの立場にある様々な種族の客達が、現代日本の洋食店の料理に感動していく様子が楽しいですね。
とにかく安心して読める安定したおもしろさがあるシリーズだと思います。

個人的お気に入りは、やっぱりサムライソードを携えた伝説の傭兵「テリヤキ」ことタツゴロウさんとか、二十年間この食堂のおかげで生き延びられた伝説の将軍「カレーライス」ことアルフォンスさんあたりでしょうか<とことんオッサンスキーvv
No.4997 (読書)


 売ってない……
2013年07月30日(Tue) 
どっちかというと浴衣向けっぽい、カジュアルで涼しげかつリーズナブルなかんざしがないかと、去年に金魚のを買ったお店に行ってみたのですが……今年はかんざし自体が入荷していないと言われました(しくしくしく)
同じ店内にある呉服屋テナントにも言ってみたのですが、あくまで結い上げた髪にピンで刺すタイプの華奢なやつしか見つからず。
……んー、洋服で使ってもOKかつある程度長さと強度がある、安い(※ここ重要)かんざしって、どんな店で売ってるんだろう……?<最近ヘアアクセサリーは百均頼みで、新しい店を知らない
通販だとただでさえ本体価格が高い上に、また送料が掛かるしなあ……
No.4998 (日常)


 2013年07月31日の読書
2013年07月31日(Wed) 
本日の初読図書:
「ラムムンシリーズ(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/s1344b/

なんの前触れもなく異世界に落ちてしまった十五歳の女子高生 紺屋杏子。その世界には異世界渡人というやつがけっこういるらしく、たまたま使役獣使を養成する学校の学長室に現れた彼女は、学費の支払いを免除してもらえることになり、使役獣使を目指すことになった。
とはいえ日々の生活費や必要な学習道具は、自分で稼いで買わなければならない。ひとまず元冒険者の夫婦が経営する宿に住み込みで働くことで、なんとか最低限の生活基盤は確保することができた。
ドキドキしながら入学試験に望んだ杏子改めアンは、使役獣が産まれる珠を割る際、その動作からうっかり卵を連想してしまう。
その結果 ―― 出てきたのは、どろりっとしてぷるりんっと震えてむにんっと盛り上がる、珠のようなものがゼリー状のものに包まれた生き物。
「えっ……スライム?」
隣の子が、そう言って若干距離を取った。
どうやらその生き物は万能スライムといって、たとえ他人の使役獣でもなんでも食べてしまう悪食で、治癒魔法・攻撃魔法ともに使えるけれど、成長してもさほどレベルが上がらないと、評価が低い種類らしい。けれど使役獣を生み出すのにやり直しはきかない。一匹目の使役獣と主の関係は特別で、二匹目以降との間をも繋ぐ一生ものの絆だ。一匹目を天寿以外で失えば、その人間は二度と使役獣使にはなれないのだから、今さら取り替えることなどできはしない。
……え? でもかわいいよね? なんだろう、水まんじゅう? 中に梅とかあるあの半透明なお菓子っぽいし、ぷよんっとつつくと、ぷるぷると震えてまじやばい、まじかわいい。
まわりから遠巻きにされるのはちょっと寂しいけれど、無事に使役獣が出てくれただけで御の字。異世界に来て、将来有望な学校に無料で入らせてもらえるので充分ありがたいのだから、全然問題なんてない。
そんなわけでラムムンと名付けたスライムと共に、アンはひたすらマイペースに異世界生活を続けることにした。
なんでも食べるスライムに、宿で出る生ゴミを処理してもらったり、ホコリが溜まっていた宿の部屋を文字通り隅々まで舐めるように奇麗にしてもらったり。さらにはきれい好きな日本人では耐えられなかったお風呂事情! 全身を包み込まれて、ぐにぐにマッサージされつつ垢のたぐいを全部食べてもらったらすっきりさっぱり。汚れたシーツも洋服も、一度もぐもぐしてからぺっとしてもらえば、きれいに洗濯されちゃいますよー。
生活費稼ぎで冒険者ギルドにも登録して、簡単な植物採集とかやってる間に、ラムムンは薬草やら魔物やらいろんなものを食べたりしているみたいです。
そんなこんなで、本人は普通にのんびり暮らしているつもりでも、異世界人ならではの発想と使役獣への接し方で、どんどん規格外になっていくラムムンとアン。彼らやがて、使役獣使や町そのもののあり方を変えてゆく、重大な存在となるのだった……

異世界召喚だけれど、言葉が判る以外の特典はありません。本編完結済。続編もキリの良いところまで行ってます。
自己責任がモットーのけっこう厳しい世界で、それでも良い人達に囲まれて楽しくまったり過ごしているさまは、なかなか癒されます。
そして下手をすると主すら襲って消化しかねないスライム相手に、全身包まれてお風呂ーとかやってるあたり、彼女とラムムンのラブラブぶりが微笑ましく。
っていうか、ララムンまじ万能です。万能スライムが器用貧乏だなんて誰が言った!? レベルでなんでもやっちゃいます。今ならドラゴンでも倒せるんじゃないか……?
お話的にはけっこう厳しい現実も突きつけられるけれど、基本はほのぼので楽しいです。
難点は文章がちょっと……読み返しとかされてないのでしょうか。説明不足や意味不明な部分があちこちあって、脳内補完するか適当に読み流すかの技能が必要かと。
あと逆ハー注意と言っておきます。



そして全然関係ないですが、「勇者互助組合 交流型掲示板」の最新作「私の手柄じゃありません」が、完成度高すぎて思わず初感想入れちゃいました。
モノカキの端くれとして、あの出来は鳥肌モノです。すごすぎる……
No.5000 (読書)


 甘さとしょっぱさの違い
2013年07月31日(Wed) 
グリーンカーテン用に植えているゴーヤがぽこぽこ実をつけるのですが、うちの家族はほとんど食べません。ゴーヤチャンプルーは1シーズンに1〜2回も食べれば充分だし、果物と牛乳を混ぜたミキサージュースは、母と次兄には好評なんですけど私が駄目です。なんでかな……あの質感が苦手で、口に含んだときは美味しいと思うんですが、せーのって勢いつけて覚悟しないと嚥下できないんです(−ー;)<もはや薬
ただ何故か塩味にしてポタージュにすると、むしろ美味しく食べられるので、昨日一昨日はジャガイモとかタマネギとかシメジとか豆腐あたりと一緒にいったん湯がいてからミキサー → 牛乳で伸ばして塩コショウで味をととのえたりと、ポタージュの試作に走っておりました。
ふむ、五人前だと豆腐は四分の一丁ぐらいがちょうどよさそうかな? あと隠し味に味噌を大さじ一杯がポイントです。もちろんスープの素と味の素は外せません。
私としてはほのかな苦みが良い感じで、熱くても冷製でもどっちもOK★ な感じにできたのですが、他の家族にはあんまり評判良くなかったり(しょぼん)
……なんでしょっぱいと美味しいと思えるのに、甘いと飲み込めないんだーーー( T _ T )>自分
No.5002 (日常)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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