よしなしことを、日々徒然に……
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 Android で音声入力
2013年04月01日(Mon) 
つらつらといつものように Google Play をうろついていたら、使用しているテキストエディタ Jota Text Editor 用の音声入力プラグインがあったので、好奇心にかられて入れてみました。

■音声入力 for Jota Text Editor - Google Play の Android アプリ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.sblo.pandora.voiceinput

おおお、すげえ!
今までチマチマしていて、とても長文入力は無理だと思っていたスマホで、簡単に文章が入力できるじゃないですか!! しかも無料で広告は無し。
多少漢字変換がおかしかったり、句読点が入らないと言う難点はありますが、ちょっとしたメモをとったり、降ってきた思いつきを下書きするのには、充分役に立ってくれそうです。
これは、味を占めないわけがない(笑)

さっそくいろいろ音声入力について調べてみると、まず音声で入力をするためには、ネットに繋がっていなければならないとのこと。
ふむふむ、うっかり無線LAN環境のない場所で使わないよう、そのあたりは気を付けておかないとなりませんね。

でもって、既に本体へプレインストールされていると判明したのが、こちら。

■音声検索 - Google Play の Android アプリ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.voicesearch

起動して話しかけると、その内容で Google 検索をしてくれるアプリです。
どうやらブラウザも選べるっぽく。少なくとも私は標準ブラウザと Opera の選択画面が出ました。
検索はいつも手書き入力を使用しているのですが、こちらもなかなか便利です。

……しかしやっぱりどうせなら、メール作成や電子辞書アプリで調べものをする際などにも、使えるようになりたいところ。
良いアプリはないものかと、さらに情報を求めて、ネットの海を泳ぎ回り。
そして、ついに発見したのがこちらのページでした。

■HTC ISW12HTにshimejiインストールしたけど・・・ | スマートフォンはgooスマホ部
 http://sp.oshiete.goo.ne.jp/qa/view/bab6af6c8b99b3ed85a7f25844725a46

こちらの解説によると、私のスマホ 003P で標準の日本語入力システムとして搭載されている iWnn IME にも、マッシュルームとかいう、外部アプリを呼び出せる機能がついているらしいのですよ。
そしてそれをONにしてみたら……なんと、最初に入れた「音声入力 for Jota Text Editor」が呼び出せたんです!
改めて別途ソフトを入れ足す必要もなしに、望んでいた通り、文字を入力する全ての場面で音声入力が使えました!!

以下、忘れないように設定と使い方をメモしておきます。

1.ホーム画面でメニューキーを押す → 設定 → 言語とキーボード → フィットキーと移動する。

2.「マッシュルーム」を「使用する」にチェックを入れる。

3.文字を入力できる画面でフィットキーのキーボードを表示させ、左下の「文字」ボタンを長押しする。

4.「音声入力」が表示されるので、それを選択。

5.画面に話しかければ、文字が入力されるZE(>▽<)

句読点を入れたり、改行するなどの細かい調整は、今まで通りキーボードからやればOKです。

ふふふふふ……これでまたひとつ快適な環境を手に入れましたvv
ただ難点は、人前でスマホに話しかけていると、ちょっぴり怪しい人かもしれないと言うことですね(苦笑)
入力する際は本体を耳に当てて、電話を掛けているふりをするべきかもしれません(^ー^;;)

あとは通販で買ったリュックの留め金具が、位置が悪い上にスポスポ抜けて事実上役に立たないので、家にあったナスカンパーツやチェーンを組み合わせて、使いやすいように修理&アレンジ。
やっぱり安物のカバンを買うのは、よろしくないですなあ……(ため息)
No.4669 (電脳)


 さっそく使ってみる
2013年04月02日(Tue) 
二週に一度の病院がよい。
図書館に寄ってから行こうと思っていたのに、気が付いたら病院についていました。あれー??
まあ、帰りに行くことになったおかげで時間に余裕ができて、のんびりゆっくり見てまわれたんですけどね。
今回借りたのは、ラジオドラマで聞いて面白かった「神去なあなあ日常」と、三国志のビジュアルムック本・呉の巻、同じく三国志の北方版二巻と、ようやく予約の順番が回って来た、謎ディの三巻をば。結構な数になったので、頑張って読まなければ。あと、うっかりポチった「薬屋のひとりごと」とビジュアル三国志の廉価版も届いてしまったことだし、しばらく読むものには困りません(苦笑)
とかなんとか言いつつ、今日は謎ディを数ページめくっただけなんですがね(^_^;)

でもって。
せっかくだから、今日の日記はスマホで音声入力を使って下書きしてみたりとか。
変換がおかしい場所を直したり、記号や句読点、改行を入れたりなど、細かいところはキーボードで修正していますが、それでもこれだけの長文をスマホでさっくり入力できるのはすごいと思います。
少しくらいは周りに雑音があっても行けるんですよ、これが。漢字もそれなりに変換してくれます。小説書いたりとかの細かいところをこだわった文章には無理ですが、ブログぐらいなら、これでも十分なんじゃないでしょうか。

そんなわけで今日の日記は、あえて細かい所をパソコンで直さずに、スマホで書いたそのままを投稿してみます。

……新しい入力方法を試してみたい時に、長文を書く名目がある(ブログを持っている)というのも、なかなか便利ですねー(笑)
No.4672 (電脳)


 Android で音声入力その2
2013年04月03日(Wed) 
うっかり、やっちまった……

■Goodleしゃべって入力マッシュ - Google Play の Android アプリ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=mashim.android.goodle_voice_input

改めて、ちゃんとした音声入力アプリを入れちゃいましたよ(てへ)
無料のマッシュルームアプリ。広告がありますが、どうせ音声入力時には通信環境が必要=無線LAN領域でしか使わないことにしている、のでパケット的には無問題。広告自体、うるさくなるほど悪目立ちはしていません。
あとスクリーンショットではメニューが英語になっていますが、インストールしてみたら普通に最初から日本語メニューで「音声入力」とか「入力方法の変更」とか表示されていたので、英語がダメという人でも安心です。
使い方は、これもマッシュルームとやらなので、先日の記事と同じ手順で iWnn IME などから呼び出せば大丈夫★

で、もって。
このアプリのなにが便利かって、句読点や各種記号(括弧とか感嘆符とか)、改行などを入力できる、簡易ボタンが装備されているところなのです。しかも細かい変換ミスなどは、音声入力画面を保持したまま通常のテンキーボードを表示して修正できるうえ、「音声入力」ボタンを一回タップするだけで、吹き込み続行可能。そうやってある程度書き溜め&編集してから、メールやエディタ画面に引き渡せるのですね。これがとっても便利です。
各地のユーザーレビューによると、音声の認識精度も高いらしく。試しに昨日「音声入力 for Jota Text Editor 」で入力したのと同じ内容を読み上げてみたら、確かに変換ミスが少ないです。さらに選択できる変換候補も多いうえ、軽くタメを入れた場所に半角スペースが挿入されたバージョンなどもあるので、メールとか読みやすく打てるんじゃないでしょうか。

そうそう、一見すると記号入力用のボタンが画面からはみ出していますが、これはボタン上で指を左右に動かしてやれば、スライドしてちゃんと全部表示されます。

やっべえ、本気でスマホでの長文入力にはまりそうvv

そうしてついつい音声入力をいじって遊ぶついでに、アプリケーションをいくつかアンインストールもしてみたりとか。
もう使わなくなっていた「縦書きビューア」や、一昨日入れたばかりの「音声入力 for Jota Text Editor」あたりなど。だって機能がかぶっているなら、使いやすい方だけ残しておいた方が、ややこしくないですもんね。
音声検索アプリも以下同文。容量を喰うばかりでほぼ使わないも同然なので、アップデート分(メガバイト単位)をさくっと消しました。おかげでだいぶ内部メモリが空いてくれて、よきかなよきかな♪

……しかし何故かインストールしたアプリと Google Play のマイアプリ表示との連携がうまく行っておらず。気持ちが悪いと言うか座りが悪いと言うか。
幸い何度かアプリを入れたり消したりを繰り返したら、なんとか表示が一致したのでほっとしましたが。
むー、なんだかややこしいなあ。

昨夜は↑こんな事をしていたら、うっかり午前三時を過ぎてしまい、布団に入って寝つけたのがようやく四時頃。なんとか朝には起き出しましたが、やっぱり眠いでーすーー(−ー;)
No.4673 (電脳)


 2013年04月04日の読書
2013年04月04日(Thr) 
本日の初読図書:
4093863474謎解きはディナーのあとで 3
東川 篤哉
小学館 2012-12-12

by G-Tools
昨年末に予約したのが、ようやく順番回ってきました。
……まあ、タダで読ませてもらっている身で、文句を言える立場ではないんですが(ありがとう、図書館制度/しみじみ)
例のドラマの原作小説3巻目。
ますますノリがライトになったというか、さらにユーモアミステリの度合いが増しているというか。
しかし個々の話がドラマに入っていないもの=先入観がなかったせいか、個人的にはこの巻が今までで一番おもしろかったかもしれません。いやまあ、キャラ達(といってもメインの三人だけですが)は、完全にドラマのキャストで脳内再生されているんですがね(苦笑)
今回の収録作は、

「犯人に毒を与えないでください」
「この川で溺れないでください」
「怪盗からの挑戦状でございます」
「殺人には自転車をご利用ください」
「彼女は何を奪われたのでございますか」
「さよならはディナーのあとで」

の、6本。
……最後のタイトルが非常に意味ありげなのですが……いかにもフラグを立てているっぽいのですが……って、ほんとに意味があったーーーっっΣ( ̄□ ̄;)
ちょっとびっくりです。このシリーズ、もしかしてこの巻で終わりなんですか?? そりゃ確かに、いい加減マンネリにもなりかけていたし、下手にずるずる続けられるよりは、切りよくスパンと完結してくれた方が、読者としては嬉しいんですけど。
それでもかなり驚かされました。いやあ、よもやまさかの、ああいう展開とは……

やっぱり一番おもしろかったのは、書き下ろし「さよならは〜」でしょうか。焼き鳥とか「さよならって、いったい何事が??」とハラハラさせられたりと、いろいろ楽しみどころがありましたし。
マンネリ脱却を狙ったのか、「怪盗からの〜」は宝生邸内部で全てが片付き、風祭警部も登場しない異色作。……正直言うと、ちょっと微妙だったかなあ。
個人的には「彼女は何を〜」のラスト展開が、ちょっとドラマ版っぽくて楽しかったです。……あれ人身事故扱いになるんじゃないだろうかというつっこみは、しないのがお約束★ いざとなったら、宝生グループの力で(ry

本格ミステリとしてはいろいろツッコミどころがあるんでしょうが、気軽にさらっと読める、楽しいお話だったと思います。
No.4676 (読書)


 世の中が明るい
2013年04月04日(Thr) 
数日前からやろうやろうと言っていた、リビングダイニングキッチンのシーリングライト4つのカバーを取り外し、洗う作業をやりました。
次兄が椅子に乗ってカバーをつけ外しし、母が風呂場で洗い上げ、私が脱衣場で水気を拭き取るという流れ作業。
終わってみると……おお! なんて世間が明るいんだ!!
先日、切れかけていた玄関の蛍光灯を取り替えた際も、あまりの明るさの差に目がくらむ思いでしたが、今回もなかなかどうして。
……なにしろ両親と長兄が吸うタバコのヤニと、台所から発生する料理の油煙にホコリが絡み合って、ものすごいことになってましたからね。年末にちゃんと大掃除しておけば良いんでしょうが、ははは(苦笑)
洗剤とアクリル毛糸ダワシのおかげでどす黒い水が流れたあとは、すっきり綺麗に白くなってくれました♪

ただ問題は台所のライトだけ、かなりカバーが劣化してしまってまして。もともと割れ目が入っていたのが、洗うはしからベキベキと広がってゆく始末(汗)
もうずいぶん古い型番なので、電気屋さんでは扱っていなさそう。しかもネットで調べてみた感じだと、たとえカバーだけを取り寄せしたとしても、下手するとライトごと新品と交換するのと変わらないぐらいのお値段がするらしい。
……そんな余裕は、我が家にはない(きっぱり)との母の言で、ひとまず幅広の透明テープで補修と相成りました。
物を大事にするって、良いことですよね?(笑顔)
No.4677 (日常)


 更新情報(2013年04月05日)
2013年04月05日(Fri) 
閲覧室の「寄贈図書」に、ちなつとも様よりのいただき物、「最北の魔術師」3章1話目をUP。

ついに始まりました、「魔術師と反発力」。
最初に読んだとき、ぶっちゃけ鳥肌モノでした。ほんっっっきで苦手なかたは注意してください(汗)<黒光りする虫
ほのぼのパートとのギャップが、かなり激しいです。そこが意外性抜群でおもしろいんですが。
王様の言ではありませんが、うっかりロウウェンに惚れ直しそうです。
No.4681 (更新)


