2015年06月13日の読書
2015年06月13日(Sat)
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本日の初読図書: 翠さんが洗面所で血まみれ男を幻視。やっぱり心霊現象か? より詳しい情報を収集するため真砂子を呼ぶ。 ブチ切れた広田さんが身分を明かし、ナルを殺人者呼ばわり。 広田さんが浴室で幻視体験。 サイコメトリ発動。浮かばれたはずのジーンの登場に麻衣が動揺。 ナルとぼーさんによる霊能力の定義についてレクチャー。 ジョンがやって来て、とりあえずお母さんの憑依霊を落とす。 ←イマココ
とりあえず、押さえておいて欲しかったポイントは、おおむね拾われていたと思います。 「見つかったのは腐乱して屍蝋化したミイラ同然の死体。解剖もできなかった!!」「……ナルの前でだけは死にたくない」の会話もあったし、リンさんがしれっと「なにか来たようなので、温度計を置いてみました」とか発言する場面もあった。そして広田さんが風呂場であれこれ見聞きして、どこからが幻覚だ……? と揺らぐエピソードからの、「今のが幻覚なら、今までのもそうじゃないか。つまり俺はそもそも正気じゃないんじゃないかと怖くなる」への流れはやはり、この話の重要な部分だと思うのですよ。 ……もっともシリーズ初期では綾子とか、けっこういい加減に見当違いの霊視を放言しまくってるけどね(苦笑)
……それにしても、こうしてマンガでいっきに読むと、ぼーさんの兄貴っぷりに惚れ惚れとしますな(笑) 誰かが悲鳴を上げたり不自然な物音をたてると、必ずすっ飛んでくるぼーさんマジ頼れる男。 ナルとも対等に討論できるし、揉めてればまあまあと仲裁に入る。あと原作にはなかった、地検と警察がどう違うかを判りやすく説明してくれたのもありがたかった。 期待していた「鬱陶しい前髪」からの「それ本人に言ったら馬鹿者だからな」「俺達にもな、いろいろあんだよ」もバッチリですvv ……そう言えばぼーさんが仕事にとりかかる前、後ろひとくくりから前髪を上げたハーフアップに結び直すシーンがあったんですよ。しゃべりながらのさりげない仕草だったんですが、もしかしてあれも「前髪が鬱陶しい」に繋がる伏線だったんでしょうか……?
若いとはいえ、SPRメンバーの中でただ二人の成人男子で、しかももう一人のリンさんがアレですからねえ。ぼーさんいなかったら、このチーム絶対、途中で依頼人と修復不可能なまでにトラブルぞ……(笑)
そして巻末に2015年初春に3巻刊行予定って書いてあるんですが、まだ出てませんよね。何か予定外のことでもあったのかな??
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No.6884
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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