よしなしことを、日々徒然に……
※ 2018年以降の記事は、別ブログの方へUPしています ※
新しいブログへは こちら からどうぞ。



 寝てしまう
2011年05月01日(Sun) 
オペラ座の怪人、読んでいてどうにも寝オチしてしまいます。
借りてきてもう三日になると言うのに、まだ100ページしか読めてません。
一文がやけに長くて途中何度も前に戻る羽目になったり、よく判らないオペラの知識が羅列されていたり、翻訳特有の意味の判らない言い回しが原因だとは思うんですが。
……これはもう、向いていないから読むのやめた方が良いんでしょうか(−_−;)

そして昼間に寝てしまうから、夜に寝つけなくなってしまう悪循環。
しかも食事時に呼ばれているのに気が付かなくて、昼も夜も抜いてしまった困りもの。
おかげで砂糖入り紅茶 or コーヒーでカロリー摂取しております。あと飴玉。
これだから太るんだってばよ……いっとき減りまくった体重、どこまで戻ったのか怖くて体重計で確認できなかったり。
No.3146 (日常)


 念願の
2011年05月03日(Tue) 
IPad をいじらせてもらいましたvv
なんでもうちから徒歩二分の所にお住まいのワチキさんが、このほど Windows7 をご購入なされたそうで。
HP作成ソフトの設定やら何やらをしてほしいと打診を受けたのが、一昨日のこと。
結局そのあたりはほとんど電話とメールで済んでしまったのですが、一応細かいところを調整しようと、本日お宅にうかがったのですよ。まだ見ぬ Windows7 にも興味ありましたし。
で、アイコンがうまく表示されないソフトのショートカットを作り直したりとか、新しいバージョンのエクセルを見せてもらったりとか、設定しているんだか遊んでいるんだかよく判らないあれこれを経て。
ついに見せてもらったのが IPad ですよ!
電気屋さんでも実物見かけないし、あったとしてもお店にあるものをそうそうはいじくりまわせないし……でも興味は非常にありまくったので、ここぞとばかりに触らせてもらいました。
思っていたよりも重量はあったかな? まあ、カバーついていたせいもあるのでしょうが。
あと持ち主のワチキさん自体、まだあまり使い方を把握してらっしゃらないのでかなり手探りでしたが、なかなかおもしろかったです。
……ただまあ、私にはあんまり向かないかな、と言うのが結論でした。
私はネットサーフィンするよりも、もっぱら保存してあるTXTやPDF、あとはflvあたりを見聞きするのが目的なんですよね。その点、外部ストレージがないのはかなりネックとなります。いくら内部メモリが32ギガとかあるとしても、100メガ単位の容量があるデータをいちいち転送するのは手間がかかりますし。
ほんと無線LAN経由でネットワーク内のPCの中にあるデータを、直接読み込めたら言うことないのになあ。
それにしても文字表示は非常にきれいでしたvv
外出先での無線LANではない接続方法でも、動画をなめらかに再生してくれてましたし。気になったのは、ルビタグの表示ぐらいですかね。ルビがついた文字のところで強制改行が入った上、ルビは変な場所に表示されてしまいます。青空文庫とか読みに行くと、かなり気になるんじゃないかと。

ちなみに上の写真は、もろもろが済んでから、お駄賃として連れていってもらったお好み焼き屋さんでの画像です。出先でもお手軽にネサフできるのは確かに便利です。

……そしてその後、無事にお別れしてから十数分後、再びお電話が。
「FTPソフトの設定削除してしもうた。もう一度来れんか?」
お昼ゴチになった手前、無下にお断りもできません。ってか、ヒマですしね(笑)
もう一度お宅へ行って、設定を直したり、以前のPCで使っていたソフトを Windows7 対応かどうか確認しながらインストールしたりとかしていたら、気がつけば四時を過ぎていたり(^ー^;;)
ほんと、電脳もの好きだな、自分ら……

SigmarionIII の覚え書きメモ>
先日の再構築の際、外字を入れるのを忘れていたので、またも作業しておりました。
詳しいやり方は、この覚え書きを EUDC.TTE で検索のこと。
なお外字をコピーするため EUDC.TTE を SigmarionIII の \Windows\Fonts にコピーする際は、 ActiveSync を使ってコピー貼りつけし「モバイルデバイスの形式に変換してコピー」となるようにする。
メモリーカードや MovSync 経由でコピーした場合はうまく認識されないので要注意です。
No.3147 (電脳)