 2013年04月05日の読書
2013年04月05日(Fri) 
本日の初読図書:
4591100804三国志武将大百科 2(呉の巻)―ビジュアル版
渡辺義浩
ポプラ社 2008-04

by G-Tools
全三巻、ラスト1冊を読了。
呂布とか董卓など三国に含まれない人達は、ほとんどこの巻に収録されていました。
于吉仙人まで載ってたよ(笑)<孫策の死因になった人
表紙絵の人物は、上列が左から朱桓、陸遜、孫堅、中段左が徐盛、右が周泰、下段左が太史慈、右が孫権。
……ううむ、相変わらず一部が謎チョイス(苦笑)
ちなみに裏表紙が周瑜ピンなのは納得です。

で、もって。
うっかりこんなものもポチッてしまってました。

4591103382三国志 群雄ビジュアル百科
渡邉 義浩
ポプラ社 2008-05

by G-Tools

同じ出版社から出ている廉価版です(てへ)
ハードカバー版を全3巻揃えると5198円もするんですが、こちらだと1冊にまとまっており、1890円で買えます。
ちなみに私は古本で、さらにお安く購入しましたが。

とはいえ、そこはやっぱり廉価版。
「141人を収録」という謳い文句の人数こそ同じものの、その141人のうち実に90人が、ざっくりばっさり解説を削られていました_| ̄|○
具体的に言うと、ハードカバー版では一番マイナーどころのキャラでさえ、全身像のイラストを含めて見開き2ページで紹介されていたのが、廉価版だと同じ見開きに6人詰め込まれています。ぶっちゃけイラストの上半身とキャッチコピーと、80字に届かない簡単な略歴のみ。
……まあそれだけでも、あるとずいぶん助かるっちゃあ助かるんですがね。それでもやはり良いほうを先に見てしまうと、どうにも見劣りすることは否めません(しくしく) ……せめて苦肉の計をやった黄蓋と、伝国の玉璽の解説をしてくれた程普ぐらいは、省略しないであげて欲しかったなあ……<ハードカバー版では、どちらも2見開き4P使われている(メイン武将クラスになると6P使用)
むしろマイナーなキャラであればこそ、いつ登場して誰と行動を共にし、そしてどんな死に様をしたのか、すぐに調べられるようになっていて欲しかったんですが……これがお値段の差ですか(ため息)

それでも三国志という物語についての説明とか、地図とか年表とか主要キャラ51名の解説については、ハードカバー版と同じ内容が収録されています。それに表紙が柔らかいのでめくりやすいし、人物名の索引が三国+αすべて共通してアイウエオ順になっているあたり、手軽にとりまわせるという点では使いやすいですね。たとえバストショットでも、ビジュアルがあるとそれだけで、似た名前のキャラを区別しやすいですし。
お値段から考えれば、こちらも相当、便利かつ充実した内容だと思います。関連小説を含む本編を読む際に、アンチョコとして使う分には充分役に立つのではないかと。
No.4682 (読書)


 ごーすとらいと
2013年04月05日(Fri) 
うちの次兄はセミプロ絵描きでして。
年に何度かは絵画雑誌に絵が載り、たまには合同絵画展に名を連ねたり、まれには売れてもいるようです。
そんな次兄ですが、文章の方はからっきし。
「絵ならいっくらでも描くけど、それにつけるコメント(150字程度)を書くのが辛くて辛くて」と日々こぼしております。
何年か前には、私へ代わりに書いてくれないかと言ってきたのですが。
……できた文章を見せたら、「気取りすぎてて恥ずかしい」とボツった過去があります。どうも叙情的な文章はイヤなのだそうで、毎回ウンウン唸りながら、どうにか50字ぐらいをひねり出していたらしいのですが。
が、です。
なんでもこのたび雑誌の方で、見開きページを使って絵を載せていただけることになったのだそうで。
やった!! と喜んだのも束の間。

「定番の構図というテーマで、400字ほどのコメントをつけて下さい」との御依頼が。

はい、泣きつかれました(笑)
もう叙情的でも良い。むしろ他の人達はそういう陶酔したっぽいコメントが多いから、とにかくなんか書いてくれ、と(^ー^;;)
……確かに150字でも辛い人に、400字は無理かろう。
私なんぞは、5KB(およそ2500字)書ける日記ソフトで、しばしば容量が足りなくなるぐらいなんですが……<今日も読書記録を含めると、しっかり字数をオーバーしている

そんなわけで、次兄の「この構図をテーマに、こうこうこういう感じの内容で。あそこはああだとか、こうしたらこうなるとか、そんな意味っぽく ―― 」とコンセプトを聞き取りながら、ざっと下書きをば。
しかしそもそも肝心の絵の方は、実物を見せてもらうどころか、まだ手すらつけていない状態だそうで、いまひとつ明確なイメージが掴み辛く。
そしたらば、次兄が実際に描こうと思っているその場所まで、車で連れていってくれました。

モチーフは次兄がもっとも得意とする、湖に沈む夕日。手前の小島がアクセントになり、このあたりではハガキとか切手とかに多用される、まさに定番の構図でして、公共の観賞用施設まで整備されているところです。
……が、あいにく本日は夕方から雲が出てきて、夕日の実物は拝めませんでした_| ̄|○
しかたなく、手前の小島を次兄の解説つきでじっくりと観察。


 正面図


 南寄りから見たところ


 北寄りから見たところ

わー、ほんの数十メートル南北に歩くだけで、こんなに違った形に見えるんだーー(驚)
地元民だというのに、これまでまったくそんなこと意識していませんでした。
観光案内の地図によると、この島、かなり東西に細長いそうで。おかげで東側にある岸辺からだと、こういうふうに見えるようです。



おまけに夕日が沈む方角は季節によって変化するので、見る時期や立つ場所のほんのわずかな違いで、シルエットの形や島と夕日の位置関係などが、様々に異なる表情を見せてくれるのだと力説されました。
次兄ほどこの島を描き続けたり、あるいは写真を撮ってきた人間ならば、太陽の位置と島の形を見れば、いつの時期にどの場所から見た光景なのか、おおむね判るそうです。
……なんでそれができて、たった400字のコメントが書けないんだろうなあ(苦笑)
まあ、今の↑この文章も、次兄のつっかえながらいったりきたりする話を元に、私がざっくりまとめた内容なんですがね。

ともあれ。
どうにか390字ぐらいの文章を書いて、あとは好きに調整してくれと、次兄のPCにデータを送っておきました。
……これが雑誌に載ったなら、私ってば、ゴーストライターデビュー??(笑)

そして今日もまた知人より、書類のレイアウト修正を頼まれて、せっせと作業をば。
基本はコピペメインの単純作業だったんですが、なにしろ量が(汗)
複数シートがあるエクセルファイルを、三十個近く送ってこられたので、さすがに相当時間がかかっちゃいました。
……それでも頼りにされている間が花なのです( ̄人 ̄)
No.4684 (日常)


 2013年04月06日の読書
2013年04月06日(Sat) 
本日の初読図書:
「もし生まれ変わっても(オンライン小説)」
 http://www.ob2.aitai.ne.jp/~yos/

無実のセクハラ疑惑をかけられた大学助教授 水島誠。彼は投身自殺しようとしたところを寸前で、家族のことを考え思いとどまった。が、直後に吹いた突風に煽られ転落。あえなく死亡しまう。
そうして気が付いたときには、知らない部屋にいた。首にはロープの輪がかかり、天井には切れた端がぶら下がっている。どうやら自殺未遂の直後のようだ。
駆けつけたやはり見知らぬ夫婦に説教を受けつつ姿見を見ると、そこに写っているのは年若い男子高校生の姿。
混乱しつつ説教を聞き流し、部屋を物色してみた結果、その身体の名は杉崎達也だと判った。なんと大事な愛娘と同じ高校の、同級生らしい。どう言うことかは判らないが、転落時に死にたくないと強く願った誠の魂が、死を選んだ達也の肉体に入り込んでしまったようだ。
達也はすぐに、遺されて悲しんでいるだろう妻と愛娘の様子を見に、自分が住んでいたマンションへと向かう。
天才哲学者の頭脳が、根暗で目立たなかった高校生の身体に入り込んだその結果、『彼』は周囲に様々な混乱を巻きおこしてゆくこととなる ――

ざっくり流し読みで読了。完結済。
主役が(内面)四十代の中年オヤジ、しかも淡白に見えながらもやることはしっかりやるので、R18部分を読み飛ばしたら、かなり所要時間が短縮されました(笑)
さっさと元の妻と娘に会いに行って受け入れられ、二人を守ることを至上命題にしているあたりは格好いいのですが。
助教授時代にやり残した研究を完成させて自費出版したら、世界規模(英語論文だから)でミリオンセラーになっちゃったりとかも楽しいのですが。
……でも、妻を最上の女に据えながらも、複数女性と関係を持つのはなんだかなあというのが正直なところ。
これで全員が納得している逆ハーならば、それはそれで楽しいんですけどね。それぞれにそれぞれの存在は隠しているあたりが、単なる●股男っぽくてちょっとイヤン。
評価は分かれるでしょうが、個人的には★3くらいでしたかな。

「おっさん飼い始めました(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n8457bg/

ひどい嵐の翌日。
唐突に魚が飼いたいと思った彼女は家を出て、おっさんを拾った。
家の前で倒れていたそのおっさんからは微かに海の匂いがしたし、川は氾濫寸前だったので、これでいいかと妥協したのだ。
そうして彼女は、その日からおっさんを飼い始めることになったのである。

読切短編。
たぶん異世界FT。彼女 ―― フィンは、人里離れた山の中で一人暮らしをしているようですが、その理由とかはざっくり省略されています。
とにかくおっさんだけを楽しめばいいと思います。おっさん、おっさんvv
No.4685 (読書)


 雨天決行なるも…… その1
2013年04月06日(Sat) 
こう言うときに限って当たってしまう、天気予報 _| ̄|○
今日は二週間も前からワクワクしつつ準備を整えていた、毎年恒例プチOFF会・兼お花見だったのですよ。
つい昨日まで天気は穏やか、風は暖かく桜は今まさに満開と、絶好のお花見日和だったのに。
……よりにもよって、今朝から雨が降り出してしまいました。
せっかく中国山脈を越えていらっしゃる Pao ままご夫妻に、今年こそ綺麗なお城と桜を見せてさし上げたかったのに……っっ(悔)
しかも被り物からアルコールから、あれだけ事前に用意しておいたのが、全部無駄になるなんて(しくしくしく)

ともあれ、
常に変化する状況には、臨機応変で対応せねばなりません。
主催のワチキさんは、前日の夕方にはお花見をあきらめて、変更工程表を作成なされました。
ちょうど武者行列という、鎧武者が市内を練り歩く行事と日が重なっていたので、お城でその到着をお出迎え。特設ステージでのイベントを見物したのち、堀川を巡る遊覧船で城下町を見物しつつ、ちょうど半周したあたりにある広場で下船。そこでもイベントをやっているので、夕方まで時間を潰してから、二次会に予定していたおでん屋さんへ徒歩で移動して、いざ呑み始めようZE!!
……と、完璧なスケジュールが提出されていたのですが。
です、が。

 武者行列 → 雨と強風により中止 _| ̄|○

当然、ステージイベントもございません。
しかたないのでドカタ親父8割の集団で、近くにある歴史博物館へと足を運び、常設展と企画展を鑑賞してきました。

入り口には、レゴブロックで作られた、意外にリアルなお城のオブジェがあったりとか。


 レゴ


 同アングルの実物
 ※別の年の写真です。

どうですか、この完璧なフォルムは! まさしくうちのお城ですよ、これはvv
そして古文書メインの地味な展示物に、意外な食いつきを見せて下さる Pao ご夫妻(笑)
ご職業柄か、古地図とか江戸時代の帳簿とかが、けっこうおもしろかったようで。ちょっと一安心。
企画展示の「春を彩る節句」も、なかなか見応えがありました。
武者のぼり「真田丸に突撃する初代城主」なんて、長さ5mぐらいあったんじゃないかな? おお、真田丸と言えば大阪の陣!? とか判るようになった今日この頃。けっこうテンション上がりましたvv
そして押し絵の雛人形に、江戸川乱歩の押絵と旅する男は、こんなの持って旅してるのかーー、とか想像を刺激されてみたり。

そして歴史館で意外と楽しく時間が潰せたので、そろそろ遊覧船に乗ろうかと、しのつく雨のなか傘をさして乗船場まで移動したのですが。

 遊覧船 → ついさっきの便で欠航になりました、と _| ̄|○

なんでも雨で川の水量が上がったため、橋の下を船がくぐれなくなったそうです(しくしくしく)<もともとギリギリの高さを、屋根を畳みお客さんが船底に伏せてくぐるという趣向が売り

大幅に時間が余ってしまったため、顔をつき合わせて緊急会議。
結論。天守閣に登閣してみよう。

……私、今日は待ち合わせ時間より1時間以上早く家を出て、天守閣のまわりをぐるーっと一周回ってきてたんですが。また城山てっぺんまで登るのか……(遠い目)<桜と城の写真を撮りたかったんです


