よしなしことを、日々徒然に……
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 2015年08月22日の読書
2015年08月22日(Sat) 
本日の初読図書:
4063714586C.M.B.森羅博物館の事件目録(28) (講談社コミックス月刊マガジン)
加藤 元浩
講談社 2015-02-17

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幼い頃、キジムナーが悪い人を食べてしまうのを見たという記憶が枷となり、融通が効かない馬鹿正直を通してしまう結果、仕事でうまくやっていけない公認会計士の青年。盆休みに沖縄へ里帰りした彼が、昆虫採集に励む少年 森羅と知り合うことで、自身の記憶の真相へと近づいていく……「キジムナー」
住む人間がいなくなったため、行政代執行により解体されようとしていた空き家から、身元不明の不審者の遺体が発見される。たまたま近所の家に住む人物の元へと、刀剣コレクションの鑑定依頼で訪れていた森羅たちだったが、その依頼人が、彼のことは苗字しか知らないが知り合いだった、葬式を出したいと言い出して……「空き家」
民族紛争が続く、アフリカのジャンガ共和国。隣国の独裁者指導による一方的な虐殺が続く中、ジャンガ共和国はフリーの凄腕外交官を雇って、国連安保理に停戦決議の草案を提出する。しかし通常の方法では、一年経っても決議が通るかすら判らない。そこで外交官ジルが選んだのは、ジャンガ共和国に存在する遺跡を利用することだった。鑑定を依頼された森羅は、その壁画が途方もなく重要かつ危険な情報を秘めていることに気が付き、ジルに協力することを決めるのだが……「ホリデー」

三話目「ホリデー」は長めの前後編。
……戦争とか紛争とかが絡んでくる話は、正直読むのが辛いです(−ー;)
二話目の「空き家」は、いい感じにどんでん返しが入っていて、最後まで読み終わってからもう一回読むと、「ああ、ここはそういう意味で!」と納得いく部分など、一粒で二度美味しかったです。しかし最後の最後でピリリと効かせられるスパイスというか、単純にいい話で終わらずに、社会の暗部を匂わせる部分を深いと取るか、後味が微妙と取るかが好みの分かれどころかと。
そういう意味では、私は最初の「キジムナー」が一番好きでした。
寂しかった子供が、衝撃的だったあれこれをこね合わせて創り出した、自分にしか見えないバケモノ、キジムナー。大人になった青年は、過去の出来事を紐解いてゆくことで囚われていたトラウマから解き放たれ……そして己の歩む道を、今度こそ自分の意志で決める。
その時、恐れていたキジムナーの、本当の正体が見えてくる。
このほんわかとした読後感が癖になるのですよ。

……それにしても、七瀬さん、ついに国連安保理の会場にまで森羅に付き添って足を踏み入れてますが……一介の女子高生、なんですよね?
No.7039 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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