よしなしことを、日々徒然に……
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 SHERLOCK3 一話目 空の霊柩車
2014年05月25日(Sun) 
待った! 長かった!! ついにシーズン3の放送開始です。
おかえり、シャーロック。二年間も何してたんだ、コンチクショウvv

まずは冒頭でボッサボサの髪して拷問受けてる姿にびっくりしつつ、それでもマイクロフトの手によって割と早々に帰ってきたと思ったら、二年間ですっかり浦島太郎になっているあたり、自業自得と言えなくもないシャーロックに笑い。
私は今まで何度も「ジョンはシャーロックを殴って良い」と書いてきましたが、それでもあそこまでボコボコに殴られるとは思ってませんでした。唇が切れるのはいいけど、あのベネさんが鼻血まで出すとは(苦笑)
まあ、シャーロックがあまりにも空気読めてないのが原因ではあるんですが。
(カウンセラーのお世話になり、ハドソンさんとも関係を断つほど追い詰められていたジョンへの再会に、マジックで描いたチョビひげ似非ウェイターはないだろうよvv)

なんにしても、シャーロックがあそこまで「ジョンは自分を待っている」と信じきっているのはすごいことですよね。
シャーロックにとって『ジョン』という存在は、おそらく永遠に変わらない『不変の相棒』になっていたのではないでしょうか。そして自分がそう思っているから、ジョンも『そう』なのだと信じている。自分は二年経っても何も変わっていない、だからジョンも変わっていないだろうと、どこまでも純粋に考えている。
そして結局はモリーと一緒に捜査をしていても、ジョンの声を幻聴してしまい、またモリーにジョンと呼びかけてしまう。現実への切り替えというか対応ができていないその融通のきかなさ。
このあたり、シャーロックの高機能社会不適合者たる所以だなあと感じました。

逆にどこまでも健全に、今度こそ(恐らく必死で)立ち直っていたジョン。
あるいはシャーロックという存在との思い出があったからこそ、その大事な友人を失った痛手を、今度こそ自力で乗り越えられたのかもしれません。そうして恋人へのプロポーズという、これからの新しい人生への前向きな一歩を踏みだそう、新しいパートナーを得ようとした正にその日に、帰ってきたシャーロック。しかもチョビヒゲ付きvv
そりゃー、怒るわ……うん、やっぱりジョンは殴って良い。

「どうやって死を偽装したかなんてどうでもいいよ。何故かが知りたいんだ」

この台詞がジョンの思いを象徴しているのではないでしょうか。
トリックの真相よりも何よりも、彼は自分が蚊帳の外に置かれていたことが許せない。信じてもらえなかったことが悔しい、そういうことではないでしょうか。
(ちなみにジョンが最終的に真相を聞けたのかどうなのか、ナツミさんとチャットでお話していたのですが。もしかしたらシャーロックは十三個のプランをジョンに全部聞いて欲しく欲しくて、一生懸命イチから順番に話していこうとしているのに、ジョンがいつも途中で遮るから、いつまでも真相まで辿りつけないのではとか推察してみたり/苦笑)

そして生還の真相……いやあ、最初のバンジージャンプには思わずポカーン( ;゜Д゜)としてしまいました。
はい、初めは完全に騙されていた私です。モリーとキスしたあたりから、あれ……? とは思ったんですが。なんだよアンダーソン、お前の妄想かよ!!
アンダーソン達の珍推理はさらに加速し、うっかりCMで見てしまっていたジムとシャーロックが朗らかに笑っているシーンにつながります。え、ジムが生きてるってありえないだろ。マイクロフトと見間違えたか?? とCM見た時に思っていたら、まさかああ来るとは!(抱腹絶倒) もちろん三回ぐらい巻き戻しました(ドヤ顔)

アンダーソンのインタビューに対して答えた『真相』も、あれが正しいとははっきり明言されていませんよね。そもそも作中の時系列であのインタビューがいつにあたるのかが謎だし、いきなりシャーロックが消えたり、アンダーソンが錯乱したりと、かなり危うい描写になっています。
……アンダーソンは、この先どういう扱いになっていくのでしょうね……気になる。

そういえば、シャーロックの冤罪は、割とあっさり晴れてましたね。
まあ、どうやらもともとあの冤罪そのものが、マイクロフト兄さん達も承知の上での、ジムを泳がせた結果だったようなので、そういう意味ではすぐに消せる火事だったのかもしれませんが。

そしてマイクロフト兄さんといえば、今回は兄弟の会話が多く。さらに二人の両親まで登場していて驚きました(あれって、ベネさんの本当のご両親なんですってね!)。お母様はある意味で家族最強っぽい感じがしましたけど、割と普通の人達のようで。観劇(?)に付き合わされてるマイクロフトが、シャーロックに泣き言を言ってるのが無性におかしかったです。英国政府そのものと言われる男も、両親の相手は苦手なのかvv