 雨の中の、花弁を散らす桜


 花の中のお城

ともあれ。
そんなわけで、目指すは国宝登録! な、建造当時の面影を色濃く残す、天守閣内部にも入ってきました。

天守閣にまで入るのは、まだ未成年だった頃以来だと思います。
中は相変わらず板張りの壁や天井がむき出しで。柱など、複数の角材がおっきな鉄の『かすがい』で束ねられていました。そっかー、かすがいってこういう使い方をする物なんですねえ(しみじみ)
すみっこの方とかうす暗かったんですが、そこがまたリアルに当時の生活が感じられて良いんですよね。
展示物なども記憶より増えている感じで、こちらもまた思っていたよりおもしろかったです。
ただ階段が……これ手すりつきの梯子ちゃうか? うっかりすると転がり落ちるよ。膝が、膝が……というわけで、六階層を往復して出てきた時には、完全に息を切らしておりました。運動不足もきわまれり(−ー;)

そして夕方になったので、船に乗れなかったことと雨足に負け、徒歩ではなくタクシーを拾って、おでん屋さんへとGO!
ここからが本番です♪

以下、写真が多いのでその2へ記事を分けます。
No.4686 (日常)


 雨天決行なるも…… その2
2013年04月06日(Sat) 
その1はこちら

飲み会会場は、ライトアップされた桜と川面が見える、おでん屋さん。



写真が手ブレしまくってるのは、乞う御容赦★
右手前から時計回りに、ピカチュウがGOEさん、バニーの耳がワチキさん、顔をお隠しになっているのがちゅーどくさんで、さかなくんが tel さん。ミニーマウスのおリボンカチューシャがしんちゃんで、Pao ままさんは Pao ぱぱさんの影に隠れております。
……Pao ままさんは去年のケロロ軍曹に引き続き、今年はゴジラの着ぐるみを用意していらしたそうですが。さすがに花見の席ならばともかく、通常の店内ではアレなので自粛されてました。

ちなみに私は、こんな感じ。



コンセプトは、『頭に花を咲かせましょう♪』
当初構想では更に枝垂れ桜の枝を数本+風車を突き刺す予定でおりましたが、さすがに普通の店内では(以下略)
そしてワチキさんより「バニーの耳をつけてくるように」とのご指示があったので、バニーの耳(飾り)をば♪
どれも家にあったパーツと百均のあれこれを組み合わせて作成。ふふふ、楽しかったvv

けっこう歩いたので、あったかいおでんやもちチーズ春巻きなどをがっつり美味しくいただいて。しっかりアルコールも傾けつつ、熱いドカタ親父達はCADの操作方法や、こんな機能が欲しいとかいった真面目な話も交えてみたり。
そして飲み放題二時間制限一本勝負が終わったのちは、カラオケスナックへと場所を移して、更に盛り上がりました。

  

なんかもう、おまえらちょっとは年齢を考え(以下ry
途中からはねっちょさん(↑上の写真でさかなくん被ってる人)も駆けつけて、総勢九人で歌うわ踊るわ。
しまいには、たまたま店内に居合わせた見知らぬよそのグループとも、お互いにバックコーラスするわタンバリンを鳴らしまくるわで、もはやカオス(苦笑)
Pao ぱぱさんはギターを借りてかき鳴らし始めたと思ったら、五秒で「コード忘れた」とオチをつけて下さるし、ねっちょさんは「昔バイトでちょっと」と華麗なタンバリンさばきを披露するしvv
うっかり途中で居眠りこいたちゅーどくさんは、顔にマジックでイタズラ書きされてるし(苦笑)<ほんとに年齢を(ry

いやあ、楽しかったです!

シメは前回と同じおソバ屋さんで、思い思いに蕎麦やうどんやカツ丼(をい)を。
……あれだけおでんを食べておいて、さらに割子を五枚いっちゃうワチキさんと Pao ぱぱさん、カツ丼ぺろっとたいらげちゃう tel さん、すごすぎる。ドカタ親父は胃袋の作りが違いますなあ(^ー^;;)

最終的に私の酒量は、梅酒ロック×3杯に甘いカクテル2杯と、清酒をぐい呑み2杯ほど。まあ、軽い飲酒よね?
……せっかく用意した缶チューハイとか、コーラで割るつもりだった芋焼酎とかは、封も開けられませんでした(しょぼん)
まあチューハイはそのうち、夕食のお供にでもしましょうかね。焼酎は父や兄が呑むでしょう。

ともあれみなさま、お疲れさまでした。次回はまた納涼会でお会いしましょう(^ー^)ノ~~
No.4687 (日常)


 さすがに疲れた
2013年04月07日(Sun) 
昨夜は帰宅してからしばらく家族とおしゃべりをし、風呂に入ってから別管理サイトの掲示板にフォトショで加工した写真を投稿したりとかしていたら、寝たのが午前二時ぐらいになっておりました。
さすがに朝の目覚ましを止めてしまい、九時頃まで惰眠をむさぼり。
起き出して身繕いしてからは、ひととおり日課のネサフをこなしたり、昨日のことを振り返りつつ、記録を纏めたり写真を整理していたら、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。

いやー、普段運動不足なもので、あれだけ上がったり下りたりを繰り返すと、すっかり疲労困憊ですわ。たはは。 背中痛ェ(−ー;)

昨日と言えば、雨の中を歩いたおかげで、背負っていたリュックの内部にファスナーの隙間から水がしみこんでいたようで。待ち合わせ時の時間つぶしに必要かもと念のため入れて行っていた文庫本が、濡れて天と小口が微妙に波打ってしまいました _| ̄|○
ブックカバーしてたんですけどね……ほら、布製だから。
まあ、カバーの方は合繊製のやつだったから、歪んだりシミが残ったりはしなくて、その点は助かりましたけど、本が(しくしくしく)

そして役目を終えたバニーの耳(飾り)は、どうしましょっかね。
当初予定ではバラしてストラップに戻すか、かんざしにでも作り替えようかと思っていたんですが。どうせなら今後の飲み会用に、耳(飾り)のままにしとくのも手かしら?<あのメンバーだと『バニーの耳』は、お約束アイテム

夜は眠い頭を叱咤しつつ、録り溜まっていた「遺留捜査」の前シーズン再放送を視聴。もうすぐ新シーズンが始まるらしいから、早く終わりまで見てしまわないと。
あと今日からアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメイク版も放送開始されたし、他にも面白そうなドラマが目白押し。今期は見るものがいっぱいだvv
No.4690 (日常)


 あの曲を聴くと燃えます
2013年04月08日(Mon) 
TVが空いている時間を見計らって、録画しておいたリメイク版アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」1話目を視聴しました。

■宇宙戦艦ヤマト2199
 http://yamato2199.net/

うっわーー、なんだこれ。おもしれーーーっ!!

絵柄やキャラデザは、かなり今風のものに変わっていて、戦闘シーンとかもCGを使いまくっているのか、とっても綺麗で動きがなめらか。
……なのにもかかわらず、昔の泥臭さをそのままに、ツッコミどころ満載な部分を、あえて残してあるところがたまらないvv

すごい未来でテクノロジーが発達し、宇宙で艦隊戦だってやっているのに、通信モニターが白黒だったりレーダーがソナーっぽかったりとか。重力のない宇宙空間で組んでる陣形が、敵も味方もみんな同じ方を『上』にして並んでいる不自然さとか、レーザーがガンッて音立てて跳ね返されつつカーブして飛んでいくとか、宇宙空間で発光信号を肉眼で目視解読とか(笑)

そ こ が い い vv

下手に科学考証とかしまくって、したり顔で旧作の雰囲気を壊さない、その心意気が素晴らしかった!
テーマ曲を変えていない(アレンジはされてますが)のも 胸 熱 ★
イントロだけで、心がたぎります。なんてリキ入りまくった大合唱vv

戦闘シーンで、下手に隠さずちゃんと人が死んでいくのもGOODでした。
仲間を守って死んでいく。その姿を『美しい』と賛美する描写は、今の時代だと賛否両論かもしれません。しかし、そこのところは置いておいて。
戦争では、一般人も含めてたくさんの人が死んでゆく。そして死んだ人達には、悲しむ家族が存在している。
そういった大事な点を、ちゃんと描いてくれるところが、『ヤマト』の良いところだと思うのです。

何度も言いますが、某平成版リメイクアニメで、戦闘シーンで敵を撃ち倒すシーンには「パラライザーだ」とか言っておいて、最後に脱出する際に基地ごと爆破しちゃったのには、思わずポカーンとなったものです。画面に映らないところで、眠らせたまま爆殺するのはいいのか(−ー;)

直接的な暴力表現は子供に悪影響がとかほざく人達は、自粛の方向を間違っていると思います。
フィクションで人の死の悲しさを教えられなかったら、どうやって命の大切さを子供に学ばせるんだ。実際に目の前で生き物を殺せとでも言うのか??

閑話休題。
誰がなんと言おうと、「ゆきかぜ」艦橋で朗らかに歌い始める古代守の部下達は、格好良すぎです(涙)

私はそもそも、まともに旧ヤマトを見た世代ではありません。
TVシリーズは見ていないし、映画版も何作かを幼心に、設定もよく判らないまま視聴した程度。
ただ、それだけでも面白いと思ったので、少ないお小遣いをはたき、目につく限りのノベライズを買いあさったのが、確か小学生の頃でした。
しかし大人になった今になると、ノベライズってけして原作に忠実であるとは限らないと、いろいろな作品を読んで思い知らされました。私の知っている、小説版『宇宙戦艦ヤマト』が、どれだけ『正しい』ものなのか、未だに判りません。そもそもメカのデザインはおろかキャラクターの顔立ちすら、主要なもの以外は知らないのですよ。
……逆に言えば、少なくとも絵柄や声については過剰な思い入れを持っていないことも、今回のリメイク版を受け入れやすかった理由かもしれません。

やー、これは続きが楽しみだvv

映画で先行公開されているという部分は、まだラストまで行っていないんですよね? 全26話予定で、今月15〜18話あたりを映画館で公開するんだとか。 ……あれ、ってことはTVシリーズは途中で一度止まるのか??
これは是非是非、最後までこのままのクォリティを保ってくれることを期待します。間違っても某平成アニメのように、途中で作画とか脚本の整合性とか、グダグダにならないことを願いたいです。

……実は個人的に真田さんが好きなんですが。あの人のサイボーグ設定は採用されるんだろうか(ドキドキ)
某ノベライズでは、ガミラスに誘拐され、洗脳&ロボット改造された島大介に撲殺されるという、悲惨な最期を遂げちゃいましたが……いやまあ、あのノベライズは特に展開がひどかったんですけど。 最終的にヤマト乗組員で生き残ったのは、雪と古代の二人だけ。しかもイスカンダルでもらったのは、放射能除去装置ではなく、人類を放射能の中でも生きていける肉体にする人体改造装置だったというストーリーでした。あれは子供心にいろいろショックだったなーー(遠い目)

そして地球の汚染理由は謎の毒性植物のせいで、放射能じゃなくなっていたのは、時節がらでしょうか。
……っていうか、なんで今のこの時期にわざわざヤマトを選んでリメイクしたのかは謎ですな。

ともあれ、ひとまず毎週予約&ディスクに保存決定です♪
通りすがりに画面を見た次兄も気に入ったらしく、最近のアニメについてはなにかと評が辛いあの人が、放送時間とかchを詳しく聞いてきたぐらい。
ふふふ、毎週の楽しみがひとつ増えましたvv

あと「遺留捜査」シーズン2も、最終話までようやく見終わりました。
最初は反発していた佐久間さんが、終わりの方ではどんどん糸村さんに影響を受けつつ活躍していて、楽しかったです。「僕に五分、時間を下さい」って台詞がすごい受けたvv あれって数話前の「糸村さんの話は、三分で終わった試しがありません!」を受けてるんですよね?
こういうちゃんと整合性の取れている脚本だと、毎週見るのが楽しいです。

話は変わりまして。
昨夜は22時頃に、ふと「そういえば雨の中を歩いて、せっかくの新しいスニーカーが濡れて汚れちゃったな」とか唐突に思いいたりまして。
湿ったままだとカビるかもしれない。そこまで行かずとも臭いがつくかも、と柄にもない気を回してしまった結果……夜中にいきなり風呂場で洗い始めてみたりとか。
普段そんなことなどしないので、靴を洗うのに洗剤を使って良いのかすらよく判らず。結局お湯をかけてアクリルたわしでこすったり、布部分は手で揉んでみたりと、たどたどしいことになってしまいました。
ともあれ、振り回して水気を切ったあとは、靴用ドライヤーにセット。そして就寝前にタイマーを最大の二時間にかけてから眠ったら、朝にはおおむね乾いていて、ほっと一安心。
今日は今日で、昨日一昨日とはうって変わって良く晴れていたので、仕上げに裏庭で天日干し。
よし、これでまたしばらくは快適に履けそうです♪
No.4691 (映像)


 一応お知らせとか
2013年04月09日(Tue) 
寄贈図書」で連載している、ちなつとも様よりの戴き物「最北の魔術師」に、ちょっと修正が入りました。
Gは甲虫じゃなかったΣ( ̄□ ̄;) という点と、微妙に気がついた時系列の齟齬を直したぐらいです。
……ちなみに表現方法についての相談を受けて、うっかりGの情報を検索してみたら、ヤツの画像ガガガ(壊)
基本的に、ガラス越しだったり映像だったりと、実物と空間的に遮断されている状態なら平気なんですが、それでもさすがに超アップはきつい。しかもスマホで調べちゃったから、液晶画面に指が触れ……触れ……ひーーーっ(><)

