よしなしことを、日々徒然に……
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 2011年11月01日の読書
2011年11月01日(Tue) 
本日の初読図書:
4592193326お伽もよう綾にしき ふたたび 2 (花とゆめCOMICS)
ひかわ きょうこ
白泉社 2011-07-05

by G-Tools
疑似親子時代ファンタジー続編2巻目。
青藻が……っっ(涙)
最終的に救いがあったとはいえ、それでも泣かされてしまいました。一度目読んでまず泣き、すぐさま再読に入ってまたうるうると( T _ T )
青藻の健気さがいとおしくて、そしてすべてが終わったあとの、フラグが立つかのようなひなたぼっこの様子に「ああ、彼はもう……」と悟らされてしまうあたりで、こみあげてくる熱いものが。
彼らの来世が幸せなものであることを、本当に本当に祈りたいです。

それにしても、またある程度の巻数を重ねるのかと思っていたら、今回のエピソードはさくっと終わってしまいましたね。ちょっと拍子抜けしつつも、最近は長編読むのがいささか辛いので、助かったところもあったり。それにシリーズ自体は続いてくれるようで、帯によれば今月からまた雑誌で連載が始まるそうですし。今度はどんなお話になるのかなあ?
このシリーズ、読みようによっては現八郎の成長モノとも取れるんじゃないですかね。今回も彼はひとつ悟りを開いて大人になりました。いやあ、前シリーズで登場したときには、よもやこんな可愛くて健気なキャラクターになるとは思いもしませなんだ。改心して新九郎を呼び戻したときも、「ある意味これって、新九郎とすずに丸投げだよなあ」とか思っていたので、ちゃんと償いの機会が与えられて、さすがはひかわ先生と思ったものです。
さすがといえば、今回のお話。旅芸人一座の荷物を、ちゃんと回収してくれたのも嬉しかったです。一巻ラストですずたちが出発しようとしているのを見て、「あれ荷物は? 旅芸人さん達に迷惑かけっぱなし??」と気になっていたのです。
こういう細かいところにフォローが入っているところも、ひかわ作品の魅力なんだと思いますvv
No.3462 (読書)


 おばさんついていけない
2011年11月01日(Tue) 
最近好きなサイトさんのあちこちで、「作品投下してます」と pixiv にリンクを貼っていらっしゃるのですが、そちらに飛んでみても作品の見方が判りません??
リンクで飛んだ先がその方の作品の集まりになっていたり、HNで検索したら出てくる場合もあるけれど、そうじゃない所がほとんどで。
あと同じく、ブログパーツとして表示されている「ついったー」とやらも、どうにも読み方がよく判らず。あれって本人の発言と「ふぉろあー」とかいう人達のコメントが、下から時間順にどんどん並んでいってるんでしょうか。発言者の名前(?)部分が英字表記で、普段使いのHNと異なっていたりするし、全文表示されていなかったり、されていても 140 字という制限のせいか最低限の用件しか書かれていないから、どれが誰のどういう経緯からきた発言なのやらますますもって判りません。
とりあえずアカウント取って、飛びこんでみないと判らないシステムなんでしょうか。
……でも私はこの日記を書くので手一杯。そんな頻繁に呟きたいこともなければ、いざ書きたいときには逆に 140 字で収まるとも思えないしなあ(ため息)

そういえば、ブログというものが流行り始めた頃も、最初はどう読んでいけばいいのか、どこをクリックすればどうなるのか、さっぱり判りませんでしたっけ。
ああ、これがジェネレーションギャップというものなのか。

さて、昨日作ってもらったブックカバー。
母いわく「もういらない? 今なら作るわよ。後だともう飽きるから駄目」とのことで。
そんな言われたら、作ってもらわない選択肢は無いじゃないですか!
というわけで、



今度はB6版(マンガの大判サイズ)です。
おお、さらにレベルアップして、二枚はぎで模様が切り替わってる! しかもプリントじゃなくて本物の刺し子布!? なんつー豪勢な……
なんでもその昔、今は亡き祖父の室内着アッパッパーを縫った際の残りの端切れだそうです。うーわーー、なんかむっちゃ和テイストで渋格好いいvv
布がはぎ合わせてある分、リバーシブルにはできなくなりましたが、でかすぎて新書用ではサイズ合わせをあきらめた幻狼社ノベルが入ってくれます。試してないけど、小説版・金田一少年の事件簿とかもいけるんじゃないかな?



文庫用、新書(マンガ単行本)用にB6版用。
うふふふふふ、これでたいていの本(マンガ)を外に持って出られますvv

トシの〜さんからリンクされていることを知って背中を押され、ここのところとどこおり気味だった白髪鬼の入力を、また少しずつ再開。やる気があるうちに少しでもストックを増やしておかないと。
しかしそうして作業していると、どんどん見つかる入力ミスに変換間違い。
気が付けば青空文庫の外字注記辞書も改訂されていたりなんかして、既にUPしている部分まで外字を改めて見直す羽目になったりとか。
……第3・4水準漢字はチェックしなくても良いだろうと(勝手に)解釈し、水準外の漢字だけ修正しましたが……やっぱり全部見直さなきゃ駄目かしら(汗) そもそも、外字だと気付かないまま見過ごしてる漢字もありそうだしなあ……
まあ、別に青空文庫に渡す予定でもないから、そこまで厳密にやらなくても良いとは思うんですけどね。
まったく、旧字旧仮名文章ってほんとに厄介です。活字の形がびみょーに違っているのとか、ぱっと見ただけではわかりませんし。
同じ「まとう」が、ページによって「纏」だったり「纒」だったりとか、そんな細かいとことっさに見分けがつくかーーーッッッ(ノ-□-)ノ ┻━┻。・;゜・。+ 
No.3463 (日常)


 2011年11月02日の読書
2011年11月02日(Wed) 
本日の初読図書:
4592174151ツーリングEXP.Euro 2 (花とゆめCOMICS)
河惣 益巳
白泉社 2011-01-19

by G-Tools
表紙がいささかヤバイのですが、ブックカバーのおかげで出先でも安心して読めました(笑)
で、内容はというと……んー(悩)
今回のこの Euro シリーズは、なんというかちょっと話が判りにくい気がします。それに殺し屋ディーンが全然人を殺さないかと思えば、一般人のはずのスイス銀行頭取が裏町から身代わり調達して自殺擬装とかしてるし……エドの選択といい、ファラが殺すべき敵を情で助けてみたりと、なあんかキャラクターにブレが感じられる気が……最近はシャルルもめっきりかつての天才ぶりを発揮してないし(しょぼん)<弁護士資格持ちでスキップしまくり、十ヶ国語ペラペラの、エドの秘蔵っ子設定はどこへ消えた!?
むう。フランの妊娠伏線が解決ついていないし、アリサ達との関係もあるから、まだ続くんでしょうけど……ああ、そういえばフランの死因については、妊娠関係ないみたいですね。シャルル引き取る前のエピソードだし。
今回はクレマンド達が、「フランの夫」というだけではなしに、ちゃんとエド本人を好きなんだなあと判って、そこはほのぼのしました。「一生フラン(亡妻)を愛し抜け!」ではなく「君が幸せでいることが、フランの一番の望みだろう」と彼ら(元恋敵達)が言えるようになるまでに、いったいどんな経緯があったのやら。そのあたり知ってみたいです。
……それにしても、何度も言ってますがこのシリーズ、子供世代は成長するのに、大人世代はほんと老けませんよねえ。シャルルでさえ、どう低く見積もっても三十半ば。ディーンにいたっては下手すりゃ四十後半。エドはもう六十に近いと思うんですが……それで十代の女の子にプロポーズ受けるとか、年の差にもほどがあろうよ(汗)

そしてエドの選択は、ディーン(の腕)を本当に信頼していなければ、とてもできなかったとは思うのですけれど、でもやっぱり意外でした。……っていうか、あの場にディーンが現れなかったら、本当はどうする気だったんでしょう??
結果的にデータは本来の持ち主に戻ったとはいえ、それはエドのあずかり知らぬ所な訳で。あれほど「個人の意志で消すことはできない」と言っていたのに……もうちょっとエドの格好いいところが見てみたかったので、少し期待が外れてしまった展開だったのでした。
あ、ファラは髭剃ってイケメンになったピエール・エムロードとくっつくんでしょうか。それはそれで幸せなら良いんですけど。ベッドで荷物詰めてるピエール氏は、なんか可愛いかったですvv
No.3468 (読書)


 ブームに遅れてますが
2011年11月02日(Wed) 
タイバニこと TIGER&BUNNY の二話と三話を視聴。
ふふふふふ、子持ちやもめ(?)のオッサンをメインに配し、クールなイケメンを脇に持ってくるとは、なかなかやるな(含笑)
そしてコンビの仲はまだいまひとつですが、ちょっとバニーちゃんが歩みよってきたかな……?
っていうか爆弾蹴るバニーちゃんは格好良かったですが、蹴るなよ爆弾。せめて投げなさい(笑)
はやく噂の「ツン2割デレ8割」という姿を見てみたいものですvv
No.3469 (日常)


