2011年09月01日の読書
2011年09月01日(Thr)
|
|
|
本日の初読図書: 先日読んだ「マックス・カラドスの事件簿」と同じく、創元推理文庫から「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」と副題をつけて出版された、第一期七作品の内のひとつ。 ボストン在住の哲学博士であり法学博士であり、王立学会会員かつ医学博士。その他様々な肩書きを持つオーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン教授を主役とする短編集です。 ドゥーゼン教授の外見は、けして格好良くはありません。矮躯で細身で、不格好に大きな頭はまるでドームのよう。分厚い眼鏡の奥の水色の瞳は、斜視の気まである。解説文いわく「むしろグロテスクと言うのが適切なくらいの畸人」。 しかしその頭脳は卓越していて、持ち込まれた不可能とも思える事件を、見事に解きほぐしてゆきます。その推理は論理を重要視し、口癖は「二足す二は常に四だ」。 どちらかというと安楽椅子探偵に近く、もっぱら新聞記者のハッチと電話を駆使して情報を集め、現場にはまったく行かないこともしばしばです。 謎を解くことを楽しみとし、報酬は謎そのものだとしているので、たまに金銭を受け取っても施設に寄付したり。 なかなか特徴的かつ、魅力的な造形ではないでしょうか。 肝心のストーリーやトリックも、かなりおもしろかったです。論理的を謳う古典ミステリは、いま読むと「なんだかなあ」と思う作品も多いのですが、この本は収録11作、どれもほとんどそんなことがありませんでした。
ただ困ったのは、何故か読んでいると眠くなってしまうこと(苦笑) 面白いし、文章だってそんなに難解でもなく、人間関係も呑み込みやすいのに、どうしてなのか文字を追っていると眠気が……(−ー;) 一回開くごとに一話読むのがやっとという日が続き、今日になってどうにか ―― やはり途中何度か沈没しつつも ―― 後半を読み通すことができました。読み始めてから五日もかかっちゃいましたよ。 おもしろかったので続きを借りるのにやぶさかではないのですが、次回もこんなふうになるのであれば、返却期限までに読み切ろうとするなら、いっしょに借りる本は考えた方が良いかもしれません……
|
No.3337
(読書)
|
|
|
|
|
これは昨夜の話ですが。 パソコンの熱さ対策に意識が向いたところでふと気がついて、外付けHDDの方にも手を触れてみました。ちなみに私が使用しているのは、
このふたつ。 320GB の方は、机の引き出しと天板の隙間に寝かせて置き、 1TB の方は足元に立てて設置していたのです。本当は蹴とばすのが怖いので、どちらも隙間に寝かせておきたかったのですけれど、 1TB の方は縦置きしかできなかったので、やむなく足元に置いていた次第だったのですが。
1TB の方は……ふむ、ちょっとなま暖かいかな? さすがに冷たくはないという程度か。まあ稼働中のマシンとしては普通でしょう。 では 320GB の方は……ちょっと奥だから手が伸ばしにく……って、熱っっつ!?
なんというか……ちょっとヤバイだろうこれはと言うぐらい、思い切り熱持ってました(汗)
いままで動作不良起こしたことなかったから気付かなかったけれど、これはさすがにマズイんじゃないか!? 冷や汗などかきつつ、即行で隙間から取り出しました。 横置きということは、それだけ熱放出をする面積が少ない訳で。しかも机と天板の隙間って見るからに風通しが悪いし。さらに言うなら私の机は木製なので、金属製のそれよりさらに熱がこもるだろうことは容易に想像できます。 これは蹴飛ばすのが心配とか言ってる場合じゃないだろうと、急遽こちらも足元に縦置きすることにしました。 足元を埋めていた各種DVDを整理して、しばらく試行錯誤。 なんとかこんな感じに落ち着きました。
右上の黒いケースを置いてある所が、いままで 320GB を横置きしていた場所。 そして足元に縦置きしたHDDの下に辞書が積んであるのは、USBケーブルの長さが足りなかったから。 横置きにしていたHDDも、納戸にしまっていた外箱を出してみたら、縦置き用のオプションパーツが出てきたので、良い具合に安定してくれました。 しばらくしてから触れてみると、それでも熱いのは、やはり型式が 1TB のよりも古いからでしょうか。それでも今までの状態よりはマシなんじゃないかと。 これで少しは寿命が長くなってくれると良いのですが……
※その後、 Amazon のユーザーレビューを見に行ってみたら、この手のHDDは「筐体の金属部分からちゃんと放熱しているからこそ熱くなる」ということらしいです。ちょっと安心しました。 でもやっぱり、放熱面積が広いに越したことはないでしょうから、このまま縦置きで運用しようと思います。
|
No.3338
(電脳)
|
|
|
|
更新情報(2011年09月02日)
2011年09月02日(Fri)
|
|
|
閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」五〇話目をUPしました。
そして随時継ぎ足してきたテキスト版が 255KB にまでなったので、さすがに電話回線の人とか辛いだろうと、 lzh 形式で圧縮しました。現在 136KB です。
……初心者の方とかには zip 形式の方が優しいかなあとも思ったのですけれど、自作のDL版やツールを配布し始めた頃からずっと lzh でやってきたし、今さら変更するのもなあという感じで…… 不親切ですみません。なにしろ Win98 の頃は、圧縮機能は標準装備じゃなかったから(遠い目) 解凍ソフトはフリーで優秀なのも簡易なのもたくさん公開されているので、そちらを御利用いただければ幸いです <( _ _ )>
|
No.3339
(更新)
|
|
|
|
|
一昨日のお昼時に注文した卓上扇風機、今日の午前中にもう届きました。早いぞ熱帯雨林。これに慣れてしまうと、普通の店でのお取り寄せができなくなってしまうではありませんか。 ともあれ即行で梱包を開けて、セッティングしました。あんまり急いだので、外箱を撮影しておくのを忘れたぐらいで(苦笑) で、もって。
とりあえず、こんな感じに置いてみました。 だいたいキーボード手前部分の左側と、タッチパッドのあたりが熱を持つようなので、そのあたり重点的に風が当たるように。首ふり機能は使わないかと思っていたのですけれど、これが案外いい感じ。キーボード全体を冷やしてくれる上に、手前に来たときには私にまで涼を運んでくれる特典がvv<エアコンの設定が上げられて、節電にもなる? 台風の影響か今日は比較的気温が低いため、ちょっと効果を確認しにくい感じもありましたが、それでも本日の段階では確実に有効になっています。手を触れると温かかったパソコン表面が、机と同じぐらいの温度になってますし、本体を持ちあげて底面に触れてみても、明らかに昨日よりぬるいです。
懸念どころだった音の大きさは、ぶっちゃけエアコンの方がはるかにうるさいし(苦笑) 音の質もあるのでしょうが、個人的にはノート本体のファンの方がよっぽど気になるほどだったので、無問題です。 あとは耐久性かな……首を振らせることにしたぶん、負荷が高くなったかも……せめて一年ぐらいは保って欲しいところですが。まあ、冬になったら必要ないでしょうしね。 ……これで、いきなりパソの電源が落ちるという恐怖がなくなってくれますように( ̄人 ̄)ナムナム
あと今回の台風12号は、ちょっとびっくりするぐらいの直径ですね。なんか天気予報見る限り、山口から東京まで呑み込むほど。その中心がちょうどこのへんを通りそうで、少し怖いです。最初はもっと東よりの進路だったのに、怖いなあ。何事もないと良いのですけれど。
|
No.3340
(日常)
|
|
|
|
更新情報(2011年09月03日)
2011年09月03日(Sat)
|
|
|
昨日UPしたばかりの「白髮鬼」の lzh 形式圧縮版ですが。 コメント欄より脆弱性についてご指摘をいただきました。改めて調べてみたら、 lzh 形式は作者さんも既に開発を中止なさっており、利用しないよう注意呼びかけがあったんですね。すみません、勉強不足でした。 おそまきながら、サイト内で配布している各種DL版やツールなどの圧縮ファイルを、 zip 形式に作りかえました(中身は変わっていません)。 気がついたら三十個近くあったんで、かなり手間でしたが……っていうか、どこか見落としがあるかもしれません(−ー;) ファイル容量の表記なんて、してなきゃ良かった_| ̄|○< lzh と zip では容量が変わる
もしもこれがDLできない。ここが lzh のままだという部分がありましたら、是非ご指摘いただければ幸いです。 脆弱性のご指摘を下さった方も、ありがとうございました <( _ _ )>
|
No.3343
(更新)
|
|
|
|
|
大型で勢力の強い台風12号は、山口どころか九州までをも呑み込んで、ノロノロと進んでおりますね。昨日の予報では時速二十キロ、3日の15時頃にはこのあたりに到達しているはずだったのに、さっき見たときは時速十キロ、経過予測時刻は四日の深夜から明け方ぐらいになってました。なんでも大陸側と太平洋側に鎮座する高気圧に押し戻されて、速度が上がらないのだとか。雨量もかなりあるようですし、怖いです。 とりあえず、日よけに窓の外へぶら下げていたスダレ三枚を取り外したりとか、いろいろと。 ありがたいのは、気温が低くなっていることだけですね……
午後に数時間を費やして、サイトの改変作業をば。 やり始める前は気が遠くなるかと思いましたが、為せば成るものですね(遠い目) 塵も積もれば山になるとは良く言ったもので、我ながらよくあれだけ圧縮ファイル作ったものだ……
こんな長時間作業が安心してできるのも、気温が低いのと、卓上扇風機のおかげと言うことで(笑)
本日のフリーソフト>
■Fuerza http://www1.bbiq.jp/jylki/
HTML の構造解析を行い、ファイルをダウンロードすることができるソフト。 任意の文字列が存在するページや、同じく任意の文字列があるファイル名を指定してDL可能。 さらにページのリンクを追跡して、その先にあるファイルもDLできるので、目次ページに最初の1ページしかリンクされていない小説も、一括でDLできます。 ……引っかかるのは、条件を指定するのがややこしいことですかね。あと同じフォルダ内に大量のファイルがある場合とか、解析に時間がかかるようです。 とりあえず1話目のみリンクされている小説をDLしたい場合、
実行(R)→カスケードダウンロード(C)で「カスケードダウンロード」タブを選択。
開始アドレス:目次のページ ページクエリ:ページ内にある任意の文字列(正規表現:複数指定:省略可) ファイルクエリ:ファイル名にある任意の文字列(正規表現:複数指定:省略可) 拡張子:複数選択時は : で区切る 追跡階層数:1〜最大話数分 対象パス:開始ディレクトリ以下(推奨?)
