よしなしことを、日々徒然に……
※ 2018年以降の記事は、別ブログの方へUPしています ※
新しいブログへは こちら からどうぞ。



 あと五話ぐらいですっけ?
2015年08月23日(Sun) 
今週のアニメ「アルスラーン戦記」20話「騎士の素顔」。
予告編を見るだにオリジナル展開なのは判りきっていたので、かなり戦々恐々としていたのですが。
個人的にはかーなーりーーおもしろかったですvv
まず激に応じて、続々とやってくる武将たち。ルーシャン、ザラーヴァント、トゥース。

そしてついにイスファーン、キターーーヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノーーー!!

カーランとザンデの親子もけっこう面影ありましたけど、イスファーンも似てる! まだまだ若くて細くて、でもシャプールに似てるーーーっっっ( T ^ T )
……ルーシャンのナイスミドルっぷりにも驚きましたが<もっと気と胃の弱そうな、ひょろい文官タイプを想像していた
ザラーヴァントはまあ、こんな感じか(笑)
一番イメージが微妙だったのは、トゥースかなあ。もうちょっと若めで、無骨ではあってもそれなりに男前かと思ってました。だってこいつこんな顔してるくせに、数年後にはさあ……まあ、実際に動いてしゃべると、また印象が変わるのかもしれませんが。あと、よく見たら、ちゃんと肩から鎖ぶら下げてるよ。もっと太いのイメージしてたけど、それでもキャラデザにちゃんと盛り込んだアニメスタッフ偉い。
ルーシャンに中書令(サトライプ)の地位をさっさか譲って身内に引き入れたのも、展開が早くて良かったかと思います。

……ただ、ナルサスが「弁当も持たずにやってくる」と皮肉を言うのが削られてたのは、残念だったかなあ(しょぼん)

そしてこの期に及んでもまだアルスラーンに王位を継ぐ覚悟が定まっておらず、ナルサスもまたあまり本人には強く発破をかけないのに、ちょっと苛つきつつ違和感を覚えたりとかしてたんですが。
あ、でも原作で殿下が覚悟を決めたのも、王妃と会話してからだったか??
そこで懸念だった、オリジナル展開のエトワールとの会話を持ってくるとは!!

これは良い。

ただただナルサスの革新的な教育を受け、ある種の洗脳を受けていたとも取れかねない、原作小説。
しかしこのアニメ版では、ナルサスは基本方針は示すものの、本当に大事な最後の意志決定は、殿下自身に委ねてるんですよね。そしてアルスラーンは、エトワールやナルサスや、その他のさまざまな人達から聞いた話を噛み砕き、イアルダボート教の聖典も読み、それらを己の糧として、様々な選択肢の中から自分の意志で目的を決め、正統な血筋でなくとも王として立つことを選び出す。

「国と民の為を考えての行動に、出自など関係ない。それはとても尊いことだ」

アルスラーンの背中を最後に押した、この言葉を口にしたのが、師たるナルサスでも忠臣たるダリューンでもなく、同年代のルシタニア兵であるエトワールだという事実が、なんとも皮肉かつ、気が利いてるではありませんか。

……そしてこの三度目の(一方的な)出会いを経て、アルスラーンと同時にエトワールもまた、この世には自分達とは異なる価値観もあるのだと、自分の生きてきた環境や制度が全てではないのだと ―― まだ理解しきれてはいないでしょうが ―― 知った訳で。
その上で二人が迎える聖マヌエル城の戦いが、はたしてどのようなものになるのか。
これは期待が高まります。
ただ、アルスラーンは聖典をちゃんとしまってるのに、エトワールの回想場面では一度目の出会いのことしか出てこないのが、ちょっと引っかかったりもするんだよなあ。オリジナル展開なら、整合性は大事にしようよ?>アニメスタッフ


たった一晩にして、ちょっと頼りなげな旗印から、凛々しい男の子に変貌したアルスラーンが格好良かったです。もう姫殿下なんて言わせないZE★

自らの考えで決断を下し、王となる意志を表明したアルスラーンを見守る軍師の、あの慈愛の笑みときたら、もうvv そして真っ先にひざまずく、めっちゃ嬉しそうな黒騎士が(笑)


あと細かいエピソードとしては、ザラーヴァントとジャスワントのいさかいをやってくれたのが、個人的にはすっごく嬉しかったです。よくやったアニメスタッフvv
正式な侍衛士となり、殿下の部屋の前で武器抱えて座り込んでるジャスワント〜〜(喜)
黒犬呼ばわりされて、ブチ切れちゃうところが可愛いんだよなあ。ここでパルス語が母国語じゃないから、とっさに口では言い返せなくって、それで真っ赤になって歯噛みしてるとか、どんだけvv

さらにストーリーは関係ないけど、戦場跡からザーブル城へと煽っていくカメラワークも格好良く。
ペシャワールの周りで農作業してる場面とかエトワールと語り合ってる時の夜空とかも綺麗だったし、このアニメは本当に映像が美しいなあ(うっとり)


でもって。
次回予告は、ギーヴとイスファーンのあれですね!!(わっくわっく)
角川映画では、無駄に華麗に城の窓から飛び降りてましたけど、予告編では野外になってるなあ……
そして今回のアニメだとほとんど蛇王について語られてきていないので、楽士は果たしてデマヴァント山に赴くのか否か。この段階で、ヒルメスがデマヴァント山に行きそうな気配も感じられないし……あれ? ここらへんの時系列、どうなってたんだっけ??
アンドラゴラさんがああなってこうなる時には*****たよなあ?

まあ、忘れてるなら忘れてるなりに、アニメ単体を楽しめばいっか(笑)
No.7040 (映像)



<< 2015年08月 >>
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :


 最新の記事
 あと五話ぐらいですっけ..

 リンク
 神崎へメール
 私立杜守図書館
 蔵書リスト

 

   

 ブログ内記事検索:
 
 AND OR  


Back to Home...

[管理用] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.41