 2011年11月03日の読書
2011年11月03日(Thr) 
本日の初読図書:
4592192621炎の月 ジェニー・シリーズ11 7 (花とゆめCOMICS)
河惣益巳
白泉社 2011-09-20

by G-Tools
本日も引き続き河惣さん。
長らく続いた「ジェニー」シリーズもこれにて最終巻です。
んーーー(汗)
昨日の「ツーリング」シリーズでも思いましたが、ちょっとなんだかなあという感じです(しょぼん)
生まれてくる命、消えていく命が入り乱れて、いろいろ世代交代していくのは良いのですけれど……なんか、ややこしくなった人間関係を一気に始末しちゃえー感がして(−ー;)
まあこの所、女公爵だったジェニーが、再び戦場で「炎の月」として燃えてくれたのは嬉しかったんですが……アーサー王子の顛末も、ある意味、最初期のあの青年兵(名前忘れた)に近いものがあると思えば、初心に返ったといえるのかもしれないけれど!
でもなんかこう、いろいろと投げっぱなしっぽいところがあって、え、これで終わり? という印象が。
やっぱり長く続けすぎるというのは、いろいろあるんでしょうかね……
No.3472 (読書)


 更新情報(2011年11月04日)
2011年11月04日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」五九話目をUPしました。

それから青空文庫の入力指針に基づき、片仮名の「ケ」のように見える文字の内、文章の流れから「こ」「か」「が」と読むものを「ヶ」に修正。目次とテキストファイルの末尾に、その旨を追記しました。
あとこれまで「※[#「りっしんべん+頼」、ページ数-行数]」という表記だった文字も、外字注記辞書の改訂で包摂適用されたので「懶」という文字に改め。
変換ミスも、気が付いた限りは直しました。場所によって「ひげ」が「髭」だったり「髯」だったり「鬚」だったり、「あご」も「顎」「頤」「腮」「顋」の四パターンが入り乱れ。どうやら「祕」は最初期だけが旧字であとは「秘」らしいとか、まったくもって油断がなりません(汗)

だいたい青空文庫の入力指針からして、いろいろあってややこしいのです……ぶっちゃけまだ理解できていない部分がかなり多く。飲み込めた部分から随時修正していってはおりますが、なかなか難しいです(−ー;)
……あくまでうちのテキストは、青空文庫「風」ということで。
No.3473 (更新)


 なんだよう
2011年11月04日(Fri) 
先日、見方がよく判らないと愚痴った pixiv ですが。
使用しているサイト主さんに質問メールを出し、快く返答いただいたものの、教えて下さった「もっと見る」リンクなどがページ内に見つからず。
最終的に、 pixiv にユーザー登録・ログインしたら、ようやくすべての作品が見られるようになりました。
pixiv って、閲覧だけでも登録が必要なんですね……
そんなわけで私も pixiv 持ちになりましたが、このスランプ時に作品公開できる余裕はまったくありませんです。閲覧のためだけということで。
……とか言いつつ、そのうちタイバニとか始めちゃったらどうしよう(笑)
ちなみに現在の推奨は虎+兎。でも空さんとか青薔薇も絡んでくれたりすると、なお嬉しいです。
っていうか要するに虎が愛されてればなんでも良かったりvv
No.3474 (電脳)


 えーと、まあ
2011年11月08日(Tue) 
すいません、この数日は pixiv でタイバニSSあさりに腐心してましたvv まだアニメ後期見てないのに(苦笑)
とりあえず私は兎虎で空折が好きみたいです。できればラブラブほのぼの。あと「シュテルンちゃんねる」と言うタグで腹がよじれるほど笑ったvv いや笑えることはよいことです。うん。
図書館で借りた本は全然読めてないです。
なんか阿呆なほど眠くって、この三日ほどは寝倒してます。この二ヶ月、日曜も関係なしに朝早起きして歩いてたのが原因かしら……ついにこの週末は眠気に負けて、目覚まし止めて寝られるだけ寝ました。気付いたら十時過ぎとかいつぶりだ……そしてちっとも減ってくれない体重はどうしたんだ(しくしくしく)

お知らせ>
今週の更新は、久しぶりにオリジナル小説で行こうとか考えていたり。
日月堂の外伝前後編を、二ヶ月連続で。晴明くんの過去話なので、鬱展開注意ですが。
ご興味がおありの方は、金曜日にチェックしに来ていただければ幸いにて。
No.3475 (日常)


 一応知らせておくべきか
2011年11月10日(Thr) 
先日、私は読めないままに図書館へ返却した三銃士。しかし母はなんだかはまってしまったようで、全11巻(「三銃士」はそのうちわずか2冊分)に及ぶ「ダルタニャン物語」を借り始めたのですが。
なんでも今日読んだ四巻目で、主役とその友人だかが知り合う肝心の部分が、1ページ外れて紛失してしまっていたとのこと。1ページとんだままテープで補修してあったから、うちでなくなった訳ではないことは確実なんですが。
……これってやっぱり返却時に図書館へ知らせておいた方が良いんですかね?
っていうか、母がかなりしょぼんとしてるんですが(苦笑)
まあ確かに自分が同じ目にあったら、かなりがっくり来ると思いますけど。
ダルタニャン物語の電子テキスト……さすがにネット上では見つからないだろうしなあ……
No.3476 (日常)


 更新情報(2011年11月11日)
2011年11月11日(Fri) 
「閲覧室」の「オリジナル小説書架」に「骨董品店 日月堂」の第十三話「刻輪廻めぐるときのわ」前編をUPしました。
久しぶりの小説更新です。
今回は外伝。晴明くんの生い立ちダイジェストです。「刻迷路」とも対になっているような、そうでもないような。
……いえその実はですね、部屋の掃除をしていて長年使ってなかったカバンを開けてみたら、てっきり紛失したと思っていた、未完の手書き原稿が出てきましてね。
いったいいつのだ……と思いながら読み返しているうちに、あれ、これ今でも再利用できるんじゃね? とか魔が差したりして。
試しに続きを書いてみたら、どうもなんとかなりそうな感じがしたので、停滞しているサイトの足しになればとUPすることにしました。 書き始めと書き終わりの時差、さて何年かな……(遠い目)<少なくとも、書き始めはサイト開設前
スランプ&昔の原稿ということで文章とかかなりアレですが、まあこれはこれで当時の勢いとか感じられて良いかな……ってことでvv
後編UPは来月。そして鬱展開で放置するのもなんなので、1月にも一応小説を更新する予定です。……あくまで予定。
ううん、こんなにスランプが長続きしたことって、今までなかったのになあ(しょぼん)
No.3477 (更新)


 2011年11月11日の読書
2011年11月11日(Fri) 
本日の初読図書:
4488698034親愛なるクローン (創元SF文庫)
ロイス・マクマスター ビジョルド Lois McMaster Bujold
東京創元社 1993-12

by G-Tools
なりゆきから傭兵団を立ち上げて七年。
二十四才になったマイルズは、ある時は一介の新人中尉ヴォルコシガン卿、ある時は皇帝直属の極秘部隊であるデンダリィ傭兵団を率いるネイスミス提督として二重生活を送っていた。
今回も星間抗争史に残るだろう大きな作戦を成功させ、地球へやってきた彼だったが、何故かバラヤー本星から報酬が届かず、しかもマイルズはロンドンの地球大使館に中尉として勤務するよう命じられる。
破損した艦の修理や負傷した人員の治療に団員達へ支払う給料など、団の資金繰りは破産寸前。しかも酒に酔った団員達が警察沙汰を引き起こし、ジャーナリストにヴォルコシガン卿=ネイスミス提督の図式を見破られそうになる。
マイルズはとっさに「ネイスミス提督はわたしのクローンなんです!」と言い放って急場をしのいだ。
ところが一難去ってまた一難。今度はバラヤーに恨みを持つ、コマール星人のテロリストに誘拐されてしまう。しかもその先で待っていたのは、帝位にも手が届く名門貴族の跡取りヴォルコシガン卿との入れ替わりを目的に作成された、正真正銘の非合法クローンで……

「ヴォルコシガン・サガ」二作目。
いきなり作中時間が七年もとんでいるし、発行されている中にはもっと前の時系列の作品や同世界観の別話などもあるようですが、とりあえずシリーズ作として書かれたものでは、二番目で間違いないようです。
……例によって本筋に入るまでが長く、クローン登場まで半分近くが費やされましたが、そこからの展開がおもしろかった!
正直いろいろなところであらすじを読んで想像していたのとは、かなり内容が違っていました。もっと善悪二元論のような、悪のクローンと善のオリジナルの手に汗握る入れ替わりとその告発、みたいな感じかと思いきや、どうしてどうして。
クローンを「年の離れた双児の弟」と表現し、(成長促進されているので、クローンの実年齢はかなり年下)名前のなかった彼にマークと名付けて呼びかけるマイルズの、その情の深さに感動です。
後顧の憂いを断つためにも、クローンに対しては断固とした態度を取るべきなのに、それを思いきれない彼は、救うものの中に自らの命と国への忠誠と、人質に取られた従兄弟、そしてもちろんデンダリィ傭兵団の仲間達と共に、マークまでも加えようとします。まさに「親愛なる」クローン。
最終的にマーク(クローン)の運命がどうなるのか……は、ネタバレなので伏せます。
ともあれ予想外のお話を読めて、今回も楽しかったです。
No.3478 (読書)


 フォントあれこれ
2011年11月11日(Fri) 
最近、「小説家になろう」など、フォント表示がメイリオになっているサイトが増えてきました。
ちょっとぼやけた感じではありますが、これが読み慣れてくるとけっこう目に優しく。
クリアタイプが綺麗に効いてくれるうえ、行幅もほど良く空いてくれるので、等幅に変換したもの( MeiryoKe_Gothic )をシグ3&ゼロさんで使用していたのですけれど。
ふと思いついて、パソコンで使っているテキストエディタ、 TeraPad にも適用してみました。



文字サイズをちょっと大きくする必要があった分、同じ文字数にするとMSゴシックより横幅が広がってしまいますが……なかなか悪くない、かも?(ちなみに↑はフォントサイズ12で行間4ピクセル。目に優しい薄茶色背景に焦茶色文字色でお送りしております)

IEの標準フォントに設定するには、行ったサイトの設定文字サイズが小さい場合に読みにくいなど、まだ不安な部分はありますけれど、こうして文字サイズが調整できる横書きエディタで使う分には、なかなか良いかもしれません。
ちなみに Osaka フォントはPDAだと綺麗なのに、パソコンだと何故かギザギザ表示になってしまうので、早々に削除しました。なまじっかサイトでフォント指定 Osaka にされていると、まあ読みにくかったこと。
字数の少ない英字と違い、日本語フォントはなかなか無料で良いものを見つけることができません。
フリーの日本語フォントでは、 DFパブリW5D と MeiryoKe_Gothic が、今のところ個人的もっともオススメですかね。IPA明朝も悪くないんですけど、微妙に違和感が感じられて。
……PDAで愛用してるDF平成ゴシック体W5 、DF平成明朝体W7 はどうやら有料のようですが……いつどこで手に入れたんだったっけ……?? 一太郎かハガキ作成ソフトにでもついてきたかな?