といった設定で良いようです。特に「対象パス」は「全て」を選んでしまうと、外部のサイトまで読みに行ってしまい、大変なことになるようです(汗)
あと、「オプション」タブで「ダウンロードするファイルのディレクトリ構造を再現する」にチェックを入れておくと、あとで閲覧する際に目次からのリンクが切れなくて便利なのかな? ページ階層が深いサイトでなければ、まだそうややこしいことにはならなさそうですが……ページクエリの精度がなんか微妙なような気も? 余計なファイルまで大量に引っかかってきている気がします(汗) 設定どこかで間違えてるのかしら……?
|
No.3344
(電脳)
|
|
|
|
夜のうちに過ぎたらしい
2011年09月04日(Sun)
|
|
|
高知県の沖にあった2日夜〜3日朝にかけては、怖いほどに風が吹いていた台風12号。何故か昨夜は不思議なほどに静かでした。おや? と朝になってからTVをつけてみても、あれほど放送していた台風情報がまるでありません。 ……ネットで調べてみたら、既に日本海上へ抜けておりました。 近畿から中部のあたりにかけてはだいぶ被害があったらしいですけれど、このあたりは割と拍子抜けな感じでほっとしました。 外していた日よけのスダレも、再び二階ベランダから吊し直し。 台風通過で下がった気温は、今日もエアコンなしで過ごせる一日を提供してくれました。
そして本日も古本などポチッとしつつ、熱帯雨林をうろうろしていていたら、マーケットプレイスで出品している店(ストア)のいくつかを、直接お気に入り登録できることに気がつきました。すべてではないようなので、これはストア側の設定なのでしょうか? 「中古品」ページで並んでいる出品者をクリック → 出品者の詳細のページで、出品者名の下に「***のストア」というリンクが貼られていたら、その先で同店舗で出品されている古本を検索できます。普通は同じ店舗から複数買ってもあまり関係ないのですけれど、やはり梱包や配送時間などの条件が良い店は、リピーターになりたくなるものです。何より一番良いのは、配送料を割引してくれるお店。 さっそく「一度に複数注文すると、配送料を100円割引してくれる店」をいくつかピックアップして、お気に入り登録しました。中には「二冊以降、一冊ごとに100円引き」という剛毅なお店も。これは今後ほしい古本が複数ある時に優先チェックですねvv
でもって、他にもちょこちょこお気に入りを整理したついでに、エクスポートして bookmark.htm を作成、バックアップしました。 あーんど、シグ3、ゼロさんで利用するために、置換ソフトで余計な情報を削ぎ落とし加工。
実は SigmarionIII も W-ZERO3 も、パソコンの「お気に入り」をそのまま移植することはできないのですよね。なんだかいろいろ方法もあるようですが、私は面倒なのでIEからエクスポートした html ファイルをブラウザのホームページに登録、リンク集として使うことで、お気に入りに代えております。 ただですね、このエクスポートファイル、IEでお気に入り登録した日時(?)とか最後に閲覧した時間(?)とか、あとアイコンデータとかリンク集として使用するには必要ない情報が、てんこ盛り入っているのですよ。おかげでゼロさんで読み込むときなど、ずいぶん時間がかかってしまいます。 それをふと思いついて、正規表現「 ADD_DATE.*?>」→「>」で置換してみたら、あらびっくり、ファイル容量が半分以下( 105KB → 51.1KB )にvv ざっと使ってみた感じ、リンク集としての機能には問題ないようですし、一発で変換作業できるのもありがたいところでした♪
そしてシグ3をいじったついでに、久しぶりにバックアップも取ってみたりとか。あと卓上扇風機を効率的に動かす爲に、ノートPCのUSB機器をいろいろ差し替えてみたり、机に貼るタイプのマウスパッドの位置を微調整して貼り直したりとかとか。こまごましたことを、こちゃこちゃと。
特にシグ3のバックアップは、なかなか終わらないなあ……もしかして、またも運用アシスタントのフリーズ!? なんて戦々恐々としていたのですけれど、どうにか三十分ぐらいかかって終わってくれました。あとから bkup フォルダ見てみたら、いつもそこで処理が止まったかと錯覚するレジストリと家計管理ツールのファイルが、それぞれ 700KB を超えてました。そりゃあ時間もかかるはずです(遠い目) 家計管理ツールなんて、 2004 年からのデータが集積されてるからなあ……でももうちょっとデーターを分割するとか、開発側さんも処理を考えて欲しかったかも。それともそんなに長い期間使用されることは、想定してなかったんでしょうか。PC用もないし、他機種へのデータ移植とかも考えられてなさそうだもんなあ……
そんな本日の疑問> シグ3の ftxBrowser 、左上の↑をタップするとツールバーが消えると知り、さらにオプションの「タブを小さくする(V)」にチェックを入れると、限りなくフルスクリーンに近くなるのが判ったのは収穫なのですが。 オフラインに保存した html ファイルをファイラーから開くことはできないのでしょうか? GSFinder+ を使って html とhtm に関連付けして、起動させるまではできたのですが、「表示するページなし」とエラーが出てしまうのですよ。同じく GSFinder+ の「送る」機能を使っても同様。開いた際のURLが、「file://\メモリーカード〜」ではなく「http://"/メモリーカード〜」となってしまうのですよね。先に ftxBrowser を起動しておいて、Ctrl + O で参照ウィンドウを起動すれば、そこから開くことはできたものの、いちいち深い階層まで掘り出しに行くのが面倒だし……起動パラメーターとかでなんとかならないものでしょうか(−ー;) あとショートカットキーで「ホームに移動」がないのも辛い……ツールバー消してると、メニューやアイコンからは移動できないし。しかたないから、お気に入りに bookmark.htm を登録して、三タップで表示できるようにはしましたが、その余計な二タップが面倒なんですよねえ。おまけにお気に入りから表示すると、いちいち新規タブで開いてしまうし。 むう、何かとままならないものですな……
|
No.3345
(電脳)
|
|
|
|
|
気力が保ったので、サイトの次回更新&改装準備をやっておりました。 現在使っている LITTLE HOUSE の葉っぱ壁紙は、背景部分の小模様が文字を読むのに邪魔っぽかったので、通年使えそうな植物素材を探してネット上をうろうろと。 雲水亭さんが閉鎖していなかったら、あそこの樹木壁紙が使えたのになあ……
そして久しぶりにエラーチェックと最適化をば。かなり時間がかかりましたが、これでまたしばらく保つでしょう。
あとは各種バックアップを取ったりとか。 Dドライブ丸ごとと、フリーソフトをインストール(&DLファイルを保存)しているフォルダと、あと Outlook の個人フォルダほど取っておけば、大体のことには対応できるはずなんですが。 なにか見落とししてないと良いんですけれど……
|
No.3346
(電脳)
|
|
|
|
今度はカタログ通販
2011年09月06日(Tue)
|
|
|
以前、母が取り寄せしている通販カタログ「メルシー」に載っていて、欲しいなあと思った商品がありました。 でも「懐が……」と、その時は諦めたのですよ。 ところが、今朝の新聞折り込みチラシで、同じ商品がまたも紹介されていたのです。しかもジャケットと口紅の二品とも。 特に口紅は、確か三度目の出会い。いま持っている一本きりの口紅は、安物買ったせいで非常に使いにくいというか塗りにくいのです。「落ちない」という謳い文句も魅力的。 ……これはもう、買うしかないでしょう。 とりあえず口紅の方は、三色セットを一本母に分けることで、三分の一負担してもらえることになりました<せこい はあ、またも無駄遣いをしてしまったか……?
百円ショップで売っていた、先が交換できるハンディワイパー(静電気でホコリを吸着するらしい)で、室内を掃除してみました。 机の上のOA機器の隙間とか棚の板、ベッドの下の収納スペースの中とか、枕元のライトとか、いい加減ホコリがえらいことになっていてですね(遠い目) ざっと払ったのちウェットティッシュで拭いたら、だいぶマシになりました<当社比 黒い機器が多いから、またホコリが目立つんですよ…… ウェットティッシュも、ずいぶん前に Amazon で送料合わせに買った(と言うだけでも、どれぐらい前か知れる)ので、いい加減使い切らないと乾いてしまうとばかり、最近ざかざか使っています。100枚入りなんだけど、まだ半分以上残ってるっぽいし(苦笑) ……っていうか、雑巾使ってこまめにきちんと拭き掃除しろって話ですよね。あはははは(乾笑)
|
No.3347
(日常)
|
|
|
|
2011年09月07日の読書
2011年09月07日(Wed)
|
|
|
本日の初読図書: 引き続き「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」シリーズのひとつ。 法医学士で弁護士のソーンダイク博士が、クリストファ・ジャーヴィス医師などをワトソン役に、謎を解いてゆきます。その手法はあくまで科学的。遺留品の服についたホコリを顕微鏡で分析したり、血痕を同じく顕微鏡観察して「ラクダの血だ」と証明してみたり。とにかく科学調査を旨としております。 書かれ方も独特で、倒叙推理小説と呼ばれる形式を確立した作品なのだそうです。すなわち最初に犯行が行われ、読者は犯人もその手法も知ったうえで、現れた探偵が謎を追ってゆくのを眺めるのです。いわゆる「コロンボもの」のはしり。 そしてソーンダイク博士の造形は、「エキセントリックな所のないホームズさん」と言ったところ。 頭が良く身体的にも優れ、これといったアクもない、ごく紳士的なお方です。探偵ものの主役としては珍しいタイプなんじゃないかと。 ……ただ収録作が、発表順にそったものではないせいもあって、「ソーンダイク博士って何者?」、「なんで警察は博士に相談を持ちかけてくるの?」、「博士とジャーヴィス医師の関係は?」といった疑問がいろいろ発生してきます。 そのあたりは同じく創元推理文庫から出ているという、第一作目の長編「赤い拇指紋」を読むと判るのかもしれません。図書館にあるようなので、借りてきたいと思いつつ、でもこのシリーズ読むのにけっこう時間かかるから、また他に借りたいものがなくなってきてからかなあとも思ったり。
個人的に面白かったのは、「おちぶれた紳士のロマンス」。結果的に殺人は起こらなかったし、終わり方も感傷的。犯人の行動とその裁かれ方には賛否両論あるでしょうが、心に残るお話でした。
|
No.3348
(読書)
|
|
|
|
2011年09月08日の読書
2011年09月08日(Thr)
|
|
|
本日の初読図書: 宝塚駅から西宮北口駅へ向かう阪急宝塚の今津線。わずか八駅ほどのその路線は、えんじ色の車体にレトロな内装が個性的な車輌が走っており、鉄道マニアや若い女性などから人気が高い。 そんな都会と田舎のちょうど中間にある路線のなかで、様々な人々が出会いちょっとした交流を重ねてゆく。心温まることもあれば、突き刺されるような痛みを感じることもある。それでもあとには、なにかしら残されるものがあるはずで。 袖すりあうも多生の縁。行き交う人々が織りなす、種々雑多な物語 ――