やめよう、忘れよう。


例の三国志群雄ビジュアル大百科に、カバーをかけました。
アンチョコとして持ち歩くと、あちこちにぶつかって表紙に傷がつくのが気になりまして。それにあのゲームチックな表紙絵は、さすがに人目が痛いです(^ー^;;)ゞ
とはいえこのために、わざわざ布製のカバーを縫うほどでもなく。
A3用紙にネットで見つけた画像を配置し、エクセルのワードアートで背表紙タイトルを印字。

  

こんな感じになりました。
この本に収録されている地図は、ちょっと細かいところが物足りなかったので、こうしてカバー絵にしてやれば一石二鳥ですvv
……ネットで探せば、三国時代の地図が複数種類、さくっと拾ってこれるのだから、便利な時代ですよねえ(しみじみ)
No.4694 (創作)


 小心者
2013年04月10日(Wed) 
……ここ数日、楽園シリーズへのアクセスが異常に多いのですが、なにかあったんでしょうか。
ど、どこかで晒されてる!?(ガクブル)
No.4697 (日常)


 2013年04月11日の読書
2013年04月11日(Thr) 
本日の初読図書:
4894568756三国志〈2の巻〉参旗の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
北方 謙三
角川春樹事務所 2001-07

by G-Tools
とにかく呂布! な二巻目でした。
北方先生は本当に呂布が好きなんだなあ、と(笑)
wiki やユーザーレビューを読んでいると、北方先生は呂布や張飛が好きで、劉備が嫌いなんだろうという記述が見受けられます。本当にその通りだと思いました。
相変わらず視点は様々な人物へと飛び、それぞれがそれぞれの『正道』を語っていて、どれが本当に『正しい』のかは、読む人それぞれの解釈というか、好みで選べるような書き方をされています。しかしその中でも明らかに、呂布が別格で格好良いのですよ。
この巻は、王允が呂布と董卓の離反を計るべく、呂布の妻へ言葉巧みに毒を吹き込むところから始まり、曹操が青州の黄巾党を平定してエン州の実権を握りつつ、洛陽へ逃げてきた帝を許都に迎え入れるまでが収録されています。
その間に孫策は袁術の元から独立して、周瑜と共に揚州あたりを攻め取って拠点にしたり、劉備が陶謙に徐州を譲られたのち、曹操と戦って敗れた呂布を客将にした結果、留守にしている間に実権を奪われたりしております。

この劉備の変遷の書かれ方がですね、またおもしろいのですよ。
まず演義では温厚で誠実な人物となっていた陶謙が、欲深で陰険な、利己的なキャラクターになっているのです。黄巾党と裏取引して、兵糧を供給してやる代わりに徐州では暴れないようにさせてみたり、賊と一緒になってあちこちを略奪してから、すべての罪を賊に着せて処刑したりとかしています。曹操の父親を襲撃したのも、部下の暴走などではなく、しっかり陶謙の指示。
そんな州牧(領主)では当然人望もなく、また周囲には曹操や袁紹といった厄介な敵がいっぱいで、文字通り内憂外患状態。このまま息子達に跡を継がせると、すぐさま押し潰されてしまうのは目に見えている。ならば『腕は立つけれど人の良い劉備玄徳』にいったん跡目を押しつけて、すべての問題を片付けてもらおう。劉備は仁徳者だから、次の代にはまた息子達に地位を返してくれるだろうと言う、腹黒い計算があったのですね。
そしてそれらの目論見を見抜いた劉備の方は、なんとか断ろう断ろうとするのですが、ここで理由もなく突っぱねると、これまで十数年かけて築き上げてきた『徳の将軍』という評判が台無しになってしまう。それにやっぱり一州の牧という立場は、喉から手が出るほどに魅力的。
で、出した結論が、

「無位無官同様の身から、そろそろ脱け出したいのだ。州をひとつ治めた、という実績が欲しい。いずれ徐州は失うことになるかもしれぬが、その時も、ただの流浪の義勇兵ではなくなる」

と。
こいつ最初から、投げ出す気満々でやがる(笑)
で、もって。
実際にすぐ投げ出しちゃうんです。
袁術が大軍をもって攻めてくる準備をしていると、聞きつけた劉備さん。何もせずただ逃げ出したのでは、卑怯者のそしりを受けてしまい、これまで培ってきた人望が(以下略)
ならば民を守るため城を不在にした隙に、卑怯者に横から奪われたという形にすれば、領主としての責務は果たした形になるし、周囲からの同情も買えて一石二鳥★
そう計画した劉備は、部下達と示し合わせてわざと城を空にし、袁術とは力を抜いて適当に戦闘。その間に留守居として残った張飛が一芝居売って、もともと邪魔だった陶兼の旧臣を殴り殺して逃亡 → 留守を任されていた客将の呂布は、驚きつつ部隊を率いて駆けつけ事態を収容 → その呂布に補佐としてついていた陳宮が、欲を出して城を乗っ取ろうと言い出す → 計算通り★
かくして、やっかいな土地の当面の統治と内外の問題解決を、まんまと呂布(と陳宮)に押しつけちゃったあげく、「あとは、徐州をいつ奪回するか」と呟く訳ですよ! なにこのブラック劉備。かくまってくれた劉備に対し、純粋に恩返ししようとして動いた呂布は、いい面の皮ですがな。

……まあ、この呂布は呂布で、愛妻を失って以降はもうすっかり解脱しちゃった感じでして。長安を脱出した後、自分一人だけであれば赤兎と共に原野を放浪するけれど、直属の麾下たる五百の騎兵を飢えさせる訳には行かないから、とりあえず各地の有力者の元を転々としてみつつも、誰もが恐れて長くは使ってくれない。そんな呂布を、野心と頭脳はあるけれど、自分の思い通りに動いてくれる主人(武将)を持てずにいた、陳宮が担ぎ上げるわけです。
呂布は陳宮が野心のために自分を利用しても、自分はただ思う通りに戦えればそれで良い。そして陳宮は陳宮の夢を見れば良い、たとえそれが見果てぬものであっても、と突き放したスタンス。無言で愛馬とだけ語り合い、一人恬淡としているあたり、なんだかとってもハードボイルドvv

いやあ、1巻目読んだときも書きましたが、本当に斬新なキャラクター設定です。そこがまた面白いんですがvv
本当に良くできた、パロディ小説だと思います。
そう、あくまで二次創作。ああ、この雰囲気は映画「レッドクリフ」にも通じるかもしれません。これらを最初に読んで(見て)しまったら、本家「演義」に忠実なバージョンに接した際には、びっくりすること間違いなしです。

でも私は、この劉備が好きなんだよなあ。
北方謙三は劉備が嫌いなんだろうというレビューを読んだときは、どんなひどい書かれ方をしているのかと、心配していたのですが。
あのレビューは、「『演義』の劉備が嫌いだから、自分(北方謙三)好みに性格改変したんだろう」という意味だったんでしょう。
この劉備だったならば、心底忠誠を誓えば、報われることもあるかもしれないと思えます<そんなに演義の劉備はひどいのか(苦笑)

さて、その呂布も次の巻ぐらいで……でしょうか?
こうなると、どんな退場ぶりを見せてくれるのか、期待が高まります。
っていうか、この調子だと赤兎も……あれ? 関羽の立場は??
No.4700 (読書)


 何をやっているのだか
2013年04月11日(Thr) 
こないだ作ったばかりの三国志用ブックカバー。うっかりバージョンアップしちゃいました(てへ)

  

空いてるスペースのバランスが悪かったので、地図を一個足してみたりとか。
白い部分が寂しいので、砂っぽいテクスチャを敷き詰めてみたりとか。
そして大きい方の地図を、三国の領土が判りやすいように塗り分けてみたりとか。

……まったく、なにをやっているんでしょうね(苦笑)

しかも仕上げに、図書館の本とかにかかっている、ビニールカバーでコーティングまでしてしまいましたよ(何故持っている)。これでうっかりテーブルにお茶とかこぼれていても、大丈夫★
あ、本全体をコーティングしたわけではないので、カバーを外そうと思えば、ちゃんと外せます。

ちなみに三国の着色は、やはりエクセルの図形描画機能を使用しました。頂点の編集とか塗りつぶしの透明度調整を使うと、これでなかなか細かいことまでできるんですよ。エクセルの図形描画機能。
……ビスタとか Win7 〜 8 では、そのあたりの機能がどうなっているのか、まだよく知らないんですけどね(不安)<未だにXP使い
No.4701 (創作)


 更新情報(2013年04月12日)
2013年04月12日(Fri) 
閲覧室の「寄贈図書」に、ちなつとも様よりのいただき物、「最北の魔術師」3章2話目をUPしました。
背後に様々なものが見えてきて、いよいよ盛り上がって参ります!

あと先日にもお知らせしましたが、3−1にいくぶん修正が入っております。
物語の筋にはほぼ影響はありませんが、ご興味がおありの方はご確認下さいませ。
No.4704 (更新)


 2013年04月12日の読書
2013年04月12日(Fri) 
本日の初読図書:
「俺の家はダンジョンではない(小説家になろう)
 http://ncode.syosetu.com/n5748bh/

彼はコミュ障だった。それも重度のコミュ障だった。
それでも精一杯に生きていたある日、ふと気が付くと、目の前にステータス画面があった。1万のポイントが与えられており、それらを様々な項目に振り分けられるようになっているようだ。
出現場所の選択肢を見た。
【魔物溢れる前人未踏の地:マイナス10万ポイント】
前人未踏の地。
それはつまり誰もいないと言う事である。コミュ症の彼にとっては、天国のような場所ではなかろうか?
迷わず選択し、さらに
【美貌:人間に見えないレベル:マイナス1万ポイント】
【言語:日本語のみ:マイナス5000ポイント】
【家:なし:マイナス1万ポイント】
と、次々に選んでゆく。
その結果、魔物が跋扈する土地で充分に生きていけるだけのスキルと物資へと、ポイントを回すことができた。最後に迷うことなく実行ボタンを押す。夢ならば問題はないし、現実ならば夢にも見た人のいない世界へと旅立つことができる!
そうして彼は、深い深い森の中へと降り立った。
さっそく結界を張って土地を確保し、家と畑を作って家畜を飼う。
物言わぬ家畜と、結界の外を行き過ぎる魔物達に囲まれて、彼は幸せな一人暮らしを満喫していた。
……が、気が付けば、結界の外に人間らしきパーティーがいる。魔物に襲われ、今にも死んでしまいそうだ。
なんで!? 前人未踏って言ったろ? 誰も来ないはずだろ!? なに人間の侵入を許してるんだよ、前人未踏の意気地なしぃっ!
思わずパニックを起こすものの、見殺しにするのは忍びなく。彼は食事と替えの剣、屋根位は貸してやる事にした。ゴーレムにそれらを持たせて結界の外へと出してやると、彼らはしばらく結界を破ろうとしていたが、やがてあきらめ去っていった。
ほっと一息ついて、冷や汗を拭う。
しかしそれは、襲い来る受難の始まりに過ぎなかったのである……

ちなつにすすめられて読んでみました。異世界召喚最強(?)チート。完結済。
短いのでさくっと読めます。
言葉も容姿もみんなかなぐり捨てて、ただ一人で生きていくことだけを願う勤勉な男と、ひたすら勘違いして、魔物が住むアイテムの宝庫だと襲い来る冒険者(やエルフ)との熱い攻防が笑えます。
見た目が「人間に見えないレベル」なので、魔物と勘違いされている主人公がお気の毒。っていうか、言葉も通じないし、もはや知能のある魔物と変わらないよな(苦笑)
オチがまたなかなか楽しいです。
おもしろい話の紹介、サンクスでした!>ちなつ

「本が読みたい(小説家になろう)
 http://ncode.syosetu.com/n5563bh/

以前 Arcdia で公開されていたものが、加筆修正されてなろう! に移動してました。一応メモ。
No.4706 (読書)


 懐かしすぎる
2013年04月12日(Fri) 
懐かしのベストセレクションとかで放送していた、二時間ドラマ「三毛猫ホームズの追跡」を鑑賞。
なんと 1979 年の制作ですよ、お嬢さん(誰)
主演は石立鉄男だとか。ヒロインは坂口良子。
父などは、キャスティングが懐かしいと、そっちの方に食いついておりました(笑)
私はそのへんよく判りませんが、昭和の黒電話とかがごっつー懐かしかったですvv 年がばれる、年が(苦笑)

あ、ちなみに内容の方は、すがすがしいまでに改変されていました(乾笑)
個人的に、原作で一番好きな話なんですけどね……
ヒロインが晴美ではなく、原作一巻目で死んでいるはずの吉塚雪子で、しかも堂々と片山さんの婚約者を名乗ってるし。
そして相良さんは女性で講師の一人の恋人になってるし、所長さんは同じく講師の一人の愛人だし。金崎涼子(妹)に至っては影も形もない。
映画評論家の死に方も違えば、ホームズなんてほとんど推理をしません。
そもそも片山さんが、普通に女性と会話をしている段階で、これはもはや別物だと早々に割りきっちゃいました。
それならそれで、それなりに面白かったので、まぁ正解だったんじゃないかと。
調べてみたら、このシリーズは六作も作られてるんですね。他に片山さんを陣内孝則が演っているバージョンもあるのだとか。それはちょっと、見てみたい……かも?
No.4708 (映像)