なお、 WindowsXP などでメイリオフォントを使用する&等幅フォント( MeiryoKe_Gothic )に変換する方法については、こちらに詳しいです。

■XPでメイリオが正式に利用可能になりました! | 8倍速対応
 http://blog.hushlogue.com/?eid=558393

そして DFパブリW5D のDLは↓ここからできます。
ユーザー登録は必要なくなったっぽい。

■ebook-salon
 http://ebook-salon.com/
No.3479 (電脳)


 答えは地元にあった
2011年11月12日(Sat) 
大好きな海外文学「スイスのロビンソン」の古い翻訳(絶版)を、ネットで公開できないものかと、前々から著作権の有無を調べておりました。
それはもう数年前から、思い出してはネットで検索して、そのつど空振りに終わっていたのです。
原作者さんは 1830 年没と問題ないのですが、翻訳者の宇多五郎さんの没年が判らなくて……この覚え書きでも、何度か愚痴ったことがありましたっけ。
それを今回、某所で問いかけてみたならば、以前ここのコメントでも教えていただいていた、下記のサイトを紹介されました。

■著者の没年を調べるには | 調べ方案内 | 国立国会図書館
 http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-100009.php

前回は「インターネット・サイトで調べる」の所しか読んでなかったんですけど、今回改めて熟読してみたところ、参考図書のいくつかが地元図書館にもあるようでした。
駄目元 ―― というか、もはや最後の手段と調べに行くことに。
そしたらば……

 著作権台帳 本冊 第26版 2001年刊
 日本著作権協議会/編集・監修

 ドイツ文学・ドイツ語 P1766 より

 > 宇多・五郎(うだ・ごろう)
 > 生 1901(明34)6.30東京都 没 1982(昭57)10.11

 
あったーーー( T ▽ T )
生年が(これはネットで判っていた)同じだし、スイスのロビンソンは原作ドイツ語だし、同姓同名の別人って事はないでしょう。
わ〜〜い、積年の疑問が解けた〜〜〜〜へ(^○^へ)(ノ^○^)ノ

……著作権切れるまで、あと22年あったけどさ_| ̄|○
公開できるのは 2033 年の 1 月 1 日か……遠いな……それまでにまた、もっと読みやすい訳で出版されるかもなあ。むしろそれはそれで嬉しいけど。
そもそも現在なんとか入手できそうな大人向け翻訳(完訳?)が、宇多さんのぐらいっぽいから、公開したかったんですよね。もっとも旧字新仮名・ルビはほとんどない上に傍点まみれと、かーなーりーー読みにくい文章なんですが(苦笑) でもそこが慣れると癖になるvv

ちなみに「スイスのロビンソン(家族ロビンソン漂流記)」の邦訳リストは、こちらが詳しく。

■ヨハン・ダビッド・ウィース
 http://www13.ocn.ne.jp/~m-room/wyss.html

正直「ふしぎな島のフローネ」関連はあまりオススメしないです。あのアニメ改変がかなり激しかったので。しかしそうするとやっぱり、古い訳ばかりで入手困難になっちゃうあたり……おもしろいのに、そんなに人気がないのかなあ(しょぼん)
宇多さんの訳も、 一度復刊ドットコムで票を集めて再版されたらしいのに、またすぐ絶版になってるんだもんなあ。ああもったいない。
No.3480 (日常)


 ひっそりと
2011年11月13日(Sun) 
せっかく pixiv に会員登録したのだから、ひとつぐらいなにか載せとかないと寂しいよなあとか思いまして。
以前、ジャンル違いだからとこの覚え書きにだけ載せていた、N●RUTOの走り書きを上げておきました。イルカ先生の一人語り、ちょっぴりカカシ先生も出てます的な。
小説なので会員登録している方しか見られませんし、過去ログ検索すれば誤字修正しただけの同じものが出てきますが。まあ、ご興味がおありの方は→サイドバーの pixiv バナーからどうぞ。

……っていうか、どこかにリンクしておかないと、自分のプロフィールページのアドレス忘れそうな気がしたので(^ー^;;)
でもって、リンクするなら作品のひとつもないと……という流れだったり。

図書館で書庫の本を出してもらうよう頼んだら、普通「書庫の本お待ちの方〜」と呼びかけられるのに、係の人が座ってる場所まで手渡しに来てくれました。……完全に顔覚えられてる?
しかも「懐かしいですよねえ。これ岩波からも出てますけど、うちにはないんですよ」とか言われて、つい「岩波のは持ってます。大好きなんで(力説)」「あはははは(笑)」とか妙になごやかな会話が。
図書館行くたびに、たいてい書庫の本を出してもらってるからな……ときどき「こちらもお勧めですよ」とか言って、同系統の別の本までいっしょに出してきてくれたりするし。けっこうフレンドリーな公共図書館ですvv
No.3481 (日常)


 2011年11月14日の読書
2011年11月14日(Mon) 
本日の初読図書:
4840228248空の中
有川 浩
メディアワークス 2004-10-30

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高度二万メートルの深淵に、それは存在した。
誰の目に触れることもなくひっそりと、悠久の昔からそれはあり続けた。
これまでも、そしてこれからも、厳然として存在し続ける。そのはずであった。
だが……
航空機開発プロジェクトの試作機と自衛隊機が、高度二万メートルで相次いで爆散した。原因は判らない。
しかし二度目の事故で共に飛んでいた自衛隊機のパイロットは、『そこ』に『なにか』が存在していたのだと、そう主張した。
一方 ―― 死亡したパイロットの遺児である高校生の斉木瞬は、ある日のこと川縁で謎の生き物を拾った。最初は巨大なクラゲ状の軟体動物だったそれは、日が経つにつれて水分を飛ばし、やがて直径1mほどの浮遊する円盤と化した。しかもそれは拙いながらも日本語を操り、携帯電話を通じて瞬と会話するのである。
父を亡くした喪失感を埋めるように、フェイクと名付けた『それ』に愛情を注ぐ瞬。だがやがて判明したその思いもかけない正体に、すでにいびつだった精神の均衡を崩した彼は、取り返しのつかないことを命じてしまい ――

有川浩さんのデビュー二作目。自衛隊三部作の真ん中です。
デビュー作「塩の街」よりは落ち着いて読めたかな。途中やっぱり「人がゴミのようだ」的展開はありましたが、前作よりはましだったかと。それに途中ほのぼのしい所もいろいろあったし、最後はそれなりにハッピーエンドでしたし。
っていうか、春名さんの使える男ぶりに私はメロメロですよ。こういう一見へらへらと軽いのに、実は誠実で有能なタイプってすげえ好みなんで。
あと地味に宮じいが格好いい。ビバ、有意義に年をとった爺さん。
キャラ萌えを置いておくと、【白鯨】の設定が面白かったです。「全き一つ」にこだわるそのメンタリティとか、すごい練り込まれてる感じ。同じ言語を操りながら、その実はまったく異なる思考形態を持つ生き物と交渉を重ねていくその描写には、思わず引き込まれてしまいました。こういうものを思いつける発想って、本当にすごいなあと思います。
……さあて、三作目はどうしようかなあ。

「2億光年の先で・・・・・・(小説家になろう)」〜治癒士への対応
 http://ncode.syosetu.com/n3087q/

宇宙暦 15756 年。
ひとりの人間とアンドロイドからなる惑星改造艦隊。その唯一の人間にして艦隊司令だった如月タスクは、正体不明の空間異常により艦隊ごと遠方へ跳ばされてしまった。その距離2億光年。タキオン通信により地球との交信はできたが、帰還するにはワープ航法を駆使しても数千年の時を必要とする。有り体に言って島流しだ。
艦隊を自由に使って構わないから、自力でなんとか生き延びろと指令を受けたタスクは、幸運にも居住可能惑星を発見できた。しかもそこでは人間に酷似した生き物が、地球でいうなら十五世紀頃の文明を発展させていたのだ。
しばらく調査し、言語や習慣などを身に付けてから、タスクはアンドロイド達と共に地上へと降りて人々の間で暮らし始めた。この星には一定の割合で特殊能力を持つ者が存在しており、魔導士などと呼ばれて様々な魔法を扱っている。おかげでタスクが持っていた機材や薬なども、魔法の道具だと解釈されて受け入れられていった。
ところが宇宙では、タスクの艦隊がこの星にやってきたことで、とんでもない事態を招いており ――