オフ友ちなつに勧められて、借りてみました。「三匹のおっさん」と同じ作者さんのお話です。以前映画にもなったとか。 ありがとう、ちなつ! めっちゃ面白かったよ。特にきみの言っていたとおり、えっちゃんの彼氏話は腹がよじれるほどに笑ったわvv あと今回は御婦人でしたが、またも格好いいご老人が登場しました。すぱっとシンプルに心に残る言葉を放つところといい、孫に甘すぎないところといい、時江さん素敵です。討ち入りを果たした翔子さんも強かった。図書館カップルや大学生カップルは微笑ましいし、ミサも頑張った! 駅ごとに構成された、ちょっとずつ重なり合う短編集。どのエピソードもおもしろくて、一気に読んじゃいました。 思考機械やソーンダイクはあんなに時間かかったのに(苦笑) 有川さんの本はもう一冊借りてきている(うえに、更に予約もしている)ので、そちらも楽しみになりました♪
|
No.3349
(読書)
|
|
|
|
ブラウザいろいろ
2011年09月08日(Thr)
|
|
|
最近、朝方IEの調子がよろしくないので、その間は Opera を使っているのですが。これがなかなか悪くないというか。 動作軽いし、タブが増えるときも早いし、新窓で開くリンクも右クリック → 開く、で同窓で開けるし。行幅を広げる BOOKMARKLET も見つけられたし。 ……これで BOOKMARKLET をツールバーに追加できたり、同じくユーザースタイルシートを適用できる BOOKMARKLET が見つかったり、そんでもってなおかつルビ表示してくれたりしたら、乗り替えを視野に入れても良いんだけどなあ。 ああでも良く考えたら、右クリックで定型文入力とか、ソースを好きなエディタで表示して編集とか、カスタマイズしまくってるよな、IE……やっぱり乗り替えは無理だろうか。IE以外のブラウザは、使ってるキーボードランチャーとの相性も悪いしなあ…… そしていつの間にか起動しなくなっていた Firefox も、ついでにアップデートしたら、再び起動するようになりました。一応、ときどきはサイトの動作確認にいるので、使えるようにはしておかないと。 しかしネスケはいつの間にやらサポート終了ですか。ネットの盛衰は激しいなあ。
このところ、少しずつ部屋やPC、シグ3やゼロさんの中身などを片付けています。 部屋の掃除とデータ整理と同じにくくるのは、ちとあれかもしれませんが。でも気持ちがすっきりするのは共通していると思います。 今日は机の上で ―― 文字通り ―― ホコリに埋もれていた、CDラジカセを納戸にしまいました。中学の時にクリスマスプレゼントに買ってもらった代物。当時はまだCDも出まわり始めてそう経ってはおらず(年がバレる/汗)、ダブルカセットのそれはかなりの巨大さで場所をとってくれてました。それでも毎日タイマー予約で目覚ましとして働いてくれた、頼もしい相手。 しかしゼロさんを使うようになって、目覚まし機能もそちらに移行。CDはパソコンやDVDプレーヤーで聞けますし、ここ数年は本当に場所ふさぎにしかなってませんでした。 そんなわけで名残惜しいですが、ついに一線を退いてもらうことに。 おかげで机の上がかなり広くなりました。 ありがとうCDラジカセ。きみのことは忘れないよ……
|
No.3350
(電脳)
|
|
|
|
更新情報(2011年09月09日)
2011年09月09日(Fri)
|
|
|
閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」五一話目をUPしました。
そしてサイト全体を木の葉と雫仕様に模様替えし、「参考資料」に「風と樹と空とフリー素材」様を追加。 前回までの緑葉仕様も悪くはなかったのですが、全体に散らばる小さな葉っぱが、少々文字を読みにくくしているかなあと思いまして。 しかし、なかなか綺麗系でかつシンプルで、さらに通年使っていても違和感のなさそうな植物素材(壁紙とアイコンとイラストのセット)というのが見つからなくて苦労しました。 これでまたしばらくは放置できそうです(笑)
|
No.3353
(更新)
|
|
|
|
2011年09月09日の読書
2011年09月09日(Fri)
|
|
|
本日の初読図書: OLの河野さやかは、ある晩のこと空腹で行き倒れていた青年を拾った。 「よかったら拾ってくれませんか」「咬みません。躾のできたよい子です」 酒の勢いもあって一晩2DKに泊めた青年は、イツキと名乗り、言葉通り悪さをすることもなく翌朝おいしい朝御飯まで作ってくれた。誰かが自分のために作ってくれる食事に飢えていたさやかは、行くところがないのならいっしょに住まないかと引き止めてしまう。雨風をしのげる屋根と、当座の支度金、食費水道光熱費を提供するから家事全般をやってくれないかと。 そうして始まった同居生活は、思いのほか心地よいものだった。お互い聞かれたくないことには踏み込まず、さやかはイツキの年齢や職業はおろか、名字すら知らない。 けれど週末には妙に植物に詳しい彼と、散歩ついでに食べられる野草を取ってきては、様々に料理して食べる。そんな暮らしは、とても居心地が良かった。 やがて二人は必然のように惹かれあってゆくのだが……
有川さん三冊目。 今回は野草をメインテーマにした恋愛ものの短編集です。登場人物は当て馬役の同僚をのぞけば、ほぼふたりっきり。ひたすら散歩をしては、町中やちょっとした郊外で見られる野草を採集、料っております。 正直、恋愛ものにはこれまであまり興味がなかったのですけれど、こういううんちくが入っていてかつ、幸せほのぼのなお話は悪くないと思いました。 話の筋自体は章ごとにパターン化され、全体を通した流れもほぼ『お約束』。ついでに言うなら、拾われた青年は家事も性格も完璧超人というライトノベル的御都合主義。 ……でもそれが安心して読めるところなんですよね。最初の始まり方がちょっとアレだったので、最後がどうなるかはちょっとハラハラさせられましたが、そこもちゃんとめでたしめでたしで一安心でした。 あと装幀もなかなか素敵でしたね。中表紙の「図鑑」を意識した植物の写真とか、後書きの第一行目、「この本が図鑑のコーナーに並ぶケースが出る可能性に一票投じてみんとする」の言葉。どちらもユーモアが効いているかとvv
|
No.3355
(読書)
|
|
|
|
|
今日は積読本棚からあふれ出していた、読了済本と新規購入本を蔵書リストに入力して、それぞれの本棚へと収めました。 ……それでも積読用本棚は、上にまで山積み → ほぼ一杯、にまでしか変わらないのがなんともはや(汗) 読了済本棚もいい加減満杯だし(それでも 800 冊は入ってるはずなんですが)、そろそろ本気で対策を考えなければなりません。 字本で再読頻度の少なそうなもの、あるいは購入したけれど年単位で積みっぱなしのものは、本気で図書館に寄付するしかないのか……問題はマンガか。マンガは寄付できない。でも自炊したPDFは存外読みにくいことを思い知ったから、これ以上は取り込みしたくない…… そしてスキャニングして空いたはずの、箱詰めした古い本を置いていた物置スペースには、いつの間にか母の荷物が詰まっていたりして。あのプレハブを購入するとき、スペース半分権利をもらうべく、資金半額出したはずなんだけどなあ(遠い目) とりあえず既に図書館に収蔵されている、ハリポタ(途中まで)とかダレン・シャン(3巻まで)とか陰陽師(今のとこ全部)とか彩雲国(これも途中)、ムーン・ファイアー・ストーンあたりを売り払えば、少しはスペースが空くうえ小金も入るかも。ああ、しゃばけシリーズも四冊あるな。妖怪アパートも図書館に入ってるけど、これはやっぱり手元に置いておきたいし。……諸口さんの著作は教育上、寄付はしない方が良いかしら。あとBL系もマズイですよねえ(苦笑) とにかく、一度手にしたものを、再読できない環境に置くのは我慢がならないので、物置にしまうか寄付するかのどちらかしか選択肢がないのです。 むう、自炊時に本棚を三つからひとつに減らしたのは早計だったか……
|
No.3356
(日常)
|
|
|
|
2011年09月10日の読書
2011年09月10日(Sat)
|
|
|
本日の初読図書:
シナリオライターの父に雑種犬のモルトと、二人&一匹暮らしの女子高生 松宮陽子。 家事を一手に引き受けて日々充実している彼女の家に、ある日いきなり勇者が降ってきた。皮鎧を着て大剣を持った金髪マッチョは、庭で意識を失い倒れていたのだ。三日後ようやく目を覚ました彼ことシンは、持っていた聖水とやらの力で陽子とだけ会話ができるようになったのだが、その話す内容は驚くものだった。地球とは違うどこかにある「ルー」という世界。そこで悪の魔道士にさらわれた王女を救うため、魔神と戦っている最中に意識を失い、気がついたらここにいたのだという。ルーには魔法があり、魔物が住み、地球とは比べ物にならないぐらい危険で不思議な世界らしい。 馴染みのない世界で言葉も通じない中、シンは元の世界に戻る方法を探したいという。 特撮戦隊物のシナリオライターをつとめる父は、面白がって全面的な協力を申し出た。陽子もまた、食欲旺盛なシンの食事など作ってやりつつ、面倒を見ることにする。 そんな中、父の仕事である特撮番組の撮影中、見たこともない化け物が現れた。不鮮明ながらも撮影された映像を見たシンは、それがルーに存在する魔物だと言い出して ――
異世界『逆』召喚ファンタジー。 二十年ぐらい前に書かれたお話ですが、今でも充分おもしろいです。むしろコンビニができはじめとか、お父さんが使ってるのがデスクトップのワープロだとか、高校が土曜日半ドンだとか、地味に懐かしいです(笑) もちろん携帯とかメールなんて話題にも出てきません。 お話としては、まだ起承転結の承部分あたりなのでなんとも言えませんね。マッチョなシンですが、言葉もろくに通じない中で、冷静に異世界で過ごしているのはなかなか好感が持てます。時代劇撮影シーンを見て、「悪事は許せん」と乱入するのはお約束★ ネットで紹介を読んだところでは、後編で陽子がルーに行くのかな? ともあれ、一区切りはついているらしいので、楽しみに読みます。
|
No.3360
(読書)
|
|
|
|
三日坊主から一歩前進
2011年09月10日(Sat)
|
|
|
ええ加減、運動不足も極まれりな今日この頃。 朝起きて一番の涼しいうちに、十分ほど近所を歩いてみております。120段ほどある石段も入ったそのコースは、今の私では息切れが来るほど。 とりあえず本日で四日目。三日坊主を一日越えました(笑) そしてふくらはぎが痛いです……夕べは階段がまっすぐ下りられなくて、横向いてカニ歩きになっていたり。スネや腰にくるよりは、まだマシなんでしょうが。 さて、今回はいつまで続くやら……
台風が過ぎてからエアコンの入らない毎日が続いていましたが、今日はちょっと暑かったです。朝に外へ出たときから、既に「あ、今日は涼しくないな」と思うほど。 でも何だかエアコンつけるのは負けたような気がするので、濡れタオルで顔や手を拭ったり、同じく濡らしたハンドタオルに保冷材を包んで額にのっけて(そして寝転がって本を読む/苦笑)過ごしました。 蝉の声にはいつの間にかツクツクボウシが混じっているし、そろそろ残暑と呼ばれる季節ですかねえ。
以下はヒトコトお返事です。
|
No.3361
(日常)
|
|
|
|
2011年09月11日の読書
2011年09月11日(Sun)
|
|
|