 2011年05月05日の読書
2011年05月05日(Thr) 
本日の初読図書:
4488530028オペラ座の怪人 (創元推理文庫 (530‐2))
ガストン・ルルー 三輪 秀彦
東京創元社 1987-01

by G-Tools
あらすじの紹介は必要ないでしょう。御存知オペラ座の怪人です。
金田一少年の読み返しとかしていたら、何度もモチーフとして使われているので押さえておきたくなりました。
……しかしこれは……うーん……
もっとミステリ小説的なものを予想していたら、幻想怪奇小説?っぽかったというか。文章が幻想的というか比喩的というか、ぶっちゃけ内容に入り込みにくかったです。
そして金田一少年ではカルロッタ→シャンデリアに潰されて死亡、ジョゼフ・ビュケ→絞殺、フィリップ伯爵→湖に突き落とされて溺死、という流れで一貫していたように思うのですが、実際にはカルロッタ→病気で引退(シャンデリアに潰されたのはただの観客)、ジョゼフ・ビュケ→物語開始時にすでに首吊り死、フィリップ伯爵→湖で事故死、みたいな感じでした。
思っていたより、怪人が気の毒かつ本当に化け物じみている感じ?
個人的には、怪人よりもラウルの方がストーカーじみてたよ。仮にも恋している相手に対しても暴言吐きまくりだし……どうしてもラウルには感情移入できなかった……

とりあえず怪人は救われたと思います。そして彼を救ってくれたクリスチーヌにもかろうじて及第点。たとえ本心ではどう思っていたとしても、それでもそれを押し殺して怪人=エリックを受け入れようとしてくれたので、良いとしましょう。

460ページ中、最後の100ページほどが謎のペルシア人の手記となります。そこからがようやく読みやすくなりました。そこまでがほんとにしんどかった……
No.3148 (読書)


 匂うがごとく
2011年05月10日(Tue) 
例年、GWに入る前あたりで満開になっている裏庭の藤の花ですが、今年はちょっと遅かったようで、今がまさに盛りとなっています。
個人的に、木に咲く花としては白木蓮・桜・藤がベストスリー。
草花だと曼珠沙華とかハナニラとか庭石唱(こんな字だったっけ?)とか入るんですけど。
なにはともあれ、きれいなものを見ると心が洗われます。
……これで蜂が来なければ、言うことはないんですがね(汗)<現在危険で庭に出れない

今日は病院の帰りに古本屋へ寄ってきました。目的は金田一少年の続き。
2シーズン目の「天草財宝伝説殺人事件」までは持ってるんですが、このところ急に続きが読みたくなりまして。1冊100円なら買っても良いかな〜とか思っていたら、予想以上にたくさん出ていてびっくりしました。しかも100円じゃないのもかなりあり、また上巻しか置いてないエピソードとかもありで、結局その場でパラパラめくるに留まることに。
……しかし立ち読みは四冊が限度でしたわ。
むうう、以前はエンジェル伝説全十数巻、立ったままいっき読みとかできたものなのに、体力落ちたなあ..._| ̄|○
それでも前々から読みたかった、明智さんとの共同戦線「獄門塾殺人事件」が読めたので満足です。明智さんと言えば、「金田一少年の決死行」が上巻しかなかったのは惜しかったですが…… あれには小龍も出るらしいと聞いているのに。
あとはまた機会があったときに「剣持警部の殺人」あたりを読んでみたいものです。渋いおじさんも好きなんですよね。「怪奇サーカスの殺人」で若かりし剣持警部を見て、ハンサムぶりにべっくらしたのは、私だけではないはずだ……(笑)

話は変わりまして。
ふと思いついて検索してみたら、Youtube で宝塚の「雪之丞変化(抜粋)」を見つけました。

http://www.youtube.com/watch?v=8lcTiZyqn9A
http://www.youtube.com/watch?v=WaUfDHtrn2g

これ前々から見てみたかったんですよ!
6分×2本で12分ほどなのが惜しいですが、なんとなくの雰囲気は掴めました。お初姉御は、けっこう良い役っぽい? そして雪之丞が女形にも関わらず、男性っぽい所作をしているのがちょっと惜しい(男装した女優が女形演じているという矛盾が、ややこしすぎるんだな/苦笑)
雪之丞好きとしては、是非通しで見てみたいものですが、どこかで放送してくれないかなあ……
No.3149 (日常)


