よしなしことを、日々徒然に……
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 自作ロウ引き紐を使ってみた
2015年10月05日(Mon) 
昨日作成した「百均のリリアンと仏壇のロウソクを使った、なんちゃってロウ引き紐(ワックスコード)」を、実際に使ってみた感想です。

まず一番に確認したかったのは、糸端を炙って固める処理ができるかです。そもそもロウ引き紐とやらを使ってみたいと思った、最大の理由がそれなのですから。

とは言え、いきなり手間のかかるものを作って、最後の糸処理で失敗するとかなり凹みます。そこでささっと簡単にできる、浮き球風・石包みのペンダントトップを作成してみました。
中身は、一度細い糸でペンダントにしたは良いものの、糸始末がうまく行かずにすぐに切れてしまって放置していた、グリーンフローライトのタンブル。糸はオリーブグリーンのものを使用しました。

細かい作成方法は、以前にもご紹介したので割愛。
興味がおありの方は、浮き玉包みの方なら、

■「ガラス玉」2 : らんらんごろうさんでー(仮)
 http://blog.livedoor.jp/run_gorou/archives/8056055.html

こちらで詳しく説明して下さっています。
紐を通す輪の部分は、シンプルに平編みで。

なお、ちゃんとした市販のロウ引き紐はどうか知りませんが、このなんちゃって紐で編んでいると、けっこうロウの粉があたりに散りまくります。手や周囲を拭く濡れ布巾と、下に敷く大きめの紙は絶対に必要だと思いました。



個人的この手のものの最大のネックは、糸端の始末。
結び目が見えるぐらいならまだしも、糸端がはみ出しているのは美しくない!
なのでいつもビーズなどで隠していたのですが、そうするとどうしてもデザインに限りが出てくる訳で。
↑のように紐や金具などを通す輪の部分まで糸で編むと、最後に結び目と糸端が目立ってしまうのです。

これをきちんと処理できるかどうかに、今回費やした労力がかかっています。

焼いて端を始末する方法は、ここらへんのサイトを参考に、

■蝋引き紐の仕上げ処理 - 貴石工房パックOnline Shop
 http://stone-puck.com/?mode=f32

ポイントはライターの火の中でも、温度の低い青い部分を使い、焼くというより溶かすというイメージで。そして糸端が溶けてきたら、素早く指で押さえて周囲になじませるとのこと。
あとくれぐれも、他の部分を焼いてしまわないよう、注意するべし! と。

何度も関連サイトを熟読した上で、恐る恐るやってみました。
火の青いところ、青いところ……余計なところを焼かないように……溶けてきたら、指で押さえて……



できたーーーーっっ!!( T ▽ T )

これだよ! こういうふうになって欲しかったんだよ!!

大・成・功 ですvv

↑の写真だと、ちょっと黒ずんでやはり目立つように思えますが、ここで仕上げにもう一手間です。
石部分に付着したロウ屑を、濡れ布巾や綿棒などでできるだけ取り除いたら、全体にドライヤーで熱風を当てます。



どうですか!
細かいロウが溶けてなじみ、全体が落ち着いた色調になりました。
結び目も、あえて注視して探さなければ見つかりません。

下に写っている、ドライヤーを当ててない元の糸と比べると、格段にきれいになっているのがお判りでしょう。
こうすることで、見た目が良くなるだけでなく丈夫さも増すそうです。
また古くなって白く粉をふき始めたマクラメ作品なども、ドライヤーを当てる(このとき軽くロウを塗っても良い)と、美しさを取り戻すのだとか。

うむうむ、先達の情報とはありがたきことかな。

……ちなみにこのペンダントヘッド、使用したロウソクが長らく仏壇の引き出しに入っていたおかげで、うっすらお線香の香りが漂ってきます。

まあ、なんと格調高いのでしょう(笑)

また母がお線香にはこだわる人なので、地元の店では入手できずにわざわざ通販でお取り寄せしている、ちょっとお高めの白檀なんですよねえ。
どうせなら長持ちしてくれると嬉しい、かも?


そうそう、せっかくなので、ロウは引いたけど未使用の糸も、厚紙に巻いた上でドライヤーを掛けておきました。
……そのままだと、しまっている間にロウの粉が、あちこちに付着しちゃいそうだったと言うのもあります(^ー^;;)



左がロウ引き&熱風処理済の糸、右が買ってきたままの状態のダイソーのリリアン糸(クラシックカラー)。

こうして並べてみると、ロウ引きした結果、だいぶ色が暗くなっているのがよく判るかと。
特に一番手前の糸など、処理前は本気で黒なのか焦げ茶なのか判断できません(苦笑)

ともあれ、
108円(ロウソクも買うなら216円)で、6色・合計60mのロウ引き紐を入手する方法でした★


……なお、リリアンは変色(退色?)が激しいという話も耳にします。また耐久性については、未だなんとも言えません。
この方法で作成されたロウ引き紐を使った結果、なんらかの不具合が生じても、こちらでは責任を取りかねますので、あしからず。

これは自作作業それ自体を楽しみたいかたや、自分用にちょっとした小物を作ってみたいかた向けの、あくまでお遊びですからして(苦笑)


……そして、そもそもマクラメを始めた当初理由だった、なんちゃってシーグラス風ビー玉の場合、この紐を使用するとロウが付着して、せっかくのくもりガラス風味が消えてしまうのではとかいう懸念がですね(汗)
粗めに作ったやつならともかく、耐水ペーパーで磨いた細かい表面のやつは、特に無理っぽいなあ。
あれにリベンジをかけようかと、まず黒と赤の紐をロウ引きしたのにさ……<うっすら白い表面に映えると思った



ところで昨夜寝たのは1時過ぎだったんですが。
明け方、五時頃にちょっと目を覚まし、気がつけばすっかり世間が明るいって _| ̄|○
四時間も寝てねえよ……一日超ねむかったッス(−ー;)

しかも例によって おたねさん からデータ入力A4×3枚は頼まれるわ、日時が変更になったパソコン講習に予定外で出席する羽目になるわで、なんだかばたばたと。

まあ、それはそれで充実してるんですがね!<半ヤケ

ちなみに本日の講習で私に割り当てられたノートPCは、なんと Windows8 でした。うわあ、10に引き続き初めて触ったよ!!
しかも日本語入力がATOKって!
ほんの二年ほど前までず〜〜〜っと使っていたはずなのに、もうすっかり文節変更の方法とか指が忘れてました。慣れって怖い<今はグーグル日本語入力を使用
……でもこれ私だから、「おお懐かしい」ですみましたが、ほんとにパソコン初心者の方だったら、今日の「キーボード(と Microsoft IME )で文字入力をする」という受講内容についていけなかったんじゃとか(苦笑)

そしてえらそうなことを言っている私は、「ホームポジションに指を置いて、それぞれ決まった指でキーを押す」という部分で、二の腕が攣りそうになりました(−ー;) ホームポジションの状態だと、どうしても画面見たまま「こんにちわ」の五文字が打ち込めねえ……

駄目だ、もう今さら五本指での正式なタッチタイピングを覚えるのは不可能だ……<基本、親・人・中×左右の六本指タイプ。しかもVとかFとかでも、時と場合で右手の指を使っているヤツ
No.7138 (創作:: マクラメ)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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