本日の初読図書: 「英雄ラグナのやんごとなき事情(オンライン小説)」 http://www3.ocn.ne.jp/~umadura/
魔王を倒し、英雄となった青年ラグナ。 しかし彼はあまりにも ―― 非常識かつ阿呆らしいほどに強かった。魔王の配下どころか当人すらも瞬殺し、勇み立っていた仲間達からすべての出番を奪ってしまうほどに。 故に周囲の者はみな彼を白眼視し、「お前といるとつまらない」「もう一人だけで何でもやってくれ」などと言い残して去っていった。 根は善良で寂しがりなラグナは、涙にくれたのち、己の弱体化を決意する。目指すは普通に人付き合いができる一般人。 しかし彼の強さには理由があった。占い師に見てもらった結果、ラグナには強力な呪いがかかっているのだという。さっそく解呪するための模索が始まったのだが、それは魔王 10008 人育成計画などという、とんでもないものから始まって ――
本来であればラストエピソードの魔王討伐、しかも白けまくりの残念な雰囲気から始まる物語。目指すは最強 ―― ではなく、最弱。その為にしてゆく努力が、何故かことごとく裏目に出てゆくラグナが不憫です。短時間に二つの国を滅ぼして大魔王と呼ばれる身になり、最愛の両親からは見捨てられ、毎日のように暗殺者に狙われる生活。それでも 10008 の呪いを身に受けた彼は、どれほど強い相手をも瞬殺でさばいてゆきます。そしてその思考はあくまで一般人のままというギャップがまたおもしろいのです。 トリックスター・ロキことロックなど、キャラクターの名前には北欧神話のテイストが入っていると思っていたら、最後にううむと唸らされました。こうくるとは、見事。 ……しかし 9.27 までの期間限定掲載、中編、全五章と銘打たれていたので気軽に読み始めてみたら、原稿用紙 400 枚越えてました。普通に文庫一冊分あるよ……(遠い目) そんな訳で読もうと思われる方は、お急ぎかつ時間配分に注意ということで★
|
No.3362
(読書)
|
|
|
|
|
目が覚めて着替えなどしつつ窓のカーテンを開けて、一発で悟りました。 「今日はエアコンが必要だ」と。 台風12号が近づいてきてからだから十日ぶりくらいですか? エアコンのスイッチを入れました。昨日までは卓上扇風機で充分しのげていたのですけれど。 三寒四温ならず、三暑四涼とでも言うところでしょうか。まあ、一時の酷暑に比べれば全然マシなんですけれどね。 短いと思って読み始めたオンライン小説が、うっかり長くて「わたしの〜」の後編に手をつけられませなんだ。明日は読めると良いなあ。
|
No.3363
(日常)
|
|
|
|
2011年09月12日の読書
2011年09月12日(Mon)
|
|
|
本日の初読図書: 悪の魔道士ディーアックは、シンを殺すため次々と魔物を地球に送り込んできた。巻き添えを出さないためにも、そして一刻も早くディーアックを倒しソニア姫を救うためにも、シンはルーへ戻る方法を探そうとする。そんな時、彼はタレント占い師から「古き竜の護る、振り子の下」というお告げを受ける。 謎を解いて該当の場所に向かったシンと松宮一家。 眩い光に包まれ消えようとするシンと目があった瞬間 ―― 陽子は思わず彼の腕の中へと飛びこんでいた。そして次に目を覚ました時には、飼い犬モルトと共に異世界ルーへと転移していた。 そこでは勇者として崇められているシンと共に、彼女は旅に出ることとなるのだが……
続編、番外編があと三冊あるようですが、とりあえずはこの巻で一段落。 ……なんですが、なんというかちょっと消化不良の部分がちらりほらり。主にヨーコに秘められていた能力の関係なのですが、これは続編で語られているのかなあ。なにかそれなりの理由とかあるとすっきりするんですけれど。 っていうか、いろんなところがザクザク削られすぎていて、良いのかそれで? 問題は起きなかったのか?? という疑問があったりなかったり(ソニア姫の顛末とかさー、王様あたり納得したんだろうか)。 やはり二十年も前の作品ですし、当時は「異世界召喚モノ」というジャンルも始まったばかり? そこで「逆召喚」という新たな試みをしたあたりで、斬新ではあったのか。 最近のチートだったりスレ主人公の召喚モノを読みつけていると、つい大真面目に悪役やっているディーアックの台詞に、いちいちツッコミを入れたくなってなりません(苦笑) 続きはなあ、興味はあるけれど、買うほどではないと言うか……ううむ。どこかでネタバレ込みのあら筋紹介してないかなあ。
|
No.3364
(読書)
|
|
|
|
2011年09月14日の読書
2011年09月14日(Wed)
|
|
|
本日の初読図書: 華浜市の市長は遠山京香。夫の父親が前市長だった跡を継いで、日本で四人目の女性市長となった。 もともと推理作家の彼女は、市長に寄せられる手紙やメールの中から、しばしば隠れた事件を見つけだす。大切なのは華浜市の市民達。市政の隙間に潜む不正や悪に、彼女はまっこうから立ち向かう。 強く優しく美しい女性市長と、彼女を取りまく様々な社会問題をとりあげた物語 ――
華浜市のモデルは横浜市なのかな? 本を売りに行った古本屋で、せっかくだからもらったポイントを使い切って帰ろうとして、思わず手に取ってしまいました。雑誌掲載時にぽつぽつ読んでいて、その完全無欠の勧善懲悪ぶりが好きだったんですよね。 一巻目から道行く人をモデルガンで撃つ警察官僚の息子とか、病院の施設不足問題とか、介護士の人手不足を発端にした犯罪、新型焼却炉の建設に児童虐待問題と盛りだくさん。 毎度の決め台詞「市長の遠山京香です」が格好いいんですよ〜〜vv 個人的に「御都合主義でもなんでも最後はハッピーエンド」が大好きだし、このシリーズは毎度キリ良く読み切りになっているので、ストレス解消に良い感じなのです。続きも何冊か買ってあるので、少しずつ楽しみに読もうと思います。……そのうち全巻そろえちゃうかも<また置場がなくなるぞ(汗)
|
No.3366
(読書)
|
|
|
|
|
昨夜から本日にかけては本棚の整理。 最寄り図書館に収蔵されていて、かつ再読頻度の少なそうな本と、うっかり二冊買っちゃったマンガ、計 52 冊(←これぐらい)を BOOKOFF に売りに行ってきました。 最近の新古書店はちょっと手擦れや日焼けとかしてると買い取ってくれないし、引き取り値も安いから、まあ1冊 20 円として 1000 円にでもなれば御の字。本棚のスペース空けるついでに小金も入ればラッキー、ぐらいの気持ちで行ったのですが。 なんと水曜日はレディースデイにつき引き取り額 10 %プラスとかでした。思い立ったが吉日ってあるんですね。 そして多少なりと付加価値がつくかと、折って間に挟んでいた帯も全部付け直した本達は、無事すべてに値が付きまして。文庫は1冊 10 円でしたが、小説の大判単行本やハードカバー、児童書あたりがけっこう高く見積もってもらえたようで、合計で 2013 円になりました。おお、普通の新刊文庫なら三〜四冊買えるじゃありませんかvv さらにおまけとしてポイント 100 円分と、商品券 50 円をもらえました。どうせ当分再訪することはないので、おどらされているとは思いつつ店内をまわり、四冊ほどマンガを購入してみたり。差し引き三百円ちょっと落としてきたことになりますが、まあ1冊百円以下で買ったことになる訳だし、前からちょっと欲しかった読切シリーズの始めの方でもあるし、良い買い物だったんじゃないかと。 しかし久しぶりに本屋に行ってみたら、見たことのないレーベルがいっぱい……きっと趣味に合う新人作家さんとか、何人も見落としてるんだろうなあ。
|
No.3367
(日常)
|
|
|
|
2011年09月15日の読書
2011年09月15日(Thr)
|
|
|
本日の初読図書: しゃばけシリーズ第10弾。 今回はすべてのお話の前に、ちょっとしたお料理のレシピが載っていました。 んー……こういう趣向もおもしろいとは思うのですが、材料の分量に「一合(かっぷ一杯)」とか「二寸(ろくせんち)」とか書いてあると、ちょっと萎えるかも……あとで注記にしとくとか、素直に(カップ一杯)、(約 6cm )とか書いてあった方がまだ違和感が少なかったような。五分が「鳴家五人が、順番に六十数える間」なんてのは可愛かったんですが。あ、レシピ自体はどれもおいしそうでしたvv 味噌漬け豆腐食べてみたい……
お話の内容的にもどうでしょうかね。前作よりはおもしろかったし、いくぶんミステリ色が戻ってきたなあとは思いましたけど。でも的はずれだと判っている妄想推理にあんなにページ数を割かれるのも、読んでいて身が入りにくいところでしたかねえ。 まあ表題作は、素直におもしろかったです。 最初の話と最後の話が、悲しい雰囲気があって切なかったかな。どちらもいささか尻切れトンボっぽかったのが難点ですが。 ……正直シリーズを長く続けすぎて、だんだん周囲のキャラクターの強さ? 設定? がインフレ化してきてるなあと思うのです。母親のおたえとその守狐とか、一巻の時点で存在したのなら、あの騒ぎの間なにやってたんだとか考えちゃって。 最初の頃は、鳴家もしゃべりませんでしたよね、確か。人気作だからと続けるうちに、いろいろ無理が出てきてるんじゃないですかねえ……
|
No.3369
(読書)
|
|
|
|
更新情報(2011年09月16日)
2011年09月16日(Fri)
|
|
|
閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」五二話目をUPしました。
|
No.3373
(更新)
|
|
|
|
2011年09月17日の読書
2011年09月17日(Sat)
|
|
|
本日の初読図書: このところ、 Amazon では画像があるのに、アフィリエイトで表示されない品がちょこちょこあるのはなんでだろう……? ともあれ、2冊目です。今回は若者に広がるドラッグ被害に、外国籍の人々の教育などの問題。市長を狙った爆破テロ、ボランティア自警団と暴力団の確執とか市役所内での横領事件とか。 相変わらず、水戸黄門的御都合主義なるも、それがこのシリーズのいいところ。母も喜んで読んでます(笑) ボランティア自警団には、前巻の児童虐待問題で出てきたキャラクター達が再登場しているあたり、人と人は繋がっているんだなあと嬉しくなったり。 あと一話目からちょっとクールで反市長派? と思われていた運転手の小平さんが、だいぶ打ち解けてきたのが微笑ましかったですvv ところで小学五年の娘を持つ京香さんは、いったいお幾つなんでしょうね? 二十代半ばで結婚して二三年で子供ができたとしても、最低で三十後半ぐらい? ううむ、大人の魅力だ……
|
No.3376
(読書)
|
|
|
|
2011年09月18日の読書
2011年09月18日(Sun)
|
|
|