 2013年04月13日の読書
2013年04月13日(Sat) 
本日の初読図書:
4198936048神去なあなあ日常 (徳間文庫)
三浦しをん
徳間書店 2012-09-07

by G-Tools
横浜に住む高校生 平野勇気は、卒業したら適当にフリーターで食っていこうと考えていた。だが卒業式の当日になって、おもむろに担任教師より「就職先を決めてきてやったぞ」と言い渡された。そんなこと、頼んでなどいない。寝耳に水の話に戸惑っている間に、両親からは当面の着替えを渡されて、さっさと家から放り出されてしまった。行き先は三重県の山奥にある神去村。なんでも最低一年は帰ってこられないと言う。
訳が分からぬまま駅に降り立った勇気を迎えに来たのは、髪を金色に染めた物騒な雰囲気の男、与喜(ヨキ)だった。さらに軽トラで走ること一時間あまり。携帯の電波すら届かぬ山村で、勇気は何の説明もなく、みっちりと一週間チェンソーの扱いを叩き込まれた。そうして送り込まれた先は、村の「おやかたさま」こと中村清一が率いる、中村林業株式会社。
なんと勇気は知らぬ間に、林業へ就業することを前提に国から補助が出る、「緑の雇用制度」に応募されていたのだった。基本的にIターンやUターンした、林業に興味を持つ人間の再雇用を対象としたもので、新卒のしかも林業など考えたこともない勇気が受けるなど、例外中の例外である。
しかし物理的にも空気的にも、逃げられる雰囲気ではなかった。
かくして勇気は、強面の先輩ヨキら中村班の面々と共に、山で杉や檜を育てる仕事を学ぶことになった。
それは精神的にも肉体的にもひどく辛い作業で。
けれど勇気はやがて気がつく。深い深い神去の山には、今も不思議が息づいていると。それらと村人達は、ごくごく自然に共存しているのだと。
そんな彼らと過ごすうちに、時に泣き言をこぼし、時に反発しながらも、勇気は徐々に山の魅力へと目覚めてゆく ――

以前に新聞コラムで紹介されていて、ちょっと興味を持っていたところへ、ラジオドラマを聴く機会があったので(以下略)
読んでみたら、ラジオドラマがすごく丁寧に作られていたことが判りました。やー、ほんとに青アドは原作を大切にした脚本を書いて下さってますね(もちろん声優さん達の演技や音楽もすばらしいのですが、何よりまずは脚本です)。
音で聴いているだけでは、ユーキやヨキ、サンタなどがどういう漢字を当てられているのか判らなかったので、そのあたりはだいぶ新鮮でした。
物語的には、いきなり右も左も分からないまま知らない環境へと放り込まれ、その後も詳しい説明を全然もらえないまま右往左往させられる勇気の立場に、いろんな意味で物思うところはあるのですが。まあそれはさておき。
とにかくヨキの兄貴っぷりが素敵ですvv なにこの良い漢(と書いて「おとこ」と読む)。
見た目は年喰ったヤンキー。心根はどこまでも故郷の山と、嫁さんを愛する若き職人。でも嫁さんの目を盗んではスナックに行くし、ばれれば土下座もする(笑)
そして班の一員である犬の元気がなくなれば、仲間みんなで大真面目に一芝居売って、自信を取り戻させてやる。その心意気がまた良いんですよねえ。

タイトルに神の字があるように、このお話にはしばしば不思議な存在や現象 ―― 神様に関わるあれこれが登場します。おやかたさまの五歳の息子 山太は神隠しに逢うし、勇気は幾度も山の中で神様の娘と呼ばれる不思議な女性を目撃する。山中で濃霧の奥から聞こえる、太鼓や鈴の音と、通り過ぎる『何か』の気配。
それでも神去村の人々は、それらを静かに受け止めつつ、あえて言葉に出して取り沙汰することはしません。

山の生き物は、山のもの。山での出来事は、神様の領域。お邪魔してるだけの人間は、よけいなことには首をつっこまない。

この一文が、この物語の全てを集約していると思います。
山の神を敬い、その恵みに感謝しながら、神去村の人々は時に信心深く、時に剛胆に、「なあなあ」と日々を過ごしているのです。

あくまでこれはフィクションであり、現実の林業はもっと厳しく、そうそうこの話のようにうまくやっていける訳ではないと、判ってはいるのですが。
固いこというねぃ。読んで楽しい気持ちになれるのなら、それで良いわなvv
読後、胸の奥がほんわり暖かくなる感じがしました。

勇気がマジで危機一髪に陥った時、そこへ救いの手を伸ばすヨキと、握り返す勇気。そこであの『お約束(byリポD)』が飛ばされた時は、マジ笑いしてしまいましたがvv

ああでもヨキよ。
ラジオドラマ聴いたときも思ったが、携帯のバッテリパックは高いんやぞーーーっっっ!! っていうか、携帯は通話やメールだけに使うんやない! たとえ圏外であっても、DLしてあるアレとかコレとか読むのに使えるんだから、そんなことされた日には、私だったらブチ切れるねぃなっっっ!?
No.4709 (読書)


 選択肢は多い方が良いのさ
2013年04月13日(Sat) 
えー……と。

■ひらがな手書き様 えのきだけ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.sylc.android.t

Android 用手書き入力アプリ。無料で広告なし。
ただし平仮名と一部の記号のみが対象。認識制度は……正直微妙です。
書き順が違うと認識しないらしく、私の書き方だと「も」が高い確率で入りません。あと「る」とか「ね」も失敗しやすいのは何故なのか。
一文字入力するごとに、いちいち認識候補をタップせねばならぬのも地味に面倒です。濁点も「が」と書くのではなく、「か」+「濁点キーをタップ」というのが、慣れるまでしばらくかかりそう。
とはいえキーボードからのフリック入力より早いのは確かです。
出先で声を出すと周囲に迷惑、あるいは電波が繋がらない=音声入力が使えない場合などで、キーボード入力するのに苛ついた時には、便利かもです。

明け方5時半頃に、またも地震がありました。
今度は淡路島を中心に、大阪あたりで震度5〜6。
幸い私の友人知人まわりには、直接的な被害はほぼなかったそうですが。
それにしても、最近の日本はどうなってるんでしょうね……怖いです(−ー;)
No.4710 (電脳)


 2013年04月14日の読書
2013年04月14日(Sun) 
本日の初読図書:
4125012423天使たちの課外活動3 - テオの日替り料理店 (C・NOVELSファンタジア)
茅田 砂胡
中央公論新社 2013-03-26

by G-Tools
今回は社会体験学習の一環で、食堂をお手伝い。
……が、気難しい店主は料理のことしか頭になく、店を切り盛りしていた妻が亡くなってからは酒浸り。今回なんとか建て直しをはかることになったものの、二年も放置したままだった店は、ホコリまみれの寂れ放題だった。
料理の腕は超一級 ―― というよりもはや神レベル。けれどそれ以外まったく何もできない店主の尻を叩き、リィ・シェラ・ルゥにライジャたちいつものメンバーは、手を尽くして店を繁盛させるのだが……しかし何故か不穏なトラブルが立て続けに発生して……?

とまあ、いつも通りのどたばたコメディ。
たった五日の研修間でよくもこれだけ、とか、たまたま二人が訪れている時期に出来事が集中しすぎだとか、つっこむのは野暮というものです。これが茅田テイストなんですから(笑)
店主さんの社会生活不適合ぶりには、我が身を省みて大いに突き刺さるものもあったりしますが。まあ、気にしない……気にしてなんかないんだからっっ( T _ T )
ライジャの活躍が少なかったのが、ちょっと残念だったかな。
あとイラスト集に収録されていたのだと思う、ジャスミンとケリーの結婚話について、触れられているのが悔しいです。
ううう、その小話のためだけに元値も高ければ、今は既にプレミアもついてるらしいアレを購入するのは辛いんだが……いつか巻末に収録とかされないかなあ。以前のイラスト集の小話も、サウンドトラックCDのブックレットのそれも、何年も経ってからだったけど、なんとか単行本になったんだし。希望は持てるはずだ!

……ところでシェラは十九になっても違和感なく侍女がつとまる容姿に育ってましたが、男性形のリィは普通に少年でしたよね?<デルフィニア最終巻参照
この調子だと、まだまだ女の子に見えるっぽいんですが……いつか成長期が来てがらっと変わるんでしょうか?
No.4713 (読書)


 しょせん無料アプリか
2013年04月14日(Sun) 
昨日インストールした、アンドロイド用手書き入力IME「えのきだけ」、何故かメール作成画面だと正常に動作しません _| ̄|○ <ひらがな一文字ずつしか入力できず、漢字変換もできない
テキストエディタと辞書アプリではちゃんと入力できるのに……何故にメールだけ(しくしくしく)
そもそも手軽に文字入力できるIMEが必要なのは、なによりもまずメールなのに! これでは意味がないじゃないのさ!!
他にも単語登録ができないとか変換候補に顔文字がない、マッシュルーム呼び出しができないあたりも、地味に辛いです。
やはり入力には「しゃべって入力マッシュ」と「フィットキー( iWnn IME )」の取り合わせが、無料で使うには個人的に一番の取り合わせかな……読めない漢字を調べたり入力するときは、 Google の検索画面で手書き入力して、そのまま検索あるいはコピペ使用とかでさ。
ああ、やっぱり無線LAN環境がないと、とことんパケットが消費される仕様なのか……<音声入力も手書き入力(漢字込)も、認識にデータ通信が必要
No.4714 (電脳)


 2013年04月15日の読書
2013年04月15日(Mon) 
本日の初読図書:
4072853798薬屋のひとりごと (Ray Books)
日向夏
主婦の友社 2012-09-26

by G-Tools
内容紹介については、WEB版を読んだときに書いているので割愛。

え? あれ? ここまで!?
というのが、読了した段階で最初に思ったことでした。
うん、いや蛇足編が入っていないのは知ってましたし、確かに区切りが良い部分であることは確かなんですけれど。
……でもこれじゃあ壬氏さんは、妖しい美貌のちょっと意味ありげな、でもあくまで宦官としか思えないんじゃないだろうか?? そうすると猫猫との今後が、かーなーりー、不毛な予想になっちゃうんですけど。
この巻で明記(というか示唆)されているのは、実は見た目より幼い十六歳であること。阿多妃と横顔の印象が似ていること。十五年前に赤子のまま死んだという阿多妃の息子は、(ネタバレにつき中略)である『かもしれない』こと。この三点だけですよね?
それだけの記述で、壬氏の正体とその立場まで読みとるのは、よっぽどライトノベルに慣れ親しんだ人じゃないと無理なのでは。 私がWEB版を読んだときは、さてどのへんで察したんだったっけ……?
まあ、ライトノベラー(なんじゃそら)としては、皇帝の弟が病弱で、人前にほとんど出てこないと書かれている段階で、もう「ああ成る程」とか思っちゃうんですけどね(苦笑)
さらに高順の立場も詳しく語られないままなので、苦労性の彼がますます気の毒なことに……

もともと後宮に閉じこめられている猫猫中心に描写が進むため、事件の謎解きをした結果生じる宮廷内の変遷とか、表の政治内容とかがほとんど語られてないんですよね。そう言う意味では、いささかオチがない放りっぱなし感が。
あとたまに混じる妙に現代的な視点が、古代中国的世界観に浸かりながら読んでいると、違和感を感じさせるかもしれません。

ともあれ。
続きを出さずにこの一冊で終わらせるのであれば、事件エピソードを増やすよりも、壬氏の正体まわりをもう少し補填してやった方が良かったのではないかと思ったりも。

そんな訳でWEB版を未チェックの読者は、是非続きの蛇足編と後日談SS群も読んでみられることをオススメします。
壬氏の事情だけでなく、猫猫の出生の秘密など、いろいろ意外な情報が明らかになりますので。

■薬屋番外編
 http://ncode.syosetu.com/n8967bb/
No.4715 (読書)


 産地直送
2013年04月15日(Mon) 
某お知り合いの農家さん(笑)にお願いして、コシヒカリの玄米 20kg 入を購入させていただきました。



どうだこのド迫力vv スーパーで売っている 10kg 入りのビニール袋とは、たたずまいからして違うぜ〜?
さっそく近所のコイン精米機にて精米作業をば。

  

慣れないので、父と二人がかりで壁に書いてある取扱説明を熟読。多少の試行錯誤もありましたが、なんとか無事白米に加工できました(苦笑)
つきたてのお米って、ほんのりあったかいんですねえ。そしてほのかに漂ういい香り♪
今まで経験したことがない作業だったので、いろいろと新鮮でした。

ちなみに普段うちがスーパーの安売りなどで買っている、値段で選んだブレンド白米と比べると、送料・振込料・精米代、もろもろ合わせても 10kg あたりで 500 円は安い計算に。
これで送料がもう少し安かったら、もう考えられないほどにお得なーのーにーー 《o(><)o》 <送料が 20kg につき 1500 円ぐらいかかる
まあコシヒカリをこの値段って段階で、十分お得なんですがね♪

