よしなしことを、日々徒然に……
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 まだまだ続くよ
2013年01月01日(Tue) 
……終わらない _| ̄|○

えーと、昨夜は除夜の鐘を聞きながらキーボードをカタカタ。
一応チャットにも在室しつつ、昼間書けずにいた小説を進めておりました。
昨夜、ひとまずここまでと思った段階で、すでに原稿用紙で62枚。そして一昨日メモっておいた前半部分のプロットに、まだ到達しておりませんでした。……あるぇえー?

それでもあんまり夜更かしするのもなんなので、ひとまず眠りについたのが午前1時から2時ぐらいだったでしょうか。
朝はそれでもどうにか『朝』と呼べる時間帯に起床し、お雑煮とおせちをつついたあとは、部屋で続きをポチポチ。
昼食もおせちとご飯ですませてからは、やっぱり部屋だと少し寒かったので、シグ3にデータをコピーして居間へ移動。ニューイヤー駅伝とかお宝鑑定団などをBGMに、コタツの中でさらに書き進め。
近所に住む叔父さん夫婦が遊びに来たときも、新年のご挨拶をした後は、おしゃべりしながら書き続け、夕食後もTOKIOのウルトラDASHとかほこたてをチラ見しつつ、ほぼ一日ずーっとキーを叩いていた訳です。

で、もって。
ひとまず構成を前中後編と仮定して、前編と中編はほぼ書き上がった。後編の終わり2/3ぐらいも、30日のうちに打ち込んであります。あとは後編の導入部から盛り上がりにかけてを入力すれば、ひとまず下書きはできあがるはずなんです。

……その現段階で、既に枚数が原稿用紙100枚超えてるっぽいんですが(滝汗)
っていうか三日で100枚って、過去最高のスピードと違うか??
前編と後編(の後半)の内容が、正直かなりかぶっている気がするので、見直して推敲したら、かなり枚数が減るかもしれませんけど。それでもこの量はないだろう。この前100枚超の小説書いたのって、いったいいつの話だ?

明日もモノカキの神様が居続けてくれていたら、このペースなら書き上げられるかもしれません。やはり年末年始は神様がいらっしゃりやすいんだ!<ここ数年の傾向

いろいろあちこちに不義理をかましている気もしますが、そんな感じで私の年末年始は物書きに没頭することで埋まりそうです。あしからずお許し下さい。

あ、年賀状下さったワチキさん、尼野姐さん、Tづか、それとここは見てないでしょうがE種さま。筆無精な私にわざわざありがとうございました!
お返事ぐらいは出したいと思いつつ、小説書きにかまけて年賀状を作成する時間も取れずにいます。お返事が届かなかったら、ああ間に合わなかったんだと、呆れてやって下さいませ。いただけたことは本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

そんなこんなな滑り出しですが、当サイトもしくはブログを、本年もどうぞよろしくしてやっていただければ幸いです。
明けましておめでとうございました!
No.4440 (創作)


 終わっ…た…(がくり)
2013年01月02日(Wed) 
本日のBGMは箱根駅伝(往路)。
今朝も比較的早めに目が覚めたので、おせちと雑煮で朝食をすまし、居間でシグ3を前にれっつらごー。

もうちょっと、もうちょっとで前半と後半が繋がるというその一念で、必死に書き進めておりました。
で、もって。

14:39

繋がったーーー( T ▽ T )
一応最初から最後までざっと読み返して、一読したところでは違和感を感じられない程度には、一本に繋がりましたvv

総枚数、原稿用紙116枚と16行。

こ、腰が……腰と肩が痛い _| ̄|○
もしかしたら年末の庭掃除のアレが今頃出たのかもしれませんが、とにかく背骨の右側が非常に痛いッス。買い置きのフェイ●スは昨日使い切っちゃったよ……

それでもこれほどの枚数の話を書いたのは、実に久しぶりで非常にテンションが上がっております。しかもこのスピードときたら、ほぼ自己ベスト記録タイですよ。
コンスタントにこの早さで書けるなら、オリジナルの週一更新も夢じゃないんですけどねえ。

ともあれ、これでほっと一安心。
足掛け二年でほったらかしていた読みかけの本とか、サイト開設記念日の更新準備とかに、ようやく手がつけられます。

……その前に、返信用の年賀状を作れって??

そして年末からの夜更かしが祟ったのか、夕食後にコタツで録り置きのクイズ(再放送)を見ている内に、いつの間にか意識がなくなっていました。はっと気がついたときには21時。
せっかくこのところ寝つきと寝起きが改善されてきているので、早々に眠ることにします。お休みなさいませ。
No.4441 (創作)


 今日も動いた
2013年01月03日(Thr) 
オフラインの日記を確認してみると、昨年も一昨年も微妙な調子で年末年始を過ごしていたのですが、今年は当社比的にけっこう充実しております。
思い切り物書きに没頭したこともそうですけれど、ちゃんと夜に寝て、朝も『朝』と呼べる時間に起き、家族と居間で過ごす。これかなり重要です。

いったいどういう原理かは判りませんが、どうもたすき掛けを始めてから、睡眠リズムが整ってきているように思えるのですよ。
このところずっと寝つきも寝起きも極めて悪く、下手をすると明るくなってからようやく眠れるといった日々が続いていたのですが。
たすき掛けを始めた二日後ぐらいから兆候が見られ始め、一月近く経った現在まで、昼夜逆転現象は起きていません。半端な時間に寝オチたり夜中に何度も目が覚めると言う事態はまだ時々ありますが、それでも日付が変わる前後には目が合うようになってきています。寝起きも、鳴っている目覚ましにさえ気付かないことがしょっちゅうだったのに、セットした時間より三十分ぐらい早く布団から出られることもしばしばで。

寝起きで固まった身体を縛り上げるのはかえって良くないだろうと、着替えてすぐにラジオ体操をするようにしているのも、ひとつの理由かもしれません。
……もちろん正規の時間には起きられませんから、ネットで検索検索。ナレーションつきの動画がいっくらでも出てきます(苦笑)
さらに、毎朝いちいちパソコンを起動するような手間を掛けていては、どうせすぐに面倒になるだろうからと、動画から音声のみを抽出して mp3 変換。携帯に放り込んで、ボタン二回押すだけで再生できるようにしてみたりとか。

今のところやっと一ヶ月弱ですが、どうにか毎朝続けています。
この調子が続いてくれると、本当に、心の底から助かるんですけどねえ……

で、もって。
なんとか文章の方は下書きができたので、しばらくは寝かせておくことにして、その他の作業に手をつけました。
まずは、こんな不精者の私にも年賀状をくれるありがたい方々へ、お返事を作成。
私は自分のプリンターを持っておらず、プリンターを持っている母のPCにはハガキ編集ソフトが入っていないので、父のPCの元へ母のプリンターを運んで接続したりと、それだけで一仕事(苦笑)
相手の住所が変わっていないかを、いただいた年賀状と首っ引きでチェックしつつ、画像は以前から愛用している某素材サイトさんからダウンロード。
ただ印刷しただけでは味気ないので、それぞれに一筆添えて、どうにか作業終了いたしました。
送ってくれた方々、そう言うわけで、たぶん松の内の間にはお届けできそうです〜〜(^ー^)ノ~~

それから溜まっていた出納簿の入力を片付けて、蔵書リストにも読み終えた積読やら新規に購入した本を追加。オフラインで打ち込んでいる、内輪ネタも含めた日記データの12月分を整理しつつ、2013年用のページひな形も作成。
そして数日後に迫ったサイト開設記念日用の、更新準備も忘れずに、と。
おお、なんて充実した一日(笑)

そしてちょっと遅れた夕食を食べながら、18時から始まっていたクイズ番組3時間SPを、DVD録画で追っかけ再生。うむ、上田さんの司会はテンポが早くて小気味良いvv

さて、そんなこんなで三が日ももう終了ですな。
そろそろ読書も再開しなければ……
No.4444 (日常)


 寒い寒いさむ……っ
2013年01月04日(Fri) 
夕べは、電気毛布を入れているのにも関わらず、布団の中で肩から背中が寒くて寒くて、もう辛抱たまらんぐらいだったのですよ。これは肩と背中に、ちょっと強めの湿布を貼っているからかなあ、とか思いながら震えていたのですけれど。
うつらうつらしながらふと気がついてみると、いつもなら巻いて眠るショールを、うっかり忘れておりました。
とはいえ、たかが薄布一枚。そのためだけに布団を出てロフトベッドから下りるのもしんどいし……とかうだうだしていたのですよ。
そして明け方の四時頃。
トイレに行こうと、さすがに起き出したのです。
廊下を歩くとやっぱり寒い……って、なんかカーテンの隙間から光が射し込んでる?? この時間にこっちから月は見えないよな、とカーテンをめくってみたならば。

世間が真っ白でした。

……道理で寒いはずだよ(−ー;)
部屋に帰ったら速攻でショールを上半身に巻きつけました。
そしたらその後は、起床時間までしっかり熟睡できたりして。
ほんとにもっと早く、面倒がらずにショール取りに起きておけば良かったです(しみじみ)

まあ、そんな感じで夜が明けて。
今日は朝からずっとちらほらと雪が降り続け、溶ける量とちょうどバランスが取れたのか、増えもせず減りもせず、一日同じように白いままでした。
部屋も寒いので、居間のコタツで読書読書。午後にちょっと眠さに耐えかねて、一時間ほど布団で寝ましたが、それ以外は基本コタツでぬくもっておりました。
読書は柴練三国志の上巻が、あと残り1/4ぐらい。
ここまで読んで、やっと岩波少年少女文庫で読んでいた内容に追いついたり。
……大人向け文章で文庫本400ページ超を、エピソードほとんど削らずに、児童向け100ページに減らすって、いったいどれだけ簡素な文章になってんだって話で(苦笑)
まあ、あれはあれで全部読み終わってる人が、「あのへんどんな感じだったっけ?」とチェックするのに便利そうですけどね。

話は変わりまして。
つらつらと年末年始に書いた文章を推敲しつつ、これまでUPしてきた部分とも照らし合わせていて気がついたのですが。
キャラクターの名前を一個、ちゃんと描写し忘れてました(汗)

ラスティアールは、フルネームが「ラスティアール=ガーズ」で、フェシリアが呼ぶ場合は基本「ラスティ=ガーズ」となり、ちょっと砕けた気分の時は「ラス」になることもある、という設定だったんですが。

……今までUPしたファイルを一括検索でチェックした結果、フルネームを書いているシーンが一箇所もない、らしい _| ̄|○
って言うか、初登場の話で「ラス」及び「ラスティ=ガーズ」呼びで地の文を「ラスティ」と書いているのが、その後の話から急に地の文で「ラスティアール」って表記し始めてる……今まで誰にも指摘されてなかったけど、混乱を招いたりしてなかったんだろうか……(汗)

ううむ、今からでも直すべきか。しかし既に完結を宣言した作品に、誤字脱字修正以外で手を入れるのもなんだし……むむむむむ(悩)

夜はペケポン3時間SPから「たけしの新・世界七不思議」3時間半SPに移行。
……なんでこう、面白いものはいっぺんに放送されるんでしょう。録画をして後で見ようにも、さらに鬼平の新作とハウルのデジタル放送バージョンをやっているから、そっちを録画保存しなきゃだし。
連続6時間半TVを見続けるのは、さすがにしんどいですな。結局最後まで見ちゃったけど。

7000万円のスター・サファイアとか1億2000万の猫目石&アレキサンドライト・キャッツアイとかは、実に眼福でした♪
特に大粒のスター・サファイアの指輪は、今度UPするお話で登場させてるんですよねえ。さすがにあの半分ぐらいのサイズを想定してましたが、光条の強さはもっとはっきりしたイメージ。そしてあれほどデコラティブな台座ではないけれど、一応幅広のプラチナを考えてました。そっかー、単純計算しても3000万かあ……ふふふふふ……
No.4445 (日常)


 先に原作を読むべきか否か
2013年01月05日(Sat) 
今日も居間でコタツにあたっていたら、母が急に言い出しました。
「ミッチーが信長やるんだって。けっこう似合いそうよね」
そうかなあ。確かに端正な顔立ちではあるけれど、信長にはちょっと覇気が足りないんじゃないだろうか。……っていうか、年末時代劇SPとかはもう終わってるよね。
「なんて番組よ」
「知らない。さっきCMしてたんだけど、なんかタイムスリップして、料理人がどうとか……」
「まさか、『信長のシェフ』!?」
「ああ、そんなの」

なんですとー!?

前々から、古本が安くなったら読もうかと思っているのに、いっこうに値が下がってくれない要チェック作品じゃないですか!

慌てて自室へ駆け上がり、ネットでチャンネルと放送時間を調べました。

■信長のシェフ|テレビ朝日
 http://www.tv-asahi.co.jp/nobunaga/

おお、ミッチー確かに髭似合ってるかもvv
ゴリが羽柴秀吉っていうのもおもしろいんじゃないかと。
……ただこの作品、まだ連載中ですよね? いったいどういうふうにケリをつけるんだろう?? そして先に原作を読むべきか、まっさらな気持ちでドラマを見るべきか。
ああしかし今シーズンはビブリア古書堂も見なければならないし、時代劇チャンネルでは剣客商売をどんどん放送しているし、録画したまま積んでいるものがまた増ーえーてーゆーくーーー(−ー;)

そしてやっぱり気になったので、ラスティアールの名前表記をひっそり修正とかしてみたり。
WEB上のHTMLだけではなく、DL版圧縮ファイル×3種類まで修正せねばならぬので少々手間取りましたが、まあなんとかなりました。
一括検索置換ソフト様々ですな……ははは……
DL版はメールフォームのURLが以前のものになっていたので、ついでにそこも直したりとか。楽園シリーズのものだけですがね。

そしてこのブログのTOPページ10記事の中から「本日の初読図書」が消えてしまいました。いや本は読んでるのよ? 読んでるんだけど進まないのよ、柴錬三国志。
あとうっかりいろいろ読み返したくなって、寄り道で再読しちゃってるのも要因のひとつなんですが。
ああ、もうすぐ図書館の返却期限も来ちゃうなあ。アルテミス・ファウル、もう一回ぐらいは目を通しておきたかったのに、モノカキの神様に時間をかっさらわれてしまった……
No.4448 (日常)


 2013年01月06日の読書
2013年01月06日(Sun) 
本日の初読図書:
4061312790英雄ここにあり―三国志 (上) (講談社文庫)
柴田 錬三郎
講談社 1975-04

by G-Tools
先月の24日から読み始めて、ようやく1冊目を読み終わりました。
……まだ全3巻の1冊目だよ……(遠い目)

ともあれ、柴田錬三郎版三国志です。
読み物としては、確かにおもしろい。本家「三国志演義」にどこまで忠実なのかは判りませんが、今まで途中挫折してきた各バージョンとはかなり趣が違って、心躍らされる描写が次々と出てきます。
なにしろ冒頭一行目からいきなり、

 おどろいたことであった。
 人間が、空から降って来たのである。

ですよ? そりゃもうびっくりして、「なに? なに? どういうこと??」と話に惹き込まれようというものです。

最初はおなじみ劉備主従の出会いから。
ここがまたちょっと意外で、かの有名な「桃園の誓い」シーンがありません。関羽と張飛が元から義兄弟で、いきなり劉備の器量を見初めて押しかけ臣下になるんですよ。なのでこの二人は、常に劉備のことを「わが君」と呼んでいます。
勝手ながら親愛の情を込めた「兄者」呼ばわりされているイメージを持っていたので、そこのところちょっと違和感があったりとか。

そして曹操。
こちらも勝手に悪役のイメージを持っていたんですが、なんだよ格好いいじゃないですか!
なんというか、織田信長っぽいです。男らしさを充分に備えた秀麗な面差しで、子供の頃はならず者を引き連れてヤンチャの限りをしつくし、長じてからは野望を胸にその知略でもって成り上がる。圧倒的なカリスマ性を持った、「治世の能臣、乱世の奸雄」。
逃亡中にかくまってくれた人の家をうっかり勘違いで皆殺しにしたあげく、発覚すると厄介だからと父の代から恩のある家主まで斬り殺して後顧の憂いを断つとか、随所に見える冷酷さがますます信長的な感じ。でも有能な部下は大事にして、換言にも耳を傾ける器量を持ってるところとか素敵vv

さらに意外だったのが孫策です。
この人に関してはほとんど事前知識がなく、「なんか影が薄くって、三国の中でも最初に滅びる国の人」という程度の認識だったんですけど、上巻も残りわずかになったあたりから、いきなり活躍し始めます。戦場でも先頭に立って戦いまくり、出会う豪傑共をばっさばっさと切って落とします。それでいて年は一番若く、その時点でまだ二十歳になったばかり(あとの二人は、概算でも四十いってるはず)。
これは学友の周瑜も含めて、今後が非常に楽しみですなvv

そんな両者にワクワクさせられていると……なんか劉備主従がすごく情けなく見えてきて(−ー;)
関羽はともかく、張飛は完全に脳味噌筋肉。同じような馬鹿を何度も繰り返しては、それが原因で玄徳さんは、居城を捨てて放浪の身になる羽目が再々。
っていうか玄徳のあまりの覇気のなさに、関羽じゃありませんが、見ていて歯噛みしたくなります。正道正道って、それでお腹が膨れるの?? ついてくる一般兵達に対して、もうちょっと責任持とうよ! と思ってしまったり。
……高校生の頃とかに途中挫折したときは、「徳のある人格者なんだなあ」と普通に感心して肩入れしていたのですけれど、この年になるとむしろ自分の野望に正直かつアクティブな、他の二人の方がよっぽど感情移入しやすくなってきたようです。

それにしても覚悟はしていましたが、さすが中国、話のスケールがでかい。そして名前のバリエーションが少ない _| ̄|○
基本的に人の名前が二文字なので、敵にも味方にも同じ名字や読みが氾濫しまくり、本当に親戚だったり縁もゆかりもなかったりするそれらの人々が、ときに同盟しときに敵対し、文字通り昨日の味方は今日の敵状態が続くので、もう誰がどれやらヽ(´〜`)/
なんとか「この袁さんは北西の方に拠点を持ってる人で、この袁さんは南の方の太守」といった感じに場所的な印象で覚えてみようにも、ただでさえ中国は土地勘がないうえにあんまり広すぎて、ネットで地図を探してプリントアウトしてみても、載っていない地名がたくさんあり、位置関係がもう訳ワカメッス。 淮南と江東ってどのあたりよ……寿春と南陽って同じ都市なの??