そんなこんなで、今回は事件自体はあんまり盛り上がりが少なかったですかね。
とにかく、帰還してみたらすっかり周囲に置いて行かれていたシャーロックが、再びジョンの相棒として『シャーロック・ホームズ』の歩みを再開するまでを描いた一時間半でした。
事件よりも場面の切り替え効果とかが面白かったかな(乾杯したコーヒーカップ → ジョンの瞳にとか、歩いて行くシャーロックの後ろ姿 → 夜空の満月とか、それぞれ別々に行動しているシャーロックとジョンの仕事風景がちょっとお下品に繋がっていくところとか)
「モラン卿(大鼠)」によって「組織が地下でテロ( not 地下組織がテロ)」を起こす、場所は「スマトラ」というあたりは気が利いてましたが(※「スマトラの大鼠」は、原作で語られなかった事件のひとつです)……よもやモランもその爆弾を、意地っ張り二人組の喧嘩と仲直りついでに解除されるとは思わなかったろうなあ……

……っていうかあの場面でなお、またもジョンを騙くらかしたシャーロックは、もう……ヽ(´〜`)/
あの局面で、最後の最後にシャーロックを許してやったジョンは、本当に心が広いよ。シーズン1のラストでは本気で命がけのアイコンタクトしてたのに、今となっては台無しですよまったくvv やっぱりジョンは怒って良い(しみじみ)

それでも、そこで『シャーロック・ホームズ』を許容してやれるのが『ジョン・ワトソン』なんですよね。
原作でもワトソンという存在は、ホームズよりも精神年齢的にずっと大人で、日常生活では常に『子供』な彼を、許して受け入れてあげているのだと私は思っています。だからこそ彼は、事件捜査の際には先に立ってグイグイと引っ張っていくホームズさんと、対等の関係であり続けているのではないでしょうか。
けして彼は、ホームズの添え物などではない。ワトソンが存在してこそのシャーロック・ホームズなのだと。
……あるいは今作のシャーロックこそが、一番それを理解していたのかもしれません。
だからこそ彼は、戻っていの一番にジョンの元へ一緒に捜査をしようと飛んで行き、そして受け入れてもらえなかったことに戸惑い続けていたのでしょう。
でもそれは、ジョンが誰よりもシャーロックの事を思っていたからなんだよ? それだけ彼の『死』と、その真実を知らされなかったことに、深く傷ついたからなんだよ?
笑って喜んでくれたハドソンさんや、黙ってハグしてくれたレストレードよりも、ジョンの思いはずっと強くて深いんだからね!
その辺りをシャーロックにはよくよく、その出来のいいオツムに叩き込んでおいてほしいのでした。

……そしてシャーロックがレストレードのファーストネームをようやく覚えたことに、うっかり萌えている私がいたりとか。 見直したら、やっぱり覚えてませんでしたね。誰だよグラハムって、Gしかあってねえ(^ー^;;)
……さらに相変わらず安定の誘拐されっぷりな、ジョンに苦笑いしたりとかvv


あ、途中で展開がよく判らなかったので視聴後に調べてみたら、「語り継ぐべし、火薬、大逆、陰謀を( Remember, remember, the fifth of November. Gunpowder Treason and Plot )」っていうのが11月5日に繋がるのは、ガイ・フォークス・ナイトというイギリスの風習からなんですね。

■11/5はガイ・フォークス・デイ、ボンファイヤー・ナイト(Guy Fawkes Day/Bonfire Night)
 http://britannia.xii.jp/cinema/topic/0-guyfawkes.html

「1605年にガイ・フォークスが上院議場の下まで坑道を掘り、11月5日に爆破しようとしたが、寸前で発覚」という事件が元になっているそうで。二人が口ずさんだのはマザー・グースの一節。子供でも知っているぐらいに有名なお話だから、11月5日というキーワードから「地下に爆弾を仕掛けた」というところまで一気に推理が飛躍したのかあ。
ジョンが焼き殺されかけた時の大焚火も、ガイ・フォークス・ナイトの行事のひとつのようで。子供が「ねえ怒ってるよ、パパ。ガイ・フォークスが怒ってるよ」って言っていた意味が、ようやく分かりました。221Bの前で子どもたちが繰り返してた「ガイに1ペニー」や、メアリに来たメールの「ナイスガイ」も以下同文。
まさかそこらへんすら手掛かりのひとつだったとは。これイギリス人以外には判りにくい伏線ですよねえ。
……しかしシャーロックがマザー・グースを諳んじてたとは、ちょっと意外だvv 余計なものは覚えないって言ってたのに(笑)

あとは……そうそう、心配していたメアリの存在も、なかなか面白げなキャラで好感が持てる感じでした。頭の回転が早くって、シャーロックと同じくけっこうズケズケとモノを言うあたり、ジョンはやっぱり「そういうのがタイプなの」か?<ゲイじゃない BYジョン

ともあれ、ようやくライヘンバッハ・ヒーローで落ち込んだ気持ちが回復されて良かったです。
やっぱりどのシーズンも1話目は面白いですね。さて微妙な出来が多い二話目、今シーズンはいかに……?
No.5859 (映像)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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