暴走列車は止まらない
2015年11月07日(Sat)
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例のアレは、今日もコタツで EveryPad と外付け Bluetooth キーボードを使って書き進めた結果、ようやく2章目に入り、重要ゲストキャラも登場したのですが。 現段階で既に、当初想定枚数を超えた原稿用紙60枚と14行に到達しております。そしてプロットは、たった一行進んだだけの4枚目のままで、ゲストキャラは登場したばかり。
っていうか、予想以上にあちこちに暴走しまくって、プロット段階でモブだった脇キャラはどんどん肉付けされていくわ、悪役ポジションのキャラは、どんどん「そりゃこんな奴、総スカン食らうわ」的、ヤな性格になっていくわでもうヽ(´〜`)/
……もともと私は、主役クラスの外見とか過去とか、あと最終的な話の到達地点はそれなりに細かく決めるんですが、脇キャラとか途中経過とかは、書き始めてからノリと勢いに任せる場合が多いんですよね。
そのもっとも顕著な例は、月の刃〜でしょうか。 あれなんて、プロット段階ではジルヴァとガイしか、設定なかったんですよ。あとは全部名なし顔なしのモブ船員だったのが、本編の文章書きながらその場に合わせてどんどんキャラを作る ―― というより、勝手に彼らが生まれてしゃべって動きだしていき、下書き第一稿ができあがった頃には、あんなんになっていたという具合でして(笑)
そこでさらに、挿絵描いて下さることが決定していたあまの姐さんに、下書き読んでもらいつつ細かい容姿とか思いついた裏設定とか伝えていくうちに、逆にネタを頂いたりして暴走した結果、本編が改稿されるどころか番外編の拍手SSが増えていった、と(苦笑)
そういえばきつねシリーズの直人も、もともとは「晴明の友人」というくくりの、三人一組モブキャラだったんですが……それがどこをどうして、ああなった……(遠い目)
まあ、キャラクターが勝手に動きまわるこの感覚も、久しぶりといえばとっても久しぶり。 このところ、お話を書いても既存のシリーズのキャラばかり登場させていたので、こんなふうに暴走一直線なのも、非常に楽しくはある訳で。 この際だから、行けるところまで突っ走っちまえーーー、と自主的にブレーキを外してみたり。
修正して書き直すのは、あとからいくらでもできますからね。 今はとにかく、思いつくままキーを叩いていきたいです。
ああでも、来週の更新準備もしなくっちゃ……信仰論の四章目と終章の最終推敲と、レイアウトと……あとDL版の作成……いまあっちを読み返すと、世界観が違いすぎて脳みそが混乱しそうなんだが(−ー;) いちおう文体とかも、シリーズごとにちょっとずつ変えてたりするんですよ? 細かすぎて、読んでる方には全然伝わっていないこだわりだとは思いますし、ところどころでそれも崩れてきてたりますが。
いま書いてるお話は、舞台がかなりの未来で、主役はプログラムとか組んじゃう人なんですけど、でも近年の電脳関係の栄枯盛衰を見ると、「パソコン」とか「携帯電話」とか、ましてや「タブレット」「スマートフォン」、「SNS」なんて単語を登場させてもいいものかどうかとか、そこらへんからもう悩みどころです。
日月堂のシリーズだって、書き始めた頃は携帯電話なんてまだ普及してませんでしたからねえ。だから最初の方の話をサイトにUPする際、なんでこいつら携帯で連絡取り合わないのかっていう理由付けをするのに、頭を悩ませたりとか。 今でさえ、ようやく直人がレポート書くのにノートPC使ってみたぐらい、お話の中での彼らは電子機器をほとんど使っていません。
だってうっかりスマホとか登場させて、十年後ぐらいに読み返したら「ぷ、スマホだってwww」ってなってたら嫌じゃないですか……<ポケベルとか自動車電話という実例が存在するからなあ
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No.7212
(創作)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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