ともあれ、
上巻ラストは孫策から国璽を手に入れた袁術が、天子を僭称しようと名乗りを上げたあたりまで。
まだ孔明もまともに登場せず、三国は影も形もない状態でこれですから、この先もまだまだ長そうです。
まあ、途中に他の軽い読み物なと挟みながら、ボチボチ進めていきましょうかね……
No.4450 (読書)


 今日はTVの日
2013年01月06日(Sun) 
録画したまま溜まっていた、相棒の元旦二時間半SPを視聴。
なかなかおもしろかったです。これ同じストーリーを前シーズンでやっていたら、もっとやりきれない暗い後味になっていたんじゃないかと思うんですが、今回は割とライトな仕上がりでした。
カイト君の身軽な言動もさることながら、やっぱり右京さんのスタンスがだいぶ変わってきているように思いますねえ。私はこれぐらいの方が、気軽に見れて嬉しいです。
3月に公開されるという、イタミん主役の劇場版も、なかなか面白そうで。
こっちにはラムネさんと神戸くんも登場するみたいですね。まだ公開されてもいない映画に言うのも何ですが、はやくTVで放送して欲しいものですvv

あと、シーズン1の放送が始まったので、改めて見始めた、藤田まことの剣客商売。今日は三話目「まゆ墨の金ちゃん」を再生。うむ、こちらもおもしろい。今まで小兵衛さんがちっちゃくないと言うだけの理由で敬遠していたのが、じつにもったいなかったです。ふふふふふ、時代劇専門チャンネルで次々といろんなシーズンを放送しているので、全部録画して自家製DVDボックスを作成するのだvv
No.4451 (映像)


 更新情報(2013年01月07日)
2013年01月07日(Mon) 
さて、今年もまたサイト開設記念日がやって参りました。
丸十三年かあ……よくぞまあ、最近は更新が滞りがちとはいえ、ここまで続いてきたものです。
そんなわけで、こんな亀更新サイトにも来て下さるありがたい方々に、少しでも感謝をお届けできたならと、今年もオリジナル短編をUPいたします。

「閲覧室」の「オリジナル小説書架」に「楽園の守護者」番外編「手管」をUPしました。
「優しき沈黙」をUPした際に某S華さんの下さったコメントが、あまりにもツボをついた結果、夜中の三時に布団の中で、シグ3をいじり始める羽目になったお話です。
その節はS華さま、素晴らしい刺激をありがとうございました <( _ _ )>
できあがるまで長らくお待たせしてしまいましたが、ようやくのお披露目です。

……めっきりスランプに突入してしまってから、もうかれこれ数年。
昨年のオリジナル更新は日月堂の短編1本、楽園シリーズの短編とSSをそれぞれ1本、あと拍手お礼を2回と、回復しているのかどうなのか。微妙なところではありますが、それでも一時よりは、だいぶマシになってきたのではないでしょうか。
まだかつての月イチ更新には遠そうですが……っていうか、白髪鬼の入力も終わってしまったので、今後数ヶ月レベルで完全放置になりそうですが……それでもボチボチ、ボチボチということで。

……なんかおもしろい妄想とかあったら、拍手とかヒトコトとかから吹き込んでいただけると、あるいはまた脳味噌が刺激を受けるかもしれません(笑) あくまで保証はできませんけどね……(^ー^;;)
No.4453 (更新)


 読み返したいものも
2013年01月07日(Mon) 
……どんどん増えてゆく(−ー;)
いえなに、鬼平の新作スペシャル「泥鰌の和助始末」を見たら、いろいろ人間関係とか忘れちゃってて、原作確認したい熱がふつふつと。
それにしても、キャストがまるで変わっていなくてびっくりです。みなさんもうけっこうなお年ですよね……?
変わらない曲に変わらない俳優陣。その雰囲気だけでも高ぶってくるのに、話の内容がまた。タイトル見ただけでは内容を思い出せなかったのが、途中で「ああ、危うく本所の銕が盗人に成り下がりかけた、あの話か!」と気がついたら、もう俄然テンションが上昇。
うんうん、この話はおもしろかった。っていうか、鬼平はどれもおもしろい。TVシリーズもかなりのところ録画して積んであるんですけど、整理しきれてないというか、シーズンも話の順番もしっちゃかめっちゃかにディスクに焼かれてる(作業BY父)ので、なかなか手が出せなくって……他にも山ほどDVDも本も積んであるしなあ。

とりあえず今日のところは、↓のサイトから人名地名データをDLしてシグ3に放り込みつつ、柴錬三国志の中巻に手をつけました。

■三国志小事典
 http://www.project-imagine.org/mujins/sanguo/

……貸してくれた次兄などは「そんな読みかたしてると、すぐに息切れしてイヤになるぞ。どうせ全体の動きなんか覚えられないんだから、適当に流し読みして、名シーンだけ心に留めておけば良いんだ」とか言うんですが。
私はどうも軍勢が侵攻する方向とか、それぞれの勢力が拠点にしている場所とかを脳内でイメージしないと、話に集中できないタチなんですよね。だからいつも地図欲しい地図と騒いでいる訳なんですが。
ぶっちゃけキャラの外見説明よりも、各都市の位置関係把握の方が個人的に重要だったりして。指輪物語もそうだったし、オンライン小説でもワーカスとか乱世を往く!とかは、そのあたりが実にしっかりイメージできる作りで良かったよなあ……
No.4455 (日常)


 2013年01月08日の読書
2013年01月08日(Tue) 
本日の初読図書:
4160091172鬼平犯科帳 (17) (文春時代コミックス)
さいとう たかを 池波 正太郎
文藝春秋情報出版 1996-12

by G-Tools
4160091253鬼平犯科帳 (25) (文春時代コミックス)
さいとう たかを 池波 正太郎
文藝春秋情報出版 1998-06

by G-Tools
録画しておいた「泥鰌の和助始末」を見て原作を読み返したくなったものの、せっかくなら読んでいないバージョンをということで、マンガ版にしてみました。ありがとう、地元図書館vv
ネットで調べたところ、泥鰌〜は25巻に収録とのこと。そして以前に16巻までは読んでいたので、ついでだから17巻も借り出してみたりとか。

収録作は、
17巻→「泣き味噌屋」「高杉道場・三羽烏」「白まむし」
25巻→「泥鰌の和助始末」「一本眉」

どれもほのかに記憶にはあるけれど、こんな話だったっけ……? と思ってしまうのは、すっかり内容を忘れているからか、それともそれなりにアレンジされているのか。
メイン目的だった泥鰌〜は、ドラマとだいぶ内容が違いました。っていうか、ドラマの方がより泣ける感じ?
ドラマでは和助が一人で鬼平の恩人と裏の顔がある大工を兼ねつつ、実働部隊として雇った盗賊や面倒見ている若者に裏切られるエピソードが盛られ、ラストいまわの際の和助と平蔵さんの交流など、実にしみじみとさせられたものですが。そのへんはまるっとドラマオリジナルアレンジだったようです。
……このマンガ版もまた、あるいはアレンジされているのかもですけれど、こちらでは和助さんと平蔵さんの恩人は別人で、その二人が組んでおつとめをちゃんと成功させておりました。和助は生き残って息子の菩提を弔うし。まあこれはこれでしっかりとおもしろいんですが。
そういえば鬼平の特徴である、ひとつの話で作中時間が平気で半年一年過ぎつつ、それでも「準備を急ぎすぎている」と表現される独特の流れも、ドラマにはあったのにマンガにはありませんでした。ふむ……?

ともあれ25巻は、同じく二時間ドラマになっている「一本眉」も収録されており、なかなか美味しい巻でございました。
17巻はまあ、いつもの雰囲気かな? 息子辰蔵がそこそこ活躍したのと、若い頃の平蔵・左馬コンビが見所といえば見所かと。
No.4457 (読書)


 2013年01月11日の読書
2013年01月11日(Fri) 
本日の初読図書:
4061312804英雄ここにあり―三国志 (中) (講談社文庫)
柴田 錬三郎
講談社 1975-06

by G-Tools
……ようやくここまでたどり着いたか、な中巻読了。
中巻400ページ目にしてやっと、孔明さんが劉備のもとに参じました。な、長かった……そして物語は(おそらく)「赤壁」に向けて、着々と準備を進めてゆく場面で以下最終巻へ。

今回の見どころは、なんと言っても「関羽千里行」でしょう!
私は寡聞にして知らなかったのですが、三国志の中では有名エピソードらしいですね。

関羽、あんた単なる「一見偉そうに見えるだけの髭親父」じゃなかったんだ。

……いや、酷い言いようだとは思いますが、ほんとそんな感じで(苦笑)
とにかく劉備主従は、「人徳によって誰かの守護下に入る」→「土地を与えられる」→「張飛が馬鹿をやる」→「関羽フォローしきれず」→「惨敗し土地を失って落ちのびる」のエンドレスで。もうおまえら、少しは進歩しろよともの申したく。 地図を片手に読んでいると、劉備陣営の中国全土を股にかけた迷走ぶりに眩暈がしそうです(−ー;)
今回も張飛がむざむざと敵の罠にはまり、劉備は自分の立場もわきまえず自らそれを助けに行って、あえなく敗走。張飛ともども行方不明。
ただ一人残された関羽は、主人から託されたその妻子を守るべく、曹操の捕虜となり許都で虜囚の身に。勇猛な武将である関羽を配下に加えようとする曹操から、金銀財宝やら高い地位を贈られるも、それらすべてに見向きもせず、しかし怒りを買って切り捨てられぬよう、文字通り決死のバランス感覚で過ごすこと一年あまり。
ようやく劉備の消息が知れるや、すべての財物を目録付きで置き残して、妻子を護衛しつつ千里を越えて劉備の元へとひた走る……くぅぅっ、格好いいじゃないか! 今までが今までだけに(爆)

それを見送る曹操がまた粋なんだ……どんな金銀財宝や弁舌を尽くそうとも、ついに関羽の志を移すこと叶わず。天下に比肩する者なき義士よ! と、わざわざ馬を駆って路銀を渡しに行き、なお受け取ってもらえぬずとも余の徳が薄きゆえと反省し、せめて一枚の衣服を贈る。そうして馬上から見送るその後ろ姿の佇まい、さすがは曹操!

……それに引き比べ、張飛よ……劉備や関羽と「死ぬときは同じ」とか誓っておきながら、劉備が生死不明の一年間、やってたのは山賊の親玉か……(−ー;)
そもそも張飛がたまに頭使ったと思ったら、何の罪もない一平卒を片目潰れるほどボコボコにしまくって、嘘の情報を持たせて敵に寝返らせるって……しかもその成功を「我が策略はどうだ」と胸張って誇るって、それが仁義を売りにした陣営のやることかと。いやもう、さすがは中国クォリティ。兵隊の命などゴミのようだヽ(´〜`)/

そして孫策よ……前回「今後が非常に楽しみ」と書いた、私の言葉を返せ。まさかよもやのその最期って……(遠い目)

孔明が味方についてからも、相変わらず劉備さんは「民達を見捨てることはできぬ」と無茶を言っては、折角の策を無駄にして結局民達もろとも壊滅の憂き目を見たりとか。ちょっとはマシかと思えた超雲子竜は超雲子竜で、かの有名な子供を懐に入れての一騎駆けが、実は自分のうっかりで敵陣に取り残された子供を助けに行った(しかも母親はそのせいで死亡)んだとか、もうつっこみどころが満載。
孔明よ……ほんとに、ほんっとーにこの陣営について、悔いはないのか??

三国志って、ええと正史じゃなく演義?って、本当にこういうお話なんでしょうか。どこまでが柴錬の脚色なのかがよく判らないので、いまひとつあれなんですが。
まあ、お話としては非常におもしろいですよ? むしろそれだけ惹き込まれるが故に、いっそう苛立ちがつのるというか。
まあそれは、どの陣営に感情移入するかにもよるんでしょうけど。
……私が昔に挫折したのは、劉備よりで読んでいたからかもしれません。今はどっちかというと曹操よりです。この人はかなり初期から思想にもキャラクターにもブレがないので、安心して読めるというか。

ちょうど今日、BSプレミアムで曹操をメインにしたドキュメンタリーを見たんですけど、近年では中国でも曹操のことを見直す動きがあるらしいです。ラストの展開を考えても、やっぱり曹操よりで読む方が精神衛生上良いかも……?
No.4462 (読書)


 SHERLOCK 地上波登場
2013年01月11日(Fri) 
待ってました! ついに、ついに地上波で放送!!

■SHERLOCK(シャーロック)|NHK 総合 海外ドラマ
 http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock/index.html

> 2013年1月16日(水)、1月23日(水)、1月30日(水)
> 午前0時25分〜1時55分 ※火曜深夜


うぉぉおおお!! 今度こそデジタル品質で録画できるZE( T ▽ T )
画面に余計なテロップも入らないYO!!

……っていうかクリフハンガーが怖くって、まだシーズン2の最終話見れてないんですが。
でもこれは絶対に外せません。高品質で録画して、今度は1話につきDVD−R1枚で焼いてやる〜〜(握り拳)

ちなみに、誰もが見れる地上波公開記念として「シーズン1限定ネタバレチャット@ジェレミー版とか原作ホームズの話もOKだぜ」とか企画したら、参加してやろうというかた、いらっしゃいますかね……?(どきどき)
No.4464 (映像)


 どっちも右が駄目なんです
2013年01月12日(Sat) 
原作にこだわるよりも、むしろひとつの作品として楽しむべく、まずは映画を見に行くほうがいいかなあとか思いまして。まだ迷いながらもとりあえず、地元映画館での「ホビット 思いがけない冒険」上映スケジュールを調べてみたのですが。

3Dバージョンしかやってないよ _| ̄|○

実はわたくし、未だに3D映画というものを見に行ったことがありません。
それというのも、子供の頃に斜視を手術で治したという過去があるため、立体視ができないのですよ。一時はやった飛び出すパズル系も、いっさい見えませんでした。
なのでもしお金払って映画を見に行って、そのあげくに「平面にしか見えない」だけならまだ良いんですが「映像がぶれて何が何だか??」「っていうか気持ち悪い(−ー;)」になったらと思うと、もったいなくて試せないのです。
……ネットで調べてみた感じ、「メガネをかければ斜視もちでも2Dとして見られる」という情報もありますが……ううむ、悩む。ますますハードルが上がってしまいました。

世の中、立体視できない人というのは思った以上に存在するようですし、片耳が聞こえないなんて人も意外と普通にいます<どちらも私のリアル周囲だけで同志確認済
なので昨今の「両耳ヘッドホンじゃないと聴き取れないステレオ音声」とか「立体視できないと見えない3D」へと、どんどん移行していくその風潮はいかがなものかと、ちょっぴりもの申したい気持ちがあったりします。
実際、最近のCDなんかはすっかりステレオ音声になっていて、普通の片耳イヤホンだと音がおかしくなりますもん。間に変換プラグをかますか、専用のちょっと高い片耳イヤホンが必要になります。不便なことこの上なし。

スマホが普及しつつある昨今、操作まで液晶表示になったことで、ボタンが手探りできなくなり、視覚障害者が使い辛くなっているとかいう事実もあるそうです。……世の中、もうちょっとマイノリティにも優しくなって欲しいなあとか思ってみたり。

ちなみに左右の音のバランスが違うという状態は、こちらの動画で判りやすく経験してみることができます。

■ステレオ音声テスト - YouTube
 http://www.youtube.com/watch?v=n6pBtD0dbqM

通常のスピーカー(PCに二つ以上内蔵されている場合)や両耳ヘッドホンだと普通に聞こえますけれど、通常売られている片耳用モノラルイヤホンを使用すると、音のバランスが微妙におかしいうえ再生1:00あたりから完全な無音状態になります。なんでも両耳ヘッドホンで聞いた場合の、左側から出る音声だけが聞こえているのだとか。
この現象が普通の音楽やドラマCDで起きるものですから、ほんとにほんっとーに不便なんですよね……(切実)
No.4466 (日常)