他惑星という名の異世界トリップチート。
もともとが惑星改造を行う艦隊だったので、機材も豊富に持ち合わせており、資材に至ってはそこらの衛星や小惑星から採掘・調達して、月に工場を建設してしまうレベルです。
地球とも通信だけは繋がっているので、互いに情報をやりとりしあったり、雑誌(電子書籍)を送ってもらったりとけっこうお気楽です(笑)
今のところもっぱら、薬と治療カプセルを使用して凄腕治癒士として活動中。それと孤児達を教育して、福祉面の充実をはかったりとか。
途中、数百年後の時系列で番外編が挿入されており、なんとなく今後の展開は見えつつも、話はのんびりゆっくり続いています。先は長そう。
No.3482 (読書)


 2011年11月15日の読書
2011年11月15日(Tue) 
本日の初読図書:
4101276315レインツリーの国 (新潮文庫)
有川 浩
新潮社 2009-06-27

by G-Tools
社会人三年生のサラリーマン向坂伸行は、結末が衝撃的だったため半ばトラウマ化しているある小説について、ネットで検索してみた。そうして見つけたのは「レインツリーの国」というサイト。そこでは「ひとみ」という名の女性管理人が、理知的で興味深い、伸行とはまた違った目線での感想を掲載していた。
思わず感動してメールを送った伸行に、返事は即座に返ってきた。やはり熱い情熱の感じられるそのメールに、伸行もさらに返信する。読む本の傾向が似通っており、微妙に違った観点からそれらを見つめる二人は、濃密なメールのやりとりから、あっという間に親しくなっていった。
お互い都内に住むことが判っていたので、伸行は直接会って話がしたいと持ちかけた。ところがひとみは乗り気になってくれない。
何度も誘いをかけて、ようやく会うことにこぎ着けたものの、彼女の行動はどうも違和感を覚えるものだった。メールではあれほど聡明だったひとみなのに、会話のテンポがずれたり、映画は字幕しか見たくないとわがままを言ったり、エレベーターで重量オーバーのブザーが鳴っても下りようとさえしない。
やがてその理由が明らかになる。
ひとみは両耳の聴力が著しく低い、補聴器を必要とする難聴者だったのだ。
それでも彼女が好きだと思った伸行は、これからも付き合いを続けていきたいと望むが、健常者と障碍者の壁はなかなかに厚くて ――

正直に言います。
読んでいて、途中うっかり泣きかけました。
っていうか、出先じゃなかったら、本当に一粒ぐらいは涙がこぼれていたかもしれません。

……ここでも何度か書いていますし、サイトにもちょっとテキストなど載せていますが、私も難聴持ちです。左耳はほぼ普通で、右耳はほとんど聞こえないという中途半端な状態ですが。
とりあえず日常生活する分には、まあ不自由ありません。家族もほとんど意識していないでしょう。
でも、厳然として、私は難聴なのです。

この作品の文中に、こうありました。

> 中途失聴や難聴者は聞こえないくせにしゃべれるからずるい。

と。
これは生まれつき耳が聞こえず言葉を話せない聾唖者が、高校生になってから聴覚を失ったため、しゃべることはできるひとみを責めた言葉です。
同じハンディを持つ仲間なのに、どうしてそのレベルが違うだけで一方的になじられなければならないのか。自分だって大変なのにと、ひとみはひどく傷つきます。
……ここを読んで、直接私に言われたわけではありませんが、以前片耳だけが聞こえない人達の交流掲示板に出入りしていた頃、両耳が聞こえないという人に書き込まれた内容を思い出しました。

曰く、「片方聞こえるくせに贅沢言うな(要約)」と。

……彼らからしてみれば、たかが片方聞こえないぐらいでグダグダ言うな、俺達は全然聞こえなくて大変なんだと、そういう思いだったのでしょう。でもその時に掲示板を見ていた私達は、作中のひとみ同様とても傷ついたものです。
それこそ「障害者という免罪符を持っているお前達(両耳難聴/聾者)に、障害者に与えられる援助や周囲の理解ももらえず、さりとて健常者にも届けない我々の気持ちが判るか!?」と、言い返したかったぐらいに。

そんな思い出を持つ私に、上記場面で伸行がくれた言葉は身に染みました。ちょっと長いので引用は避けますが、「ああそうか、そう言う見方もあるんだなあ」とささくれた心が和らぐ思いでした。
他にもひとみに共感させられる場面、そして伸行に救われる場面は随所にありました。
うんうん、そうそう。
ページをめくりながら、ひたすらに頷いていました。
ひとみは補聴器の助けと唇を読むことで、一対一ならある程度の会話をする事ができます。これがまた身につまされて……
私はそこまでひどくはないのですけれど、雑音の多い場所、たとえば呑み屋などでは基本一対一(せめて二)じゃないと会話ができません。相手の『声』は聞こえても、それを『言葉』として解析することができないんです。これは日常生活にもあてはまって、ちょっとした周囲の物音とか、時には自分が食べ物を咀嚼している音さえ邪魔になり、相手の言っている内容が聞き取れないことがしばしば。
なので私が会話するときは、基本的に手を止めて相手の口元を凝視し、唇の動きと前後の発言内容を元に脳味噌をフル回転させて、補完作業を行います。そうしてどうにか言葉を組み立てられたと思っても、やっぱり間違いはあるもので。たとえば「正)馬がいる」→「誤)あまがえる」、「正)お釣りいる?」→「誤)映り良い?」など、それはもういちいち覚えていられないほど、頻繁にかつ脈絡なく聞き間違えます。もう疲れるやら、いたたまれないやら……

……昼休みにお弁当食べながら、一対多でおしゃべりする女子組の付き合いが苦手な理由は、ここにあるのですよね。いやもちろん、会話の内容が合わないことも大きいんですけど(苦笑)<お洒落とか流行のドラマとか興味なし
同様に電話・来客応対も苦手だし(口元が見えなかったり、脳内補完するための事前情報がなかったりするから)、お店で店員さんと会話するのも×です(まわりがうるさくて聞こえない。特にファーストフード店とか最悪)。ここまでくると、ぶっちゃけ日常生活に支障ありといえなくもないような。
だいたい家族である次兄ですら、しょっちゅう「そんな目ェ見開いてこっち睨むな」とか言って、ひそかに凹ましてくれますし_| ̄|○<唇読んでるんだよ!

つい話が逸れましたが、とにかくこの本はそれぐらい、聴覚障害者の経験や心理についてよく調べて書かれていると思います。端っこにいる私ごときでは、気づきもしなかったことを逆に教えてくれるぐらいに。
ああ、この話、もっとたくさんの人に読んで欲しい。
ハンディを個性として、あるものはあるものとして、そのうえで普通に恋をしていこうとする伸行さんがとても眩しく、そしてそんな包容力を持つにいたった彼の過去がまた切ないです。うー、こうして書いてるだけで鼻がツンとしてくる。

あとこの話に共感できる理由のもうひとつに、二人の出会いのきっかけとなる、「フェアリーゲーム」という小説の存在があるかもしれません。
いや本文読んでいるとき、「この作中小説って、アレに似てる。もうアレにしか思えない」という作品があったのですよ。小学生の頃に読んでその衝撃の結末に、それこそひとみと伸行のように半ばトラウマ化してしまった小説が。
で、脳内でそれを当てはめて読んでいたら、巻末の参考文献リストにまさしくそのものズバリのタイトルが(驚)
道理でぴったりと感情移入できたはずです。っていうかこれは、それを悟らせた有川さんがすごいのか、それだけ見事な小説を過去に書いた笹●先生がすごいのか……(汗)
この作中小説についての考察も、長年のモヤモヤに一石を投じてくれました。

とにかく、いろんな意味で心揺さぶられたお話だったと思います。
機会があったら、是非是非手にとって欲しい一作でした。




なおこれは蛇足ですが。
聴覚障害者にも健常者にも、どちらにも入ることができない片耳難聴者の抱えるあれこれについて、このあたりをご覧になっていただけると、ちょっと嬉しかったりします。

■【中途半端】片耳難聴【健常者or障害者】
 http://yomi.mobi/read.cgi/human5/human5_handicap_1124425438
■片耳難聴を理解するために
 http://yomi.mobi/read.cgi/human5/human5_handicap_1144207735

2chログなので、慣れない方にはちょっと判りにくかったり、極端な意見や荒らしも混じっていたりしますが。
こういう悩みや不自由を持つ人間も、世の中には存在するのだと知っていただけたらなあと、そう思ってURLを貼っておきます。
No.3483 (読書)


 いっそ買いたいけど置場がない
2011年11月16日(Wed) 
ドラマ「謎解きはディナーのあとで」。
原作が読めていないので、ちらりちらりと眺めるだけだったのを、今日はじめてまともに一話通しで見てみたのです。もう五話目ですか。
……ん、なんかけっこうおもしろいかもです(笑)
アームチェアーものをいかにして映像に落とすのか。それを前例のない手法で演出しているように思います。過去の回想シーンの中に立つ、執事とお嬢さまのミスマッチ感が笑える。そして執事、何故そこにいるvv
執事のただ者でなさが笑えました。

あーあ、早く図書館の予約回ってこないかなあ。まだ23人もいる……これは借りられる前にドラマが終わるな……

とりあえずネット動画で探して、改めて一話目を鑑賞してみたり。
執事は最近になって交代した、新しい人なのか……そして謎の上司は中堅の御曹司なのかとか、ふむふむと。
……しかし夜中の動画サイトは重い……止まる……
No.3484 (映像)