……ワチキさんかちゅーどくさーん、なんなら高速代金負担しますから、6月にあちらへ遊びに行かれる際、ついでに車に積んできてもらえませんかー、とか遠くに向かって叫んでみたり(笑)

20kg ぐらいのお米は、半月ほどで消費してしまう、エンゲル係数の高い我が家にしてみれば、けっこう切実なお話しです。



そんな訳で、今日の夕食はおいしいお米を堪能(合掌)
水の量をいつもより控えめにしても、ふっくら柔らかく、そしてほのかに甘い感じがしましたvv しかもツヤピカの真っ白(とは言え標準搗きにしたらこうなったけど、八分搗きとかの方が、むしろ風味が残ったかな??)。
ともあれ、農家さん(笑)には感謝感謝です。
在庫が許すようであれば、是非また今後もよろしくお願いいたしたく…… <( _ _ )>
No.4716 (日常)


 2013年04月16日の読書
2013年04月16日(Tue) 
本日の初読図書:
4091235832妹先生 渚 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
村枝 賢一
小学館 2012-01-12

by G-Tools
4091235840妹先生 渚 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
村枝 賢一
小学館 2012-01-12

by G-Tools
古本屋で棚を眺めていたら、偶然目に入って「うぉぉおおお!?」となりました。
おなつかしや、「光路郎」の続編じゃないですか!
もう「光路郎」は、何度読み返したか判らないぐらい、大好きなお話でした。
今回は女子高生だった妹の渚ちゃんが、母校の教師として新入生を受け入れるところから始まります。
お馴染みキャラも多数登場。
兄はいろいろあって、一巻ラストからの登場でしたが、あいかわらず良い男。子供(しかも二人)もできていて、すっかり奥さんの尻に敷かれております。
個人的に渚ちゃんと原くんの関係が大好きだったので、二巻では思わず「うふふvv」というところ。
寡黙な巨人、不登校の問題児だった彼も、すっかり「みかん農園の若旦那」になっちゃって、ますます格好良さがレベルアップしております。
……新入生の若造くんじゃあ、原くんには到底かなわないぜ★

メインは渚先生と生徒達との交流というか、学園青春的なものになるんだと思うんですが、旧作ファンとしては、ついつい旧エピ関連の方にばっかり目がいってしまいます。
あと渚ちゃんが国語教師になっていつつ、英語アレルギー健在なのが、正直ちょっと。作者様はいさぎよく「間違えました」と後書きマンガで白状してらっしゃいますが、旧作のラストに感動した身としては、どうにももやっとしたものが残るのでした。

あ、でも、「え? いきなりファンタジー??」と思わされた、雀のお話とかにはしてやられました。うまいなあ、村枝先生(しみじみ)
そういえば旧作にも、ホタルが吉永先生に恋するとか、自動販売機や雪だるまのファンタジックなお話がありましたっけ……
No.4719 (読書)


 神隠し?
2013年04月16日(Tue) 
先日、雨の中を歩いたので、スニーカーを洗ったのは良いのですが。
……外してネットに入れ、洗濯機に放り込んだ靴紐が行方不明です _| ̄|○
母いわく、ちゃんと乾燥させてゆるく結び、ソファの上に置いたとのことなのですが、私はその姿を目にした覚えがありません。
かれこれ三日ぐらい探しているのに、リビングにも自室にも、ソファの下にもタンスの中にも、どこにもない(><)
一度新しい靴を履き慣れてしまうと、傷んで古くなった前の靴は、履き心地が悪くて悪くて……くそう、靴紐を買い直すしかないのか。全然傷んでない、まだ新しい紐だったのに。しかも靴本体に合わせた淡いベージュ。あんな色、なかなか見つからないのに。

はあ……どうせ新しい靴紐買った途端に、どこか既に探したはずの場所から、ひょっこり出て来ちゃうんだろうなあ……

久しぶりにリアルの古本屋をうろうろ。
……どの棚のどのあたりをチェックすればいいのか。そもそもあまりのレーベルの多さに圧倒されてしまう私は、すっかり世間から置いていかれているようです。
良いんだ、私にはネット通販という強い味方がいる。っていうか、ネットで買った方が、よっぽど状態の良い古本を座したまま100円は安く入手できる<それだからリアル本屋がすたれるんだよ

とりあえず、「月蝕島の魔物」が3冊(しかもうち2冊は105円の棚)もあったのが、なんだか複雑な気持ちでした。あれが続編「髑髏城の花嫁」だったら、購入して読了後、図書館に寄付しても良かったのになあ……(しょぼん)
No.4720 (日常)


 2013年04月17日の読書
2013年04月17日(Wed) 
本日の初読図書:
4062732068ST警視庁科学特捜班 (講談社文庫)
今野 敏
講談社 2001-06-15

by G-Tools
警視庁科学特捜班Scientific Taskforce、略してST。彼らは科捜研から独立して新設された、科学捜査を行う特別班である。構成メンバーは、科捜研の中でも特に優秀だった人材が集められている。
……しかしその実体は、手帳も手錠も銃も持たない一般職の集団で。噂によれば、みなどこかしら問題を抱えた、はみ出し者ばかりだとも言われていた。
ただひとり、彼らを束ねる立場にある百合根警部補だけが、まともな捜査権を持っていたが、とは言えその彼にしても、ほとんど経験を持たない新人のキャリアにすぎないのである。
そろいもそろって曲者揃いのメンバー達。優秀でこそあるかもしれないが、協調性皆無の変人集団に、チームワークを旨とする現場の捜査員達は苛立ちを隠せないようだった。
そんなSTが初投入されたのは、中国人女性が殺された現場だった。室内は乱雑に荒らされており、被害者女性は全身傷だらけで暴行を受けている。凶器は現場に放り出されたままで、衝動的な犯行であることが、一見して見て取れた。おそらく犯人は異常な性癖を持つ、粗暴な男。過去に傷害などの前科を持っている可能性が高い。そう主張する捜査陣の意見を、しかしSTのプロファイル担当 青山は、ばっさりと切って捨てる。
「この事件は、それほど簡単なものじゃないね」
いきりたつ捜査員をよそに、ST達はまだ情報が足りないからと、明確な犯人像を絞り込もうとしない。
そして、新たな殺人が起こる。今度の事件は同じ猟奇的な快楽殺人でも、まったくタイプの異なるものだった。また現場に残されていた犯人の体液から判る血液型も、前回とは違っている。別件か、あるいは模倣犯だろうという現場の見解に、またもST達は待ったをかける。
反発を強くしてゆく捜査陣とSTの間を懸命に取り持つ百合根だったが、じょじょに二つの事件を繋ぐ情報が見つかってきて ――

協調性ゼロ・ワケ有り変人揃いの特捜班という、どこぞのライトノベルっぽいドラマの設定を新聞で見て、なんだかおもしろそうだから原作をポチッとな。
……けれどなんとなーく予感がして、「メディアミックスを見るなら原作を先に」というMYルールを曲げて、ドラマから先に視聴しました。
結論。正解(苦笑)
ドラマはドラマで非常におもしろかったんですが、先に原作を読んでいたら、あまりのおちゃらけ改変ぶりに、コレジャナイ感が半端なかっただろうと思いました。
とりあえず法医学担当の赤城さんは、引きこもりではありません。限定(主に女性)対人恐怖症だけれど、普通に現場へ足を運ぶチョイ悪親父系ダンディさん。
文書鑑定やプロファイリング担当の青山さんは、れっきとした男性。ただし誰もが見とれる端正な美形で、ゴミ部屋の中でくつろぐ姿のギャップが激しいです。
毒物など第一化学担当、その優れた嗅覚から人間ガスクロマトグラフィーと呼ばれる黒崎さんは、長い髪を後ろでくくったガタイの良いサムライ系武闘派で、しゃべらないのは単に寡黙だから。
物理担当で極端に耳の良いセクシー姉さん翠さんと、第二化学担当で兼業坊主の山吹さんは、まあドラマとそう変わらないかな、というところ。ただドラマの山吹さんの法衣が、墨染めじゃなくえらい派手だったのが原作読むと気になりますかね。山吹さんはもっと空気を読める人の印象でした<現場が神社だったときは、法衣を脱いでくるとかさ
お話の内容も、事件の流れと犯人はおおむね同じだったんですが、その動機や背景がだいぶ違いました。どうも小説の方では、『黒幕』が今後も関わってくるようです。

個人的に嬉しかったのが、百合根キャップとSTメンバーの間に、すでにある程度の信頼関係ができているらしいところ。「キャップは警視庁の中ではいけてるほう」と評されたり、「さすがキャップ」とか言われる場面が幾度かあり、読んでいてちょっと心安らかになれました。普通の刑事達とSTである部下達、どっちの陣営からもアウェーだと、立つ瀬がなさそうで、読んでいてつらくなるもので……
百合根さんと言えばドラマでのメモ魔、完璧主義な部分がなかったですが、これはそのうち描かれるのかな?
個人的に『何かを代償にした有能な人たち』が活躍するお話が大好きなので、百合根さんもヘタレ部分を見せつつ、どんどん認められていって欲しいところです。
そして今回は赤城さんの活躍が少なかったのが、少々残念でした。
『一匹狼を気取りたいのに、何故か周囲に人が集まるリーダー格』という設定が、まだ活かされていないようでした。ここも次巻以降に期待ですな<つまり続きも読むつもり

とまあ、設定は以上の通りだし、活字は大きいしで、本当にどこのキャラクター小説的ライトノベル? という感じでした(笑)
あえて苦言を呈するなら、人の命がいささか軽く感じられたというのを取り沙汰するのは、刑事物ミステリでは野暮なことでしょうか。
No.4723 (読書)


 2013年04月18日の読書
2013年04月18日(Thr) 
本日の初読図書:
「偏屈さんと一緒(小説家になろう)」〜あのーあなた誰ですか?・・許嫁?冗談ですよね 1
 http://ncode.syosetu.com/n1750o/

モモコ・クロックス。20才。イギリス人と日本人のハーフである彼女は、淡いストロベリーブロンドと茶がかった緑の瞳を持つ、ごく普通……ちょっと鈍くて天然で能天気かもしれないが、たぶん普通……の女性であった。
そんな彼女は憧れの出版社に勤め始めて間もなく、トラックにはねられた。
激痛と衝撃に混濁する意識 ―― そうして気が付くと、彼女は……落下していた。
水音と共に池にダイブ、溺れそうになっているところをすくい上げてくれたのは、やたらとガタイの良い、金髪の男。
そして「降ろしてください」と訴えようとした彼女の口から出たのは、なぜか
「みゃあうお」
猫の鳴き声であった。
なんとモモコは、なんとも奇妙なピンク色の猫になっていたのである。
しかもそこは、慣れ親しんだ、地球の日本ではなかった。
そこは猫というものが極めて珍しい世界で、しかもピンク色とあってはますます珍重されるらしかった。そんな世界のなか、ドミニオン自治領国の国主ホクガンに拾い上げられたモモコは、即座にその妹であり奥向きの管理者であるテンレイに奪取 ―― もとい引き渡された。
可愛い物好きのテンレイはモモコを非常に可愛がってくれる。モモコは自分は猫に生まれ変わったのだと納得し、幸せな猫ライフを楽しんでいた。
しかし、ある日のこと。たまたま開いていた扉から外へ出たモモコは、巨大な軍用犬に遭遇し、思わず逃げ出してしまった。必死に走るうちに気が付けば現在位置も判らなくなり ―― そうして川に落ちた。
かろうじて這い上がったものの、そのままボロ雑巾のように行き倒れてしまった彼女を見つけたのは、ガツク・コクサ。
軍部の攻撃専門部隊「雷桜隊」を率いる大将であり、人類を超えた軍部最強の化け物と呼ばれる男だった。
仕事と国を守ること以外には全く興味を持たなかった人間破壊兵器と、一匹の仔猫。その出会いはやがてドミニオンの未来をも左右することとなる……

えー……身長2m78cmの顔面凶器な強面男が、ピンクの仔猫ちゃんにメロメロになった挙げ句、ヤンデレるお話です。ウン、間違ってない。本編完結済。

ガツクのヤンデレぶりは、もう清々しいほどで、ちょっと我に返った(らしい)七章目は、いろいろ苦悩とかすれ違いとかありますが、まあとりあえずハッピーエンドです。本人達が幸せなんだから、ハッピーなんだったら!

