よしなしことを、日々徒然に……
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 やっぱりレシピって大事
2017年02月08日(Wed) 
えー……お前もういい加減にせえやってえ話ですが。
気になると検証してみずにはいられんのです(苦笑)

そんな訳で、



「優雅なタティングレース」より「7 ミニドイリー」の三枚目。
今度はちょいと太め。母の糸箱から出てきた謎の段染めカセ糸です。
何が謎って、用途も材質も、それどころかいつどんな経緯で入手したのかも不明。ずーーーっと糸用BOXで眠り続けていたってあたり、むしろ怖くて実験にしか使えません(^ー^;;)
もちろん母は使う気なぞさらさらないので、好きに持って行けとのこと。
まだ#20を使っていた頃に見つけて回収。その段階でもうこのサイズの糸巻きに巻いちゃってたんですよね……その後すぐに#40に移行したので、私のレース糸ボックスの中でも、さらに半年眠っていたのが、今回ようやく日の目を見た次第です。

他の糸と比べると、こんな感じ。



ダイソーの#20よりは、気持ち細いでしょうか。
私が普段使用しているのは真ん中の#40。比較ついで一番下に置いたのは、50番手の絹糸。二つ折りにしてから軽く縒りをかけ、マジックスレッド時に端糸を引き込むのに使用しています。

でもって。
そもそも今回作成しているミニドイリーは、書籍での指定糸がオリムパスのエミーグランデなんですよね。エミーグランデ自体には太さの表記はありませんが、だいたい#20相当だとのこと。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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ならばこの糸が太さも合いそうだし、なにより色合いが私のイメージする「中心から樹木が放射状に生えている」という印象にもフィットする感じ。
さらに先日見つけた、あとりえシシカスさんの「糸玉とシャトルをチェインにくぐらせないで、交差部分を作成する方法」も試してみたく。

■つなぎ方のヒント | Facebook
 https://www.facebook.com/media/set/?
set=a.256850507771540.57584.193366954119896&type=3

これだけ条件が揃ったら……もう作らずにはいられませんよねえ?

そんなこんなで、3日連続でなんちゃってケルティックにGO!



……うん、やっぱり太い糸のほうが、このモチーフは映えますね。
#40の糸よりもこちらのほうが、チェインが交差する部分の絡み合ってる感が強いように思えます。



この糸ならば、余裕でシャトルをチェインの隙間に通せますけど、そこはあえてシシカスさんの手法を試してみました。

結果はかなり良い感じvv
三つ葉を結った次のチェインを作成する際、角度に無理がないためよりやりやすく、かつ綺麗に仕上がる印象でした。
懸案事項だった最初と最後を繋ぐ部分も、考えていた通りでいけました。
すなわち、

1.最後の三つ葉の三枚目の葉っぱを作成する前に、リングひとつとチェインひとつと最後の糸始末ができる分だけ長めに残して、糸を2本とも切断する。
2.ねじったり折り込んだりしていた部分を元に戻し、全体を通常の形にする。切った糸も表へ引っ張り出しておく。
3.引っ張り出した2本のうち、リングを作成する方の糸を、シャトルの残り糸と結んで仮繋ぎする。
4.仮繋ぎした状態で、通常通りリング(三枚目の葉っぱ)を作成し、作り始めのリング(一枚目の葉っぱ)と繋ぐ。
5.最後のリングを閉じ終えたら、もう一本の糸を左手にかけ、次のチェインを半分まで作成する。
6.ピコ繋ぎする前に、仮繋ぎしたシャトル糸をほどく。そしてフリーになったシャトル糸と左手から外した巻糸を、隙間をくぐらせて前のチェインと絡ませる。
7.チェインを絡め終えたら、再びシャトル糸を仮繋ぎし、ピコ繋ぎして残りのチェインを結う。
8.チェインを結い終えたら、またシャトル糸をほどく。最後のチェインを最初のチェインと絡ませてから、最初のリングの根本で糸始末する。

以上です。
多少糸は無駄になるかもしれませんが、これが私のできる精一杯のやり方でした。
理論上はこのやり方で、#80やそれこそ#100の糸でも、このなんちゃってケルティックが作れる。はず。……しかしやりません、さすがにもういい加減飽きた(苦笑)し、#80の糸は本当に扱いが難しいので。

……しかもですね、写真を撮影・編集していてまたも気付いたのですよ。
三つ葉の数が一個足りねえ…… _| ̄|○
あんなに、あんっっっなにっっ!! 何度も何度も確認して、失敗見つけたらほどいてやり直してたのに。それでもまだやらかすか ・゜・(ノД`)・゜・

ちょっと心が折れたので、しばらくは別のモチーフに挑戦することにします。
次はどれにしようかな……ちっちゃめであまり時間がかからなさそうな、それでいて初めての技法を練習できるのが良いなあ。シャトルに残った、この太めの段染めも消費しちゃいたいし……


2017/02/09 追記:
結局、見れば見るほど悲しくなってくるので、なんとか手を加えて三つ葉を一個足しました。
切ったのと足したの合わせて6本の糸端を始末するのは、なかなかに難関でござった……
No.8024 (創作:: タティングレース)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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