よしなしことを、日々徒然に……
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 2014年03月30日の読書
2014年03月30日(Sun) 
本日の初読図書:
「辺境の老騎士(小説家になろう)」〜第7章第10話 悪夢の繰り手(後編)
 http://ncode.syosetu.com/n5011bc/
「老騎士外伝短編集(小説家になろう)」〜カムラー[大陸暦4287年2月1日]
 http://ncode.syosetu.com/n5208ca/
「恋心(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n7675bv/

先日からこつこつ読み続けていた「辺境の老騎士」、ようやく現段階での最新話、七章目のラストまでと外伝二話、番外編一作を読了しました。
やー……長かった……1章あたり文庫1冊前後として、およそ7冊。まあちょっと少なめに見積もっても6冊分になる計算ですからねえ。さすがに疲れた(苦笑)
今後の予定としては、4月頭に8章目の連載が開始され、7月半ばで終章を最後までUP、シリーズ完結という流れだそうです。いやあ、これはいい時に読み始めたかもvv

でもって。
当初の予想通り、無口な天然剣鬼のヴェン・ウリルがどんどん、どんどんナイスなキャラになっていって、もうvv ネタバレは避けたいので詳しくは言えませんが、彼がバルドを言葉少なに「おやじ殿」と呼ぶようになるのが、もうたまらんです。そしてそれに対するジュルチャガとジュールランの、「お兄ちゃんって呼べ!」、「お前は、私の弟分ということになるな」という、一見末っ子扱いしてかわいがっているようで、その実は「自分のほうがもっとバルドに近いんだぞ!」という子供っぽい嫉妬合戦が可愛いったら(笑)

可愛くなっていくといえば、序章での敵役カルドス・コエンデラの庶子、暴風将軍ジョグ・ウォードがまた、こんなに面白いやつに成長していくとは思いもせず。てっきり底知れぬ狂気に満ちた、救いようのない仇敵となるのだとばかり思っていたら、バルドとの戦いを経てすっかり漂白されたというか。相変わらず善人ではありませんが、それでもバルドを「じじい」と呼んで、ここぞというところでは駆けつけてくれるあたり、カーズと良い感じに対を成していたりとか。

他にも、てっきり一回ゲストキャラだと思っていた彼や彼女らが、話が進むにつれて再登場しては重要な役割を担っていくので、どのキャラクターもおろそかには読み飛ばせません。
最初は老いさらばえた、あちこちにガタの来た引退間近の五十八歳だったバルドも、どんどん活力を取り戻していき、中央諸国の戦乱に関わったりとかして、生き生きとしています。七章終了時点で、既に六十七歳。物語が始まってから九年もの年月が過ぎていますけれど、まだまだ元気元気。なぁにが、死に場所を求める旅よ(笑)
お話はどんどん「グルメ・エピック・ファンタジー」の「エピック(叙事詩)」に足を踏み込んでいきますが、それでも思い出したように美味しそうな料理が出てくるのは相変わらず★

久しぶりに登場するキャラクターも、そのつど「●●の時に出会った××家の**」という具合に説明が入るので、比較的混乱は少ないかと。
ああでも、かなりあちこちに移動しまくり、軍勢もそこここで戦闘を繰り広げたりするので、3章目と4章目の間にUPされている地図は必見です。なんならプリントアウトするか携帯端末に入れて、横に置きながら読まれることをお勧めしたく。

あと外伝二本と番外編「恋心」は、最低でも七章目、あるいは本編完結後に読まれたほうがいいかもしれません。「恋心」は特に読む人を選ぶかも……私は「彼女」の心の動きにいたく納得したというか、本編読んでいた時にはむしろ「うえぇえ!? 大穴すぎるだろう! てっきりバルド爺が本命だとばかり……」と思っていた口ですし、あれだけ魅力的な男たちがたくさんいるのだから、そりゃああれぐらい揺れ動きはするだろうと思うのですが。そこよりも冒頭でいきなり『彼』の結婚シーンから始まるのが、相当にショック。お相手が本編では未だにバックボーンがはっきりしていないだけに、『彼女』が『彼』にふさわしいのかが、今ひとつ判断できなくって……

バリバリのファンタジーで始まったこの物語は、押し詰まるにつれて意外な展開を見せます。
7章目がちょっとありがちなゲーム系RPGのテイストをなしていたのがちょっと引っかかりましたけれど、その背後に流れる『真の歴史』を考えると、これはこれで唸らせられたり。
いやはや、4月から開始の8章目以降を、リアルタイムで追っていくべきか、三ヶ月待って、ラストまで一気読みするべきか。悩みどころです。

……そして「初回特典SS」の文字と、これは紙書籍で持っておきたいという誘惑にかられて、うっかり値下がり前の新刊をポチってしまう自分がいたりとか(笑)

4047293652辺境の老騎士 1
支援BIS
KADOKAWA/エンターブレイン 2014-03-14

by G-Tools

表紙イラストがかなり独特な雰囲気のこの装丁、果たして中身の挿絵はどんな絵柄なのかなあ(ワクワク)
No.5716 (読書)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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