本日の初読図書: 戦争で負け敵国の捕虜になった、砦の責任者カザリル。しかし何故か彼だけ身代金が払われることなく、解放されないまま奴隷として売り飛ばされてしまった。海賊船の漕ぎ手として何年も過酷な生活を送り、明日にも殺されようという危ういところで、かろうじて隣国の海軍に救われる。ボロボロに傷ついた心身を神殿病院で癒し、ようやく動けるようになった彼は、かつての主君を頼り三百マイルの遠い旅へと、浮浪者のような姿で歩みだした。 途中、死の儀式によって死んだ死者から衣服を譲り受け、なんとか体裁を整えられたものの、そのやつれ具合は覆いようもなく。背中に受けた鞭打ちの傷のせいで、罪人に間違われたりと苦労は尽きなかった。それでもどうにか十代の頃、小姓として仕えた主君の城へたどり着き、今は未亡人となった元主の妻、老藩妃へと目通りを願う。彼女は幸いにもカザリルのことを記憶していた。そして今は手元に引き取っている、自分の娘の子であり、現在の国主の異母妹にあたるイセーレ国姫の家庭教師兼家令としての仕事を与えてくれた。イセーレは明るく善良な少女だったが、いささか快活に過ぎる部分があり、女性の家庭教師が幾人も手を焼いてきたのだという。 カザリルは昔から読書好きで、小姓時代には城の蔵書をすべて読み尽くすほどだった。彼女に勉強を教えながらその内証を管理することは、戦争で砦を預かっていた経験もあるカザリルにとって、弱った体を労るのにちょうど良い仕事だった。 イセーレやおつきの女官ベトリスとも良い関係を築き、平穏に暮らしていた彼らだったが、やがて避けようのない変化は着々と近づいてくる。 世継ぎのできなかった現国主が、異母弟であるイセーレの弟テイデスと共に、彼女に宮廷へ上がるよう命じてきたのだ。 否応なく、権力を巡る陰謀の渦に巻き込まれる一同。しかも宮廷で権威をふるっている宰相ジロナルとその弟は、カザリルになにやら含むところがあるようで……
某所の「翼の帰る処」スレで、同じ傾向の話として紹介されていたので手を出してみました。 ……ううむ、確かに箇条書きマジックをすれば共通点はいろいろ出てきそうですが、話の雰囲気はだいぶ違うような? って言うか、主役の不幸度が半端ありません。ヤエトは生来の虚弱に諦観を持ちつつそれなりに付き合っていましたけれど、カザリルはここ三年ほどの過酷な生活で身体を壊しており、本人いろいろと苦心しております。なんか冒頭の方でさらっと語られたっきりそれ以上出てこないんですが、片手の指先が二本欠けてるとか。そんなの日本のライトノベルの主役ではありえんだろ……あとヤエトなら吐くところを、カザリルは下血とかかなりエグイっす。 ちなみにカザリル三十五歳。健康でも若くも美男でもない、やつれた髭のオッサンです(笑)<ヒロインは二人とも十代美形 しかしこれお話的にはおもしろいですね。読むのに三日ほどかかったのは、中身がみっちり詰まっているから。 政治や戦記がメインのお話かと思いきや、しっかり神の奇跡とか関わってきて、現実とファンタジーがほどよく混合しています。 個人的に親友のパリアルが気になるものの、登場人物リストにフルネームが載っていないあたり、下巻では活躍しないのか……上巻では登場していないその従兄弟ふたりは、ちゃんと名字まで載ってるのに。
なんでも全三部作で、現在二作目まで邦訳されているそうです。しかしこの一作目だけでも話はまとまっており、二作目には一作目のメインキャラはほとんど出てこないとのこと。 とりあえず下巻を読んで、あとこの作者さんのSF作品もけっこうおもしろそうなので、そちらもチェックを入れてみたいと思います。
|
No.3377
(読書)
|
|
|
|
お年寄りとかやばいんじゃ
2011年09月19日(Mon)
|
|
|
昨日までの暑さとは打って変わって涼しかった本日。 最高気温が23度とか何の冗談ですか? 二階の自室で、長Tに上着はおってもまだ寒いんですが。これだけいきなり気温差があると、身体の弱い人は大変そうです。 っていうか、PC冷やしてる卓上扇風機の風が辛い。でも止めるとパソコン熱くなるし。まあこれだけ涼しいと、電源落ちる程にはならないとは思いますけど。 せっかくだから、先日買ったデニムのロングジャケットに初めて袖を通してみました。長い裾をなびかせていたら、長兄に「パイレーツ・オブ・カリビアンごっこ?」とか言われたりして(笑)
でもって、午前中には珍しく父がテレビを見ていなかったので、この隙にと先日録画した名探偵コナン「戦慄の楽譜」を鑑賞。 んーー、服部もキッドも出てこなかったけど、まあそれなりにおもしろくはありましたか。劇場版にしては、ちょっと盛り上がりに欠ける感じはしたかな。 作中でやった二人が肉声コーラスで110番をかけるの、あれほんとにできる人いるんですよね。前にテレビでやってるの(その時は117番でしたが)見たことがあります。しかしよもや壊滅的音痴のコナン君がやれるとは(笑) ……それにしてもこの話、犯人の動機が今ひとつなーー。しかも「高齢により絶対音感が狂ってきていた」という前提があると「音の狂いを指摘しなかったから犯人だと判った」という、推理の根底が崩れるような気がしたりするんですけど。 まあ総じて、こんなもんかな、と言うところでした。やっぱりコナンは平次かKIDが出てくる話が好きです。
あと、先週金曜日からBS−TBSにて平日に再(?)放送となった「特命!刑事どん亀」も、録画していたのを見ました。こちらは本放送時に一話目が2時間スペシャルだったのを、金曜と今日とで前後編分割放送されたので、本日まとめての視聴です。おお、本放送時にも地上波での再放送時にも見逃してしまった、冒頭部分をようやく見れましたよvv そうか、真理ちゃんはこういう経緯で極秘捜査課に入ったのですか。「お袋さん元気か」は、プロローグからのお約束だったのね…… 今度こそ全話録画して保存しておきたいです。
さて、話は変わって、この間からちょこちょこ試している BOOKMARKLET 。
■Webブラウザを10秒でもっと便利にするブックマークレット http://bookmarklet.web.fc2.com/
こちらのおかげで Opera がずいぶん使いやすくなりました。 特にありがたいのは「行間を広く」と「ファイル番号を増やす」、「文字を大きく」に「色を初期化」あたり。 しかし前者二つはIEでも使えるのですけれど、何故か「色を初期化」も「文字を大きく」もIE対応とされながら、いざ使ってみると動作しないんですよね。何故でしょう? IEのバージョンの違いとかでしょうか。発表されたの何年も前みたいだし。これ使えると見にくい文字サイズや配色のページ見るのに、すっごい便利なのにな……
追記: あちこち検索しまくって、ようやく見つけました。
■Amenti http://amenti.usamimi.info/
「雑記・メモ」>「ブックマークレット」の中の「黒文字白背景」。 IE8で背景と文字色を変更し、かつ背景画像までも一発で削除してくれますvv テキストはおろか、リンクもラインも全部黒くしてしまいますが、その代わり文字色や背景色・画像などの指定がスタイルシートだろうとHTMLタグだろうと、関係なく一撃で白背景黒文字にしてくれます。なんとテーブルのセル色まで消してくれるではありませんか。しかもフレームページ(一部?)にも対応! ただひたすらに白と黒です。ああ、なんて読みやすい。 多分ブックマークレットのプロパティを出して、 white と black の部分を好きに書き替えれば、各自お好みの色合いに設定できるのでしょう。 それから、こちら。
■Snow*Materia - Bookmarklet http://useyan.x0.com/s/js/bookmarklet.html
「100%」で、すべてのテキストをブラウザの標準サイズにしてくれるうえに、行間まで空いてしまう優れもの。すべてのテキストが変わるので、全体がのっぺりしたりレイアウトが崩れたりもしますが、そこはそれ。本文が読めればよいのです。 あと、ちょっと改造してみた「頁コピ」もけっこう便利かもしれないので、お気に入りバーに追加しました。 押してみると、
■ページタイトル http://〜〜
と言う形でテキストがクリップボードにセットされるので、今後この覚え書きでサイトを紹介するのに便利そうです♪
|
No.3378
(電脳)
|
|
|
|
|
このところ、またも台風の影響で雨模様。 一応ウォーキング(もどき)は続いていますけれど、私は傘さすのが下手で、袖とか背中とかズボンとか、どうにも濡れてしまいます。 でもって、次回図書館には歩いて行って見ようかなと思うものの、雨はまだ当分やみそうにありません。ならば傘から少しぐらいはみ出しても本が濡れない、防水性のあるカバン。できれば両手があいてくれてバランスも取りやすい背負うタイプで、ハードカバー五冊でも入るものはないかと考えていて、ふと記憶の底から甦ってきたものがありました。 もしかして、まだ残っているだろうか。いやいくらなんでも無理だろう。しかし一応探してみるかとタンスの底を探り、母にも心当たりがないか聞いてみたら……出てきましたよ。
普通の人が見れば、なんの変哲もないカバン。しかしごく一部の限られた人には、超絶懐かしい代物だと思います。 ガールスカウトのブラウニー(小学校低学年部門)用ナップサック。制服のデザインが今の物に変わる前のさらに前。えんじ色の吊りスカートだった時代に販売されていた備品です。プリントされているブラウニーマークからして……ええと遅くとも、私が中学生ぐらいの頃かな? には廃止されています。 うーわー、残ってたよ。しかもほとんど使用してなかったから新品に近いよ! なんだか懐かしすぎて涙が出てきそうです。当時これを持っていた人には、気持ちが判るはずだ! ……細かく何年前なのかは、あえて言わないけど(笑) せっかく出てきてくれたのだから、ちょっと色合い派手ですけど活用してみようと思います。
そして今日も BOOKMARKLET 。 今度は昨日の「黒文字白背景」を、ちょっと目に優しそうな「濃文字薄背景+フォント変更」に改造してみたり。 black を DarkSlateGray に、 white を GhostWhite に書き替えて、頭に下記の「フォント変更」の javascript を書き足したらうまくいきました。なおリンクを貼る際は href タグは ' でくくり、スクリプト内の要素は " でくくらないと、うまくいきません(これに気付くのに一晩かかりました/ため息)。お気に入りバーでは、全部 ' でもちゃんと動いてくれるんですけどね。 ふふふ javascript の知識がなくても、為せばなんとか成るものですな♪
なお、フォント変更のブックマークレットは、↓こちらを参考にさせていただきました。
■フォント変更とかテーブル幅変更とかのBookmarklet http://d.hatena.ne.jp/hcr/20050905/1125933098
Opera でもIEでも動作します。 フォントがスタイルシートで設定されているページは、CSS解除のブックマークレットを使えば標準設定に戻ってくれるのですけれど、それだとレイアウトが大幅に狂うし、タグでいちいち指定されていると、もうどうにもならなかったんですよね。 でもこれだと、CSS指定でもタグでも大丈夫。文字の種類を「JK Pゴシック」にしてやれば、行幅も広くなってくれるしで一石二鳥。読みにくい明朝体とかのページもばっちりですvv
ちなみに行間が広がって読みやすくなるJK(JS)フォントについては、↓での説明が詳しいです。 メイリオとかも良いんでしょうが、個人的にくっきりしたゴシックの方が慣れてて読みやすくって。
■【PC元気COM】行間の広い読みやすいフォント http://soft.pcgenki.com/jsfont.htm
こちらのページでは対応OSに Win98 が「たぶん」と表記されてますが、私は 98SE だった頃に変換したので、そちらでも大丈夫です。今回でXPでも変換できることが確認できて、ちょっと安心しました。
|
No.3379
(電脳)
|
|
|
|
2011年09月22日の読書
2011年09月22日(Thr)
|
|