 2011年05月12日の読書
2011年05月12日(Thr) 
本日の初読図書:
「銀河鉄道の夜(青空文庫)」宮沢賢治

久しぶりに読みたくなったので、今度は旧字旧仮名版を選んでみたら、以前読んだものと比べて章の順番や一部の内容などが異なっていたので、初読図書に分類です。
この話は、さながら水晶を月の光で照らしたような、本当に美しい情景を思わせる文章だと思います。
個人的には、以前に読んだ新字新仮名・新潮文庫版の方が好みですかね。特に終わり方が。
今回読んだ方は、最後のちょっととってつけたような感じと、カムパネルラについての記述が銀河鉄道に乗る前にあるところが微妙に思われたのでした。
No.3151 (読書)


 腐った目かもしれないが
2011年05月12日(Thr) 
ブラック・ジャック劇場版2「ふたりの黒い医者」を見たのですよ。
いろんなエピソードがまとめてあって、かなりおもしろかったんです。
しかし視聴後、一番最初に思ったのが「キリコよ、お前そんなにBJのこと好きかvv」でした(笑)
あれだけ安楽死にこだわるキリコが、殺せと言われたBJを仮死状態にしてまで助けるのはまあ、事が終わったあとに自分も口封じに殺されないよう、味方につけるためだったとしましょう。
しかしラスト、銃でBJを狙っている敵を商売道具で後先構わず殴りつけ、なおかつ身を挺して助けるあの姿はナンデスカ。船の上で語り合っちゃったりするそのさまには、腐った心が腐腐腐腐腐となってしまいますのことよ。
最初はゲテモノにしか見えなかったキャラデザが、終わりごろには格好良く見えてきてしまうのが不思議な話です。
BJはTV版もたくさんあるからなあ。すべてを見ようとすると、当分かかりそうです。
No.3152 (日常)


 更新情報(2011年05月13日)
2011年05月13日(Fri) 
すみません、また一週間とばしちゃいました <( _ _ )>
閲覧室の「その他書架」で、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」四〇話目をUPです。
No.3154 (更新)


 2011年05月13日の読書
2011年05月13日(Fri) 
本日の初読図書:
「とんでも腐敵☆パートナー(小説家になろう)」〜9-5
 http://ncode.syosetu.com/n8203c/

イケメンウォッチが趣味の腐った女子大生と、ゲイで鬼畜攻めな薬学大生(片思い中)のスパイシーラブコメディ。
どつきあいの友情から、少しずつ距離が縮まっていき、最後は……らしいのですが、さてはてどうなっていくのやら。
かなり長いですが、完結済なので安心して読んでおります。
No.3155 (読書)


 2011年05月14日の読書
2011年05月14日(Sat) 
本日の初読図書:
4265072119アンティークFUGA〈2〉双魂の精霊 (YA!フロンティア)
あんびる やすこ 十々夜
岩崎書店 2008-04

by G-Tools
両親が行方不明になった風雅は、樹齢数千年というセコイア杉の木霊シャナイアと契約を結び、両親が戻るまで兄弟として暮らすことになった。両親が残したアンティークショップを経営するため、風雅とシャナイアはつくも神から直接その謂われを聞き出すという方法で「目利き」を行っている。
今回頼まれたのは、博物館で買い取った柿右衛門の壷の鑑定。
柿右衛門としての特徴は確かに備えているのだが、どこか違和感を感じさせるその壷には、人間の負の思いを増幅する精霊が宿っていて ――

一巻だけ購入してそのままにしていたシリーズですが、図書館で最終巻まであるのを見つけたので、読むことにしました。
改めて読んでみると、なかなかおもしろいです。前も書いた気がしますが、超絶美形がカップ麺すすってるのに萌え(笑)
今回、兄役の精霊が一人増えました。屋久杉の精霊だそうです。さてさて、次巻以降どう関わってくるのやら。楽しみです。
No.3156 (読書)