 2011年11月17日の読書
2011年11月17日(Thr) 
本日の初読図書:
モルグの番人 (白泉社花丸文庫)モルグの番人 (白泉社花丸文庫)
今城 けい 陸裕 千景子

by G-Tools
雑誌記者の須賀傭一には、いっぷう変わった友人がいる。
IQ200 の天才的頭脳に、完璧とも言える美貌を兼ね備えた青年、連城柳だ。彼はその素晴らしい才能や見た目とは裏腹に、傭一以外の人間にまったく興味を持たず、その傭一に対してさえ出会うたび認識するのに数秒を要するという、奇矯な人物である。彼は新聞社の中でも死者のデータばかりを扱う特殊な部署『モルグ』にただ一人で務めており、毎日毎日同じ時刻に同じ行動をとることで心の平安を保っていた。
ある日のこと、傭一は手違いから非合法のアダルトビデオを入手する。そしてその中で暴行を受けていた少年モデルが、既に変死体で見つかっていることを柳が指摘した。
陰惨なその手口に、さらなる犠牲者が存在することを予測した傭一は、無理矢理売春させられている少年達を救うため、事件を解明し記事にするため活動を始める。
だがモデル事務所の社長やヤクザが絡んだその事件を追う内に、傭一は長年心の内に秘めてきた、柳への恋情を思い知らされることとなり ――

以前ネットで読んだのを、ふと読み返したくなってサイトに行ったらば、見当たりません。あれ? と思って作品名で検索してみると、いつの間にやら商業出版されてました。関連番外編まで削除されているのがもったいない……かなりの長編もあったのに_| ̄|○
ブログから行ける閲覧室にいくつかは残ってるみたいですが、ほんとに残念です。 ああでも読んで気に入られた方は、下記URLに行ってみたり、「柳 傭一 Kの伝説」で検索かけてみると、ちょっと幸せになれるかもしれません(ぼそ)

でもって、内容はというと……共依存万歳vv というか。
受けの柳は「国語の長文読解以外は満点」という超天才ながら、対人コミュ能力というか、どうも精神的にどっか瑕疵があるとしか思えない無感情無機質な人間。一方攻めの傭一はそれなりに有能、誠実で人も良いのに、見た目の凶悪さから周囲に一歩引かれてしまうタイプ。
ぶっちゃけ「限定対象にのみヘタレな肉食大型犬×精神的に欠けたところのあるクールビューティー」という、個人的めっさ好みな取り合わせなのです。
傭一は高校時代からの十年ごし片思いを持て余し、柳は「好きという感情がわからない」とか言いながら、傭一と一時でも離れていたくないためだけに、ネットで犯罪まがいの大規模情報操作を行うかっ飛びぶり。
お互いだけが判っていない、ラブラブ両思いに乾杯です。脇キャラの寺本がまた、二人の良き理解者で良い味を出してるんですよ。

事件の内容的に暴力表現とかはあるものの、いわゆるやおい的シーンは少ないように感じました。表紙はアレなのに(勇気がなくて画像小さめに/汗)、攻めさんがへたれてるから、最後の最後まで手を出せないんですよ。出しても夢オチとかで(苦笑) それでこの表紙はいかがなものか……<外で読めない(−ー;)
でも欠陥アンドロイドのような柳と、それを包み込む傭一の絆で、充分お腹一杯になれるのでしたvv

「A boy meets a...(オンライン小説)」
「Don't cry for me(オンライン小説)」
 http://lilith.websozai.jp/devil/

上記「モルグの番人」の出会い編と続編。
本作を読まれた方は、こちらも目を通されることをオススメします。
No.3485 (読書)


 蔵書印とはちと違うけど
2011年11月17日(Thr) 
本日読んでいた本は、「ブックカバーありがとう <( _ _ )> 」というような表紙のものでして。
出先ではもちろん、居間とか家族の前でもちょっとこれは……という代物でした。
やーー、新刊で買うときは帯がついてるからまだマシだったんでしょうけど。本屋で買ったお嬢さん方はマジ勇者だ(笑)
そんなわけで今回もブックカバーが非常にお役立ちだったのですが。
そんなカバーにもひとつ欠点があります。
それはつけていると本の上下が判らなくなることです。
読みかけで置いてあった本を手にとって、さて続きをと開いたら上下逆だったこと実に数回。いっそアップリケでもつけてやろうかと思いましたが、それでは折角のシンプルかつ、どこか和っぽいお洒落さが台無しになってしまいます。
そこでちょっと思いついて、こんな感じのデータを作ってみました。



フォントは半古印体。あ、ちなみに↑はHNですが、実際に作った(使った)のは本名です。
でもって、それをアイロンプリント用紙に鏡文字で印刷。
裏表紙側に熱したアイロンできっちり焼き付けてやると……



こうなったのでした。
蔵書印とか染め付けとか、そんな感じでなかなかいい雰囲気じゃないかとvv

……残念だったのは、新書用とB6版用は、カバーの色が濃すぎて綺麗に出なかったことです<先に端切れで試した
アイロンプリント用紙って白く印刷した部分が透明になるし、濃い色も下の色が透けて出ちゃうので、暗色の布には向かないのですね……知りませんでした_| ̄|○
白地に紺枠&紺文字とか朱色地に白文字とか、せっかく何枚も印刷したのに。仕方ないから、また名札が必要になったときにでも使おうと思います。
……もう二三枚、ブックカバー作る気ない〜〜??>母
No.3486 (創作)


 更新情報(2011年11月18日)
2011年11月18日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」六〇話目をUPしました。
No.3487 (更新)


 時間がかかる
2011年11月18日(Fri) 
知人に頼まれて、A3×4枚に分割スキャナされたA1の TIFF 画像を1枚に合成作業。
ちゃんと位置合わせしやすいように、重なる余白部分にマーク打ってからスキャナしてあるあたり、よく判ってらっしゃいます。
しかし高解像度の TIFF 画像は、たとえ白黒二階調でも容量がでかい……
コピー、貼りつけ、近似色の選択、カットなど、いちいち作業するたびに砂時計が出て、フリーズしたかと思うほど作業が止まります。そのたびに砂時計が消えるまで、モニターの前で読書して待ってました。本気でフリーズされて作業内容が吹っ飛ぶのも怖いので、こまめな上書き保存を心がけると、これがまた時間がかかる(遠い目)
それでもなんとか完成させて、メール送信。圧縮 TIFF でも2MB超えてましたが……確か相手もケーブルだから大丈夫でしょう。元画像も送ってこられたわけだし。

ネットが普及し始めたばかりの頃、現場事務所の電話回線に役所から大容量図面を送ってこられ、どうしても受信できずにプロバイダに連絡して削除してもらったのも懐かしい思い出ですね。ほとんどメールボム。
……あの頃は、メールボックス容量2MBのプロバイダとか普通にありましたけど、今はどうなんですかねえ。ちなみにうちのプロバイダメールは、HP容量込みで10MB。場合によっては、ちょっと厳しいかも?
まあ普段使いのメールは sakura 使ってて、100MB単位で確保されてますから安心ですけどね。

謎解きはディナーのあとで、最新話まで視聴しました。ふむ、こんな感じのお話でしたか。
しかし原作はまだ二冊しか出ていなくて、合計しても十二話ぐらい?
ドラマはいったい何話までやるのでしょうね……

そしててくてくエンジェルは二月目にして、足無しエンジェルの最高峰、希少な「くくるかんジェル」に成長いたしました。ノルマ( 9000 歩)達成率はちょうど半分ぐらい、クリアできてもたいていギリギリだったんですけど、かえってそれが良かったのか。
次は四つ足形天使「けんたうジェル」を目指したいなあ。
No.3488 (日常)


 2011年11月19日の読書
2011年11月19日(Sat) 
本日の初読図書:
4796402454恋する暴君 7 (GUSH COMICS)
高永 ひなこ
海王社 2011-11-10

by G-Tools
最終章前編に当たるらしい今回は、先輩がなんだかぐるぐるしています。
これまでは「ホモ全否定・限定森永のみたまに嫌々ながら体だけ」だったのが、あれこれ一人で思い出して思わず赤くなったり、森永の就職問題や昔の恋人登場に混乱してみたり。
まわりから見るとどう見ても意識してたり嫉妬したりと、独占欲を見せつつあるのですけれど、本人は頑として認めようとしていません。
んー、男らしいまでに男らしい人ですから、ホモに嫌悪感があるのも経済的にも支えたいと言われて「養われる気はない」と反発してしまうのも判るんですけどね。でもざっくり突き放される森永くんが、さすがに気の毒です。
次の巻で一段落はつくそうなので、早く心安らかになれることを祈りつつ、続きを待ちたいと思います。
No.3489 (読書)


 布製ブックカバーの作り方 その1
2011年11月19日(Sat) 
先日から何度も話題にしているブックカバー。
……やはり大きめの新書にぴったり合うサイズも欲しい。B6版ももう一枚あるとなお便利、とか思ったのです。幸いこの二つは、縦方向のサイズがほぼ同じ。厚さ調節をするベルトの位置さえ調整すれば、どちらにもジャストフィットするものが作成できるはずなのです<今のB6用は、一番薄くに調節しても新書にはちとゆるい

