よしなしことを、日々徒然に……
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 2014年06月23日の読書
2014年06月23日(Mon) 
本日の初読図書:
「北の砦にて(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n9981by/

日本人女子だった前世の記憶を持ったまま、異世界に子狐として生まれ変わってしまったミルフィリア。
白銀の毛皮に包まれコロコロもふもふとしたまるで毛玉のような姿で、雪山で暮らしている。そんな彼女は母曰く雪の精霊であるらしい。まだ一歳と子供であるために、母親は詳しいことを教えてくれないし、人間の言葉を話すこともできないので、見た目まるっきり普通の狐と変わらない。
身体に引きずられたのか、毎日を雪と戯れて遊び暮らしていた彼女だったが、ある日母親から突然留守番を言いつけられる。なんでも母は人間の王から協力を要請されたのだという。隣国との揉め事が起きているそうで、幼い頃から見守っている気に入っている相手だけに死なせるのは惜しいのだと。
「ひと月ほどで戻るからの、それまでの辛抱じゃ」
そう言って母は吹雪の中に姿を消してしまった。
精霊の子供であるミルフィリアは、おなかが減ることもなく、何も食べなくても生きていける。おまけに雪の精霊だから、寒さに凍えることもない。だから一ヶ月ぐらい放置されていても、死ぬようなことはなにもない。
しかし寂しさに耐えかねた彼女は、翌日にはもう我慢ができなくなり、母を追って王都へと向かうことにした。
勢いだけで巣穴を飛び出したミルフィリア。短い足で精一杯歩みを進めようとするが、進める距離は微々たるもの。二週間を掛けてようやく山を降り、辿り着いたのは人間の住む街とその傍にある砦だった。
なんとかここで王都への道を訊けないものか ―― 言葉を話せないのに、どうやって質問するかという問題は残っているが。そう思って騎士団がいる砦へともぐり込んだミルフィリアは、気が付くと強面の隻眼の騎士に餌付けされていて……

かわいいは正義! もふもふは至福!!
と言った感じの、屈強な男達とちょっとおマヌケな子狐とのほのぼの交流物語。番外含めて完結済みです。
とにかく周囲が総保護者(笑)
気軽にさらっと読めるお話でした。
No.5947 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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