よしなしことを、日々徒然に……
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 レース編みの道具じゃねえ(笑)
2016年08月28日(Sun) 
これまで何枚作成してきたのか、そろそろ判らなくなりつつある、タティングレースのスクエアモチーフ。
いちおう、一度は四枚を繋いでそれなりの形に仕上げたのですが。
やっぱりこう、いろいろなところが気に入らず、自分なりに細々と試行錯誤しておりました。

二色のものを単色にしたり。本に載っている編み図そのままだと、どうしてもドーム型になってしまうため、目数をあっちで減らしてこっちで増やしてと調整してみたり。
スプリットリングを導入して、一段目から二段目に上がる際、糸を切らずにすむようにしたり、チェイン部分のピコ繋ぎをロックジョインに変更してみたり。
あと最後にぐるっと周囲を取り囲む仕上げフレームも、デザインから結い方からどうにも微妙だったので、私好みにいじってみて、と。

ついに20gの糸玉を1個使いきった本日。
ようやく満足の行くデザインにたどり着きました。



大本は、藤戸禎子さん著の「タッチングレース(華麗なクラシックレースシリーズ)」に載っている、「8 クッションカバー」のモチーフです。
本来は二段目までの四角を複数枚繋いでから、最後に全体をぐるっと飾り段で囲むのですが、とりあえずデザインを詰めるため、今回は一枚のみでの作成。
飾りフレームなしだと、一辺が5cmぐらい。フレーム込みだと8cmぐらいになります。

今回も今回とて、あっちこっちで間違いを繰り返し、全体的にガタガタですが……一応なんとかミスさえしなければ、好みのデザインに仕上がるだろう目数を決定することができました(ため息)
これからは、特に作りたいものがなくて手が空いた時には、これを結っていこうかと思います。

目指すはテーブルセンター……いや、夢は大きくテーブル掛けで!

なお現在は、調整済み目数で3枚ほどを繋ぎ、4枚目の一段目を作り終えたところです。



このデザイン、けっこう作るの楽しいんですよね。
リングとチェインを何度も繰り返しつつ、オニオンリングなんかも入っていて、さらにスプリットリングとロックジョインとアンダージョインも使ったりと、この小さな一枚の中にいろいろな要素が詰まっていて、単調ながらも適度に飽きが来ない刺激が続きます。
しかもシャトルを二つ使うものの糸玉は不要なので、出先で結うのにも、持ち運ぶ道具がかさばらないのがありがたくvv

繋いだ全体が大きくなってきたら、本体そのものを持ち運ぶのは厳しくなるかもしれませんけど。でも各モチーフの二段目の途中までなら、作りかけ1枚だけ単独で持ち歩けます。予備シャトルを二つ持っておけば、出先でできるところまで終えちゃっても、それは保留しておいて次の1枚に手を付けられますし★

……ってか、ずっと「出先」を強調してますが、ぶっちゃけここ一ヶ月ぐらい仕事のブックカバー作成を中断して他の業務をやっているので、ストレス発散(モノ作り成分)が足りない = お昼休みにレース編みでリフレッシュをしていたりww

幸い、会話しながらでも手を動かせるようになってきましたし(たまにそれでポカミスするけど/汗)、周囲がそれを許してくれる雰囲気なのも非常にありがたいです(しみじみ)

マクラメも充分楽しいし、あっちのほうがデザインの自由度は高いんですけど、なにぶん道具や材料がかさばるから、出先で作業するって訳にいかないのが難点なんですよねえ。ロウ引き糸を使っていると、蜜蝋で手から周囲からベッタベタになりますし(−ー;)

その点、基本シャトルと、必要なら小さめに巻き直した糸玉。あとは糸切りバサミと針とかぎ針ぐらいの、小さな巾着に収まる材料・道具だけですむタティングレースは、本当に便利ですね。

ああでも、ちょっとかさばる道具を、新たに今日、買ってきてしまいましたが。
その名は ラジオペンチ です。
……レース編みとは真逆の方向性を持ちそうな工具ですが、これがあるとすごく便利だということに、数日前に気が付きまして。

タティングレースをやっていて、うっかりやらかしがちかつ、非常に困るのが「間違えたリングをほどいてやり直す」という作業です。これがもう本当に大変で……何度「これは無理だ」とあきらめ、糸を切って、かなり前からやり直す羽目になったことか。

いつもお世話になっている↓こちらにも、コツは書かれていますけれど、

■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース リングを開ける(タティングレース)
 http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-365.html

> シャトル糸を引っ張り出すようにして、黄色○の部分を引っ張ります。
(中略)
> それから、リングのクロージング部分のシャトル糸を
> 青色矢印 1 の方向に引っ張ります。

これが、無理!
あーんな細かいところの、わずか数ミリの長さの糸を、どうやって指でつまめというのか!!
結局いろいろいじりまわしているうちに、最後のダブルステッチが締まってしまい、にっちもさっちも行かなくなるのが関の山です。

幾度も涙を飲んだのですが……床に座り込んで作業していた際、ふとすぐ横のハンドメイド道具置き場の棚にあった、ラジオペンチが目に入りまして。
ちょっと試しにと使ってみたら……なにこれめっちゃ楽やん!?

今までのあの苦労は……というぐらいにあっさりとリングを開けることができて、びっくりしたのでした。

なので持ち歩き用道具一式のひとつとしてと、あと他の作業もするラジオペンチと共用すると、レース糸が汚れる可能性もあるなあと、百均で新しく購入してきたのでした。

……なんかこう、どんどん関連道具が増えていっているような(苦笑)

←現在、巾着に入れて持ち歩いている中身

太い糸でも簡単に通せるワンタッチ針は、ビーズの入っていた円筒形のケースに入れています。
レース用かぎ針は、金属製のキャップ付き。母が学生時代に使用していたという年代モノです★
作成しているモチーフによっては、これにスリーピンで止めた糸巻きが追加されますが。

……やっぱりラジオペンチだけ、極端に異彩を放っているなあ……ww
No.7803 (創作:: タティングレース)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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