|
本日の初読図書: 相変わらず全体的なテーマは「子供を守ろう」。 今回は産廃の不法投棄に開かずの踏切や違法駐車などの渋滞問題。無認可保育園での事故がきっかけとなった誘拐事件と、高層マンション建築による日照問題、テロによる大停電。 毎度ながら、週間ドラマを見ている気分になります(笑) とにかく途中の決め台詞と、最後の「華浜市には〜〜な市長がいる」とか「市長は今日も〜〜と戦っている」というシメが格好いいんですよね。 ついつらつらと読んでしまいますvv
|
No.3381
(読書)
|
|
|
|
音楽プレイヤー計画頓挫
2011年09月22日(Thr)
|
|
|
ウォーキングもどきを始めてから、ようやく二週間あまり。 今日はちょっと距離を伸ばしたというか、回数を増やしたというか。これまで通り朝に十分ほど歩き、それからしばらくしてから今度は図書館へ。一時間半ほど読書休憩してまた戻ってきました。トータルすると十分前後×3。 5000 歩ぐらいでしょうか。毎日これを続けられれば、それなりの効果はあがりそうです。 ……本当はぶっ通しでそれくらい歩かなきゃ有酸素運動(脂肪を燃やす)にはならないらしいんですが、でもネットで調べると、十分ずつ一日三回の運動でも効果ありという説もあるし……まあ、何事もやらないよりはましと言うことで。
でもって。 ただ普通にてくてく歩いていると退屈なものです。呼吸(鼻から八歩で一呼吸が良いとどっかで見た)を意識していると、脳内が「1、2、3、4……」とカウントで埋めつくされてしまい、小説のネタ練りや妄想もできません。 そこでここはひとつ、よく見かける「音楽を聴きながら歩く」に挑戦してみようと思ったのですよ。 音楽プレイヤーは持っていないけれど、私にはゼロさんがあります。幸い GSPlayer はインストールしてあるので、あとは音楽です。以前に録音テープから mp3 化したファイルがいくつかあるので、そいつを miniSD につっこんで、プレイリスト登録してランダム再生。イヤホンを耳に刺してみれば、ばっちり携帯プレイヤーのいっちょあがりです。 イヤホンを刺すとベルトポーチに入らなくなるけれど、こないだ出てきたナップサックのポケットに入れておけばいいでしょう。あとは、ちょっとイヤホンが長いな……短いのがどこかにないかな、と居間まで探しに降りてみたのですが。
です、が……(しょぼん)
両親に「こうこうで、歩きながら曲が聴きたいんだけど」と問いかけた途端、即行でダメ出しくらいました。 いわく「危ないから! 最近問題になってるのよ! 事故にでもあったらどうするの!?」だそうです_| ̄|○
……ここで「みんなやってるじゃない」と強く出られないのは、私が難聴持ちだから。片耳をイヤホンでふさぐと、もう片耳はほとんど聞こえないので、おっしゃる通り危ないのは確かなんです。みなさんは両耳にヘッドフォンつけてはるんだから条件いっしょやろ、とも思わなくはないんですが。それでも主張は弱くなります。っていうか、イヤホン自体耳に良くないからと、子供の頃は止められてたし。
えぐえぐ……良い考えだと思ったのになあ。このために miniSD のデータも頑張って整理して、なんとか容量あけたのに。 はあ、大容量 miniSD 買う前だっただけ、まだマシだったでしょうか……(ため息)
|
No.3382
(日常)
|
|
|
|
更新情報(2011年09月23日)
2011年09月23日(Fri)
|
|
|
閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」五三話目をUPしました。
|
No.3383
(更新)
|
|
|
|
2011年09月23日の読書
2011年09月23日(Fri)
|
|
|
本日の初読図書: 男性が人口の5%未満しか産まれない世界。 クイーンズランドは当然、女王が治める女性主体の国だった。女性が働き、女性が武器を取り、そして多くの姉妹で夫を共有する。男子は家族の世話をしながら家の奥で守られて過ごし、年頃になると姉妹達の夫を得るべく交換婚に出されるか、金と引き替えに売られていく。そう、この世界では男子は家族の共有財産であり、権利などというものは存在しないのだった。 地方の地主ウィスラー家の長男、ジェリンはもうすぐ成人の16歳を迎える。彼にはなんと三人(!)もの弟が存在するが、二十八人いる姉妹達のためにもできるだけ良い条件の夫と交換されるか、売られるべき立場にある。それは誰にとっても当然のことだったが、現在婿入り先の最有力候補である隣の地主は、とても良い相手とは言えなかった。恐れ悩むジェリンに長姉は、「うちには他にも男子がいるのだから、最初の求婚を無理に受けることはない」となぐさめてくれるが、それでも不安は消えない。 そんなある日のこと、母や姉たちの留守中に近くの川で若い兵士(女)が襲われているのを、妹の一人が発見した。かろうじて賊どもを追い払った妹だったが、まだ幼く非力なため、大人の身体を運ぶことができない。その時家にいるただひとりの大人だったジェリンは、勇気を鼓して危険ななか馬を駆り、兵士を家へと運んで手当てしてやった。 やがて意識を取り戻した兵士は、なんと王女のひとりオディーリア。王家が発注していた武器を奪った賊を追っているうち、返り討ちにあい、危うく命を落としかけたのだという。彼女を迎えに来た王家の長姉レン王女は、心優しく知的でしかも美しいジェリンに心惹かれる。しかし地主とはいえ農家と王家とでは、とても結婚などできるわけがない。 だが……ウィスラー家には秘密があった。かつて祖母の代に現王家の密偵として働いていた彼女達は、王家が二つに割れた内戦の際、敗者となった側から秘密裏に王子を略奪し、夫としていたのだ。つまりジェリンにはわずかとはいえ王族の血が流れているのである。 それを知ったレンは現大母女王に、彼に求婚したい旨を乞うた。女王は夫を共有することになる妹達のうち、現在成人している五人全員が賛成するならば許そうと答える。そうして彼らの人となりを見きわめるため、ジェリンとその姉達を夏の社交シーズンの間、王女を助けた礼を名目として王宮に招待することにした。 良い条件の夫(ジェリンの売り先)を見つける素晴らしい場に巡り会えたと、姉達は喜びながらも慎重に招待を受けた。そうして迎えられた貴族の間で、やはりジェリンの美貌や優雅な立ち振る舞いは熱い注目を浴びる。 だがやがて、彼らは王宮転覆を狙う巨大な陰謀へと巻き込まれてゆき……
昨夜遅くに読了。これも三日ぐらいかかりましたが、かなり面白かったです。 それにしても、はたしてこれもハーレムものと言って良いものか(笑) 世界観は、西部劇と産業革命の頃を足して二で割ったような感じかな? 「南北戦争時代の少し前」というレビューもありました。 三十二人の姉妹兄弟に四人も男性が含まれているということで、種馬として最高の血筋だと賞賛される世界。裕福な家では複数の夫を買うことも可能だけれど、基本的には十〜三十人ぐらいの異母姉妹たちで一人の夫を共有し、産まれた子供達はすべて一家の「きょうだい」として育てられる。つまり一夫多妻が当たり前。 しかし男性の地位はけして高くなく、一般家庭では普通文字も読めません。ろくな教育も与えられぬまま、ただ「従順であれ」としつけられ、家事をするのがその役目。それどころか『男さらい』に逢わぬよう、つねに姉妹達に守られて、家からほとんど出ることすらできない生活を義務づけられています。 ジェリンはそんな中では異色の存在。元密偵の祖母と、元王族の祖父を持つ彼は、『男だてら』に読み書きも武器の取り扱いも教えられ、乗馬や鍵開けまでこなします。もちろん男性の勤めである家事や礼儀作法もしっかりと仕込まれており、女性達に誘いを受けると頬を染める奥ゆかしさ。男性にしてはひどく知性的で思慮深く、幼い子供たちを優しくかつしっかりと面倒見る姿に、王女たちは皆あっという間に陥落してゆきます。 ちなみに本人は己の美貌に自覚がない、ちょっと天然気味な部分も楽しいところ。なにしろ自分以外の男性を目にすることすら稀な世界ですからして。
そう、この世界構築の妙が素晴らしいのです。出てくる女性達の、なんと『男らしい』こと。ウィスラー家のエルデストは、思慮深く責任感が強くて家族を愛し、ここぞと言う場面では武器を手に凛々しく戦う格好良さ。レン王女と副官のレイヴンは、軍を指揮して賊を相手に大砲ぷっぱなすし、行方不明だった王女ハリーは大胆にも敵方に潜り込んで潜入捜査しているしvv それに比べて男達は『たおやか』で、常に搾取される側。中には売淫宿に売られ、夫を買えない女達に一夜の種馬として酷使される哀れな存在もいます。レイプという言葉が適用されるのも、男性の側。 読んでいてときどき頭がこんがらがってきます。特に一夫多妻なのに女性側に優先権がある相続・姻戚関係など、なにがなんだか訳ワカメ(苦笑) でもそれがたまらん面白いのです。
ちなみに難点は、キャラクターの外見描写が少ないあたりでしょうか。服装の説明もいまひとつ判りにくいです。 ジェリンが着ている外出着は、はたしてズボンなのかスカートなのか?? 特に表紙絵はどれが誰だか、なかなか判らなくって参りました。手前の女の子と左の緑の服の女性なんて、かなり最後の方まで「誰これ?」みたいな感じでしたよ。右側に書かれている主役(男)も、途中までその姉(コレル)だと思って読んでいたり。 っていうか、あちこちの感想読むとあの二人、髪染めたハリーと同じくエルディじゃないのか!? まさかコレルとブラッシュ!?!? だったら確かにキャラのチョイス間違ってる……
ストーリーそのものはなんというかお約束的な感じですが、文章も翻訳物にしては読みやすいし、設定やキャラ造形が魅力的なので、これはかなりオススメします。 図書館とかにあったら、是非、手に取ってみてはいかがでしょうか。
|
No.3384
(読書)
|
|
|
|
距離は思ったよりあったけど
2011年09月23日(Fri)
|
|
|
図書館へ往復するのに、どれぐらいの時間がかかるか計ってみました。 まわり道なしのほぼ最短コース(行きと帰りは別ルート選択)で、行きに13分、帰りに16分でした。歩数は合計で 4000 歩ぐらい。図書館への往復だけで、一日30分はほぼクリアしてますね。一歩 50cm として2キロぐらいと言うことは、時速4キロちょいで歩いていることになるのでしょうか。 んー、微妙かな……? ネットで見た感じ諸説ありますが、ダイエットを意識するなら時速5〜6キロぐらいと書かれているところが多い気がします。中には「時速 7.5 キロ以上でのウォーキングが一番効果的」なんて無茶が書かれているページも(汗)<マラソン大会で、6キロに40分以上かかった現役中学時代 っていうか、時速4キロって、成人女性が歩く平均速度?? これでもかなり早足で歩いているつもりだったのに..._| ̄|○ でもまあ、中には
> 時速3キロよりも遅く歩いてしまうと、単なる散歩と変わらなくなります。 > 逆に時速5キロを超えたハイペースで歩くとなると、無酸素運動へ傾いてしまいます。 > 「時速4キロ」というペースを頭に入れておくと、大きな外れはありません。
という説も見かけたのがまだ救いか。 ……とりあえず「気持ち早め」を心がけつつ、今のペースで様子見ってところですかね。 まずは痩せる云々より、落ちきっている体力を回復させるところからだしな……