 踏んだり蹴ったり?
2011年05月14日(Sat) 
ここ数日、五月の観測史上最大と言われるほどの大雨が降っていたのが、からりと晴れて。今日は燦々と陽の照る、うららかな一日でございました。
風がかなり強くて、まだ水量が増えている近所の湖などは、多くの白波が立っておりましたけれど。でも家にいてもかなり気持ちが良かったのですよ。
そんなわけで、久しぶりに外へ歩きに出てみたのです。
正確にはひなたぼっこでは満足できず、足湯で身体を温めようと、本やらタオルやら持ってお出かけしてみたのですが。

……ぬるいわーーーーっっっ(ノ-□-)ノ ┻━┻。・;゜・。+ 

ぬるい! ぬるすぎる!!
いくら「季節によって湯温が変わります」とか書いてあるとはいえ、源泉が80度近くある温泉でかけ流しの足湯があの温度って! 「加水してあります」って、加える量にも限度ってもんがあろうよ!!
……って感じでした(ため息)
以前、六月に入りに行った時は、ふくらはぎから下が赤いソックス履いたみたいになり、全身汗ばむほどに温まるぐらい気持ちよかったのに……今日は温まるどころか身震いする勢いでした。足湯は近場に二箇所あるので両方入り比べてみたのですけれど、どちらも大差なし。あとで入った方などは、湖に面したところにあるせいで、風が吹きつけてきて湯飛沫が降りかかってくるし。
そして脱ぎ履きが楽だからとサンダル履きで行ったらば、靴擦れとかできちゃったりして。
おまけに帽子無しで歩いていたせいか、心なし耳が痒い……また紫外線にやられたか!?
普段外に出ないツケが、ここぞとばかりに襲いかかってきた感じでした_| ̄|○
慣れないことはするもんじゃないのか……
No.3157 (日常)


 便利なモノ見つけた
2011年05月15日(Sun) 
■小説家になろう〜テキストダウンロード支援〜
 http://narou.dip.jp/download/

小説家になろう(以下「なろう」)」の支援サイトさんが公開しているCGI(?)のようです。
なろうに掲載されている小説を、一括DL→TXT化してくれるツール。
使い方は簡単。保存したいページの目次を表示し、URLのラスト「n*****」の部分をコピペして送信ボタンを押すと、 zip ファイルの保存が始まります。解凍すると中身はテキストファイル。しかもページ毎のとすべて連結したのと目次の三種類が入っているので、好きなのを選んで利用できます。
まあ、多少の編集は必要かもしれませんが。

私は今まで小説のDL&TXT化にもっぱら Mojika(配布終了?) というソフトを使用していました。が、なろうでは何故かテキストが文字化けしてしまうので使えなかったんですよ。なのでいちいちリンク上で右クリック→対象をファイルに保存。その後 HtoX32 で html ファイルをテキストに変換し、同サイトの tmsCat でひとつに結合という面倒な手順を経ていたわけです。100話以上ある話とか、DLだけで軽く死ねます。
それが、今回からは一発で!
いやあ……探してみるものですねえ……
No.3158 (電脳)


 2011年05月18日の読書
2011年05月18日(Wed) 
本日の初読図書:
「とんでも腐敵☆パートナー(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n8203c/

一週間近くかかりましたが、ようやく読了。なんか文庫四冊分ぐらいあるらしいです。そりゃ時間もかかるわ(苦笑)
内容は……途中、話の展開上痛い部分もありましたが、最後はまあ爽快に?
っていうか、なんか後書きで「第一部完」とか書かれてるあたり、ちょっとまだ「ここで終わり!?」的な部分も残るのですが。
でも面白かったです。ヒロインのグリコのつきぬけ振りが素晴らしいこと(笑)
腐女子は腐女子でも、ちょっとひと味違ったグリコの男前振りが素敵でした。
紹介して下さった雪華さん、ありがとうございましたvv

「猫かぶり姫と天上の音楽(小説家になろう)」〜65
 http://ncode.syosetu.com/n3079o/
No.3159 (読書)


 2011年05月19日の読書
2011年05月19日(Thr) 
本日の初読図書:
「猫かぶり姫と天上の音楽(小説家になろう)」〜93
 http://ncode.syosetu.com/n3079o/