ただこの話、一度プリントアウトしたものをOCRしたのかなんなのか、「ニ」と「二」とか、「ー」と「−」と「―」とかがごっちゃになっているのが、読んでいてちょっと辛かったです。あと誤字脱字に余計な文字の紛れ込み。「てにおは」や視点なんかもたまにおかしいので、常に脳内補完が必要。慣れるまで正直きつかったです。でもそこを通り過ぎると、ガツクさんのヤンデレぶりにはまる(笑)<どこまでもそこか

あと登場人物も最初いっぺんに出てきて混乱しましたが、読んでいるうちに自然と判るようになっていきました。個人的にはダイスとシスさんが良いな★

最後がちょっと尻切れトンボっぽいですが、別ページに後日談と番外編があるので、そちらも要チェックです。
No.4726 (読書)


 更新情報(2013年04月19日)
2013年04月19日(Fri) 
閲覧室の「寄贈図書」に、ちなつとも様よりのいただき物、「最北の魔術師」4章1話目をUPしました。
最大の盛り上がりに入りました。もはや余計な言葉はいらないでしょう。
どうぞ御覧あれ。
No.4727 (更新)


 2013年04月20日の読書
2013年04月20日(Sat) 
本日の初読図書:
「魔界公爵令嬢の野望?(小説家になろう)」〜語られることのなくなった物語2
 http://ncode.syosetu.com/n3437x/

病弱だった二十歳女性が、異世界転生で魔族の幼女に生まれ変わり、人間の子供達を引き取って育てるお話。
ちょっと詳しく書き留める元気がないので、ざっくりメモほど。
No.4730 (読書)


 忘れず拾いに行かなければ
2013年04月20日(Sat) 
青空文庫の公開予定に、ついにこの作品が!!

> 雪之丞変化(1911) 新字新仮名 公開 2013-05-20

はたして何年待ったことか……長かった……
No.4731 (読書)


 2013年04月21日の読書
2013年04月21日(Sun) 
本日の初読図書:
4104507172けさくしゃ
畠中 恵
新潮社 2012-11-22

by G-Tools
無役の小普請組である二百俵取りの旗本 高屋彦四郎知久は、とんと出世欲のない御仁である。恋女房のお勝をこよなく大切にし、絵を描くことや古典や浄瑠璃が大好きで。狂歌の集まりなどでは、町人達とも親しく交わる気さくな殿様である。知人達からは雅号である種彦から取って、種さん、あるいは彦さんなどと呼ばれていた。
そんな種彦の元へと、ある日、一人の男が尋ねてきた。山青堂と名乗るその男は、狂歌の会で幾度か顔を合わせたことこそあったものの、あくまでそれだけの間柄である。
しかしそんな男は、やおら種彦へこう持ちかけた。
「彦さん、突然ですが、戯作者になりませんか?」
と。
なんでも山青堂は貸本屋の世話役をしているのだが、このたび絵双紙屋を開こうと思い立ったのだという。しかし売り物の本を刷ろうにも、売れっ子戯作者達は新参者など相手にしてくれない。それならばひとつ、己が新しい書き手を見つけてやろうと考えたのだと。
先の狂歌の会で、種彦が即興で語った話は、たいそう出席者達に受けたという。聞けばこれまでにも様々な話を作っては、話しているらしい。
ならばいっそ、それらを一冊の本にしてみないか、と。
調子の良いことを言う山青堂を、最初はうとましく思っていた種彦だったが、ひょんなことから山青堂の手代が巻き込まれた事件を解決することとなり、結局その事件をもとに一本、話を書きあげてしまった。
しかしいざそれを出版しようとすると、あとからあとから問題がわき起こってくる。
そんなやっかいごとをひとつひとつ解決してゆく中で、種彦は自分と同じように戯作を愛する様々な人々と出会い、交流を深めてゆく。
それは後の世に名を残す、江戸の戯作者 龍亭種彦が、未だ筆を執るその前の物語である ――

ぶっちゃけ、龍亭種彦について、詳しく知りません。
漠然と、ベストセラーを書いたけれど、それが原因で発禁処分を受けて腹を切らされた人、と思っていました。
……そんな人の話は辛いなあ、と思いつつ、ちょっと調べてみたならば。種彦さんの死因は自決という説もあるけれど、一応は病死というのが定説なようです。それに亡くなったのは六十近くですから、まあ江戸時代ならそんなに早死にというわけでもなくて、多少は安心しながら読みすすめられました。
当時の出版事情について、事細かに書かれているのもおもしろいところ。
全体的に、戯作者がうかつな話を作ると、お上に睨まれて首と胴が離れる羽目になるのだぞと、これでもかというほど繰り返されていました。これはやはり、後年の筆禍を意識してのことでしょうか。
とはいえ、出てくる人はほとんど皆が気持ちの良い人たちで。読んでいてほっこりできるあたりは、おなじみ畠中節とでもいうべきか。
伊織夫妻や訳ありげな中間 善太なども、ただの使い捨てゲストキャラとではなく、ずっと最後まで付き合ってくれるのが嬉しいところでした。

問題の大ベストセラー「偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)」も、粗筋を拝見するだにおもしろそうなんですが……現代語訳が存在しないそうで(しくしくしく)
まあそもそも、もととなった源氏物語自体を、私はよく知らないわけで。オリジナルを知らないまま二次創作を読むのも邪道なのでしょうが。
読めないとなると、ちょっと残念なのでした。
No.4732 (読書)


 まーふぃーはいらない
2013年04月21日(Sun) 
どうしても靴ひもが見つからないので、あきらめてついに買いました(苦笑)



買い物に出かけるたびにチェックしていたのですが、なかなか良いものが見つからなくって。
今回も正直なところは丸紐がベストだったのだけれど、それは白と黒しか在庫がなく。色と形を秤にかけて、さんざん悩んだあげくにベージュの平紐を選択しました。



うん、違和感ないない。
やっぱりこの色を選んで正解でした♪

……これでまた、明日あたりにどっかから出てきたりしないだろうな……?

スマホの着メロを変更。
今までイメージ『昭和の黒電話』を使っていたんですが、ちょっとあまりにもけたたましくて周囲に迷惑をかけているようなので、少しおとなしめの黒電話にしました<黒電話に違いはない
イメージ的には、「ジリリリリリン!」から「ころろろろろん♪」に変化したような<フィーリングで判ってください
素材はネット上にあるフリーの iPhone 用着メロを、 mp3 に加工して miniSD に放り込み。うむ、 mp3 が使えるって便利ですなvv
No.4733 (日常)


 Android でポケベル入力
2013年04月24日(Wed) 
えー、日記止まってましたが、大丈夫です。生きてます。今回は単に書くネタがなかっただけです(苦笑)
って言うか、現在読んでいる本がなかなか進まない……図書館の返却期限に間に合うかしら(汗)

そして標題の件。
実はフルキーボード搭載のゼロさんを使い始める前の、いわゆるガラケーですか? 普通の携帯を使用していた頃、私はポケベル入力をしておりました。
そんなわけで、どうにもスマホの指を滑らすフリック入力になかなか馴染めませんで。
試しにポケベル入力ができるアプリはないかと探してみたら、あちこちでよく目にする有名な日本語IME(無料)が対応していると判り、さっそく入れてみたりとか。

■Simeji(日本語入力キーボード) - Google Play
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.adamrocker.android.input.simeji

……むむむ、久しぶりのポケベル入力は、やっぱりちょっと考えながらになってしまいますね。でも、打ち間違いは劇的に減っています。もともと、一文字入力するのに二回タップするというのは、パソコンのローマ字打ちで馴染んだリズムですしね。
特にこの Simeji では、最初に子音のキーを押すと、次にどのキーで母音を入れればいいのか、キートップの表示を切り替え表示してくれるので、すごくありがたいです。記号とかアルファベット、数字なども入力モードをいちいち切り替えなくても、そのまま入れられるし、「かかかかか」といったような同じ文字の繰返しも、比較的簡単。シンプルながらコピペ機能も搭載。
うん、いい感じかもvv

ちなみにポケベル入力とは、たとえばこの Simeji で「ね」という文字を打ちたい場合、


まず「な(5)」をタップ。


キートップが「な行」に変化するので、そこから「ね(4)」をタップ。


すると「ね」が入力されて、変換候補が出る。

という手順になります。
つまり、まず「AKSTNHMYRW」の子音を「1234567890」で選択し、つづいて「AIUEO」の母音を「12345」の五つから選択するという、パソコンでのローマ字入力っぽい方法なのですね。

普通のガラケーだと、キートップの表示が変わったりなどしないので、たとえば「あ」なら「11」、「い」なら「12」、「く」なら「23」と打つというように、少々記憶力と修練を必要とするうえ、小文字や記号などはさらにハードルが高くなるというネックはあります。
ただ普通の携帯のように、「お」を入れるために五回もボタンを押した挙げ句、うっかり通り過ぎてもう一周、とかいうミステイクが減るので、慣れると非常に早く入力できるのです。
スマホのフリック入力とどちらが楽かと言われると微妙なところでしょうが……以前に使っていたというアドバンテージが、私には大きいと思います。

今回の Simeji について言うと、その点についてはキートップの表示を変えてくれるので、記憶力の負担がかなり減ります。
個人的難点は、キーボードの大きさ調節が出来ない点ですかね? 画面のほぼ半分をキーボードが埋めているので、正直いま書いている文章が見づらいです。

ありがたい点は、漢字変換をする前に、文節区切りの変更や入力ミスの修正ができること。カーソルの左右移動が楽なこと。単語登録が手軽にできる。そしてマッシュルーム(主に音声入力)の呼び出しが簡単になったあたりですかな?

まあ、細かい部分はしばらく使い込んでみないと判らないんですけどね(苦笑)
後はアンドゥがあれば、もっとありがたいんだけどなあ……
No.4739 (電脳)


 自動しおり 別 Ver.
2013年04月25日(Thr) 
すっかり読書時に愛用している、自動で挟まるしおり。今ではもう本を置く際に、何もせずそのまま閉じる癖がついてしまったぐらい、快適な使い心地です。
そんな自動しおりですが、先日母がテレビで、違うタイプを見たと教えてくれました。少しでも快適な読書環境を追求する者として、そうと聞いたからには捨て置けません(笑)
さっそく試作してみました♪

材料はこれまでと同じく、以前百均で10枚入りを買った半透明のフォルダケースとセロテープ。
まずは文庫本のサイズに合わせて10×14センチに切り出したシートを2枚と、1×20センチぐらいに切った細長いパーツ1つを作成。
細長いものを、曲げたり切れ込みを入れたりして整形します。
できあがったら、三つをセロテープで貼り合わせ。
結果、↓こんな感じになりました。

  

開くと、細長い部分がM字型になります。
シート部分を本の最初と最後に挟んで、上から表紙カバーを被せ、M字部分は読み始めのページに差し込む、と。
あとは普通にページをめくって、読み進んでゆくだけです。


真ん中あたりまで読んだ状態。


読んでいる最中は、こんな感じ。

本を開くとM字部分が持ち上がり、閉じると自動で挟まります。

 どうだ!

……写真では見えないでしょうが、M字パーツには、けっこう細かい加工がしてあるんですよ? これでも一応(苦笑)

ざっと使ってみた感じ、これまでのものと比べると、最初にセットする際に少々手間が掛かります。
しかしページのめくりやすさや、挟まっている時の安定感は、こちらに軍配が上がりそうですね。特に以前のものは、ちょっとなにかにひっかけたり、カバンに入れたりしていると、しおり部分が抜け落ちていることがちょくちょくあったりしました。
あと右綴じの本でも左綴じの本でも関係なく使用でき、ページを戻る際にもストレスを感じないのも魅力的。

難点は読み始めや読み終わりなど、左右のページ厚のバランスが極端に違うと、微妙に収まりが悪いあたりでしょうか。

そして作るのにも少々、時間と手間と材料が(以下略)

まあ、しばらく使い比べてみるとします。

2013/04/28 追記:

実際に使ってみたところ。



こんな感じで動きます。


2013/05/13 さらに追記:

もっと詳しい動画を作ってみました(苦笑)



なにやってんだ、私は……
No.4740 (創作)


 更新情報(2013年04月26日)
2013年04月26日(Fri) 
閲覧室の「寄贈図書」に、ちなつとも様よりのいただき物、「最北の魔術師」4章2話目をUPしました。
はい、クライマックスです。
次回「魔術師と創造力 ── you're the one」を終章として、このお話も終了いたします。
ロウウェンとアレクシアと、そして……?
それぞれの活躍を御堪能下さい。
No.4741 (更新)


 2013年04月26日の読書
2013年04月26日(Fri) 
本日の初読図書:
4894568810三国志〈3の巻〉玄戈の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
北方 謙三
角川春樹事務所 2001-08

by G-Tools
英雄、ついに墜つ。
北方呂布は、最後の最期まで格好良かった……
そのチャンスはあったのに、あえて曹操を殺さず、そうして手にした命の借りを一頭の馬のために使った呂布。それは人の上に立つ武将としては、失格なのかもしれません。軍師の一人に過ぎない陳宮のために、籠城していた城門を開けてしまったその行動も。
けれど、一人の武人として、男として。呂布の生き様と赤兎馬との絆に、痺れずにはいられません。
最期の書かれ方も、北方先生一流の淡々とした文章がまた素晴らしいんですよ。
あれだけの男の終わりが、あれほどの壮絶な人生と戦いの幕引きが、たった一行。
それが良い。
本家「演義」や、一般的に語られている呂布像とはまったく異なったキャラクター造形を見せてくれた北方先生に、乾杯(あるいは完敗)です。
……ただ陳宮とか李姫とか胡桃がどうなったのか、語られていないのがちょっぴり残念でした。陳宮は演義でああなるからそうなんだろうと思えるんですが、李姫と胡桃はあれだけ思わせぶりにいろいろ描写されたオリキャラなんだから、もうちょっとこう、さあ? それとも今後、なんらかの関わりが出て来るんでしょうか。そう言う点では胡郎も気になります。関羽千里行のあたりででも、ちらっと顔を出してくれないかなあ。

全体的には、漢中の五斗米道から始まり、五斗米道で終わっておりました。このあたりは、本家ではあんまり描写されてませんよね?? 少なくとも岩波版や柴錬版では触れられていませんでした。
そんな、長らく中央の乱世には関わらず、鎖国状態になっている益州(のちの蜀)の内情をちょこちょこと挟みつつ、ひたすら呂布と曹操の決着をつけることにページが費やされ。劉備は相変わらず腹黒く、曹操を利用したり、呂布と手を結ぼうとして果たせず、残念がりながら曹操軍についてみたり。戦には勝って呂布を倒したけれど、徐州はまだ取り戻せないまま曹操に表向きだけ臣従しつつ、許都で雌伏の時を過ごしていたり。
孫策側はそんなに大きな動きはなく、着々と足元を固めながら、ちゃっかり周瑜と二人で嫁さん(大喬と小喬)さらってきてたりとか(笑)

そして北では袁紹が公孫サンをついに倒し、河北四州を統一。
……北方先生は袁紹が嫌いなのでしょうか。とにかく袁紹のターンになると、無自覚な傲慢さが鼻について鼻について。いやそれこそが作者の狙いなのでしょうが。とにかく自分以外は全てを見下しているのが、まったくもって憎らしい。戦は民の血を流し国を疲弊させることだともっともらしく言うその同じ口で、流浪の農民は生きている価値もないから、死に兵として形だけ整えさせて囮にしろとか、平気で命じてます。
そもそも腹心の部下であるはずの文醜のことすら『だみ声が耳障り』とか腹の内で思いつつ、本人には言わないで『やって』いると、恩着せかましく考えています。ああ、なんて嫌な奴なんだ!