 今シーズンは見たいものいっぱい
2013年01月13日(Sun) 
ワクワクと楽しみにしていた、ドラマ「信長のシェフ」第一話を視聴。
うん、けっこうおもしろかったです。……一話目にいきなりいろいろ詰め込みすぎだとは思いましたが(苦笑)
拾って半日しか経たず、しかも一口しか料理食べさせてもらってない謎の記憶喪失男を命懸けで助けに行ったあげく、まだ若いとはいえ信長相手に「こいつの料理は旨い」と売り込みまくるヒロインという超展開とか、「お前用に打った包丁だ」って、手癖も把握してないだろうに、しかもあんなにすぐに包丁って完成できるの?? っていうか刃物持った不法侵入者を、武器持たせたままいきなり殿様の前へ連行とかありえねえ、だいたい包丁一本で野菜も肉も魚も(略)あと会話の台詞がほとんど現代語と変わらんぞ、などなどつっこみどころは多々ありました。
……まあそれを言うなら、戦国時代の人との味覚の差とか、調味料嗅いだり舐めただけで細かい味調整ができるんかいとか、記憶は失ってるのに歴史と料理の知識は持ってるのか、しかもおそらく普通まだ見習い皿洗いレベルの年齢でとか、言い出したらキリは果てしなく。
でもね、おもしろかったんです。これは原作読まずに見たのが正解だったかな? 余計な先入観もなく、「ここイメージに合わない」とか考えることもなく、素直に見れました。
及川光博が、予想外に信長にハマリまくっていて、えらく笑えましたvv
そうだよなー、ミッチーもいい加減いい歳なんだから、いつまでも若作りな二枚目役ばかりすることないんだよ〜〜、歳喰った傾奇者かぶきものの経験は、以前にもあるんだしさ♪<大河で前田慶次郎やってたらしい
ゴロちゃんの明智光秀も、なんだか曲者っぽくて良きかな良きかな。ただ事前情報でゴロちゃんが誰なのかネタバレしまくってたので、ラストシーンのインパクトがうすれたのが少々残念でした。

とりあえず次回も見ること決定。原作を読むかどうかはドラマ終了まで持ち越すとして、今後を楽しみに待ちましょう。

さて、明日はいよいよビブリア古書堂の放送だ♪

あとは剣客商売シーズン1の四話目を見たり、三国志下巻を読み始めてみたり。ああ、金田一少年のドラマも見なきゃなあ。
No.4470 (映像)


 2013年01月14日の読書
2013年01月14日(Mon) 
本日の初読図書:
「蒼黒の竜騎士(小説家になろう)」〜18.怒涛の2日間・前編
 http://ncode.syosetu.com/n7535bf/

路上でボール遊びをしていた子供へと、つっこんできた飲酒運転の大型トラック。とっさに飛び出した女子高生 櫻井葵は、気がつくと赤子になっていた。面倒を見てくれているのは、淡い金髪に翡翠色の瞳を持つ綺麗なお姉さんと竜。しかも言葉が地球に存在するどの言語でもないっぽい。
ああ、異世界への転生ですか。そうですか。……って、竜!?
詳しいことはよく判らないが、どうやらこの世界では竜と人間が共存しているらしかった。貴族である母と曾祖父はそれぞれに愛竜というものを持っているし、道行く人々の中にも何人か、竜を連れている人達を見かける。
母の竜は人間と変わらないぐらいのサイズで可愛らしく、葵 ―― 改めリルファローゼことリルの面倒を良く見てくれるが、曾祖父ことガル爺の竜は25mもあろうというラスボス級の戦闘竜である。
父も祖父もやはり竜持ちだったらしいが、彼らは戦争の中で死んでゆき、それぞれの妻も既に亡く、家族は曾祖父と母ばかり。そしてその母もリルが三才の頃に風邪をこじらせ、愛竜と共に死んでしまった。なんでも魂を結んだ人とその愛竜は、生きるも死ぬも一蓮托生なのだという。
そして ―― ある日気がつくと、ガル爺とその愛竜ヴィル爺と共に、田舎の廃屋にいました。
お爺さま、なにかやらかしたんですか? 夜逃げですか?? まあ身になじまないセレブ生活よりもずっと気楽だから良いですけど、と納得していたら、どうやら家出だったそうです。なんでも爵位もなにも全て孫でありリルの叔父にあたるエルトーレンという人物に押しつけて、自分は隠居することにしたのだという。もちろんリルのことも平民として育てる方針なのだそうだ。
そうしてリルの平和な田舎生活は始まった。後には忠実な執事夫婦も追いかけてきて、老人三人+幼児一人+老竜一匹の五人(?)暮らし。
ガル爺もヴィル爺も非常にたくさん食べるし執事夫婦も老齢なので、いくら財産があると言っても先々が心配です。なので将来は商会を立ち上げようかと思い立ってみた。幸いこの村には米と味噌と醤油があったが、まだまだこの国では知名度が低いらしい。ここは元日本人として、それらの価値を伝道することこそ私の使命だ! と考えたリルは、こつこつと身体を鍛えつつ、薬草を集めたり獣を狩ったりして、商会設立資金を貯めていった。
村の子供達とも仲良くなって、遊びを通して護身術の基礎を教えたり、四則演算を学ばせて、将来の商会スタッフとして教育してゆく。
竜との契約の儀式? 竜と結んだら兵隊として強制的に国に奉仕しなければならないそうなので、そんなものは却下です。っていうか、ガル爺がリルを平民として育ててくれたのも、そこらへんで苦労をさせたくないと言う親心だったからというし。
そんなこんなで、リルももう14歳。将来のスタッフとして育てていた有能な友人の何人かは、竜と結んで村を出てしまったが、彼女は着々と将来に向けて計画を進めていた。
それなのに、気がつけば大型竜ラスボスが傍らにいます。
目指すは前世で出来なかったおしとやかで可愛い乙女ライフ! だったはずなのに。
……いったいどうしてこうなった??

うっかり読み始めてしまいました。異世界転生で赤子からスタート、これと言ったチートはないけれど、何故か竜に好かれちゃいますバージョン。現在十四歳で、大型竜ラスボスGETだぜ! 以下続く。
転生前に武道を嗜んでいたという、現代女子高生としてはちょっと異色なスペックを持っているので、一人淡々と身体を鍛え、ローティーンにして既に森で猪を狩る@鉈使用なマタギガールと化しております(笑)
母親はもとから身体が弱く、竜と結んでいてさえ早世してしまい、両親も祖父母も既に亡いという薄命な家系の割りに、本人は非常にサバイバリャー。
また最新話近辺で拾っちゃった大型竜が、微妙にアホの子っぽくて、読んでいて非常に和みます。
これからが楽しくなってきそうなので、続きを楽しみに待つとしましょうかね♪
先に竜騎兵の訓練受けるため都会に行っちゃった友人達との、再会も楽しみだなあ。そのあたりは是非別視点で読んでみたいところです。ふふふふふ。
No.4473 (読書)


 ドラマ×2本
2013年01月14日(Mon) 
午前中はドラマ金田一少年「香港九龍財宝殺人事件」を鑑賞。
……まああのマンガを実写にしたらこうなるだろうな、と言う感じでした。今までの実写版はほとんど見てないんですが、そこそこおもしろかったです。
そもそもあのマンガは、原作そのものがアレだから(笑)
トリックが無茶なのもヒロインが超絶役立たずなのも標準装備だし。
ただ一点気になったのは、なんで犯人が美雪と入れ替わってたか理由が判らないところなんですが。あそこで本物返しちゃいけない理由ってなに?? 彼女はあのまま美雪として生きていくつもりだったの?? っていうか幼馴染みの呼び方すら把握してない状態で、よくもまあ入れ替わろうとか思ったもので。
そして血縁から犯罪者を出してしまった、リー刑事の今後が激しく気になったり……

夜は待ちに待ってた月9ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』を見ました。
……うん、まあ事前にネットで叩かれまくっているのを見て、戦々恐々としていたほどには酷くなかったと思います。原作とはかなりにおいて別物でしたが(苦笑)
あれだ、古谷金田一とかガイ・リッチーのシャーロック・ホームズとかを楽しく見れる人には大丈夫だと思います。
とりあえず栞子さんは別人28号でした。剛力さんは髪切る前の方がずっとイメージにあっていたと思います。それに本のこと以外には、対人関係構築に不自由をきたすほど引っ込み思案という表現が為されてません。おまけに妹が弟に改変されているので、大輔さんを雇う経緯(引っ込み思案でバイトが居着かない&男手が必要)がかなり唐突です。
……そもそも入院してないあたりから、原作至上派には駄目駄目でしょうね。
ただドラマとして作り上げていくのなら、栞子さんがずっと入院したままというのは確かに辛いのも判ります。公式サイトの配役情報からして太宰治の話はやると思われるので、直前で階段落ち → 入院とかなるのかな?? あと割と早めに母親が関わってきそうです。
大輔さんの事情については、年齢以外は割と忠実でした。けっこういろいろはしょってあった気もしますけれど、それは許容範囲かと。かなり早い内から鴨居にゴムの板が貼ってあるのが映ってるところなんかは、けっこう楽しめました。
ただ自分が本を読めない理由を自覚しておらず、話中で過去を思い出して「あのせいかもしれない」程度で収まっているあたりが、やっぱりちょっと弱いなあと。「本なんて読めなくても不自由ないし」とか言っているので、「本は好きだけれど自分では読めないから、栞子さんの話を聞きたがる」という動機が薄れています。
だいたい、人の心の闇をのぞき込むような後味の悪さを感じさせる話だった原作を、ちょっと感動的な良いエピソードに仕立てようとしているあたりで、かなりの無理が生じてるんじゃないかとか。
……正直、主役二人を単純な恋愛関係には持っていって欲しくないんですけどねえ。この調子だとたぶん無理だろうなあ、月9ドラマ枠だし。

でもって。
個人的に一番気になったのは、このドラマからは本に対する『愛』がぜんぜん伝わってこなかったことです。
大輔がばっさばっさと本の山を崩したり落としたりしまくるのはまだしも、本をこよなく愛するはずの栞子さんが、もろくなっている古書を扱う手つき、あまりにもなっていません。そもそも古本屋にあのデカイ窓ってどうなんだ。貴重な古書が日焼けするじゃないか。
さらに言うならあのOPからしてもうヽ(´〜`)/ 本棚から古書がどんどん落ちるというその演出そのものが、本好きにはもう駄目です。そんなの単なる演出だろうというなかれ、そう言う細かいところにこだわってこそのメディアミックスなんじゃないのか??>ドラマスタッフ
あと映像の使い回し多すぎてうざい。かぶってるシーンを整理すれば、初回15分延長しなくても、1時間に収まったんじゃないだろうか。

……ああ、いやうんなんだ。ちょっと辛口になってしまいました(^ー^;;)
おもしろかったんですよ? ディスクに焼いて保存しとこうと思うぐらいにはおもしろかったんです。続きも首を長くして待とうと思ってるんです。
でもなんかこう、微妙にもにょった部分があったのも確かなのでした。
No.4474 (映像)


 季節外れだと
2013年01月14日(Mon) 
判っちゃいるんですが。
ネットでうろうろしていたら、うっかり素敵なかんざし画像を見つけちゃったりとかして。
もちろんそれは、5000円ぐらいする代物なので、とうてい手は出せないんですが。
……そういえば、ちょこちょこ集めてたパーツが溜まってきてたよなあ。あれとかこれとか。そういえばワークショップで作った石見銀ストラップも、金具の付け替えとかしたかったっけ、とか思い始めたらもう止まりません。

そんなわけで、本日の成果。

百均で見つけたストラップから取り外した金具付きビー玉。
そう、浮き球風よりクラックビー玉より、そもそもはこういうのが欲しかったんですvv


母の裁縫道具入れから出てきた、元はなにか判らないチャームパーツ。
ちょっと和っぽいのが気に入って、シンプルにいってみました。


三個セットで買ったトンボ玉の、ラスト一個。
やっぱり揺れるのが好きなんです♪

今回はあんまり凝ってない造りばかりですが、どれもけっこう楽しく作りました。石見銀のストラップも、しっかり作り替えましたし。
……これで夏が来た頃にはもう、金具部分が錆びてたりとかしたら、どうしましょう(苦笑)
No.4475 (創作)


 情報収集は大事です
2013年01月16日(Wed) 
それは昨夜のこと。
先日からルンルンで待っていた「SHERLOCK」の地上波放送開始まで二時間を切った頃のことでした。
いつもの如くつらつらと、関連サイトを巡って熱きファン達の叫びを読んでまわっていたのです。
そうしたらば、こちらの記事で読み流せない情報を発見しました。

■SHERLOCK/シャーロック シリーズ1(地上波放送) - Girl's Be Ambitious!
 http://blog.goo.ne.jp/girls_beambitious/e/72b9f997a0853eef15824a8e3fa75010

> DVDナドに録画して「吹替えバージョン」&「英語音声+字幕(聴覚障害者用)バージョン」の両方を楽しみたい方は「DRモード」で録画されますよう。

なんですとーーー!?
ひとつの録画で、吹き替えと字幕を両方楽しめるんですかっっっ!?!?
即行で階下の居間へダッシュして、予約設定を修正しました(笑)

でもって。
さすがに本放送の時間は夜遅いので寝て過ごし、今日になってからDVDレコーダーの取扱説明書と首っ引きで格闘することしばし。
ちゃんと「日本語吹き替え」と「英語音声+字幕」を切り換えて見ることができましたvv  おお、これが演じている俳優さん達のナマ声か!
ベネディクト・カンバーバッチ(=シャーロック役の人)の声が、思った以上に低くて落ち着いた感じがしました。あともともとヒアリングの素養がないので、早口なのかどうかもよく判らなかったり。
字幕は聴覚障害者用のそれだそうで、通常の洋画字幕とは異なり、吹き替えの翻訳と同じ内容をそのまま表示してあるようでした。あとは発言している人によって色が変えてあったり、BGMのみのシーンには「♪」と表示されていたり、「(ドアを閉じる音)」とか注釈が入っていたりと、これまたなかなか新鮮です。
しかしこうやって日本語音声と英語音声や字幕を比べてみると、日本の声優さんの演技力がパネエですな。シャーロックのマシンガントークや犯人の粘着質なしゃべり口調などは、吹き替えの方じゃないと違和感を覚えるくらいです。

ちなみにDVDに落とす際は、そのままだとダビングできず _| ̄|○
いろいろ説明書をひっくり返した結果、音声や字幕の設定を望む物に設定したのち、「再生中の映像をダビング」を選択することで、それぞれ「吹き替え」「英語音声+字幕」の2バージョンに分けてダビングするしかないようで。
良かった、NHKがダビング制限1回じゃなくて……(ため息)
これだと1倍速でしか操作できないので、1話分焼くのに3時間かかりましたが、それぐらいは些細なことよ。この作品にはそれだけの価値がある!(握り拳)

……もうおまえ製品版買っちゃえよ、とは言わないお約束★

B007ND97AQSHERLOCK / シャーロック [DVD]
角川書店 2012-07-06

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確かに好きな作品ですが、今の私に三話で7千円超は辛い……
No.4477 (映像)


 2013年01月17日の読書
2013年01月17日(Thr) 
本日の初読図書:
「獣医さんのお仕事 in異世界(小説家になろう)」〜庵に招待したくなりました
 http://ncode.syosetu.com/n7442bf/

「夢のまた夢(小説家になろう)」〜第六章 叔父(二)
 http://ncode.syosetu.com/n7420y/

ここ数日に読んだ小説。
とりあえずメモ。
No.4481 (読書)


 2013年01月18日の読書
2013年01月18日(Fri) 
本日の初読図書:
4061312812英雄ここにあり―三国志 (下) (講談社文庫)
柴田 錬三郎
講談社 1975-06

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読ーみーおーわったーーー!!
去年の終わりから読み始めて三週間あまりでしょうか。
足掛け二年(笑)、ようやく全三巻を読み切りました。
長かった……そして壮大だった!
これまで教養として、概要だけでも押さえておきたいと思って幾星霜。吉川版もアニメも児童向けも途中で挫折し、この柴錬版でやっとひととおり読むことができました。
……演義に比べてどれだけアレンジが入っているのかは判りませんが、って言うかぶっちゃけ、あきらかに途中でぶったぎられているのですが。それでもだいたいの流れは押さえられたんじゃないでしょうか。
この下巻に収録されているのは、赤壁の戦い〜三国の鼎立〜英雄達の死〜出師の表まで。
はい、曹操や関羽・張飛・劉備が死したのち、孔明が魏に対して戦いを挑むべく出立する場面で、本編は終了してしまうのです。その後の流れは、作者の筆によってダイジェスト的に語られています。
なんでも作者様いわく、この孔明の「出師の表」を書きたいがために、この全三巻をものにされたとのこと。故に最初からその場面で終わることは決められていたそうで。副題「英雄ここにあり」の「英雄」とは、実に死を覚悟して最後の戦いへと旅立つ、この孔明のことに他ならなかったのだ、と。
いやあ……その構成力に脱帽です(ため息)
読み終わったあと、思わず表紙のタイトルを眺めて、しみじみと感じ入ってしまいました。
柴錬は、本当に孔明が好きだったんだなあと、全三巻を読み終わって思います。二巻と三巻の表紙、逆にした方が良かったんじゃないの? と疑問に感じるぐらい。

