見慣れないエラーは怖い
2015年03月12日(Thr)
|
|
|
昨夜そろそろ作業を終えようとしていたら、Windows Update を完了させるため再起動してくださいのメッセージが出たので、パソコン本体を再起動したのですよ。そしたら、やけに時間がかかる。挙句の果てに、いきなりブルースクリーンに「 if this is the first time you have seen this stop error screen,〜〜」とか言う英語のメッセージが出て止まってしまい、しばし途方に暮れる羽目に。 幸い手元にスマホがあったので検索してみたら、こちらを発見。
■if this is the first time you have seen this stop error screen、... - Yahoo!知恵袋 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1321241603
えーと……とりあえず、画面が繰り返し現れるかどうかを確認するために、無理矢理にでも一度電源を切るしかないという解釈でいいのかな、と。 恐る恐る電源ボタンを長押ししてみたら、十秒ぐらいでどうにか落ちてくれました。 その後もう一度電源を入れたら、前回異常終了したのでセーフモードで起動するかと聞いてきたので、通常起動を選択。 なんか二度ぐらい「Windowsを構成しています」とか出たり画面が黒くなったりを繰り返しましたが、なんとか立ち上がってくれました(ため息)
……しかし今度は何故か、無線LANに繋がらない(−ー;) 「使用可能な接続はありません」と出て、何度本体を再起動しても、無線LANをON・OFFしても変わりません。 最終的に、「ネットワークと共有センターを開く」から「新しい接続またはネットワークのセットアップ」→「ワイヤレス接続」を選択したら、なんかトラブルシューティングみたいなのが走って、再び繋がるようになりました。
……いったい何だったんだろう、あれは……? 心臓に悪いですよ、ほんとにもう……つい先日、次兄のPC(私のと同型)がやはり Windows Update 直後に「スタートアップ修復」とやらが出るようになって、しかも「回復できませんでした」とか出ていつまでも終わらなくなったことがありまして。その時はシステムの復元を試しても治らなかったので、結局購入店まで持ち込む事になって、てんやわんや。 それを思い出して、本当に肝が冷えました。
とりあえずハードディスクに破損があったらと怖いので、エラーチェックをかけた上で、久しぶりにいろいろと外付けHDDにバックアップ取りました。バックアップは大事ですよ本当に(しみじみ)
あとは、最近寒さに負けてノートパソコンをあちこちの部屋に移動させて作業する母のため、母のマシンにも無線LAN設定をしたりとか。
|
No.6657
(電脳)
|
|
|
|
2015年03月12日の読書
2015年03月12日(Thr)
|
|
|
本日の初読図書: 世界は穢れに脅かされていた。淀みや人の悪意といった暗いものが形をとり、不浄をもたらす毒となる。それは汚れや黴を生みだし、放置しておけば毒で周囲を汚染する。さらに魔獣が現れれば、よりひどい穢れがまき散らされた。強力な腐敗性を持つ毒が土壌や水を腐らせ、あらゆる生き物を死に至らしめる。 それらの災厄に対抗できる能力を持つ者達を、人々は聖水師や御守師と呼んだ。彼らは穢れから身を守る御守や、穢れを浄化する聖水をもって人々を守ることができた。そしてそんな術師の中でも、あらゆる術に通じ、圧倒的な力を持つ魔術師は、国を繁栄させる大切な宝として、各国で重用される存在であった。 ボルレゴ大陸の中央に位置する大国バレットは、強大な力を持つ大魔術師ユハによって守られている。五百年前、国全体を守護する「護りの塔」を建造した彼のおかげで、当時領土であった旧都市にはいっさい穢れが侵入してこない。