さて、次回はその袁紹と曹操が対峙する、官渡の戦いがメインの模様。
ええと、関羽千里行もそろそろなんですっけ? 北方版ではやってくれるのかな……ぶっちゃけ全編通じて関羽最大の見せ場。これがなければ、関平も周倉も出てこれなくなっちゃうエピソードだからなあ<個人的お気に入りキャラ
No.4742 (読書)


 2013年04月27日の日記
2013年04月27日(Sat) 
本日の初読図書:
4863890249紫同心江戸秘帖 吉原哀切の剣 (静山社文庫 C お 1-1)
大谷 羊太郎
静山社 2009-12-02

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時は文政。徳川十一代将軍 家斉の時代。
田沼意次の時代が再来したかのように賄賂が横行する江戸では、後に老中となる水野忠邦が、寺社奉行に就任したばかりであった。未だ二十代という若き水野忠邦は、さらなる出世と権力を求め、上役へ贈る賄賂の資金を生み出すべく陰謀を巡らせている。
南町奉行所の定町廻り同心 室崎銀次郎は、若侍が吉原の遊女を斬り殺して立て籠もっている現場へ駆けつけたところで、その若侍が死に際に残した言葉を耳に留めた。好奇心から個人的にその意味を探り始めた彼は、やがて事件の背後に隠された、水野忠邦の画策へと近づいてゆく。
普段は物腰穏やかで動作もおっとりとしているが、いざという時の洞察力は素晴らしく、その鋭い推理力で数々の手柄を上げている名同心、室崎銀次郎。朱房よりもさらに上位の、紫房の十手を許されている彼を、人々はその名に掛けて「紫同心」と呼んだ ――

解説によれば、かなりのベテラン作家さんが初めて時代劇に挑戦したという、新シリーズなのだそうですが。
……すみません、正直ちょっと微妙でした。
設定はおもしろいし、事件の筋立ても良くできていると思います。
でも、なにかが足りない。
いやむしろ余計なのかな??

以下辛口につき、記事をたたみます。
No.4743 (読書)


 2013年04月28日の読書
2013年04月28日(Sun) 
本日の初読図書:
4063763943妖怪アパートの幽雅な日常(4) (シリウスKC)
深山 和香 香月 日輪
講談社 2013-04-09

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えー……大人の事情で、今回は通常版になりました。
っていうか、前回も通常版にしておけば良かったかーもーー 《o(><)o》<よっぽど古本屋の表紙が羨ましかったらしい

今回は二年生の新学期が始まり、GWを過ぎて梅雨に入った時期までを収録。
夕士くんは田代たち姦し三人娘と同じクラスになりました。そして三浦先生のご登場。三浦が女子に対してブチ切れたシーンの迫力は、なかなかのものでございました。この巻ではイドの怪物にとりつかれた三浦先生が、救急車で運ばれるまで。この調子で行くと、五巻のラストあたりで千晶先生ご登場まで行くかな……?
骨董屋さんの出番がなかったのはちと惜しかったけれど、代わりに龍さんがいっぱい語ってくれて満足至極。野郎だらけの岩風呂@身体の傷跡披露に、思わずニマニマしてみたり(苦笑)
そしてスクルド・サンディ・ウルズの三女神の山姥ファッションは、絵で見ると意外に可愛らしくvv 一つ目巨人の又十郎さんも、ちゃんとしたイラストだと、これまた格好良くて。親父好きの琴線をビンビン弾いてくれました。

しかし香月さんの、特にこの頃のお話は、いろいろな意味でまぶしすぎて、心に突き刺さる……画家の言葉が胸に痛い……(しくしくしく)
No.4744 (読書)


 動画撮影 初挑戦
2013年04月28日(Sun) 
先日作成した「自動しおり 別 Ver.」は、二三冊それで本を読んでみた感じ、なかなか悪くない使い心地です。
ふむ、手が空いた時にでも、もう何個か作っておこうかなあ。

実際に使うとどんな感じか、スマホで撮影してみました。



こんな感じで動きます。
折れ曲がった部分が上にかなり突き出しているあたり、少々気にかかりますが……これ以上出っぱりを短くすると、うまく機能してくれないんですよねえ。……難しい(悩)

そうそう、スマホで撮影した動画は、悲しいかなPCで再生すると90度傾いて、横向きになってしまいました。
ファイル形式も見慣れないものだし、容量もかなり大きい。
そんな訳で、スマホで撮った動画( 3GP 形式)を90度回転& flv 形式に変換するため、↓こちらを参考に「FormatFactory」というソフトをインストールしてみたりとか。

■拡張子.3gpの動画を左に90度回転させて保存したいのですが... - Yahoo!知恵袋
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/
question_detail/q1455551194

幸い多言語対応で、日本語メニューです。
ちょっとインストールに手間がかかりましたが、使い勝手はまあまあです。
とは言え何故か私の環境だと、 mp4 に変換したら1分の動画が二回くり返されて2分になってしまうという謎現象が起こるため、 flv を選択する羽目になりましたが。ちなみに mpg にしたら、縦長の動画が横伸びしてしまうと言う、やっぱり謎現象が(−ー;)
むう、ままならぬものよ……

録画してあった「潜入捜査トカゲ」の二話目と「TAKE FIVE」の一話目を視聴。うむ、どちらもおもしろいので、ディスクに焼いて保存決定。
今シーズンは、ほんとに見るものがいっぱいだ♪
No.4745 (電脳)


 キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!
2013年04月29日(Mon) 
首を長くして待ち望みました。
かの「腕白関白」の紙書籍が、ついに Amazon で予約開始に!

4906878113腕白関白 (フリーダムノベル)
吉本洋城 皇 征介
林檎プロモーション 2013-05-24

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作者さんのお名前も、「そる」さんから「吉本洋城」さんに変更。
ぶっちゃけイラスト目当てが大きいのですが、正直この表紙イラでは誰が誰だかよく判りませんな(^ー^;;) 個人的には石田三成が欲しかったなあ……フリーダムノベルって、中にも挿し絵あるんだろうか?
ともあれ、本文の書き足しもずいぶんされているようなので、これは古本化を待たずにお布施買いします。って言うか、これ以上はもう待てん!<書籍化の話が出てから一年以上が経っている

WEB版を最初に読んだ頃は、小田原攻めってなんだったっけ? 大阪の陣っていつのこと? っていうか、豊臣秀次……誰??(悩)状態だったので、改めてじっくりしっかり読みたいところです。

本日は長兄がGW中、唯一のお休みだとかで家にいたので、外出中の母を除いた一家総出で、裏庭の木を剪定。
っていうか剪定自体は長兄が家庭用チェーンソーでさくっと終わらせちゃってたんですが、問題は切り落とした枝葉の処分。
……ええ、運びましたよ。2mはあろう枝を何本も引きずって、裏山の階段をえっちらおっちら這い上がり、登り切った先の踏み分け道の傍らへと積み上げること、ええと……私だけで五六往復はしたかな?
運動不足を通り越して『運動ナシ』、『悪い未来人みたいな生活してるよな』と次兄などからは評される私なので、本気で洒落にならんでした(死)
いやもうほんとに、一回目から息は切れるわ背中は痛いわ。
最後に残った小枝や葉っぱをポリバケツに詰めて運んだんですが、バケツに入れる際に上から踏んで押し込もうとしたら、地面から足が持ち上がらないんですよ(−ー;)

ほんっきで倒れるかと思った……

久々に汗だくになったので、作業終了後は即行でシャワーを浴びて着替えました。
風呂上がりのコカミルク(コーラの牛乳割り)は、さいっこーに美味かった……

ちなみに父の指示のもとすべての枝を完全に切り落とされた白木蓮の木は、兄妹揃って『母が見たら絶対に怒る(汗)』と戦々恐々となる惨状だったのですが。
留守の間に木を切ったと聞いた段階で、もうだいたい察したのか。実物を見た母の反応は、

「ああ、あれは枯れるわね(きっぱり)」
「もう良いわ。山の景色から完全に浮いてたし」

でした(安堵)
……どうやらそもそも、父がその樹をその場所に植えた段階で、既に気に入ってなかったらしいです(苦笑)
あわれ、白木蓮よ(合掌)

宇宙戦艦ヤマトの四話目は、昨日のうちに見ました。
ああ、なんかあったな! エンジンが熔けかけてナントカ鉱石!!<超うろ覚え
そして「宇宙人に親戚いる?」発言に、古代の大ボケぶりが(笑)
あの反応からすると、彼女はやっぱり、単なるそっくりさんでほぼ確定みたいですね。そうすると公式サイトのキャラ表にいる、名前があやしいあの子が関わってくるのかな……?
No.4746 (読書)


 食べられません
2013年04月30日(Tue) 
本日は、ロールケーキを作ってみました。

用意するものは、6センチの長さに切ったクリーム(もしくは薄緑)色と白のタオルを1枚ずつ。
縦が3センチ、横はタオルの横幅−5センチのサイズに切った画用紙を2枚。
お弁当のおかず入れに使う紙のカップ1個。
あとは造花少々に、木工用ボンドです。

まずはそれぞれのタオルの両端、少し織りが厚くなっている部分を切り落とします。
それからタオルと厚紙を重ねて置き、厚紙にボンドを伸ばしてから、タオルで厚紙をくるんでいきます。
余ったタオルの両端は、気持ち細めになるよう、重なりを深く調整しましょう。

テープ状のタオルが二枚できたら、白い方を上にして、7センチほどずらして重ねます。
このとき色つきタオルの方に、ボンドを一筋垂らしておきましょう。
あとは白い方の端から、ぐるぐる巻いていけばOK。あまりきつくせず、ゆったりと。左右がずれないように、巻きあがったら一度横倒しにして、上から軽くポンポン叩いてやると良いです。
巻き終わりには、気持ちボンドを多めに。
おかず用カップの内部にもボンドを塗り、巻き終わりを下にしてセット。軽く押さえて形を整えます。
最後は造花で飾り付け。
造花は百均で買ってきた物をバラしてやれば、大量に確保できます♪

完成♪
プレーンタイプと抹茶味〜〜(ちゃらっちゃっちゃ〜〜)

材料はすべて百均で揃えられるのがポイントです。
ええと、ひのふの……木工用ボンドを含めても、630円あれば10個以上できるんじゃないかな??
たくさん作ってケーキの箱の中に、並べてセットしたりとかしたら面白いんじゃないでしょうか(笑)

今回は、母がガールスカウトでワークショップ(無料)を開く事になりまして。小学生の子供達が、お客様相手に制作指導できる手芸品ということで、これを選択したそうです。でもって、ディスプレイしておく見本を作成した次第でした<ボランティアをボランティアで手伝わされている

このロールケーキはけっこうお手軽で可愛いと、以前内輪で作った時にも好評でした。一見しただけだと、本物と間違える方もいらっしゃるぐらい。
母がお茶目で作成した切り分ける前の特大一本分サイズは、別の指導者(大人)にお持ち帰られてしまったという前歴もあったりして(笑)

しかし、こういうちょっとした手芸品の作り方が、いくつも脳内にストックされているって、我が母ながらすごいなあ……(尊敬)


Android 端末使用の自炊ユーザーにとっての神アプリ「ComittoN (Comic & 青空文庫 Viewer) 」が、今回 Ver1.30 で、ついに履歴表示とブックマーク登録を装備して下さいました!!
もうこれで、このアプリに対する不満はほぼありません。
うわぁ〜〜いへ(^○^へ)(ノ^○^)ノ
No.4747 (創作)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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