意に染まぬお見合いの途中バルコニーから転落した音大生の花は、自称『神様』に拾われた。彼はいくつかの世界を持っているらしいのだが、そのひとつユシュタールが崩壊の危機に瀕しているのだという。心も体も疲弊しているその世界の民達を、癒してやって欲しいと告げた神様は、そのまま花をユシュタールの中央、マグノリア帝国の王宮は、皇帝ルークの私室へと放り込んだ。
そこで彼女は皇帝の目に止まり、その気まぐれから『側室』の座を与えられてしまう。
最初は好奇心だけで花に接していた皇帝だったが、やがて彼女の聡明さや強さ、癒しの力に触れるにつれ、本当に心惹かれてゆき ――

とりあえず公開分まで読了。
本当はいい人なのに、環境に苛まれ冷酷な皇帝となっていたルークが、花にはデレデレになっていくあたりがご馳走様ですvv
花も一応元華族の旧家に生まれただけあって、それなりに側室らしい立ち振る舞いができている(けれど中身はかなりスチャラカ)なのがポイント高いです。
ちょっとイメージ「天は赤い河のほとり」に感じが似ていますか。
とりあえず第一の大波は越えて多少落ち着いた展開になっているので、読み始めるなら今と言うところです。
No.3160 (読書)


 更新情報(2011年05月20日)
2011年05月20日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」に、黒岩涙香の著作権切れテキスト「白髪鬼」四一話目をUP。
No.3161 (更新)


 2011年05月20日の読書
2011年05月20日(Fri) 
本日の初読図書:
「異世界で自助努力に徹してます。(小説家になろう)」〜異世界版遠距離通信
 http://ncode.syosetu.com/n9122p/

守護霊の手違いから事故死してしまった藤野瞳子は、その失敗を隠匿するため異世界に転生させられることとなった。せっかくだからと条件をつけまくり、魔王と戦っても大丈夫な能力を持つ魔術師として勇者召喚されることに。
もっとも勇者召喚とはいっても、逼迫した状況ではないらしい。そこで「自分は間違って召喚された、単なる魔術師です」と言い張って、その国の魔術院で働くことに。そもそも自分達の世界の問題を、勝手に引っさらってきた異世界人に解決させようなんぞおこがましいわ!
……というわけで、チートな能力は隠しつつ、それなりに快適な生活環境を作り出すべく、魔具開発や商業投資にいそしむ主人公のまったり異世界ライフ。

「シーフな魔術師」の作者さんの次作品。
だいぶ本数が溜まったので読んでみました。魔具の設定とか特許の解説とかが似ていたので、同じ世界観の昔の話かなあとも思ったんですけど、精霊が使い魔にできないとか書かれていたので、違うみたいです。
シーフ〜以上に国家制度や法律についての説明が続くので、苦手な方には辛いかも。アクションなどはほぼ皆無。あくまでのんびりまったりという感じです。
No.3162 (読書)


 2011年05月21日の読書
2011年05月21日(Sat) 
本日の初読図書:
4840139113ゴーストハント4 死霊遊戯 (幽BOOKS)
小野 不由美 いなだ 詩穂
メディアファクトリー 2011-05-20

by G-Tools
奇怪な事件が多発しているという緑陵高校。一度は校長からの頼みを断ったナルだったが、生徒会長安原修に頭を下げられ、重い腰を上げた。
学校中で起こっている奇怪な現象は、流行しているというヲリキリ様 ―― コックリさんが原因なのかと思われた。だがそれにしても数が多すぎる。しかも怪奇の起こる場所が移動しながら、強さが増しているようにも思われるのだ。
いつになく非協力的な学校側を相手に、苦戦を強いられるサイキックリサーチ。
やがて事件の焦点は、昨年自殺した坂内という少年に集まってゆき ――

シリーズ中、二番目に好きかも知れない作品がついにリライト♪
届いて即行で読み始めました。
なんか安原少年あーんど生徒会の有能度がレベルアーップ(笑)
いや安原さんはもとからごっつい有能な人でしたけど、さらにそれと食えなさ度が増してます。
しかし作品全体は……うーん……前作ぐらいから思い始めていたんですが、加筆修正がちょっと裏目に出てる? ような気が、個人的に。
私としてはこのシリーズ、女子高生の軽い語りなのにも関わらず、要所要所がめっちゃ怖いところに面白みがあったと思うのですよ。それが加筆修正でびっちり書き込まれちゃったおかげで、なんか普通の怪奇小説になっちゃってる感じが。
あと坂内くんが「部活に入っていなかった」と書き足されてるけど、彼美術部でしょーとか。
しかも今回、「結」が短えよ。真相に至るまでにかなり書き足してるのに、そこからがほとんど変わりないので、分量的に「あっさり終わっちゃった」感が……
いや、面白いんですよ? キャラも増えてるしエピソードも増えてるし。
でも個人的には、リライト前のほうが好き、かもしれないなあ……むむむ……
No.3163 (読書)