図書館で休憩中に、携帯にメールが来たので確認してみたら、まさに当の図書館からの返却依頼でした。要するに「一冊貸出期限を過ぎているから、はよ返せ」とのお知らせです。 ……って、この本、昨日貸出延長手続き取ったばかりなんですけど。 即行でカウンターに行き訴えたところ、幸いにも次に借りたい人が出た訳ではなかったようで、手続きの不備だろうとすんなり受け入れてもらえました。 いやあ、良かった。もう読み終わってはいるんですけどね、でも次に下巻借りたから、判らない部分があった時とか確認できるように、手元に置いておきたかったんですよ<ちなみに「チャリオンの影」 もっとも母なんかは上下巻とも、それぞれ一日で読み切りやがりましたが。下巻借りてきたの昨日だよ。私なんて上巻、三日以上かかったのに。 私の活字中毒は、確実に母の遺伝ですな……
|
No.3385
(日常)
|
|
|
|
ババ臭いかもしれないが
2011年09月24日(Sat)
|
|
|
先日歩いていたら、なんだか左足の中指がチクチクと痛いのですよ。 もしかして靴擦れ? ……っていうか、なんかこの感触おぼえがある……と思いつつ、帰宅して靴下脱いでみたら案の定でした。 薬指の爪が中指側面に突き刺さっとる(汗) ええ、以前にも一度同じことがあったんですよ。はたして爪の切り方が下手なのか、それとも指の形が悪いのか。前回は流血沙汰でしたが、今回はそこまででもなく。けれど地味にチクチクと痛いです。 そんなわけで、買ってきました。
婦人用五本指靴下。ワゴンセールで2足組480円×2個。 とりあえず、うっかり知人とのお出かけで履かないように、普段は選ばない可愛い系の明るい色をチョイスしてみました<基本的にダークトーンを着ている 出先で靴脱いで知り合いに見られちゃうと、さすがに恥ずかしいですからね。 ……って私、図書館での休憩時に、窮屈だから靴脱いでるがなΣ( ̄□ ̄;) ま、まあ、顔見知りのいない場所なら……ねえ?(てへ)
そんなわけで今日は靴下を買うべく、散歩コースを図書館じゃなくて近所のファミリープラザへ。 ほんとは衣類量販店まで行こうかと思ったんですけど、地図で確認したら図書館よりけっこう遠くって。ファミリープラザならほぼ同じ距離だし、ついでに銀行で振り込みとかもできるからとそちらを選択。 いつもと違う道もなかなか新鮮でございました。 いずれ衣類量販店とか、古本屋まで歩いていける体力がつくと良いなあ……
|
No.3386
(日常)
|
|
|
|
2011年09月25日の読書
2011年09月25日(Sun)
|
|
|
本日の初読図書: 置場がないのでついに既刊を手放して、続きを含めて図書館で読むことにしました。新刊入って予約してから、順番来るまでに二ヶ月ぐらいかかりましたよ…… 今回の見どころは「笛吹童子」でしょうか。なんとあの無欲で恬淡とした博雅さんが、他人様に嫉妬しております! それが「楽の才」についてなのが、いかにも彼らしいですが。しかもオチがまた楽聖たる彼らしいところで。結局は博雅さんが一番なんですねvv そして相変わらず晴明さんとは、妖しい雰囲気がうふふと言うところ。 今作も道満に蝉丸法師に露子姫に保憲さんにと、いつものキャラクターが揃い踏み。露子姫好きだなあ。露子姫なら、晴明さんの妻として認めても良いかもしれません。 しかし気になったのは、なんだかみなさん、やたら語尾に「〜じゃ」をつけること。 これまでこのシリーズ、こんな口調でしたっけ……?
|
No.3387
(読書)
|
|
|
|
安物買いの……?
2011年09月25日(Sun)
|
|
|
昨日買った五本指ソックス。さっそく履いてみたのは良いのですが。 ……なんか片足、いきなり糸細くて親指の先っぽが透けてるんですけど_| ̄|○ おろしたてからついたケチに軽く凹みつつ、穴が空かないうちにと裁縫箱をば。薄くなってる部分を折り込んで縫い閉じておきました。 見た目は目立たないし履き心地もそう悪くはならなかったけど……やっぱり靴を履いて長く歩くと、ちょっと親指の先が痛い、かも? 後から母に「そういう肌に触れるものは、どうせ外からは見えないんだから、糸留めを外側に出しておくものだ」と言われて、なるほど! と思いました。そういえば赤ちゃんの服とか、縫い代が外向きになってますもんね。肌がデリケートだから。 って、私の肌はバリケードかもしれませんが(苦笑) もう片足の方は申し分がないので、残る三組も良い状態であることを祈りたいです。
|
No.3388
(日常)
|
|
|
|
2011年09月26日の読書
2011年09月26日(Mon)
|
|
|
本日の初読図書: 元ヤンで微妙に売れないホストの沖田大和。 ある日店にやってきた小学生の男の子は、「初めまして。お父さん」と大和に告げた。 聞けば子供 ―― 神保進は、かつて別れた恋人 有希子の子供で、父親は事故で死んだと聞かされていたらしい。しかし母親が隠していた写真や住所録から大和の存在を見つけだし、夏休みを利用して会いに来たのだという。 折りしも店で問題を起こした大和は、ホストクラブから系列店の宅配便会社へと配置換えになった。慣れない仕事をこなしつつ、初めて会う息子と手探りで交流を深めてゆく大和。 ぎこちない親子の一夏の交流を描き出した物語。
客を殴って ―― と言っても、悪い男に騙されている女性客の、目を覚まさせるためという非常に男らしい理由 ―― ホストを首になり、同じオーナーが経営する宅配便会社へと再雇用された大和。元ヤンの腕を生かして華麗なドライビングテクニックを見せてやるぜ! と意気込んでいたら……任されたのはなんとリヤカー(笑) 雨の日も風の日も、重いリヤカーを引いて働く大和は、ホスト時代のスマートさはないけれど、でもとっても格好いいのです。 新米お父さんとしても試行錯誤や失敗を繰り返しますが、それでも押さえるべきところはびしっと押さえるいい男ですvv 過去の失敗をきちんと糧にできているあたりが素晴らしいんですよねえ(しみじみ) あ、ちなみに今回は珍しくミステリ色が薄く、普通に父と子の交流話でした。割とさらっと読みおわれる感じです。 できればもうちょっと進くんと母親サイドの事情に説明が欲しかったかな……? っていうか、進くん、家事とかできすぎ。苦手な私は劣等感覚えちゃうよ(しょぼん)
そうそう、「ひきこもり探偵」の木村栄三郎じいさんが名前だけ出てきてました。さらに名前だけ出てくる新井クリーニングは、「切れない糸」だったでしょうか? 「ホテル・ジューシー」や「先生と僕」、そして「和菓子のアン」ともリンクしているようで、こういうさりげない坂木ワールドに気付けると楽しいですねvv
今回は京香さんが収賄疑惑を受けて、辞任に追い込まれるという大事件発生。もちろん最後は再選してめでたしめでたしなんですけどね(笑) しかし辞任から再選挙→当選までって、どれぐらいの時間がかかるんだろう……? あと今回の「荒れる成人式問題」は、このシリーズにしては珍しく、ちょっと爽快感が少なかったかな。私が「TVやイベントに、事情がよく判っていない子供を利用する」というシチュエーションが嫌いなせいかもしれませんが。 たとえばいくら売れている子役だからといって、料理の値段当てショーとかに小学生出すのはいかがなものかと思うんですよ。人生経験、絶対的に足りてないだろう子供に、高級料理を食べさせて、判る訳ないだろう値段を言わせるって……大人になってからその番組を見た当人は、はたしてどんなふうに思うんだろう……
|
No.3389
(読書)
|
|
|
|
自転車もなかなか
2011年09月27日(Tue)
|
|
|
恒例病院通いで、今日の午前中は朝イチの十分ほどしか歩く時間がとれませんでした(午後は暑いのでパス)。なので天気も良かったことだしと、病院まで自転車で行くのに挑戦してみたり。 距離はそれなり。微妙に上り坂が続く道は、計ってみたところちょうど図書館に行くのと同じぐらいの時間がかかりました。太ももにかかった負担といい、ちょっと汗ばむ具合といい、歩くのと同じぐらいの運動量にはなったんじゃないでしょうか。 でもって、ちょうど通り道に先日行ったファミリープラザがあったので、またも来訪。 本日の目的は、ゆったりとしたパジャマ(のズボン)です。 ……いえね、ちょっとこのところ体型が、ね(遠い目) まあとにかく(こほん)とりあえずスウェット系の室内着ズボンと、同じく室内着の上下を購入。 風呂上がりにズボンの方を着てみた感じ、今まで着てた平織りのパジャマとは比べ物にならないぐらい楽でした。ちなみに上は今まで着てたので問題なし。そう、上半身はそこまでではないんだ。問題は下半身なんだ。 ……ほんっと、はやくウォーキング(もどき)の効果が出てくれないと、マジでヤバイッス(−ー;) ついでに五本指靴下も、四足組をもうひとつ購入。 この前買ったデニムジャケットと口紅といい、今月は身のまわり費用に散財したなあ……
|
No.3390
(日常)
|
|
|
|
おもしろそうな機体ではありますな
2011年09月28日(Wed)
|
|
|
シグ3を使用し始めて早七年、まだまだ使い続ける気は満々ですが、それでも壊れたときのことなどを考えると、後継機が気になってくるところです。 今回は、最近ときどき目にする「ポメラ」たらいう機械について調べてみました。
■テキストメモ専用機「ポメラ」は使える道具か? http://ascii.jp/elem/000/000/183/183555/
どうやらポメラというのは、 txt ファイルでメモを取ることに特化した……ぶっちゃけそれだけ「しか」できない機械のようですね。 ただし単四電地二本(エネループ使用可)で最大20時間という脅威の駆動時間と、折り畳み式のフルキーボードという、コンパクトかつ使いやすいキータッチが魅力な製品のようです。起動も早く、日本語入力システムはありがたやのATOK。これは日本語を打ち込む上でかなりの強みです。外部ストレージに microSD (ただし SDHC 規格は不可)を使えるところも良いです。 問題は……本体に保存できるファイルが6文書まで。そしてなによりの問題が、作成できる文書量が、1ファイルにつき 8000 文字( 16KB )までという制限があること。これは長文書きには痛いです。 私は基本、短編一本で「目指せ最低 20KB 」。調子のいいときは 30KB を超えることもままあるので、この縛りを見て一気にトーンダウンしてしまいました。 ところが、です。関連記事でさらなる後継機が紹介されていました。
■ポメラの新機種「DM20」の「プレミアム」とはなにか? http://ascii.jp/elem/000/000/480/480506/?lpo
こちらによれば、本体へのファイル保存数は 1000 個まで、1ファイルの容量は 2 万 8000 字( 50KB 強)まで増えているようです。これはありがたい! おまけにディスプレイサイズもぐっと大きくなっているようだし、 microSD は 16GBまでの SDHC に対応とな。 そもそも私はシグ3のバッテリ切れによるデータ消失などが怖いため、PDAでは基本、外部ストレージにファイルを保存する習慣がついています。なので、本体への保存数はあまり関係ありません。ファイル容量も 50KB を超えるようなデータは、たいてい分割します。 ふむ……電子辞書やテキストビューワーとしての機能がないのは惜しいですが、単純に文章を打ち込むだけなら、悪くない……かも? 値段的に、ちょうど値下がりした時に買ったシグ3と変わらないあたりが辛いところか……って、熱帯雨林で見たら、その半額近くになってる!?