そこで、今度は自分で作成しようと思ったのですよ。作り方は母の手順を見ていてだいたい判りましたし。
ところがです。
布を選びながら「ミシン使えないから、手縫いになるな」とひとりごちたならば。
「そんなのみっともない! 布だってもったいないじゃない!」と、またも母に取り上げられてしまいました_| ̄|○ いや作ってもらえるのはありがたいんだけどね……もうちょっと言いようってものがあるでしょうよ(しくしくしく)

そんなわけで、今回も横で座って見学しながら、せっかくだから作り方を記録してみました。
まず、大まかな設計図はこんな感じ(クリックすると拡大します)です。

クリックすると拡大します


図ではちょっと判りにくいかもしれませんが、本体布の横幅は「縫い代+裏見返し+(本の横幅×2)+背表紙の厚さ+表見返し+縫い代」となります。裏表の見返しはざっと6センチぐらいでしょうか。
本の大きさ高さは版形に限らず、同じ文庫や新書でも出版社やレーベルによって微妙に異なるので、できるだけ手持ちの本から大きめ厚めの書籍を選んで基準にすることをおすすめします。

でもって、まずは本体の布とベルトの布を裁断します。



今回は表裏で違う布にしましたが、同じ布を使う場合は、幅を倍にした1枚布を二つ折りにして作ることもできます。その場合は二つ折りにした輪が、内側に折り込まれた頂点になるようにします。
まずはベルトにする布を、内側を表にして重ね、左右を縫い合わせ。



次に本体の布も表を内側にして重ね、短い方の一辺を縫い合わせます(一枚布の場合はここが輪になる)。そして設計図の「上から見た図」のように、見返しにする幅だけ内側にM型に折り込みます。



こんな感じ。
そして二枚の布の間に、ひっくり返して表にしたベルトをはさんで仮留めします。位置は実際に本をあてて調整しましょう。また表紙を楽に通せるよう、心もちたるみを持たせておきます。



画像が多くなったので、続きは次の記事へ。

No.3490 (創作)


 布製ブックカバーの作り方 その2
2011年11月19日(Sat) 
前記事より続き。
ベルトを間にはさんだ状態で、折り込んである辺以外の五辺を縫います。この時、最後にひっくり返すための口を、五センチぐらい残しておきます。



前記事の設計図の状態になりました。
これをひっくり返し、開いている口部分の縫い代を内側に折り込んでかがってやれば完成です。



お好みで裏返しても使える、リバーシブル仕様。
ちょっと手間はかかりますが、両脇を折り返して上下を縫うタイプよりもジャストフィットかつ丈夫で綺麗な仕上がりとなります。
ちなみに使用する布は、あまり厚くない柔らかなもの(木綿とか)の方が使い心地が良いかと。また縫う前に一度布を洗濯しておかないと、洗った際に縮むおそれがあるので要注意。あとは作業中こまめにアイロンを活用することぐらいでしょうか。布をひっくり返す前には、縫い代を縫い目で折ってアイロンで押さえておかないと、なかなか綺麗になりません。
さあ、あなたも自分一人のオリジナルブックカバーを手にしてみませんか?

……って、自分で作ってから言う台詞ですか、そうですか_| ̄|○
良いんだ、布は自分で選んだから……この間の蔵書印アイロンプリントだってつけたんだから……(しくしくしく)<ちょっと自分で作業してみたかったらしい

追記:
リベンジして、今度こそ自力で作成しました。
ちょっと違うバージョンです。詳しい記事は↓こちら。

 布製ブックカバーの作り方 外ベルト式 その1
 布製ブックカバーの作り方 外ベルト式 その2

さらに追記
記事をまとめて加筆修正したものをサイトにもUPしました。
そちらの方が読みやすいと思うので、ご興味がおありの方はそちらもどうぞ。

■布製ブックカバーの作り方 スライド式
 http://plant.mints.ne.jp/takara/bookc/1.htm
■布製ブックカバーの作り方 外ベルト式
 http://plant.mints.ne.jp/takara/bookc/2.htm
No.3491 (創作)


 布製ブックカバーの作り方 外ベルト式 その1
2011年11月20日(Sun) 
昨日、ブックカバーの作成記事をUPしたあと、ネットで検索してみたら、けっこういろいろな方が作成に挑戦してらっしゃいました。作り方もそれぞれで千差万別です。
でもって、それらを眺めていたら、なんだかやっぱりうずうずしてまいりまして。
さらに「これなんかもっと使いやすそう。まっすぐ縫うだけだから、私でもなんとかなりそうだし……」とか思ってみたりして。

そんなわけで、母が午前中いっぱい外出していた本日。
今なら邪魔が入らないと、リベンジしてみました。

まずは簡単な設計図(クリックすると拡大します)。

クリックすると拡大します


基本的なところは、昨日のものとあまり変わりません。角の切り落としがなくなったのと、ベルトの位置が端ギリギリに移動したぐらいです。

でもって、まずは裁断。
本体の幅は「縫いしろ+裏見返し+(本の横幅×2)+背表紙の厚さ+表見返し+縫いしろ」。裏表の見返しは5センチぐらいが良いようです(っていうかぶっちゃけ、見本の書籍からカバーを外し、広げて布の上に置き印をつける。そしてその周囲を縫いしろ分5ミリぐらい余裕をもって切ってゆけばOKかと/笑)。
なおベルトの布は、本体の布の丈よりも3〜5ミリ程度長めにします(たるませるため)。
ちなみに本体の高さ(縫い目と縫い目の間)は実物に合わせて調整ですが、布の厚さを考えて、1〜2ミリ余裕をもった方が良いようです。
そして昨日も書きましたが、同じ文庫や新書でも出版社によって微妙に大きさが異なるので、できるだけ大きめ厚めの書籍を基準にしておくと、どの出版社のものでも入れられるようになります。



裁断終了。
必要な布は基本四枚。本体用を二枚とベルト用の二枚です。
このあたりも昨日と同じく、表裏で違う布にするも良し。同じ布にするなら、倍の幅の一枚布を二つ折りにして作るのもありです。

ベルトの布は表を内側にして両脇を縫い、ひっくり返します。
本体の布も表を内側にして重ね、まず両端の短い辺を縫い合わせてしまいます。それから片方を見返し分だけM型に内側へ折り込みます。
一枚布を使う場合は二つ折りにして輪になった方を、内側に折り込みましょう。



折り込んだのと反対側の縫い目にそって、ベルトの布を挟みます。使用時に表紙や折り返した布を通す分、ベルトは3〜5ミリ程度たるませておきます。



後でひっくり返すための空き口を5センチぐらい残して、上下を横にまっすぐ縫います。
くり返しますが、ひっくり返すと布の厚みだけ小さくなるので、本の高さより1〜2ミリ大きめの位置で縫った方がいいです。
縫い終わったら、縫い目にそって縫いしろを折りアイロンで押さえたあと、空き口からひっくり返します。四隅の角は、針先などを使ってきっちり引き出しましょう。
最後に空き口の縫いしろを内側に折り込んで、外から見えないように糸でかがります。
で、完成形はこんな感じ。
今回も気分次第でリバーシブルできる仕様です。



使い方は次の記事で。

No.3492 (創作)


 布製ブックカバーの作り方 外ベルト式 その2
2011年11月20日(Sun) 
前記事より続き。
まず端のベルトに、反対側の端をくぐらせます。



そのままずるずると引っぱって、ベルトまで五センチぐらい残したところで全体をひっくり返すと、あら不思議、ブックカバーの形になっています。



ベルトが外に出ているので、ベルトがある側を表にして装着するとこんな感じに。

  

ベルトが外側に位置するため、少しぐらい布が厚くても表紙と本体の間でゴロゴロしません。またベルトを布の端っこギリギリにつけているので、厚い本に装着したら折り返した布がベルトに届かないとか、逆に薄い本に装着したら布の先が余ってページにつっかえるといった事態が減ります。あと本の表がどっちなのかも判りやすいですね。
そして見た目もなんとなくお洒落かとvv なんかブックバンドでもつけてるみたいで。
ちょっとつぶれてて判りにくいですが、最後の写真ではベルト上部に二つほど、アクセントに真鍮色のハトメをつけてみました。他にもたとえばベルト用金具とか刺繍やアップリケをつけてみたり、あるいはベルトをレースやチロリアンテープなどで代用してみるのも素敵なんじゃないでしょうか。

なにより、作り方がシンプル(まっすぐ縫うだけ)なのが一番ありがたいです。
縫い物に慣れていない私でさえ、布選びや採寸から始めて、ミシンを使わず手縫いで地道にチクチクやっても、せいぜい二時間とちょっとでできあがりましたもの。
ふはははは、どうだ母よ!! 私でもなんとかこれぐらいは作れるんだ。思い知ったか(哄笑)

久しぶりの(邪魔の入らない)創作作業、非常に楽しかったです♪

昨日作成した、折り返し式カバーの記事はこちら。

 布製ブックカバーの作り方 その1
 布製ブックカバーの作り方 その2

また今回、外ベルト部分を参考にさせてもらったのはこちらです。

■KIRI☆式布製ブックカバーの作り方 - 幸詰草のある道
 http://plaza.rakuten.co.jp/yukitsume/7000

注:こちらの方式で作成したブックカバーの商用利用については、規約があるようです。ないとは思いますが、もしも私用以外で参考にされたいかたは、↑のサイトで御一読下さい。


追記:
記事をまとめて加筆修正したものをサイトにもUPしました。
そちらの方が読みやすいと思うので、ご興味がおありの方はそちらもどうぞ。

■布製ブックカバーの作り方 スライド式
 http://plant.mints.ne.jp/takara/bookc/1.htm
■布製ブックカバーの作り方 外ベルト式
 http://plant.mints.ne.jp/takara/bookc/2.htm
No.3493 (創作)


 どんだけ運動不足
2011年11月21日(Mon) 
朝からなんだか、太もものあたりが痛かったのですよ。
筋肉痛? でも昨日はいつものようにトータル一時間ほど歩いただけで、特にこれといった運動なんかしなかったはずだけどなあ?? と首をかしげていたのですが。

昨日のブックカバー作成記事を読み返したあと、トイレに行って座ろうと前屈みになったとき、天啓がひらめきました。
そうだ、あれだ!