 これはこれで……
2011年05月23日(Mon) 
アニメブラック・ジャックをちょこちょこ見ているのですが、良いですねえvv
原作主義の方にはどうか判りませんが、マンガでは容赦なく死んじゃっていた患者(主に動物)が、無事に助かってくれているのは心がほっとします。「ひったくり犬」のラルゴとか、「シャチの贈り物」のトリトンとか、生きていてくれて素直に嬉しいです。原作の切ないまでに悲しい終わり方も、名作だとは思うんですが。
……しかし十年前に開業したとき、今とまるで変わらない容姿の先生は、少なく見積もっても三十後半……? いえまあ、あれだけの腕を持つ方だし、四十超でもなんの不思議もないんですけど。
そしてピノコとのやりとりに、疑似家族萌えーーvv
アニメの先生は、絶対原作の先生より優しいと思います。つうか、奥さんって自己紹介だけは(世間体的に)否定しておこうよ(笑)

つうか、ちょっと検索してみたら「ジャピノ」なるジャンルがあるんですね……そうか、やはりあるのか。うん、アニメの彼らはごっつーらぶらぶで、下手な二次創作よりご馳走様な感じがあるからな……(遠い目)
思わずいくつかブックマしちゃったり。

以下はヒトコトお返事です。
No.3164 (日常)


 2011年05月24日の読書
2011年05月24日(Tue) 
本日の初読図書:
4043944381僕とおじいちゃんと魔法の塔(4) (角川文庫 こ 34-4)
香月 日輪
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-05-25

by G-Tools
1巻目の後書きでは全三巻とか書かれていたのに、しれっと出てます四巻目。五巻目も2012年冬に発売予定、コミック怪では漫画化もされているとか。人気出たんですね……
まあ確かにおもしろいんですけど。ただ人生真面目に生きていない今の私には、グサグサと突き刺さってくる言葉も色々と(−_−;)
壁にぶつかりながらも、前を向いてまっすぐに生きている子供達がまぶしいです。

今回は猫の祟りに立ち向かう一同と、魔書の悪魔に深層心理をえぐられて泣きそうになる和人(龍神の弟)のお話。あとじょじょに人間らしくなっていく雅弥くんも入ってるかな。
相変わらず、この人の話を読んでいるとメシがうまそうに感じられます(笑)
No.3165 (読書)


 2011年05月25日の読書
2011年05月25日(Wed) 
本日の初読図書:
486423079XSILVER DIAMOND(22) (冬水社・いち*ラキコミックス)
杉浦 志保
冬水社 2011-01-20

by G-Tools
成重さん、成重さん! 成重さーーーーん!!!!
ようやくみんなと合流できて、もう目が潤んできそうでしたよ。うわーーーん(泣)
この方は本当に思い詰める方なので、もうどうなることかと思ってました。なんとか無事に戻ってくれて、一安心ですよ。
今回は妖芽の皇子はちょっと少な目で、とりあえず色々と懸案事項が片づいてくれたので嬉しかったです。金弦の警備隊(つーか我刀さん)も出てきたしvv
ただなー、生命の木と千艸の関わりとか、三重ちゃんが成重さんに言いたいこととか、また謎が増えてるんだよなあ(苦笑)

ちょっと積んでいたら、うっかり次の巻が出てしまったので急いで手に取ってみました。……が、ちょっと内容忘れてて、二冊前から読み返し。それでも微妙に判らない、話がややこしくなってきている22巻なのでした。
No.3166 (読書)


 今度はどんぐり
2011年05月25日(Wed) 
今週末、なんだか和物関係の施設でイベントがあるそうで、またも母に頼まれ販売する小物を作るお手伝いをばさせられました。
和物と言うことで、以前にも作ったシジミのストラップと、今度はどんぐりストラップ。完成品は100円。その場でキットを購入して自力作成する場合は50円。子供向け企画&ガールスカウト故に営利目的ではないのでリーズナブルです。
……しかし確かに縮緬っぽい布もストラップ金具も中の綿も百均で購入、団栗のヘタ(っていうのか?)は無料で拾ってきたものとはいえ、100円は安くないか〜?<手伝わされたのが面倒だったらしい
ちなみに私はこういうストラップも好きですけど、確実に壊すので実用はしません(断言)