とにかく孔明が蜀に身を投じてからは、物語の雰囲気ががらっと一変します。
それまでは連戦連敗。とにかく迷走するしかなかった劉備陣営が、この下巻では蜀を建国するため荊州から益洲へ移動するだけです。
とにかく孔明の神算鬼謀がすさまじく、立てた計画、読んだ趨勢はことごとく外しません。もうね、周瑜が気の毒なぐらい。完全に孔明の引き立て役と化してますもの。まさしく孔明無双。

これまでなんとなく聞きかじってきた名シーン・名エピソードも、これでもかと言うほど詰め込まれています。
赤壁関連だけでも、一晩で十万の矢を得る策略とか、連環の計とか、黄蓋がわざと百叩きの刑を受けて偽りの投降をするとか、周瑜の喀血死とか。あ、孔明が妖術をもって南東の風を吹かせるエピソードは、地元の漁夫にあらかじめ天候を予測させておいて、それっぽく儀式を行ってみせただけになってました(笑) こっちの方が現代の人間としては馴染みやすいですね。

残念だったのは「泣いて馬謖を斬る」と「死せる孔明、生ける仲達を走らす」がダイジェストの方に含まれていて、詳しくは判らなかったこと。
……でも、それらが入っていそうな続編「英雄・生きるべきか死すべきか」を読むのは、さすがに今はちょっとしんどいなあ(苦笑)<上下巻各700ページある

そんなこんなで、下巻はかなり蜀が格好良い感じで話が進むのですけれど、それでも残り100ページぐらいからは暗雲が立ちこめてゆきます。まずは関羽の戦死を皮切りに、曹操が病死し、張飛は部下に暗殺され、劉備もまた戦中に病死。
残された孔明は関羽・張飛の遺児や超子竜らと共に劉備の子を助け蜀を維持しようとするも、劉備の子は凡愚。やがて同じく代替わりした魏によってじわじわと追いつめられ……といった感じで、物語初期からのキャラクターが次々と死んでいくのが切ないです。
特に関羽の死に様が……っていうか、関羽以外は(苦笑) 張飛なんて、完全に自業自得だもんなあ(遠い目)
あと劉備、おまえ結局のところ、義兄弟二人以外はどうでも良かったんじゃないかと、小一時間問いつめたく<最期の最期まで国の未来より兵の命より義兄弟の復讐が優先

とりあえず全三巻を読了して思ったことは、他のバージョンはいざ知らず、ことこの柴錬版については、「孔明に感情移入するのは良いけれど、劉備義兄弟(特に劉備と張飛)に肩入れすると、いろいろ裏切られる気がする」でした。
特に劉備は、仁義にこだわってあれだけさまざまな機を逸し、孔明の計略を無駄にし、死者を数十万単位で出しまくってきたくせに、最終的に蜀を手に入れるときは汚い手を使うことを許諾しながら、遺言ではまだ良い子ぶる。まったく節操というか一貫性が感じられません。最期の遺言に至っては、もしあれを孔明が受諾していたら、完全に内乱のもとやぞ(−ー;)

ともあれ、今までなんとなーくイメージしていた「三国志」という物語についての印象が、一新されたことは確かです。
さて、これでやっと「レッドクリフ」が見れるかな?
柴先生、最後まできっちり読み通せる物語をありがとうございました(深々)
No.4483 (読書)


 赤い壁を見たんだぜ
2013年01月20日(Sun) 
現代日本人による小説でとはいえ一応基礎知識も仕入れられたことだし、さっそく録画してあった「レッドクリフ(特別版)」を見ようとしたのです。
ところが冒頭の解説によると、『特別版』ってパート1と2を合わせて2時間ちょいに再編集した、いわばダイジェスト版ってことなんですね? つまり追加シーンがあるわけではなく、むしろ半分以下に削られているようで。
いかん、これは駄目だと積んであるDVDを探してみたら、なんとか通常版の1と2両方を見つけることができました(ため息)

B001P55MXEレッドクリフ Part I スタンダード・エディション [DVD]
エイベックス・マーケティング 2009-03-11

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B002CATE6Mレッドクリフ Part II -未来への最終決戦- スタンダード・エディション [DVD]
エイベックス・マーケティング 2009-08-05

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しかし1の方は、アナログ放送時代に録画したもの。いま見るとうっわ、きっつ(汗)
昔はこれを普通に見ていたはずなのに、あまりに画像が荒くてどうにも集中が削がれてしまいました(−ー;)
2の方はデジタル録画だったので良かったですが……「二週連続放送」だったらしいのに、なんで両方録っておかなかったんだろう _| ̄|○

まあ、それはさておき。
……うん、先に知識を仕入れておいて良かったです。なにしろみんな黒髪黒目に髭つきだから、キャラの見分けがまったくつきませんで(そこか)
誰がどの陣営に所属していて、でもってどの陣営とどの陣営が連合しているのか、あるいは敵対してるのか。それが判っているだけでもかなり助かりました。
ことに戦闘シーンに入ると、モブ兵士なんて完全にどれがどの陣営なのかさっぱりでしたよ。その点「指輪物語」などは敵=人外だったから、判りやすかったんですけどね。
いっそ曹操が赤備えでもしてくれてたら、まだ見分けやすかったのに……まあ降伏兵を取り込んで膨れ上がった、寄せ集めの軍=連携や忠誠心が弱い、という点がネックなのだから無理だといえばその通りでもあり。
……結局、キャラクターの服装が変わるたびに「劉備どこにいる? あれが孫権??」とか周りに聞きまくってました。 劉備なんて最後まで見分けつかなかったよ(−ー;)
まあそれでもなんだ、最終的に周瑜と孔明と趙雲だけは、なんとか判るようになりました。あと珍しく女性陣の尚香(※孫権妹)と小喬(※周瑜の妻)。
でもこの話は、その若手イケメン三人の友情メインってことでファイナルアンサーですよね? 基本その三人さえ判れば無問題。劉備三義兄弟は完全に添え物だし、曹操はまあ、間違えようのない悪役親玉。あとポイントになるのは、周瑜の夫婦愛ぐらいでしょうか?

最終的な感想としては、とにかく周瑜の無双ぶりがすごかったと。
柴練の小説では孔明と周瑜は不倶戴天の敵として描かれており、周瑜はさんざん孔明を暗殺しようと画策しまくり。孔明はそれらをするりするりとかわしつつ、裏から呉の軍勢を自在に操り、悪く言えば駒として利用することで曹操を敗走させた流れでした。そこでは周瑜は完全なる引き立て役であり、しまいには孔明にどうしても勝てないまま、悔しさと憎しみのあまり喀血死してしまうぐらい。
しかしこの映画では、二人はがっつりとタッグを組み、お互いを高め合う良い関係を築いていました。「三日で十万本の矢を入手する」、「敵の武将を謀殺する」という命題をそれぞれ科し合い、叶わなければ「軍法に照らして首を刎ねさせる」と約束する。そうして独自に策略を巡らしつつ、さりげなーく無言で協力もしちゃったりして。最終的に計画を成功させて、視線を合わせつつニヤリと悪い笑みを見せる姿は実に格好良かったです。
っていうか、孔明のドヤ顔やけに多かった(笑)
そしてあくまで前線には出ず、情報収集や作戦立案のみをする孔明とは対照的に、鎧着用、先頭に立って突撃をかまし、敵兵士はバッサバッサ斬り倒すわ、最終的に炎の戦場を突っ切って曹操の元まで切り込んで行っちゃう周瑜はすごすぎます。
あと趙雲も人気が高いせいか、これでもかってほど見せ場がありましたね。阿斗を背負っての一騎駆けはもちろんのこと、何故か周瑜との友情まで育んじゃってます。柴錬版では面識もなかったですけど、本来の演義では違うのかな?

で、劉備陣営。
もともと赤壁ではほとんど出番がないらしいのを無理に登場させたせいか、ただでさえアレな劉備がほんっとーーーに、どうしようもなくて。もう、「今までどの口で仁義をほざいてた!」「あんたから仁義とカリスマ取ったら何が残る!?」と思っていたら、最後の最後にかろうじて見せ場がありました。あれってほんとにほんとに周瑜と密約した上での行動なんだよね!? そうだと言ってくれ頼むから。あと孔明はそれをちゃんと把握してたの?? と。
だいたい張飛のとりえなんて、腕が立つ以外は「劉備に絶対服従(酒関係除く)」しかないのに、まっこうから命令に逆らおうとしちゃってるし。関羽もなんか妙に影が薄くって……もういっそ、最初に差し違えてでも曹操殺っとけば良かったのにと思うぐらいでした(実も蓋もない)。

でもって、孫権妹と微妙にフラグが立っている孔明。
……良いのか? 主君の将来の嫁だぞ。しかもほとんど何の役にも立たないまま、騙されて呉に連れ戻されちゃってる人だぞ?? やっぱり演義ではそのあたり違うんでしょうか。
あとオリジナル展開といえば、小喬と似てるが故に曹操に寵愛されていた女性、なにかやらかすかと思っていたら、普通にフェードアウトしちゃって、ちょっと肩透かしだったりとか。
逆に格好いい最期を見せてくれた甘興さんは、聞き覚えないと思ったら、甘寧がモデルなるもオリジナル要素が強くなりすぎて改名を余儀なくされたのだとか。

……しかしあれですかね。やはりきちんとスタンダードな「三国志演義」の方も押さえとかなきゃ駄目でしょうか。一応だいたいの流れと、別に記憶せず読み流しても良い人物&地名はおおむね把握できたから、今度は挫折せずに読めるかもしれないし。

……まあともあれ。
この映画は「周瑜>孔明>>趙雲>>(越えられない壁)>>劉備三義兄弟」というスタンスで見た方が良いと思ったので、また今度1をデジタル放送するときには、そのあたりを心して見直そうと思います。

追記:
もっかい見直しました。それを踏まえての感想はこちらにて。
No.4487 (映像)


 2013年01月21日の読書
2013年01月21日(Mon) 
本日の初読図書:
4001145324三国志〈上〉 (岩波少年文庫)
羅 貫中 小川 環樹
岩波書店 2000-11-17

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最初に読みかけて挫折した、児童向け全三巻の1冊目。返却日を明日に控えて、ぎりぎりでなんとか読了。
今回は気にかければいい人間と地名などがなんとなーく頭に入っていたので、どうにか最後まで読み通せました。この巻は有名な孔明出馬のエピソード『三顧の礼』までを収録。柴錬版だと中巻の終盤までの文庫1000ページ近くが、大きい活字&ひらがな多用にも関わらず300ページほどで語られています。……しかも前書きによれば、基本的な本筋はちゃんと拾ってあるそうで。それはもう、どれだけシンプルな文章になっているかは、おして知るべし。なんだか粗筋を読んでいる気分で、各キャラクターの個性とかが全然頭に入ってくれませんでした(−ー;)
それでもスタンダードな『三国志演義』の知識を、要点を押さえて仕入れられるのは助かります。これはちゃんとした知識を持っている人が、「あそこどうだったっけ?」と確認したり、雰囲気を思い出しながら楽しむのに使うと、便利なんじゃないでしょうか。

とりあえず、ざっと気に留まった、柴錬版とこの『演義』の違いはというと、

・三人の出会いは柴錬版の方がドラマチック。ただし柴錬版には『桃園の誓い』がなく、演義では「兄上」呼びしているのが「わが君」になっている。
・演義だと聡明で、義父のために身体を張って呂布と薫卓の仲を裂いた王允の義娘が、柴錬版だと単に思慮が浅くて器の小さい悪女になっている。
・呂布が矛を射て劉備と袁術を和解させるエピソードが、柴錬版にはない。
・演義では孔明と曹操が事前に出会ったりしないので、曹操が首の代わりに髪を切るシーンも普通に格好良い。
・張飛が策略の一環として半殺しにした一兵卒は、演義によるといちおう悪い奴だった。
・袁術、袁紹などの死に様が微妙に違い、柴錬版の方が格好良い。でも呂布の最期は演義の方がちょっとマシ。
・医師吉平のエピソードが、柴錬版だと全削除。
・趙雲が裴元紹を殺しちゃったのは、裴元紹の自業自得(待機中に馬泥棒をしようとした)だったらしい。
・孫策の死に様は、演義だともっと妖術っぽいものが関わっていた模様。
・袁氏兄弟の末路に関わる戦争まわりは、柴錬版ではざっくり解説のみ。
・柴錬版では徐庶が母の手紙を偽物だと見抜きつつ、あえて助けに行っているが、演義では完全に騙されている。

とまあそんな感じで、基本的に演義の方では妖術などの超常現象が当時の常識として普通に語られ、柴錬版の方が現代に合わせて科学的考察を重視。そして半ば当然ながら、柴錬版の方は作者の好みにより場面の取捨選択&キャラクターの英雄化が激しいといった感じでしょうか。
でも少なくとも今のところは、基本的な流れに差はありません。うん、まずは良い小説から入ることができたのかな?

この岩波版は、たぶん中巻で赤壁メインに語り、下巻では世代交代後に孔明さんががんばるあたりをやるのでしょうか。
……とりあえず中巻ぐらいまでは借りてみるべきか……(悩)
No.4488 (読書)


 赤い壁の感想追加
2013年01月21日(Mon) 
……家族から呆れ顔をされつつ、レッドクリフの1と2、計4時間超をもう一回見てみたりとか。しかも早送りとかいっさいなし。最初から最後まで、がっちり再生。
うむ。余計な先入観を捨て、感情移入するべきキャラクターと重視するべき場面を把握して見直すと、ひとつの映画としてちゃんと楽しいと思えるようになりました。
そもそもこの短時間でもう一回見ようと思える段階で、かなりおもしろかったことも確かなんですが。

ちなみに初見時の感想はこちら

とにかく演義における周瑜の扱いとか、彼の未来がどうなるのかとかを全部頭から追いやって、「この人が主役! 活躍する人!」と割り切った気持ちで眺めること。
そして演義ではほとんど記号扱いになっている女性陣の活躍も、笑ってそういうものだと受け入れること。
その二つが、この映画を楽しめるかどうかのポイントだと思いました。

あと二度目にしてようやく、メイン武将を(ある程度)見分けられるようになったので、各自の見せ場となる戦闘シーンで何が起こっているのかが把握できました。甘興とか、最初は敵なんだか味方なんだか全然判ってませんでしたからね……そしてよく見てみたら、劉備もちゃんとラストの戦場とかで活躍してたよ(笑)
関羽や張飛も過剰な期待をせずに見ると、普通に充分格好良い。
なによりも劉備のアレが周瑜と話し合った上での策略だったと判っていると、すっごく心が安らかになりました。
冒頭の新野の戦いでも、軍は壊滅したものの民は守り通した点で、仁義を重んじる名君という点をちゃんと表現できてますものね(柴錬版では結局窮民もろとも壊滅し、数十騎だけで落ちのびていた/苦)
そう、演義で描かれる仁義馬鹿な劉備のことを一切無視し、映画だけを率直に見れば、「仁義だけでは勝てない。生きることを考えるのも必要だ」というその決断は、武将としてむしろ正しい英断なんですよ。どうせなら最初からそうあれよと言いたいぐらいに、上に立つ者としてまっとうな言動。

……そんなわけで。
うっかりノベライズをポチッてみたりする自分がいたりとか(苦笑)
映像作品のノベライズというのは、かなり微妙なモノが多いのですが、感想レビューを見た感じ、これはそう評判が悪くないみたいなので。
少なくとも、ちゃんとプロの小説家が書いていらっしゃるようなので、文章が壊滅的なことだけはないでしょう。……ない、よね?
とりあえず、映画を見ていない人にも内容が伝わる書き方がされていることを切に祈ります。キャラの外見とか建物の内装とか風景、状況描写などなど、「どうせ本編見て知ってるだろ」とばかりに、まったく描写されない台詞八割なノベライズも世の中多いですから。ああいうのは本編を見ないで読むと、本当に参ります(−ー;)
それとストーリーやキャラの性格が、まるで別物バージョンもなんだかなあと言うところ。
あれのとかこれのとか、いろいろあったよなあ……(遠い目)
No.4489 (映像)


 いろいろ返せ
2013年01月22日(Tue) 
……ちょっと気力がない&やさぐれているので、ざっくりと歯に衣着せず行きます。百パーセント愚痴なので、以下要注意。




まず朝、目が覚めたらゼロさん(PHS)が miniSD を認識しなくなっておりました。
前提として、私のPHS使用内容は「PCに来たメールを転送してチェック」>「 miniSD 内にあるテキストファイルの読み書き」>「同じく音楽データの再生」>「同じく電子辞書の使用」>>>「通話」>>「メール送信」といった感じ。
つまり miniSD が使えなければ、ほとんど意義を失う訳です。
そして miniSD を認識しない……正確にはスロットに入らない故障は 2007 年に応急処置を施した部分で、いつかは致命的に壊れるだろうことが予測されていた。
何より W-ZERO3(WS004) は既に古すぎて、修理するより買い替えた方が早い。

そんなわけで、携帯を変えようかと思い立ったのです。
以前からこの日記で呟いていたとおり、次に変えるなら Android 搭載のスマートフォンにしようと考えていました。どうせだからキャリアは家族が使っているのと同じソ●トバンクに変更。

で、ちょうど用事があったので、帰りにショップへ寄って値段や見本を確認しつつ、店員さんからも説明を聞き、ネットでの情報も合わせて研究してみたのです。
そしたらば、

1.店員さんの説明が大嘘(スマホは基本 miniSD が使えません。この機種なら大丈夫と太鼓判押したのが、実は miniSD 対応外で、他の機種の方はほとんど対応していた)

2.3Gのスマホを例にとっているのに、プッシュされてた料金コースが4G用だった。

……まあ、それでもカタログとかいろいろ見比べ家族とも相談して、機種と料金コースを決定。改めてショップに向かったのが、夕方五時過ぎぐらいだったでしょうか。

それでなんで、帰宅したのが八時前なんだ(乾笑)

そして手元にあるスマホには、思い切り「代替機」の文字が(やさぐれ)



ええ、「在庫あります」と太鼓判押された機械が、まさかの初期不良でした。そして在庫はそれが最後の一台。
他店から取り寄せるので、三〜四日待って下さいと言われました。

……うん、それはまあ良いんだよ。しかたのないことだ。店員さんにもどうしようもないことだっただろう。

しかし「初期設定がうまくいかない」→「本体の初期不良のようだ」→「もう在庫がない」→「他店から取り寄せよう」というその結論が出るのに、なんだって二時間以上もかかるんだ!?!?
他に客がいた訳じゃないんですよ? 私とその店員のほぼマンツーマンですよ? それで! 何故!? 私は二時間半も椅子に座って待ちぼうけ!?!? 書類とか書かされたのはせいぜい最初の三十分ぐらいで、あとはほとんど放置されてましたよ??

