よしなしことを、日々徒然に……
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 2015年05月04日の読書
2015年05月04日(Mon) 
本日の初読図書:
「傭兵団の料理番(小説家になろう)」〜十六、決着ともつ鍋・裏編
 http://ncode.syosetu.com/n3420cm/

子供の頃から料理好きで、和洋中の料理を研究したり、歴史を勉強して昔の料理を再現するのが趣味の青年、東朱里。ある日の仕事帰りに白い光に包まれて、気が付くと剣や槍や弓や矢で武装した中世のような世界の戦場に放り出されていた。
群雄割拠する、時は戦国。戦場では魔法と矢が飛び交い、槍と剣が打ち合うそこサブラユ大陸では、様々な勢力が野望をいだき、戦争に明け暮れているという。
孤児の身から、一国一城の主となることを夢見て幼なじみと共に傭兵団を立ち上げたガングレイブは、いきなり陣地に迷い込んできた奇妙な男に、気まぐれで料理をさせてみることにした。武装した人間に囲まれ命の危機にさらされながら、「お腹空いたんで、料理させてもらえませんか」とか言い出すとぼけた所を面白く思ったのだ。
旨い料理で膠着した戦場での士気が上がればよし。不味ければ腹いせに殺させれば、やはり士気を上げることができるだろう、と。
そうして青年 ―― シュリがわずかな材料から作り上げたシチューは、これまで食べたことがないほどに旨いものだった。
後に、大陸を平定した初代統一帝国皇帝ガングレイブ・デンジュ・アプラーダは、その著書にこう残している。
『大抵の兵は美女を抱き、金を手に入れることが目的だ。だが、それだけでは兵は動かない。結局、旨い飯こそが兵を、民を支え、国を形作るのだ。一日を生きた喜びと、明日を迎えられる感謝。それらを旨い飯で朝を始め、旨い飯で夜を終える。それこそが幸せではないのか。余は、それを彼に教えてもらった』
皇帝ガングレイブは、若き頃に出会い、共に戦場を駆け旨い飯を作ってくれた料理人を、常にその側へと仕えさせていたという。
皇帝と、その側近たる英雄達を陰で支えた料理人。
これは後世に“食王”として語り継がれるシュリ・アズマが、本人は全く気づかぬうちに様々な人々へと影響を与え、そしてそのことに無自覚なまま生き続けた、そんな物語である ――

半端でなく料理好きの青年が、異世界で泥臭い傭兵団に拾われて、そのあまりに劣悪な食事事情を見かねて腕をふるいまくり。ついでにあちこちの領主やら有力者やらも、料理の腕と勘違い気味のあれこれで落としつつ成り上がっていくお話。
すでに彼が日本に帰れないことは、第一話のラストで確定しているわけですが。そして主要キャラ全員が生き残って大成することも語られているわけですが。
それだけに逆に安心して読めます。
基本的にお話は、料理ごとに前後編あるいは3〜5話程度に分かれており、それぞれで視点が異なります。
シュリ視点だとかなりほんわかゆるゆるなお料理パート。しかし同じ場面を別のキャラが別の立場で見ると、深読みしまくったり、なんてことない行動から天啓を受けたりして、いろいろとんでもないことになっています(笑)
特に傭兵団のトップと幹部クラス五名が、シュリの言葉にヒントを見出して編み出すあれこれがすごすぎるvv
個人的にはテグさんの一途っぷりを楽しく眺めつつ、第二章で登場した看守さんの今後がどうなってくるかも着目のしどころです。
……ただ個人的に男装の彼女は、あんまりヒロインにはなって欲しくないかなあ。仲間としてシュリの部下になってくれるなら、それはそれで面白そうですけど、そうなると今度は看守さんが板挟みになりそうだし……ううむ……
No.6808 (読書)


 振り返ればヤツがいる
2015年05月04日(Mon) 
風呂に入ろうと、半分服を脱ぎかけた段階で存在に気が付くと、逃げるに逃げられないこの恐怖(−ー;)



うわぁん、助けて諸口さん〜〜・゜・(ノД`)・゜・

■モロクっちさんはTwitterを使っています
 https://twitter.com/m_molockchi/status/594509616781787138

しょうがないので遠距離からタオルぶん回して、視界に入らない位置(たぶん洗濯機の後ろらへん)に移動させた状態にしましたが……風呂上がりに脱衣場への扉を開くときのドキドキ感。あたりへ注意を払いまくりながら、最低限の服だけ着て逃げ出しました。
ああ、これから数日は、視界のどこかにヤツが居るんじゃないかと、あちこちに目を配りながらの生活になるんや……( T _ T )

風呂の隣にあるトイレで遭遇した時なんかは、さらに逃げ出せなくて大変なことになるんですよね……ちなみに諸口さんいわく、お尻から出てる糸を引っ張って屋外へ放り出すのがベストとのことでしたが、恐る恐るあたりを手探してみても、糸らしきものは手に触れませんでした(しょぼん)

信じられるか……こいつはな、こいつは黒いGを走って捕まえられるぐらい、動作が機敏なんだぜ……?
Gが相手ならまだ、私は上からコップ被せて、下から厚紙差し込んで持ち上げ、窓から捨てるぐらいなんとかできるんだ。でもこいつは……こいつとトンボだけは……っっっ
No.6809 (日常)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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