更新情報(2016年10月14日)
2016年10月14日(Fri)
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「閲覧室」の「オリジナル小説書架」に、「鵺の集う街で」第十章「混乱」をUPしました。 シリーズ目次はこちら。
……気がついたら、丸一ヶ月サイトが動いてませんでしたが(汗) オリジナルの月イチだけはなんとか守っていきたいと思います。
そして話はもうひと波乱。 リュウの方の問題に解決が見えてくれば、今度は……という訳で。 そして子供は子供で子供なりに、けっこういろいろ考えているし、大人には見えてない部分も見えているのですという今回でした。
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No.7852
(更新)
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2016年10月14日の読書
2016年10月14日(Fri)
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本日の初読図書: ■老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます http://ncode.syosetu.com/n5529cy/
悪意や偶然や気まぐれの積み重ねによって、ごく気軽に、それこそ隣の部屋に移動する程度の労力で異世界と地球とを行き来できる能力と、言語チートを手に入れた18歳の少女。 半年前に交通事故で家族すべてを失い、遺産狙いの親戚達には嫌な思いをさせられ、精神状態最悪での大学受験に失敗。あげくのはてにはチンピラに絡まれ崖から突き落とされた彼女は、どこまでも現実主義になっていた。 異世界とこちらを行き来できるのは良い。互いの産物などを相互輸入することで、金を稼ぐのも良い。だが転移能力がいつ使えなくなるかも不明だし、あまり派手にやらかして、経済基盤を破壊してしまったり、文明の発展方向を捻じ曲げるのは本意でない。何より面倒くさい。 目指すは引きこもって悠々自適の老後生活。そのためには、いつどちらの世界を選ばねばならなくなっても大丈夫なように、両方の世界で貯金をしよう。それぞれ10億円もあれば足りるだろうから、金の含有量を地球レートで計算し、20億円すなわち金貨8万枚を目標に。 異世界の正しい進歩を歪めないよう、おかしな物は流通させない。でも、自分の楽な生活と身の安全のためには自重しない! 失敗すれば転移で逃げるから無問題!! かくして表に現れる言動はまともだが頭の中は少々アレな雑学少女が、西洋人には子供に見られる小柄な身体で金儲けに邁進することとなる。 そうして気がつけば、何故かいろいろと当初想定からずれてきていて……?
「ポーション頼みで生き延びます!」や「私、能力は平均値でって言ったよね!」の FUNA さんの作品。 未完結表示になっていますが、一応本編は完結してました。 主人公の光波(ミツハ)は、遺産関係とかでいろいろ経験してきたせいか、かなりドライな考え方をしています。恩には恩で返すけれど、敵対した相手にはいっさいの容赦なし。それが食い詰めた挙句に盗賊になるしかなかった元虐げられた農民でも、人を襲うことを選んだ時点で盗賊という名の殺人者。見逃せばこの先もっと人を殺すだろうし、それが自分の大事な存在かもしれないと判断、はっきりさっぱりその手でぶち殺してます。さらに実際に大事な人達が危機に陥ったら、自重? ふざけんなとほっぽりだして、オーバーキルをぶちかます。 下手に偽善めいたことを言い出さないところはスッキリしますね。 ツッコミどころやご都合主義、あと視点というか文体というかに気になる点はありますが、おおむね面白かったです。 ……ってか、うっかり明け方三時までかかって最後まで読んでしまいましたよ…… あと主役の好みがイケメンよりもハイスペックな渋いおじさまなおかげで、主要キャラにおっさんがたくさんいるのも嬉しいですね(笑) 地球でお世話になってる傭兵団の隊長(という通称の団長)も、異世界で雇う傭兵のおじさんも渋格好いいし、伯爵様やら王様やら宰相やらその執事達やら、よりどりみどりさ! 最後がちょっといろいろ放り出し気味ですが、後日談? 番外編? 的なものを書かれる気持ちはある模様。
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No.7853
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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