ようやく靴ずれも直ったので、午後から足湯へ行ってきました。
ウォーキングしつつ日光を浴びて、さらに血行を良くするという一石三鳥を狙っているのですが、さて……
ちなみにお湯の温度は前回よりも少しマシで、湯の噴き出し口に三十分いたら足がほんのり赤くなる程度にはあったかかったです。隣に座っていたおばさま方もぼやいてらしたですけど、あともうちょっと、もうちょっと熱かったらなあ。
No.3167 (日常)


 2011年05月29日の読書
2011年05月29日(Sun) 
本日の初読図書:
「地味な青年の異世界転生記(小説家になろう)」〜第二十話 クルスの話 後編
 http://ncode.syosetu.com/n8322q/

元幼馴染みだった彼女に裏切られ捨てられたはずの主人公は、一年後に何故か無理心中をしかけられてしまう。そして気が付いたときには異世界ののどかな農村で、三歳児の身体に入っていた。どうやら転んで頭を打った弾みに、前世の記憶を取り戻してしまったらしい。
どうせならちゃんと記憶を消しておいてくれよ、神様……とぼやきつつ、彼は隠しているつもりでバレバレな子供らしからぬ生活を始めていった。将来の目標は、広い世界を見てまわるために冒険者となること。その為に三才の頃から身体を鍛えたり知識を収集したりと努力を怠らない。
やがてそんな彼にも親友と呼べる仲間達ができてゆく。
成長し、それぞれの道を選択する彼ら。夢の通り村を出て冒険者となった主人公は、前世の記憶と変わった能力を持つ自分のような存在が、「呪い付き」と呼ばれ忌まれていることを知り ――

かなりハイペースで更新されている期待作。
主人公、現在14才。新米冒険者です。これまでは村の中での割とのんびりした話が続いていたのですけれど、そろそろ怪しい組織とか出てきて、陰謀が絡んでくるみたいです。
転生物のわりに、チートな技術や知識の持ち込みはほとんどありません。持っている能力も「他人のステイタスを視ること」だけですし。今のところ、題名通り地味な感じかな。今後に激しく期待です。
No.3168 (読書)


 2011年05月31日の読書
2011年05月31日(Tue) 
本日の初読図書:
「攻撃魔術の使えない魔術師(小説家になろう)」〜ペルナちゃんの秘密(3)
 http://ncode.syosetu.com/n9966q/

現在よりちょっと未来。テレビとパソコンの違いがほぼなくなり、マルチビジョンネットワーク・コンピュータが次世代映像受信機として当たり前となった時代。デジタルゲームといえば、オンラインネットワークに繋がった物が主流となっていた。
そのなかでも抜群のシェアを誇るファンタジー系ゲームでは、ユーザーがオリジナルの魔法を作り出すことができるという、面白い機能が備わっている。大学生大杉健太郎は、その機能を利用して補助系魔法を作り出すことにはまりこんでいるヘビーユーザだった。
そんな彼だったが、突然の交通事故に遭い、気が付いたら赤子になってしまっていた。しかも白銀の髪に青い瞳を持つ、実に可愛らしい女の子に。
どうやら彼がいる世界は、はまっていたゲームの世界らしい。三才になった頃、ようやく現実を認めた彼(彼女?)が試しに実験してみると、拙いながらも魔法が使えるではないか。
それからは将来に向けてこそこそとMPUPを続けつつ、家族仲はそれなりに良い幸せな毎日を送っていた。
ところが五歳の時、母が弟妹を出産する際、命を落としかけたのを目の当たりにした彼女は、家族の目の前で魔法を使ってそれを救うことを決断し ――

異世界転生、TSでチートものになるのかな。
でも今のところまだあんまり、TSもチートも役立っていない感じ。とにかく家族仲が良くてほのぼのしているのが微笑ましいです。
現在10才。家族ぐるみで王都に引っ越して、浮浪児を拾ったり秘密のお友達を作ったりしております。
これもかなり更新ペースが速いので、今後に期待大です。
No.3169 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :


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