そう、昨日ブックカバーを作っていた際に、膝立ちで前屈みになってアイロンをかけていたのです。

布が歪んではならじと、裁断前にしっかりと皺を伸ばし、その後も一ヶ所縫うたびにアイロンをかけ。さらにひっくり返す前には縫い代を折ってきっちり押さえ、完成品にもまた、これでもかと言うほどかけまくったものです。つまりかなり長時間、中腰姿勢でいたはずなのですよ。
あと作成途中の写真を撮るのにも、膝と腰を中途半端に曲げた状態で何度も静止しておりました。

あ・れ・か……(苦笑)
っていうか、どんだけ運動不足なんだ自分_| ̄|○
洋裁って体力勝負なんですね、とか言って誤魔化してみたり。

夜の七時過ぎ、家族でテレビを見ていたら、いきなり真っ赤な地図と共に地震警報が表示されました。「広島県北部で地震発生。強い揺れに注意してください」との表示に、どうすればいいのかと浮き足だつ一同。
幸いにもそうこうしているうちに、うちの県での揺れも発表。このあたりでは、ほとんど体感されない程度の「震度2」ですみました。しかし広島の三次では「震度5弱」とのこと。あのあたりには、別管理しているサイトでのお知り合いが何人かお住まいですし、非常に心配です。幸いそのうちお二方は、早々にサイトの方で「無事」との発表をなさってましたが、他の方は……そして二次災害はどうなっているのやら。
夕食時だし、火事とか起きていないか心配です。まだ夜だから、情報もなかなか集まってきていないでしょうし。
内陸だから津波の心配はないようですが……ひどい事態にならないことを祈りたいです。
とりあえずうちでは高い場所に置いてある割れ物を、床に下ろしたりと予防処置とか。
はあ、最近の日本列島はどうなっているのでしょう……
No.3494 (日常)


 2011年11月22日の読書
2011年11月22日(Tue) 
本日の初読図書:
「スイスのロビンソン」ヨハン=ダビット=ウィース、小川超訳

嵐で船が座礁し、マレー近辺の名もなき無人島に放り出されてしまったスイスの牧師夫婦と四人の息子達。ボートで脱出した他の船員は誰一人助からなかったけれど、幸い船には開拓移民用の資材や家畜が豊富に残されていた。
島に上陸した一家は船から少しずつ資材を運び、野獣を避けるためのツリーハウスや洞窟に手を入れた岩屋などを作ってゆく。家畜を増やし、野菜や果樹を植え、危険な猛獣と戦ったり、野生動物を飼い慣らしたり。
そうして無人の島を開墾し、彼らは「新スイス国」を作り上げてゆく。
家族六人と家畜達だけが住まうその土地で、いつしか十年の月日が過ぎていったが ――

この日記で何度も話題にしている「スイスのロビンソン」。
これまで読んでいたのは宇多五郎訳の旧字新仮名版でしたが、こちらは小川超訳の新字新仮名、つまり現代語です。出版されたのがたった二十年がとこ違うだけで、こんなに読みやすい文章に変わるんですね……ちょうど過渡期でもあったのでしょうが、ちょっとびっくりしました。残念ながらこちらも現在は絶版。 Amazon でも見つからなかったので、書影はなしです。
でもって、内容は宇多版とほぼ変わりませんでした。どちらも完訳と言っていいんでしょうね。岩波文庫上下巻と比べて、ハードカバー 360 ページでも、削られていると感じた所はほぼありません。場所によっては多少記述が簡略になってるかな、という程度で。むしろ挿し絵が多く、地図も拡大されて(そのかわり一部になってましたけど)いたので、ずいぶん判りやすくなっていました。
そうか、岩波版の地図は東が上になってたのか、とか……道理で読んでいて混乱したはずです。もっともこの本の地図も南が上になっているので、ときどき悩ませられましたけど。
あとちょっと残念だったのは、各地の名称が一部横文字のままだったところですね。
宇多版では「テントの家」だったのが「ツェルトハイム」、「たかの巣城」は「ファルケンホルスト」、「岩屋」が「フェルゼンハイム」などなど、馴染みのないドイツ語のままだと、どれがどこだか混乱してしまいました。このあたりはかの「指輪物語」が映画化された際の翻訳でも、ファンの間でいささか問題になりましたっけ。

ちなみに小川さんの著作権が切れるのは、宇多さんと同じ年。どうせテキスト化するなら、むしろこっちの方がむいてそうですね(笑)
No.3495 (読書)


 寒かった……
2011年11月22日(Tue) 
昨夜布団に入った頃から、かなり身にしみていたのですけれど。
今朝は天気が良くて放射冷却にでもなったのか、非常に気温が低うございました。朝イチのウォーキング(もどき)はデニムジャケットでどうにかしのぎましたけど、出かけるため自転車に乗ろうとして「……無理」と結論。
昨年に買ったはいいものの、ほとんど着ることのなかったダウンコートを出してきました。
やー、正解でしたね。自転車で風を切るとさらに寒いこと。むしろ「手袋もしてくれば良かった」と後悔するぐらい。目的地に着いてからもしばらくは指先がジンジンしてました。
考えてみれば11月ももう終わり。確か中学の校則が「ジャンバー、コートは11月から着用可」で、その時は「もう寒いのに」としきりに文句をつけていた記憶があります。それを思えばむしろ出すのが遅かったぐらいですか。
どうか今年こそはちゃんと活用できますように。
No.3496 (日常)


 てへ?
2011年11月23日(Wed) 
ちょっと捜し物があってタンスの中をひっくり返していたら、こんなものが出てきました。



見ての通り、迷彩模様のハンカチです。
……あー、確か長兄がまだボーイスカウトやっていた頃、キャンプ地土産かなんかで買ってきてくれたんじゃなかったっけ?
一応ありがたくいただいて、それこそガールスカウトの野外活動時とかに二三度は使ったものの、さすがに恥ずかしくてしまい込んでいたような記憶がうっすらと。
ハンカチだけあって木綿100%の平織り。手触りもそう悪くなく、むしろ数度使ったおかげでほどよくこなれています。

「…………」
「………………」

しばし長考。
結局、こうなりました。



文庫サイズですvv
ちなみに今回のチャームポイントは真鍮色の鋲金具。コンセプトは自衛隊? みたいな?
だって迷彩のハンカチなんて、このまま持っていてもどうせ使わないまま、ずっとしまい込んでおくだけでしょうし。それなら有意義に使った方がハンカチも報われるってものですよねvv
薄い割に丈夫でしなやか、裏地に使った布との相性も良かったようで、前回のよりもさらにゴロゴロ感が軽減されて、大満足の仕上がりです。
あ、ちなみに今回は母を拝み倒して(途中で手を出さずに)レクチャーしてもらい、ミシンを使って縫ってみました。随所でもらった細かいアドバイスのおかげで、余裕の取り方や縫い代のひっくり返し方なども工夫できて、やはりちゃんと洋裁学んだ人の言うことは違うなあと、しみじみ思い知らされてみたり。

さて、これで文庫用、新書(マンガ単行本)用、B6版(大判新書)用、各種二枚が取りそろいました。これで「新刊買ったから、前の巻とあわせて二冊持って出たい」と言うときにもばっちりです。
普通に買ったら安くても1枚1000円。上等なのだと3000円近く。
それが6枚。しかも一部はリバーシブル仕様。布から金具から、すべて自宅にあったものだけで作れてしまったのだから素晴らしいvv

……母の端切れコレクションは、若い頃からの古着リサイクルやらなんやらから始まってずっと続いているので、探せばいろいろ見つかるんですよね。中には花嫁衣装を染め直した絹地とか、我々が子供の頃に作ってもらったカバンや洋服の残り布とか、超絶懐かしいものも数多く。 今回の迷彩ハンカチの残りも、しっかり加えておきました(笑)
ボタンとかハトメとかの各種パーツなんかも、ジャンク品含めてしっかり整理して保管してあるし。創作活動が好きな人は、そのあたりさすがですねえ(しみじみ)

まあ私は私で、PCの使い方指南でお返ししてるからいっか(笑)<母は毎回同じ事を訊きにくる
人間、それぞれ向いていることを分担してやるのが効率的ですよね?
No.3497 (日常)


 更新情報(2011年11月25日)
2011年11月25日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」六一話目をUPしました。
No.3498 (更新)