うーわーー、なんかもうキーボード付きCE機は終わってるみたいな感じが強いし、次はもうあきらめてモバイルノートにするしかないかとも思っていたけれど、こういう選択肢もありかもしれませんねえ。
ちなみに現在の SigmarionIII の主な使用法は、
・電子読書(メガ単位 txt や .book 形式) ・テキスト入力 ・自炊 PDF 閲覧 ・出納簿管理 ・電子辞書(広辞苑・マイペディア)
他にもいろいろインストールはしていますが、メインはそんなところでしょうか。 出納簿以外は、一応 W-ZERO3 でも代用できてるんですが。 ……こうして考えるだに、本当にシグ3が生産停止になっちゃったのが惜しまれてなりません。あの大きさでブラインドタッチできるフルキーボード付き。起動はスイッチ一秒で、簡易版とはいえ Windows 搭載というのは、非常に便利なのになあ……
|
No.3391
(電脳)
|
|
|
|
また買っちゃった
2011年09月28日(Wed)
|
|
|
定休日、病院と二日続けて図書館に行けなかったので、今日こそは……と思っていたのですけれど。 朝の新聞折り込みチラシを見た途端、行き先が変更になりました。 昨日も行ったファミリープラザの同テナントにて、ナップサック580円、しかも限定四個限りですと!? 四個じゃあ夕方の買い物時には、たぶん間に合わないじゃあありませんか!
……いえ確かにね、先日掘り出してきたあの赤いナップサックはまことに使い心地が良いのですよ。けれどそれは、Tシャツ一枚で歩ける今の季節だからこそ。元が小学生用ですから、紐の長さは今の服装でギリギリジャストフィットだし、内容量もハードカバーが五冊だとちょっときびしい。ポケットに刺している折り畳み傘は半分はみ出していて、前屈みになると落ちてくる始末。ちなみにファスナーはあまりに動きが悪かったので、仏壇のロウソクを拝借して塗り込むことでなんとか使える状態に。 これはもうちょっと寒くなって、上着とか重ね着するようになったら厳しいなあとは思っていたのですよ。できれば衣替え期間中は、カーディガンも入れて歩けるとありがたいし、折り畳み傘は外から見えないように持ち歩きたい。 そんなわけで、
三度足を運んで、買って参りました。 ちょっと予想より大きかったですけど、そのぶんゆったりと物が入りそう。とりあえずB6版四冊とポケットに傘を入れてみたぐらいでは、まだまだスッカスッカです。 実際に背負ってみた感じ、首筋に紐が当たるのが少々気になるのは、今日着ていたのが襟のあいたシャツだったからでしょうか。まあ冬場は基本ハイネックなので、大丈夫なんじゃないかと。 もっとも母いわく「値段が値段だから、ワンシーズン保てばいいでしょう」とのこと。前に似たようなの(確かキューハチだった)を買ったときは、それでも四〜五年は使ったんですけど……<最終的に、中が弁当の汁でぐちゃぐちゃになって廃棄処分した なにはともあれ、靴下といいナップサックといい、こうして購入したからには、少なくとも寒くなるまでぐらい歩くのを続けなければ(ぐっ)
|
No.3392
(日常)
|
|
|
|
2011年09月29日の読書
2011年09月29日(Thr)
|
|
|
本日の初読図書: 国子テイデスを堕落させると共に、その姉イセーレとの政略結婚を試みる宰相一派。もはや宰相の弟ドンドとの婚姻が翌日に迫ったとき、カザリルは最終手段として自らの命を贄とする「死の儀式」をもってドンドを殺そうとした。結果ドンドは死亡したが、何故かカザリルは死ななかった。腹に腫瘍を生じ下血に苦しみながらも生きている彼の姿に、宰相一派は死の儀式を行った者は国姫一行ではないと結論する。 イセーレ達は宰相側が次の手を打ってくる前に、身の安全を図ることにした。それはより「まし」な相手との婚姻を先に結んでしまうこと。内密の協議の結果、選ばれたのは、内戦が終わったばかりの隣国イブラの国子だった。 しかし実際に手続きを始める前に、テイデスが感染症により死亡。また彼が行った暴挙により王家に伝わる呪いが活性化し、国主オルコは病に倒れた。いまや新たな国子となったイセーレの婚姻は、うかつに行えば隣国へ故国を売り渡す反逆行為となる。チャリオンの権利をなにひとつ損なわぬまま、隣国の国子をあがなってくること。その重大な任務をこなせるだけの能力と忠節を兼ね備えたのは、もはやカザリルしかいなかった。死の儀式で弱った身体に鞭打ち、イブラへと旅立つカザリル。宰相ジロナルの妨害や、狡猾な国主と伝えられるイブラの古狐との交渉など、困難は数えあげればきりがない。 それでも使命を果たすべく、イブラへとたどり着いたカザリルを出迎えたのは、何故か彼を「カズ」と呼ぶ国子ベルゴンで ――
なんかもう、全編通じて主役がよれよれです(哀) イセーレの祈りに応えた姫神の加護によって、かろうじて死こそ免れたものの、腹中には外から見てそうと判るほどの大きな腫瘍を生じ、そこに封じられたドンドの魂と死の儀式を行使する魔によって、毎晩毎夜苛まれる始末。そんな状態で馬に乗って、八百マイルの過酷な旅へ出発し、行った先では威厳を失わぬように交渉を行う。途中には宰相からの襲撃も受けるし、倒れるわ吐くわ下血するわ。 視点がほぼカザリルに固定されているので、自己評価の低い彼の目から見たその姿は、不様で哀れなひどいものです。 でも、ひるがえって第三者の目から見た彼は、有能で高潔で忠誠心の篤い、とても立派な人物なのです。本人は最後まで自覚ありませんが。
それにしてもいざ下巻を読んでみて、上巻でさりげなく語られていたガレー船でのエピソードが、こう関わってくるとは思いもしませんでした。まったくもって見事。 イセーレの旦那に半端な人物は許せん! とか思っていたのですけれど、そのあたりを読んで唸らされました。うむ、これなら許せます。 ……旦那とイセーレの二人ともカザリル好きすぎで、ちょっと笑えますがvv
まあ、なにはともあれハッピーエンドでなによりでした。面白かったです。
|
No.3393
(読書)
|
|
|
|
|
B5のルーズリーフを入れられるかどうかが、カバンを選ぶときの条件だったなあと、新しいナップサック(でかい/苦笑)を眺めつつ思い出してみたり。 パソコン使ってサイトを開くようになるまで、小説書くのはB罫のルーズリーフにシャーペンが基本でした。表に本文を書き、裏面は白紙にしておいて、後から気が付いたことや書き足したいことをメモするのに使ってましたっけ。そしてそれらをもとにワープロで清書。あとは数少ない友人に読んでもらうぐらい。その頃に書いたのが……いまUPしているのだと、「かくれおに」とか「きつね」とか、あと日月堂の二話目まであたりですね。 楽園シリーズの原型にあたる、アーティルトが主役だったお話も、そうして書いたっけ……(懐) ちなみに日月堂はあと三話ほど中〜長編が書きためてあったのですけれど、PCに打ち込んでみようとしたら、どうにも手直しがしきれずにお蔵入りになってしまいました。今となってはもはやパラレルと化しています。 沙也香さんや伯爵との出会いが異なっていたり、晴明くんに婚約者(!)がいたりとか。 かくれおにの明と晴明くんのコラボなんかもあったんですけどね……それをUPする前に、とばしていた二人の出会い話(林間学校編)を書こうと思ったら、そこで筆が止まっちゃってます(−ー;)
ともあれ今のキーボード入力も、漢字変換が楽だったり推敲切り貼りが簡単だったり、あと脳内スピードについてこられる早さだったりと非常に便利で良いんですが。それでもあの頃の、分厚い辞書を引きつつ一文字一文字紙面を埋めていく作業も、それはそれで楽しく味があったなあとか思いかえしています。
いろいろ試してみて、またもブックマークレットを改造。 「黒文字薄背景+フォント変更」。やはり文字は濃いい方が良いし、背景色はうっすら灰色ぐらいが良いです。 ……背景色、16進数でも設定できるのかしら? とりあえずカラー名から選択してみてるんですけど。個人的には、背景 #FAFAFA 、文字 #444444 ぐらいが一番好みなんだけどなあ。
|
No.3394
(日常)
|
|
|
|
更新情報(2011年09月30日)
2011年09月30日(Fri)
|
|
|
閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」五四話目をUPしました。 これでようやく折り返しですか。……先は長いなあ。
|
No.3395
(更新)
|
|
|
|
2011年09月30日の読書
2011年09月30日(Fri)
|
|
|
本日の初読図書: 夜ごと異なる動物に変身する不思議体質の斗哉くんと、その父で犬に変身しっぱなしの真(シン)さん、異世界人の血を引き謎な能力を多々持ち合わせる楪(ゆずりは)さんに、そんな彼らを取りまく愉快な仲間達のお話。 今回は前回のラストでシメになった「仲間を捜そう」のコンセプトを元に、どんどんキャラクターが増えてゆきます。出てくる動物も様々で、相変わらず愛らしいったらvv 今回の個人的ヒットは、ウォンバットとモモンガでしょうか。新キャラ衣咲(いさ)は、普通に考えると格好いい系のはずなのに、何故か小動物的イメージが(笑) そして煮えたぎった油に指突っ込んで平気な楪さんは、本当に謎過ぎます…… あと、巻末書き下ろしの大雅くんは、1巻の感想でも書きましたが、本当にすごすぎますね。異世界特殊体質の斗哉と、同レベルで筋トレできる肉体能力って……(汗)
|
No.3396
(読書)
|
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|