それもです、数日後に本体が来るのなら、いっそ取り寄せ扱いにして、届いたその日から契約開始にしてもらおうとしたら、「もう登録してしまったのでできません」って……連絡帳登録もメールアドレスの変更もできない、ただ手動でプッシュできるだけの電話に、数日分の使用料を払えというのかヽ(´〜`)/
あげく代替機は求めていたのと違う機種なので、それで使い方を練習することもできません。ましてやカスタマイズなどもってのほか。

慰謝料代わりにポイントとかもらえないか聞いてみたけれど「無理です」。
契約開始を遅らせるのも「無理です」。
まだ時間かかるんですか「もうちょっとです(エンドレス)」。
お手洗い貸してください「この店にはありません(普段どうしてるんだ?)」。

なんかもう、いろいろと返せ。時間とかお金とか気力とか。
って言うかせめて粗品ぐらい寄こせやコラ。

「携帯会社って、どこも融通効かないんですね(皮肉)」
「ええ、そうなんです(きっぱり)」

言い切ってんじゃねえよ……

ちなみにちょうど出かけるところだった、父の車に同乗して行ってたんです。
……うん、むしろごめん父。私はまだ店内でコーヒー飲んだり、携帯の取説読んだりしてたけど、父はほとんど車の中で待ちぼうけてたらしい。てっきり他所での用事をすませたあとは、どこかで時間潰してるんだとばかり思ってたよ……

そんなわけで、本当なら今頃は「新しいマシンだヒャッホーーー!!」だったはずなんですが。
実際には盛大に精神力削られてへこんでます。

ああ、やっぱりいつもと違うことしようとするからやっかいな目に遭うんだと、思考が負のループを描いたりして。もう店内で泣くかと思った……(−ー;)

幸いにも見そこねたと思っていた七時からのクイズ番組2時間SPを、父が(自分が見たかったので)家に電話して録画してくれており、それを見たらだいぶ気持ちが回復しました。おかげでこうして愚痴まみれの記事を書いております。

はあ……数日後には果たして、どういった対応をされるのやら……少なくとも今日担当してた人は「僕は本当は別の店の人間なので、次回にはいませんので」って言い切ってたし。ちゃんと引き継ぎぐらいはしていてくれよ、マジでさ……

ええとそんなわけで、ヒトコトお返事はまた後日ってことで。すまんなTなつ。察してやってくれ……
No.4490 (電脳)


 充電できなきゃただの箱
2013年01月23日(Wed) 
珍しく父が長時間TVを見ていなかったので、録画したままHDDに溜まっていたあれこれを、せっせとDVDに落としてラベル印刷しておりました。

……スマホの代替機? 紙袋の中で寝てますがなにか。

それというのもですね、
「充電はこれでPCと繋げばできますので」と渡されたUSBケーブル。繋いでみたら「新しいハードウェアの検出」ウィザードが出て、次へ次へと進んだら「ドライバが見つかりません」で認識失敗。どうやっても充電できなかったのですよ。
困惑しつつ店に電話して聞いてみたら、昨日の担当者は他の電話を応対中。代わりに出てくれた別の人いわく「ソフトバンクのサイトからドライバをDLしないとできません」と。
もちろん本来買った機種とは違う代替機なので、ドライバは別のバージョンになります。
……たかが数日しか使わない代替機のために、そんなものインストールしたくないですよね? それが普通の感覚ですよね??
そしたら「じゃあ店に来てもらえれば(コンセントに刺す普通の)充電器をお貸しします」と。

あるならなぜ最初から渡さない。

ちなみに代替機を渡された時点で、既に電池マークは線1本でした。
つまりなにか? 私はろくに電池残量もなければ充電もできない、すぐにただの箱と化す代物に使用料を払わされてるんですか?? それが嫌ならもう一度店に来いと。

ふ ざ け る な 。

今までいろんな携帯会社をわたり歩いてきて、どこでもいろいろヒデェ目に遭わされてきましたが、その中でもたいがいにしろって対応だと思います。
何を言っても「すみません」「無理です」「できません」の繰り返し。
まったく誠意が感じられません。口でだけなら、なんとでも言えますよね。
せめてポケットティッシュのひとつ、おもちゃみたいなストラップの一個でも、お詫びとして寄こすぐらいの気遣いはないのか!?
二時間半、茶の一杯を出すでもなく、トイレにも行かせなかったあげくにこの仕打ち。

父なんぞは「数日分の使用料ぐらいたいしたことないがな。そう文句言うなや。そんなこともあるわ」と言いますが、問題にしてるのは金額の多寡じゃない。ひとつの会社として、客に対する誠意を見せろと言ってるんだ。

……労力すらもがもったいないので、もう充電器は借りに行かないことにしました。
どうせ代替機ではメールアドレスの変更ができない段階で、友人知人に「携帯変えました」と連絡できる訳でなし。
なので現在は紙袋の中で、ただの箱が眠っている訳です。

前記事のコメントで pao ままさんがおっしゃっているとおり、仮にちゃんとした対応を見せてくれていたら、たとえトラブルが起きたあとでも、むしろ好感度がUPしただろうになあ。
……少なくともここでひとり、客の信頼を失ったんだぜ?>ソフト●ンク
No.4493 (電脳)


 2013年01月23日の読書
2013年01月23日(Wed) 
本日の初読図書:
4864231974SILVER DIAMOND外伝 (冬水社・いち*ラキコミックス)
杉浦 志保
冬水社 2013-01-20

by G-Tools
最果ての砂漠で、山賊達の下働きとしてこき使われていた、数字の子 一灯かずひ。そんな彼の前に、突然六人の子供が出現した。宮処の皇子に捨てられた数字の子だという彼らを、山賊達は食い扶持が増えるからと殺そうとする。しかしその前に野獣によって山賊達の方が全滅してしまった。そうして大人がみないなくなった中で、最年長かつ経験を積んでいる一灯が、かしらとして皆を率いることとなる。捨てられたはみ出し者達の親玉「主匪かずひ」と名を変えた彼は、懸命に仲間を守り厳しい自然を相手に生き抜いていった。しかし捨てられる子供は年ごとに増え、じょじょに負担が増えてゆく。成長し大人になった主匪には、もう夢や希望など信じられなくなっていた。先の見えない滅びに向かう世界の中で、仲間だけは守ろうとあがくうちに、やがて彼の心は壊れ始め……「くらやみの地図」102P
すべての戦いが終わり、沙芽の皇子が命と引き替えに世界を救ってから数年。すでに幼い子などはその頃のことをほとんど覚えておらず、皇子の実在すら疑いかけていた。緑に溢れ、人々の穏やかな生活が営まれる新たな世界。しかし再び異変のきざしが見え始めていて……「さいごの雨宿り」50P
他数ページの番外を四本収録。

ちっくしょう、なんだよ騙された!!
冒頭の『性格の悪い男の話をしようか』という言葉に、完全に騙されました。ずーっと悪い男=主匪のことだと思って、モノローグもすべて主匪視点で読んでいたら、まさかよもやそうくるとは。やるな杉浦先生!! ※褒めてます

正直を言うと、私は本編を読んだときに、ちょっと主匪の変わり身が早過ぎるなあと思っていたんです。もっと背景に暗いものを隠してない? 実は腹に一物抱えてるんじゃないの?? としばらく疑っていました。
でもこの「くらやみの地図」を読むと、主匪があの頃どれだけギリギリの場所にいて、どれだけ救いを求めていたのかが、切ないほどに伝わってきます。秋市ごときの葛藤なんて、まだまだぬるい! トップに立つ主匪と、彼にすべてを背負わせるしかできず、ただ寄り添い見守るしかなかった宮と閧志の苦悩が、こんなにも深いものだったとは……
この状態から救われたのなら、そりゃあ、あの短時間で羅漢に心酔もするわ! と納得しました。
あと数字の子達の生存率が半端ないと思っていたら、十年以上かけて段階的に捨てられてたんですね。そして実はけっこうな死亡率でもあったあたり、本編とはかけ離れたシビアさでした(−ー;)
……主匪、あと宮と閧志も、ほんっとーに羅漢に逢えて良かったね(しみじみ)

「さいごの雨宿り」の方は、まあ後日談的ほのぼの話です。「さいご」なんてついてるからもっと痛い話かとドキドキしていたら、全然そんなことはなく。
ちなみに最初のページでうっかり風子ちゃんを、「まさか閧志と三重ちゃんの……!?」とか思ったうっかりさんは私です(笑)
いやだって、パーツ的に似てませんでした? なんかこう、足して二で割ったみたいな感じで(苦笑)
No.4494 (読書)


 やっぱり人だね
2013年01月24日(Thr) 
……三日お待ち下さいと言ったソフトバ●クは、どうやらサバを読んではいなかったようです。



本日無事に、本体が届きました。 Sweety SoftBank 003P のブラックとかいう機種です。
……やっぱり昨日、充電器取りに行かなくて正解だったんじゃん。

まあそれはさておき。
今回もやっぱりもろもろ手続きとかがあって、結局ショップには1時間半ぐらいいたのですが。
しかし出てきたときの気分は、先日とは大違いでした。
もちろん、ようやく機械本体を手にできたということも大きいのでしょう。でもね、違うんです。

今日応対してくださったのは、首から「研修中」の札をかけた、若いお姉さんでした。
設定や手続きの途中では何度か手間取り、こちらの質問にも答えられなくて、別の店員さんへ聞きに行ったりとかされました。
でもね、やっぱり違ったんですよ。

まず、機械を渡すときに「説明書が入っていないので、基本的な操作をご説明しますね」と、電源の入れかた切りかたから日本語入力の方法など、ていねいに教えて下さいました。もちろん、代替機をいくらかでもいじったおかげで、私が疑問点=質問するべき内容を、多少は事前にまとめることができていたのも大きいでしょう。
……しかし「はい、こちらが代替機です」と、電源の入れ方すらろくに教えずポンと渡してきた先日の店員とは、まさしく雲泥の差でございましたさ。

しかも今日の店員さんは、すべてが終わって私が店を出るときに、カウンターの中から出てきて出入口まで見送り、「ありがとうございました」と頭を下げてくださったんです。
その気持ちが、とても嬉しかったのです。
そう、たったそれだけで、あれだけ尖っていた私の気持ちが、ふっと安らいだのです。

……あと、「この機種に合うケースはないんですか」との質問に、「うーん、ちょっとないですね」と断言した先日の店員、お前の言葉は何から何まで嘘ばかりか。
もしかしたら……と今日もう一回聞いてみたら、現物が店内にぶら下がってたぞ。
ちょっと高くはありましたが、もうネットなどで合うのを探すのも面倒だったし、今日の店員さんに好感も持てたので、その場で購入しました。
この間の店員よ、本来ならこれはあんたの売り上げ実績になるはずだったんだぜ?

ストラップホールがついたケースを購入できたおかげで、懸念だった「本体に落下防止バネストラップを着けられない」という問題も解決できたし、万が一落としたときにも衝撃緩和対策となりました。あと指紋がつきやすいという点も軽減されて、一石三鳥です♪

で、もちろん帰宅してからはいじりまくりです。
とりあえず待ち受け? ランチャ? のアイコンは全部削除して、自分が使いそうなもののみを登録し直し。そんなことのやり方まで、あの店員さんは(私が聞いたからだけど)説明してくれたのさ!
そしてからっぽの連絡帳に、ポチポチと家族と友人知人を手入力。
……私が登録している相手は本気で十指に満たないので、試行錯誤してPCや前の携帯から移そうとするよりも、手で入力した方がよっぽど早いんですよ。そのほうが扱う練習にもなりますしね(苦笑)
あとはまあぼちぼちと。
とりあえず、着信音とメール受信音を自分好みのものに変える方法は、こちらに紹介されています。

■着信音を好きな音楽にする | アンドロイドな生活
 http://www.andlife.org/ringtones/

SDカード上に「media\ringtones\(※着信音用)」と「media\notifications\(※メール受信音用)」のフォルダを作成し、そこに mp3 を放り込んでやったら、それぞれの音の設定画面に表示されるようになりました。

そして肝心の Wi-Fi 設定。
すべてのネットサーフィンを携帯回線でやっていたら、あっというまにパケット量がかさんでしまうので、無線LAN設定は必須でした。しかしこれがどうにもうまくいかなくて _| ̄|○

四苦八苦の末になんとか判ったことは、無線LANのルーターに BUFFALO の AirStation といった、AOSSとやらが使われているマシンを使用している人は、 Wi-Fi の接続設定に↓こちらの無料アプリが必須らしいということです。

■AOSS - Google Play の Android アプリ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.buffalo.aoss&hl=ja

もうね、電波は受信しているのに、いくらパスワードを入れてみても Wi-Fi が繋がってくれなくって、さんざん苦労したのです。 またこのパスワードが数十桁ある代物でしてね……(遠い目)
で、ルーターの説明書をひっくり返してみたら、「子機の中にはAOSSに対応していないものもあるので……」とかいう表記がありまして。もしかしてと「Android 無線LAN 繋がらない AOSS」で検索してみたら、見つかりました。
上記のソフトをスマホにインストールして、画面の説明通りに操作していったら、わずか数分で設定完了。今後いちいち繋ぐたびにパスワードを入れる必要もないようです。
詳しいやり方は、上記ページに動画で載っているので、まずはご覧になればよく判るかと。
……あの苦労は一体なんだったんだ(−ー;)

まあともあれ、これで色々なソフトをダウンロードするのにもパケット量を気にしなくて良くなったので、明日からはリキ入れてテキストエディタや青空対応ビューワなど、よさげなソフトを探すことにします。

それにしても、日本語入力が予想以上に難しくって、なかなか長文を打つのは厳しいです。いずれははちゃんと慣れられるのかなあ……
No.4504 (電脳)


 あとは予定表あたりを
2013年01月25日(Fri) 
入れられれば、まあ当面のところ欲しい環境は整ったように思います<スマホ
……オフラインでの任意フォルダ同期は、もうあきらめました。どうせ出先でファイルをいじることなんてあまりないですし、必要な場合には手動でコピー貼り付けすることにします。スマホで写真を撮った場合にも以下同文。無線LANで手軽にパソコンと繋がるようになったので、まあなんとかなるんじゃないかと。

しかしうっかり純正の予定表を使っちゃうと、いつ知らない間にネット上の Google カレンダーへと大量のデータが送受信されるか判らないので、よさげな独自データの予定表アプリを探さねばなりませぬ。 無料で広告がなくて、できれば日本語ソフト。使い方がシンプルかつ、ウィジェットに予定が表示できる、そんなアプリがマーケットに登録されてないかな……

あ、そう言えば昨日書き忘れていましたが、新しいスマホ 003P は、USBでパソコンと繋いでも、「新しいハードウェアの検出」ウィザードこそ出はしましたが、次へ次へで普通に認識されました。充電もデータのやりとりも普通にできます。
……ドライバのダウンロードが必要なんじゃなかったの??

