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録り溜まっていた、「臨床犯罪学者 火村英生の推理」の1〜2話をようやく見たのですよ。 うん、普通に面白かったです(笑) っていうか、これどう考えても腐ったお姉さん向けの味付けですよね。どこの二次創作かと思いましたよww<「泊めてくれないのか?」「お前、ときどき仔犬みたいな目ェするよな」とかさあ(笑)<ってか、なんでこのシーン、火村だけずぶ濡れなのよ
実はすでに原作から離れて長い私。読んだのは「マレー鉄道〜」までなあたり、正直言って原作にこだわるほどの思い入れは、もうあまり残っていません(ってか、正直「朱色〜」までしか内容覚えてねえ/汗) でも、あの頃このシリーズを読んだおかげで、この世界に戻ってこれたというか。あれこれあってしばらくめっきり書けずにいた文章を、久しぶりにひとつの形として仕上げることができたのは確かなんですよねえ<「パロディ小説書架」の「灯火」と「ナイトメア」がそれ
ともあれ。 今回のドラマ、キャスティングが珍しく、私でも知っている俳優さんたちだったのも、見てみようと思ったきっかけのひとつでした。北大路欣也版・剣客商売の若先生(斎藤工)と、ST赤と白の捜査ファイルの黒崎さん(窪田正孝)ですもん。これは興味が惹かれます★
で、肝心の内容ですが。 火村先生の危うい部分が、いきなり第一話目からぶっこんできてありましたね。 「人を殺したいと思ったからだ」の台詞や血まみれの悪夢を見て飛び起きるなんてエピソード、原作では何冊も後、「朱色〜」でようやく出てきたんだったと思いましたが。 ……っていうか、あれ? 原作ではこれ、過去形でしたよね。「人を殺したいと思ったことがあるから」じゃなかったですっけ。ドラマでは現在進行形?? だからこそ捜査資料や現場を見ながら、いろいろと幻視あるいは妄想してるのかな。
そして原作ではどちらかと言うと「日常の象徴」、「読者の代弁者たる一般人」という印象の強かったアリスも、なんだか内にいろいろと孕んでそうな気配がひしひしと。 おかげで「常識的な社会人として生きながらも、何か過去にトラウマ的なものを抱えていて、実は境界線上にあるのかもしれない火村」と「それをうすうす察しながらも、あえて踏み込まないことで彼を日常に引き止める凡人アリス」という原作の構図が、ドラマでは「二人して内に危うい何かを孕みながら、互いにフォローしあうことで常識の皮をかぶっているのかも?」といったイメージになっていたように感じられました。
特に二話目で登場した、引き篭もりとその面倒を見ている友人。タイプの違うことが面白くて付き合っているとうそぶいていたその二人の、関係が破綻していくところなどは、まさに火村とアリスの共依存的な関係の危うさを、鏡写しに見せていたのではないかと解釈するのは、深読みのしすぎでしょうか。
しかし原作へのこだわりを抜いて、これはこれとして見た場合、私は大変楽しかったです。 共依存とか、精神的にどこかぶっ壊れたキャラって、すっごく好きなんですよ(苦笑)
火村が、夜の窓の外を見ながら、にやりと笑みを浮かべる。 アリスが言う。 「お前いま笑うてたやろ」 「うん」 「……判る。この事件、おもろいな」 「ああ」 「その顔、絶対『警察の前で』したらあかんで」 なんて……こんなこと言うワトソン役、めったにいないッスよ(普通は単に『するな』ってたしなめるだけでしょ)
斎藤工のキャスティングも、予想以上に悪くなかったです。前髪で片目が隠れてるのとか、よく見えない表情のなか口元だけが吊り上がるのとか、ゾクゾクしますねvv さすがは大人の色気があるとか言われてるだけはあると、しみじみ納得しました。
それでいて、猫撫でながら「冷たいヤツだにゃー」とか言ってるし。 「ぐうの音も出んわ」「ぐー」とかやり取りしてるし。 二話目の予告でアリスに向かって「犯人はお前だ」とかやってるから、どんな展開だ!? とドキドキしてたら、単なるいつものじゃれあいだしww
黒の手袋に白いジャケット、ぶら下がってる緩みまくりの黒ネクタイ。隣人から預かるカナリアと、小物類もいい感じ。 ……あえて言うなら、預かってたカナリアが鳴いてたのがちょっとアレでしたけど、でも独立した話の展開的にはなんら問題ないですから、そこは別に些細なことですもんね。 ところでアリスのフルネームって、ドラマ内で登場してましたっけ?
今回一番良いなーと思ったのは、二話目のラスト。 捜査権のない火村が犯人はお前だ! とやるのではなく、ちゃんと警察が地道な捜査で証拠を見つけて、ハッタリでも何でもなく、正規の手続きで当たり前に犯人を逮捕する。 探偵が主役のミステリものでは噛ませ役になりがちな警察が、ちゃんと機能している。当然のようでいてなかなかこうは行きません。 「プライドが無いとでも言いたいんか。あるか、そんなもん。あるんはな、犯人を逮捕したい。それだけや!」 この鍋島さんの台詞に痺れますvv 警察の意地とプライドと有能さを、描いてくれたところが素晴らしい。
予想以上に続きが楽しみになりました。 カレー記念日はやってくれるのかなあ。いきなり隣の席で、見知らぬ学生が内職してる小説を勝手に読み始める火村。気にしつつそれでも続きを書き進めるアリス。 窪田さんはまだしも、斎藤さんは今さら大学生の役は無理だろうし、誰か他の俳優を当ててもいいから、あのエピソードはぜひ入れ込んでほしいんですけどねえ……
そして本日の、いつもは行けない遠場のダイソーでの収穫。
……後ろに写ってるマニキュアやリムーバーはともかく、手前のが……まったく何やってんでしょうね、私は(苦笑)
さらにマニキュアは冷やしておいたほうがムラなく塗れて硬化も早いという情報を発見したので……
冬空の窓の外にて乾燥中。飛ばないように重しつき(笑) ……ほんっとに、何やって(ry
あと、全然話は変わりますが。 エクセルでA列に大量入力された9桁の数値(連番多数なのに順番バラバラ)を、ひたすらチェックしていく仕事があったのですよ。その際、事前準備をされた方が COUNTIF 関数を使用して、もし数値がだぶってる場合はB列の隣のセルに*マークを表示するという数式を入れて下さっていたのが、すっごく役に立ちました(−人−)
=IF(COUNTIF($A$1:$A$1000,A1)>1,"*","")
こんな感じ(もしA1からA1000の間に、A1と同じ数字が1個より多くあれば*を表示し、それ以下なら空白とする)。 これをB1セルに入れて、あとは1000行目までコピーして行けばOK、と。 こういう使い方もできるんですねえ。まったくもって勉強になります(しみじみ)
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No.7375
(映像)
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2016年01月30日の読書
2016年01月30日(Sat)
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本日の初読図書: 「輝く国(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n4422dc/
新月乙夜さんの新作短編ということで読んだのですが。 えっと……? 久しぶりの読書記録がこれって(笑)
あ、ちなみに1月頭からずっと、他に寄り道したり連載追っかけてる作品の更新チェックもしつつ、2.5MBぐらいあるなろう小説を読んでいるせいで、なかなか初読図書が増えないのです。 面白いは面白いんだけど、どうも細かいところ(魔法の設定とか)が頭に入ってこないんだよなあ……
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No.7376
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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