しかし五百年の間に戦争が繰り返された結果、領地は広がり、新たに組み込まれた地域では穢れによる災厄が幾度も起きていた。 「護りの塔」を新たに建てる力を持つのは、ユハただ一人。しかし不老長寿の術によって今も生き続ける彼はひどい人嫌いで、一人塔の地下深くに篭もり続け、誰の言葉にも耳を貸そうとしない。無数の蝙蝠と黴を飼い、髑髏や腐った生首に囲まれて過ごす彼の恐ろしさに、警護を命じられた騎士達は次々と正気を失い、三日もせぬうちに使いものにならなくなってしまうという。 女だてらに騎士学校に通う少女ビビアナは、魔術師の守護を任務とする白騎士隊から急遽引き抜きを受けた。命じられたのは、かの魔術師ユハの警護兼従僕と、地下から出て各地の穢れを祓うよう彼を説得すること。 負けず嫌いで熱血漢。人一倍、立派な騎士となることを志すビビアナは、特別任務に胸を躍らせながらユハの元へと赴く。 そんな彼女を出迎えたのは、真っ暗な地下室で白銀の炎に包まれた、みずみずしい眼球をもつ髑髏で。目深にフードを被った人物は、その髑髏に手をかざし、低い声で呟いていた。 「絶望をここへ、腐敗をここへ、疫病をここへ。穢れの災厄をここへ ―― 」 穢れを呼び込むかのような恐ろしい儀式に怖じ気づきつつも、ビビアナはなんとかユハのそばで働くことを認めてもらう。すると最初に彼が命じてきたのは、蝙蝠を三十匹捕らえて解体し、血液を瓶に詰めて666回振り、骨は細かく砕いて粉末に、皮と肉と内臓はすり鉢で潰すことで……
恐怖の魔王のように語られているけれど、実は超絶美形で優しくて純粋かつ繊細な魔術師様と、熱血で一本気で「教官殺し」の異名を持つ暴れ馬な少女騎士の、ちょっとズレた天然同士のラブコメディ(?) いや、ラブ……まで行ってるかどうかは、ちょっと微妙かな。むしろ本人達は主従愛だと思ってるかもしれない。でも無自覚ノロケによる周囲の被害はかなり甚大(笑) とにかくコメディパートが楽しいです。大真面目に作られた御守り「あったか腐乱妖精」とか「火を噴く生首」とか、何故にその材料がそうなって、さらにそこからそれを作るvv かと思えばシリアス部分はとことんシリアス。その配分が程よくて楽しめました。
誤解を受けやすいけれど、話を聞いてみれば誰よりも国を愛しているように見えるユハが、何故頑なに外に出ようとしないのか。バレット国には穢れなど存在しないと言い切るのか、そのあたりは割と早めに察することができます。 でもなー……これは歴代の王と騎士達が悪いよ。特に三代目国王。 ネットすらない環境で、壮絶な過去を持つが故に人間不信 ―― というか対人恐怖症の引きこもり歴三百年に、ちゃんと情報を伝えてこなかったのがすべての間違いな訳で。事情を把握したユハが落ち込んでるのが、気の毒でならんかったです。 情報の伝達って、大切だけど、意外なところですこんと抜けるんだよなあ。いやマジで……(遠い目)
あふれる気合が空回り気味な熱血体育会系少女ビビアナは、最初の頃ちょっとイタかったですが、ユハの萎縮した心にはあれぐらいの勢いが必要だったのかと思うと、まあだんだん可愛く見えてきました。 彼女も彼女で、いろいろと苦労してきたようですし。 しかしビビアナが普通の人間でユハが不老長寿となると、今後どうなって行くかが気になりますね……ユハが少しずつビビアナ以外も受け入れて行くようになるのか、あるいはそろそろユハにも寿命が来るとか。 後者のほうが二人にとっては幸せだろうけど、そうすると国の今後が……やはり後進を育てるのが一番手っ取り早いのか。そもそも人一人に完全依存した国のあり方なんて、不自然ですしね。ここはビビアナがサポートしつつ、魔術師育成学校を開校だ! 特に「護りの塔」の建造方法及び管理運営を他人に伝授するところからいってみるってことでvv
……あとは、ちょっと批判的内容なので、記事を畳んでおきます。
|
No.6658
(読書)
|
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|