で、もって。
苦戦はしたもののなんとか無線LANの設定もできたし、アプリのダウンロードもパケ代を気にせずできるようになりました。
だいたいの操作環境が整ったならば、今度はハード的なものを充実させるべきでしょう。とりあえずケースは、本体と同時に購入したのでクリア。
ちなみにケースを着けた状態での、スマホ(003P)とゼロさん(W-ZERO3 WS004)のサイズ差は、こんな感じです。



上から見たところでは、外形寸法はほとんど変わらないように見えるものの、肝心の液晶サイズが、縦に2センチぐらい長くなっています。
そして厚さを見比べると……



はい、もう笑っちゃうぐらいに薄いですvv
重量に至っては、ゼロさんの 220g に対し 003P は 139g と、半分まではいかないものの、およそ六割程度の軽さ。
持ったときに感じる今までとあまりに違う手応えに、喜びと同時に頼りなさすら感じてしまうほど(苦笑)
それだけ軽いと、今までは重たすぎて二重にしないと床まで届いてしまっていた、落下防止用コイルストラップも、普通に一本に伸ばして使用できます。

さらに画面をタップする際に指が太すぎるせいか、しばしば思っているのと違う場所が反応してしまう現状をかんがみて、細かい作業や文字入力をするとき用に、こんな物を購入してみたり。



ば〜い百均vv
イヤフォンジャックに刺して持ち運ぶタイプの、携帯用入力ペン。もっともこの機種には、あいにくイヤホンジャックが装備されていません。しかしこのペンはジャック部分と本体部分が簡単にバラせる構造だったので、ペン部分だけ取り外して、コイルストラップの方にくっつけてみました。
さらに手首を通すタイプのストラップもつけて、最終的にはこんな感じに。



外出時など、落としたり置き忘れたりしそうなときは、コイルストラップで腰のベルト通しにくくりつけて、ポケットかポーチに収納。コイルは伸ばせば耳まで充分届くので、そのまま通話することが可能です。
で、どこかに腰を据え細かい作業をする場合には、腰から取り外してコイルストラップで繋がったペンを使用しつつ、もういっぽうのストラップの輪に手首を通して危険予知対策とする、と。
まあ、そんな感じにシュミレーションをした結果です。

……内部のカスタマイズについては、また後日まとめて語りましょうかね。
まだまだちょこちょこと細かい所いじりそうですし(苦笑)
とりあえず、明日は予定表ソフトの吟味からかな。

ちなみに月曜日から青春アドベンチャーで、田中芳樹さん原作の「髑髏城の花嫁」を放送しているので、そちらの方を聞いたり録音したりするのにも手を取られていたりとか。
録画したまま溜まっているあれこれもあるし、もちろん積読もたんとあるし、ううう時間と気力が…… _| ̄|○
No.4509 (電脳)


 ひとまず「縦書きビューワ」とか
2013年01月26日(Sat) 
世間が雪でうすら白くなり、室内で吐く息が白くなっていた本日。
スマホの環境構築は、ちょっと落ち着き。
比較的のんびりと、ほったらかしになっていた他の作業をしたり、録音しておいた青春アドベンチャーを聞いたり、あとはさっそく電子読書@スマホをしてみたりとかしてました。

なにはさておき、電子読書用にとインストールしたのは、こちらのアプリ。

■縦書きビューワ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=org.example.android.npn2SC1815J.
VerticalTextViewer&feature=search_result

広告なしの無料テキストビューワです。
縦書き表示オンリーで、青空文庫形式については[#〜]で記載されるコメントは基本的に表示されませんが、ルビや傍点などには対応しています。字下げは駄目みたい。
だが恐ろしいことに、こいつは漢字の外字表記に対応していました(汗)
以下のような、パソコンなどでは通常表示できない青空形式のテキストを、このアプリで読み込むと……

※[#「勹<夕」、第3水準1-14-76]々《そこそこ》に
余の首に|※[#「夕/寅」、第4水準2-5-29]《まつ》はりて
此方の|疏※[#「勹<夕」、第3水準1-14-76]《そさう》で有ツた
顏さへ見れば※[#「口+曹」、第3水準1-15-16]《うな》りますのに
宛も※[#「言+山」、第3水準1-91-94]《そし》る者と決鬪して
其儘|※[#「てへん+堂」、第4水準2-13-41]《だう》と俯伏《うつぶ》せに
余の家名を※[#「さんずい+續のつくり」、第3水準1-87-29]《けが》し、
其腕に※[#「馮/几」、第4水準2-3-20]《もた》れてあり、
余が身に※[#「厥/足」、U+8E77、331-9]《しが》み附《つき》つゝ
余は※[#「てへん+當」、第4水準2-13-50]《はた》と當惑し、




こう見えるという。 ※この機種には画像キャプチャ機能がないので、写真で紹介します。見にくくてすみません。
……お、恐ろしい子(ガクブル)
第3・4水準どころか、 Unicode の漢字まで表示してのけるとは……まさに圧巻。あと「掴」とか「鴎」とか言った略字体も、印刷物に近い字体で表示してくれます。
ちなみに上部に表示されている横書き文字は、テキストファイルの1行目(一般的にはタイトルが書かれている部分)を表示したもの。

正直を言うと、文字のサイズと行間を、もう少し細かくカスタマイズできてほしいところですが……そこまで望むのは贅沢というものでしょう。あと検索機能とかもありませんが、メニューから表示できるスクロールバーでの位置ジャンプがあり、そして 2MB ぐらいある大容量ファイルでも、さくさくと読み込んでページめくりしてくれる軽快さ。もちろんフルスクリーン表示も可能。いやはや、すごすぎる……

ちなみに今まで使用していたゼロさんでのテキスト読書と比較してみると、こんな感じ。



液晶画面の大きさは、実際のサイズ差に即した比率です<横幅がほぼ同じで、縦が2センチ近く長い
どちらも私が読みやすいと思った設定にした場合で、ゼロさんが23字×12行。縦書きビューワが30字×10行。単純計算して縦書きビューワ@ 003P の方が、一画面につき24文字多く表示できています。
……本当に、縦書きビューワに行幅調整機能さえあれば、もう1〜2行増やして、読みやすくかつ情報量も増やせるというのに。そこのところ、作者様には切に今後を期待したいのですが。もう長いこと開発が止まってるっぽいですね……(しょぼん)

あとこのアプリには IPA 明朝フォントをインストール → 設定する機能もあります。が、一度 IPA 明朝を入れちゃってから、やっぱり標準フォントに戻したいと思った場合には、普通に操作すると標準フォントが見つけられません。ネットで調べてみたら、フォント以外の適当なファイル( *.txt 等)を指定すれば標準に戻るという解説を発見しました。
さらに IPA 明朝ではちょっと線が細くて読みにくいと言う方には、↓こちらがおすすめ。
このフォントに限らず、好きなフォントファイルをSDカードの適当な位置に入れておけば、選べるようになります。

■青空キンドル
 http://a2k.aill.org/

カスタマイズの「青キン明朝フォント - Kindle向けのIPA明朝フォント」というところで、線を少し太く変更したフォントを配布されています。
まったくもってありがたいことで(しみじみ)

なお電池の保ちは、今のところびっくりするほど良いです。
「スマホはすぐに充電が切れる」という噂とか、アノ店員さんの「一日に一度は充電が必要で、電池パックも1年経ったら交換しないと」という説明を聞いていて、よっぽど保たないんだろうと覚悟していたのですが。
ことに Wi-Fi 使用時は消耗が激しいと聞いていたのに、昨夜からずっと Wi-Fi を繋いだままでも、今朝起きたときの電池残量は74%でしたよ? 満充電にしたのは、確か22時ぐらいだったんじゃないかな。 一日 Wi-Fi 繋ぎっぱなしにしていても、22時現在でまだ電池残量38%。普通に一日以上保ってます。 ……とは言えいま確認してみたら、どうも画面が消えると Wi-Fi も自動的に切れる設定だった模様です。ああ、また裏で余計なパケット通信が発生しているのかも(−ー;)

ゼロさんなんて、購入直後でも無線LANオンにしてたら、数時間でバッテリ警告が出てましたからね。バッテリがへたった現在に至っては、目覚ましとメール着信以外ほとんど触っていなくてさえ、二日もすれば警告出る勢いなのに。
しかもこのスマホでは、 Wi-Fi をONにしたままでも普通に通話やメールの送受信ができるんですよ。だからこそ繋ぎっぱなしなんて荒技に出られるんですが。
これもゼロさんにはなかったありがたい点。もちろんその通話やメール送信は通常回線を使用して行われるようなので、通話料やパケ代は相応にかかってるんでしょうが、着信やメールが届いているのに気付かないということがなくなるのは、本当に便利です。

W-zero3 が発売されたときは、なんてすごい。便利! と思ったものでしたが。
…… 技術の発展って本当に早いですねえ(しみじみ)

まあ困った部分もありまして、ぶっちゃけスマホって奴は、裏で勝手に情報送受信していることが多すぎです(困惑)
Gmail なんて転送専用にしか使っていないのに、そのメールがいつの間にか全部スマホの Gmail メーラーにDLされてたし。
そもそも携帯の通常メルアドに転送するために Gmail を使っているのに、これじゃ完全にパケット代の二重負担じゃないですか……様々なアプリやその設定を開いて見まくるのが趣味じゃなかったら、使ってないアプリが無断でこんなことしてるなんて、きっと当分気付かなかったぞ(−ー;)

いちおう Gmail も予定表も連絡帳も(たぶん)同期しない設定に直しましたが、まだまだ裏で余計なことをしているものが残っていそうで怖いです。

あと Wi-Fi も3Gも、タスクバーの電波レベルのアイコンが青かったはずなのに、いつの間にか白というかグレイというか、モノトーンな色になっているのを不思議に思っていました。電波強度はちゃんと『強い』とか『非常に強い』になっているのに、と。
で、これも調べてみたら『 Google アカウントで サインインしていない状態』だと、そうなるっぽいです。
……ということはこの状態にしておけば、勝手に予定表やら連絡帳やらを同期される心配はないと、そう考えても良いんでしょうかね??

その予定表については、とりあえずスマホの方は保留。
パソコンの方はいちいち Outlook を起動しなくても、手軽に直近の予定をチェックできるよう、こちらのソフトをインストールしてみました。

■窓の杜 - 「MS Outlook」に登録した予定・仕事を壁紙上に一覧表示「DeskTask」
 http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/10/18/desktask.html

英語ソフトですが、普通に使う分にはまあなんとか。
使い方については、↓こちらで詳しく説明されています。

■Outlookの予定表をデスクトップに貼り付けるアクセサリツール「DeskTask」
 http://www.oshiete-kun.net/archives/2006/09/outlookdesktask.html

こちらのキャプチャ画像だと表示が右寄せになっていて少々見にくいですが、起動してみたら普通に左寄せでした。私はこちらの方が読みやすくて良いですね。
あと仕事は表示しないといった設定もちゃんとできました。

さて残るは……そういえば辞書ソフトのインストールもまだだったな。いま使ってるのが、確か Android 版も出していたはず。
それとできればタイマーソフトが欲しいんだけど、これもまたなかなか良さげなのが見つからない……
No.4510 (電脳)


 更新情報(2013年01月27日)
2013年01月27日(Sun) 
更新としてわざわざ記事にするのもなんですが、一応ここは「覚え書き」なので、メモとして書き留めておきます。

右のプロフィール欄に「スマホ= 003P(Android端末)」の記述を追加。
あと最新のコメント表示数を5つから8つに増やしました。

ありがたいことに、このところ(主に限定数名様/笑)が頻繁にコメントを下さり、うっかりチェックする前に、はみ出して気付かないことがありそうだったので。

こんな僻地サイトに来て下さる方々には、本当に感謝感謝です。
過去記事に対するものでもコメントをいただくと嬉しいので、スパム・広告以外は歓迎いたします。
No.4513 (更新)


 ややこしすぎるよ(−ー;)
2013年01月27日(Sun) 
どう使うとどう料金が発生するのか、まだよく把握できていないスマホ。
ソフトバ●クに利用状況を確認できるサイトがあったので、このところチェックしてみていたのです。
そうしたらば。

代替機を受けとった日〜本体を受け取った日=三日間で、ほぼパケット代が定額上限金額に達してたんですが(汗)
うっわ、なにこれ!? 確かに友人知人と機種変更お知らせメールをやりとりしてましたけど、無線LANが設定できるまでアプリのダウンロードもブラウザの起動もしてなかったのに、なんでこんなにパケット代が発生してるの!?!?

もうね、冷や汗ものですよ。
そりゃ定額コースに加入してなかった初期購入ユーザーから、苦情も出ようというものです(−ー;)<今はスマホ買うと定額コース加入が必須

しかもですね。
無線LANの設定ができ、丸一日 Wi-Fi に繋ぎっぱなしで過ごしつつ、様々なアプリもダウンロードしていた一昨日(25日)の発生料金は……え? 8円??
そりゃ Gmail とかの同期設定も判る限り外しましたけど、ほんとにこれだけ?

ちなみに私が加入しているコースは、パケットが発生した分だけ料金を支払い、上限額に達すると、それ以上はいくら使っても金額が上がらないと言うタイプです。
なので定額コースとはいえ、パケット通信が少ない方が、より払う金額は少なくなる訳で。

いろいろ考えてみた結果、やはり Android マーケットからのアプリDLが臭いとにらんでみました。アプリをDLした一昨日(25日)の0時過ぎの金額が、24日に計上されているのではないかと。

で、いろいろとパソコンで調べてみたところ、やっぱりアプリのダウンロードは、初期設定だと通常3G回線優先で行われているようでした。
……それではたまったものじゃありません。

なので無線LAN( Wi-Fi )経由でアプリを落とす方法をさらに調査。

その結果、まず以下の手順で3G回線を切る。

[設定]→[無線とネットワーク]→[モバイルネットワーク]で[データ通信を有効にする]に入っているチェック印をはずす。

続いて、次の手順でバックグラウンドデータを有効にする。

[設定]→[アカウントと同期]→[バックグラウンドデータ]にチェック印を入れる。

以上の設定にしておくと、無線LANでアプリDLができるっぽいです。
まだ実際には試してませんが。
なお参考は↓こちら。

■WiFiの無線LANを使い、アプリをダウンロードする方法を教えてください。 - Yahoo!知恵袋
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1381259993

……ただ3G回線を切るとメールが届かなくなる(通話はできる)し、バックグラウンドデータを有効にすると、 Gmail とかで勝手に情報を送受信されそうなので、常にこの設定にしておく訳にはいきません。
Android マーケットでアプリをダウンロードする際にのみ、こうするのが良いようです。

それにしても初期設定のままだと、アプリのダウンロードに必ずパケット代が掛かる仕組みになっているのか……そうまでして(以下略)

充電については、13時の段階で残量16%になり「充電して下さい」メッセージが出ていたので、改めて充電開始。 Wi-Fi 繋ぎっぱなしで、およそ一日半ちょい電池が保った計算になります。

ふむ、では次は必要なとき以外は無線LANを切った状態で、どれぐらいバッテリが保ちつつ、パケットが発生するか試してみましょうかね。

あとですね。
昨日だったか、ソ●トバンクからいきなり、ソフトウェア(OS?)を最新版にアップデートするとかなんとかメールが来まして。文面にあるURLにアクセスしてみたら、「自動ダウンロードが開始されるが通信料はかからないから、これこれの日時に全てのアプリを終了して、充分に充電しておくか電源ケーブルを刺しておいてくれ。失敗したら後日また(一方的に必ず)行う。また失敗して挙動がおかしくなったら、サポートに持ち込め(以上要約)」みたいなことが書いてあったんですよ。
……こんなダイレクトメールとか記載されてるURLの先なんて、読まずに捨ててる人も多いと思うんですが?
でもって。
告知されていた自動ダウンロードの時間帯にはスマホを放っておいて、一時間後にもう終わったかと見てみたら、今度は手動でそれを適用する作業が必要だとかで。それをやったら、これがまたいつまで見てても終わらない。
しかたなく再度放置して別作業をしていたら、三十分後にようやく本体が再起動され、更新が適用されました。

が、更なる問題はここからで。

どんな変化があったのか、動作に不具合はないかと、いろいろなアプリを起動して確かめていたら、なんかメーラーの挙動がおかしいのです(−ー;)
起動するたびに「本バージョンでは〜〜」と変更内容を説明した確認メッセージが表示され、OKをタップすると、「新しいルールを適用するには機内モードをONにして下さい。設定変更画面に移動します(うろ覚え)」と表示され、さらにOKして出てきた設定画面では、いったいどこをいじればいいのかまったく判りません。
キャンセルをタップすれば一応メーラーが立ち上がるものの、次に起動したときはまた同じメッセージが表示されます。なんデスカこれ(困惑)
既に電話サポートは時間外だったので、しばらく頭を抱える羽目になりました。

結局頼りになるのはインターネット。
いろいろ検索してみた結果、どうも「機内モード」=「電波offモード」のことらしいと判明して、設定画面のその項目をタップしてみたら、無事に更新内容が反映されました。そしてもう一度「電波offモード」をタップしてOFFに戻すと、メッセージなしでメーラーが起動されるようになり、送受信も問題なく動作。

……なんでも「機内モード」と「電波offモード」の名称表示は、機種によって異なっているのだそうで。だったらメッセージの内容はそれぞれの機種に合わせろよと、声を大にして申し上げたく。
本当に、スマホを持ってまだ数日の私からしてみれば、一体なにがなんだか判りませんよ。
そもそも参考になったサイトがソフ●バンクのそれじゃないって、どうなんですか。

■【FAQ】機内モードって何ですか?どういう時に使うんですか? | andronavi
 http://andronavi.com/2011/09/125696

公式のオンラインマニュアルにある語句検索窓には、「機内モード」とか「機内モードを解除」って語句を入れた人が既に数多くいらっしゃるようで、最初の数文字を入力したらずらっと下に候補が表示されました。そして検索ボタンを押してみても、ヒット数はゼロヽ(´〜`)/