 2011年11月25日の読書
2011年11月25日(Fri) 
本日の初読図書:
448841611X雲上都市の大冒険 (創元推理文庫)
山口 芳宏
東京創元社 2011-01-08

by G-Tools
戦争後の復興も落ち着きを見せてきた、昭和二十七年。
東北の海抜千メートルに位置する四場浦連峰には、『雲上の楽園』と称される大規模な鉱山都市が存在していた。労働従事者は五千人、家族などを含めると一万三千人以上が住むその都市には、学校や病院、郵便局などの各種施設が完備され、電気、ガス、水道といった光熱費も無料なのだという。
そんな『楽園』で、恐ろしい殺人事件が起こった。撲殺後に死体を鉱山内の線路に放置、首と足を切断されたのは、鉱山の持ち主である三河正造社長。事前に予告したうえで彼を殺したのは、正造らによって二十年以上も鉱山内に監禁されていたという謎の男、岸本座吾朗らしい。しかし座吾朗は事件の前日まで鉄扉を溶接した密室の中に閉じこめられており、正造が死んだときもその扉は閉ざされたまま、忽然と姿だけが消え去っていたのである。
そしてさらに凄惨な、第二第三の殺人が続く ――
座吾朗はどうやって地下牢から脱出したのか。何故、正造達を殺してゆくのか。そもそもどうして彼は、二十年も閉じこめられていなければならなかったのか。
横浜で開業している弁護士の殿島は、正造の息子である正一郎から呼び出しを受ける。それは警察への対応と、そして事件解決を依頼した探偵の助手を務めよとの理由からだった。
気が進まないながらも訪れた東北で彼を迎えたのは、非常に奇矯で個性的な二人の探偵。
かたや白いスーツを着こなす行動派、眉目秀麗で気障な荒城咲之助。
こなた黒い学生服をまとい近未来的な義手を使いこなす、おしゃべりな頭脳派 真野原玄志郎。
二人の探偵と助手に任じられた弁護士は、果たして事件の謎を解き、連続殺人を食い止められるのか ――

タイトルと表紙に惹かれて読み始めたのですが、最初は少々しんどかったです。語り手の殿島さんは周囲に振り回されすぎだし、探偵達はエキセントリックすぎて、なんだかついていけないし。
ぶっちゃけ最初の五十ページを読むだけで、二日ぐらいかかりました。しかし真野原がいったん諸事情で姿を消し、荒城と殿島が皆の前でお約束の推理ミスをかますという一幕を越えてからが、面白くなってきて。
っていうか、推理ミスしてちょっとテンションの下がった荒城が、なんだか可愛く見えてきたというか(笑)
殿島を使える助手と認めて、一緒に行動し始めるとなんだか微笑ましいvv
その後、真野原にバトンタッチしてからも、なんだかんだで殿島さん、しっかり認められてる感じだし。やはりワトソン役は探偵の良き相棒でなければなりませんよね、ふふふふふ。
この話はタイプの異なる二人の探偵が登場しますが、どちらもしっかりキャラが立っていて、ちゃんとそれぞれに見せ場があったので嬉しかったですね。もちろん助手の殿島さんも。さて、あなたはどなたがお好みですか? みたいな。
しかし人の命がなんだか軽く扱われているのは、ちょっと気になりました。……まあ、ミステリ物でそこを気にするのが間違いかもしれませんが。しかし何人も人が死んでおいて、本当に悼まれているのは半分もいるのかどうか。とばっちりで殺された警官や鉱夫なんて、存在すら忘れられてないか……?
まあそれはさておき。
トリックの是非とか、探偵としての有りようとしてそれはどうなのとか、つっこみどころはいろいろありましたけれど、総じて面白かったです。いきなり二十一世紀に飛ぶエピローグの雰囲気とか、こういうのけっこう好きです。
とりあえず続きが二冊ほど出ているようなので、そちらもまたチェックしてみようかと。
……真野原が片腕を無くした経緯とか、探偵二人が知り合った状況とか、そのあたりも気になるなあ。
No.3499 (読書)


 2011年11月26日の読書
2011年11月26日(Sat) 
4864231389G・DEFEND(39) (冬水社・いち*ラキコミックス)
森本 秀
冬水社 2011-11-20

by G-Tools
もうすぐ40巻の大台。既に出ることは決定してるらしいですね。私が持ってるマンガの中では、一番巻数あるかも? あ、QEDが既に40到達してるか。
とまれ今回は、石川にプロポーズする同性婚OKの国の美形王子様来日話、ガードドッグ導入計画に伴う尾美の犬トラウマ克服話の二本立て。
王子様が国会内でテロに襲われて大変なことになりましたが、今回も篠井副隊長は御不在でした_| ̄|○
あの人、心身ともに強すぎるせいで、いらっしゃると危機的状況が成り立たないからじゃないかとか、邪推してしまいますよ森本先生……(しくしくしく)<かなり好き
美形王子は引き際が良かったこともあり好印象。尾美もダグだけは大丈夫になったようで、良かったです。がんばれ、次はキャロルだ(ぐっ)
……ちなみにキャロルがどういう犬だったのか、しばらく思い出せなかったりとか。やっぱりここまでシリーズが長くなってくると、細かいエピソード忘れてきますね(汗)
キャラもずいぶん増えてきて、読んでいて「??」なことも多いです。30巻まではスキャニングしちゃったから、なかなかパラパラッとめくり返せないしなあ。
No.3500 (読書)


 目指せウォームビズ
2011年11月26日(Sat) 
すっきり晴れた本日は気温も比較的ましな方で、ウォーキングの帰り道などは、歩いていてコートの中でちょっぴり汗ばむぐらいでした。
しかしこれから寒くなっていく一方のこの季節。自室もどんどん過ごしにくくなっていくことが目に見えています。そんなわけで本日は、太い毛糸でざっくりゴム編みしたレッグウォーマー(黒)を購入。 380 円也。
店頭で引き延ばしたり足に当てたりして一番太いものを選んだおかげで、ジーンズの上からでも無事履けました。膝から下が暖かいですvv
これから寒い冬の自室で、ちゃんと役に立ってくれるといいなあ。
No.3501 (日常)


 今から熊狩りに行ってくる
2011年11月27日(Sun) 
昨日購入したレッグウォーマー、なかなか温かいのは良いのですが。
深靴型の室内履きと合わせてズボンの上から履いていたら、長兄に「まんまマタギだな」と言われてしまいました。確かに(笑)
これでフェイクファーの袖無しでも着ていたら、完璧でしょう。そういえば納戸にそんなのしまってあったような……(こらこらこら)
さすがに外へつけて出る勇気はありません。
昔に母が手編みしてくれた辛子色のとかは、冬場の現場事務所内でストッキングの上からお役立ちでしたが……あれどこいっちゃったのかなあ。見つかっても、既に足が入らない可能性が高いですけど(−ー;)
No.3502 (日常)


 2011年11月28日の読書
2011年11月28日(Mon) 
本日の初読図書:
4125011761祝もものき事務所2 (C・NOVELSファンタジア)
茅田 砂胡 睦月 ムンク
中央公論新社 2011-11-24

by G-Tools
やる気も推理力もない、ただありえない確率で手がかりを「偶然」引き寄せる。そんな才能を持つ調査事務所所長のお話、2冊目。
1巻がゲストキャラと状況説明ばかり目立つ話だったので、続編に期待していたのですけれど……今回もやっぱりそんな感じでした。むしろ輪をかけてメインキャラが空気。
さらに言うなら、ゲストキャラの人間関係がややこしすぎて、もうなにがなんだか。
離婚再婚養子縁組が入り乱れ、資産家の遺産相続問題ががっぷり三つ巴。名前だけ出てきた登場人物含めるなら、三十人ぐらいいたんじゃなかろうか(汗)
そしてゲストキャラ達は相変わらず、気っ風の良い男前な味方と下劣で低能な悪役という感じ。味方はどこまでも魅力的で、悪役はどこまでもお粗末です。
んー……せっかく設定を個性的にしてあるのだから、もうちょっとメインキャラ達を活躍させてほしいなあと思いました。話の展開も、視野の狭い思い上がりの資産家をこき下ろすという、前作と同じパターンでしたし。
しかも今回は、せっかくの太朗ちゃんの特異体質もそんなにクローズアップされてなかった感じだったりとか、思うところはいろいろと。
まあ気軽に楽しく読めたことは確かなんですけどね。
まさにコピーの如く「事件はあっても推理はない」という感じでした。
No.3503 (読書)


 洒落の「しゃ」は
2011年11月29日(Tue) 
ずっと「酒」だと思っていた。
……そんな人、私の他にもいませんか?

とあるクイズ番組でたまたま知った、今さらな事実でした。
ちなみにうちは基本的にクイズ番組ばかり見ています。ああ、まあニュースも見ますけど。あと父だけはよくぞそれほどと思うほど、あらゆるドラマやバラエティ、情報番組を録画しまくって、せっせと毎日消費してますが。
一時の乱立とは打って変わって、昨今はクイズ番組がめっきり減って寂しい限りです。今はQさまぐらいですかね、楽しんで見てるのは。あとはネプリーグとTORE、ペケポンあたりでしょうか。世界ふしぎ発見も、クイズ数減らして旅番組っぽくなっちゃったしなあ。
昔の平成教育委員会とか、IQサプリみたいな番組、またやってくれないかしら……
No.3504 (日常)


 2011年11月29日の読書
2011年11月29日(Tue) 
本日の初読図書:
「【習作】喫茶店?いいえ茶屋です(Arcdia)」〜06
 http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=tiraura&all=29510

異世界に落ちて何故か若返りまでしてしまった少年が、喫茶店ならぬ和食を提供する茶店を経営するお話。日常ほのぼの系。
習作と言うだけあって、細かい設定はすっ飛ばしなのか、あえてそのへんはシンプルにしているのか。主役のトリップ前が青年だったのか老人なのか。何故、和食作成の知識がそんなにあるのか……それどころか名前さえ不明です。
ただのんびりまったり、創作和食(和菓子)を造って常連友人に提供しているだけ。
読んでいるとそれなりに和むかと。
No.3505 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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