ほんとに、ほんっっとーーーーに、スマホって素人のエンドユーザーに優しくない機械じゃないですか!?
それともこんなのはソフト●ンクだけなのか? そうなのか??
No.4515 (電脳)


 ビブリア古書堂 二話目を視聴
2013年01月27日(Sun) 
録画したまま一週間も放置していた、ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」の二話目「落ち穂拾ひ」をようやく鑑賞。
……ううむ、なんというかこう、コレジャナイ感がそこはかとなく漂っています。
基本的な流れは、ちゃんと原作に即していましたし、私は原作至上主義というわけでもありません。メディアミックスの際にいろいろと改変するのは、結果的に面白くなるのなら別に良いんです。でもこのドラマは適当に原作からエッセンスを取捨選択&改変しているせいで、どうにも話に筋が通らない感じがするというか。

……そもそも栞子さんが、ちっとも人見知りに見えないんですよね。ドラマでも『内向的で極度の人見知り』が公式設定のはずなのに、いきなり「この事件は……」と、頼まれもしない、むしろ「愚痴なんだ判ってる」とか言われてる問題へと、積極的かつアクティブに取り組んでいくあたりが非常に微妙。
説明されていないはずの小菅奈緒の事情を志田が知っているのもヘンだし、そもそもなんで耳目を憚るだろう「盗んだ・返せ」という会話を、わざわざ店から出て喫茶店に移動してやっているのかも謎。

ああでもオープニングで本が落ちる映像は、二話目だとなくなってましたね。あれは本好きにとって非常に心臓に悪かったので、なくなってとてもありがたいです。……やっぱり視聴者から苦情でもあったんでしょうか。
……ページが千切れて飛んでいく映像は、そのまま残っておりましたけど。

それから大輔が「本を手にハサミを使っていた」と聞いて、「本はもう原形を留めていないんじゃないか」と心配するエピソードがカットされていたのも気にかかりました。それがないと、視聴者をハラハラさせる緊張感と、そこからの逆転カタルシスがなくなっちゃうと思うのです。
そして小菅奈緒が爪切りと耳掻きをプレゼントする行動が、ある意味、栞子の誘導によるものだったんじゃないかと志田が指摘することで、栞子の中に存在する『闇』が初めてかいま見えるエピソードも削除。
……この話は、そのあたりが重要ポイントだったと思うのになあ。
それともドラマの栞子さんに、『闇』はないのでしょうか。だとしたらかなりガッカリです。本当に原作とは別物になっちゃいますね……

そして次回予告。
……坂口が脱獄犯ってどういうこと!?!?
No.4516 (映像)


 ちょっとショック
2013年01月27日(Sun) 
購入してまだ数日。
気がついたらスマホの液晶保護シートに、傷が入っていました(しくしくしく)
しかも細かいひっかき傷とかは、まだ画面点灯してると目立たないんで良いんですが、一箇所ちっちゃいけれど穴が空いており。そこから空気が入り気泡ができてしまっています。貫通してるって……液晶は無事だろうな!?

ともあれ、
保護シート自体は百均でいくらでも売っているので、貼り替えるのは簡単な話。しかしまた同じことが繰り返されてはたまりません。
おそらく原因は、落下防止対策として取りつけたコイルストラップの、ナスカン部分だと思うのです。金属製のあの金具が、ストラップごとカバンなどに入れたりした際、ぶつかって傷をつけたのではないかと。

そんなわけで。
本日はお裁縫です。
用意した材料は、紺のフェルトと黒の刺繍糸。どちらも家に(以下略)
まずはフェルトを↓のように裁断して、ケバだち防止と見た目を整えるため、太い部分の外縁にブランケットステッチを施してゆきます。



でもって、ほそくなっている部分までたどり着いたら、縦に二つ折りにしてナスカン部分にかぶせます。そして首のところを二枚重ねた状態で、さらにブランケットステッチで縫い合わせ。

左のようにむき出しだった金属パーツが、右のように覆われました。



これで液晶画面にぶつかっても、無闇に傷つくことはなくなるでしょう。
ナスカンを使いたいときは、こんなふうにめくってやればOKです。



ポイントはフェルトがずれて金属部が頭を出さないよう、内側でナスカン本体とフェルトそのものを何ヶ所か糸で留めておくこと。その際、糸目が表面から見えないよう、針を通すのをフェルトの厚みの半ばまでにするよう、注意を払うこと。

先端から出ているタッチペン型ストラップは、銀色に見えて実はプラスチック製なので、こちらはむき出しのままでも大丈夫だと思います。
……さて、これで効果があると良いんですけど。

っていうか。
良く考えたらスマホにして重さが軽くなったんだから、百均とかで売ってる安いプラスチック製のコイルストラップでも買ってきた方が、よっぽど早くて見た目も美しかった、かも?

しかもいま記事をまとめていて気づきましたが、フェルトじゃなくてメガネ拭きとかのクロス素材で作成していれば、液晶みがきにも使えて一石二鳥だったんじゃないだろうか?? ……くそう、ぬかった!<フェルトではいまひとつ汚れが落ちないうえ、傷までつく
……このカバーがへたって作り直す必要が生じたら、その時は考慮に入れるとしますかね(しょぼん)

あとはだいぶ前に購入した半纏の袖が、ちょっと長い&袖口が開きすぎで邪魔になっていました。そこで内側にスナップボタンを縫いつけてみたりとか。
パソコンを使ったり食事をする際などに、袖が下に垂れ下がって非常に邪魔だったのが、スナップを留めるとこの通り。



手首から先が袖の中に引っ込まないうえ、袖口の余りが腕より上に行くので、なにかに引っかける心配もなく、作業がしやすくなりました♪
単に腕を引っ込めたくないだけの場合は、上側の穴に手を通したり、あるいは作業の必要がなく普通に袖の中でぬくもりたい時には、スナップを外せばこれまで通り。指先まで覆われて暖かいです♪

ここ数日スマホにパソコンにと液晶画面をにらみっぱなしでしたから、たまにはこういうアナログ作業も良いのではないでしょうか。
No.4517 (創作)


 情報収集と記録・分析
2013年01月28日(Mon) 
スマホのバッテリについて。
昨日の15時半に満充電となった状態で、無線LANを必要時にしか繋がずに運用してみたところ、昨夜の就寝段階で残り77%。今朝起きたところで72%になっていました。そしておよそ三十時間が経った21時半現在で残り50%。途中、ちょこちょこ Wi-Fi を繋いでデータをやりとりしたり、写真撮影や電子読書、自パソ内の mp3 を三十分ぐらい再生してたわりには、意外と減っていない印象でした。まあ動画再生とかしていたら、また違ってくるんでしょうが。

……あるいはずっとゼロさんを使ってきた経験上、「不要になったらすぐに画面を消灯する」、「使ってないアプリはタスクビューアでチェック → 即終了」が身についているあたりも、バッテリ節約に一役買っているのかもしれません<おそらく普通の携帯から持ち替えた人は、アプリ終了という概念すらない
そもそもゼロさんで、バッテリの保ちが悪いという環境にも慣れきってるしなvv

ともあれ私の使い方であれば、よほど長時間の通話や音楽・動画再生をしない限り、六十時間……は無理でも、50時間=丸二日ちょいは保つ計算でしょうか? そうなると Wi-Fi 入れっぱなしでも、画面が消えたら切断される設定にしておけば、そこまで劇的には変わらないのかもしれません< Wi-Fi 繋ぎっぱなしで37時間ぐらい保った

……ネックは、果たしてその設定によって、パケット代がどう変化するかですねえ。
とりあえずWEB上で確認できる二日遅れの利用状況を参考に、日々の通話・パケット料の発生金額をチェック → エクセルで一覧表にしてみたりとか。さらに基本料やオプションコース、本体・周辺機器の分割払い金なども書類を見ながら計算。入力欄を足して、月末に来るだろう請求金額合計を試算できるよう、計算式を入れてみたり。
これでいろいろな設定にした場合に起こる、日ごとの課金状況変化をチェックしつつ、よさげな使用方法を模索していけると良いんですが。

って、こんな真剣に勉強もしくは研究なんて、現役学生時代にさえしてなかったよなあ、ははは(苦笑)

あとウィルコムから、ゼロさんを解約するための書類が郵送で届きました。
即行で記入し、その場で近所のポストへ投函。どうかどうか、何事もなく期日までに届きますように(ナムナム)<9日までに必着じゃないと違約金だかなんだかが発生するらしい
No.4519 (電脳)


 手作り品がこまごまと
2013年01月28日(Mon) 
母の部屋から、百均で買ったとおぼしき、使っていない小物入れが出てきました。内部が細かく仕切ってあり、蓋がついています。
おお、これはちょうど良いvv



まとめてひとつの箱に入れていた、かんざしの付け替えパーツを整理して収納してみました♪
全部で16個か……これならまだ入れられるな<さらに作る気満々(笑)
できればかんざし本体も入れておきたい所なんですが……一番左の列の仕切り板が、もうひとつ無ければ入るのになあ(無念)

あとここ数日本当に寒いので、数年前に編んだ厚手のセーターを出してきました。ちょっと奥にしまっていたので、この二三年は着てなかったんですよ。それにかなり厚ぼったくて、いささか動きにくくもなりますし。
でもいま着なければ、いつ着るんだという厳冬仕様。しかもデザインはけっこうお気に入り。
ひさびさに腕を通したら、やっぱり暖かくて良い感じでした。
……ただ重いです。いやこの重さすらもが、寒いときにはむしろありがたいんですが。
確か編むのに極太毛糸を二十玉使ったこのセーター、仮に一玉 40g だったとすると…… 0.8Kg !? いやいやいや、さすがにそこまではナイ……よ、な??
ちょっとあやしいかもしれません。それぐらいにずっしり感が。
なにしろ「かのこ」と縄と二目ゴム編みを組み合わせた代物ですからねえ。
今度キッチン秤にでも乗せて、計ってみようかしら(笑)

あともう一枚、同じ衣装ケースの底から懐かしいのが出てきたので、そちらも引っぱりだしてみたりとか。



……確かこれは、二十歳そこそこの頃に編んだやつです。
模様編みのデザインこそ本を参考にしましたが、編み目の数やどこに模様を入れるのかなどは、自分でルーズリーフに絵を描いて、メジャーと計算機を手に必死に考えましたっけ(懐)
個人的ポイントは、袖の片方、身ごろの一方の肩(しかもそれぞれ逆)だけに模様を入れたところです。おかげで袖や肩幅は、左右の大きさを合わせるのが大変だったんだ……<模様編みを入れた場合、編み目の数が同じだと、完成品は幅が短くなる
これはお気に入りでずっと着ていましたが、だんだん伸びてきてしまったので、しまい込むはめになっていました。今なら当時よりかなり横に大きく(苦笑)なったので、また着られるようになってる、かも?
No.4520 (創作)


 003P の環境構築+@
2013年01月29日(Tue) 
この数日間、無線LANの接続設定が完了して、パケット代の心配がなくなった……と思って安心し、気兼ねなくアプリをスマホへインストールしていた訳ですが。
……実は Android マーケットからのアプリのダウンロードには、初期設定だと Wi-Fi より3G回線が優先されるようで。しっかりパケット代が掛かっていたっぽく、大いにへこまされた、そんな今日この頃。

とりあえず、事実上パケット代ぶん数千円かけて入れてしまった、これまでのアプリをそろそろメモしておきます。

まずは以前に紹介した、AOSSと縦書きビューワ。
それから、

■ES ファイルエクスプローラー
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.estrongs.android.pop&hl=ja

無料のファイラー。広告が入らないタイプ。
とにかく高機能らしいですが、正直よく判ってません。
ただ Windows と似たような操作でSDカードの中身や、無線LANでネットワーク接続したパソコン内のデータにアクセスできるというので選択しました。 Windows の「右クリック → アプリケーションから開く」に似た機能にも対応しており、ファイルを開くアプリをある程度選択できるのも便利です。
なお無線LANで繋がるネットワーク上のパソコンは、それぞれ最初に検出させた時に名前をIPアドレス表記から適当なものに変更しておかないと、アプリを起動するたび改めて検出作業が必要になるようです。

それにしても、数日使用して判っている部分だけでも、このアプリはマジお役立ち。
深層部にあるフォルダへも、お気に入り登録することで手軽にアクセスできるようになりますし、ファイルの複数選択 → コピー&貼り付けにも対応しているので、たとえばスマホで撮影した写真をSDカード内のフォルダから自パソ内の任意フォルダへコピーとか、さくっとできます。
無線LAN経由で簡単かつパケ代も使わずPCへデータ移動できるって、いちいちケーブル刺して外部ストレージ扱いにするよりも、よっぽど楽で便利が良いですvv

■Jota Text Editor
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.sblo.pandora.jota&hl=ja

こちらは無料のテキストエディタ。やはり広告はなし。
長文向けに開発されたそうで、 100 万文字程度( 2MB ぐらい)まで編集できるとのこと。
まあ当面スマホでそこまで長文を入力することはないでしょうが、既存テキストをちょっと編集したくなったときやメモを取りたい場合など、やっぱりテキストエディタははずせません。
ただ「名前を付けて保存」をどうすればいいのかが、なかなか判らなくて参りました<タスクバーのアイコンにない
メニューボタンから「ファイル」を選択するとできるようです。

■QQPlayer
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tencent.research.drop&feature=search_result

これもやっぱり無料の動画再生アプリ。
Android では標準で flv 形式の再生ができないので、いろいろ比較検討した結果、これに落ち着きました。他に mp4 はもちろん、様々な形式に対応しています。
決め手となったのは、パソコンと無線LAN接続した状態で、ESファイルエクスプローラーからパソコン内の動画ファイルを選択 → 長押しすると、ポップアップから QQPlayer で再生ができることでした。
これで長らく夢だった「布団の中で自パソ内の動画ファイルを再生」が実現されましたとも!
……メニューが英語でよく判らなかったり、なにやら裏でいろいろ情報を送信しているらしい部分が微妙に気にかかりますが、まあなんだ。このソフトを起動するときは、必ず Wi-Fi をオンにしているのだから、パケット代的な問題はないはずです。たぶん、きっと(^ー^;;)
そしてレビューではいろいろ賛否両論なるも、私の場合はいろいろ試してみた感じ、二時間ぐらいある大容量 flv でも、まったくストレスなくサクサクと読込・再生してくれました。映像もPCで見るより、むしろ綺麗に感じます。

今のところは以上。
……まあ定額コースには入っていたので、どんなに多くても請求が6000円を超えることは(※通話料や本体月賦を除いて)ないはずなので、授業料だったと考えますかね。
それに幸い、「入れたけど合わないから、やっぱり削除しよ」というアプリもなかったですし。

なおアプリをDLする際 Wi-Fi 経由で行う方法については、27日の記事にて書き留めています。

さて、あと気になるのは、 Android って Windows Mobile とかみたいに、カスタマイズを含んだ全体的なバックアップって取れるんですかね?
これだけカスタマイズしまくっておいて、たとえば修理とかで初期化されたりした場合、イチから構築しなおすのはかなりきついんですが。
それに私はまだ入れてませんが、そうなった場合に入れ直すことになるだろう有料アプリの支払いはどうなるのかとか、配布終了になっちゃった貴重なアプリをまだ使いたいとか、そう言う場合にですね。

ちょっと調べてみた感じだと、DLしたアプリのデータについては、マーケットの方で google アカウントごとに管理してくれているようなので、再ダウンロードする場合はパケット代以外かからないのかもしれません。
あとブックマークとかユーザー辞書とかもバックアップされるらしい。でも私は普段 google アカウントでログインしていないので、はたしてどのタイミングでどれだけのものが、 Wi-Fi と3Gどちらの回線を通じてバックアップされているのやら??

むう、まだまだ判らない部分が多いなあ……って、まだ数日でこれだけいじりまくっておいて、なにをか言わんやですが。

あとこちらはパソコンの方の話ですが。
以前は RealPlayer 無料版でDLした動画ファイル → mp3 変換ができていたのに、何故か今はできなくなっています。公式サイトには思い切り「できる」と明記されているのに、いまは変換操作をすると「有料版にすれば、さらに早く変換できるようになります」的なメッセージが表示され、そこで「有料版にしない」を選択すると、前の画面に戻ってしまうのです。完全に誇大広告というか、大嘘で客を釣ろうとしているとしか思えませんな。
……ちなみに検索してみると、この問題はやはりあちこちで顰蹙を買っているようで。みんな腹立ちは同じか(−ー;)

ともあれ、
ただ愚痴っていても作業が進まないので、以下のソフトをパソコンに導入。

■えこでこツール プロジェクト
 http://sourceforge.jp/projects/ecodecotool/

ドラッグ&ドロップで、複数の動画ファイルを一度に mp3 もしくは wav に変換できる優れもの。まだ試してませんが、 wav → mp3 も行けそうな感じ。
処理もそれなりの早さだし、よく判りませんが音質とかの設定もある程度できるようです。あと保存先も「変換元と同じフォルダ」と「参照」から選択できたりと、シンプルなりに使い勝手は良さそう。
起動に少々時間かかるのが玉に瑕かな?
No.4523 (電脳)


 なんで思いつかなかった
2013年01月29日(Tue) 
もう購入してから四年以上が過ぎようという、ワンセグ機能付きポータブルDVDプレーヤー。
そこまでよく使用するわけではないのですが、父がかなりの時間TVを占領しているので、ちょっとあの番組や録画したDVDを見たいというとき、チャンネル争いを回避するのに重宝しております。持ち運びできるので、ベッドの中で寝そべりながら視聴できるのもありがたいところ。

ただ、ひとつだけ不満がありました。
液晶が綺麗なんです。ええそれはもう本当に綺麗で。先日高画質で録画した番組なんて、顔のアップで毛穴まで見えてるよ!! と感動したぐらいに美しく表示されるのですが。
……同じようにはっきりと、画面を見ている私の顔まで映してくれるのです(−ー;)
映像が明るいときはさほど気になりませんけど、夜景とか暗い部屋とかの黒っぽいシーンになると、バッチリくっきり私の顔が目の前に。もう気になって気になって、これでは内容に集中できません。

ところが夕べ布団に入る寸前、唐突に天啓が下ったんです。
反射低減仕様の液晶保護シート貼れば良いんじゃん!

っていうか、今まで何故そこに思い至らなかった _| ̄|○

DVDプレーヤー=テレビ=保護シートの対象外、と無意識のうちに思いこんでいたのかもしれません。

幸い保護シートは、以前ノートPCに貼っていたものが手元にあります。
一部に大きな傷が入ってしまったために貼り替えたものの、捨てるのはもったいないからと取っておき、その後、無事な部分を切り抜いてはシグ3やゼロさんに貼っていたものです。
まだ半分近く残っていたので、大きさを合わせてみると……ビンゴ!
まるであつらえたかのように、ちょうど傷の部分を避けて良いサイズを切り出すことができました♪

で、気泡抜きのヘラ&ホコリ取りのセロテープを駆使して貼ってみた結果……



よさげな感じに映り込みが軽減されました♪
まったく何も反射しないという訳ではありませんが、それでも見え方がだいぶ違います。
……まあ、上部にかなり空気が入りこんでいるのは、ご愛敬(苦笑) 画面の外だから、映像見る分には支障ありませんし。

そして快適な再生環境が手に入ったので、思わず状態の確認がてら、英語音声+字幕バージョンの「死を呼ぶ暗号」(BY・SHERLOCK シーズン1)など見てみたりとか。

……いやあ、日本語音声の内容をそのまま忠実に字幕化されてると、確かに読む目がなかなか追いつきませんね(※聴覚障害者用の字幕を表示)。私は文字を読むのそこそこ早いほうだと思うんですけど、それでも字幕に気を取られていると、画面で何が起きているのか、しばしば見落としがちでした。既に複数回見て、おおむね内容が頭に入っている番組だから、なんとかついて行けた印象です。
普通に放送されている映画などの字幕版が、字数制限(1秒あたり4文字が目安らしい)とかで、吹き替え版よりかなり情報量少ない理由がよっく判りました。

ああでも演じている海外の俳優さん達の、本来の声を聞くのもなかなか素敵ですなvv
英語の知識はありませんが、たまーに判る単語や言いまわしが出てきたり、日本語訳では省略されている名前呼びかけとかに気付くと、ちょっと嬉しかったり。
シャーロックの俳優さんの声って、吹き替えの声優さんと比べると、かなりハスキーでドスが利いてる感じです。そしてほんとにすごい早口(笑)
あの勢いでまくし立てられたら、そりゃ確かに「うるせえ!」って言いたくなるわvv

……あれ、液晶保護シートの話をしていたはずなのに、途中から SHERLOCK の感想になってるぞ……?

もうついでだから、昨日のドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」三話目「論理学入門」についても。

今回のゲストキャラ坂口さんは、中村獅童を配役。
先日見た映画「レッドクリフ」で、ようやく個体識別ができるようになった人です。
うん……意外に悪くありませんでした。
最初に登場したときは、「もっときっちりした言動と服装のナイスミドルなのに!」と思いましたが、後半スーツ姿でちゃんと髪を撫でつけた姿は、なかなかダンディで格好良かったです。年齢が若めになっていたのも、まあさすがにね。それこそ剣客商売じゃあるまいし、六十の爺さん使うわけには行かなかったんでしょう(苦笑)
前科が少し軽めになっていたのはご愛敬vv
しゃべり方があんまり論理的っぽくなかったのはちょっと気になりましたけど、まあ原作にこだわらなければ、充分アリなキャラ造形だったと思います。
あ、嫁さんの方は、ほぼイメージ通りでした(笑) うんうん、こんな感じこんな感じ。
一見すると頭の軽いお馬鹿な商売女なのに、本当に大事な物事の本質を判っているところとか、実に良かったです。
正直、予告編で「脱獄犯!?」の情報を見たときにはどうなることかと思いましたが、その疑惑によって事件に緊迫感が出て、栞子さんが積極的に推理する理由付けとなったあたり、良い改変だったんじゃないかと。
そして笠井さんもしっかり登場(笑)
来週はいきなり話が飛ぶっぽいですね。三巻に収録されている宮沢賢治の「春と修羅」。ドラマでは栞子さんが入院していないから、むしろ二巻以降の話の方が使いやすいのかもです。

そしてこれはドラマの内容とは関係ありませんが、録画したこれまでの話をDVDに焼く作業で、問題発生。
各話のタイトルを入力していたら、DVDレコーダーの日本語入力で、夏目漱石の『漱』が出ないのですよ _| ̄|○
『なつめそうせき』はもちろん、『そうせき』『そう』『すすぐ』『そそぐ』『くちすすぐ』『くちそそぐ』『うがい』『うがう』など試してみましたが、すべて駄目でした。くそう、お馬鹿なDVDレコーダーめ。
しかたなく『嗽(うがい)』で妥協しましたが……なんかちょっと悔しい。
いっそ番組表に、各話タイトルも表示してくれてればいいのになあ(ため息)
No.4524 (映像)


 超絶眠ぃ
2013年01月30日(Wed) 
たすき掛けとラジオ体操をするようになってから、朝だいぶちゃんと起きられるようになってきました。いや本当に劇的な効果があって。たすき掛けを始めた二日後から今日に至るまでの、ええと……およそ五十日か? ずっと目覚ましが鳴る前に起きられています。
……設定時間が普通よりちょっと遅いのはご愛敬(苦笑)
鳴っても起きられず、止めて寝直すのは序の口。ほとんどの場合は鳴っていることにすら気付かず、目覚ましの方が根を上げる(スヌーズ回数の限界が来る)感じだったんですが、けっこう続いています。

問題は就寝時間があんまり変わっていないこと。
いやうん、さすがに三時とか五時とか極端な時間に寝ることはなくなりましたが、それでも日付をまたぐのは普通。だいたい一時ぐらいまで起きちゃってます。当然、睡眠時間自体は短くなっているわけで。
そんな日々が続いたふた月近く。
現在夜の22時。
もうね、20時半ぐらいから超絶眠くて眠くて。コーヒー飲んでもまるで効きゃしねえ<寝ろよ

いえね、先週から今週にかけて、青春アドベンチャー(NHKのラジオドラマ)で、好きな作家さんが原作の話(髑髏城の花嫁)を放送してるんですよ。22時45分から。
なので寝れない……少なくとも今週末までは、23時過ぎるまで眠れない(−ー;)
さらに放送終了後に録音したぶんの編集とかしていたら、あっという間にまた一時とかになってるし。

ううう、どうしよう。今日はもう録画予約だけかけといて、音出ないようにして寝ちゃおうかしら……(ふらふら)
No.4525 (日常)


 2013年01月31日の読書
2013年01月31日(Thr) 
本日の初読図書:
4062150573小説レッドクリフ(上)
カン・チャン (脚本) 高里 椎奈 ジョン・ウー (脚本)
講談社 2008-10-02

by G-Tools
西暦二〇八年、中国南部揚子江の沿岸で、歴史に名を残す戦いがあった。
寄せ手は皇帝を飾り物とし、その側近として権力を振るいながら、事実上の支配者として中国全土を統一しようと目論む丞相 曹操。
それを迎え撃つのは、後に蜀を建国することとなる仁者と名高い劉備玄徳と、その配下達。そして彼らと同盟を組んだ、江南呉国を統べる孫権である。
当初は劣勢な劉備らに力を貸すことへと難色を見せた呉国の重臣らだったが、曹操は呉国の併呑をも狙っており、いずれ訪れるだろう戦争を逃れるすべはなかった。ならば共通の敵を前に手を組むことは、有効な策略だ、と。
劉備が三顧の礼をもって迎えた天才軍師 諸葛孔明は、呉国との同盟交渉を無事まとめあげた。呉国の先頭に立つのは、国主孫権の義兄弟であり、やはり優れた軍師である周瑜。
二人の軍師は関羽・張飛・趙雲・甘興・黄蓋など勇猛な将軍らを指揮し、曹操率いる百万の水軍を、わずか五万の兵で迎え撃つ。
後の世に「赤壁の戦い」と伝えられるいくさが、いま始まろうとしていた……

はーい、ポチりましたvv 映画「レッドクリフ」のノベライズです。
読み始めた途端にスマホが届いたので、読了まで一週間も掛かってしまいましたのことよ。
……ってか今年に入ってから、マンガとオンライン小説以外は三国志関係しか読んでねえvv<ハマるとこだわるオタク気質
ノベライズは出来にかなり波があるし、この本けっこう高いので迷いましたが……うっかり1円出品・コンディション「新品同様」×上下巻を見つけてしまいまして、つい(^ー^;;)

で、上巻を読み終わった感想としては、「すっげえ面白かった!」です。いやはや、買って良かった。
映画の方もたいがいエンターテイメントでしたけれど、ノベライズの方はさらに輪がかかっています。文章もさすがプロの小説家が手がけられただけあって、普通に小説でした。少なくとも台詞とト書きの脚本を文章に起こしただけ、みたいな代物ではなく、キャラクターの外見や状況の描写もちゃんとあるし、映画では語られなかったそれぞれの心情や過去なども書き足されていて、すごく読みやすかったしお得感がありました。
特に力を入れられていたのが、女性陣の心情。小喬(周瑜の妻)や尚香(孫権の妹)は言うに及ばず、冒頭で井戸に身を投げた劉備の正妻 麋夫人視点まであります。それぞれタイプの異なる女性が、戦乱の世の中でどんなことを想っていたのか、いろいろ語られていておもしろいです。

……ただまあ、これは読む人を選ぶかもしれません。
読んでいて「なんだろう……ものすごく親しみやすい。すっごくおもしろい。けれど、思わず含み笑いしたくなるような、この妙な親近感はいったい??」と思ったんですが。
あれですわ。同人誌です。三国志がとても好きな人が、溢れる愛を込めまくって書きあげた、呉メインかつ周瑜と孔明の友情を軸に打ち出した、パラレル長編二次創作(笑)
なので格好良いシーンはとことん格好良く、その為なら演義の内容も改変しまくり。周瑜と孔明だって、「演義」と違ってすっごく仲良しです。お互い回転の良すぎる脳味噌を持っているが故に、目と目を見交わすだけでその思考を理解しあってしまう。それはけして腐った目で見る801的なものではなくて。判りやすい例を挙げるなら、名探偵コナンの服部平次と江戸川少年のようとでも言いますか。「なるほど」「ええ」みたいな最小限の会話だけで微笑み合う二人のまわりで、他の人間はぽかーんと置いてけぼりです。おまえらもうけっこ(以下略)

まあ、周瑜にはラブラブな奥さんがいるので、そこはあくまで友情です。
でもほんとに同人誌っぽい。
多少は原作(演義)の予備知識がないと、地名や人間関係を飲み込むのに少々厳しそうなところとか、値段の割に文字数少ないところとかも特に(苦笑)<定価900円のこの巻で、文章はせいぜい 200KB ぐらいしかない

で、もって。
読んでいて特に「おおvv」と思った点は、

・周瑜がけっこうヘタレ属性+うっかりさんで萌え<奥さんとの出会い&口説くシーンでいろいろとありました
・映画では出なかった赤兎馬の登場と、曹操が関羽にそれを贈るエピソードに言及。
・張飛が橋の上に仁王立ちして一喝し、曹操軍を追い返すシーンあり。
・周瑜が軍師のくせに指揮を放り出して前線に出たことについて、ちゃんとフォローが入っている。

といったあたりでしょうか。

あとキャラクターの外見描写が、映画のキャスティングにとらわれていません。周瑜は美周郎の名に相応しい、百合にたとえられる優男として描かれ、夏侯惇も隻眼の将軍。孫権にいたっては暗紫の髪に碧眼と、完全に演義準拠となっています。本文内にも余計な挿絵(写真)などないので、本当に普通の小説として読めると思います。
……いっそ登場人物紹介からも、写真をはずしてくれた方が良かったような。特に尚香、よりによってあの写真をチョイスすることはないだろうよ(−ー;)

ただ気に掛かったのは、ところどころ専門用語に説明がなかったところ。注釈がありすぎるのも興醒めですが、たとえば「髪はに結い」って、それいったいどんな髪型よ?? ※「Y」はそんな形の漢字です。 的な部分が何ヶ所かありまして。

そして曹操が小喬に似ている踊り子を身代わりに寵愛しているシーンで、実は判ってて代用品にしているのではなく、頭痛による記憶の混濁ではないかと分析されるところ。
……曹操はそんな一種『弱い』人間ではなく、ある意味で一本筋の通った揺るぎないダークヒーローであって欲しかったんですが。
本物の小喬に惑わされて出陣の時期を逃しちゃうあたりは、思い上がってしっぺ返し、英雄色を好んでうっかりさん、と思えば愛嬌を感じるのですが。

まあそのあたりを除けば満足です。
1と2合わせて五時間近い映画をいちいち見返すよりも、こちらで好きなシーンを拾い読みする方が楽でいいかもしれませんvv
さて、下巻で劉備が疫病を恐れて撤退する場面は、どんなふうにえがかれているものやら。ふふふ、読むのが楽しみです♪
No.4526 (読書)


 結局昨夜は
2013年01月31日(Thr) 
眠気に負けました(−ー;)
ラジオドラマは予約設定をして、ジャックにイヤホンつっこんで音が出ないようにして就寝。
夜中に一度目を覚ましたら、ちゃんと録音できていたようなので、安心して電源切って寝直しました。
おかげで今朝は、目覚まし鳴るより一時間も早く目が覚めたよ! ちゃんと眠れるって良いことです(しみじみ)

……っていうか、昨日の日記「録音」が「録画」になってるよ。どんだけ眠かったんだ。

でもって。
ここ数日いじるのを自主的に控えめにし、自分が日常運用している程度の範囲内で、パケットやバッテリ消費量などがどうなるかチェックしていたスマホ。
だいたい傾向が見えてきたので、またアプリを入れてみました。今度は先日メモしておいた、(たぶん)無線LAN経由の設定で挑戦。
…… Android マーケット改め Google Play って、パソコンで好きなアプリを探してインストールボタンをクリックしたら、自分のスマホへ自動的にアプリを送信 → インストールっていう使い方ができるんですね(びっくり)
この間まで「パソコンでアプリを吟味」 → 「キーワードをメモ」 → 「スマホで Google Play へ行って検索」ってやってました。そりゃあパケット代も余計にかかるよ……

そんなこんなで。
今回入れてみたのはこちら。

■バッテリー残量計 - Google Play の Android アプリ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.idl.android.batterymeter&feature=also_installed

ウィジェット(待ち受けに近い、PCのデスクトップのように好きなアイコンを配置できるランチャー画面)にバッテリー残量を表示できるアプリです。
もちろん無料かつ広告もありません。

標準でタスクバーにあるバッテリーアイコンは、ちっちゃくて見にくい上に、細かいパーセントが判りません。毎回毎回、「本体ボタンを押す」 → 「メニューから設定をタップ」 → 「一番下までスクロール」 → 「端末情報をタップ」 → 「端末の状態をタップ」ってやって残量を確認していたので、これは非常に便利が良いです。
大きめの電池アイコンと、パーセント表示を兼ねているのが嬉しいところ。電池アイコンは残量によって、着色部分の面積とその色が変化していくので、感覚的にも判りやすく、正確なところは数字で確認。
使用メモリサイズや、バッテリー消費量も少ないらしいのでありがたいです。

……さて、今日のパケット量が劇的に上がっていない= Wi-Fi 経由でのダウンロードに成功していたら、そろそろ辞書アプリを導入しようかな<容量がデカイ
そしてタイマーアプリは、まだ良いのが見つからない……英語で操作方法がややこしそうだったり、有料だったり。
ああ、日本語で無料で広告がなくて、シンプルなキッチンタイマーみたいなのはないものか<いっそ百均とかで買え?

とりあえず本日の買い物。



液晶保護シートとスマホ用タッチペンの通常ペンタイプ。
……百均ってすごいですねえ(しみじみ)
あ、さすがにキッチンタイマーはありませんでした。もっと大きな所に行けばあるのかもですが。さすがにスーパーのテナントにそこまで求めるのは無理だったか。
タッチペンのほうは、もう少し先が細かったらシグ3のスタイラスとしても使えるんですけどね。シグ3のちっちゃいアイコンをタップするのは厳しいです。
タッチペン……実際は慣れれば指の方が楽な気もしますが、どうせ百円だし、ある時に買っておこうかと(ちなみに先日購入したストラップ型ミニサイズは、もうなくなってました。あぶないあぶない)。
No.4527 (電脳)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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